JP6835666B2 - 調整方法、制御装置、電力調整システム及びプログラム - Google Patents
調整方法、制御装置、電力調整システム及びプログラム Download PDFInfo
- Publication number
- JP6835666B2 JP6835666B2 JP2017107673A JP2017107673A JP6835666B2 JP 6835666 B2 JP6835666 B2 JP 6835666B2 JP 2017107673 A JP2017107673 A JP 2017107673A JP 2017107673 A JP2017107673 A JP 2017107673A JP 6835666 B2 JP6835666 B2 JP 6835666B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- power
- amount
- charging
- demand
- adjustment
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 65
- 238000010248 power generation Methods 0.000 claims description 109
- 238000007599 discharging Methods 0.000 claims description 18
- 230000001172 regenerating effect Effects 0.000 claims description 18
- 230000001502 supplementing effect Effects 0.000 claims description 4
- 230000008901 benefit Effects 0.000 claims description 3
- 238000007726 management method Methods 0.000 description 99
- 230000008569 process Effects 0.000 description 41
- 238000004364 calculation method Methods 0.000 description 40
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 26
- 230000001629 suppression Effects 0.000 description 13
- 230000000087 stabilizing effect Effects 0.000 description 7
- 230000006870 function Effects 0.000 description 6
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 230000005611 electricity Effects 0.000 description 5
- 239000000446 fuel Substances 0.000 description 5
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 4
- 238000001803 electron scattering Methods 0.000 description 4
- 230000006641 stabilisation Effects 0.000 description 3
- 238000011105 stabilization Methods 0.000 description 3
- 239000000470 constituent Substances 0.000 description 2
- 230000007812 deficiency Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000004044 response Effects 0.000 description 2
- 238000004378 air conditioning Methods 0.000 description 1
- 230000001174 ascending effect Effects 0.000 description 1
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 230000008859 change Effects 0.000 description 1
- 238000004590 computer program Methods 0.000 description 1
- 238000004146 energy storage Methods 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 239000004973 liquid crystal related substance Substances 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 1
- 230000008520 organization Effects 0.000 description 1
- 230000001737 promoting effect Effects 0.000 description 1
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 description 1
- 239000007787 solid Substances 0.000 description 1
- 239000013589 supplement Substances 0.000 description 1
Images
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T90/00—Enabling technologies or technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02T90/10—Technologies relating to charging of electric vehicles
- Y02T90/16—Information or communication technologies improving the operation of electric vehicles
- Y02T90/167—Systems integrating technologies related to power network operation and communication or information technologies for supporting the interoperability of electric or hybrid vehicles, i.e. smartgrids as interface for battery charging of electric vehicles [EV] or hybrid vehicles [HEV]
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y04—INFORMATION OR COMMUNICATION TECHNOLOGIES HAVING AN IMPACT ON OTHER TECHNOLOGY AREAS
- Y04S—SYSTEMS INTEGRATING TECHNOLOGIES RELATED TO POWER NETWORK OPERATION, COMMUNICATION OR INFORMATION TECHNOLOGIES FOR IMPROVING THE ELECTRICAL POWER GENERATION, TRANSMISSION, DISTRIBUTION, MANAGEMENT OR USAGE, i.e. SMART GRIDS
- Y04S30/00—Systems supporting specific end-user applications in the sector of transportation
- Y04S30/10—Systems supporting the interoperability of electric or hybrid vehicles
- Y04S30/12—Remote or cooperative charging
Landscapes
- Supply And Distribution Of Alternating Current (AREA)
- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
Description
(1)電気自動車に対する充電
(2)電気自動車の非稼働(非走行)時に専用の電力変換器を介して送配電系統へ接続し、EV内の電池を系統の電力品質安定化のために提供する。
また、電気自動車の普及が進むと、電気自動車が搭載する電池や充電スタンドに併設された電池を電力の需給バランスを取る目的で利用することができる。
なお、特許文献1には、走行中の電気自動車に対して、配下の配電区域内の充電スタンドで充電を行う電気自動車を募集して、その中から必要な数の電気自動車を選定し、各電気自動車への充電量を決定し、さらに、各電気自動車を適切な各充電スタンドに個別に誘導して、各充電スタンドにおける各電気自動車への充電電力を制御することによって、電力系統における電力の需給バランスを取る方法について記載がある。
この目的のために、電気自動車が搭載する電池や充電スタンドに併設された電池を活用して、需要量の過不足分を調整する方法が求められている。
以下、本発明の第1実施形態による電力需要の調整方法について図1〜図6を参照して説明する。
図1は、本発明に係る第1実施形態における電力の需要バランシンググループにおける電力の調整手段の構成例を示す概略図である。
図1に本実施形態の電力調整システムを示す。電力調整システムは、電力調整サーバ10と、系統ESS(Energy Storage System)管理サーバ20と、自家発電管理サーバ30と、再生エネルギ管理サーバ40と、EV(Electric Vehicle)およびEV関連設備管理サーバ50(以下、EV管理サーバ50と記載)と、需要量管理サーバ60と、外部調達電力管理サーバ70と、系統ESS21と、発電設備31と、再生エネルギ発電設備41と、充電スタンド51と、充電スタンド併設ESS52(以下、充電ST併設ESS52と記載する。)と、EV搭載電池53と、設備61と、を含む。電力調整サーバ10は、系統ESS管理サーバ20、自家発電管理サーバ30、再生エネルギ管理サーバ40、EV管理サーバ50、需要量管理サーバ60、外部調達電力管理サーバ70の各サーバと通信可能に接続されている。
需要G内には、電力需要の調整に用いることができる様々な手段が存在する。そのような手段には、例えば、図1に示す系統ESS21、発電設備31、再生エネルギ発電設備41、充電スタンド51、充電ST併設ESS52、EV搭載電池53、設備61が存在する。
これら、系統ESS21と充電ST併設ESS52による電力調整は、コストをかけずに行うことができるという利点がある。
次にこれまでに説明した上記の電力調整手段を制御する各管理サーバについて説明する。電力調整サーバ10は、ある1つの需要Gに生じる電力需要の計画値と実際の需要量との差を調整するために、上記した各電力調整手段(系統ESS21、充電ST併設ESS52、EV搭載電池53、設備61、発電設備31、再生エネルギ発電設備41)の中のどの手段を用いて調整するかを決定する。この決定に際して電力調整サーバ10は、発生コストが少ない順に、(1)充放電設備(系統ESS21、充電ST併設ESS52、EV搭載電池53)、次に(2)需要の抑制、最後に(3)発電設備による発電、の順に選択する。また、電力調整サーバ10は、設備規模としての容量ではなく、稼働可能な容量の大きい順に選択する調整手段を決定する。電力調整サーバ10の機能や電力調整手段の決定処理の詳細については、図2〜図6を用いて説明する。
図示するように電力調整サーバ10は、計画値取得部101と、実績値取得部102と、需要予測部103と、要調整量算出部104と、系統ESS充電状態情報取得部105と、充電ST併設ESS充電状態情報取得部106と、EV充電状態情報取得部107と、需要抑制可能量取得部108と、発電可能量取得部109と、調達可能量取得部110と、調整手段選択部111と、インバランス料金算出部112と、調整対価算出部113と、発電費用算出部114と、通信部120と、記憶部121と、を備える。
実績値取得部102は、需要G内で消費または発電された電力量の実績値を各サーバ20〜60から取得する。例えば、実績値取得部102は、EV管理サーバ50から電気自動車の充電に使用した電力量の情報を取得する。例えば、実績値取得部102は、需要量管理サーバ60から設備61が消費した電力量の情報を取得する。
需要予測部103は、実績値取得部102が取得した実績値に基づいて、所定の期間に必要となる電力量(実需要値)を予測する。
要調整量算出部104は、電力需要の計画値と実需要量の差を算出する。
系統ESS充電状態情報取得部105は、系統ESS21の充電状態情報を、通信部120を介して系統ESS管理サーバ20から取得する。
充電ST併設ESS充電状態情報取得部106は、充電ST併設ESS52の充電状態情報を、通信部120を介してEV管理サーバ50から取得する。
EV充電状態情報取得部107は、EV搭載電池53の充電状態情報を、通信部120を介してEV管理サーバ50から取得する。
需要抑制可能量取得部108は、設備61にて抑制可能な電力量を、通信部120を介して需要量管理サーバ60から取得する。
発電可能量取得部109は、発電設備31にて発電可能な電力量を、通信部120を介して自家発電管理サーバ30から取得する。また、発電可能量取得部109は、再生エネルギ発電設備41にて発電可能な電力量を、通信部120を介して再生エネルギ管理サーバ40から取得する。
調達可能量取得部110は、電力取引所や電力小売市場から調達可能な電力量を、通信部120を介して外部調達電力管理サーバ70から取得する。また、調達可能量取得部110は、電力取引所等から調達した電力の価格情報を取得する。
調整手段選択部111は、電力需要の計画値と実需要量の差を解消するための電力調整手段(1つでも複数でも良い)を選択する。電力調整手段の選択処理については次に図3〜図6を用いて説明する。
インバランス料金算出部112は、同時同量が達成できないときに支払わなければならないインバランス料金の金額を算出する。インバランス料金の金額は、例えば、電力需要の計画値と実需要量の差の大きさに応じてデータテーブルに設定されている。このデータテーブルは、記憶部121に記録されている。
調整対価算出部113は、調整手段選択部111によって選択された電力調整手段によって電力の調整を行ったときに必要なコストを算出する。
発電費用算出部114は、発電設備31によって発電する電力量を増加させ、その増加分を利用して電力需要の計画値と実需要量の差を調整する場合に要する発電費用を算出する。
通信部120は他のサーバとの通信を行う。記憶部121は、電力調整手段決定処理に必要な種々の情報を記憶する。
以下、図3〜図6を用いて、ある1つの単位時間について、その単位時間での電力の同時同量を達成するために行われる本実施形態の電力調整手段の決定処理について説明する。前提として、単位時間ごとの電力需要の計画値は予め記憶部121に記録されているとする。また、需要Gは、その計画値に対して釣り合うだけの電力量を、一般電気事業者等から調達する契約を行っているものとする。つまり、ある単位時間の開始時刻を迎えるときには同時同量が達成できるよう計画されているものとする。
要調整量が0より大きい場合、つまり、計画値が実需要量を上回る場合は、調達する電力量が余ることが予測される。電力量が余ると同時同量が達成できずインバランス料金が課せられることになるので、その余剰分を容量の大きな系統ESS21や充電ST併設ESS52に優先して充電することを検討し、足りない場合は、EV搭載電池53への充電を検討する。具体的には、要調整量が0より大きい場合(ステップS14;Yes)、調整手段選択部111は、需要G内(バランシンググループ内)のESS(系統ESS21及び充電ST併設ESS52)の充電状態情報を取得する(ステップS15)。例えば、調整手段選択部111は、系統ESS充電状態情報取得部105が系統ESS管理サーバ20から取得して記憶部121へ記録した系統ESS21の充電状態情報と、充電ST併設ESS充電状態情報取得部106がEV管理サーバ50から取得して記憶部121へ記録した充電ST併設ESS52の充電状態情報と、を記憶部121から読み出して取得する。
要調整量が0以下の場合、つまり、実需要量が計画値を上回る場合は、調達する電力量では足りないことが予測される。電力が不足すると同時同量が達成できずインバランス料金が課せられることになるので、その不足分を、コストが掛からないESS(系統ESS21、充電ST併設ESS52)からの放電で補う、需要を低下させる、EV搭載電池53からの放電で補う、需要G内の発電設備による発電で補うという順に検討する。具体的な処理については、図4を用いて説明を行う。要調整量が0以下の場合(ステップS14;No)、調整手段選択部111は、要調整量と0との差が所定の範囲内かどうかを判定し(ステップS30)、所定の範囲内の場合(ステップS30;Yes)は、特に調整手段の選択を行わない。一方、所定の範囲を超える場合(ステップS30;No)は、調整手段選択部111は、ステップS15と同様にして需要G内のESSの充電状態情報を取得する(ステップS31)。次に調整手段選択部111は、取得した充電状態情報に含まれる各ESS(系統ESS21及び充電ST併設ESS52)の容量と充電率の情報から、放電可能な電力量の合計値を算出する(ステップS32)。次に調整手段選択部111は、ESSで放電可能な電力量が要調整量より大きいかどうかを判定する(ステップS33)。ESSで放電可能な電力量が、要調整量より大きい場合(ステップS33;Yes)、調整手段選択部111は、系統ESS21及び充電ST併設ESS52を用いて、要調整量分の電力量を調整すること(Step A1)を決定する。次に調整手段選択部111は、需要G内ESSでの電力の需給調整を行う(ステップS34)。例えば、調整手段選択部111は、全ての系統ESS21及び充電ST併設ESS52の容量と充電率の情報から、実際に放電できる容量が大きいものから順に、要調整量分の電力量を全て補うことができるまで、系統ESS21又は充電ST併設ESS52を選択する。調整手段選択部111は、選択した系統ESS21の識別情報と放電容量とを、通信部120を介して、系統ESS管理サーバ20へ送信する。系統ESS管理サーバ20は、選択された系統ESS21に対して放電を行うよう制御する。また、調整手段選択部111は、選択した充電ST併設ESS52の識別情報と放電容量を、通信部120を介して、EV管理サーバ50へ送信する。EV管理サーバ50は、選択された充電ST併設ESS52に対して放電を行うよう制御する。
次に調整対価算出部113は、EV搭載電池53による放電に協力したユーザへ支払う調整力の提供対価を算出する(ステップS63)。この処理は、ステップS54と同様である。次に発電費用算出部114は、発電設備31による発電に必要な発電費用を算出する(ステップS64)。例えば、発電費用算出部114は、発電量を増加する発電設備31ごとに単位電力量当たりの燃料費と発電増加量を乗じる等して各発電設備31に対する発電費用を算出し、それらを合計して発電費用の総額を算出する。なお、単位電力量当たりの燃料費は、例えば、自家発電管理サーバ30から取得する。発電費用算出部114は、発電費用の総額を調整手段選択部111に出力する。調整手段選択部111は、ステップS63で算出した調整力の提供対価の総額と発電費用の総額を合計して調整対価の総額を算出する。
なお、必要に応じた数の充電ST併設ESS52の充放電を統一的に制御することで、充電ST併設ESS52を系統ESS21の代わりとして利用することができる。今後、電気自動車の普及と共に充電ST併設ESS52の設置が促進されると考えられるが、充電ST併設ESS52の従来の役割である電気自動車への充電や、V2Gによる電力安定化への貢献に加え、本実施形態で説明したような計画時同時同量達成(インバランス回避)への活用を、充電ST併設ESS52に対する制御内容に組み込むことで、充電ST併設ESS52の利用価値が高め、系統ESS21の容量を低減したり、系統ESS21の導入を控えることができるため、より低コストで、需要G内の電力需給の調整を行うことができるようになる。
同様に、本実施形態で説明したインバランス回避のための制御を行うことで、電気自動車が搭載するEV搭載電池53を有効に活用し、電気自動車の普及並びに社会全体の省エネルギ化に貢献することができる。
以下、本発明の第2実施形態による電力の需給バランスの調整方法について図7〜図10を参照して説明する。
電気自動車が普及すると需要G内における電気自動車(EV搭載電池53)、充電スタンド51(充電ST併設ESS52)の数量が増加する。そこで、第2実施形態では、充電ST併設ESS52およびEV搭載電池53に焦点を当て、これらを活用する1つの実施例について説明を行う。なお、本発明の第2実施形態に係る構成のうち、本発明の第1実施形態に係る電力調整システムの構成と同じものには同じ符号を付し、それらの説明を省略する。
第2実施形態では、電気自動車及び充電スタンド51が普及した状況において、需要G内のEV搭載電池53及び充電ST併設ESS52を、ユーザグループとして形成し、このユーザグループが保有する電池群を以下の観点で制御し、需要G内の電力需要と供給の調整を行う。
(1)計画時同時同量達成のための調整力として、需要Gに提供する。
(2)再生エネルギ発電設備41による発電品質安定化のための調整力として、需要Gに提供する。
図8は、本発明に係る第2実施形態における電力の調整手段を決定する処理の一例を示す第1のフローチャートである。図9は、本発明に係る第2実施形態における電力の調整手段を決定する処理の一例を示す第2のフローチャートである。図10は、本発明に係る第2実施形態における電力の調整手段を決定する処理の一例を示す第3のフローチャートである。
まず、図8を用いて説明する。調整手段選択部111が、単位時間における発電計画値(調達する電力)と電力需要の計画値とを取得する(ステップS100)。また、調整手段選択部111は、これらの差を計算(電力需要の計画値−発電計画値)する。
次に調整手段選択部111が、需要G内のEV搭載電池53及び充電ST併設ESS52を除いた電力調整手段による調整能力を算出する(ステップS101)。調整手段選択部111は、系統ESS21による充放電能力、発電設備31による発電能力、設備61による需要抑制能力を合計し、余剰分を吸収できる電力量、供給できる電力量を算出する。
次に需要予測部103が、需要G内の電気自動車の充電状態情報及び電気自動車の動静予測情報から単位時間内での電気自動車(EV搭載電池53)による調整能力を算出する(ステップS102)。なお、動静予測情報(どれぐらいの数の電気自動車がどの程度走行するかを予測する情報)は、予め記憶部121に記録されている。
次に需要予測部103が、需要G内の充電ST併設ESS52の充電状態情報及び充電スタンド51への電気自動車の到来予測情報から充電ST併設ESS52による調整能力を算出する(ステップS103)。なお、到来予測情報は、予め記憶部121に記録されている。
インバランスの回避が可能な場合(ステップS104;Yes)、
調整手段選択部111は、EV搭載電池53及び充電ST併設ESS52による調整能力を、再生エネルギ発電設備41の発電品質の安定化に利用することを検討する。具体的には、まず、調整対価算出部113は、EV搭載電池53及び充電ST併設ESS52が放電した電力を供給することで、再生エネルギ発電設備41を運営する再生エネルギ事業者からどれだけの収入があるかを算出する(ステップS105)。再生エネルギ事業者が、予め定められた電力量を供給できない場合、不足電力の供給に対して再生エネルギ事業者が支払うべき1Whあたりの料金が記憶部121に記録されていて、調整対価算出部113は、要調整量にこの料金を乗じて収入を算出する。
次に調整手段選択部111は、再生エネルギ事業者からの収入額と電池買取価格変動額を比較し、再生エネルギ事業者からの収入額が電池買取価格変動額より小さいかどうかを判定する(ステップS107)。収入額が電池買取価格変動額(価格の低下分)以上の場合(ステップS107;No)、調整手段選択部111は、EV搭載電池53及び充電ST併設ESS52による調整能力を、再生エネルギ発電設備41の発電品質の安定化に利用することを決定する(ステップS108)。
収入額が電池買取価格変動額より小さい場合(ステップS107;Yes)、調整手段選択部111は、EV搭載電池53及び充電ST併設ESS52による調整能力を発電品質の安定化に利用しない。なお、何れの場合も、調整手段選択部111は、EV搭載電池53及び充電ST併設ESS52以外の調整能力によりインバランス回避を行うよう、例えば第1実施形態で説明した処理に従って、電力調整手段の選択を行う。
次に調整手段選択部111は、充電ST併設ESS52の調整能力を加えれば、インバランスの発生を回避できるかどうかを判定する(ステップS111)。ステップS101で算出した調整能力に需要G内の充電ST併設ESS52によって充電または放電が可能な容量を加えることで、発電計画値と電力需要の計画値の差を調整することができる場合(ステップS111;Yes)、調整手段選択部111は、充電ST併設ESS52が負担する調整量を算出する(ステップS112)。次に調整対価算出部113は、充電ST併設ESS52への調整力提供対価を算出する(ステップS113)。例えば、調整対価算出部113は、ステップS106と同様にして、充電ST併設ESS52を提供することによる電池の劣化状態変動に伴う電池買取価格変動額を算出する。
次に調整手段選択部111は、インバランス回避に必要な外部からの追加調達量を算出する(ステップS131)。つまり、調整手段選択部111は、需要G内の電力調整力で調整可能な電力量と要調整量との差を算出し、これを追加調達量とする。
次に調達可能量取得部110が、外部から足りない電力を調達した場合の追加調達額を算出する(ステップS132)。調達可能量取得部110は、外部調達電力管理サーバ70から電力の価格情報を取得し、ステップS131で算出された追加調達量と価格とを乗じて、追加調達額を算出する。
次に調整手段選択部111は、インバランス料金と、調整対価額に追加調達額を加えた値とを比較し、インバランス料金が、調整対価額と追加調達額の合計値以上かどうかを判定する(ステップS133)。インバランス料金が合計値以上の場合(ステップS133;Yes)、調整手段選択部111は、外部から追加の電力を調達することを決定する(ステップS134)。
インバランス料金が合計値未満の場合(ステップS133;No)、調整手段選択部111は、充電ST併設ESS52及びEV搭載電池53の調整力をインバランス回避のために提供することを決定する(ステップS125)。
電力調整サーバ10、系統ESS管理サーバ20、自家発電管理サーバ30、再生エネルギ管理サーバ40、EV管理サーバ50、需要量管理サーバ60、外部調達電力管理サーバ70は、例えば一般的なコンピュータ500を用いて実現することができる。図10にコンピュータ500の構成の一例を示す。
図11は、本発明に係る電力調整サーバ10のハードウェア構成の一例を示す図である。
コンピュータ500は、CPU(Central Processing Unit)501、RAM(Random Access Memory)502、ROM(Read Only Memory)503、ストレージ装置504、外部I/F(Interface)505、入力装置506、出力装置507、通信I/F508等を有する。これらの装置はバスBを介して相互に信号の送受信を行う。
また、電力調整サーバ10等は、1台のコンピュータで構成されていても良いし、通信可能に接続された複数のコンピュータで構成されていてもよい。
20・・・系統ESS管理サーバ
30・・・自家発電管理サーバ
40・・・再生エネルギ管理サーバ
50・・・EV管理サーバ
60・・・需要量管理サーバ
70・・・外部調達電力管理サーバ
21・・・系統ESS
31・・・発電設備
41・・・再生エネルギ発電設備
51・・・充電スタンド
52・・・充電ST併設ESS
53・・・EV搭載電池
61・・・設備
101・・・計画値取得部
102・・・実績値取得部
103・・・需要予測部
104・・・要調整量算出部
105・・・系統ESS充電状態情報取得部
106・・・充電ST併設ESS充電状態情報取得部
107・・・EV充電状態情報取得部
108・・・需要抑制可能量取得部
109・・・発電可能量取得部
110・・・調達可能量取得部
111・・・調整手段選択部
112・・・インバランス料金算出部
113・・・調整対価算出部
114・・・発電費用算出部
120・・・通信部
121・・・記憶部
Claims (10)
- 電気自動車と電気自動車に対して充電を行う充電スタンドとを含む電力の需要家のグループにおける電力需要の計画値と実際の需要量とを調整するコンピュータによる調整方法であって、
電力需要の計画値と実際の需要量に相当する実需要値を取得するステップと、
前記計画値と前記実需要値との差を所定の閾値以下に調整するための、前記グループにおける電力の調整手段を選択するステップと、
を有し、
前記電力の調整手段を選択するステップでは、
前記充電スタンドに併設された電池を、前記電気自動車が搭載する電池よりも優先して選択し、前記充電スタンドに併設された電池からの放電又は当該電池への充電によって、前記差が示す電力量を調整できるかどうかを判定し、調整できると判定した場合、前記充電スタンドに併設された電池によって前記差が示す電力量を調整することを決定する、
調整方法。 - 前記計画値から前記実需要値を減算した差が正の場合、
前記電力の調整手段を選択するステップでは、
前記充電スタンドに併設された電池への充電によって前記差が示す電力量を調整できるかどうかを判定し、
調整できない場合、前記電気自動車が搭載する電池へ充電が可能な電力量を算出する、
請求項1に記載の調整方法。 - 前記計画値から前記実需要値を減算した差が負の場合、
前記電力の調整手段を選択するステップでは、
前記充電スタンドに併設された電池からの放電によって前記差が示す電力量を調整できるかどうかを判定し、
調整できない場合、前記実需要値のうち抑制が可能な電力需要量を算出する、
請求項1または請求項2に記載の調整方法。 - 前記電力の調整手段を選択するステップでは、
さらに、前記抑制が可能な電力需要量によって前記差が示す電力量を調整できるかどうかを判定し、
調整できない場合、前記電気自動車が搭載する電池が放電できる電力量を算出する、
請求項3に記載の調整方法。 - 前記電力の調整手段を選択するステップでは、
さらに、前記電気自動車が搭載する電池が放電できる電力量によって前記差が示す電力量を調整できるかどうかを判定し、
調整できない場合、前記グループの発電設備が発電できる電力量を算出する、
請求項4に記載の調整方法。 - 前記電力の調整手段を選択するステップでは、
選択候補となる前記電力の調整手段を選択するか否かを判定するにあたり、
前記選択候補となる電力の調整手段を含めて前記差に対応する電力量を調整する場合の調整に要する対価の総額と、前記差に応じたインバランス料金とを比較し、前記インバランス料金が前記対価の総額を上回る場合、前記選択候補となる電力の調整手段を選択する、
請求項1から請求項5の何れか1項に記載の調整方法。 - 前記電力の調整手段を選択するステップでは、
前記充電スタンドに併設された電池および前記電気自動車が搭載する電池を除く他の前記電力の調整手段によって、前記差の調整が可能か否かを判定し、
調整が可能な場合、前記充電スタンドに併設された電池および前記電気自動車が搭載する電池が放電できる電力量によって、前記グループの再生エネルギの発電設備が発電すべき電力量を補うことによる利益を計算する、
請求項1から請求項6の何れか1項に記載の調整方法。 - 電気自動車と電気自動車に対して充電を行う充電スタンドとを含む電力の需要家のグループにおける電力需要の計画値と実際の需要量とを調整する電力の調整手段を選択する制御装置であって、
電力需要の計画値と実際の需要量に相当する実需要値を取得し、前記計画値と前記実需要値との差を所定の閾値以下に調整するための、前記グループにおける前記電力の調整手段を選択する調整手段選択部、
を備え、
前記調整手段選択部は、前記充電スタンドに併設された電池を、前記電気自動車が搭載する電池よりも優先して電力の調整手段として選択し、前記充電スタンドに併設された電池からの放電又は当該電池への充電によって、前記差が示す電力量を調整できるかどうかを判定し、調整できると判定した場合、前記充電スタンドに併設された電池によって前記差が示す電力量を調整することを決定する、
制御装置。 - 請求項8に記載の制御装置と、
前記電気自動車が充電する充電スタンドと、
前記充電スタンドに併設された電池の充電状態を示す情報を記憶する充電スタンド管理サーバと、
を備える電力調整システム。 - コンピュータを、
電気自動車と電気自動車に対して充電を行う充電スタンドとを含む電力の需要家のグループにおける電力需要の計画値と実際の需要量に相当する実需要値を取得する手段、
前記計画値と前記実需要値との差を所定の閾値以下に調整するための、前記グループにおける電力の調整手段を選択する手段、
として機能させ、
前記電力の調整手段を選択する手段は、
前記充電スタンドに併設された電池を、前記電気自動車が搭載する電池よりも優先し、前記充電スタンドに併設された電池からの放電又は当該電池への充電によって、前記差が示す電力量を調整できるかどうかを判定し、調整できると判定した場合、前記充電スタンドに併設された電池によって前記差が示す電力量を調整することを決定する、
プログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017107673A JP6835666B2 (ja) | 2017-05-31 | 2017-05-31 | 調整方法、制御装置、電力調整システム及びプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017107673A JP6835666B2 (ja) | 2017-05-31 | 2017-05-31 | 調整方法、制御装置、電力調整システム及びプログラム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018205871A JP2018205871A (ja) | 2018-12-27 |
JP6835666B2 true JP6835666B2 (ja) | 2021-02-24 |
Family
ID=64957760
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017107673A Active JP6835666B2 (ja) | 2017-05-31 | 2017-05-31 | 調整方法、制御装置、電力調整システム及びプログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6835666B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102305777B1 (ko) * | 2019-12-03 | 2021-09-30 | 주식회사 에이치에너지 | 클러스터링 기반 예측적 ess 충방전 운용 시스템 및 방법 |
JP7181853B2 (ja) * | 2019-12-25 | 2022-12-01 | 株式会社日立製作所 | 調整力計画作成装置およびその方法 |
DE102020203407A1 (de) * | 2020-03-17 | 2021-09-23 | Siemens Aktiengesellschaft | Energiemanagementverfahren sowie Energiemanagementsystem |
WO2021193006A1 (ja) * | 2020-03-27 | 2021-09-30 | 本田技研工業株式会社 | 支援システム、支援方法、サーバ装置、およびプログラム |
Family Cites Families (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5391886B2 (ja) * | 2009-07-10 | 2014-01-15 | パナソニック株式会社 | 充電手段付き電気機器、充電手段付き電気機器の制御方法、およびそのプログラム |
JP5439242B2 (ja) * | 2010-03-18 | 2014-03-12 | 株式会社東芝 | エネルギーナビゲーション制御装置、エネルギーナビゲーションシステム、およびエネルギーナビゲータ |
CN103190052B (zh) * | 2010-08-05 | 2016-06-08 | 三菱自动车工业株式会社 | 电力供需调平系统 |
JP5983237B2 (ja) * | 2012-09-25 | 2016-08-31 | 日産自動車株式会社 | 電力マネジメントシステム |
JP6118136B2 (ja) * | 2013-02-27 | 2017-04-19 | 株式会社日立製作所 | 電力補給調整装置及び電力補給調整方法 |
CN105453362A (zh) * | 2013-07-31 | 2016-03-30 | 日本电气株式会社 | 电力供需调整系统和电力供需调整方法 |
JP6123566B2 (ja) * | 2013-08-12 | 2017-05-10 | 株式会社Ihi | 電力需給制御方法及び装置 |
JP6365069B2 (ja) * | 2014-07-28 | 2018-08-01 | 株式会社Ihi | エネルギーマネジメントシステム、電力需給計画最適化方法および電力需給計画最適化プログラム |
JP5951747B2 (ja) * | 2014-12-24 | 2016-07-13 | 中国電力株式会社 | 電力系統制御装置 |
-
2017
- 2017-05-31 JP JP2017107673A patent/JP6835666B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2018205871A (ja) | 2018-12-27 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6783190B2 (ja) | 決定方法、決定装置及びプログラム | |
JP6835666B2 (ja) | 調整方法、制御装置、電力調整システム及びプログラム | |
JP7179500B2 (ja) | 蓄電池管理装置、蓄電池管理方法および蓄電池管理プログラム | |
JP6838792B2 (ja) | 制御装置、制御システム、制御装置の動作方法及びプログラム | |
JP2019033629A (ja) | 電力制御方法、制御装置、充電システム及びプログラム | |
JP5789794B2 (ja) | エネルギー貯蔵システムの制御方法 | |
US20140100708A1 (en) | Information processing device, information processing method, program, recording medium, and information processing system | |
JP6050938B2 (ja) | 電力供給システム、電力供給制御装置、電力供給方法及びプログラム | |
JP6025332B2 (ja) | 電力供給システム、電力供給制御装置、電力供給方法及びプログラム | |
KR20200081114A (ko) | 수요반응에 기반한 에너지 저장 시스템 충방전 제어 기능을 갖는 가상발전소 운영 시스템 및 그 운영 방법 | |
KR101629807B1 (ko) | 전력계통 운영 보조서비스를 위한 전기자동차 충전개소의 참여용량 제어방법 및 시스템 | |
RU2014137174A (ru) | Распределенный интеллект электрического транспортного средства | |
Zaher et al. | Optimal operation of battery exchange stations for electric vehicles | |
JP5789764B1 (ja) | 蓄電池管理装置及びその方法 | |
JP6653177B2 (ja) | 電力デマンドレスポンス管理装置、電力デマンドレスポンス管理方法および電力デマンドレスポンス管理システムならびに電力需要管理装置。 | |
JP2014096928A (ja) | 充電スケジュール管理装置及び方法ならびにプログラム、それを備えた充電スケジュール管理システム | |
JP6640954B2 (ja) | 電力制御システム、制御装置及び電力制御方法 | |
JP2002135976A (ja) | 負荷平準化システム及び負荷平準化方法 | |
JP2016063629A (ja) | 蓄電池制御装置、蓄電池制御方法及びプログラム | |
JP2013143816A (ja) | 電力供給システム、電力供給制御装置、電力供給方法及びプログラム | |
JP2021087261A (ja) | 管理装置、電力調整可能量推定方法、コンピュータプログラム、及びシステム | |
US20220376522A1 (en) | Region energy management device and region energy management method | |
KR20220088067A (ko) | 소형 분산자원 기반의 집합자원 관리 방법 및 그 장치 | |
JP6996550B2 (ja) | 電力管理装置、電力管理方法、及び、プログラム | |
US11329490B2 (en) | Management device, management method, and storage medium |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20170601 |
|
RD03 | Notification of appointment of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423 Effective date: 20181109 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20190919 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20200727 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20201124 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20210112 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20210126 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20210204 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6835666 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |