JP6836396B2 - 投薬容器用ノズル及び投薬容器 - Google Patents

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本発明は、投薬容器用ノズル及び投薬容器に関する。
嚥下障害等により口から栄養が取れない患者の場合、経鼻胃管、胃瘻、腸瘻等の経管栄養補給法が行われている。このような経管栄養補給法では、ボトルやバッグ(以下、「投薬容器」という)に栄養剤を入れ、チューブを介して胃や腸に注入する。投薬容器には、排出部にノズルが設けられ、該ノズルにチューブが接続される。
従来、投薬容器用ノズルの構造として種々提案されている。例えば、特許文献1には、容器のノズルに隔壁が設けられ、先端に接続針が設けられたカテーテルをノズルにねじ込む過程で、接続針が隔壁を破断するカテーテル接続構造が記載されている。
また、特許文献2には、投薬容器に収容部とノズルからなる排出部とを備え、収容部と排出部との境界部分を閉塞する閉塞部をさらに備え、収容部に医薬品と液体を収容して、医薬品を崩壊、懸濁させて、収容部に力を加えて閉塞部を開き、収容部内の医薬品と液体の混合物を排出部のノズルを経てチューブに流出することができる投薬容器が記載されている。
特開2002−210023号公報 特許第5873483号明細書
特許文献1の隔壁を有する投薬容器では、破断されて遊離する隔壁が流出口を塞いで内容物の流出を妨げる恐れがあった。また、特許文献2の閉塞部を有する投薬容器では、収容部に閉塞部が開くだけの外力を加えなければならないため、労力が大きいうえ、力加減や押さえ方のコツを要するうえ、閉塞部を完全に開くことが難しい等の問題があった。
本発明は、斯かる従来の問題点に鑑みてなされたもので、容易に開くことができて、円滑に内容物を流出することができる投薬容器用ノズル及び投薬容器を提供することを課題とする。
前記課題を解決するための手段として、本発明の投薬容器用ノズルは、
入口部と排出部とを有する投薬容器の前記排出部に取り付けられる投薬容器用ノズルにおいて、
前記排出部に取り付けられる基部から前記投薬容器の外方に突出する突出部まで貫通し、前記投薬容器の内部と連通する貫通孔を有するノズル本体と、
前記ノズル本体の貫通孔にスライド可能に挿入される軸部を有し、前記軸部の先端が前記ノズル本体の前記突出部から外部に突出し、前記軸部の基端に前記ノズル本体の基部に接離可能な弁部を有するスライド弁と、を備え
前記スライド弁の前記弁部と前記ノズル本体の基部との間から、前記スライド弁の前記軸部の内部を通る流路が形成されているものである。
スライド弁の弁部がノズル本体の基部に接触して閉じた状態で、投薬容器に医薬品と液体を収容し、ノズル本体の突出部にチューブの接続部を接続する際に、ノズル本体から突出するスライド弁の軸部を押して、スライド弁の弁部をノズル本体の基部から離間させて開くと、投薬容器内の医薬品と液体の混合物がスライド弁の弁部とノズル本体の基部との間からスライド弁の軸部に沿って流出し、チューブを介して、胃や腸に注入される。
前記スライド弁の弁部と前記ノズル本体の基部との間にシール部が形成されていることが好ましい。
また、前記シール部は、前記スライド弁の前記弁部の外周面と、前記ノズル本体の前記基部の端面に形成された環状突部の内面とで形成されていることが好ましい。
前記課題を解決するための手段として、本発明の投薬容器用ノズルは、
入口部と排出部とを有する投薬容器の前記排出部に取り付けられる投薬容器用ノズルにおいて、
前記排出部に取り付けられる基部から前記投薬容器の外方に突出する突出部まで貫通し、前記投薬容器の内部と連通する貫通孔を有するノズル本体と、
前記ノズル本体の貫通孔にスライド可能に挿入される軸部を有し、前記軸部の先端が前記ノズル本体の前記突出部から外部に突出し、前記軸部の基端に前記ノズル本体の基部に接離可能な弁部を有するスライド弁と、を備え、
前記スライド弁の弁部と前記ノズル本体の基部との間にシール部が形成され、
前記シール部は、前記スライド弁の前記弁部の外周面と、前記ノズル本体の前記基部の端面に形成された環状突部の内面とで形成されているものである。
前記スライド弁の前記弁部と前記ノズル本体の基部との間から、前記ノズル本体の内面と前記スライド弁の前記軸部の外面との間を通る流路が形成されていることが好ましい。
前記ノズル本体の先端部にチューブのコネクタを接続したときに、前記コネクタの内面のストッパ部に前記スライド弁の前記軸部が当接して前記弁部が開放されることが好ましい。
また、本発明の投薬容器は、入口部と排出部とを有し、前記排出部に前記ノズルが取り付けられているものである。
本発明によれば、ノズル本体から突出するスライド弁の軸部を押すだけの簡単な動作で、スライド弁の弁部をノズル本体の基部から離間させて開くことができ、投薬容器内の医薬品と液体の混合物をスライド弁の弁部とノズル本体の基部との間からスライド弁の軸部に沿って円滑に流出することができるという効果を有する。
本発明のノズルが取り付けられた投薬容器の斜視図。 本発明の第1実施形態に係るノズルの分解斜視図。 図2のノズルの軸部の先端を押した状態を示すノズルの斜視図。 図3のノズルのスライド弁開時(a)及びスライド弁閉時(b)を示す一部破断拡大図。 本発明のノズルが取り付けられた投薬容器により医薬品の懸濁中(a)及びコネクタ接続の状況(b)を示す側面図。 本発明のノズルのスライド弁閉時(a)及びスライド弁開時(b)の動作を示す拡大図。 本発明の第2実施形態に係るノズルの分解斜視図。 図7のノズルの軸部の先端を押した状態を示すノズルの斜視図。 本発明の第3実施形態に係るノズルの分解正面図。 シール部の変形例を示すノズルの一部破断拡大図。
以下、本発明の実施形態を添付図面に従って説明する。
図1は、本発明の第1実施形態のノズル10が取り付けられた投薬容器1を示す。投薬容器1は、無色透明、半透明又は有色透明でポリエチレン等の軟質の合成樹脂で形成されている。投薬容器1は、矩形の2枚のシート2a、2bを重ね合わせ、両側の縁部3を互いに接着するとともに、底の縁部4の中央の排出部5にノズル10を挟み、該底の縁部4を接着することにより、内部に医薬品と液体を収容する収容部6が形成されている。シート2aの上縁部7はシート2bの上縁部7より下方に設けられて入口部8となっている。入口部8の内側は溝と突条からなる周知のチャックテープ9が設けられ、収容部6を開閉可能にしている。収容部6の底はノズル10に向かって傾斜している。投薬容器1の底縁部4の両側には吊り孔4a、上縁部7の中央には吊り孔7aが形成されている。
図2は、第1実施形態のノズル10を示し、このノズル10は、ノズル本体11と、スライド弁12とから構成されている。ノズル本体11及びスライド弁12は、共にポリエチレン等の合成樹脂で形成されている。
ノズル本体11は、投薬容器1の排出部5に取り付けられる基部13と、投薬容器1の外方に突出する突出部14とを有している。ノズル本体11には、基部13から突出部14まで貫通する貫通孔15が形成されている。実施例では、ノズル本体11の全長は50mm、基部13の長さは10mm、貫通孔15の内径は4.5mmであるが、これには限定されない。
ノズル本体11の基部13は、横断面が菱形で、対向する鈍角の角部が円弧で形成されている。基部13は、図3に示すように、投薬容器1の収容部6に臨む内端面16を有している。基部13の内端面16には、貫通孔15と同心の環状突部17が形成されている。環状突部17は、図4に示すように、基端から先端に向かって径が大きくなるように傾斜し、先端には内側に向かって突出する係止部18が形成されている。
ノズル本体11の突出部14は、外方に向かって先細りに形成され、図5に示すように、経鼻胃管、又は胃瘻や腸瘻のカテーテルに接続されたチューブ(以下、単に「チューブ)という)26のコネクタ27を差し込んで装着できる形状になっている。
図2に戻ると、スライド弁12は、軸部19と、該軸部19の基端に設けられた弁部20とを有している。軸部19は、ノズル本体11の貫通孔15にスライド可能に挿入されている。軸部19は、円筒形で、ノズル本体11よりも長い長さを有する。このため、軸部19をノズル本体11の貫通孔15に挿入し、弁部20をノズル本体11の基部13の内端面16に当接したときに、軸部19の先端がノズル本体11の突出部14の先端から突出するようになっている。軸部19の先端には、図4に示すように、軸部19が上方に抜け出ないように、外周突部21を形成してもよい。この場合、スライド弁12の軸部19をノズル本体11の貫通孔15に挿入するときに、外周突部21が邪魔にならないように、軸部19の先端に複数のスリット21aを形成することが好ましい。実施例では、軸部19は、長さ65mm、外径4mm、内径3mmで、ノズル本体11からの突出寸法は15mmであるが、これには限定されない。
軸部19の基端側には、2つの流入口22が対向する位置に形成されている。2つの流入口22は、それぞれ長円形状で、軸部19の内部の横断面積以上の開口面積を有する。2つの流入口22の弁部20からの位置は、軸部19をノズル本体11の貫通孔15に挿入し、弁部20をノズル本体11の基部13の内端面16に当接したときに、ノズル本体11の基部13内に潜伏し、ノズル本体11の突出部14から突出する軸部19を投薬容器1の収容部6側に押し込んだときに、ノズル本体11の基部13から露出するような位置に形成されている。
スライド弁12の弁部20は、円形で、軸部19の基端に軸部19と同心に一体に形成されている。実施例では、弁部20の外径は11mm、厚さ2mmであるが、これには限定されない。弁部20の下面は、ノズル本体11の基部13の内端面16と接触し、離間するように形成されている。弁部20の外周面20aは、図4に示すように、軸部19に向かって先細りになるように傾斜し、ノズル本体11の環状突部17の内面に密着するように形成されている。
弁部20の外周面20aと、ノズル本体11の基部13の環状突部17は、投薬容器1の収容部6から、ノズル本体11の基部13の内端面16とスライド弁12の弁部20との間を通って、流入口22、軸部19の内部を経て外部に至る流路をシールするシール部23を構成している。シール部23は、環状突部17の上端に形成された係止部18が弁部20の外周縁に係止することでシール状態に維持している。
次に、前記構成のノズル10を備えた投薬容器1を使用して簡易懸濁法により投薬を行う場合における特にノズル10の作用を説明する。
投薬容器1の排出部5のノズル10のスライド弁12が閉じ、ノズル本体11の係止部18がスライド弁12の弁部20に係止していることを確認してから、投薬容器1のチャックテープ9を開き、入口部8を広げて、患者の投薬に必要なカプセル剤や錠剤等の医薬品と、常温の水または55℃の温湯を入れて、チャックテープ9を閉じる。この状態で、投薬容器1を所定時間放置し、医薬品を崩壊、懸濁させる。必要に応じて、投薬容器1を振ったり、外側から外力を加えて医薬品を崩壊させてもよい。ノズル10は、スライド弁12が閉じており、シール部23でシールされているので、投薬容器1の収容部6内の医薬品と温湯の懸濁液が外部に漏れることはない。懸濁中は、図5(a)に示すように、ノズル10を上にして、投薬容器1をノズル10側の吊り孔4aをスタンド24のフック25に掛けて吊るしてもよい。常温の水で懸濁した場合は、人の体温近くまで加温してもよい。
投薬容器1内の医薬品と温湯の懸濁液が体温に近い温度になると、図5(b)に示すように、投薬容器1のノズル10にチューブ26のコネクタ27を接続する。このとき、図6(a)中2点鎖線で示すように、コネクタ27の先端や内面にノズル10のスライド弁12の軸部19の先端を当てて軸部19を押し込み、コネクタ27をノズル本体11の突出部14に嵌合する。スライド弁12の軸部19を手動で押し込まなくても、コネクタ27をノズル本体11の突出部14に嵌合すると、コネクタ27のストッパ部28にスライド弁12の軸部19の先端が当接して押し込まれる。
スライド弁12の軸部19が押し込まれることにより、図6(b)に示すように、スライド弁12の弁部20が、ノズル本体11の係止部18から外れてシール状態が解除され、スライド弁12の弁部20がノズル本体11の基部13の内端面16から離間して、スライド弁12が開き、スライド弁12の軸部19の流入口22が投薬容器1の収容部6の内側に露出する。
これにより、スライド弁12の弁部20と、ノズル本体11の基部13の内端面16との間から、スライド弁12の軸部19の2つの流入口22を経て、軸部19の内部に流路が形成され、この流路を通って投薬容器1の収容部6の懸濁液がチューブ26を介して患者の胃や腸に投与される。スライド弁12の軸部19の先端は、チューブ26のコネクタ27の内面に形成されたストッパ部28に当接するので、懸濁液の流動中にスライド弁12が戻ることはない。
懸濁液の投与が終わると、チューブ26のコネクタ27を外し、ノズル10のスライド弁12の軸部19を引き戻し、弁部20の外周縁をノズル本体11の係止部18に係止する。これにより、スライド弁12が閉じるので、収容部6に付着又は残留している懸濁液を外部に漏らさずに投薬容器1を廃棄することができる。なお、スライド弁12を閉じずに投薬容器1を廃棄してもよい。
図7は、本発明の第2実施形態のノズル30を示す。このノズル30は、スライド弁12の軸部31の形状を除いて第1実施形態のノズルと実質的に同一であるため、同一符号を附して説明を省略する。
第2実施形態のノズル30のスライド弁12の軸部31は、横断面が十字形の棒状で、外面に長手方向に延伸する4つの溝32が形成されている。このため、図8に示すように、スライド弁12が開くと、スライド弁12の軸部31の溝32が投薬容器1の収容部6の内側に露出する。これにより、スライド弁12の弁部20と、ノズル本体11の基部13の内端面16との間から、スライド弁12の軸部31の溝32を通る流路が形成され、この流路を通って投薬容器1の収容部6の懸濁液がチューブ26を介して患者の胃や腸に投与される。
図9は、本発明の第3実施形態のノズル40を示す。このノズル40は、チューブ26のねじ型コネクタ41にねじ込みで取り付けられるものである。
ねじ型コネクタ41は、コネクタ本体42の端部に、内面に雌ねじ43が形成された接続部44を有し、コネクタ本体42の内面と接続部44の内面との間の段部45に環状壁46を有している。コネクタ本体42の内面には、図6のコネクタ27と同様に、ストッパ部28を有している。
第3実施形態のノズル40のノズル本体47は、真直な円筒状で、外面に雄ねじ48が形成されるとともに、先端に環状の嵌合部49が形成されている。ノズル本体47の雄ねじ48は、ねじ型コネクタ41の雌ねじ43に螺合するように形成されている。ノズル本体47の嵌合部49は、ねじ型コネクタ41の環状壁46の外面に嵌合するように形成されている。
ねじ型コネクタ41の接続部44の先端や内面にノズル40のスライド弁12の軸部19の先端を当てて軸部19を押し込み、ねじ型コネクタ41の接続部44をノズル本体47にねじ込む。スライド弁12の軸部19を手動で押し込む代わりに、ねじ型コネクタ41の接続部44をノズル本体47にねじ込むと、ねじ型コネクタ41のストッパ部28にスライド弁12の軸部19が当接して押し込まれる。
スライド弁12の軸部19が押し込まれることにより、第1実施形態のノズル10と同様に、スライド弁12の弁部20と、ノズル本体47の係止部18との係止状態が解除され、スライド弁12の弁部20がノズル本体47の基部13の内端面16から離間して、スライド弁12が開き、スライド弁12の軸部19の流入口22が投薬容器1の収容部6の内側に露出する。これにより、スライド弁12の弁部20と、ノズル本体47の基部13の内端面16との間から、スライド弁12の軸部19の2つの流入口22を経て、軸部19の内部に流路が形成され、この流路を通って投薬容器1の収容部6の懸濁液がチューブ26を介して患者の胃や腸に投与される。ノズル40のスライド弁12の軸部19の先端は、ねじ型コネクタ41の内面に形成されたストッパ部28に当接するので、懸濁液の流動中にスライド弁12が戻ることはない。
本発明は以上の実施形態に限らず、特許請求の範囲に記載した発明の範囲内で種々変更することができる。
例えば、図10のノズル50に示すように、ノズル本体11の基部13の内端面16に環状溝51を形成し、スライド弁12の弁部20に環状溝51と嵌合する環状突部52を設けて、環状溝51と環状突部52の嵌合によりシール部53を構成してもよい。
1…投薬容器
5…排出部
8…入口部
10…ノズル
11…ノズル本体
12…スライド弁
13…基部
14…突出部
15…貫通孔
17…環状突部
19…軸部
20…弁部
23…シール部
26…チューブ
27…コネクタ
28…ストッパ部
30…ノズル
40…ノズル
41…ねじ型コネクタ
50…ノズル



Claims (9)

  1. 入口部と排出部とを有する投薬容器の前記排出部に取り付けられる投薬容器用ノズルにおいて、
    前記排出部に取り付けられる基部から前記投薬容器の外方に突出する突出部まで貫通し、前記投薬容器の内部と連通する貫通孔を有するノズル本体と、
    前記ノズル本体の貫通孔にスライド可能に挿入される軸部を有し、前記軸部の先端が前記ノズル本体の前記突出部から外部に突出し、前記軸部の基端に前記ノズル本体の基部に接離可能な弁部を有するスライド弁と、を備え
    前記スライド弁の前記弁部と前記ノズル本体の基部との間から、前記スライド弁の前記軸部の内部を通る流路が形成されていることを特徴とする投薬容器用ノズル。
  2. 前記スライド弁の弁部と前記ノズル本体の基部との間にシール部が形成されていることを特徴とする請求項に記載の投薬容器用ノズル。
  3. 前記シール部は、前記スライド弁の前記弁部の外周面と、前記ノズル本体の前記基部の端面に形成された環状突部の内面とで形成されていることを特徴とする請求項に記載の投薬容器用ノズル。
  4. 前記シール部は、前記スライド弁の前記弁部に形成された環状突部と、前記ノズル本体の前記基部の端面に形成され、前記環状突部と嵌合する環状溝とで形成されていることを特徴とする請求項2に記載の投薬容器用ノズル。
  5. 入口部と排出部とを有する投薬容器の前記排出部に取り付けられる投薬容器用ノズルにおいて、
    前記排出部に取り付けられる基部から前記投薬容器の外方に突出する突出部まで貫通し、前記投薬容器の内部と連通する貫通孔を有するノズル本体と、
    前記ノズル本体の貫通孔にスライド可能に挿入される軸部を有し、前記軸部の先端が前記ノズル本体の前記突出部から外部に突出し、前記軸部の基端に前記ノズル本体の基部に接離可能な弁部を有するスライド弁と、を備え、
    前記スライド弁の弁部と前記ノズル本体の基部との間にシール部が形成され、
    前記シール部は、前記スライド弁の前記弁部の外周面と、前記ノズル本体の前記基部の端面に形成された環状突部の内面とで形成されていることを特徴とする投薬容器用ノズル。
  6. 入口部と排出部とを有する投薬容器の前記排出部に取り付けられる投薬容器用ノズルにおいて、
    前記排出部に取り付けられる基部から前記投薬容器の外方に突出する突出部まで貫通し、前記投薬容器の内部と連通する貫通孔を有するノズル本体と、
    前記ノズル本体の貫通孔にスライド可能に挿入される軸部を有し、前記軸部の先端が前記ノズル本体の前記突出部から外部に突出し、前記軸部の基端に前記ノズル本体の基部に接離可能な弁部を有するスライド弁と、を備え、
    前記スライド弁の弁部と前記ノズル本体の基部との間にシール部が形成され、
    前記シール部は、前記スライド弁の前記弁部に形成された環状突部と、前記ノズル本体の前記基部の端面に形成され、前記環状突部と嵌合する環状溝とで形成されていることを特徴とする投薬容器用ノズル。
  7. 前記スライド弁の前記弁部と前記ノズル本体の基部との間から、前記ノズル本体の内面と前記スライド弁の前記軸部の外面との間を通る流路が形成されていることを特徴とする請求項5又は6に記載の投薬容器用ノズル。
  8. 前記ノズル本体の先端部にチューブのコネクタを接続したときに、前記コネクタの内面のストッパ部に前記スライド弁の前記軸部が当接して前記弁部が開放されることを特徴とする請求項1からのいずれかに記載の投薬用ノズル。
  9. 入口部と排出部とを有し、前記排出部に請求項1からのいずれかに記載のノズルが取り付けられていることを特徴とする投薬容器。
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