JP6835441B2 - 水中油型乳化組成物 - Google Patents
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皮膚洗浄用化粧料の剤型としては、使いやすい液状のものが多く、通常は皮膚の上に乗せて手指によるマッサージでメイク汚れとなじませる動作により使用される。液状のもののうち水中油型乳化剤型は、なじませる動作によって油相と水相とが反転して、肌の上でオイルがとろけ出すような心地良い使用感を与えるため、人気がある。そのような相の反転を生じやすくするため、従来、皮膚洗浄料における水中油型乳化剤型は、油性成分を70〜80質量%程度含むような高内相に設計されてきた(特許文献1)。また、高内相水中油型乳化剤型は、油性成分を高配合しているため、高いクレンジング力を有する点でも好まれている。
このような状況に鑑みて、本発明は、必ずしも高内相としなくても、反転感による心地良い使用感が得られ、かつクレンジング力にも優れる、水中油型乳化組成物を提供することを課題とする。
[1]油性成分、水性成分、及び界面活性剤を含有し、
前記油性成分が組成物全体の40質量%以上であり、
前記油性成分が融点45〜75℃の固形脂を組成物全体の0.2〜4.0質量%含む水中油型乳化組成物であって、
0.3gの水中油型乳化組成物を塗布した前腕内側を、第二指、第三指及び第四指により荷重0.1〜8.0Nで長軸10cm、短軸5cmの周回運動を行う試験において、乳化剤型がオイル状に変化し始めるのが1〜20周回である、水中油型乳化組成物。
[2]前記固形脂が、ロウ類及び脂肪酸エステル類から選択される、[1]に記載の水中油型乳化組成物。
[3]前記水性成分が、炭素数16〜22の脂肪酸を含む、[1]又は[2]に記載の水中油型乳化組成物。
[4]前記水性成分が、炭素数16〜22のアルコールを含む、[1]〜[3]のいずれかに記載の水中油型乳化組成物。
[5]化粧料である、[1]〜[4]のいずれかに記載の水中油型乳化組成物。
[6]皮膚洗浄用である、[5]に記載の化粧料。
なお、本明細書において「反転感」とは、水中油型の乳化剤型の油相と水相とが反転してオイル状に変化する時の感触をいい、「心地良い使用感」とは、前記変化の感触の楽しさや、とろけるような、また摩擦のない軽い感触で使用できる感じをいう。
油性成分は組成物全体の40質量%以上であり、好ましくは50質量%以上、より好ましくは60質量%である。水中油型乳化組成物を反転させやすくするには、油性成分を多く、例えば70質量%以上として高内相にすることが通常であるが、本発明の水中油型乳化組成物は必ずしも高内相にせずとも反転感が得られやすい。
油性成分に含まれる油剤としては、シリコーン油、合成油、天然油、炭化水素油等が挙げられる。
茶実油、カヤ油、コメヌカ油、シナギリ油、日本キリ油、ホホバ油、胚芽油、トリグリセリン、トリオクタン酸グリセリン、トリイソパルミチン酸グリセリン等が挙げられる。
炭化水素油としては、イソドデカン、イソヘキサデカン、スクワラン、水添ポリ(C6−12オレフィン)、水添ポリイソブテン等が挙げられる。
ここで、固形脂には半固形脂も含まれる。なお、固形とは25℃で流動性がないものをいい、半固形とは1気圧、20℃で応力の存在しない環境では殆ど変形しないが、若干の応力(10〜100g/cm2程度)がかかると変形するものをいう。
固形脂としては、天然由来のものでも合成のものでも構わず、ロウ類や脂肪酸エステル類が好ましい。なお、通常はポリオキシエチレン等の化学的な付加・修飾がされていないものを指す。
かかる固形脂としては、ロウ類及び脂肪酸エステル類から選択されるものが好ましく、具体的には、セレシン、トリベヘン、ステアリン酸ステアリル、パルミチン酸セチル等がより好ましい。
なお、これらの固形脂は、単独で又は2種以上組み合わせて用いることができる。
また、水性成分としては炭素数16〜22のアルコール(いわゆる高級アルコール)を含むことが好ましくい。かかる高級アルコールとしては直鎖状のものが好ましく、具体的には、セチルアルコール、ステアリルアルコール、ベヘニルアルコール、バチルアルコール等が挙げられる。本発明において高級アルコールは、水中油型乳化組成物に通常配合される量を含有すればよい。
アニオン界面活性剤としては、例えば、脂肪酸セッケン(例えば、ラウリン酸ナトリウム、パルミチン酸ナトリウム等);高級アルキル硫酸エステル塩(例えば、ラウリル硫酸ナトリウム、ラウリル硫酸カリウム等);アルキルエーテル硫酸エステル塩(例えば、POEラウリル硫酸トリエタノールアミン、POEラウリル硫酸ナトリウム等);N−アシ
ルサルコシン酸(例えば、ラウロイルサルコシンナトリウム等);高級脂肪酸アミドスルホン酸塩(例えば、N−ミリストイル−N−メチルタウリンナトリウム、ヤシ油脂肪酸メチルタウリッドナトリウム、ラウリルメチルタウリッドナトリウム等);リン酸エステル塩(POEオレイルエーテルリン酸ナトリウム、POEステアリルエーテルリン酸等);スルホコハク酸塩(例えば、ジ−2−エチルヘキシルスルホコハク酸ナトリウム、モノラウロイルモノエタノールアミドポリオキシエチレンスルホコハク酸ナトリウム、ラウリルポリプロピレングリコールスルホコハク酸ナトリウム等);アルキルベンゼンスルホン酸塩(例えば、リニアドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム、リニアドデシルベンゼンスルホン酸トリエタノールアミン、リニアドデシルベンゼンスルホン酸等);高級脂肪酸エステル硫酸エステル塩(例えば、硬化ヤシ油脂肪酸グリセリン硫酸ナトリウム等);N−アシルグルタミン酸塩(例えば、N−ラウロイルグルタミン酸モノナトリウム、N−ステアロイルグルタミン酸ジナトリウム、N−ミリストイル−L−グルタミン酸モノナトリウム等);硫酸化油(例えば、ロート油等);POEアルキルエーテルカルボン酸;POEアルキルアリルエーテルカルボン酸塩;α−オレフィンスルホン酸塩;高級脂肪酸エステルスルホン酸塩;二級アルコール硫酸エステル塩;高級脂肪酸アルキロールアミド硫酸エステル塩;ラウロイルモノエタノールアミドコハク酸ナトリウム;N−パルミトイルアスパラギン酸ジトリエタノールアミン;カゼインナトリウム等が挙げられる。
,5−メチレンピペリジニウム);アルキル四級アンモニウム塩;アルキルジメチルベン
ジルアンモニウム塩;アルキルイソキノリニウム塩;ジアルキルモリホニウム塩;POEアルキルアミン;アルキルアミン塩;ポリアミン脂肪酸誘導体;アミルアルコール脂肪酸誘導体;塩化ベンザルコニウム;塩化ベンゼトニウム等が挙げられる。
ル、モノステアリン酸ポリグリセリル等);POEソルビタン脂肪酸エステル類(例えば、POEソルビタンモノオレエート、POEソルビタンモノステアレート、POEソルビタンテトラオレエート等);POEソルビット脂肪酸エステル類(例えば、POEソルビットモノラウレート、POEソルビットモノオレエート、POEソルビットペンタオレエート、POEソルビットモノステアレート等);POEグリセリン脂肪酸エステル類(例えば、POEグリセリンモノステアレート、POEグリセリンモノイソステアレート、POEグリセリントリイソステアレート等のPOEモノオレエート等);POE脂肪酸エステル類(例えば、POEジステアレート、POEモノジオレエート、ジステアリン酸エチレングリコール等);POEアルキルエーテル類(例えば、POEラウリルエーテル、POEオレイルエーテル、POEステアリルエーテル、POE−ベヘニルエーテル、POE−2−オクチルドデシルエーテル、POEコレスタノールエーテル等);POEアルキルフェニルエーテル類(例えば、POEノニルフェニルエーテル等);プルロニック型類(例えば、プルロニック等);POE・POPアルキルエーテル類(例えば、POE・POPセチルエーテル、POE・POP−2−デシルテトラデシルエーテル、POE・POPモノブチルエーテル、POE・POP水添ラノリン、POE・POPグリセリンエーテル等);テトラ POE・テトラPOPエチレンジアミン縮合物類(例えば、テトロニック
等);POEヒマシ油硬化ヒマシ油誘導体(例えば、POEヒマシ油、POE硬化ヒマシ油、POE硬化ヒマシ油モノイソステアレート、POE硬化ヒマシ油トリイソステアレート、POE硬化ヒマシ油モノピログルタミン酸モノイソステアリン酸ジエステル、POE硬化ヒマシ油マレイン酸等);POEミツロウ・ラノリン誘導体(例えば、POEソルビットミツロウ等);アルカノールアミド(例えば、ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド、ラウリン酸モノエタノールアミド、脂肪酸イソプロパノールアミド等);POEプロピレングリコール脂肪酸エステル;POEアルキルアミン;POE脂肪酸アミド;ショ糖脂肪酸エステル;アルキルグルコシド;アルキルエトキシジメチルアミンオキシド;トリオレイルリン酸等の親水性非イオン性界面活性剤も挙げられる。
オイル状に変化し始める時点は、通常、指の周回運動軽くなる感触が得られる瞬間である。かかる反転感によって、本発明の組成物は感触の楽しさや、とろけるような、また摩擦のない軽い感触の、良好な使用感が得られる。
好ましくは、外水相がαゲルを形成するように適宜調製する。
シウム、ステアリン酸アルミニウム)、窒化ホウ素等);有機粉末(例えば、ポリアミド
樹脂粉末(ナイロン粉末)、ポリエチレン粉末、ポリ(メタ)クリル酸メチル粉末、ポリスチレン粉末、スチレンとアクリル酸の共重合体樹脂粉末、シリコーン樹脂粉末、ベンゾグアナミン樹脂粉末、ポリ四フッ化エチレン粉末、セルロース粉末等);無機白色顔料(例えば、二酸化チタン、酸化亜鉛等);無機赤色系顔料(例えば、酸化鉄(ベンガラ)、チタン酸鉄等);無機褐色系顔料(例えば、γ−酸化鉄等);無機黄色系顔料(例えば、黄酸化鉄、黄土等);無機黒色系顔料(例えば、黒酸化鉄、低次酸化チタン等);無機紫色系顔料(例えば、マンゴバイオレット、コバルトバイオレット等);無機緑色系顔料(例えば、酸化クロム、水酸化クロム、チタン酸コバルト等);無機青色系顔料(例えば、群青、紺青等);パール顔料(例えば、酸化チタンコーテッド雲母、酸化チタンコーテッドオキシ塩化ビスマス、酸化チタンコーテッドタルク、着色酸化チタンコーテッド雲母、オキシ塩化ビスマス、魚鱗箔等);金属粉末顔料(例えば、アルミニウムパウダー、カッパーパウダー等);ジルコニウム、バリウム又はアルミニウムレーキ等の有機顔料(例えば、赤色201号、赤色202号、赤色204号、赤色205号、赤色220号、赤色226号、赤色228号、赤色405号、橙色203号、橙色204号、黄色205号、黄色401号、及び青色404号などの有機顔料、赤色3号、赤色104号、赤色106号、赤色227号、赤色230号、赤色401号、赤色505号、橙色205号、黄色4号、黄色5号、黄色202号、黄色203号、緑色3号及び青色1号等);天然色素(例えば、クロロフィル、β−カロチン等)等が挙げられる。
イソアミルエーテル、エチレングリコールベンジルエーテル、エチレングリコールイソプロピルエーテル、エチレングリコールジメチルエーテル、エチレングリコールジエチルエーテル、エチレングリコールジブチルエーテル等);2価アルコールアルキルエーテル類(例えば、ジエチレングリコールモノメチルエーテル、ジエチレングリコールモノエチルエーテル、ジエチレングリコールモノブチルエーテル、ジエチレングリコールジメチルエーテル、ジエチレングリコールジエチルエーテル、ジエチレングリコールブチルエーテル、ジエチレングリコールメチルエチルエーテル、トリエチレングリコールモノメチルエーテル、トリエチレングリコールモノエチルエーテル、プロピレングリコールモノメチルエーテル、プロピレングリコールモノエチルエーテル、プロピレングリコールモノブチルエーテル、プロピレングリコールイソプロピルエーテル、ジプロピレングリコールメチルエーテル、ジプロピレングリコールエチルエーテル、ジプロピレングリコールブチルエーテル等);2価アルコールエーテルエステル(例えば、エチレングリコールモノメチルエーテルアセテート、エチレングリコールモノエチルエーテルアセテート、エチレングリコールモノブチルエーテルアセテート、エチレングリコールモノフェニルエーテルアセテート、エチレングリコールジアジベート、エチレングリコールジサクシネート、ジエチレングリコールモノエチルエーテルアセテート、ジエチレングリコールモノブチルエーテルアセテート、プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート、プロピレングリコールモノエチルエーテルアセテート、プロピレングリコールモノプロピルエーテルアセテート、プロピレングリコールモノフェニルエーテルアセテート等);グリセリンモノアルキルエーテル(例えば、キシルアルコール、セラキルアルコール、バチルアルコール等);糖アルコール(例えば、ソルビトール、マルチトール、マルトトリオース、マンニトール、ショ糖、エリトリトール、グルコース、フルクトース、デンプン分解糖、マルトース、キシリトース、デンプン分解糖還元アルコール等);グリソリッド;テトラハイドロフルフリルアルコール;POE−テトラハイドロフルフリルアルコール;POP−ブチルエーテル;POP・POE−ブチルエーテル;トリポリオキシプロピレングリセリンエーテル;POP−グリセリンエーテル;POP−グリセリンエーテルリン酸;POP・POE−ペンタンエリスリトールエーテル、ポリグリセリン等が挙げられる。
ただし、本発明においてアルコールの含有量は、組成物の粘弾性を適切に維持する観点から、組成物全体に対して10質量%以下であることが好ましい。
ス等);七炭糖(例えば、アルドヘプトース、ヘプロース等);八炭糖(例えば、オクツロース等);デオキシ糖(例えば、2−デオキシ−D−リボース、6−デオキシ−L−ガラクトース、6−デオキシ−L−マンノース等);アミノ糖(例えば、D−グルコサミン、D−ガラクトサミン、シアル酸、アミノウロン酸、ムラミン酸等);ウロン酸(例えば、D−グルクロン酸、D−マンヌロン酸、L−グルロン酸、D−ガラクツロン酸、L−イズロン酸等)等が挙げられる。
ルグルタミン酸塩、アシルβ−アラニンナトリウム、グルタチオン、ピロリドンカルボン酸等が挙げられる。
、パントテン酸及びその誘導体、ビオチン等が挙げられる。
酸化防止助剤としては、例えば、リン酸、クエン酸、アスコルビン酸、マレイン酸、マロン酸、コハク酸、フマル酸、ケファリン、ヘキサメタフォスフェイト、フィチン酸、エチレンジアミン四酢酸等が挙げられる。
防腐剤としては、例えば、パラベン類、フェノキシエタノール等が挙げられる。
、トウモロコシ、バレイショ、コムギ)、グリチルリチン酸);微生物系高分子(例えば
、キサンタンガム、デキストラン、サクシノグルカン、ブルラン等);動物系高分子(例えば、コラーゲン、カゼイン、アルブミン、ゼラチン等)等の天然の水溶性高分子、
デンプン系高分子(例えば、カルボキシメチルデンプン、メチルヒドロキシプロピルデンプン等);セルロース系高分子(メチルセルロース、エチルセルロース、メチルヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、セルロース硫酸ナトリウム、ヒドロキシプロピルセルロース、カルボキシメチルセルロース、カルボキシメチルセルロースナトリウム、結晶セルロース、セルロース末等);アルギン酸系高分子(例えば、アルギン酸ナトリウム、アルギン酸プロピレングリコールエステル等)等の半合成の水溶性高分子、
ビニル系高分子(例えば、ポリビニルアルコール、ポリビニルメチルエーテル、ポリビニルピロリドン、カルボキシビニルポリマー等);ポリオキシエチレン系高分子(例えば、ポリエチレングリコール20,000、40,000、60,000等);アクリル系高分子(例えば、ポリアクリル酸ナトリウム、ポリエチルアクリレート、ポリアクリルアミド等);ポリエチレンイミン;カチオンポリマー等の合成の水溶性高分子が挙げられる。
表1に示す処方に基づき、実施例及び比較例の水中油型乳化組成物(クレンジング料)を常法に従って調製した。
10名の専門評価パネラーが、実施例及び比較例の各組成物を使用したときの以下の項目について評価した。結果を表1に示す。
(1)反転感までの周回数
組成物を0.3g取り、前腕内側を塗布して、第二指、第三指及び第四指により荷重0.1〜8.0Nで長軸10cm、短軸5cmの周回運動を行った。組成物がオイル状に変化し始めるまでの周回数をカウントして、全パネラーの平均値を算出してその組成物の評点とした。
まず、顔に市販のパウダーファンデーション、マスカラ、及び口紅を塗布し、約4時間おいて乾燥させた。次に、組成物を約1.2g取り、鏡を見ながら顔全体に伸ばして、メイクとなじませ、この時の性状が変化した初期のとろける感触を以下の基準に基づき評価した。10名の平均値を求め、その組成物の評点とした。
基準:肌の上でとろける感触が、
非常にある・・・・・・・・・・5点
ややある・・・・・・・・・・・4点
あまりない・・・・・・・・・・3点
ほとんどない・・・・・・・・・2点
ない・・・・・・・・・・・・・1点
まず、顔に市販のパウダーファンデーション、マスカラ、及び口紅を塗布し、約4時間おいて乾燥させた。次に、組成物を約1.2g取り、鏡を見ながら顔全体に伸ばして、メイクとなじませた後、ぬるま湯で洗い流し、メイク汚れの落ちを以下の基準に基づき評価
した。10名の平均値を求め、その組成物の評点とした。
基準:メイク汚れの落ちが、比較例1に比べて
非常に良い・・・・・・・・・・5点
良い・・・・・・・・・・・・・4点
同等・・・・・・・・・・・・・3点
やや悪い・・・・・・・・・・・2点
かなり悪い・・・・・・・・・・1点
Claims (2)
- 油性成分、水性成分、及び界面活性剤を含有し、
前記油性成分が組成物全体の40質量%以上であり、
前記油性成分が融点45〜75℃の固形脂を組成物全体の0.2〜4.0質量%含む水中油型乳化組成物であって、
前記水性成分が、炭素数16〜22の脂肪酸及び炭素数16〜22のアルコールを含み、
0.3gの水中油型乳化組成物を塗布した前腕内側を、第二指、第三指及び第四指により荷重0.1〜8.0Nで長軸10cm、短軸5cmの周回運動を行う試験において、乳化剤型がオイル状に変化し始めるのが1〜20周回である、皮膚洗浄用の水中油型乳化組成物(ただし、組成物全体に対して、ポリエチレングリコール(100〜200)ジ脂肪酸エステル0.1質量%、デカグリセリン(4〜6)脂肪酸エステル0.5質量%、ビーズワックス1質量%、テトラオクタン酸ペンタエリスリット12質量%、スクワラン20質量%、流動パラフィン10質量%、グリセリルモノオレート1質量%、グリセリルモノステアレート1質量%、ステアリン酸、ベヘニルアルコール、(アジピン酸・2−エチルヘキサン酸・ステアリン酸)グリセリルオリゴエステル、イソステアリン酸PEG−20グリセリル及びPOE(20)ソルビタンセスキステアレートを含有するマッサージ料であって、前記ポリエチレングリコール(100〜200)ジ脂肪酸エステルと前記デカグリセリン(4〜6)脂肪酸エステルの組み合わせが、POE(150)ジステアリン酸エステル及びデカグリセリンペンタステアレート、POE(150)ジステアリン酸エステル及びデカグリセリンテトララウレート、又はPOE(150)ジオレイン酸エステル及びデカグリセリンペンタステアレートであるマッサージ料を除く)。 - 前記固形脂が、ロウ類及び脂肪酸エステル類から選択される、請求項1に記載の水中油型乳化組成物。
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