JP6832567B2 - 検体収容容器 - Google Patents

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本発明は病理組織等の検体を収容するための検体収容容器に関し、更に詳しくは、小型化や軽量化が可能で、従って保管や運搬、携行のためのスペースも小さくて済み、検体を浸す薬液も少量化でき、薬液による労働環境や人体への影響を低減化できる検体収容容器に関する。
外科手術や内視鏡検査等の際に摘出又は採取された病理細胞組織等は、手術中又は手術後に種々の検査を受けるための検体とされる。そして、採取から検査されるまでの間は、従来、例えば特許文献1や特許文献2に記載されているような、ガラス製等の容器本体に蓋体が螺着された検体収容容器に収容され、生理食塩水やホルマリン、アルコール等の薬液に浸漬されて保管されていた。
特開2008−180738号公報 特開2010−38679号公報
しかしながら、従来の検体収容容器は、容量が大きいため、保管や輸送、携行の際にも大きなスペースが必要となり、また重量も大きく、特に携行に適していない。また、容器の内部をホルマリンやアルコール、生理食塩水といった薬液で満たす必要があるので、大量の薬液が必要となり、これも重量を大きくするばかりでなく、特に薬液がホルマリンのような有害物質や発がん性物質である場合には、労働環境を汚染し人体にも甚大な悪影響を及ぼす恐れがある。更には、高価であるという問題もある。
これらの問題を解決するために、容量を小さくしたり、容器の厚みを小さくしたりすることが考えられる。しかしながら、従来の検体収容容器は蓋体を螺着する関係上、あまり小さくしたり、薄くしたりすると、蓋体を容器に螺着しにくくなるので、蓋体を螺着するタイプの容器では小型化や薄厚化にも限界がある。
本発明者らは、かかる実情に鑑み、上記問題点を解消するべく鋭意研究の結果、蓋体を螺着するのではなく嵌め込み式にすることにより、容器を極めて簡略化でき、小型化や軽量化も可能であるとの着想を得て、更に蓋体の開け閉めを容易化して作業性を高め、検体の収納又は取出しを容易にし、携行にも適した検体収容容器を提供できることを見い出し、本発明を完成するに至った。
本発明は上記目的を達成するためになされたもので、本発明の特徴は、プラスチックかなる検体収容部と蓋部が連設されてなり、検体収容部と蓋部の間に折り曲げ部が設けられており、検体収容部の中央部には第一凹部があり、第一凹部の底面には当該第一凹部よりも小さい第二凹部があり、第一凹部と第二凹部の間は位置規制部とされており、蓋部の中央部には前記第一凹部と嵌合する第一凸部があり、第一凸部の上には前記第二凹部の上部と嵌合する第二凸部があり、検体収容部と蓋部の間の折り曲げ部で折り曲げられて、第一凹部と第一凸部が嵌合し、第二凹部の上部と第二凸部が嵌合することにより、検体及び薬液を収容するための空間部が形成されており、第一凸部の縁部に、空気又は空気と余分の薬液を抜くための少なくとも1個の排出孔が設けられている検体収容容器を内容とする。
本発明の他の特徴は、空間部の容積が0.5〜60mlである上記の検体収容容器を内容とする
発明の別の特徴は、蓋部の検体収容部とは逆側の縁部に、レベル調整部が折り曲げ可能に延設されている上記の検体収容容器を内容とする。
本発明の更に別の特徴は、検体収容部の蓋部とは逆側の縁部に、把持部が延設されている上記の検体収容容器を内容とする。
本発明の更に別の特徴は、第一凹部と第一凸部が五角形状であり、第二凹部と第二凸部が円形状である上記の検体収容容器を内容とする。
本発明の更に別の特徴は、五角形状の第一凸部の角部に、空気又は空気と余分な薬液を抜くための少なくとも1個の排出孔が設けられている上記の検体収容容器を内容とする。
本発明の更に別の特徴は、プラスチックが透明である上記の検体収容容器を内容とする。
本発明の検体収容容器は、検体収容部と蓋部の間の折り曲げ部で折り曲げられて、第一凹部と第一凸部が嵌合し、第二凹部の上部と第二凸部が嵌合することにより、薬液及び検体を収容するための空間部が形成されるように構成されている。したがって、検体を収容したり、検体を取り出す際に、蓋部を検体収容部から螺離したり、検体収容部に螺着する必要がないので作業性が大巾に向上し、また構造が簡単であるので小型化が容易であり、更に容器や蓋部の厚みを小さくできるので、軽量化でき携行にも適するとともに安価に製造することができる。
また、検体と薬液を収容する空間部を0.5〜60mlとすることにより、小型化や軽量化が図られ、薬液の量も少量でよく、労働環境の悪化や人体への影響を低減することができる。
また、第一凸部の縁部に、空気又は空気と余分の薬液を抜くための排出孔を設けることにより、空気の排出を促し、空間部内への薬液の充填率が高くなるため、検体が空気にさらされて乾燥することを防ぐことができる。また、蓋部を検体収容部に嵌合する際に空気や余分な薬液が除去されるので、検体が空気に曝されることがなく、また、蓋部の開閉が容易になる。排出孔は少なくとも1個設けられる。
また、蓋部の検体収容部とは逆側の縁部にレベル調整部を設ければ、蓋部の重みで検体収容部が傾くのを防ぐことができるため、検体や薬液を収容したり、検体を取り出す作業性が向上する。
また、検体収容部の蓋部とは逆側の縁部に把持部を延設すれば、蓋部を検体収容部から引き離しやすくなり、作業性が向上する。
図1は本発明の検体収容容器の一例を示す平面図である。 図2(a)は図1の検体収容容器の側面図であり、(b)は図1のA−A端面図である。 図3(a)は図1の検体収容容器のレベル調整部を折り曲げた状態を示す側面図であり、(b)は(a)の中央線端面図である。 図4(a)は検体収容容器を図3の状態から折り曲げ部で90°折り曲げた状態を示す側面図であり、(b)は(a)の中央線端面図である。 図5(a)は検体収容容器を図3の状態から折り曲げ部で180°折り曲げた状態を示す側面図であり、(b)は(a)の中央線端面図である。 図6は蓋部を検体収容部に嵌合する際の空気及び余分な薬液の排出経路を示す説明図である。 図7は本発明の検体収容容器の他の例を示す平面図である。 図8は図7の検体収容容器を図7の状態から折り曲げ部で180°折り曲げた状態を示す平面図である。 図9は図8のB−B端面図である。 図10は図8のC−C端面図である。
本発明の検体収容容器1は、図1乃至図6に示すように、プラスチックからなる検体収容部2と蓋部3が連設されてなり、検体収容部2と蓋部3の間に折り曲げ部4が設けられており、検体収容部2の中央部には第一凹部2aがあり、第一凹部2aの底面には当該第一凹部2aよりも小さい第二凹部2bがあり、第一凹部2aと第二凹部2bの間は位置規制部2cとされている。
一方、蓋部3の中央部には前記第一凹部2aと嵌合する第一凸部3aがあり、第一凸部3aの上には前記第二凹部2bの上部と嵌合する第二凸部3bがあり、検体収容部2と蓋部3の間の折り曲げ部4で折り曲げられて、第一凹部2aと第一凸部3aが嵌合し、第二凹部2bの上部と第二凸部3bが嵌合することにより、第二凹部2bと第二凸部3bとの間に、検体及び薬液を収容するための空間部5が形成される。
本発明の検体収容容器1は、図1に示すように、少なくとも検体収容部2と蓋部3からなり、当該検体収容部2と蓋部3の間には折り曲げ部4が設けられている。検体収容部2の中央部には第一凹部2aが設けられている。また蓋部3の中央部には第一凸部3aが設けられている。前記第一凹部2aと第一凸部3aの平面視形状は略相似形(図1では双方とも略五角形状)であり、後述の如く第一凹部2aの中に第一凸部3aが嵌入するように構成されている。
図2(a)(b)に示すように、本発明の検体収容部2において、第一凹部2aの底部には該第一凹部2aよりも小さい第二凹部2bが設けられており、第一凹部2aと第二凹部2bの間の段差が位置規制部2cとされている。また、本発明の蓋部3において、第一凸部3aの上には第二凸部3bが設けられており、第一凸部3aと第二凸部3bの間に段差が形成されている。この第一凸部3aと第二凸部3bの間の段差が、前記位置規制部2cに当接して第一凹部2aの内部における第一凸部3a、及び第二凹部2bの内部における第二凸部3bが適切な位置に規制され配置される。その結果、第二凹部2bと第二凸部3bとの間に、検体と薬液を収容するための空間部5が形成される。
図1に示すように、前記第二凹部2bと前記第二凸部3bの平面視形状は略相似形(図1では双方とも円形状)であるが、図2に示した例では、第二凸部3bの高さは、第二凹部2bの深さの10〜60%程度、好ましくは20〜50%程度(図2に示した例では約40%程度)である。従って、後述のとおり、第二凸部3bと第二凹部2bの上部とを嵌合した際には、第二凹部2bのおよそ下半分には空間部5が形成される。
空間部5の容量は、収容する検体のサイズ等により適宜決定されるが、本発明の小型化、軽量化、薬液の少量化の目的を達成するには、0.5〜60mlが好ましく、1〜60mlがより好ましく、5〜50mlが更に好ましく、5〜30mlが特に好ましい。
第一凹部2aと第一凸部3a、第二凹部2bと第二凸部3bは、気密的に嵌合するのが好ましく、そのためには、第一凸部3aは第一凹部2aよりも僅かに大き目に、また第二凸部3bは第二凹部2bよりも僅かに大き目とし、プラスチックの可撓性、弾力性、復元性を利用して凸部を凹部に圧入でき、圧入後は気密性を確保できるように設計するのが好ましい。
本発明において、蓋部3の検体収容部2とは逆側の縁部には、レベル調整部6を設けることができる。図3に示すように、レベル調整部6は下側に折り曲げることにより蓋部3を支え、これにより蓋部3の重みで検体収容部2が傾くのを防止することができる。
レベル調整部6には強度を大きくし変形を防止するためのリブを設けるのが好ましい。リブの形状は特に限定されないが、図示した例では検体収容部2の凹部と同方向に膨出した膨出部6aをリブとしている。その他、図示した例とは逆方向に膨出部を設けてもよいし、形状を線状、格子状、リング状等にしてもよい。
本発明の検体収容容器1を使用するには、検体収容部2の第二凹部2bに検体を収容してから、図4及び図5に示したように、当該検体収容容器1を折り曲げ部4で折り曲げればよい。上述のとおり、検体収容部2の第二凹部2bの深さは蓋部3の第二凸部3bの高さよりも大きいので、図5に示すように、嵌合した第二凹部2bと第二凸部3bとにより囲まれた部分が空間部5となり、この空間部5に検体と薬液が収容される。
なお、図5に示した状態では、第一凸部3a及び第二凸部3bはそれぞれ検体収容部2の第一凹部2a及び第二凹部2bの内部に嵌入しているが、検体収容容器1全体が透明プラスチックで作製されている場合は、内部の第一凸部3a及び第二凸部3bは外側から視認することができ、収容した検体や薬液の状況を把握できるので好都合である。図5においては、透けて見える第一凸部3a及び第二凸部3bを細線で表現されている。
本発明の検体収容容器1においては、形成された空間部5の上面にガスバリア性の薄膜を配置することにより、検体と薬液の保存性を向上させることができる。ガスバリア性の薄膜としては特に限定されないが、アルミ箔等の金属箔や、エチレン−ビニルアルコール共重合樹脂 (EVOH) 、ポリビニルアルコール(PVA)等のガスバリア性に優れた樹脂フィルムが例示できる。
本発明の検体収容容器1を折り曲げ部4において折り曲げる際、第一凹部2aと第一凸部3aの間に空気又は空気と余分の薬液を抜くための排出孔3cを設ければ、第一凹部2aと第一凸部3a、及び第二凹部2bと第二凸部3bを嵌合させやすくなり、作業性が向上する。詳述すれば、図6に示すように、蓋部3を折り曲げ第一凹部2aに第一凸部3aを嵌合し、第二凹部2bに第二凸部3bを嵌合する際に空間部5から押し出された空気及び余分な薬液が、排出孔3cを通って外部にスムーズに追い出されるので、嵌合の作業性が良好になる。排出孔は少なくとも1個設けられ、好ましくは2〜3個設けられる。
排出孔3cの設け方は特に限定されず、第一凹部2aと第一凸部3aの間に隙間を設ければよいが、隙間が大きすぎれば、第一凹部2aと第一凸部3aの嵌合が弱くなり、不意に蓋体が開きやすくなる。そこで、例えば第一凸部3aの縁部に筒状に排出孔3cを設ければ、第一凹部2aと第一凸部3aの嵌合強度と余分な薬液等の排出性を両立しやすくなる。第一凹部2aと第一凸部3aが多角形状からなる場合、排出孔3cは角部に設けるのが好ましく、特に第一凹部3aの角部に設けるのが好ましい。排出孔3cを1個設ける場合は、図示したように、第一凹部2aと第一凸部3aを五角形状とし、第一凸部3aの頂角部に排出孔3cを設けることができる。
空気や薬液の排出性からは、排出孔3cを複数個、好ましくは2〜3個設けられる。特に空気の排出性が低下すると、気泡が生じ、検体が空気に曝される恐れがある。
図7は排出孔3cを3個設けた例を示し、1個は五角形状の第一凸部3aの頂角部、2個は五角形状の第一凸部3aの底辺の両角部に設けられている。
図8は、検体収容容器1を図7の状態から折り曲げ部4で180°折り曲げた状態を示す平面図、図9は図8のB−B端面図、図10は図8のC−C端面図で、これらの図に示すように、五角形状の第一凸部3aの頂角部と底辺両角部の計3個の排出孔3cが形成されている。
上述のとおり、本発明の検体収容容器1は第一凹部2aと第一凸部3a、及び第二凹部2bと第二凸部3bにおいて、2重に嵌合しているため、検体収容部2と蓋部3は相当強固に結合されている。このため、検体収容部2の蓋部3とは逆側の縁部に把持部7を延設すれば、検体収容部2から蓋部3を引き離しやすくなり、作業性が向上する。把持部7の形状は特に限定されないが、例えば、図1に示すように、検体収容部2の蓋部3とは逆側の縁部を三角形状とし、蓋部3の検体収容部2とは逆側の縁部を直線状とすれば、検体収容部2と蓋部3を区別して把持しやすくなる。さらに、三角形状とされた検体収容部2の縁部をわずかに下側に変位させて把持部7とすれば、検体収容容器1を折り曲げて検体収容部2と蓋部3を重ねた場合でも両者間に隙間が形成されるので検体収容部2の縁部(把持部7)を見つけやすくなり、容易に蓋部3を引き離すことができる。なお、前述のレベル調整部6は、蓋部3側の把持部としても機能する。
本発明の検体収容容器の製造方法は特に限定されないが、プラスチックシートの真空成形により安価且つ効率的に製造することができる。また、射出成形も可能である。プラスチックシートの厚さは、第一凹部と第一凸部及び第二凹部と第二凸部を嵌合する際に、該シートの可撓性、弾力性、復元性を利用して圧入し、気密的に嵌合し得るように、0.05〜0.5mm程度が好ましい。
また、本発明の検体収容容器は、複数個、例えば2〜30個とか、5〜20個とか連設し、隣接する検体収容容器間をミシン目等により分離可能とすることにより、作業性を高めることができる。
本発明の検体収容容器の材質は、ホルムアルデヒド等に対して耐薬品性を有するプラスチック製、特に透明プラスチック製とするのが好ましい。具体的には、ポリアセタール樹脂、フッ素樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリアミド(ナイロン)樹脂、ポリエステル樹脂、塩化ビニル樹脂、ポリスチレン樹脂、ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂、アクリル樹脂等が挙げられる。また、ポリ乳酸樹脂、ポリブチレンサクシネート、ポリアミド11、ポリヒドロキシ酪酸等の生分解性プラスチックやバイオマスプラスチック等も使用可能である。
叙上のとおり、本発明の検体収容容器は、検体収容部と蓋部の間の折り曲げ部で折り曲げられて、第一凹部と第一凸部が嵌合し、第二凹部の上部と第二凸部が嵌合することにより、検体及び薬液を収容するための空間部が形成されるように構成されているため、構造が簡単で極めて安価に作製でき、小型化や軽量化も容易であるから、作業性が良く、移動、運搬や保管が容易になり、携行にも適している。また、検体を浸す薬液の量も少量化されるから、労働環境や人体への影響も低減することが可能である。
1 検体収容容器
2 検体収容部
2a 第一凹部
2b 第二凹部
2c 位置規制部
3 蓋部
3a 第一凸部
3b 第二凸部
3c 排出孔
4 折り曲げ部
5 空間部
6 レベル調整部
6a 膨出部
7 把持部

Claims (7)

  1. プラスチックからなる検体収容部と蓋部が連設されてなり、
    検体収容部と蓋部の間に折り曲げ部が設けられており、
    検体収容部の中央部には第一凹部があり、第一凹部の底面には当該第一凹部よりも小さい第二凹部があり、第一凹部と第二凹部の間は位置規制部とされており、
    蓋部の中央部には前記第一凹部と嵌合する第一凸部があり、第一凸部の上には前記第二凹部の上部と嵌合する第二凸部があり、
    検体収容部と蓋部の間の折り曲げ部で折り曲げられて、第一凹部と第一凸部が嵌合し、
    第二凹部の上部と第二凸部が嵌合することにより、検体及び薬液を収容するための空間部が形成されており、
    第一凸部の縁部に、空気又は空気と余分の薬液を抜くための少なくとも1個の排出孔が設けられていることを特徴とする検体収容容器。
  2. 空間部の容積が0.5〜60mlであることを特徴とする請求項1記載の検体収容容器。
  3. 蓋部の検体収容部とは逆側の縁部に、レベル調整部が折り曲げ可能に延設されていることを特徴とする請求項1乃至請求項に記載の検体収容容器。
  4. 検体収容部の蓋部とは逆側の縁部に、把持部が延設されていることを特徴とする請求項1乃至請求項のいずれか1項に記載の検体収容容器。
  5. 第一凹部と第一凸部が五角形状であり、第二凹部と第二凸部が円形状であることを特徴とする請求項1乃至請求項のいずれか1項に記載の検体収容容器。
  6. 五角形状の第一凸部の角部に、空気又は空気と余分な薬液を抜くための少なくとも1個の排出孔が設けられていることを特徴とする請求項に記載の検体収容容器。
  7. プラスチックが透明であることを特徴とする請求項1乃至請求項のいずれか1項に記
    載の検体収容容器。
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