JP6959576B2 - 引戸の引手部材 - Google Patents

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Description

本発明は、引戸の引手部材に関し、特に、引戸の木口部を切り欠いて形成した切欠部に取り付けられる引手部材に関するものである。
従来、引戸の引手部材として、引戸の木口部の近傍位置を刳り抜いて取り付けるようにしたもののほか、引戸の木口部を切り欠いて形成した切欠部に取り付けるようにしたもの(例えば、特許文献1参照。)がある。
特開2013−23924号公報
ところで、引戸の木口部を切り欠いて形成した切欠部に取り付けるようにした特許文献1に開示された引手部材においては、引戸の木口部を、引戸の厚さ方向の中心部が残存するように、引戸の両側の面から厚さ方向に一部切り欠き、その切欠部に引手部材を取り付けるようにしていた。
このため、引戸の厚さ方向の寸法にかかわらず共通の引手部材を用いることができるという利点を有する反面、引手部材を取り付けるための引戸の切欠部を形成するのに手数と熟練を要するという問題があった。
本発明は、上記従来の引戸の木口部を切り欠いて形成した切欠部に取り付けるようにした引手部材の有する問題点に鑑み、引戸の厚さ方向の寸法にかかわらず共通の引手部材を用いることができるようにしながら、引手部材を取り付けるための引戸の切欠部を簡単な形状とすることで切欠部を容易に形成することができるようにした引戸の引手部材を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の引戸の引手部材は、引戸の木口部を切り欠いて形成した切欠部に取り付けられる引手部材において、木口側が開口し、引戸の厚さ方向に貫通する引手空間を形成する、引戸の厚さ方向で分割して構成した第1枠部材及び第2枠部材と、前記引手空間を引戸の厚さ方向の所定位置で仕切る仕切り面板部及び該仕切り面板部の木口側に一体に形成した引手空間の木口側を閉じる木口面板部を備えた仕切り部材とからなることを特徴とする。
この場合において、前記第1枠部材及び第2枠部材の木口側における対向面を傾斜面で構成することができる。
また、前記仕切り部材の木口面板部の引戸の厚さ方向の寸法を、第1枠部材及び第2枠部材の引戸の厚さ方向の合計寸法よりも小さくすることができる。
また、前記仕切り部材と、第1枠部材及び第2枠部材のいずれか一方とを、一体に形成してなるようにすることができる。
本発明の引戸の引手部材によれば、引戸の木口部を切り欠いて形成した切欠部に取り付けられる引手部材において、木口側が開口し、引戸の厚さ方向に貫通する引手空間を形成する、引戸の厚さ方向で分割して構成した第1枠部材及び第2枠部材と、前記引手空間を引戸の厚さ方向の所定位置で仕切る仕切り面板部及び該仕切り面板部の木口側に一体に形成した引手空間の木口側を閉じる木口面板部を備えた仕切り部材とからなるようにすることにより、引手部材を取り付けるための引戸の切欠部を、引戸の厚さ方向に貫通する簡単な形状とすることができ、これによって、切欠部を容易に形成することができる。
そして、第1枠部材及び第2枠部材を、引戸の厚さ方向で分割して構成することにより、引戸の厚さ方向の寸法にかかわらず共通の引手部材を用いることができ、また、仕切り面板部及び木口面板部を備えた仕切り部材が、当該第1枠部材及び第2枠部材を分割して構成したことの目隠しとなって、意匠性が低下することを防止することができる。
また、前記第1枠部材及び第2枠部材の木口側における対向面を傾斜面で構成することにより、厚さ方向の寸法が大きな引戸に用いることで第1枠部材及び第2枠部材の隙間が大きくなる場合でも、当該隙間を目立たなくすることができる。
また、前記仕切り部材の木口面板部の引戸の厚さ方向の寸法を、第1枠部材及び第2枠部材の引戸の厚さ方向の合計寸法よりも小さくすることによって、指詰めを防止することができるとともに、引込戸にも適用することができる。
また、前記仕切り部材と、第1枠部材及び第2枠部材のいずれか一方とを、一体に形成してなるようにすることにより、部品点数を少なくすることができる。
本発明の引戸の引手部材の一実施例を示す斜視図である。 同正面図である。 同背面図である。 同左側面図である。 (a)は同平面図、(b)は同高さ方向の中間位置での平断面図である。 同引手部材を取り付けるための引戸の切欠部を示す正面図である。 本発明の引戸の引手部材の変形実施例を示す斜視図である。
以下、本発明の引戸の引手部材の実施の形態を、図面に基づいて説明する。
図1〜図6に、本発明の引戸の引手部材の一実施例を示す。
この引戸の引手部材は、引戸Dの木口部を切り欠いて形成した切欠部Bに取り付けられるもので、木口側が開口し、引戸Dの厚さ方向に貫通する引手空間10、20を形成する、引戸Dの厚さ方向で分割して構成した第1枠部材1及び第2枠部材2と、引手空間10、20を引戸Dの厚さ方向の所定位置で仕切る仕切り面板部31及びこの仕切り面板部31の木口側に一体に形成した引手空間10、20の木口側を閉じる木口面板部32を備えた仕切り部材3とからなるようにしている。
この引戸の引手部材を構成する、第1枠部材1、第2枠部材2及び仕切り部材3は、特に限定されるものではないが、亜鉛合金等の金属や合成樹脂の成型品で構成することができる。
第1枠部材1及び第2枠部材2は、図6に示すように、引戸Dの木口部を切り欠いて形成した、引戸Dの厚さ方向に貫通する略矩形形状の切欠部Bに嵌め込んで取り付けられるもので、縦断面形状が略コ字状をし、引戸Dを開閉する際に、手指を挿入する引手空間10、20を形成するようにしている。そして、その縦方向の内面に手指を掛け易く、操作性が向上するように、当該内面を、引手空間10、20の開口側が狭く、奥側が広くなる傾斜面で構成するとともに、内縁に面取りを施すようにしている。
また、第1枠部材1及び第2枠部材2は、外側縁に引戸Dの表面に沿うフランジ11、21を形成するようにしている。
第1枠部材1及び第2枠部材2には、内方を向くように傾斜させてねじ穴12、22を形成し、ねじを用いて固定するようにする。
この場合、第1枠部材1及び第2枠部材2を、引戸Dの厚さ方向で分割して構成するようにしているため、引戸Dの厚さ方向の寸法にかかわらず共通の引手部材を用いることができるが、厚さ方向の寸法が大きな引戸Dに用いる場合には、第1枠部材1及び第2枠部材2の対向面間に隙間が形成されるようにして取り付けるようにする。
そして、本実施例においては、第1枠部材1及び第2枠部材2の木口側における対向面を傾斜面13、23で構成するようにしている。
これにより、厚さ方向の寸法が大きな引戸Dに用いることで第1枠部材1及び第2枠部材2の隙間が大きくなる場合でも、隙間から第1枠部材1(傾斜面の形状によって、第2枠部材2とすることもできる。)が見えるだけで、当該隙間を目立たなくすることができる。
第1枠部材1及び第2枠部材2によって形成される引戸Dの厚さ方向に貫通する引手空間10、20を引戸Dの厚さ方向の所定位置で仕切る仕切り面板部31及びこの仕切り面板部31の木口側に一体に形成した引手空間10、20の木口側を閉じる木口面板部32を備えた仕切り部材3は、横断面形状が略T字状をして構成され、引戸Dを開閉する際に、手指を挿入する引手空間10、20を仕切り面板部31によって区画形成するようにしている。そして、引手空間10、20を形成する木口面板部32の縦方向の内面に手指を掛け易く、操作性が向上するように、当該内面を、引手空間10、20の開口側が狭く、奥側が広くなる傾斜面で構成するとともに、内縁に面取りを施すようにしている。
ここで、引手空間10、20が略等しい奥行き深さとなるように、仕切り面板部31によって、第1枠部材1及び第2枠部材2によって形成される引戸Dの厚さ方向に貫通する引手空間10、20を引戸Dの厚さ方向で仕切るようにすることが好ましいが、引戸の設置条件等に応じて、仕切り面板部31と木口面板部32の接合位置を適宜変えた仕切り部材3を用いることによって、引手空間10と引手空間20の奥行き深さが異なるように設定することもできる。
仕切り部材3は、第1枠部材1及び第2枠部材2の縦方向の内面に形成した窪み14、24に、仕切り面板部31の木口面板部32の反対側の端部が嵌め込み、第1枠部材1(又は第2枠部材2)にねじ穴15を形成し、ねじを用いて固定するようにする。
これにより、仕切り面板部31及び木口面板部32を備えた仕切り部材3は、第1枠部材1及び第2枠部材2を分割して構成したことの目隠しとなって、意匠性が低下することを防止する機能を果たすことができる。
なお、本実施例においては、引手部材を、第1枠部材1及び第2枠部材2と仕切り部材3の3個の基本部品によって構成するようにしたが、例えば、アンダーカット部をなくすこと、具体的には、引手空間10、20の開口側が狭く、奥側が広くなる傾斜面を平行面にすることによって、仕切り部材3と、第1枠部材1及び第2枠部材2のいずれか一方、例えば、第1枠部材1とを、一体に形成してなるようにすることができる。
これにより、部品点数を少なくすることができる。
この引戸の引手部材は、片引戸、引違戸、戸袋を備えた引込戸等の各種引戸や厚さの異なる種々の引戸の引手部材に用いることができる。
ところで、本実施例においては、仕切り部材3の木口面板部32の引戸Dの厚さ方向の寸法を、第1枠部材1及び第2枠部材2の対向面間に隙間を設けない状態での第1枠部材1及び第2枠部材2の引戸Dの厚さ方向の合計寸法と略等しくしたが、図7に示す変形実施例のように、仕切り部材3の木口面板部32の引戸Dの厚さ方向の寸法を、第1枠部材1及び第2枠部材2の引戸Dの厚さ方向の合計寸法よりも小さくする、具体的には、合計寸法の1/3〜2/3程度(この実施例では、1/2程度。)にすることによって、指詰めを防止することができるとともに、引戸Dが戸袋に完全に収容される形式の引込戸にも適用することができる。
以上、本発明の引戸の引手部材について、その実施例に基づいて説明したが、本発明は上記実施例に記載した構成に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において適宜その構成を変更することができるものである。
本発明の引戸の引手部材は、引戸の厚さ方向の寸法にかかわらず共通の引手部材を用いることができるようにしながら、引手部材を取り付けるための引戸の切欠部を簡単な形状とすることで切欠部を容易に形成することができることから、各種引戸や厚さの異なる種々の引戸の引手部材の用途に好適に用いることができる。
1 第1枠部材
10 引手空間
11 フランジ
12 ねじ穴
13 傾斜面
14 窪み
15 ねじ穴
2 第2枠部材
20 引手空間
21 フランジ
22 ねじ穴
23 傾斜面
24 窪み
3 仕切り部材
31 仕切り面板部
32 木口面板部
D 引戸
B 切欠部

Claims (3)

  1. 引戸の木口部を切り欠いて形成した切欠部に取り付けられる引手部材において、木口側が開口し、引戸の厚さ方向に貫通する引手空間を形成する、引戸の厚さ方向で分割して構成した第1枠部材及び第2枠部材と、前記引手空間を引戸の厚さ方向の所定位置で仕切る仕切り面板部及び該仕切り面板部の木口側に一体に形成した引手空間の木口側を閉じる木口面板部を備えた仕切り部材とからなり、前記第1枠部材及び第2枠部材の木口側における対向面を傾斜面で構成したことを特徴とする引戸の引手部材。
  2. 前記仕切り部材の木口面板部の引戸の厚さ方向の寸法を、第1枠部材及び第2枠部材の引戸の厚さ方向の合計寸法よりも小さくしたことを特徴とする請求項に記載の引戸の引手部材。
  3. 前記仕切り部材と、第1枠部材及び第2枠部材のいずれか一方とを、一体に形成してなることを特徴とする請求項1に記載の引戸の引手部材。
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