JP6836122B2 - 半導体記憶装置、集積回路装置、及び、電子機器 - Google Patents

半導体記憶装置、集積回路装置、及び、電子機器 Download PDF

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Description

本発明は、差動増幅を行うセンスアンプを用いてデータを読み出す半導体記憶装置に関する。さらに、本発明は、そのような半導体記憶装置を備える集積回路装置及び電子機器等に関する。
一般に、半導体記憶装置のセンスアンプは、差動アンプで構成され、選択されたメモリーセルに流れる読み出し電流によって生成される電位と、リファレンス・メモリーセルに流れる参照電流によって生成される電位との差を増幅することにより、選択されたメモリーセルに記憶されているデータを読み出す。特に、近年においては、データ読み出し動作の高速化が求められている。
しかしながら、データ読み出し時に差動センスアンプの2つの入力端子に接続される負荷容量の値がアンバランスになると、差動センスアンプの入力レベルが不安定になり、データ読み出し特性が悪化して、データ読み出し速度も低下する。そこで、差動センスアンプの2つの入力端子に接続される負荷容量の値を均一化するための回路構成や制御方法が提案されている。
関連する技術として、特許文献1には、ダミー容量による面積の増加を抑制しつつ、センス回路の入力側の容量と参照側の容量とを正確に合わせることができる半導体集積回路装置が開示されている。この半導体集積回路装置は、第1メモリーセルの情報が伝達される配線群を含む第1カラムツリーと、第2メモリーセルの情報が伝達される配線群を含む第2カラムツリーと、入力側の電位と参照側の電位との差を増幅するセンス回路と、カラム切り替えゲートとを具備する。カラム切り替えゲートは、第1メモリーセルが選択されたときに、第1カラムツリーを入力側に結合させると共に第2カラムツリーを参照側に結合させ、第2メモリーセルが選択されたときに、第2カラムツリーを入力側に結合させると共に第1カラムツリーを参照側に結合させる。
特開2002−8386号公報(段落0096、0100、図1)
特許文献1においては、第1カラムゲートにおいて1つのゲートがオンすることにより、2つのビット線の内から選択された1つのビット線が1つのメインビット線に接続される。また、第2カラムゲートにおいて2つのゲートが同時にオンすることにより、選択された2つのメインビット線がセンス回路の入力側及び参照側に接続される。それにより、センス回路の2つの入力端子に接続される負荷容量が均一化される。ここで、「ビット線」及び「メインビット線」は、本願における「ローカルビット線」及び「グローバルビット線」に対応している。
このように、複数のローカルビット線に対応して1つのグローバルビット線が設けられる場合には、1つのグローバルビット線に選択的に接続可能なローカルビット線の数を増やして、半導体記憶装置に設けられるグローバルビット線の数を減少させることが考えられる。それにより、複数のグローバルビット線にローカルビット線を接続するために同時に駆動されるトランジスターの数を減少させて、消費電流を低減したり、ゲート容量の合計値を低下させて半導体記憶装置の動作を高速化したりすることが可能になる。
しかしながら、1つのグローバルビット線に選択的に接続可能なローカルビット線の数を増やすと、グローバルビット線とそれらのローカルビット線との間に発生する寄生容量の値がばらついてしまう。例えば、グローバルビット線から近いローカルビット線は、グローバルビット線から遠いローカルビット線よりも、グローバルビット線との間に大きな寄生容量を有することになる。その結果、どのローカルビット線がグローバルビット線に接続されるかによって、データ読み出し特性がばらついてしまう。
そこで、上記の点に鑑み、本発明の第1の目的は、選択されたメモリーセルがローカルビット線及びグローバルビット線を介して差動センスアンプの一方の入力端子に接続される半導体記憶装置において、1つのグローバルビット線に選択的に接続可能なローカルビット線の数を増やすと共に、差動センスアンプの2つの入力端子に接続される負荷容量の値を均一化して、データ読み出し動作を高速化及び安定化することである。また、本発明の第2の目的は、そのような半導体記憶装置を備える集積回路装置を提供することである。さらに、本発明の第3の目的は、そのような半導体記憶装置を備える電子機器等を提供することである。
以上の課題の少なくとも一部を解決するため、本発明の第1の観点に係る半導体記憶装置は、複数のメモリーセルがブロック毎に設けられた半導体記憶装置であって、各々のブロックにおいて複数の行及び複数の列に配置された複数のメモリーセルと、各々のブロックにおいて複数の行に配置されて複数のメモリーセルに接続された複数のワード線と、各々のブロックにおいて複数の列に配置されて複数のメモリーセルに接続された複数のローカルビット線と、列方向に連なる複数のブロックに共通して設けられ、複数のローカルビット線にそれぞれのスイッチ素子を介して接続された複数のグローバルビット線と、第1の入力端子と第2の入力端子との間の電位差を増幅するセンスアンプと、センスアンプの第2の入力端子に電気的に接続されるリファレンス・メモリーセルと、複数のメモリーセルの内のいずれかが選択されたときに、選択されたメモリーセルにローカルビット線を介して接続されたグローバルビット線をセンスアンプの第1の入力端子に接続すると共に、他のグローバルビット線をセンスアンプの第2の入力端子に接続する切換回路とを備え、複数のグローバルビット線の各々が、複数のサブグローバルビット線に分岐しており、各々のサブグローバルビット線が、列方向に連なる複数のブロックの各々において2つのローカルビット線にそれぞれのスイッチ素子を介して接続され、平面視で、各々のサブグローバルビット線の中心軸が、隣り合う2つのローカルビット線の間を通過する。
本発明の第1の観点によれば、複数のグローバルビット線の各々が、複数のサブグローバルビット線に分岐しており、各々のサブグローバルビット線が、列方向に連なる複数のブロックの各々において2つのローカルビット線にそれぞれのスイッチ素子を介して接続される。従って、各々のブロックにおいて1つのグローバルビット線に選択的に接続可能なローカルビット線の数を4以上に増やし、複数のグローバルビット線にローカルビット線を接続するために同時に駆動されるスイッチ素子の数を減少させて、消費電流を低減したり、スイッチ素子の制御端子の容量の合計値を低下させて半導体記憶装置の動作を高速化したりすることができる。
また、平面視で、各々のサブグローバルビット線の中心軸が、隣り合う2つのローカルビット線の間を通過するようにレイアウトを行うことにより、サブグローバルビット線とそれらのローカルビット線との間に発生する寄生容量の値が均一化される。従って、差動センスアンプの2つの入力端子に接続される負荷容量の値を均一化して、データ読み出し動作を高速化及び安定化することができる。その効果は、低電圧駆動かつ高速読み出しの半導体記憶装置において特に顕著である。
ここで、複数のサブグローバルビット線が、列方向に隣り合う2つのブロックの境界、及び、複数のブロックの列方向における端部の内の少なくとも一方において、互いに電気的に接続されていることが望ましい。また、複数のサブグローバルビット線の接続部が、平面視で複数のメモリーセルのトランジスターの不純物領域と重ならないことが望ましい。それにより、複数のメモリーセルの配線に影響を与えることなく、複数のサブグローバルビット線を互いに電気的に接続することができる。
さらに、複数のメモリーセルが設けられた領域の上層において、複数のワード線、複数のローカルビット線、及び、複数のサブグローバルビット線を除き、それら以外の配線が配置されていないことが望ましい。それにより、複数のメモリーセルに対する他の回路部分の配線からの誘導ノイズの影響を低減することができる。
あるいは、複数のサブグローバルビット線の間に、基準電源電位が印加される配線が配置されていても良い。それにより、複数のサブグローバルビット線が配置された配線層において空いている領域をシールドのために利用して、複数のメモリーセルに対する誘導ノイズの影響を低減することができる。
この半導体記憶装置において、複数のメモリーセルが、フラッシュメモリーのメモリーセルであっても良い。その場合には、この半導体記憶装置を、電気的にデータを書き換える必要がある用途に利用することができる。
以上において、複数のローカルビット線が配置された配線層において末端のローカルビット線の隣にダミーのローカルビット線が配置されており、又は、複数のサブグローバルビット線が配置された配線層において末端のサブグローバルビット線の隣にダミーのサブグローバルビット線が配置されていても良い。それにより、メモリーセルアレイの周辺領域において、配線層上に配置される層間絶縁膜を平坦化することができる。
また、複数のサブグローバルビット線が、平面視で複数のローカルビット線のいずれとも重ならないようにしても良い。それにより、サブグローバルビット線とローカルビット線との間に発生する寄生容量の値を低減して、差動センスアンプのデータ読み出し動作をさらに高速化及び安定化することができる。
あるいは、複数のサブグローバルビット線の各々が、平面視で2つのローカルビット線と対称的に重なるようにしても良い。それにより、メモリーセルアレイの面積増大を抑制しつつ、サブグローバルビット線の配線幅を大きくしてサブグローバルビット線の抵抗値を小さくすることができる。
また、本発明の第2の観点に係る半導体記憶装置は、第1の方向に配列された複数のワード線と、第1の方向と交差する第2の方向に配列された複数のローカルビット線と、複数のワード線と複数のローカルビット線との交差に対応して設けられた複数のメモリーセルとを各々が含み、第2の方向において隣り合う第1のメモリーブロック及び第2のメモリーブロックと、第1のメモリーブロックと第2のメモリーブロックとに共通して設けられた複数のグローバルビット線と、第1の入力端子と第2の入力端子との間の電位差を増幅するセンスアンプと、センスアンプの第2の入力端子に電気的に接続されるリファレンス・メモリーセルと、選択されたメモリーセルにローカルビット線を介して接続されたグローバルビット線をセンスアンプの第1の入力端子に接続すると共に、他のグローバルビット線をセンスアンプの第2の入力端子に接続する切換回路とを含み、複数のグローバルビット線の内の1つが、第1のサブグローバルビット線と、第2のサブグローバルビット線とを含み、第1のサブグローバルビット線が、第1のメモリーブロックに含まれる複数のローカルビット線の内で隣り合う第1のローカルビット線及び第2のローカルビット線にそれぞれスイッチを介して接続されると共に、第2のメモリーブロックに含まれる複数のローカルビット線の内で隣り合う第3のローカルビット線及び第4のローカルビット線にそれぞれスイッチを介して接続されており、第1のサブグローバルビット線の中心軸が、平面視で、第1のローカルビット線と第2のローカルビット線との間、及び、第3のローカルビット線と第4のローカルビット線との間に位置する。
本発明の第2の観点によれば、1つのグローバルビット線が、第1のサブグローバルビット線と、第2のサブグローバルビット線とを含み、第1のサブグローバルビット線が、第1のメモリーブロックにおいて第1のローカルビット線及び第2のローカルビット線にそれぞれスイッチを介して接続されると共に、第2のメモリーブロックにおいて第3のローカルビット線及び第4のローカルビット線にそれぞれスイッチを介して接続される。従って、各々のメモリーブロックにおいて1つのグローバルビット線に選択的に接続可能なローカルビット線の数を増やし、複数のグローバルビット線にローカルビット線を接続するために同時に駆動されるスイッチの数を減少させて、消費電流を低減したり、スイッチの制御端子の容量の合計値を低下させて半導体記憶装置の動作を高速化したりすることができる。
また、第1のサブグローバルビット線の中心軸が、平面視で、第1のローカルビット線と第2のローカルビット線との間、及び、第3のローカルビット線と第4のローカルビット線との間に位置するようにレイアウトを行うことにより、第1のサブグローバルビット線と第1〜第4のローカルビット線との間に発生する寄生容量の値が均一化される。従って、差動センスアンプの2つの入力端子に接続される負荷容量の値を均一化して、データ読み出し動作を高速化及び安定化することができる。
本発明の第3の観点に係る集積回路装置は、上記いずれかの半導体記憶装置を備える。また、本発明の第4の観点に係る電子機器は、上記いずれかの半導体記憶装置を備える。本発明の第3又は第4の観点によれば、データ読み出し動作が高速化及び安定化された半導体記憶装置が集積回路装置又は電子機器に搭載されるので、データの高速処理が可能で信頼性が高い集積回路装置又は電子機器を提供することができる。
本発明の各実施形態に係る半導体記憶装置の構成例を示すブロック図。 本発明の第1の実施形態に係る半導体記憶装置の一部の構成例を示す回路図。 図2に示すメモリー制御回路の一部の構成例を示す回路図。 第1の実施形態に係る半導体記憶装置のレイアウトの第1の例を示す平面図。 第1の実施形態に係る半導体記憶装置のレイアウトの第1の例を示す断面図。 第1の実施形態に係る半導体記憶装置のレイアウトの第2の例を示す平面図。 第1の実施形態に係る半導体記憶装置のレイアウトの第2の例を示す断面図。 本発明の第2の実施形態に係る半導体記憶装置の一部の構成例を示す回路図。 第2の実施形態に係る半導体記憶装置のレイアウトの例を示す平面図。 第2の実施形態に係る半導体記憶装置のレイアウトの例を示す断面図。 本発明の一実施形態に係る集積回路装置の構成例を示すブロック図。 本発明の一実施形態に係る電子機器の構成例を示すブロック図。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、同一の構成要素には同一の参照符号を付して、重複する説明を省略する。
本発明は、フラッシュメモリーやEEPROM(electrically erasable programmable read-only memory)等の不揮発性メモリー、及び、DRAM(dynamic random access memory)等のRAMを含む各種の半導体記憶装置に適用可能であるが、以下においては、一例として、本発明をフラッシュメモリーに適用した実施形態について説明する。
<半導体記憶装置の全体構成>
図1は、本発明の各実施形態に係る半導体記憶装置の構成例を示すブロック図である。図1に示すように、この半導体記憶装置は、メモリーセルアレイ10と、電源回路20と、ワード線駆動電圧生成回路30と、ワード線駆動回路40と、ソース線駆動回路50と、スイッチ回路60と、メモリー制御回路70とを含んでいる。
メモリーセルアレイ10は、行方向(図中の横方向)及び列方向(図中の縦方向)にマトリックス状に配置されたM行N列のメモリーセルを含んでいる。また、メモリーセルアレイ10は、複数のワード線WL0、WL1、WL2、・・・と、複数のソース線SL0、SL1、SL2、・・・と、複数のグローバルビット線GBL0、GBL1、GBL2、・・・とを含んでいる。
各々のワード線及びソース線は、それぞれの行に配置された複数のメモリーセルに接続されている。また、各々のグローバルビット線は、複数のスイッチ素子(スイッチともいう)を介して複数のローカルビット線に接続されており、各々のローカルビット線は、それぞれの列に配置された複数のメモリーセルに接続されている。
電源回路20には、ロジック回路用のロジック電源電位VDDと、データ消去及びデータ書き込み用の高電源電位VPPと、基準電源電位VSS(以下においては、接地電位0Vとする)とが、外部から供給される。例えば、ロジック電源電位VDDは、1.0V〜1.8V程度であり、高電源電位VPPは、5V〜10V程度である。
電源回路20は、ロジック電源電位VDDをメモリー制御回路70に供給すると共に、メモリー制御回路70の制御の下で、ロジック電源電位VDD又は高電源電位VPPを、必要に応じて半導体記憶装置の各部に供給する。図1においては、電源回路20からワード線駆動電圧生成回路30に供給される電源電位がワード線電源電位VWLとして示されており、電源回路20からソース線駆動回路50に供給される電源電位がソース線電源電位VSLとして示されている。
ワード線駆動電圧生成回路30は、読み出しモードにおいて、電源回路20から供給されるワード線電源電位VWLをワード線駆動回路40に供給する。また、ワード線駆動電圧生成回路30は、メモリー制御回路70から供給される昇圧開始信号SUPが活性化されると、ワード線電源電位VWLを上昇させて昇圧電位VUPを生成し、昇圧電位VUPをワード線駆動回路40に供給する。
ワード線駆動回路40は、複数のワード線WL0、WL1、WL2、・・・に接続されており、メモリー制御回路70によって選択されるメモリーセルに接続されたワード線を駆動する。ソース線駆動回路50は、複数のソース線SL0、SL1、SL2、・・・に接続されており、メモリー制御回路70によって選択されるメモリーセルに接続されたソース線を駆動する。
スイッチ回路60は、複数のグローバルビット線GBL0、GBL1、GBL2、・・・にそれぞれ接続された複数のトランジスターを含み、それらのトランジスターは、メモリー制御回路70の制御の下でオン状態又はオフ状態となる。メモリー制御回路70は、スイッチ回路60、複数のグローバルビット線GBL0、GBL1、GBL2、・・・、複数のスイッチ素子、及び、複数のローカルビット線を介して、複数のメモリーセルに接続されている。
メモリー制御回路70は、例えば、組み合わせ回路又は順序回路を含む論理回路や、アナログ回路等で構成され、複数のセンスアンプを含んでいる。メモリー制御回路70には、チップセレクト信号CS、モードセレクト信号MS、クロック信号CK、及び、アドレス信号ADが供給される。
チップセレクト信号CSによって半導体記憶装置が選択されたときに、メモリー制御回路70は、モードセレクト信号MSに従って、消去モード、書き込みモード、又は、読み出しモード等に半導体記憶装置を設定し、メモリーセルアレイ10に含まれているメモリーセルに、データ消去動作、データ書き込み動作、又は、データ読み出し動作等を行わせるように、電源回路20〜スイッチ回路60を制御する。
例えば、書き込みモードにおいて、メモリー制御回路70は、クロック信号CKに同期して書き込みデータを入力し、アドレス信号ADによって指定されたメモリーセルにデータを書き込むように半導体記憶装置の各部を制御する。また、読み出しモードにおいて、メモリー制御回路70は、アドレス信号ADによって指定されたメモリーセルからデータを読み出すように半導体記憶装置の各部を制御し、クロック信号CKに同期して読み出しデータを出力する。
<第1の実施形態>
図2は、本発明の第1の実施形態に係る半導体記憶装置の一部の構成例を示す回路図である。この半導体記憶装置においては、メモリーセルアレイ10(図1)が複数のブロック(メモリーブロック)に分割され、複数のメモリーセルMCがブロック毎に設けられている。図2には、それらのブロックの内のブロックA〜Hが示されている。
本実施形態において、複数のメモリーセルMCは、フラッシュメモリーのメモリーセルである。その場合には、本実施形態に係る半導体記憶装置を、電気的にデータを書き換える必要がある用途に利用することができる。例えば、各々のメモリーセルMCは、MONOS(metal oxide nitride oxide semiconductor)トランジスター、又は、コントロールゲート及びフローティングゲートを有するMOS(metal oxide semiconductor)トランジスターを含んでいる。
例えば、MONOSトランジスターにおいては、シリコン基板上に配置されたゲート絶縁膜が、シリコン酸化膜/シリコン窒化膜/シリコン酸化膜の積層構造(ONO構造)を有しており、シリコン基板側のシリコン酸化膜(トンネル膜)との界面近傍のシリコン窒化膜に存在する離散トラップに電荷を蓄積する。それにより、MONOSトランジスターの閾値電圧が変化するので、データを記憶することができる。
各々のブロックにおいて、複数のメモリーセルMCが、複数の行及び複数の列(図2においては、128行×8列)に配置されている。例えば、ブロックAは、複数のワード線WL0〜WL127と、複数のローカルビット線LBL0〜LBL7とを含んでいる。ワード線WLnは、第n行に配置されて、第n行に配置された複数のメモリーセルMCのトランジスターのゲートに接続されている。また、ローカルビット線LBLmは、第m列に配置されて、第m列に配置された複数のメモリーセルMCのトランジスターのドレインに接続されている。
一方、複数のグローバルビット線GBL0〜GBL3は、列方向に連なる複数のブロックに共通して設けられ、複数のローカルビット線LBL0〜LBL7にそれぞれのスイッチ素子を介して接続されている。図2に示す例において、各々のスイッチ素子は、NチャネルMOSトランジスターで構成されている。
具体的には、グローバルビット線GBL0が、ブロックA、C、E、Gのローカルビット線LBL0〜LBL3にそれぞれのスイッチ素子を介して接続されており、グローバルビット線GBL1が、ブロックA、C、E、Gのローカルビット線LBL4〜LBL7にそれぞれのスイッチ素子を介して接続されている。
同様に、グローバルビット線GBL2が、ブロックB、D、F、Hのローカルビット線LBL0〜LBL3にそれぞれのスイッチ素子を介して接続されており、グローバルビット線GBL3が、ブロックB、D、F、Hのローカルビット線LBL4〜LBL7にそれぞれのスイッチ素子を介して接続されている。
ブロックA〜Hに設けられた複数のスイッチ素子(トランジスター)のゲートには、グローバルビット線に接続されるローカルビット線を選択するための複数のビット線選択信号が、メモリー制御回路70から印加される。各々のスイッチ素子は、ゲートに印加されるビット線選択信号がハイレベルに活性化されたときにオン状態となって、ローカルビット線をグローバルビット線に接続する。
具体的には、ブロックA及びBの各々においてローカルビット線LBL0〜LBL7に接続された8個のスイッチ素子のゲートに、ビット線選択信号BS0(0)〜BS0(7)がそれぞれ印加される。また、ブロックC及びDの各々においてローカルビット線LBL0〜LBL7に接続された8個のスイッチ素子のゲートに、ビット線選択信号BS1(0)〜BS1(7)がそれぞれ印加される。
同様に、ブロックE及びFの各々においてローカルビット線LBL0〜LBL7に接続された8個のスイッチ素子のゲートに、ビット線選択信号BS2(0)〜BS2(7)がそれぞれ印加される。また、ブロックG及びHの各々においてローカルビット線LBL0〜LBL7に接続された8個のスイッチ素子のゲートに、ビット線選択信号BS3(0)〜BS3(7)がそれぞれ印加される。
図2に示す例において、スイッチ回路60は、NチャネルMOSトランジスターQN0〜QN3を含んでいる。トランジスターQN0は、グローバルビット線GBL0と配線SA1との間に接続されており、トランジスターQN1は、グローバルビット線GBL1と配線SA2との間に接続されている。また、トランジスターQN2は、グローバルビット線GBL2と配線SA1との間に接続されており、トランジスターQN3は、グローバルビット線GBL3と配線SA2との間に接続されている。配線SA1及びSA2は、メモリー制御回路70のセンスアンプの2つの入力端子に電気的に接続される配線である。
トランジスターQN0〜QN3のゲートには、センスアンプの2つの入力端子に接続されるグローバルビット線を選択するための列選択信号CS0及びCS1が、メモリー制御回路70から印加される。即ち、グローバルビット線GBL0及びGBL1にそれぞれ接続されたトランジスターQN0及びQN1のゲートに、列選択信号CS0が印加される。また、グローバルビット線GBL2及びGBL3にそれぞれ接続されたトランジスターQN2及びQN3のゲートに、列選択信号CS1が印加される。
トランジスターQN0及びQN1は、列選択信号CS0がハイレベルに活性化されたときにオン状態となって、グローバルビット線GBL0及びGBL1を配線SA1及びSA2にそれぞれ接続する。また、トランジスターQN2及びQN3は、列選択信号CS1がハイレベルに活性化されたときにオン状態となって、グローバルビット線GBL2及びGBL3を、配線SA1及びSA2にそれぞれ接続する。
<データ読み出し>
例えば、データ読み出し時に、ブロックAにおいてワード線WL0及びローカルビット線LBL0に接続されたメモリーセルが選択される場合に、ワード線駆動回路40(図1)は、ワード線WL0に昇圧電位VUPを印加すると共に、それ以外のワード線に基準電源電位VSSを印加する。ワード線WL0の電位が上昇すると、ローカルビット線LBL0がセンスアンプの入力端子に電気的に接続されたときに、選択されたメモリーセルが、ローカルビット線LBL0に読み出し電流を流す。
また、メモリー制御回路70は、ビット線選択信号BS0(0)をハイレベルに活性化すると共に、それ以外のビット線選択信号をローレベルに非活性化する。それにより、ブロックA及びBにおいてローカルビット線LBL0に接続されたスイッチ素子がオン状態となって、ブロックAのローカルビット線LBL0をグローバルビット線GBL0に接続すると共に、ブロックBのローカルビット線LBL0をグローバルビット線GBL2に接続する。一方、グローバルビット線GBL1及びGBL3には、ローカルビット線が接続されない。
さらに、メモリー制御回路70は、列選択信号CS0をハイレベルに活性化すると共に、列選択信号CS1をローレベルに非活性化する。それにより、トランジスターQN0及びQN1がオン状態となって、グローバルビット線GBL0及びGBL1を配線SA1及びSA2にそれぞれ接続する。一方、グローバルビット線GBL2及びGBL3は、配線SA1及びSA2に接続されない。
図3は、図2に示すメモリー制御回路の一部の構成例を示す回路図である。このメモリー制御回路は、センスアンプ71と、インバーター72と、入力切換回路73と、リファレンス・メモリーセル74とを含み、さらに、スイッチ素子75を含んでも良い。
センスアンプ71は、差動アンプであり、第1の入力端子(非反転入力端子)と第2の入力端子(反転入力端子)との間の電位差を増幅して出力信号を生成する。インバーター72は、センスアンプ71の出力信号がハイレベルであるかローレベルであるかを検出することにより、選択されたメモリーセルから読み出されたデータが「0」であるか「1」であるかを判定する。なお、インバーター72の替りに他のゲート回路を用いても良い。
例えば、メモリー制御回路70において、プリチャージ信号やセンスアンプ信号がセンスアンプ71に供給される。プリチャージ信号が活性化されると、データの読み出しに先立ってセンスアンプ71の入力端子等のプリチャージが行われる。プリチャージ後にセンスアンプ信号が活性化されると、センスアンプ71が動作を開始して、第1の入力端子と第2の入力端子との間の電位差を増幅する。第1の入力端子と第2の入力端子との間の電位差が大きいほど、確実にデータを判定することができる。
入力切換回路73は、配線SA1及びSA2とセンスアンプ71の第1及び第2の入力端子との間の電気的接続を切り換える回路であり、スイッチ回路60(図2)と共に、グローバルビット線GBL0〜GBL3を選択的にセンスアンプ71の第1及び第2の入力端子に接続する切換回路を構成している。
この切換回路は、いずれかのメモリーセルが選択されたときに、選択されたメモリーセルにローカルビット線を介して接続されたグローバルビット線をセンスアンプ71の第1の入力端子に接続すると共に、他のグローバルビット線をセンスアンプ71の第2の入力端子に接続する。
例えば、入力切換回路73は、NチャネルMOSトランジスターQN71〜QN74を含んでいる。トランジスターQN71は、配線SA1とセンスアンプ71の第1の入力端子との間に接続されており、トランジスターQN72は、配線SA2とセンスアンプ71の第2の入力端子との間に接続されている。また、トランジスターQN73は、配線SA1とセンスアンプ71の第2の入力端子との間に接続されており、トランジスターQN74は、配線SA2とセンスアンプ71の第1の入力端子との間に接続されている。
トランジスターQN71〜QN74のゲートには、センスアンプ71の第1又は第2の入力端子を選択するためのアンプ入力選択信号AS1及びAS2が印加される。即ち、トランジスターQN71及びQN72のゲートに、アンプ入力選択信号AS1が印加され、トランジスターQN73及びQN74のゲートに、アンプ入力選択信号AS2が印加される。
トランジスターQN71及びQN72は、アンプ入力選択信号AS1がハイレベルに活性化されたときにオン状態となって、配線SA1及びSA2をセンスアンプ71の第1及び第2の入力端子にそれぞれ接続する。また、トランジスターQN73及びQN74は、アンプ入力選択信号AS2がハイレベルに活性化されたときにオン状態となって、配線SA1及びSA2をセンスアンプ71の第1及び第2の入力端子にそれぞれ接続する。
リファレンス・メモリーセル74は、等価的に直流電流源として表され、スイッチ素子75がオン状態のときに、センスアンプ71の第2の入力端子と基準電源電位VSSの配線との間に接続される。スイッチ素子75は、例えば、NチャネルMOSトランジスター又はアナログスイッチ等で構成される。
例えば、メモリー制御回路70は、図2に示すブロックAにおいてワード線WL0及びローカルビット線LBL0に接続されたメモリーセルを選択するときに、アンプ入力選択信号AS1をハイレベルに活性化すると共に、アンプ入力選択信号AS2をローレベルに非活性化する。それにより、トランジスターQN71及びQN72がオン状態となって、配線SA1及びSA2を、センスアンプ71の第1及び第2の入力端子にそれぞれ接続する。
ここで、配線SA1は、図2に示すグローバルビット線GBL0に電気的に接続されており、グローバルビット線GBL0は、ブロックAのローカルビット線LBL0に電気的に接続されている。また、配線SA2は、グローバルビット線GBL1に電気的に接続されている。
従って、センスアンプ71の第1の入力端子には、グローバルビット線GBL0及びブロックAのローカルビット線LBL0を介して、選択されたメモリーセルが接続される。一方、センスアンプ71の第2の入力端子には、グローバルビット線GBL1及びリファレンス・メモリーセル74が接続される。
その際に、グローバルビット線GBL0には、ブロックAのローカルビット線LBL0が接続されるが、グローバルビット線GBL1には、いずれのローカルビット線も接続されない。そこで、センスアンプ71の第1の入力端子に接続される負荷容量と第2の入力端子に接続される負荷容量との差を補償するために、第1又は第2の入力端子と基準電源電位VSSの配線との間にダミー容量を接続しても良い。さらに、ダミー容量と直列にスイッチ素子を接続しても良い。
センスアンプ71は、選択されたメモリーセルに流れる読み出し電流によって第1の入力端子に生成される電位と、リファレンス・メモリーセル74に流れる参照電流によって第2の入力端子に生成される電位との差を増幅することにより、選択されたメモリーセルに記憶されているデータを読み出す。
<ペアセルモード>
また、本実施形態によれば、シングルセルモードとペアセルモードとを容易に切り換えることができる。シングルセルモードにおいては、1ビットのデータを記憶するために1つのメモリーセルが使用され、データ読み出し時にリファレンス・メモリーセル74が使用される。それに対し、ペアセルモードにおいては、1ビットのデータを記憶するために2つのメモリーセルが相補的に使用され、リファレンス・メモリーセル74は使用されない。
従って、メモリー制御回路70は、シングルセルモードにおいてスイッチ素子75をオン状態に制御し、ペアセルモードにおいてスイッチ素子75をオフ状態に制御する。なお、半導体記憶装置においてペアセルモードを使用しない場合には、スイッチ素子75を省略して、リファレンス・メモリーセル74をセンスアンプ71の第2の入力端子に直接接続しても良い。
以下に、ペアセルモードにおける動作について説明する。例えば、図2に示すブロックAにおいて、ワード線WL0及びローカルビット線LBL0に接続された第1のメモリーセルにデータ「1」が記憶されると共に、ワード線WL0及びローカルビット線LBL4に接続された第2のメモリーセルにデータ「0」が記憶される。
このデータを読み出す際には、ワード線駆動回路40(図1)が、ワード線WL0に昇圧電位VUPを印加すると共に、それ以外のワード線に基準電源電位VSSを印加する。また、図2に示すメモリー制御回路70が、ビット線選択信号BS0(0)及びBS0(4)をハイレベルに活性化すると共に、それ以外のビット線選択信号をローレベルに非活性化する。
それにより、ブロックA及びBにおいてローカルビット線LBL0に接続されたスイッチ素子及びローカルビット線LBL4に接続されたスイッチ素子がオン状態となって、ブロックAのローカルビット線LBL0及びLBL4をグローバルビット線GBL0及びGBL1にそれぞれ接続すると共に、ブロックBのローカルビット線LBL0及びLBL4をグローバルビット線GBL2及びGBL3にそれぞれ接続する。
また、メモリー制御回路70は、列選択信号CS0をハイレベルに活性化すると共に、列選択信号CS1をローレベルに非活性化する。それにより、トランジスターQN0及びQN1がオン状態となって、グローバルビット線GBL0及びGBL1を配線SA1及びSA2にそれぞれ接続する。一方、グローバルビット線GBL2及びGBL3は、配線SA1及びSA2に接続されない。
さらに、メモリー制御回路70は、図3に示すアンプ入力選択信号AS1をハイレベルに活性化すると共に、アンプ入力選択信号AS2をローレベルに非活性化する。それにより、トランジスターQN71及びQN72がオン状態となって、配線SA1及びSA2をセンスアンプ71の第1及び第2の入力端子にそれぞれ接続する。
センスアンプ71は、選択された第1のメモリーセルに流れる読み出し電流によって第1の入力端子に生成される電位と、選択された第2のメモリーセルに流れる読み出し電流によって第2の入力端子に生成される電位との差を増幅することにより、選択された2つのメモリーセルに相補的に記憶されているデータを読み出す。ペアセルモードによれば、センスアンプ71の2つの入力端子に生成される電位差が大きくなって読み出しマージンが増大するので、シングルセルモードにおけるよりもデータ読み出し動作を高速化及び安定化することができる。
<レイアウト>
次に、半導体記憶装置のレイアウトについて説明する。本発明の各実施形態に係る半導体記憶装置は、複数のメモリーセルのトランジスターが形成された半導体基板上に、それぞれの層間絶縁膜を介して形成された複数の配線層を有している。例えば、第1の配線層に複数のワード線が配置され、第2の配線層に複数のローカルビット線が配置され、第3の配線層に複数のグローバルビット線が配置される。
ここで、複数のグローバルビット線の各々が、複数のサブグローバルビット線に分岐しており、各々のサブグローバルビット線が、列方向に連なる複数のブロックの各々において2つのローカルビット線にそれぞれのスイッチ素子を介して接続されている。また、平面視で、各々のサブグローバルビット線の中心軸が、隣り合う2つのローカルビット線の間を通過する。なお、本願において、「平面視」とは、半導体基板の主面に垂直な方向から各部を透視することを言う。
<レイアウト1>
図4及び図5は、本発明の第1の実施形態に係る半導体記憶装置のレイアウトの第1の例を示す平面図及び断面図である。図4には、図2に示されているブロックA〜Hの内のブロックA〜Dのみが示されている。また、図5において、層間絶縁膜は省略されている。第1の実施形態においては、複数のグローバルビット線の各々が、2つのサブグローバルビット線に分岐している。
即ち、グローバルビット線GBL0が、第1のサブグローバルビット線であるサブグローバルビット線SGBL0と、第2のサブグローバルビット線であるサブグローバルビット線SGBL1とに分岐している。同様に、グローバルビット線GBL1が、サブグローバルビット線SGBL2及びSGBL3に分岐しており、グローバルビット線GBL2が、サブグローバルビット線SGBL4及びSGBL5に分岐しており、グローバルビット線GBL3が、サブグローバルビット線SGBL6及びSGBL7に分岐している。
サブグローバルビット線SGBL0は、列方向(図中の縦方向)に連なる複数のブロックA及びCの各々において、第1のローカルビット線であるローカルビット線LBL0と、第2のローカルビット線であるローカルビット線LBL1とに、それぞれのスイッチ素子を介して接続されている。サブグローバルビット線SGBL1は、列方向に連なる複数のブロックA及びCの各々において、第3のローカルビット線であるローカルビット線LBL2と、第4のローカルビット線であるローカルビット線LBL3とに、それぞれのスイッチ素子を介して接続されている。
同様に、サブグローバルビット線SGBL2は、列方向に連なる複数のブロックA及びCの各々において、ローカルビット線LBL4及びLBL5に、それぞれのスイッチ素子を介して接続されている。サブグローバルビット線SGBL3は、列方向に連なる複数のブロックA及びCの各々において、ローカルビット線LBL6及びLBL7に、それぞれのスイッチ素子を介して接続されている。
また、サブグローバルビット線SGBL4は、列方向に連なる複数のブロックB及びDの各々において、ローカルビット線LBL0及びLBL1に、それぞれのスイッチ素子を介して接続されている。サブグローバルビット線SGBL5は、列方向に連なる複数のブロックB及びDの各々において、ローカルビット線LBL2及びLBL3に、それぞれのスイッチ素子を介して接続されている。
さらに、サブグローバルビット線SGBL6は、列方向に連なる複数のブロックB及びDの各々において、ローカルビット線LBL4及びLBL5に、それぞれのスイッチ素子を介して接続されている。サブグローバルビット線SGBL7は、列方向に連なる複数のブロックB及びDの各々において、ローカルビット線LBL6及びLBL7に、それぞれのスイッチ素子を介して接続されている。
平面視で、サブグローバルビット線SGBL0の中心軸は、サブグローバルビット線SGBL0にそれぞれのスイッチ素子を介して接続されて隣り合うローカルビット線LBL0とローカルビット線LBL1との間を通過する。平面視で、サブグローバルビット線SGBL1の中心軸は、サブグローバルビット線SGBL1にそれぞれのスイッチ素子を介して接続されて隣り合うローカルビット線LBL2とローカルビット線LBL3との間を通過する。
また、平面視で、サブグローバルビット線SGBL2の中心軸は、サブグローバルビット線SGBL2にそれぞれのスイッチ素子を介して接続されて隣り合うローカルビット線LBL4とローカルビット線LBL5との間を通過する。平面視で、サブグローバルビット線SGBL3の中心軸は、サブグローバルビット線SGBL3にそれぞれのスイッチ素子を介して接続されて隣り合うローカルビット線LBL6とローカルビット線LBL7との間を通過する。
同様に、平面視で、サブグローバルビット線SGBL4の中心軸は、隣り合うローカルビット線LBL0とローカルビット線LBL1との間を通過し、サブグローバルビット線SGBL5の中心軸は、隣り合うローカルビット線LBL2とローカルビット線LBL3との間を通過する。また、平面視で、サブグローバルビット線SGBL6の中心軸は、隣り合うローカルビット線LBL4とローカルビット線LBL5との間を通過し、サブグローバルビット線SGBL7の中心軸は、隣り合うローカルビット線LBL6とローカルビット線LBL7との間を通過する。
それにより、例えば、サブグローバルビット線SGBL0とローカルビット線LBL0との間に発生する寄生容量の値と、サブグローバルビット線SGBL0とローカルビット線LBL1との間に発生する寄生容量の値と、サブグローバルビット線SGBL1とローカルビット線LBL2との間に発生する寄生容量の値と、サブグローバルビット線SGBL1とローカルビット線LBL3との間に発生する寄生容量の値とを均一化することができる。
従って、サブグローバルビット線SGBL0及びSGBL1で構成されるグローバルビット線GBL0に、ローカルビット線LBL0〜LBL3のいずれが電気的に接続されても、グローバルビット線GBL0と残りのローカルビット線との間に発生する寄生容量の値が均一化される。グローバルビット線GBL1〜GBL3についても同様である。
図4及び図5に示す例においては、複数のサブグローバルビット線SGBL0〜SGBL7が、平面視で複数のローカルビット線LBL0〜LBL7のいずれとも重なっていない。それにより、サブグローバルビット線とローカルビット線との間に発生する寄生容量の値を低減して、センスアンプ71(図3)のデータ読み出し動作をさらに高速化及び安定化することができる。
あるいは、複数のサブグローバルビット線SGBL0〜SGBL7の各々が、平面視で、隣り合う2つのローカルビット線と対称的に重なるようにしても良い。それにより、メモリーセルアレイ10の面積増大を抑制しつつ、サブグローバルビット線SGBL0〜SGBL7の配線幅を大きくしてサブグローバルビット線SGBL0〜SGBL7の抵抗値を小さくすることができる。例えば、サブグローバルビット線が長い場合には、複数のサブグローバルビット線SGBL0〜SGBL7をローカルビット線に重ねることによって、サブグローバルビット線の配線抵抗を小さくすることができる。
ここで、例えば、グローバルビット線GBL0を構成するサブグローバルビット線SGBL0及びSGBL1が、列方向に隣り合う2つのブロックの境界、及び、複数のブロックの列方向における端部(スイッチ回路60側のサブグローバルビット線SGBL0の端部及びサブグローバルビット線SGBL1の端部)の内の少なくとも一方において、互いに電気的に接続されていることが望ましい。ここで、サブグローバルビット線SGBL0及びSGBL1が、スイッチ回路60側と反対側のサブグローバルビット線SGBL0の端部及びサブグローバルビット線SGBL1の端部においても互いに電気的に接続されていても良い。
なお、サブグローバルビット線SGBL0及びSGBL1が列方向に隣り合う2つのブロックの境界で互いに電気的に接続されているとは、サブグローバルビット線SGBL0及びSGBL1の接続部が、平面視で、ブロックAのローカルビット線のブロックC側の端部と、ブロックCのローカルビット線のブロックA側の端部との間の領域に配置されていることを意味する。図4に示す例においては、サブグローバルビット線SGBL0及びSGBL1が、複数のブロックA〜Dの図中下側の端部において、互いに電気的に接続されている。
また、サブグローバルビット線SGBL0及びSGBL1の接続部が、平面視で複数のメモリーセルのトランジスターの不純物領域と重ならないことが望ましい。それにより、複数のメモリーセルの配線に影響を与えることなく、サブグローバルビット線SGBL0及びSGBL1を互いに電気的に接続することができる。サブグローバルビット線SGBL2〜SGBL7についても同様である。
さらに、複数のメモリーセルが設けられた領域の上層において、複数のワード線、複数のローカルビット線、及び、複数のサブグローバルビット線を除き、それら以外の配線が配置されていないことが望ましい。それにより、複数のメモリーセルに対する他の回路部分の配線からの誘導ノイズの影響を低減することができる。
図4及び図5に示す例においては、複数のローカルビット線LBL0〜LBL7が配置された配線層において、末端(図中左端)のローカルビット線LBL0の隣にダミーのローカルビット線(ダミー配線)DMY1が配置されている。また、複数のサブグローバルビット線SGBL0〜SGBL7が配置された配線層において、末端(図中左端)のサブグローバルビット線SGBL0の隣にダミーのサブグローバルビット線(ダミー配線)DMY2が配置されている。それにより、メモリーセルアレイの周辺領域10aにおいて、配線層上に配置される層間絶縁膜を平坦化することができる。
さらに、複数のローカルビット線LBL0〜LBL7が配置された配線層において、右端のローカルビット線の隣にダミーのローカルビット線が配置されても良い。また、複数のサブグローバルビット線SGBL0〜SGBL7が配置された配線層において、右端のサブグローバルビット線の隣にダミーのサブグローバルビット線が配置されても良い。
<レイアウト2>
図6及び図7は、本発明の第1の実施形態に係る半導体記憶装置のレイアウトの第2の例を示す平面図及び断面図である。なお、図6には、図2に示されているブロックA〜Hの内のブロックA〜Dのみが示されている。また、図7において、層間絶縁膜は省略されている。
第2の例においては、複数のサブグローバルビット線SGBL0〜SGBL7が配置された配線層において、隣り合うサブグローバルビット線SGBL0及びSGBL1の間に、基準電源電位VSS(図1)が印加される配線(以下においては、シールド配線ともいう)GND1が配置されている。同様に、サブグローバルビット線SGBL1〜SGBL7の間に、基準電源電位VSSが印加されるシールド配線GND2〜GND7が配置されている。
それにより、複数のサブグローバルビット線SGBL0〜SGBL7が配置された配線層において空いている領域をシールドのために利用して、複数のメモリーセルに対する誘導ノイズの影響を低減することができる。さらに、末端(図中左端)のサブグローバルビット線SGBL0とダミーのサブグローバルビット線DMY2との間に、基準電源電位VSSが印加されるシールド配線GND0が配置されても良い。
<第2の実施形態>
図8は、本発明の第2の実施形態に係る半導体記憶装置の一部の構成例を示す回路図である。第1の実施形態においては、1つのグローバルビット線が、4つのローカルビット線にそれぞれのスイッチ素子を介して接続されているが、第2の実施形態においては、1つのグローバルビット線が、8つのローカルビット線にそれぞれのスイッチ素子を介して接続されており、それに伴って、半導体記憶装置のレイアウトも変更されている。その他の点に関しては、第2の実施形態は、第1の実施形態と同様でも良い。
第2の実施形態に係る半導体記憶装置においても、メモリーセルアレイ10(図1)が複数のブロックに分割され、複数のメモリーセルMCがブロック毎に設けられている。図8には、それらのブロックの内のブロックA〜Dが示されている。
各々のブロックにおいて、複数のメモリーセルMCが、複数の行及び複数の列(図8においては、128行×16列)に配置されている。例えば、ブロックAにおいては、複数のワード線WL0〜WL127が、複数の行に配置されて、複数のメモリーセルMCのトランジスターのゲートに接続されている。また、複数のローカルビット線LBL0〜LBL15が、複数の列に配置されて、複数のメモリーセルMCのトランジスターのドレインに接続されている。
一方、複数のグローバルビット線GBL0及びGBL1は、列方向に連なる複数のブロックに共通して設けられ、複数のローカルビット線LBL0〜LBL15にそれぞれのスイッチ素子を介して接続されている。図8に示す例において、各々のスイッチ素子は、NチャネルMOSトランジスターで構成されている。
具体的には、グローバルビット線GBL0が、ブロックA、B、C、Dのローカルビット線LBL0〜LBL7にそれぞれのスイッチ素子を介して接続されており、グローバルビット線GBL1が、ブロックA、B、C、Dのローカルビット線LBL8〜LBL15にそれぞれのスイッチ素子を介して接続されている。
ブロックA〜Dに設けられた複数のスイッチ素子(トランジスター)のゲートには、グローバルビット線に接続されるローカルビット線を選択するための複数のビット線選択信号が、メモリー制御回路70から印加される。各々のスイッチ素子は、ゲートに印加されるビット線選択信号がハイレベルに活性化されたときにオン状態となって、ローカルビット線をグローバルビット線に接続する。
具体的には、ブロックAにおいてローカルビット線LBL0〜LBL15に接続された16個のスイッチ素子のゲートに、ビット線選択信号BS0(0)〜BS0(15)がそれぞれ印加される。また、ブロックBにおいてローカルビット線LBL0〜LBL15に接続された16個のスイッチ素子のゲートに、ビット線選択信号BS1(0)〜BS1(15)がそれぞれ印加される。
同様に、ブロックCにおいてローカルビット線LBL0〜LBL15に接続された16個のスイッチ素子のゲートに、ビット線選択信号BS2(0)〜BS2(15)がそれぞれ印加される。また、ブロックDにおいてローカルビット線LBL0〜LBL15に接続された16個のスイッチ素子のゲートに、ビット線選択信号BS3(0)〜BS3(15)がそれぞれ印加される。
図8に示す例において、スイッチ回路60は、NチャネルMOSトランジスターQN0及びQN1を含んでいる。トランジスターQN0は、グローバルビット線GBL0と配線SA1との間に接続されており、トランジスターQN1は、グローバルビット線GBL1と配線SA2との間に接続されている。配線SA1及びSA2は、メモリー制御回路70のセンスアンプの2つの入力端子に電気的に接続される配線である。
トランジスターQN0及びQN1のゲートには、センスアンプの2つの入力端子に接続されるグローバルビット線を選択するための列選択信号CS0が、メモリー制御回路70から印加される。トランジスターQN0及びQN1は、列選択信号CS0がハイレベルに活性化されたときにオン状態となって、グローバルビット線GBL0及びGBL1を配線SA1及びSA2にそれぞれ接続する。
<データ読み出し>
例えば、データ読み出し時に、ブロックAにおいてワード線WL0及びローカルビット線LBL0に接続されたメモリーセルが選択される場合に、ワード線駆動回路40(図1)は、ワード線WL0に昇圧電位VUPを印加すると共に、それ以外のワード線に基準電源電位VSSを印加する。ワード線WL0の電位が上昇すると、ローカルビット線LBL0がセンスアンプの入力端子に電気的に接続されたときに、選択されたメモリーセルが、ローカルビット線LBL0に読み出し電流を流す。
また、メモリー制御回路70は、ビット線選択信号BS0(0)をハイレベルに活性化すると共に、それ以外のビット線選択信号をローレベルに非活性化する。それにより、ブロックAにおいてローカルビット線LBL0に接続されたスイッチ素子がオン状態となって、ブロックAのローカルビット線LBL0をグローバルビット線GBL0に接続する。一方、グローバルビット線GBL1には、ローカルビット線が接続されない。
さらに、メモリー制御回路70は、列選択信号CS0をハイレベルに活性化する。それにより、トランジスターQN0及びQN1がオン状態となって、グローバルビット線GBL0及びGBL1を配線SA1及びSA2にそれぞれ接続する。
図3に示す入力切換回路73は、配線SA1及びSA2とセンスアンプ71の第1及び第2の入力端子との間の電気的接続を切り換える回路であり、スイッチ回路60(図8)と共に、グローバルビット線GBL0及びGBL1を選択的にセンスアンプ71の第1及び第2の入力端子に接続する切換回路を構成している。
この切換回路は、いずれかのメモリーセルが選択されたときに、選択されたメモリーセルにローカルビット線を介して接続されたグローバルビット線をセンスアンプ71の第1の入力端子に接続すると共に、他のグローバルビット線をセンスアンプ71の第2の入力端子に接続する。
例えば、メモリー制御回路70は、図8に示すブロックAにおいてワード線WL0及びローカルビット線LBL0に接続されたメモリーセルを選択するときに、アンプ入力選択信号AS1をハイレベルに活性化すると共に、アンプ入力選択信号AS2をローレベルに非活性化する。それにより、トランジスターQN71及びQN72がオン状態となって、配線SA1及びSA2を、センスアンプ71の第1及び第2の入力端子にそれぞれ接続する。
ここで、配線SA1は、図8に示すグローバルビット線GBL0に電気的に接続されており、グローバルビット線GBL0は、ブロックAのローカルビット線LBL0に電気的に接続されている。また、配線SA2は、グローバルビット線GBL1に電気的に接続されている。
従って、センスアンプ71の第1の入力端子には、グローバルビット線GBL0及びブロックAのローカルビット線LBL0を介して、選択されたメモリーセルが接続される。一方、センスアンプ71の第2の入力端子には、グローバルビット線GBL1及びリファレンス・メモリーセル74が接続される。
センスアンプ71は、選択されたメモリーセルに流れる読み出し電流によって第1の入力端子に生成される電位と、リファレンス・メモリーセル74に流れる参照電流によって第2の入力端子に生成される電位との差を増幅することにより、選択されたメモリーセルに記憶されているデータを読み出す。
<レイアウト>
図9及び図10は、本発明の第2の実施形態に係る半導体記憶装置のレイアウトの例を示す平面図及び断面図である。図9には、図8に示されているブロックA〜Dの内のブロックA及びBのみが示されている。また、図10において、層間絶縁膜は省略されている。第2の実施形態においては、複数のグローバルビット線の各々が、4つのサブグローバルビット線に分岐している。
即ち、グローバルビット線GBL0が、第1のサブグローバルビット線であるサブグローバルビット線SGBL0と、第2のサブグローバルビット線であるサブグローバルビット線SGBL1と、第3のサブグローバルビット線であるサブグローバルビット線SGBL2と、第4のサブグローバルビット線であるサブグローバルビット線SGBL3とに分岐している。同様に、グローバルビット線GBL1が、サブグローバルビット線SGBL4、SGBL5、SGBL6、及び、SGBL7に分岐している。
サブグローバルビット線SGBL0は、列方向に連なる複数のブロックA及びBの各々において、第1のローカルビット線であるローカルビット線LBL0と、第2のローカルビット線であるローカルビット線LBL1とに、それぞれのスイッチ素子を介して接続されている。サブグローバルビット線SGBL1は、列方向に連なる複数のブロックA及びBの各々において、第3のローカルビット線であるローカルビット線LBL2と、第4のローカルビット線であるローカルビット線LBL3とに、それぞれのスイッチ素子を介して接続されている。
同様に、サブグローバルビット線SGBL2は、列方向に連なる複数のブロックA及びBの各々において、ローカルビット線LBL4及びLBL5に、それぞれのスイッチ素子を介して接続されている。サブグローバルビット線SGBL3は、列方向に連なる複数のブロックA及びBの各々において、ローカルビット線LBL6及びLBL7に、それぞれのスイッチ素子を介して接続されている。
また、サブグローバルビット線SGBL4は、列方向に連なる複数のブロックA及びBの各々において、ローカルビット線LBL8及びLBL9に、それぞれのスイッチ素子を介して接続されている。サブグローバルビット線SGBL5は、列方向に連なる複数のブロックA及びBの各々において、ローカルビット線LBL10及びLBL11に、それぞれのスイッチ素子を介して接続されている。
さらに、サブグローバルビット線SGBL6は、列方向に連なる複数のブロックA及びBの各々において、ローカルビット線LBL12及びLBL13に、それぞれのスイッチ素子を介して接続されている。サブグローバルビット線SGBL7は、列方向に連なる複数のブロックA及びBの各々において、ローカルビット線LBL14及びLBL15に、それぞれのスイッチ素子を介して接続されている。
平面視で、サブグローバルビット線SGBL0の中心軸は、隣り合うローカルビット線LBL0とローカルビット線LBL1との間を通過し、サブグローバルビット線SGBL1の中心軸は、隣り合うローカルビット線LBL2とローカルビット線LBL3との間を通過する。また、平面視で、サブグローバルビット線SGBL2の中心軸は、隣り合うローカルビット線LBL4とローカルビット線LBL5との間を通過し、サブグローバルビット線SGBL3の中心軸は、隣り合うローカルビット線LBL6とローカルビット線LBL7との間を通過する。
同様に、平面視で、サブグローバルビット線SGBL4の中心軸は、隣り合うローカルビット線LBL8とローカルビット線LBL9との間を通過し、サブグローバルビット線SGBL5の中心軸は、隣り合うローカルビット線LBL10とローカルビット線LBL11との間を通過する。また、平面視で、サブグローバルビット線SGBL6の中心軸は、隣り合うローカルビット線LBL12とローカルビット線LBL13との間を通過し、サブグローバルビット線SGBL7の中心軸は、隣り合うローカルビット線LBL14とローカルビット線LBL15との間を通過する。
それにより、サブグローバルビット線SGBL0とローカルビット線LBL0との間に発生する寄生容量の値と、サブグローバルビット線SGBL0とローカルビット線LBL1との間に発生する寄生容量の値と、サブグローバルビット線SGBL1とローカルビット線LBL2との間に発生する寄生容量の値と、サブグローバルビット線SGBL1とローカルビット線LBL3との間に発生する寄生容量の値とを均一化することができる。
同様に、サブグローバルビット線SGBL2とローカルビット線LBL4との間に発生する寄生容量の値と、サブグローバルビット線SGBL2とローカルビット線LBL5との間に発生する寄生容量の値と、サブグローバルビット線SGBL3とローカルビット線LBL6との間に発生する寄生容量の値と、サブグローバルビット線SGBL3とローカルビット線LBL7との間に発生する寄生容量の値とを均一化することができる。
従って、サブグローバルビット線SGBL0〜SGBL3で構成されるグローバルビット線GBL0に、ローカルビット線LBL0〜LBL7のいずれが電気的に接続されても、グローバルビット線GBL0と残りのローカルビット線との間に発生する寄生容量の値が均一化される。グローバルビット線GBL1についても同様である。
図9及び図10に示す例においては、サブグローバルビット線SGBL0が、平面視で、隣り合う2つのローカルビット線LBL0及びLBL1と対称的に重なり、サブグローバルビット線SGBL1が、平面視で、隣り合う2つのローカルビット線LBL2及びLBL3と対称的に重なっている。
また、サブグローバルビット線SGBL2が、平面視で、隣り合う2つのローカルビット線LBL4及びLBL5と対称的に重なり、サブグローバルビット線SGBL3が、平面視で、隣り合う2つのローカルビット線LBL6及びLBL7と対称的に重なっている。サブグローバルビット線SGBL4〜SGBL7についても同様である。
それにより、複数のサブグローバルビット線SGBL0〜SGBL7の各々と、隣り合う2つのローカルビット線との間に発生する寄生容量の値を、さらに均一化することができる。あるいは、複数のサブグローバルビット線SGBL0〜SGBL7が、平面視で複数のローカルビット線LBL0〜LBL15のいずれとも重ならないようにしても良い。
本発明の第1又は第2の実施形態によれば、複数のグローバルビット線の各々が、複数のサブグローバルビット線に分岐しており、各々のサブグローバルビット線が、列方向に連なる複数のブロックの各々において2つのローカルビット線にそれぞれのスイッチ素子を介して接続される。従って、各々のブロックにおいて1つのグローバルビット線に選択的に接続可能なローカルビット線の数を4以上に増やし、複数のグローバルビット線にローカルビット線を接続するために同時に駆動されるスイッチ素子の数を減少させて、消費電流を低減したり、スイッチ素子の制御端子の容量の合計値を低下させて半導体記憶装置の動作を高速化したりすることができる。
また、平面視で、各々のサブグローバルビット線の中心軸が、隣り合う2つのローカルビット線の間を通過するようにレイアウトを行うことにより、サブグローバルビット線とそれらのローカルビット線との間に発生する寄生容量の値が均一化される。従って、センスアンプ71(図3)の2つの入力端子に接続される負荷容量の値を均一化して、データ読み出し動作を高速化及び安定化することができる。その効果は、低電圧駆動かつ高速読み出しの半導体記憶装置において特に顕著である。
<集積回路装置>
次に、本発明の一実施形態に係る集積回路装置について説明する。
図11は、本発明の一実施形態に係る集積回路装置の構成例を示すブロック図である。本実施形態に係る集積回路装置100は、本発明のいずれかの実施形態に係る半導体記憶装置110を含んでいる。以下においては、集積回路装置100の一例として、マイクロコンピューターについて説明する。
図11に示すように、集積回路装置100は、半導体記憶装置110に加えて、CPU(中央演算装置)120と、ROM(リードオンリー・メモリー)130と、RAM(ランダムアクセス・メモリー)140と、I/O回路150と、電源回路160と、タイマー回路170とを含んでいる。半導体記憶装置110〜タイマー回路170は、内部バス180を介して互いに接続されている。
半導体記憶装置110は、各種のデータ等を記憶する。CPU120は、プログラムに従って、半導体記憶装置110に記憶されているデータを読み出し、読み出されたデータを用いて各種の信号処理や制御処理を実行する。ROM130は、CPU120が動作するために用いられるプログラム等を記憶している。RAM140は、CPU120の作業領域として用いられ、ROM130又は半導体記憶装置110から読み出されたプログラム又はデータ、又は、CPU120がプログラムに従って実行した演算結果等を一時的に記憶する。
I/O回路150は、例えば、デジタル回路及びアナログ回路で構成され、集積回路装置100に接続される外部機器との間でI/Oアクセス動作を行う。電源回路160は、例えば、アナログ回路で構成され、集積回路装置100の各部に供給される電源電圧を生成する。タイマー回路170は、例えば、デジタル回路で構成され、計時動作を行うと共に、必要に応じてCPU120に対する割り込み動作を行う。
本実施形態によれば、データ読み出し動作が高速化及び安定化された半導体記憶装置110が集積回路装置に搭載されるので、データの高速処理が可能で信頼性が高い集積回路装置を提供することができる。
<電子機器>
次に、本発明の一実施形態に係る電子機器について説明する。
図12は、本発明の一実施形態に係る電子機器の構成例を示すブロック図である。図12に示すように、電子機器200は、本発明のいずれかの実施形態に係る半導体記憶装置110と、制御部220と、操作部230と、格納部240と、通信部250と、表示部260と、音声出力部270とを含んでいる。なお、図12に示す構成要素の一部を省略又は変更しても良いし、あるいは、図12に示す構成要素に他の構成要素を付加しても良い。
半導体記憶装置110は、各種のデータ等を記憶する。制御部220は、例えば、CPUを含み、プログラムに従って、半導体記憶装置110に記憶されているデータを読み出し、読み出されたデータを用いて各種の信号処理や制御処理を実行する。例えば、制御部220は、操作部230から供給される操作信号に応じて各種の信号処理を行ったり、外部との間でデータ通信を行うために通信部250を制御したりする。あるいは、制御部220は、表示部260に各種の画像を表示させるための画像信号を生成したり、音声出力部270に各種の音声を発生させるための音声信号を生成したりする。
操作部230は、例えば、操作キーやボタンスイッチ等を含む入力装置であり、ユーザーによる操作に応じた操作信号を制御部220に出力する。格納部240は、例えば、ハードディスク又は各種のメモリー等で構成され、制御部220が動作するために用いられるプログラム等を格納する。
通信部250は、例えば、アナログ回路及びデジタル回路で構成され、制御部220と外部装置との間のデータ通信を行う。表示部260は、例えば、LCD(液晶表示装置)等を含み、制御部220から供給される画像信号に基づいて各種の情報を表示する。また、音声出力部270は、例えば、スピーカー等を含み、制御部220から供給される音声信号に基づいて音声を発生する。
電子機器200としては、例えば、スポーツウォッチや置時計等の時計、タイマー、携帯電話機や携帯情報端末等の携帯機器、オーディオ機器、デジタルスチルカメラ、デジタルムービー、テレビ、テレビ電話、防犯用テレビモニター、ヘッドマウント・ディスプレイ、パーソナルコンピューター、プリンター、ネットワーク機器、複合機、車載装置(ナビゲーション装置等)、電卓、電子辞書、電子ゲーム機器、ロボット、測定機器、及び、医療機器(例えば、電子体温計、血圧計、血糖計、心電図計測装置、超音波診断装置、及び、電子内視鏡)等が該当する。
本実施形態によれば、データ読み出し動作が高速化及び安定化された半導体記憶装置110が電子機器200に搭載されるので、データの高速処理が可能で信頼性が高い電子機器200を提供することができる。
以上においては、本発明をフラッシュメモリーに適用した実施形態について説明したが、本発明は、以上説明した実施形態に限定されるものではなく、当該技術分野において通常の知識を有する者によって、本発明の技術的思想内で多くの変形が可能である。
10…メモリーセルアレイ、10a…メモリーセルアレイの周辺領域、20…電源回路、30…ワード線駆動電圧生成回路、40…ワード線駆動回路、50…ソース線駆動回路、60…スイッチ回路、70…メモリー制御回路、71…センスアンプ、72…インバーター、73…入力切換回路、74…リファレンス・メモリーセル、75…スイッチ素子、100…集積回路装置、110…半導体記憶装置、120…CPU、130…ROM、140…RAM、150…I/O回路、160…電源回路、170…タイマー回路、180…内部バス、200…電子機器、220…制御部、230…操作部、240…格納部、250…通信部、260…表示部、270…音声出力部、WL0〜WL511…ワード線、SL0〜SL2…ソース線、LBL0〜LBL15…ローカルビット線、GBL0〜GBL3…グローバルビット線、SGBL0〜SGBL7…サブグローバルビット線、DMY1…ダミーのローカルビット線、DMY2…ダミーのサブグローバルビット線、GND0〜GND7…シールド配線、MC…メモリーセル、QN0〜QN74…NチャネルMOSトランジスター

Claims (12)

  1. 複数のメモリーセルがブロック毎に設けられた半導体記憶装置であって、
    各々のブロックにおいて複数の行及び複数の列に配置された複数のメモリーセルと、
    各々のブロックにおいて前記複数の行に配置されて前記複数のメモリーセルに接続された複数のワード線と、
    各々のブロックにおいて前記複数の列に配置されて前記複数のメモリーセルに接続された複数のローカルビット線と、
    列方向に連なる複数のブロックに共通して設けられ、前記複数のローカルビット線にそれぞれのスイッチ素子を介して接続された複数のグローバルビット線と、
    第1の入力端子と第2の入力端子との間の電位差を増幅するセンスアンプと、
    前記センスアンプの前記第2の入力端子に電気的に接続されるリファレンス・メモリーセルと、
    前記複数のメモリーセルの内のいずれかが選択されたときに、前記選択されたメモリーセルにローカルビット線を介して接続されたグローバルビット線を前記センスアンプの前記第1の入力端子に接続すると共に、他のグローバルビット線を前記センスアンプの前記第2の入力端子に接続する切換回路と、
    を備え、
    前記複数のグローバルビット線の各々が、複数のサブグローバルビット線に分岐しており、各々のサブグローバルビット線が、列方向に連なる複数のブロックの各々において2つのローカルビット線にそれぞれのスイッチ素子を介して接続され、平面視で、各々のサブグローバルビット線の中心軸が、隣り合う2つのローカルビット線の間を通過し、
    前記複数のサブグローバルビット線が、列方向に隣り合う2つのブロックの境界、又は、前記複数のブロックの列方向における端部において、互いに電気的に接続されている、半導体記憶装置。
  2. 複数のメモリーセルがブロック毎に設けられた半導体記憶装置であって、
    各々のブロックにおいて複数の行及び複数の列に配置された複数のメモリーセルと、
    各々のブロックにおいて前記複数の行に配置されて前記複数のメモリーセルに接続された複数のワード線と、
    各々のブロックにおいて前記複数の列に配置されて前記複数のメモリーセルに接続された複数のローカルビット線と、
    列方向に連なる複数のブロックに共通して設けられ、前記複数のローカルビット線にそれぞれのスイッチ素子を介して接続された複数のグローバルビット線と、
    第1の入力端子と第2の入力端子との間の電位差を増幅するセンスアンプと、
    前記センスアンプの前記第2の入力端子に電気的に接続されるリファレンス・メモリーセルと、
    前記複数のメモリーセルの内のいずれかが選択されたときに、前記選択されたメモリーセルにローカルビット線を介して接続されたグローバルビット線を前記センスアンプの前記第1の入力端子に接続すると共に、他のグローバルビット線を前記センスアンプの前記第2の入力端子に接続する切換回路と、
    を備え、
    前記複数のグローバルビット線の各々が、複数のサブグローバルビット線に分岐しており、各々のサブグローバルビット線が、列方向に連なる複数のブロックの各々において2つのローカルビット線にそれぞれのスイッチ素子を介して接続され、平面視で、各々のサブグローバルビット線の中心軸が、隣り合う2つのローカルビット線の間を通過し、
    前記複数のサブグローバルビット線の接続部が、平面視で前記複数のメモリーセルのトランジスターの不純物領域と重ならない、半導体記憶装置。
  3. 複数のメモリーセルがブロック毎に設けられた半導体記憶装置であって、
    各々のブロックにおいて複数の行及び複数の列に配置された複数のメモリーセルと、
    各々のブロックにおいて前記複数の行に配置されて前記複数のメモリーセルに接続された複数のワード線と、
    各々のブロックにおいて前記複数の列に配置されて前記複数のメモリーセルに接続された複数のローカルビット線と、
    列方向に連なる複数のブロックに共通して設けられ、前記複数のローカルビット線にそれぞれのスイッチ素子を介して接続された複数のグローバルビット線と、
    第1の入力端子と第2の入力端子との間の電位差を増幅するセンスアンプと、
    前記センスアンプの前記第2の入力端子に電気的に接続されるリファレンス・メモリーセルと、
    前記複数のメモリーセルの内のいずれかが選択されたときに、前記選択されたメモリーセルにローカルビット線を介して接続されたグローバルビット線を前記センスアンプの前記第1の入力端子に接続すると共に、他のグローバルビット線を前記センスアンプの前記第2の入力端子に接続する切換回路と、
    を備え、
    前記複数のグローバルビット線の各々が、複数のサブグローバルビット線に分岐しており、各々のサブグローバルビット線が、列方向に連なる複数のブロックの各々において2つのローカルビット線にそれぞれのスイッチ素子を介して接続され、平面視で、各々のサブグローバルビット線の中心軸が、隣り合う2つのローカルビット線の間を通過し、
    前記複数のメモリーセルが設けられた領域の上層において、前記複数のワード線、前記複数のローカルビット線、及び、前記複数のサブグローバルビット線を除き、それら以外の配線が配置されていない、半導体記憶装置。
  4. 複数のメモリーセルがブロック毎に設けられた半導体記憶装置であって、
    各々のブロックにおいて複数の行及び複数の列に配置された複数のメモリーセルと、
    各々のブロックにおいて前記複数の行に配置されて前記複数のメモリーセルに接続された複数のワード線と、
    各々のブロックにおいて前記複数の列に配置されて前記複数のメモリーセルに接続された複数のローカルビット線と、
    列方向に連なる複数のブロックに共通して設けられ、前記複数のローカルビット線にそれぞれのスイッチ素子を介して接続された複数のグローバルビット線と、
    第1の入力端子と第2の入力端子との間の電位差を増幅するセンスアンプと、
    前記センスアンプの前記第2の入力端子に電気的に接続されるリファレンス・メモリーセルと、
    前記複数のメモリーセルの内のいずれかが選択されたときに、前記選択されたメモリーセルにローカルビット線を介して接続されたグローバルビット線を前記センスアンプの前記第1の入力端子に接続すると共に、他のグローバルビット線を前記センスアンプの前記第2の入力端子に接続する切換回路と、
    を備え、
    前記複数のグローバルビット線の各々が、複数のサブグローバルビット線に分岐しており、各々のサブグローバルビット線が、列方向に連なる複数のブロックの各々において2つのローカルビット線にそれぞれのスイッチ素子を介して接続され、平面視で、各々のサブグローバルビット線の中心軸が、隣り合う2つのローカルビット線の間を通過し、
    前記複数のサブグローバルビット線が、平面視で前記複数のローカルビット線のいずれとも重ならない、半導体記憶装置。
  5. 複数のメモリーセルがブロック毎に設けられた半導体記憶装置であって、
    各々のブロックにおいて複数の行及び複数の列に配置された複数のメモリーセルと、
    各々のブロックにおいて前記複数の行に配置されて前記複数のメモリーセルに接続された複数のワード線と、
    各々のブロックにおいて前記複数の列に配置されて前記複数のメモリーセルに接続された複数のローカルビット線と、
    列方向に連なる複数のブロックに共通して設けられ、前記複数のローカルビット線にそれぞれのスイッチ素子を介して接続された複数のグローバルビット線と、
    第1の入力端子と第2の入力端子との間の電位差を増幅するセンスアンプと、
    前記センスアンプの前記第2の入力端子に電気的に接続されるリファレンス・メモリーセルと、
    前記複数のメモリーセルの内のいずれかが選択されたときに、前記選択されたメモリーセルにローカルビット線を介して接続されたグローバルビット線を前記センスアンプの前記第1の入力端子に接続すると共に、他のグローバルビット線を前記センスアンプの前記第2の入力端子に接続する切換回路と、
    を備え、
    前記複数のグローバルビット線の各々が、複数のサブグローバルビット線に分岐しており、各々のサブグローバルビット線が、列方向に連なる複数のブロックの各々において2つのローカルビット線にそれぞれのスイッチ素子を介して接続され、平面視で、各々のサブグローバルビット線の中心軸が、隣り合う2つのローカルビット線の間を通過し、
    前記複数のサブグローバルビット線の各々が、平面視で前記2つのローカルビット線と対称的に重なる、半導体記憶装置。
  6. 第1の方向に配列された複数のワード線と、前記第1の方向と交差する第2の方向に配列された複数のローカルビット線と、前記複数のワード線と前記複数のローカルビット線との交差に対応して設けられた複数のメモリーセルとを各々が含み、前記第2の方向において隣り合う第1のメモリーブロック及び第2のメモリーブロックと、
    前記第1のメモリーブロックと前記第2のメモリーブロックとに共通して設けられた複数のグローバルビット線と、
    第1の入力端子と第2の入力端子との間の電位差を増幅するセンスアンプと、
    前記センスアンプの前記第2の入力端子に電気的に接続されるリファレンス・メモリーセルと、
    選択されたメモリーセルにローカルビット線を介して接続されたグローバルビット線を前記センスアンプの前記第1の入力端子に接続すると共に、他のグローバルビット線を前記センスアンプの前記第2の入力端子に接続する切換回路と、
    を含み、
    前記複数のグローバルビット線の内の1つが、第1のサブグローバルビット線と、第2のサブグローバルビット線とを含み、
    前記第1のサブグローバルビット線が、前記第1のメモリーブロックに含まれる前記複数のローカルビット線の内で隣り合う第1のローカルビット線及び第2のローカルビット線にそれぞれスイッチを介して接続されると共に、前記第2のメモリーブロックに含まれる前記複数のローカルビット線の内で隣り合う第3のローカルビット線及び第4のローカルビット線にそれぞれスイッチを介して接続されており、
    前記第1のサブグローバルビット線の中心軸が、平面視で、前記第1のローカルビット線と前記第2のローカルビット線との間、及び、前記第3のローカルビット線と前記第4のローカルビット線との間に位置し、
    前記複数のサブグローバルビット線が、列方向に隣り合う2つのブロックの境界、又は、前記複数のブロックの列方向における端部において、互いに電気的に接続されている、半導体記憶装置。
  7. 第1の方向に配列された複数のワード線と、前記第1の方向と交差する第2の方向に配列された複数のローカルビット線と、前記複数のワード線と前記複数のローカルビット線との交差に対応して設けられた複数のメモリーセルとを各々が含み、前記第2の方向において隣り合う第1のメモリーブロック及び第2のメモリーブロックと、
    前記第1のメモリーブロックと前記第2のメモリーブロックとに共通して設けられた複数のグローバルビット線と、
    第1の入力端子と第2の入力端子との間の電位差を増幅するセンスアンプと、
    前記センスアンプの前記第2の入力端子に電気的に接続されるリファレンス・メモリーセルと、
    選択されたメモリーセルにローカルビット線を介して接続されたグローバルビット線を前記センスアンプの前記第1の入力端子に接続すると共に、他のグローバルビット線を前記センスアンプの前記第2の入力端子に接続する切換回路と、
    を含み、
    前記複数のグローバルビット線の内の1つが、第1のサブグローバルビット線と、第2のサブグローバルビット線とを含み、
    前記第1のサブグローバルビット線が、前記第1のメモリーブロックに含まれる前記複数のローカルビット線の内で隣り合う第1のローカルビット線及び第2のローカルビット線にそれぞれスイッチを介して接続されると共に、前記第2のメモリーブロックに含まれる前記複数のローカルビット線の内で隣り合う第3のローカルビット線及び第4のローカルビット線にそれぞれスイッチを介して接続されており、
    前記第1のサブグローバルビット線の中心軸が、平面視で、前記第1のローカルビット線と前記第2のローカルビット線との間、及び、前記第3のローカルビット線と前記第4のローカルビット線との間に位置し、
    前記複数のサブグローバルビット線の接続部が、平面視で前記複数のメモリーセルのトランジスターの不純物領域と重ならない、半導体記憶装置。
  8. 第1の方向に配列された複数のワード線と、前記第1の方向と交差する第2の方向に配列された複数のローカルビット線と、前記複数のワード線と前記複数のローカルビット線との交差に対応して設けられた複数のメモリーセルとを各々が含み、前記第2の方向において隣り合う第1のメモリーブロック及び第2のメモリーブロックと、
    前記第1のメモリーブロックと前記第2のメモリーブロックとに共通して設けられた複数のグローバルビット線と、
    第1の入力端子と第2の入力端子との間の電位差を増幅するセンスアンプと、
    前記センスアンプの前記第2の入力端子に電気的に接続されるリファレンス・メモリーセルと、
    選択されたメモリーセルにローカルビット線を介して接続されたグローバルビット線を前記センスアンプの前記第1の入力端子に接続すると共に、他のグローバルビット線を前記センスアンプの前記第2の入力端子に接続する切換回路と、
    を含み、
    前記複数のグローバルビット線の内の1つが、第1のサブグローバルビット線と、第2のサブグローバルビット線とを含み、
    前記第1のサブグローバルビット線が、前記第1のメモリーブロックに含まれる前記複数のローカルビット線の内で隣り合う第1のローカルビット線及び第2のローカルビット線にそれぞれスイッチを介して接続されると共に、前記第2のメモリーブロックに含まれる前記複数のローカルビット線の内で隣り合う第3のローカルビット線及び第4のローカルビット線にそれぞれスイッチを介して接続されており、
    前記第1のサブグローバルビット線の中心軸が、平面視で、前記第1のローカルビット線と前記第2のローカルビット線との間、及び、前記第3のローカルビット線と前記第4のローカルビット線との間に位置し、
    前記複数のメモリーセルが設けられた領域の上層において、前記複数のワード線、前記複数のローカルビット線、及び、前記複数のサブグローバルビット線を除き、それら以外の配線が配置されていない、半導体記憶装置。
  9. 第1の方向に配列された複数のワード線と、前記第1の方向と交差する第2の方向に配列された複数のローカルビット線と、前記複数のワード線と前記複数のローカルビット線との交差に対応して設けられた複数のメモリーセルとを各々が含み、前記第2の方向において隣り合う第1のメモリーブロック及び第2のメモリーブロックと、
    前記第1のメモリーブロックと前記第2のメモリーブロックとに共通して設けられた複数のグローバルビット線と、
    第1の入力端子と第2の入力端子との間の電位差を増幅するセンスアンプと、
    前記センスアンプの前記第2の入力端子に電気的に接続されるリファレンス・メモリーセルと、
    選択されたメモリーセルにローカルビット線を介して接続されたグローバルビット線を前記センスアンプの前記第1の入力端子に接続すると共に、他のグローバルビット線を前記センスアンプの前記第2の入力端子に接続する切換回路と、
    を含み、
    前記複数のグローバルビット線の内の1つが、第1のサブグローバルビット線と、第2のサブグローバルビット線とを含み、
    前記第1のサブグローバルビット線が、前記第1のメモリーブロックに含まれる前記複数のローカルビット線の内で隣り合う第1のローカルビット線及び第2のローカルビット線にそれぞれスイッチを介して接続されると共に、前記第2のメモリーブロックに含まれる前記複数のローカルビット線の内で隣り合う第3のローカルビット線及び第4のローカルビット線にそれぞれスイッチを介して接続されており、
    前記第1のサブグローバルビット線の中心軸が、平面視で、前記第1のローカルビット線と前記第2のローカルビット線との間、及び、前記第3のローカルビット線と前記第4のローカルビット線との間に位置し、
    前記複数のサブグローバルビット線が、平面視で前記複数のローカルビット線のいずれとも重ならない、半導体記憶装置。
  10. 第1の方向に配列された複数のワード線と、前記第1の方向と交差する第2の方向に配列された複数のローカルビット線と、前記複数のワード線と前記複数のローカルビット線との交差に対応して設けられた複数のメモリーセルとを各々が含み、前記第2の方向において隣り合う第1のメモリーブロック及び第2のメモリーブロックと、
    前記第1のメモリーブロックと前記第2のメモリーブロックとに共通して設けられた複数のグローバルビット線と、
    第1の入力端子と第2の入力端子との間の電位差を増幅するセンスアンプと、
    前記センスアンプの前記第2の入力端子に電気的に接続されるリファレンス・メモリーセルと、
    選択されたメモリーセルにローカルビット線を介して接続されたグローバルビット線を前記センスアンプの前記第1の入力端子に接続すると共に、他のグローバルビット線を前記センスアンプの前記第2の入力端子に接続する切換回路と、
    を含み、
    前記複数のグローバルビット線の内の1つが、第1のサブグローバルビット線と、第2のサブグローバルビット線とを含み、
    前記第1のサブグローバルビット線が、前記第1のメモリーブロックに含まれる前記複数のローカルビット線の内で隣り合う第1のローカルビット線及び第2のローカルビット線にそれぞれスイッチを介して接続されると共に、前記第2のメモリーブロックに含まれる前記複数のローカルビット線の内で隣り合う第3のローカルビット線及び第4のローカルビット線にそれぞれスイッチを介して接続されており、
    前記第1のサブグローバルビット線の中心軸が、平面視で、前記第1のローカルビット線と前記第2のローカルビット線との間、及び、前記第3のローカルビット線と前記第4のローカルビット線との間に位置し、
    前記複数のサブグローバルビット線の各々が、平面視で前記2つのローカルビット線と対称的に重なる、半導体記憶装置。
  11. 請求項1〜10のいずれか1項記載の半導体記憶装置を備える集積回路装置。
  12. 請求項1〜10のいずれか1項記載の半導体記憶装置を備える電子機器。
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