JP5789764B1 - 蓄電池管理装置及びその方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】蓄電池を共有している複数の利用者のそれぞれが、他の利用者による蓄電池の使用の影響を受けることなく、蓄電池を使用できることを可能にする蓄電池管理装置等を提供する。【解決手段】複数の利用者による蓄電池22の使用を管理する蓄電池管理装置30であって、複数の利用者のそれぞれと蓄電池22における使用可能な電池容量との対応関係を示す割り当てテーブル34aを記憶する記憶部34と、複数の利用者が割り当てテーブル34aで示される使用可能な電池容量の範囲内で蓄電池22を使用するように、蓄電池22への充電及び蓄電池22からの放電を制御する制御部33とを備える。【選択図】図1

Description

本発明は、蓄電池管理装置及びその方法に関し、特に、複数の利用者による蓄電池の使用を管理する蓄電池管理装置に関する。
蓄電池は、停電等によって系統電力の供給が断たれた場合、あるいは、供給電力が不足している場合等においては、貴重な電力源となる。さらに、割安な夜間電力を充電しておき、日中に蓄電池からの電力を使用することで、電気代を節約したり、ピーク電力を削減したり、消費電力を平準化したりするためにも蓄電池が用いられる。
従来、このような非常時あるいは積極的な利用に対応する蓄電池の管理方法として、蓄電池を複数の利用者(住戸及び住宅)で共有する技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1では、地域内に共有蓄電池を備え、系統電源の遮断時に、予め要望されている施設に対して蓄電池から電力を給電する電力管理装置が開示されている。
特開2014−64352号公報
しかしながら、上記特許文献1の技術によれば、蓄電池を複数の施設で共有して使用することが可能になるものの、多くの電力を早く使用したものがより多くの利益を享受できるという「早い者勝ち」となるために、公平な共有が保証されないという問題がある。たとえば、ある施設が多くの電力を使用したために蓄電池の残容量がなくなってしまった場合には、その後で使用を予定していた他の施設は、もはや、蓄電池が充電されない限り、蓄電池の電力を使用することができない。
そこで、本発明は、蓄電池を共有している複数の利用者のそれぞれが、他の利用者による蓄電池の使用の影響を受けることなく、蓄電池を使用できることを可能にする蓄電池管理装置等を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の一形態における蓄電池管理装置は、複数の利用者による蓄電池の使用を管理する蓄電池管理装置であって、前記複数の利用者のそれぞれと前記蓄電池における使用可能な電池容量との対応関係を記憶する記憶部と、前記対応関係を変更する変更部と、前記複数の利用者が、前記変更部によって変更された前記対応関係で示される使用可能な電池容量の範囲内で前記蓄電池を使用するように、前記蓄電池への充電及び前記蓄電池からの放電を制御する制御部とを備え、前記複数の利用者には、電力の供給を事業とする電気事業者と、前記電気事業者以外の利用者である非電気事業者とが含まれ、前記変更部は、予測される需要電力に応じて、前記電気事業者が使用可能な電池容量と前記非電気事業者が使用可能な電池容量との比が変化するように、前記対応関係を変更する。
また、本発明の一形態における蓄電池管理方法は、複数の利用者による蓄電池の使用を管理する蓄電池管理方法であって、記憶部に記憶された、前記複数の利用者のそれぞれと前記蓄電池における使用可能な電池容量との対応関係を変更する変更ステップと、前記複数の利用者から、前記蓄電池の充放電に関する指令を受信する受信ステップと、前記変更ステップで変更された前記対応関係を参照することで、前記複数の利用者が前記対応関係で示される使用可能な電池容量の範囲内で前記蓄電池を使用するように、前記蓄電池への充電及び前記蓄電池からの放電を制御する制御ステップとを含み、前記複数の利用者には、電力の供給を事業とする電気事業者と、前記電気事業者以外の利用者である非電気事業者とが含まれ、前記変更ステップでは、予測される需要電力に応じて、前記電気事業者が使用可能な電池容量と前記非電気事業者が使用可能な電池容量との比が変化するように、前記対応関係を変更する
本発明に係る蓄電池管理装置及び蓄電池管理方法により、蓄電池を共有している複数の利用者のそれぞれが、他の利用者による蓄電池の使用の影響を受けることなく、蓄電池を使用できることが可能になる。言い換えると、複数の利用者のそれぞれがあたかも固有の蓄電池を使用しているかのようにして蓄電池を共有できる。
本発明の実施の形態における蓄電池管理装置を含む電力供給システムの構成を示すブロック図 同蓄電池管理装置が備える割り当てテーブルの一例を示す図 同蓄電池管理装置による蓄電池の充放電に関する制御を示すフローチャート 同蓄電池管理装置による蓄電池の割り当て変更に関する制御を示すフローチャート 同蓄電池管理装置が備える変更部による割り当てテーブルの変更例を示す状態遷移図 同蓄電池管理装置による電気料金の計算に関する手順を示すフローチャート 同蓄電池管理装置が備える制御部が有する仮想電力メータでの記録内容と料金計算部による料金計算例を示す図 複数の利用者からの充放電指令に基づく総和としての充電又は放電の電力よりも少ない電力で蓄電池の充電又は放電が実施される場合の同蓄電池管理装置による制御を説明する図
以下、本発明の一態様に係る蓄電池管理装置及び蓄電池管理方法について、図面を参照しながら具体的に説明する。
なお、以下で説明する実施の形態は、いずれも本発明の一具体例を示すものである。以下の実施の形態で示される数値、構成要素、構成要素の配置位置及び接続形態、ステップ、ステップの順序などは、一例であり、本発明を限定する主旨ではない。また、以下の実施の形態における構成要素のうち、最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明する。
図1は、本発明の実施の形態における蓄電池管理装置30を含む電力供給システム10の構成を示すブロック図である。電力供給システム10は、系統電力と蓄電池からの電力とを需要者(ここでは、利用者A及びB)に供給するシステムであり、系統電源12と、蓄電池装置20と、蓄電池管理装置30とを備える。なお、本図には、需要者(利用者A及びB)の住宅40及び50も併せて図示されている。
系統電源12は、電気事業者(電力会社又はアグリゲータ)から供給される電力源である。
蓄電池装置20は、複数の利用者A及びBによって共有される蓄電池22を保有している装置であり、双方向インバータ21と、蓄電池22とを備える。双方向インバータ21は、蓄電池管理装置30からの指示に従って、系統電源12からの交流電力を直流電力に変換して蓄電池22に充電すること、及び、蓄電池22から放電された直流電力を交流電力に変換して利用者A及びBに供給することを行う変換器である。なお、蓄電池22から放電された電力は、系統電源12からの電力(系統電力)に重畳されて利用者に供給される。蓄電池22は、複数の利用者A及びBによって共有される蓄電池であり、複数の蓄電池ユニット(本実施の形態では、8個の蓄電池ユニット1〜8)で構成される。
住宅40は、利用者Aの住宅であり、電力メータ41と、分電盤42と、負荷43と、充放電コントローラ44とを備える。住宅40は、一戸建ての住宅だけでなく、マンションのような集合住宅における住戸を含む。電力メータ41は、利用者Aの個別電力使用量を計測し、計測した個別電力使用量を、伝送路を介して蓄電池管理装置30に送信する装置であり、例えば、スマートメータである。なお、個別電力使用量とは、系統電源12からの電力(系統電力)と蓄電池装置20からの電力(蓄電池22から放電された電力)とを合わせた電力の使用量(電力量)である。分電盤42は、系統から住宅40に供給された電力を、ブレーカを介して分配し、家電機器等の負荷43に供給する器具である。充放電コントローラ44は、利用者Aが蓄電池22の充放電(充電及び放電)を、伝送路を介して蓄電池管理装置30に指示するための操作装置であり、例えば、携帯型のコントローラである。なお、住宅40と蓄電池管理装置30とを接続する伝送路は、無線LAN、携帯電話網、電力線等の無線又は有線の伝送路である。
住宅50は、利用者Bの住宅であり、電力メータ51と、分電盤52と、負荷53と、充放電コントローラ54とを備える。なお、これら電力メータ51、分電盤52、負荷53、及び、充放電コントローラ54の機能は、利用者Aの住宅40に設置されたものと同じである。
蓄電池管理装置30は、複数の利用者(ここでは、利用者A及びB)による蓄電池22の使用を管理する装置であり、第1通信部31と、第2通信部32と、制御部33と、記憶部34と、変更部35と、料金計算部36とを備える。
第1通信部31は、伝送路を介して蓄電池装置20(より厳密には、蓄電池装置20の双方向インバータ21)に充放電の指示を与えるための通信を行う通信インタフェースである。
第2通信部32は、利用者の住宅40及び50から伝送路を介して送信されてくる個別電力使用量を示す情報及び充放電指令を受信する通信インタフェースである。
記憶部34は、複数の利用者のそれぞれと蓄電池22における使用可能な電池容量との対応関係を記憶する記憶装置であり、例えば、その対応関係を示す割り当てテーブル34aを格納した不揮発性メモリ等である。なお、以下、「複数の利用者のそれぞれと蓄電池22における使用可能な電池容量との対応関係」として、その一例である割り当てテーブル34aを用いて説明する。
制御部33は、複数の利用者(ここでは、利用者A及びB)が割り当てテーブル34aで示される使用可能な電池容量の範囲内で蓄電池22を使用するように、複数の利用者による蓄電池22への充電及び蓄電池22からの放電を制御する処理部である。そのために、制御部33は、第2通信部32を介して受信した利用者からの充放電指令に従って、第1通信部31を介して蓄電池装置20に充放電の指示を与える。このとき、制御部33は、内部に保持する記憶部である仮想電力メータ33aに、利用者ごとの充放電指令又はそれに基づく蓄電池22への充電電力又は放電電力を記録して積算していくことで、利用者ごとの充電電力量及び放電電力量を管理(保持及び更新)する。ここで、充電電力量とは、蓄電池22への充電が行われた場合の電力量であり、放電電力量とは、蓄電池22からの放電が行われた場合の電力量である。
変更部35は、複数の利用者のそれぞれと蓄電池22における使用可能な電池容量との対応関係(ここでは、割り当てテーブル34a)を変更する処理部である。より詳しくは、変更部35は、蓄電池22が使用される時間帯若しくは期間、又は、蓄電池22の充電量、又は、予測される需要電力に依存して、複数の利用者のそれぞれと蓄電池22の電池容量との対応が変化するように、割り当てテーブル34aを変更する。
料金計算部36は、複数の利用者(ここでは、利用者A及びB)のそれぞれについて、少なくとも、利用者の電力メータ41及び51から送信されてきた個別電力使用量に基づいて、電気料金を計算する処理部である。より詳しくは、料金計算部36は、複数の利用者のそれぞれについて、個別電力使用量に加えて、当該利用者による蓄電池22の充電電力量、及び、当該利用者による放電電力量の少なくとも一方を考慮したうえで、電気料金を計算する。つまり、料金計算部36は、個別電力使用量に基づく電気料金と、充放電指令に基づいて蓄電池22の充放電が行われた時の電気料金単価を考慮した充電電力量、及び、放電電力量の少なくとも一方に基づく電気料金とを合わせることで電気料金を計算する。本実施の形態では、料金計算部36は、個別電力使用量に基づく電気料金、充電電力量に基づく電気料金、及び、放電電力量に基づく電気料金の3つの料金を考慮したうえで、電気料金を計算する。
なお、蓄電池管理装置30は、典型的には、ディスプレイ、キーボード、通信アダプタ、ハードディスクドライブ等の不揮発性メモリ、RAM等の揮発性メモリ、CPU等のプロセッサ、プログラム等で構成されるコンピュータによって実現される。つまり、制御部33、変更部35及び料金計算部36は、典型的には、プロセッサがプログラムを実行することにより、ソフトウェア的に実現される。
図2は、図1に示される割り当てテーブル34aの一例を示す図である。ここでは、割り当てテーブル34aは、蓄電池22の電池容量を複数のセグメントに分割したときの各セグメントを複数の利用者(ここでは、利用者A及びB)のいずれに割り当てるかを示している。本実施の形態では、複数のセグメントのそれぞれは、蓄電池22を構成する複数の蓄電池ユニット1〜8のそれぞれに対応する。つまり、図2に示されるように、割り当てテーブル34aは、蓄電池22を構成する複数の蓄電池ユニット1〜8に対応する8個の記憶領域に分割されている。そして、各記憶領域に、対応する蓄電池ユニットを割り当てる利用者を識別する情報(図2では、「利用者A」又は「利用者B」)、又は、未割り当てであることを示す情報(図2では、「割り当てなし」)が格納される。つまり、割り当てテーブル34aは、物理的な蓄電池22の各領域を、複数の利用者ごとの仮想的な電池(仮想電池)の領域に変換するための変換テーブルである。図2に示される割り当て例では、利用者Aに対しては、蓄電池ユニット3、6及び7が割り当てられ、その結果、利用者A用の仮想電池が構成されている。利用者Bに対しては、蓄電池ユニット1、2、4及び5が割り当てられ、その結果、利用者B用の仮想電池が構成されている。なお、制御部33は、利用者ごとに割り当てた電池容量における残容量(その時点での充電電力量)についても、記憶部34を用いて管理する。
次に、以上のように構成された本実施の形態における蓄電池管理装置30の動作について、説明する。
図3は、本実施の形態における蓄電池管理装置30による蓄電池22の充放電に関する制御(つまり、本発明に係る蓄電池管理方法)を示すフローチャートである。
いま、ある利用者A又はBが充放電コントローラ44又は54を操作して充放電指令を送信したとする。すると、蓄電池管理装置30の制御部33は、第2通信部32を介して、その充放電指令を受信する(S10)。すると、制御部33は、受信した充放電指令に従って、割り当てテーブル34aが示す電池容量の範囲内で、第1通信部31を介して蓄電池装置20に充放電の指示を与えることで、蓄電池22の充放電を実施する(S11)。その指示を与えた後、あるいは、蓄電池22による充放電が完了した後に、制御部33は、充放電を実施した利用者について、仮想電力メータ33aへの記録と電池容量の残容量の更新とを行う(S12)。制御部33は、いずれかの利用者から充放電指令を受信するたびに、以上のような充放電の制御を行う。
なお、上記ステップS10は、複数の利用者から蓄電池22の充放電に関する指令を受信する受信ステップに相当する。また、上記ステップS11は、複数の利用者のそれぞれと蓄電池22における使用可能な電池容量との対応関係を参照することで、複数の利用者が上記対応関係で示される使用可能な電池容量の範囲内で蓄電池22を使用するように、蓄電池22への充電及び蓄電池22からの放電を制御する制御ステップに相当する。
具体例として、いま、利用者Aから、7月1日から8日の午前0時から5時に1kwの電力を充電する指令を蓄電池管理装置30が受信したとする。その場合には、制御部33は、7月1日から8日の午前0時から5時に1kwの電力を蓄電池22に充電するように、第1通信部31を介して、蓄電池装置20に指示を与える。その後、制御部33は、利用者Aについて、仮想電力メータ33aへの記録(7月1日〜8日のそれぞれで5kwhの充電を実施したこと)と残容量の更新(直前の残容量に40kwhを追加)とを行う。ただし、制御部33は、複数の利用者から同一時刻での充放電に関する充放電指令を受信した場合には、それらの充放電指令による充放電の電力を合計した結果(総和としての一つの充電又は放電の電力)を蓄電池装置20に指示する。たとえば、同一時刻に利用者Aから1kwを充電する充放電指令を受信し、一方、利用者Bから3kwを放電する充放電指令を受信した場合には、制御部33は、蓄電池装置20に対して、その時刻に、2kwを放電する指示を与える。
なお、制御部33は、蓄電池装置20への充放電の指示については、割り当てテーブル34aを参照することで、割り当てテーブル34aが示す電池容量の範囲内で行う。たとえば、もし、ある利用者からの充放電指令に基づく充電によって、その利用者に割り当てられた電池容量の残容量が満充電に達した場合には、制御部33は、その利用者のための充電を停止する。また、もし、ある利用者からの充放電指令に基づく放電によって、その利用者に割り当てられた電池容量の残容量がゼロに達した場合には、制御部33は、その利用者のための放電を停止する。
以上のように、本実施の形態の蓄電池管理装置30によれば、複数の利用者のそれぞれと蓄電池22における使用可能な電池容量との対応関係に従って複数の利用者による蓄電池の充放電が制御される。つまり、複数の利用者のそれぞれは、自分に割り当てられた電池容量の範囲内で、蓄電池を使用(放電及び充電)できる。よって、蓄電池を共有している複数の利用者のそれぞれが、他の利用者による蓄電池の使用の影響を受けることなく、蓄電池を使用できる。つまり、複数の利用者のそれぞれがあたかも自分専用の蓄電池を使用しているかのようにして蓄電池を共有できる。
また、蓄電池22の電池容量がセグメント単位で複数の利用者のそれぞれに割り当てられるので、連続的な配分で電池容量を割り当てる場合に比べ、各利用者による蓄電池の充放電の制御が簡素化される。このとき、物理的な蓄電池ユニットの単位で複数の利用者のそれぞれに電池容量が割り当てられるので、各利用者による蓄電池22の充放電の制御が簡素化され、蓄電池ユニットの交換等のメンテナンスが容易になる。
図4は、本実施の形態における蓄電池管理装置30による蓄電池22の割り当て変更に関する制御を示すフローチャートである。
蓄電池管理装置30において、変更部35は、割り当てテーブル34aを変更する要因が発生したか否かを判断する(S20)。その結果、割り当てテーブル34aを変更する要因が発生したと判断した場合に(S21でYes)、変更部35は、割り当てテーブル34aを変更する(S22)。一方、割り当てテーブル34aを変更する要因が発生したと判断しなかった場合には(S21でNo)、変更部35は、割り当てテーブル34aを変更することなく、処理を終了する。変更部35は、このような処理(S20〜S22)を、一定周期で、あるいは、予め定められた状況(トリガ)が発生する度に、実行する。
たとえば、変更部35は、一定周期で、蓄電池22が使用される時間帯若しくは期間、又は、蓄電池22の充電量、又は、予測される需要電力を判断する。そして、変更部35は、それらの値が予め定めた範囲になった場合に、その範囲に応じて予め定められた割り当て(複数の利用者のそれぞれと蓄電池22における使用可能な電池容量との対応)となるように、割り当てテーブル34aを変更する。割り当てテーブル34aが変更された場合には、制御部33は、変更された割り当てテーブル34aに従って、蓄電池22の充放電に関する制御を行う。
このような割り当てテーブル34aの変更により、様々な状況の変化に応じて、複数の利用者のそれぞれと蓄電池22における使用可能な電池容量との対応が変更され、より効率的、あるいは、より望ましい形態で、蓄電池が共有される。また、蓄電池が使用される時間帯若しくは期間、又は、前記蓄電池の充電量、又は、予測される需要電力に依存して、動的に割り当てテーブル34aが変更され、変更後の割り当てテーブル34aに従って蓄電池の充放電が好適な態様で制御される。
図5は、変更部35による割り当てテーブル34aの変更例を示す状態遷移図である。ここでは、割り当てテーブル34aによる割り当てモードとして、3種類のモード、つまり、通常モードS30と、非電気事業者優先モードS31と、電気事業者優先モードS32とが図示されている。
いま、蓄電池22を共有する複数の利用者には、電力の供給を事業とする電気事業者と、電気事業者以外の利用者である非電気事業者とが含まれるとする。変更部35は、予測される需要電力に応じて、電気事業者が使用可能な電池容量と非電気事業者が使用可能な電池容量との比が変化するように、割り当てテーブル34aを変更する。つまり、通常(需要電力が高くない時期では)、変更部35は、管理者によるモード切り替えの指示に応じて、通常モードS30か非電気事業者優先モードS31を採用する。通常モードS30では、変更部35は、電池容量の割り当てに関して、非電気事業者及び電気事業者のいずれを優先することもなく、それぞれ、一利用者として、割り当て量を決定する。また、非電気事業者優先モードS31では、変更部35は、電池容量の割り当てに関して、非電気事業者を電気事業者よりも優先して(割り当て量が多くなるように)、割り当て量を決定する。ここで、一定の閾値を超えて需要電力が増加した場合には、変更部35は、電気事業者優先モードS32を採用し、電気事業者への割り当て量を増加させる(非電気事業者への割り当て量を減少させる)ように、割り当てテーブル34aを変更する。なお、変更部35は、このような割り当ての変更時には、変更前のモード(つまり、割り当て状態)を記憶しておき、変更した割り当てを戻すときには、記憶していた元のモード(つまり、割り当て状態)に戻す。
このような電気事業者と非電気事業者とを区別した割り当てテーブル34aの変更により、系統電力の供給不足分を蓄電池で補う等の電気事業者の事情に応じて蓄電池の電池容量が電気事業者と非電気事業者とに配分され、需要電力の逼迫が緩和される。
図6は、本実施の形態における蓄電池管理装置30による電気料金の計算に関する手順を示すフローチャートである。
料金計算部36は、複数の利用者のそれぞれについて、個別電力使用量、当該利用者による蓄電池22の充電電力量、及び、当該利用者による蓄電池22の放電電力量を算出する(S40)。より詳しくは、料金計算部36は、利用者の電力メータ41及び51から、利用者ごとの個別電力使用量を取得し、制御部33が有する仮想電力メータ33aから、利用者ごとの充電電力量及び放電電力量を取得する。
次に、料金計算部36は、複数の利用者のそれぞれについて、個別電力使用量に基づく電気料金Pmと、充放電指令に基づいて蓄電池22の充電が行われた時の電気料金単価を考慮した充電電力量に基づく電気料金Pcと、充放電指令に基づいて蓄電池22の放電が行われた時の電気料金単価を考慮した放電電力量に基づく電気料金Pdとを算出する(S41)。より詳しくは、料金計算部36は、個別電力使用量、充電電力量、及び、放電電力量のそれぞれに対応する電気料金単価を乗じることで、個別電力使用量に基づく電気料金Pm、充電電力量に基づく電気料金Pc、及び、放電電力量に基づく電気料金Pdを算出する。
最後に、料金計算部36は、複数の利用者のそれぞれについて、次の式1に従って、電気料金Ptを算出する(S42)。
Pt=Pm+Pc−Pd 式1
つまり、利用者に課される電気料金Ptは、個別電力使用量に基づく電気料金Pmに、蓄電池22への充電電力量に基づく電気料金Pcが加算され、さらに、蓄電池22からの放電電力量に基づく電気料金Pdが減算されて、算出される。なお、個別電力使用量に基づく電気料金Pmから放電電力量に基づく電気料金Pcが減算されるのは、次の理由による。つまり、個別電力使用量に基づく電気料金Pmには、系統電源12からの電力だけでなく蓄電池22からの放電による電力に基づく電気料金が含まれているので、そのうち、蓄電池22からの放電に基づく電力量に対しては課金しないようにするためである。これにより、蓄電池22の利用に関して、蓄電池22の充電時に課金され、放電に対しては課金されないこととなる。
このように、本実施の形態の蓄電池管理装置30によれば、料金計算部36によって、系統電源12からの電力だけでなく、蓄電池22の使用量(充電電力量及び放電力量)を考慮したうえで、各利用者の電気料金が計算される。このとき、蓄電池22が充放電された時の電気料金単価を考慮したうえで、各利用者の電気料金が計算される。さらに、上記式1に従って、個別電力使用量に基づく電気料金から、蓄電池22からの放電電力量に基づく電気料金が減算される。よって、蓄電池22の利用に関して、蓄電池22の充電だけに対して課金が行われ、蓄電池22の利用が促進される。
図7は、制御部33が有する仮想電力メータ33aでの記録内容(利用者Aの個別電力使用量、充電電力量及び放電電力量)と、料金計算部36による料金計算例を示す図である。ここでは、仮想電力メータ33aでの記録内容として、個別電力使用量、充電電力量及び放電電力量について、電気料金単価が異なる3つの時間帯(「朝・夕」、「昼」、「深夜」)ごとの「前月検針」における電力量、「今月検針」における電力量が記録されている。また、料金計算部36による料金計算例は、「今月料金」の行に示されている。
図7に示されるように、制御部33は、仮想電力メータ33aに、利用者ごとに、月単位で、個別電力使用量、充電電力量及び放電電力量のそれぞれを、電気料金単価が異なる3つの時間帯に分けて、記録して管理する。つまり、個別電力使用量については、制御部33は、利用者の電力メータから読み出すことで、仮想電力メータ33aに記録する。充電電力量及び放電電力量については、制御部33は、1ヶ月間での利用者ごとの充放電指令又はそれに基づく蓄電池装置20への充放電の指示に基づく充電電力及び放電電力を仮想電力メータ33aにて積算することで、仮想電力メータ33aに記録する。
そして、図7の「今月の料金」の行に示されるように、料金計算部36は、月単位で、個別電力使用量、充電電力量及び放電電力量のそれぞれについて、電気料金単価が異なる3つの時間帯ごとに、電気料金を算出し、加算することで、当月の電気料金を算出する。つまり、個別電力使用量に基づく電気料金Pmについては、料金計算部36は、電気料金単価が異なる3つの時間帯ごとに、「今月検針」での値から「前月検針」での値を差し引いた結果に電気料金単価を乗じ、得られた各料金を合計することで、算出する。同様に、充電電力量に基づく電気料金Pcについては、料金計算部36は、電気料金単価が異なる3つの時間帯ごとに、「今月検針」での値から「前月検針」での値を差し引いた結果に電気料金単価を乗じ、得られた各料金を合計することで、算出する。さらに、放電電力量に基づく電気料金Pdについては、料金計算部36は、電気料金単価が異なる3つの時間帯ごとに、「今月検針」での値から「前月検針」での値を差し引いた結果に電気料金単価を乗じ、得られた各料金を合計することで、算出する。そして、料金計算部36は、そのような計算で得られた個別電力使用量に基づく電気料金Pm、充電電力量に基づく電気料金Pc、及び、放電電力量に基づく電気料金Pdを用いて、上記式1に従って、電気料金Ptを算出する。料金計算部36は、以上のような計算を全ての利用者について、毎月、行う。
なお、制御部33は、上述したように、複数の利用者から同一時刻での充放電に関する充放電指令を受信した場合には、それらの充放電指令による充放電の電力を合計した結果(総和としての充電又は放電の電力)を蓄電池装置20に指示する。ここで、何らかの原因で、複数の利用者からの充放電指令に基づく総和としての充電又は放電の電力よりも少ない電力で充電又は放電を実施した場合には、制御部33は、充放電指令を出した利用者で、減少した電力を按分する。何らかの原因とは、例えば、各ユーザからの充放電指令による充放電の電力の総和が蓄電池22の充放電における上限値を超えた場合、あるいは、蓄電池22が満充電になった場合等である。
図8は、このように複数の利用者からの充放電指令に基づく総和としての充電又は放電の電力よりも少ない電力で蓄電池22の充電又は放電が実施される場合の制御を説明する図である。ここでは、5人の利用者A〜Eから、同一時刻において充電又は放電の指令を受けた場合における充放電の実績が示されている。図8において、「充放電指令」の欄は、利用者からの充放電指令の内容(充電又は放電の電力)を示し、「充放電実績」の欄は、実施された充電又は放電の電力(蓄電池22に充電された、又は、蓄電池22から放電された電力)を示す。この例では、図8の「総和」の行から分かるように、充放電指令による電力の総和は、「10kw(放電)」となっている。ところが、何らかの原因により、充放電の実績として、「5kw(放電)」が行われたケースが示されている。
このようなケースでは、10kwの放電をすべきところ、5kwの放電しかできなかったので、制御部33は、不足分の5kwの放電を、放電の指令を出した3名の利用者C〜Eで按分したうえで、各利用者の充放電を管理する。つまり、制御部33は、利用者A及びBについては、充電指令であったので、増減調整を行っていないことから、その指令通りの電力(それぞれ、10kw、5kw)で充電を行ったとして、管理(仮想電力メータ33aに記録)する。一方、制御部33は、利用者C〜Eについては、放電指令であったので、不足分の5kwを按分するために、それぞれ、10×20/25(kw)、10×20/25(kw)、5×20/25(kw)で放電を行ったとして、管理する。
このように、制御部33は、通常、複数の利用者から充放電指令の通りに蓄電池22の充放電を制御するが、何らかの原因で、充電又は放電の実施した量が充放電指令の総和よりも少なかった場合には、その指令を出した利用者で、減った電力を按分する制御をする。これにより、充放電の制限によって減少した分が複数の利用者で按分されるので、特定の利用者が犠牲を被ることが回避される。
以上、本発明に係る蓄電池管理装置及び蓄電池管理方法について、実施の形態に基づいて説明したが、本発明は、この実施の形態に限定されない。本発明の趣旨を逸脱しない限り、当業者が思いつく各種変形を実施の形態に施したものも、本発明の範囲内に含まれてもよい。
たとえば、本発明は、上述した蓄電池管理方法に含まれる各ステップ(受信ステップ及び制御ステップ)をコンピュータに実行させるプログラムとして実現してもよい。さらに、本発明は、そのプログラムを格納したCD−ROM等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体として実現してもよい。
また、上記実施の形態では、蓄電池装置20と蓄電池管理装置30とは伝送路で接続されたる別装置であったが、これらは、一体で構成(一つの装置として実現)されてもよい。たとえば、蓄電池管理装置30が蓄電池装置20を備えてもよい。
また、上記実施の形態では、蓄電池管理装置30は、変更部35及び料金計算部36を備えたが、これらの構成要素を備えなくてもよい。蓄電池管理装置30は、割り当てテーブル34aを有する制御部33を備えさえすれば、蓄電池22を共有している複数の利用者のそれぞれが、他の利用者による蓄電池22の使用の影響を受けることなく、蓄電池22を使用できるという目的が達成されるからである。
また、上記実施の形態における割り当てテーブル34aでは、蓄電池22を構成する複数の蓄電池ユニット1〜8のそれぞれがセグメントとして複数の利用者に割り当てられたが、必ずしも物理的な個々の蓄電池ユニットが割り当ての単位となる必要はない。たとえば、2個以上の蓄電池ユニットを一つのセグメントとして利用者に割り当ててもよいし、蓄電池ユニットとは関係しない一定の電池容量を単位として利用者に割り当ててもよい。
また、上記実施の形態では、料金計算部36は、上記式1に従って利用者ごとの電気料金Ptを算出したが、電気料金Ptの算出式は、式1に限定されない。たとえば、以下のような式2に従って電気料金を算出してもよい。
Pt=Pm+k1・Pc−k2・Pd 式2
つまり、利用者に課される電気料金Ptとして、個別電力使用量に基づく電気料金Pmに、充電電力量に基づく電気料金Pcに係数k1を乗じた金額を加算し、さらに、放電電力量に基づく電気料金Pdに係数k2を乗じた金額を減算して算出してもよい。これにより、例えば、係数k1及びk2を適切な値に設定することで、蓄電池22の充電及び放電に対する電気料金が制御され、蓄電池22の利用に対する利用者のインセンティブを制御できる。
また、上記実施の形態では、蓄電池管理装置30の制御部33、変更部35及び料金計算部36は、プログラムを実行するコンピュータ等によってソフトウェア的に実現された。しかしながら、このような実現形態に限られず、専用の電子回路によってハードウェア的に実現されてもよい。
22 蓄電池
30 蓄電池管理装置
33 制御部
34 記憶部
35 変更部
36 料金計算部

Claims (9)

  1. 複数の利用者による蓄電池の使用を管理する蓄電池管理装置であって、
    前記複数の利用者のそれぞれと前記蓄電池における使用可能な電池容量との対応関係を記憶する記憶部と、
    前記対応関係を変更する変更部と、
    前記複数の利用者が、前記変更部によって変更された前記対応関係で示される使用可能な電池容量の範囲内で前記蓄電池を使用するように、前記蓄電池への充電及び前記蓄電池からの放電を制御する制御部とを備え、
    前記複数の利用者には、電力の供給を事業とする電気事業者と、前記電気事業者以外の利用者である非電気事業者とが含まれ、
    前記変更部は、予測される需要電力に応じて、前記電気事業者が使用可能な電池容量と前記非電気事業者が使用可能な電池容量との比が変化するように、前記対応関係を変更す
    蓄電池管理装置。
  2. 前記対応関係は、前記蓄電池の電池容量を複数のセグメントに分割したときの各セグメントを前記複数の利用者のいずれに割り当てるかを示す
    請求項記載の蓄電池管理装置。
  3. 前記蓄電池は、複数の蓄電池ユニットで構成され、
    前記複数のセグメントのそれぞれは、前記複数の蓄電池ユニットのそれぞれに対応する
    請求項記載の蓄電池管理装置。
  4. 前記蓄電池から放電された電力は、系統電力に重畳されて、前記複数の利用者に供給され、
    前記蓄電池管理装置は、さらに、前記複数の利用者のそれぞれについて、少なくとも、前記系統電力と前記蓄電池から放電された電力とを合わせた電力の使用量である個別電力使用量に基づいて、電気料金を計算する料金計算部を備える
    請求項1〜のいずれか1項に記載の蓄電池管理装置。
  5. 前記料金計算部は、前記複数の利用者のそれぞれについて、前記個別電力使用量に加えて、当該利用者による前記蓄電池への充電が行われた場合の電力量である充電電力量、及び、当該利用者による前記蓄電池からの放電が行われた場合の電力量である放電電力量の少なくとも一方を考慮したうえで、前記電気料金を計算する
    請求項記載の蓄電池管理装置。
  6. 前記制御部は、前記複数の利用者のそれぞれから、前記蓄電池への充電の電力量及び前記蓄電池からの放電の電力量の少なくとも一方を示す充放電指令を受信し、受信した前記充放電指令に基づいて前記制御を行い、
    前記料金計算部は、前記複数の利用者のそれぞれについて、前記個別電力使用量に基づく電気料金に対して、前記充放電指令に基づいて前記蓄電池の充放電が行われた時の電気料金単価を考慮した、前記充電電力量、及び、前記放電電力量の少なくとも一方に基づく電気料金を用いた計算をすることで、前記電気料金を計算する
    請求項5記載の蓄電池管理装置。
  7. 前記料金計算部は、前記複数の利用者のそれぞれについて、前記個別電力使用量に基づく電気料金に対して、前記電気料金単価を考慮した前記充電電力量に基づく電気料金を加算し、前記電気料金単価を考慮した前記放電電力量に基づく電気料金を減算することで、前記電気料金を計算する
    請求項記載の蓄電池管理装置。
  8. 複数の利用者による蓄電池の使用を管理する蓄電池管理方法であって、
    記憶部に記憶された、前記複数の利用者のそれぞれと前記蓄電池における使用可能な電池容量との対応関係を変更する変更ステップと、
    前記複数の利用者から、前記蓄電池の充放電に関する指令を受信する受信ステップと、
    前記変更ステップで変更された前記対応関係を参照することで、前記複数の利用者が前記対応関係で示される使用可能な電池容量の範囲内で前記蓄電池を使用するように、前記蓄電池への充電及び前記蓄電池からの放電を制御する制御ステップとを含み、
    前記複数の利用者には、電力の供給を事業とする電気事業者と、前記電気事業者以外の利用者である非電気事業者とが含まれ、
    前記変更ステップでは、予測される需要電力に応じて、前記電気事業者が使用可能な電池容量と前記非電気事業者が使用可能な電池容量との比が変化するように、前記対応関係を変更する
    蓄電池管理方法。
  9. 複数の利用者による蓄電池の使用を管理するためのプログラムであって、
    請求項8記載の蓄電池管理方法に含まれるステップをコンピュータに実行させるプログラム。
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