JP6835576B2 - 収納扉構造 - Google Patents

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本発明は、収納扉構造に関するものである。
従来、室内設置用の収納庫に適用される収納扉構造として、例えば特許文献1のようなものが提案されている。
特許文献1には、内部が1枚の棚板によって2つの収納空間に仕切られた箱状の収納庫本体を備え、この収納庫本体の前側に開口する一方の開口部を収納扉により開閉するようにした収納扉構造が開示されている。この収納扉は、先端部が棚板の前端面の一部を覆った状態で閉じ、かつ先端部に使用者の手を掛けて左右のいずれか一方に開閉する片開き構成になっている。
特開2014−145196号公報
ところで、特許文献1の収納扉構造を、他方の開口部にも収納扉を設けて両開きの構成にした場合、収納庫本体の収納空間を隠蔽するために各収納扉の先端部により棚板の前端面が覆われることになる。また、例えば収納扉の表面を一様な平坦面にするために収納扉の先端面に引手部材を別途設けた構成にした場合であっても、収納庫本体の収納空間を隠蔽するために各収納扉の先端部および引手部材により棚板の前端面が覆われることになる。その結果、両収納扉の先端面同士(あるいは引手部材同士)の隙間が狭くなり、該隙間に使用者の指が挿入しにくく、収納扉における開閉動作の操作性が損なわれてしまう。
一方、例えば引手部材を収納扉の表面に別途取り付けた構成にした場合、両収納扉における先端面同士の隙間の大きさに関わりなく、開閉動作の操作性が改善されることになる。しかしながら、このような構成では、別途設けられた引手部材の存在により収納扉の表面が一様な平坦面にならないため、収納扉の外観を簡素化することができなくなってしまう。
本発明は斯かる点に鑑みてなされたものであり、その目的は、収納扉の外観を簡素化するとともに、収納扉における開閉動作の操作性を損なわないようにすることにある。
上記の目的を達成するために、本発明では、収納庫に配置される仕切り板の前端面と収納扉の先端面との位置関係に着目し、収納扉の先端面に設ける把持部の構造に工夫を加えることで、収納扉の外観を簡素化しかつその開閉動作の操作性を損なわないようにした。
具体的に、本発明の第1の形態は収納扉構造に係るものであり、この収納扉構造は、内部が仕切り板によって複数の収納空間に仕切られた箱状の収納庫本体の前側に開口する開口部を少なくとも一対の収納扉によって開閉するようにしたものである。両収納扉は、閉じ位置で各々の先端面同士が仕切り板の前端面の位置で互いに間隔を空けて対向した状態で閉じるようになっている。各収納扉の先端面には、該各収納扉の開閉時に両収納扉の先端面間の間隔を通して把持するための把持部が設けられている。把持部には、両収納扉が閉じ位置にあるときに相対する収納扉の先端面に向かうように突出する凸状の手掛け部及び板状の目隠し部が前後に並んで設けられている。手掛け部および目隠し部は、収納扉の先端面における長手方向に沿って延び、かつ各々の長手方向の長さが仕切り板の前端面における長手方向の長さよりも長くなるように構成されている。手掛け部は収納扉の表面側に配設されている一方、目隠し部は収納扉の裏面側に配設されていて、突出長さが手掛け部よりも大きい。そして、両収納扉が閉じ位置にあるときに、両把持部間に使用者の指を手掛け部に引っ掛けるための指挿入部が、収納扉の先端面における長手方向に沿って延びるように設けられており、両収納扉が閉じ位置にあるときに、目隠し部が収納庫本体の前側から見て仕切り板の前端面における板厚方向の少なくとも一部と重なりかつ仕切り板の前端面における長手方向の全域に亘って該前端面と重なっていて、該目隠し部により収納空間が隠蔽されていることを特徴とする。
第1の形態では、一対の収納扉が閉じ位置で各々の先端面同士が仕切り板の前端面の位置で互いに間隔を空けて対向した状態で閉じるようになっており、各収納扉の先端面に手掛け部を有する把持部が設けられている。このため、各収納扉の表面に引手部材を別途設ける必要がなく、各収納扉の表面を一様な平坦面にすることが可能となる。また、収納扉構造は、両収納扉が閉じ位置にあるときに、各目隠し部が収納庫本体の前側から見て仕切り板の前端面の一部と重なっていて、目隠し部により収納空間が隠蔽されるように構成されている。このため、両把持部間の指挿入部を両収納扉の閉じ位置で使用者の指が十分に挿入可能な大きさに構成しつつ、収納庫本体の各収納空間を各把持部の目隠し部で外部から見えないようにすることが可能となる。したがって、第1の形態では、把持部により収納扉の外観を簡素化することができるとともに、収納扉における開閉動作の操作性を損なわないようにすることができる。
第2の形態は、第1の形態において、指挿入部の大きさは仕切り板の厚みよりも大きい
ことを特徴とする。
第2の形態では、指挿入部の大きさが仕切り板の厚みよりも大きいため、使用者の指を両収納扉の閉じ位置で指挿入部に挿入しやすくなり、各収納扉における開閉動作の操作性を向上させることができる。
第3の形態は、第1または第2の形態において、目隠し部は手掛け部と別体に設けられ、収納扉裏面の先端面側角部には、該収納扉の裏面を部分的に切り欠いてなる切り欠き部が形成されており、切り欠き部に目隠し部が、該目隠し部の裏面と収納扉の裏面とを面一にして取り付けられていることを特徴とする。
第3の形態では、手掛け部と別体に設けられた目隠し部が収納扉裏面の切り欠き部に目隠し部の裏面と収納扉の裏面とを面一にして取り付けられているため、仕切り板の前端面と各収納扉の裏面との間隔が小さくなり収納庫本体に対する各収納扉の納まりをコンパクトにすることができるとともに、目隠し部を収納扉に対して位置ずれしないように容易に取り付けることができる。また、手掛け部と目隠し部とが別体に設けられているため、それぞれを適宜の大きさに形成しかつ自由に組み合わせることが可能となり、手掛け部と指挿入部との位置関係を調整した上で手掛け部に対する使用者の手の手掛り具合を任意に設定することもできる。
第4の形態は、第1〜第3の形態のいずれか1つの形態において、目隠し部の裏面には、各収納扉の閉じ位置で仕切り板の前端面に当接する軟質材からなる戸当たり部が設けられていることを特徴とする。
第4の形態では、目隠し部の裏面に各収納扉の閉じ位置で仕切り板の前端面に当接する戸当たり部が設けられているため、各収納扉を閉じたときに戸当たり部が仕切り板の前端面に当接して収納扉と仕切り板の前端面との間に生じる衝撃を和らげることができる。
以上説明したように、本発明によると、把持部により収納扉の外観を簡素化することができるとともに、収納扉における開閉動作の操作性を損なわないようにすることができる。
図1は、本発明の実施形態1に係る収納扉およびそれを備えた収納庫の全体斜視図である。 図2は、両収納扉を取り付ける前の状態における収納庫本体の斜視図である。 図3は、図1のIII−III線断面図である。 図4は、収納扉を後方から見て示す斜視図である。 図5は、収納扉および把持部の分解斜視図である。 図6は、本発明の実施形態2に係る収納扉およびそれを備えた収納庫の図1相当図である。 図7は、実施形態2に係る収納庫本体の図2相当図である。 図8は、その他の実施形態に係る収納扉およびそれを備えた収納庫の図1相当図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。以下の各実施形態の説明は、本質的に例示に過ぎず、本発明、その適用物或いはその用途を制限することを意図するものではない。
[実施形態1]
図1は、本発明の実施形態1に係る収納扉構造2を備えた収納庫1の全体を示している。この収納庫1は、例えば玄関、キッチン、リビング、寝室などの室内に設置される収納庫として用いられる。
図1および図2に示すように、収納庫1は、箱状の収納庫本体3を備えている。具体的に、収納庫本体3は、左右の側板4,4と、両側板4,4の下端部間に架け渡されて配置された水平方向の底板5と、両側板4,4の上部間に架け渡されて配置された水平方向の天板6と、両側板4,4の後端部間に架け渡されて配置された垂直方向の背板7と、両側板4,4の上下方向中央部間に架け渡されて配置された水平方向の棚板8とを有している。左右の側板4,4、底板5、天板6、背板7、および棚板8の各々は、例えばMDF、合板、LVL、LVS、パーティクルボード等の木質材料からなる。また、棚板8は、収納庫本体3の内部を複数の収納空間S,Sに仕切るための仕切り板として構成されている。
図2に示すように、収納庫本体3は前側に開口する開口部11,11を有している。図1に示すように、開口部11,11には、底板5の前端部および天板6の前端部のそれぞれに取り付けられたヒンジ部(図示せず)により上下方向(図1に示す矢印方向を参照)に開閉可能な上下一対の収納扉12,12が取り付けられている。各収納扉12は、例えばMDF、合板、LVL、LVS、パーティクルボード等の木質材料からなる。また、図3に示すように、上下一対の収納扉12,12は、各々の先端面13,13同士が棚板8の前端面8aの位置で互いに間隔を空けて対向した状態で閉じるように構成されている。
図3〜図5に示すように、収納庫本体3の下部に配設された収納扉12において、この収納扉12裏面の上端面(先端面13)側角部には、収納扉12の裏面を部分的に切り欠いてなる切り欠き部14が形成されている。一方、図3に示すように、収納庫本体3の上部に配設された収納扉12についても、収納扉12裏面の下端面(先端面13)側角部に上記と同様の切り欠き部14が形成されている。
次に、図3に示すように、各収納扉12の先端面13には、各収納扉12の開閉時に両収納扉12,12の先端面13,13間の間隔を通して把持するための把持部20が設けられている。両収納扉12,12が閉じ位置にあるとき、両把持部20,20間には、使用者の指を後述の各手掛け部22に引っ掛けるための指挿入部15が形成されている。指挿入部15は、その大きさが棚板8の厚みよりも大きくなるように形成されている。
図4および図5にも示すように、把持部20は、板状の台座部21と、収納扉12の表面側に台座部21と一体に設けられた凸状の手掛け部22とを有している。台座部21および手掛け部22は、収納扉12の先端面13における長手方向に沿って延びるように形成されている。台座部21は、裏面21b(収納扉12の先端面13に対向する面)が収納扉12の先端面13に対し接着剤などで固着された状態で収納扉12に取り付けられている。手掛け部22は、両収納扉12,12が閉じ位置にあるときに台座部21の表面21aから相対する収納扉12の先端面13に向かうように突出している。
また、図3〜図5に示すように、把持部20は、収納扉12の裏面側に設けられた板状の目隠し部23を有している。すなわち、把持部20は、手掛け部22および目隠し部23の各々が収納扉12の先端面13の位置で収納扉12の厚み方向(収納庫本体3の前後方向)に間隔をあけて並ぶように構成されている。
目隠し部23は、収納扉12の先端面13における長手方向に沿って延びるように形成されていて、両収納扉12,12が閉じ位置にあるときに相対する収納扉12の先端面13に向かうように突出している。さらに、目隠し部23は、収納扉12の先端面13からの突出長さが手掛け部22の突出長さよりも大きくなるように形成されている。
ここで、目隠し部23表面の後端面側角部には、目隠し部23の後端面を部分的に切り欠いてなる取付部24が形成されている。そして、目隠し部23は、取付部24が収納扉12の切り欠き部14に対し接着剤などで固着された状態で収納扉12に取り付けられている。このように、取付部24が切り欠き部14に取り付けられた状態において、目隠し部23は、その裏面(両収納扉12,12の閉じ位置で棚板8の前端面8aに対向する面)が収納扉12の裏面と面一になるように構成されている。なお、本実施形態では、目隠し部23が台座部21および手掛け部22と別体に設けられている。
さらに、図3〜図5に示すように、目隠し部23の裏面には、各収納扉12の閉じ位置で棚板8の前端面8aに当接する戸当たり部25が設けられている。この戸当たり部25は、例えば軟質の樹脂材からなり、断面視で略C字状に形成されている。また、戸当たり部25は、収納扉12の先端面13における長手方向に沿って延びており、先端側の端縁部が目隠し部23裏面の先端部に対し接着剤などで固着された状態で把持部20に取り付けられている。
[実施形態1の作用効果]
以上のように、上下一対の収納扉12,12は、閉じ位置で各々の先端面13,13同士が棚板8(仕切り板)の前端面8aの位置で互いに間隔を空けて対向した状態で閉じるようになっており、各収納扉12の先端面13に手掛け部22を有する把持部20が設けられている。このため、収納扉12,12の表面に引手部材を別途設ける必要がなく、各収納扉12の表面を一様な平坦面にすることが可能となる。そして、収納扉構造2は、両収納扉12,12が閉じ位置にあるときに、各目隠し部23が収納庫本体3の前側から見て棚板8の前端面8aの一部と重なっていて、目隠し部23,23により収納空間S,Sが隠蔽されるように構成されている。このため、両把持部20,20間の指挿入部15を両収納扉12,12の閉じ位置で使用者の指が十分に挿入可能な大きさに構成しつつ、収納庫本体3の各収納空間Sを各把持部20の目隠し部23で外部から見えないようにすることが可能となる。したがって、収納扉構造2では、把持部20,20により収納扉12,12の外観を簡素化することができるとともに、収納扉12,12における開閉動作の操作性を損なわないようにすることができる。
また、指挿入部15の大きさが棚板8の厚みよりも大きいため、使用者の指を両収納扉12,12の閉じ位置で指挿入部15に挿入しやすくなり、各収納扉12における開閉動作の操作性を向上させることができる。
また、手掛け部22と別体に設けられた目隠し部23は、収納扉12裏面の先端面13側角部に形成された切り欠き部14に目隠し部23の裏面と収納扉12の裏面とを面一にして取り付けられている。このため、棚板8の前端面8aと各収納扉12の裏面との間隔が小さくなり収納庫本体3に対する各収納扉12の納まりをコンパクトにすることができるとともに、各目隠し部23を各収納扉12に対して位置ずれしないように容易に取り付けることができる。また、手掛け部22と目隠し部23とが別体に設けられているため、それぞれを適宜の大きさに形成しかつ自由に組み合わせることが可能となり、手掛け部22と指挿入部15との位置関係を調整した上で手掛け部22に対する使用者の手の手掛り具合を任意に設定することもできる。
さらに、各目隠し部23の裏面には、両収納扉12,12の閉じ位置で棚板8の前端面8aに当接する軟質材からなる戸当たり部25が設けられている。このため、各収納扉12を閉じたときに戸当たり部25が棚板8の前端面8aに当接して各収納扉12と棚板8の前端面8aとの間に生じる衝撃を和らげることができる。
[実施形態2]
図6および図7は、本発明の実施形態2に係る収納扉構造2を備えた収納庫1を示すものである。この実施形態では、上記実施形態1と比較して、仕切り板の構成および収納扉12,12の開閉方向が異なっている。なお、この実施形態に係る収納庫1および収納扉構造2の他の構成は、上記実施形態に係る収納庫1および収納扉構造2の構成と同様である。このため、以下の説明では、図1〜図5と同じ部分について同じ符号を付し、その詳細な説明を省略する。
図6および図7に示すように、この実施形態において、収納庫本体3は、天板6および底板5の左右方向中央部間に架け渡されて配置された垂直方向の中側板30を有している。中側板30は、例えばMDF、合板、LVL、LVS、パーティクルボード等の木質材料からなり、収納庫本体3の内部を複数の収納空間S,Sに仕切るための仕切り板として構成されている。なお、この実施形態では、収納庫本体3に棚板8が設けられていない形態を示しているが、この形態に限定されず、各側板4と中側板30との間に棚板8が設けられていてもよい。
また、収納庫本体3の開口部11,11には、両側板4,4の前端部のそれぞれに取り付けられたヒンジ部(図示せず)により左右方向(図6に示す矢印方向を参照)に開閉可能な左右一対の収納扉12,12が取り付けられている。左右一対の収納扉12,12は、各々の先端面13同士が中側板30の前端面の位置で互いに間隔を空けて対向した状態で閉じるように構成されている。さらに、指挿入部15は、その大きさが中側板30の厚みよりも大きくなるように形成されている。
以上のように、左右一対の収納扉12,12は、閉じ位置で各々の先端面13,13同士が中側板30(仕切り板)の前端面30aの位置で互いに間隔を空けて対向した状態で閉じるようになっている。そして、収納扉構造2は、両収納扉12,12が閉じ位置にあるときに、各目隠し部23が収納庫1の前側から見て中側板30の前端面30aの一部と重なっていて、目隠し部23,23により収納空間S,Sが隠蔽されるように構成されている。このような収納扉構造2であっても、上記実施形態1と同様に、把持部20により収納扉12,12の外観を簡素化することができるとともに、収納扉12,12における開閉動作の操作性を損なわないようにすることができる。
[その他の実施形態]
上記実施形態1に係る収納扉構造2では、棚板8を有する収納庫本体3に対し上下方向に開閉可能な上下一対の収納扉12,12を取り付けた形態を示したが、この形態に限られない。具体的には、図8に示すように、収納扉構造2として、上下一対の収納扉12,12を、図示しないヒンジ部を一方の側板4(例えば図8に示す左側の側板4)の前端部に取り付けた状態で棚板8を有する収納庫本体3に対し左右方向(図8に示す矢印方向)に開閉可能とした形態であってもよい。そして、使用者が各収納扉12の先端面13に設けられた把持部20の手掛け部22を手前に引くことにより、各収納扉12が収納庫本体3に対し左右方向に開閉するようになる。このような形態であっても、収納扉構造2は、両収納扉12,12が閉じ位置にあるときに、各目隠し部23が収納庫本体3の前側から見て棚板8の前端面8aの一部と重なっていて、目隠し部23,23により収納空間S,Sが隠蔽されるように構成されているため、上記実施形態1と同様の効果を奏しうる。
また、上記各実施形態に係る収納扉構造2では、指挿入部15の大きさが仕切り板(棚板8または中側板30)の厚みよりも大きい形態を示したが、この形態に限定されない。すなわち、指挿入部15の大きさは、少なくとも仕切り板(棚板8または中側板30)の厚みと同じ大きさに形成されていればよい。
また、上記各実施形態に係る収納扉構造2では、目隠し部23が台座部21および手掛け部22と別体に設けられた形態を示したが、この形態に限られない。すなわち、目隠し部23は、台座部21および手掛け部22と一体に設けられていてもよい。
また、各実施形態に係る収納扉構造2では、仕切り板として棚板8または中側板30がそれぞれ1枚ずつ配設された収納庫本体3を備える形態を示したが、この形態に限られない。すなわち、収納庫本体3は、複数の棚板8,8,…または複数の中側板30,30,…を備える形態であってもよい。
さらに、各実施形態に係る収納扉構造2では、上下一対の収納扉12,12または左右一対の収納扉12,12を備える形態をそれぞれ示したが、この形態に限られない。すなわち、収納扉構造2は、上記実施形態1で示した上下一対の収納扉12,12と上記実施形態2で示した左右一対の収納扉12,12とを適宜組み合わせた形態であってもよい。
以上、本発明についての実施形態を説明したが、本発明は上述の実施形態のみに限定されず、発明の範囲内で種々の変更が可能である。
本発明は、室内設置用の収納庫に適用される収納扉構造として産業上の利用が可能である。
1:収納庫
2:収納扉構造
3:収納庫本体
8:棚板(仕切り板)
30:中側板(仕切り板)
11:開口部
12:収納扉
14:切り欠き部
15:指挿入部
20:把持部
22:手掛け部
23:目隠し部
25:戸当たり部
S:収納空間

Claims (4)

  1. 内部が仕切り板によって複数の収納空間に仕切られた箱状の収納庫本体の前側に開口する開口部を少なくとも一対の収納扉によって開閉するようにした収納扉構造であって、
    前記両収納扉は、閉じ位置で各々の先端面同士が前記仕切り板の前端面の位置で互いに間隔を空けて対向した状態で閉じるようになっており、
    前記各収納扉の先端面には、該各収納扉の開閉時に該両収納扉の先端面間の間隔を通して把持するための把持部が設けられ、
    前記把持部には、前記両収納扉が閉じ位置にあるときに相対する該収納扉の先端面に向かうように突出する凸状の手掛け部及び板状の目隠し部が前後に並んで設けられ、
    前記手掛け部および前記目隠し部は、前記収納扉の先端面における長手方向に沿って延び、かつ各々の長手方向の長さが前記仕切り板の前端面における長手方向の長さよりも長くなるように構成されており、
    前記手掛け部は前記収納扉の表面側に配設されている一方、前記目隠し部は該収納扉の裏面側に配設されていて、突出長さが該手掛け部よりも大きく、
    前記両収納扉が閉じ位置にあるときに、前記両把持部間に使用者の指を前記手掛け部に引っ掛けるための指挿入部が、前記収納扉の先端面における長手方向に沿って延びるように設けられており
    前記両収納扉が閉じ位置にあるときに、前記目隠し部が前記収納庫本体の前側から見て前記仕切り板の前端面における板厚方向の少なくとも一部と重なりかつ前記仕切り板の前端面における長手方向の全域に亘って該前端面と重なっていて、該目隠し部により前記収納空間が隠蔽されている、収納扉構造。
  2. 請求項1に記載の収納扉構造において、
    前記指挿入部の大きさは前記仕切り板の厚みよりも大きい、収納扉構造。
  3. 請求項1または2に記載の収納扉構造において、
    前記目隠し部は前記手掛け部と別体に設けられ、
    前記収納扉裏面の先端面側角部には、該収納扉の裏面を部分的に切り欠いてなる切り欠き部が形成されており、
    前記切り欠き部に前記目隠し部が、該目隠し部の裏面と前記収納扉の裏面とを面一にして取り付けられている、収納扉構造。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の収納扉構造において、
    前記目隠し部の裏面には、前記各収納扉の閉じ位置で前記仕切り板の前端面に当接する軟質材からなる戸当たり部が設けられている、収納扉構造。
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