JP6830459B2 - 情報処理システム、情報処理装置、情報処理方法、プログラム、及び、記憶媒体 - Google Patents

情報処理システム、情報処理装置、情報処理方法、プログラム、及び、記憶媒体 Download PDF

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Description

本発明は、情報処理システム、情報処理装置、情報処理方法、プログラム、及び、記憶媒体に関する。
特許文献1には、荷役機構各部に荷役作業を構成する一連の動作を検知するセンサを予め設け、モニタリング用計算機が各センサから得られる各検出信号が所定の態様で変化した場合に限り一回の荷役作業が行われたとみなし荷役個数を計数する荷役個数検出方法が記載されている。
特開平6−263385号公報
積荷を輸送する輸送機器が運行スケジュールを守ることは、物流の円滑化等の観点から極めて重要である。そして、運行スケジュールを守るために、精度よく荷役作業を把握することが求められている。ここで、特許文献1に記載の荷役個数検出方法を行うには、クレーン等の荷役機構の各部に荷役作業を構成する一連の動作を検出する専用のセンサを取付ける必要がある。
しかしながら、例えば輸送機器である船舶は、世界中に積荷を輸送する。したがって、この船舶での荷役作業は世界中で行われることになる。この場合、船舶での荷役作業を把握するために、世界のいろいろな場所に存在する荷役機構に専用のセンサを取付けるには膨大な作業や費用が必要となる。また、専用のセンサを取付けることができない荷役機構も存在する。このように、精度よく荷役作業を把握するために荷役機構に専用のセンサを取付けることは、現実的ではないことがある。
本発明は、簡易に精度よく荷役作業を把握することを目的とする。
本発明の情報処理システムは、積荷(液体を除く)を輸送する輸送機器(荷役機構を除く)に取付けられた1つ以上のセンサによって検知された前記輸送機器におけるクレーンを用いた荷役作業に関する検知情報を受け付ける受付手段と、前記受付手段によって受け付けられた前記検知情報に基づいて、前記輸送機器における荷役作業を検出する検出手段と、を有する。
本発明によれば、簡易に精度よく荷役作業を把握できる。
荷役作業の一例を示す概念図である。 船舶の一例を示す側面図である。 荷役検出処理の一例を示すフローチャートである。 システム構成の一例を示す図である。 荷役検出処理の一例を示すフローチャートである。 荷役グラフ等の一例を示す図である。 荷役作業の一例を示す概念図である。 システム構成の他の例を示す図である。 荷役検出処理の一例を示すフローチャートである。 撮影部が撮影した画像の一例を示す図である。 システム構成の一例を示す図である。 システム構成の他の例を示す図である。 システム構成の他の例を示す図である。
<実施の概略>
まず、図1、図2、図3を参照して、実施の概略について説明する。
情報処理システムでは、積荷を輸送する輸送機器に取付けられた1つ以上のセンサが使われる。図1、図2の例では、輸送機器として船舶10が使われ、センサは、船舶10に取り付けられたセンサ装置110に備えられている。
情報処理システムを構成する情報処理装置は、図3に示す荷役検出処理を行うことで、輸送機器の荷役作業を検出する。すなわち、S10において、情報処理装置は、センサによって検知された輸送機器における荷役作業に関する検知情報を受け付ける。次いで、S11において、情報処理装置は、S10で受け付けた検知情報に基づいて、輸送機器における荷役作業を検出する。情報処理装置は、S10において受付手段として機能し、S11において検出手段として機能する。
このように、情報処理システムは、輸送機器に取り付けられたセンサが検知する検知情報に基づいて、荷役作業を検出する。したがって、世界のいろいろな場所に存在する輸送機器に積荷を運搬するクレーン20(図1参照)一つ一つに、特別なセンサを取り付ける等の改修等を行う必要がなく、簡易に精度よく荷役作業を把握できる。
<第1実施形態>
まず、図1を参照して、第1実施形態の荷役作業について説明する。図1は、荷役作業の一例を示す概念図であり、船舶10の前方から船舶10を見たときの図である。第1実施形態の荷役作業は、積荷30を運ぶ荷役装置の一例であるクレーン20によって、船舶10に積荷30を積込んだり、船舶10から積荷30を降ろしたりする作業である。荷役作業は図1に示すように、例えば港湾で行われる。
次に、図1、図2を参照して、船舶10について説明する。図2は、船舶10の一例を示す側面図である。船舶10は、操舵室11の前側(船舶10の進行方向側)に、格納部12を備える。格納部12は、積荷30が格納される領域であり、例えば、操舵室11の前側に、上側が開放された凹部として設けられている。ただし、格納部12は、積荷30が格納可能であればよく、ここで説明した構成に限定されるものではない。船舶10は、積荷30を輸送する輸送機器の一例である。
次に、図1、図2、図4を参照して、荷役検出システム100について説明する。図4は、荷役検出システム100の構成の一例を示す図である。荷役検出システム100は、船舶10の荷役作業を検出するシステムである。荷役検出システム100は、情報処理システムの一例である。
荷役検出システム100は、センサ装置110と、サーバ装置120と、クライアント装置130とを備える。センサ装置110は、第1情報処理装置の一例である。サーバ装置120は、第2情報処理装置の一例である。なお、以下では、あくまで荷役検出システム100の一例として、センサ装置110とサーバ装置120とが別の装置として構成されている例について説明するが、センサ装置110とサーバ装置120とが一体的に構成されてもよい。例えば、1台のスマートデバイスがセンサ装置110として機能するとともにサーバ装置120として機能するように荷役検出システム100を構成してもよい。また、センサ装置110とサーバ装置120とを独立した装置として構成する場合にも、以下でサーバ装置120の処理として説明するものの一部をセンサ装置110側で実行するように荷役検出システム100を構成することもできる。さらには、以下で説明するサーバ装置120の機能の全部又は一部をクライアント装置130で実行するようなシステム構成であってもよく、特に限定はされない。
センサ装置110は、船舶10の姿勢を検出し、船舶10の姿勢を表す姿勢情報をサーバ装置120に送信する。センサ装置110は、加速度センサ111と、ジャイロセンサ112と、CPU113と、記憶部114と、通信インタフェース115と、これらを接続するバス116とを備える。センサ装置110や加速度センサ111、及び、ジャイロセンサ112は、船舶10の姿勢を検知する姿勢検知部の例であり、船舶10に取付けられて船舶10における荷役作業に関する検知情報を検知するセンサの例である。姿勢情報は、センサが検知する検知情報に含まれる情報の一例である。
加速度センサ111は、姿勢情報として、船舶10の傾きを示す加速度の情報を出力する。ジャイロセンサ112は、姿勢情報として、船舶10の揺れを表す角速度の情報を出力する。ジャイロセンサ112は、角速度センサの一例である。
CPU113は、センサ装置110の全体を制御する。CPU113が記憶部114等に記憶されているプログラムに基づき処理を実行することによって、センサ装置110の各種の処理等が実現される。
記憶部114は、RAM、ROM、HDD等の記憶装置であって、プログラムを記憶したり、CPU113がプログラムに基づき処理を実行する際に利用するデータ等を記憶したりする。CPU113は、通信インタフェース115を介してプログラムをダウンロードして、記憶部114に記憶させてもよい。
通信インタフェース115は、センサ装置110と、サーバ装置120等の外部装置との通信の制御を司る。
センサ装置110は、船舶10に取付けられている。第1実施形態では、図1に示すように、操舵室11の前側に、第1センサ装置110A及び第2センサ装置110Bの2台のセンサ装置110が取付けられている。第1センサ装置110Aは、操舵室11の右側に取付けられている。第2センサ装置110Bは、操舵室11の左側に取付けられている。ここで、右側とは船舶10の進行方向に対しての右側であり、左側とは船舶10の進行方向に対しての左側とする。
CPU113は、加速度センサ111が出力する姿勢情報、及び、ジャイロセンサ112が出力する姿勢情報を、通信インタフェース115を介して、継続的にサーバ装置120に送信する。
センサ装置110は、情報処理装置の一例である。センサ装置110には、例えば、スマートフォンやタブレット端末を含むスマートデバイスが使われるが、これら以外の情報処理装置が使われてもよい。
サーバ装置120は、CPU121と、記憶部122と、通信インタフェース123と、これらを接続するバス124とを備える。
CPU121は、サーバ装置120の全体を制御する。CPU121が記憶部122等に記憶されているプログラムに基づき処理を実行することによって図5に示す処理等が実現される。
記憶部122は、RAM、ROM、HDD等の記憶装置であって、プログラムを記憶したり、CPU121がプログラムに基づき処理を実行する際に利用するデータ等を記憶したりする。記憶部122は、プログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体の一例である。CPU121は、通信インタフェース123を介してプログラムをダウンロードして、記憶部122に記憶させてもよい。
通信インタフェース123は、サーバ装置120と、センサ装置110やクライアント装置130等の外部装置との通信の制御を司る。
サーバ装置120は、情報処理装置の一例である。サーバ装置120には、例えば、パーソナルコンピュータが使われるが、これ以外の情報処理装置が使われてもよい。
クライアント装置130は、CPU131と、記憶部132と、通信インタフェース133と、表示部134と、これらを接続するバス135とを備える。
CPU131は、クライアント装置130の全体を制御する。CPU131が記憶部132等に記憶されているプログラムに基づき処理を実行することによってクライアント装置130の各種の機能が実現される。
記憶部132は、RAM、ROM、HDD等の記憶装置であって、プログラムを記憶したり、CPU131がプログラムに基づき処理を実行する際に利用するデータ等を記憶したりする。記憶部132は、プログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体の一例である。CPU131は、通信インタフェース123を介してプログラムをダウンロードして、記憶部132に記憶させてもよい。
通信インタフェース133は、クライアント装置130と、サーバ装置120等の外部装置との通信の制御を司る。
表示部134は、ディスプレイであり、後に説明する荷役グラフ等を表示する。
クライアント装置130は、情報処理装置の一例である。クライアント装置130には、例えば、スマートフォンやタブレット端末を含むスマートデバイスが使われるが、これら以外の情報処理装置が使われてもよい。
センサ装置110とサーバ装置120との通信、及び、サーバ装置120とクライアント装置130との通信には、無線通信が使われるが、有線通信であってもよい。
次に、図5を参照して、荷役検出処理について説明する。図5は、荷役検出処理のフローチャートである。
S100において、サーバ装置120のCPU121は、通信インタフェース123を介して、第1センサ装置110A及び第2センサ装置110Bから姿勢情報を受信する。より具体的には、例えば、CPU121がセンサ装置110に姿勢情報を要求する通知を送信する。センサ装置110のCPU113は、この通知を受信すると、センサ装置110の加速度センサ111、及び、ジャイロセンサ112が検出した船舶10の姿勢を表す姿勢情報をサーバ装置120に送信する。CPU121は、この姿勢情報を受信する。CPU121が受信する姿勢情報には、第1センサ装置110Aの加速度センサ111が出力する船舶10の加速度の情報、第1センサ装置110Aのジャイロセンサ112が出力する船舶10の角速度の情報、第2センサ装置110Bの加速度センサ111が出力する船舶10の加速度の情報、及び、第2センサ装置110Bのジャイロセンサ112が出力する船舶10の角速度の情報が含まれる。S100の処理は、積荷30を輸送する船舶10の姿勢情報を受け付ける受付処理の一例である。CPU121は、記憶部114等に記憶されているプログラムに基づき受付処理を実行することにより、受付手段として動作する。
S101において、CPU121は、デジタルフィルタ処理によって、S100で受信した姿勢情報から、船舶10のエンジンの振動等を表すノイズを除去する。デジタルフィルタ処理には、例えばローパスフィルタが使われる。
S102において、CPU121は、S101でノイズが除去された姿勢情報を対象とした変化点検出処理によって、荷役作業を検出する。S102の変化点検出処理は、船舶10の姿勢情報の変化率に基づいて、姿勢情報の変化点を検出する処理である。姿勢情報の変化点は、船舶10の姿勢が変化したことを表す。姿勢情報の変化点が表す時刻は、船舶10の姿勢が変化した時刻を表す。変化点検出処理として、第1実施形態では、ChangeFinderと呼ばれる手法が使われる。ただし、変化点検出処理として、特異スペクトル変換法等、他の手法を用いてもよい。
船舶10において荷役作業が実施されると、船舶10が傾いたり揺れたりして、船舶10の姿勢が変わる。この性質を利用し、CPU121は、姿勢情報を対象とした変化点検出処理によって姿勢情報の変化点を検出することで、船舶10における荷役作業を検出する。CPU121は、姿勢情報の変化点が表す時刻を、船舶10における荷役作業の実施時刻と検出する。
次に、S102の処理について、より詳しく説明する。
まず、CPU121は、時刻ごとに、当該時刻において第1センサ装置110Aが検出した船舶10の加速度、及び、当該時刻において第2センサ装置110Bが検出した船舶10の加速度の平均値を算出する。CPU121は、第1センサ装置110Aが検出した船舶10の加速度の情報、及び、第2センサ装置110Bが検出した船舶10の加速度の情報の何れかに異常値があると判定したときは、異常値と判定した加速度の情報を使わないように処理してもよい。このように2台のセンサ装置110を用いて冗長化させる構成とすることで、一方のセンサ装置110に障害が発生した場合にも他方のセンサ装置110での検出結果によって荷役検出を行うことができる。また、2台のセンサ装置110の検出結果を照合して例えば両方のセンサ装置110で荷役検出がされた場合にのみ、荷役作業が行われたと判定する構成とすることで荷役検知の精度を向上させることができる。荷役検出の処理においては、各センサ装置110により検出された加速度や角速度の情報に対して同様の処理が行われるため、後述のとおり、センサ装置110の台数は2台に限定されない。すなわち、センサ装置110は1台のみであってもよいし、システムの信頼性を高めるために3台以上の冗長構成とすることもでき、要求される仕様に応じて任意の構成とすることができる。
次いで、CPU121は、ChangeFinderの手法により、時刻ごとに算出した船舶10の加速度の平均値の変化率に基づいて、加速度の変化点を検出する。この加速度の変化点が、姿勢情報の変化点である。
こうして、CPU121は、船舶10の加速度の変化点を検出することで、船舶10における荷役作業を検出する。船舶10の加速度の変化点の時刻が、荷役作業の実施時刻である。
ここでは、姿勢情報として、船舶10の加速度の情報を使う場合について説明した。しかし、CPU121は、姿勢情報として、船舶10の角速度の情報を使って、船舶10の加速度の情報を使う場合と同様に、船舶10の角速度の変化点を検出してもよい。また、CPU121は、船舶10の加速度の変化点の時刻と船舶10の角速度の変化点の時刻との間隔が、予め定められた間隔内のとき、船舶10における荷役作業を検出してもよい。CPU121は、船舶10の加速度の変化点の時刻、又は、船舶10の角速度の変化点の時刻を、船舶10における荷役作業の実施時刻とする。
S103において、CPU121は、S101でノイズが除去された姿勢情報に基づいて、荷役作業が実施された船舶10の領域を検出する。より具体的には、CPU121は、S102で検出された荷役作業が、船舶10の右側の領域で行われたものか、船舶10の左側の領域で行われたものかを検出する。荷役作業が実施された船舶10の領域を、荷役作業の実施領域とも呼ぶ。
船舶10の右側の領域に積荷30が積込まれると、初動では船舶10が右側に揺れて、積荷30が積込まれる前と比べて船舶10が右側に傾く。また、船舶10の右側の領域から積荷30が降ろされると、初動では船舶10が左側に揺れて、積荷30が降ろされる前と比べて船舶10が左側に傾く。この性質を利用し、荷役作業が積荷30を積込む作業か船舶10から積荷30を降ろす作業かを表す作業種別情報と、姿勢情報の変化の方向とに基づいて、CPU121は、船舶10の右側の領域で行われたものか、船舶10の左側の領域で行われたものかを検出する。作業種別情報は、図5の荷役検出処理に先立って、サーバ装置120に設定されている。CPU121は、記憶部122から作業種別情報を取得する。姿勢情報の変化の方向には、姿勢情報の正の方向への変化と姿勢情報の負の方向への変化とがある。
S102、S103の処理は、受付処理によって受け付けられた姿勢情報に基づいて、船舶10における荷役作業と、荷役作業が実施された船舶10の領域とを検出する検出処理の一例である。CPU121は、記憶部114等に記憶されているプログラムに基づき検出処理を実行することにより、検出手段として動作する。
本実施形態では、S103において、サーバ装置120のCPU121は、作業種別情報を用いて、荷役作業が船舶10の右側の領域と左側の領域のどちらで実施されたのかを検出する。しかし、作業種別情報は存在しなくてもよい。この場合、CPU121は、荷役作業が船舶10の右側の領域と左側の領域のどちらで実施されたのかの判別はできない。しかし、CPU121は、姿勢情報の変化の方向に基づいて、船舶10の一方の側の領域で荷役作業が実施されたのか、船舶10の他方の側の領域で荷役作業が実施されたのかの判別は可能である。
S104において、CPU121は、S102で検出した荷役作業の実施時刻の間隔に基づいて、荷役作業を推定する。S104の処理は、推定処理の一例である。CPU121は、記憶部114等に記憶されているプログラムに基づき推定処理を実行することにより、推定手段として動作する。
S102で検出される荷役作業と、S104で推定される荷役作業との関係について説明する。S102で検出される荷役作業は、姿勢情報に基づく検出のため、船舶10の右側の領域又は左側の領域における荷役作業である。船舶10の中央の領域における荷役作業は、船舶10が傾いたり揺れたりする大きさが、船舶10の右側の領域又は左側の領域における荷役作業よりも小さいため、S102では検出されない場合も想定される。また、クレーン操縦者の技術が非常に高度な場合や、他の荷物と比較して相対的に軽量な荷物を積み込む場合には、船舶10の揺れや傾きが小さく、S102では検出されない可能性も考えられる。そこで、S104では、CPU121は、S102では検出されないような荷役作業(例えば、船舶10の中央における荷役作業)の実施を推定する。船舶10の中央の領域とは、船舶10の右側の領域と左側の領域との間の領域である。船舶10の右側の領域は、船舶10における一方の側の領域である第1領域の一例である。船舶10の左側の領域は、船舶10における一方の側とは反対側の領域である第2領域の一例である。船舶10の中央の領域は、第1領域と第2領域との間の第3領域の一例である。
図6(a)、(b)を参照して、S104の処理をより具体的に説明する。図6(a)は、荷役グラフの一例を示す図である。図6(b)は、図6(a)における時刻「8:00」の部分を拡大した荷役グラフの一例を示す図である。荷役グラフは、荷役作業の対象となった積荷30の数の累積合計の時間変化を表す。荷役グラフの「○」は、検出された実施領域が船舶10における右側の領域である荷役作業を表す。荷役グラフの「△」は、検出された実施領域が船舶10における左側の領域である荷役作業を表す。なお、荷役グラフの「×」については、後に説明する。
まず、CPU121は、実際の荷役作業の間隔を表す基準期間を決定する。CPU121は、予め定められた時間を基準期間としてもよい。また、CPU121は、S102で検出された船舶10の荷役作業の間隔のうち、短いものから、予め定められた数だけ取得して平均値を算出して基準期間としてもよい。また、CPU121は、荷役作業の実施領域が右側の領域であり、次の荷役作業の実施領域が左側の領域のように、S102、及び、S103で検出された実施領域が異なり連続した荷役作業の間隔のうち、短いものから、予め定められた数だけ取得して平均値を算出して基準期間としてもよい。
次いで、CPU121は、S102で検出された荷役作業の間隔と基準期間とから、線形補間によって、船舶10の中央の領域における荷役作業を推定する。
ここで、図6(c)を参照して、荷役作業の推定の例を説明する。図6(c)は、横軸が時刻であり、時刻T1で、図6(c)に「○」として表される、船舶10の右側の領域での荷役作業が検出され、時刻T2で、図6(c)に「△」として表される、船舶10の左側の領域での荷役作業が検出された例を表す。また、ここでは、荷役作業の間隔を表す基準期間が4分であるものとする。図6(c)に示すように、船舶10の右側の領域での荷役作業が検出された時刻T1と、船舶10の左側の領域での荷役作業が検出された時刻T2とは、8分の間隔がある。基準期間は4分であり、時刻T1と時刻T2との間で、1回の荷役作業が可能である。したがって、CPU121は、時刻T1と時刻T2との中間の時刻T3において、船舶10の中央の領域における荷役作業が1回実施されたと推定する。図6(c)では、推定された船舶10の中央の領域における荷役作業が「×」で表される。
CPU121は、線形補間以外の二次補間等の方法によって、船舶10の中央の領域における荷役作業を推定してもよい。図6(a)、(b)の荷役グラフの「×」は、ここで推定された船舶10の中央の領域における荷役作業を表す。
ただし、S104において、CPU121は、休憩時間等の荷役作業が実施されない範囲の時間帯である不実施時間帯については、荷役作業の推定の対象とせず、不実施時間帯を除いた時刻での荷役作業を推定する。不実施時間帯は、予め記憶部122に記憶されており、CPU121は、記憶部122から不実施時間帯を取得する。図6(a)、(b)の例では、不実施時間帯として、例えば、9:20から9:40まで、12:00から13:00まで等が設定されている。不実施時間帯の記憶部122への記憶は、例えば、不実施時間帯のみを予め担当者が登録することでサーバ装置120が取得する構成であってもよいし、あるいは船舶ごとの荷役作業計画として取得しておき、そこに含まれる不実施時間帯を抽出する構成であってもよい。また、計画情報としての不実施時間帯は非常に精度が低く、計画情報のみに基づいて不実施時間帯を除外してしまうと、実際にはその時間帯に荷役作業を行っている可能性もあり、荷役作業の回数を正しくカウントできないことも考えられる。そこで、サーバ装置120に登録された計画情報としての不実施時間帯を例えばクライアント装置130に表示してオペレータが確認し、実際の荷役作業の状況に応じて補正入力できるような構成であってもよく、特に限定はされない。
S105において、CPU121は、通信インタフェース123を介して、荷役情報をクライアント装置130に送信する。荷役情報は、S102、S103で検出した船舶10における荷役作業の情報、荷役作業の実施領域の情報、及び、S104で推定した船舶10における荷役作業を表す情報を含む。S105の処理は、検出処理によって検出された荷役作業の情報を通知する通知する通知処理の一例である。CPU121は、記憶部114等に記憶されているプログラムに基づき通知処理を実行することにより、通知手段として動作する。第1実施形態での例での通知処理では、検出処理によって検出された荷役作業の情報を、クライアント装置130に送信して、クライアント装置130の表示部に荷役作業の情報が出力されることで、荷役作業の情報が管理者等に最終的に通知される。
S106において、CPU121は、通信インタフェース123を介して、クライアント装置130から終了指示を受け付けたか否かを判定する。CPU121は、サーバ装置120が備える入力装置に対する操作に基づいて、終了指示を受け付けたか否かを判定してもよい。CPU121は、終了指示を受け付けたと判定したとき図5の荷役検出処理を終了する。CPU121は、終了指示を受け付けていないと判定したとき処理をS100に戻す。
次に、図5のS105で送信された荷役情報を受信するクライアント装置130の処理について、図6(a)、(b)を参照して説明する。
クライアント装置130のCPU131は、通信インタフェース133を介して、サーバ装置120から荷役情報を受信すると、荷役情報に基づいて、図6(a)、(b)に示す荷役グラフを表示部134に表示する。第1実施形態では、1回の荷役作業で荷役される積荷30の数は予め定められている。CPU131は、荷役情報が表す荷役作業の回数、及び、1回の荷役作業で荷役される積荷30の数に基づいて、荷役される積荷30の数の累積合計を決定して、荷役グラフを表示部134に表示する。
1回の荷役作業で荷役される積荷30の数は、クライアント装置130の記憶部132に記憶されていてもよく、荷役情報に含まれていてもよい。1回の荷役作業で荷役される積荷30の数が荷役情報に含まれていているときは、1回の荷役作業で荷役される積荷30の数は、サーバ装置120の記憶部122に記憶されており、サーバ装置120が、1回の荷役作業で荷役される積荷30の数を荷役情報に含めてクライアント装置に送信する。
以上説明したように、サーバ装置120のCPU121は、センサ装置110から受信する姿勢情報に基づいて、船舶10における荷役作業を検出する。センサ装置110としては、例えばスマートフォンやタブレットのような可搬型であり、船舶10に対して取り外し可能なスマートデバイスを用いることができる。したがって、クレーン20の改修等は不要であり、簡易に精度よく荷役作業を把握できる。
また、サーバ装置120のCPU121は、S100で受信した姿勢情報に基づいて、船舶10における荷役作業、及び、荷役作業が実施された船舶10の領域を検出する。したがって、より詳しく荷役作業を把握できる。
また、サーバ装置120のCPU121は、S102で検出した荷役作業の実施時刻の間隔に基づいて、荷役作業を推定する。したがって、S102で検出できない荷役作業を推定できるため、精度よく荷役作業を把握できる。
また、サーバ装置120のCPU121は、不実施時間帯を除いた時刻での荷役作業を推定する。したがって、荷役作業を誤って推定するおそれが低減する。
また、クライアント装置130は、荷役グラフを表示部134に表示する。したがって、ユーザは荷役作業の進捗を容易に把握できる。
なお、クライアント装置130は、作業の終了情報を入力する他、センサ装置110やサーバ装置120で荷役作業の検出が行えなかった場合の補正入力、更には荷役作業の計画情報の変更、荷役作業の開始や完了など、オペレータによる各種の入力が可能な構成であってもよく、特に限定されない。
<第2実施形態>
次に、第2実施形態の荷役検出システム100について説明する。
まず、図7、図8を参照して、第2実施形態の荷役検出システム100の構成について説明する。図7は、荷役作業の一例を示す概念図であり、船舶10の前方から船舶10を見たときの図である。図8は、第2実施形態の荷役検出システム100の構成の一例を示す図である。
第2実施形態の荷役検出システム100は、撮影装置140、サーバ装置120、及び、クライアント装置130を備える。撮影装置140は、第1情報処理装置の一例である。サーバ装置120は、第2情報処理装置の一例である。
撮影装置140は、撮影部141と、CPU113と、記憶部114と、通信インタフェース115と、これらを接続するバス116とを備える。撮影部141は、画像の撮影が可能であり、撮影部141として、静止画カメラや動画カメラが使われる。撮影装置140としては、例えば、カメラなどを備えたスマートデバイスなどが想定される。撮影部141は、センサの一例である。撮影部141が撮影する画像は、センサによって検知される検知情報に含まれる情報の一例である。撮影装置140のCPU113、記憶部114、及び、通信インタフェース115は、図3を参照して説明した第1実施形態のセンサ装置110と同様である。撮影装置140のCPU113が記憶部114等に記憶されているプログラムに基づき処理を実行することによって、撮影装置140の各種の処理等が実現される。また、第2実施形態では、撮影装置140を1台のみ用いて荷役を検出する。
第2実施形態の荷役検出システム100のサーバ装置120、及び、クライアント装置130は、図3を参照して説明した第1実施形態のサーバ装置120、及び、クライアント装置130と同様である。ただし、第2実施形態では、サーバ装置120のCPU121が記憶部122等に記憶されているプログラムに基づき処理を実行することによって図9に示す処理等が実現される。
撮影装置140は、操舵室11の前側に取付けられており、少なくともサーバ装置120が荷役検出処理を実行している間、撮影部141が船舶10を撮影する。より具体的には、撮影部141は、荷役作業が行われる場所である格納部12を撮影し、格納部12において行われる荷役作業を撮影する。撮影部141は、動画を撮影してもよく、予め定められた間隔で継続して静止画を撮影してもよい。撮影装置140は、撮影部141が撮影した画像を表す画像情報をサーバ装置120に送信する。サーバ装置120のCPU121は、通信インタフェース123を介して、撮影装置140から画像情報を受信する。撮影部141として、例えばスマートデバイスに備えられたカメラが使われる。
また、荷役検出システム100の一例として、撮影装置140とサーバ装置120とが別の装置として構成されている例について説明するが、撮影装置140とサーバ装置120とが一体的に構成されてもよい。例えば、1台のスマートデバイスが撮影装置140として機能するとともにサーバ装置120として機能するように荷役検出システム100を構成してもよい。また、撮影装置140とサーバ装置120とを独立した装置として構成する場合にも、以下でサーバ装置120の処理として説明するものの一部を撮影装置140側で実行するように荷役検出システム100を構成することもできる。さらには、サーバ装置120の機能の全部又は一部をクライアント装置130で実行するようなシステム構成であってもよく、特に限定はされない。これは以降の実施形態においても同様である。
次に、図9を参照して、第2実施形態の荷役検出処理について説明する。図9は、荷役検出処理のフローチャートである。
S200において、サーバ装置120のCPU121は、通信インタフェース123を介して、撮影装置140から撮影部141が撮影した画像を受信する。S200の処理は、積荷30を輸送する船舶10の画像を受け付ける受付処理の一例である。CPU121は、記憶部114等に記憶されているプログラムに基づき受付処理を実行することにより、受付手段として動作する。
S201において、CPU121は、S200で受信した画像に基づいて、荷役作業を検出する。ここで、図10を参照して、撮影部141によって撮影された画像200に基づいて、サーバ装置120のCPU121が荷役作業を検出する処理について説明する。図10は、撮影部141が撮影した画像200の一例を示す図である。
画像200は、荷役作業が実施される場所である船舶10の格納部12を撮影した画像である。画像200は、予め定められた複数の仮想領域202に分割される。第2実施形態では、画像200は、第1仮想領域202A、第2仮想領域202B、第3仮想領域202C、及び、第4仮想領域202Dの4つの仮想領域202に分割される。それぞれの仮想領域は同じ大きさである。
クレーン20で荷役作業が実施されるとき、クレーン20が、積荷30を載せるパレットを船舶10における予め定められた荷役作業開始時の位置(初期位置)に配置する。その後、クレーン20が積荷30を載せたパレットを移動させて、荷役作業が実施される。第1仮想領域202Aは、積荷30を載せるパレットを初期位置に配置したときのクレーン20の基準位置に対応する画像200の仮想領域202である。第2実施形態では、クレーン20の基準位置として、クレーン20の先端部が使われる。
なお、この例では、それぞれの仮想領域が同じ大きさとしたが、必ずしも同じ大きさである必要はない。また、基準位置としてクレーンの先端部を利用する例について説明したが、先端部以外を基準位置として用いることができる。仮想領域や基準位置は検出対象に応じて任意に設定することができ、特に限定されない。
CPU121は、撮影部141から受信した画像200から、クレーン20の基準位置の時間変化を表す軌跡を取得する。CPU121は、クレーン20の基準位置が、図10の矢印Aのように、第1仮想領域202A、第3仮想領域202Cの順に仮想領域202を通るとき、船舶10における左側の領域での荷役作業を検出する。また、CPU121は、クレーン20の基準位置が、図10の矢印Bのように、第1仮想領域202A、第2仮想領域202B、第4仮想領域202Dの順に仮想領域202を通るとき、船舶10における右側の領域での荷役作業を検出する。このように、S201では、荷役作業の検出と共に、荷役作業の実施領域も検出される。
図9に戻って、荷役検出処理の説明を続ける。
S202において、CPU121は、通信インタフェース123を介して、荷役情報をクライアント装置130に送信する。荷役情報は、S201で検出した船舶10における荷役作業の情報である。なお、荷役情報に、荷役作業の実施領域の情報を含めてもよい。これにより、荷役作業を詳細に把握でき、後々の作業分析に利用できる。S202の処理は、検出処理によって検出された荷役作業の情報を通知する通知する通知処理の一例である。CPU121は、記憶部114等に記憶されているプログラムに基づき通知処理を実行することにより、通知手段として動作する。
S203において、CPU121は、通信インタフェース123を介して、クライアント装置130から終了指示を受け付けたか否かを判定する。CPU121は、サーバ装置120が備える入力装置に対する操作に基づいて、終了指示を受け付けたか否かを判定してもよい。CPU121は、終了指示を受け付けたと判定したとき図9の荷役検出処理を終了する。CPU121は、終了指示を受け付けていないと判定したとき処理をS200に戻す。
次に、図9のS202で送信された荷役情報を受信するクライアント装置130の処理について説明する。
クライアント装置130のCPU131は、通信インタフェース133を介して、サーバ装置120から荷役情報を受信すると、荷役情報に基づいて、図6(a)、(b)に示す荷役グラフを表示部134に表示する。第2実施形態では、1回の荷役作業で荷役される積荷30の数は予め定められている。CPU131は、荷役情報が表す荷役作業の回数、及び、1回の荷役作業で荷役される積荷30の数に基づいて、荷役される積荷30の数の累積合計を決定して、荷役グラフを表示部134に表示する。第2実施形態では、CPU121は、荷役作業が船舶10における荷役作業が、船舶10を左右方向に2分割した左側の領域、及び、右側の領域の何れかで行われたことを検出する。
以上説明したように、サーバ装置120のCPU121は、撮影装置140から受信した画像200に基づいて、船舶10における荷役作業を検出する。したがって、荷役作業の誤検出が防止でき、精度よく荷役作業を把握できる。また、上記の実施形態と同様に、撮影装置140としては、例えばスマートフォンやタブレットのような可搬型で取り外し可能なスマートデバイスを用いることができ、簡易に精度よく荷役作業を把握できる。
CPU121は、画像200に写された積荷30の変化(例えば積荷30の数の増減)に基づいて、荷役作業を検出してもよい。
ここでは、CPU121は、画像200に基づいたクレーン20の基準位置の時間変化を表す軌跡から、荷役作業を検出した。しかし、画像200に基づいた積荷30の位置を基準位置とし、この基準位置の時間変化を表す軌跡から荷役作業を検出してもよい。
<第3実施形態>
次に、第3実施形態の荷役検出システム100について説明する。上記の実施形態と同様の点については説明を省略する。
第3実施形態の荷役検出システム100の構成は、第2実施形態の荷役検出システム100の構成と同様である。
第3実施形態では、図9のS201において、図9のS201で説明した荷役作業の検出に加えて、S200で受信した画像200に基づいて、検出した荷役作業の対象となる積荷30の個数を検出する。より具体的には、CPU121は、画像200に写された積荷30を個別に識別して計数することにより、積荷30の個数を検出する。画像200は、既に説明したように、荷役作業が実施される場所である船舶10の格納部12を撮影した画像である。CPU121は、画像200を解析して、クレーン20が運んだ積荷30の個数を決定する。
図9のS202において、CPU121は、荷役情報に、検出した積荷30の個数を含めて、クライアント装置130に送信する。クライアント装置130は、荷役情報に含まれる積荷30の個数を用いて、図6(a)、(b)の荷役グラフを出力する。
以上説明したように、サーバ装置120のCPU121は、撮影部141が撮影した画像200に基づいて、船舶10における荷役作業の対象となる積荷30の個数を決定する。したがって、精度よく荷役作業の対象となる積荷30の個数を把握できる。また、上記の実施形態と同様に、簡易に精度よく荷役作業を把握できる。
<第4実施形態>
次に、第4実施形態の荷役検出システム100について説明する。上記の実施形態と同様の点については説明を省略する。
まず、図11を参照して、第4実施形態の荷役検出システム100の構成について説明する。図11は、第4実施形態の荷役検出システム100の構成の一例を示す図である。
第4実施形態の荷役検出システム100は、データ収集装置150、サーバ装置120、及び、クライアント装置130を備える。データ収集装置150は、図4を参照して説明したセンサ装置110の構成に加えて、図8を参照して説明した撮影部141、及び、マイクロフォン142を備えている。データ収集装置150としては、例えば、各種センサやカメラなどを備えたスマートデバイスなどが想定される。また、第4実施形態では、データ収集装置150を1台のみ用いて荷役を検出する。データ収集装置150は、図4を参照して説明したセンサ装置110の構成を全て備えており、センサ装置110の機能を実現できる。
データ収集装置150は、操舵室11の前側に取付けられている。データ収集装置150が取り付けられる位置は、図7を参照して説明した撮影装置140と同様の位置である。また、少なくともサーバ装置120が荷役検出処理を実行している間、データ収集装置150の撮影部141が船舶10を撮影する。図7を参照して説明した撮影装置140の撮影部141と同様に、格納部12を撮影し、格納部12において行われる荷役作業を撮影する。データ収集装置150は、撮影部141が撮影した画像を表す画像情報をサーバ装置120に送信する。サーバ装置120のCPU121は、通信インタフェース123を介して、データ収集装置150から画像情報を受信する。
次に、第4実施形態での荷役検出処理について説明する。ここでは、図5を参照して説明した第1実施形態での荷役検出処理と異なる点を中心に説明する。
第4実施形態での荷役検出処理では、S100において、サーバ装置120のCPU121は、通信インタフェース123を介して、データ収集装置150から姿勢情報に加えて、データ収集装置150の撮影部141が撮影した画像を受信する。
また、第4実施形態での荷役検出処理では、S103の処理の後であってS104の処理の前に、CPU121は、図9のS201と同様に、撮影部141によって撮影された画像200に基づいて、荷役作業を検出する。そして、CPU121は、画像200に基づいて検出された荷役作業の実施時刻と、S102で検出された荷役作業の実施時刻とが、記憶部122に記憶された予め定められた範囲内のとき、正しく荷役作業を検出したものと判定する。CPU121は、画像200に基づいて検出された荷役作業の実施時刻と、S102で検出された荷役作業の実施時刻とが、記憶部122に記憶された予め定められた範囲内ではないとき、正しく荷役作業を検出していないと判定して、荷役作業を検出しなかったこととする。
CPU121は、画像200に基づいて検出された荷役作業の実施時刻と、S102で検出された荷役作業の実施時刻とが、記憶部122に記憶された予め定められた範囲内であり、かつ、画像200に基づいて検出された荷役作業の実施領域と、S103で検出された荷役作業の実施領域とが一致するとき、正しく荷役作業を検出したものと判定してもよい。
以上説明したように、サーバ装置120のCPU121は、データ収集装置150から受信した姿勢情報、及び、画像200に基づいて、船舶10における荷役作業を検出する。したがって、荷役作業の誤検出が防止でき、精度よく荷役作業を把握できる。また、上記の実施形態と同様に、データ収集装置150としては、例えばスマートフォンやタブレットのような可搬型で取り外し可能なスマートデバイスを用いることができる。簡易に精度よく荷役作業を把握できる。
<その他の実施形態>
サーバ装置120のCPU121は、S102等で検出した荷役作業に基づいて、荷役作業の終了時刻を決定してもよい。また、CPU121は、S102等で検出した荷役作業、及び、S104で推定した荷役作業に基づいて、荷役作業の終了時刻を決定してもよい。CPU121は、荷役作業の終了時刻の決定に、線形補間や二次補間等の方法を用いてもよい。CPU121は、決定した荷役作業の終了時刻を、クライアント装置130に送信する。クライアント装置130は、受信した荷役作業の終了時刻を、表示部134に表示する。
また、クライアント装置130は、図6(a)、(b)の荷役グラフの縦軸を、「検出した積荷30の数の累積合計/総積荷数」で算出される値で表してもよい。また、クライアント装置130は、最新の積荷30の数の累積合計や、最新の「検出した積荷30の数の累積合計/総積荷数」のみを表示部134に表示してもよい。また、クライアント装置130は、荷役グラフ以外の形式で、荷役情報を表示してもよい。
また、荷役検出システム100は、荷役作業が行われる船舶10の周辺で発生する音声によって荷役作業を検出する構成であってもよい。例えば、データ収集装置150は、図11に示すようにマイクロフォン142を備えている。マイクロフォン142は、荷役作業の際に発生する音を集音した音情報を出力する。音情報は、荷役作業の際に発生する音が録音された情報である。また、予め、荷役着の音、吊時の衝撃音、クレーン動作音など、荷役作業の際に発生する各種のサンプル音を事前に録音して、例えば、サーバ装置120の記憶部122に予め記憶しておく。さらに、一連の荷役作業の際に発生する音の順番を定義した情報を、例えば、サーバ装置120の記憶部122に予め記憶しておく。そして、音声解析技術を利用して、サーバ装置120のCPU121は、データ収集装置150から受信した音情報と、サンプル音と、を照合して、行われている作業を判定する。例えば、CPU121は、データ収集装置150から受信した音の情報が、荷役着の音、吊時の衝撃音、及び、クレーン動作音の順番で検出されたと判定した場合には、荷役作業が1回行われたと判定できる。マイクロフォン142は、センサの一例である。音情報は、センサが検知する検知情報に含まれる情報の一例である。
また、荷役検出システム100は、レーダ装置を使って荷役作業を検出する構成であってもよい。この場合、センサ装置110、撮影装置140、又は、データ収集装置150は、レーダ装置を備える。レーダ装置は、レーダ信号を検知対象に放射することで検知対象のレーダ情報を出力する。より具体的には、レーダ装置の送信部は、検知対象である船舶10における荷役作業が行われる場所にレーダ信号を送信する。レーダ信号には、例えば電磁波が使われる。レーダ信号には、レーザが使われてもよい。レーダ装置の受信部は、レーダ装置の送信部によって放射されて反射したレーダ信号を受信し、受信したレーダ信号に基づくレーダ情報を出力する。センサ装置110、撮影装置140、又は、データ収集装置150は、受信したレーダ信号に関するレーダ情報をサーバ装置120に送信する。レーダ情報から、クレーン20の位置等の情報を判別できる。サーバ装置120のCPU121は、センサ装置110、撮影装置140、又は、データ収集装置150から受信したレーダ情報に基づいて、例えば、第2実施形態で画像200を使用した場合と同様の処理により、荷役作業を検出する。レーダ装置は、センサの一例である。レーダ情報は、センサが検知する検知情報に含まれる情報の一例である。
また、荷役検出システム100は、喫水によって荷役作業を検出する構成であってもよい。この場合、センサ装置110、撮影装置140、又は、データ収集装置150は、喫水センサを備える。喫水センサは、船舶10の喫水を検出する。喫水は、船舶10の一番下の部分から水面までの垂直方向の距離である。また、船舶10にはバラスト水センサが取付けられている。バラスト水センサは、船舶10が搭載するバラスト水の容積及び重量を検出する。
センサ装置110、撮影装置140、又は、データ収集装置150は、通信インタフェース115を介して、喫水情報をサーバ装置120に送信する。また、バラスト水センサは、通信インタフェースを介して、バラスト水情報をサーバ装置120に送信する。喫水情報は、喫水センサが検出した喫水に関する情報であり、喫水センサが検出した喫水を含む。バラスト水情報は、バラスト水センサが検出したバラスト水に関する情報であり、バラスト水センサが検出したバラスト水の容積及び重量を含む。喫水情報、及び、バラスト水情報は、センサが検知する検知情報に含まれる情報の一例である。
サーバ装置120のCPU121は、受信した喫水情報、及び、バラスト水情報に基づいて、荷役作業を検出する。
より具体的には、まず、CPU121は、喫水情報に基づいて、船舶10が積載する積荷30の積載重量を、次の式(1)によって算出して決定する。
積載重量=沈み量÷満載重量時の沈み量×満載重量 ・・・ (1)
ここで、沈み量は、船舶10が積荷30を載せたことで沈んだ量であり、喫水情報に基づく量である。満載重量時での沈み量は、船舶10が積荷30を満載した状態で船舶10が沈む量である。満載重量は、船舶10に満載された積荷30の合計重量である。満載重量時での沈み量、及び、満載重量は既知であり、例えば、サーバ装置120の記憶部122に記憶されている。
次いで、CPU121は、式(1)で求めた積載重量から、船舶10が搭載するバラスト水の重量を除く補正を行って、船舶10が載せている積荷30の重量を決定する。
次いで、CPU121は、船舶10が載せている積荷30の重量の変化に基づいて、荷役作業を検出する。
また、CPU121は、上記の姿勢情報、撮影部141が撮影した画像、音情報、レーダ情報、及び、喫水情報の複数の情報に基づいて、荷役作業を検出してもよい。これにより、CPU121は、これらの中の1つに基づいて荷役作業を検出する場合における不検出帯を回避し、検出精度を高めることができる。例えば、何らかの原因で姿勢情報による荷役検出ができなかった場合であっても、撮影画像や音声では荷役検出が行われた場合には、荷役作業が実施されたと判定することができる。CPU121は、上記の姿勢情報、撮影画像、音情報、レーダ情報、及び、喫水情報の中の何れか1つに基づいて荷役が検出されたときに、最終的に荷役作業が実施されたと判定する構成としてもよい。ここでの撮影画像は、撮影部141が格納部12を撮影した画像である。CPU121は、喫水情報を使う場合、同時に、バラスト水情報も使う。
また、荷役検出システム100は、輸送機器である船舶10における荷役作業の検出に限定されるものではなく、貨物列車及び大型トラックを含む車両や航空機等の船舶10以外の輸送機器における荷役作業を検出してもよい。
また、積荷30の例として、コンテナやコイル等の鉄鋼製品が挙げられるが、積荷30はこれらに限定されるものではない。
また、荷役検出システム100は、積荷30を積込む荷積みや、積荷30を降ろす荷揚げの何れも検出できる。
また、荷役検出システム100は、上記の構成に限定されるものではない。例えば、荷役検出システム100は、図12に示すように、センサ装置110と、サーバ装置120とを備え、クライアント装置130を備えなくてもよい。サーバ装置120は、表示部125を備え、サーバ装置120が、荷役情報に基づいた荷役グラフの表示等の第1実施形態から第4実施形態までのクライアント装置130の機能を実現する。この際に、サーバ装置120が荷役情報に基づいた荷役グラフの表示をする処理は、検出処理によって検出された荷役作業の情報を通知する通知する通知処理の一例である。CPU121は、記憶部114等に記憶されているプログラムに基づき通知処理を実行することにより、通知手段として動作する。センサ装置110の代わりに、撮影装置140又はデータ収集装置150を用いてもよい。
また、荷役検出システム100は、図13に示すように、センサ装置110と、クライアント装置130とを備え、サーバ装置120を備えなくてもよい。このとき、センサ装置110が、第1実施形態から第4実施形態までのサーバ装置120と同様の処理を行って荷役情報を生成して、クライアント装置130に送信する。クライアント装置130は、荷役情報に基づいた荷役グラフの表示をする。この荷役情報に基づいた荷役グラフの表示をする処理は、通知処理の一例である。この場合、センサ装置110は第1情報処理装置の一例であり、クライアント装置130は、第2情報処理装置の一例である。センサ装置110の代わりに、撮影装置140又はデータ収集装置150を用いてもよい。クライアント装置130が、第1実施形態から第4実施形態までのサーバ装置120の機能を実現してもよい。
また、上記のとおり、荷役検出システム100は、センサ装置110は2台に限定されるものではなく、1台でもよく、3台以上でもよい。また、センサ装置110は、加速度センサ111のみを備えていてもよく、ジャイロセンサ112のみを備えていてもよい。そして、サーバ装置120のCPU121は、姿勢情報として、船舶10の傾きを示す加速度及び船舶10の揺れを示す角速度の何れかを受信してもよく、上記の実施形態のように、船舶10の加速度及び船舶10の角速度の双方を受信してもよい。
以上、本発明を実施形態と共に説明したが、上記実施形態は本発明を実施するにあたっての具体化の例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその技術思想、又はその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。また、上記実施形態を組み合わせてもよい。
10 船舶
20 クレーン
30 積荷
100 荷役検出システム
110 センサ装置
120 サーバ装置
121 CPU
130 クライアント装置

Claims (22)

  1. 積荷(液体を除く)を輸送する輸送機器(荷役機構を除く)に取付けられた1つ以上のセンサによって検知された前記輸送機器におけるクレーンを用いた荷役作業に関する検知情報を受け付ける受付手段と、
    前記受付手段によって受け付けられた前記検知情報に基づいて、前記輸送機器における荷役作業を検出する検出手段と、
    を有する情報処理システム。
  2. 1つの前記センサは、荷役作業が行われる場所を撮影する撮影部であり、
    前記検知情報には、前記撮影部によって撮影された画像が含まれる請求項1記載の情報処理システム。
  3. 前記検出手段は、前記画像に写された積荷、及び、前記画像に写された、前記積荷を運ぶ荷役装置の少なくとも何れかの時間変化に基づいて、前記輸送機器における荷役作業を検出する請求項2記載の情報処理システム。
  4. 前記検出手段は、更に、前記画像に写された積荷に基づいて、荷役作業の対象となる積荷の個数を検出する請求項2又は3記載の情報処理システム。
  5. 1つの前記センサは、前記輸送機器の姿勢を検知する姿勢検知部であり、
    前記検知情報には、前記姿勢検知部によって検知された前記輸送機器の姿勢情報が含まれる請求項1乃至4何れか1項記載の情報処理システム。
  6. 1つの前記姿勢検知部は、前記輸送機器の加速度を検知する加速度センサであり、
    前記姿勢情報には、前記加速度センサによって検知された前記輸送機器の加速度が含まれる請求項5記載の情報処理システム。
  7. 1つの前記姿勢検知部は、前記輸送機器の角速度を検知する角速度センサであり、
    前記姿勢情報には、前記角速度センサによって検知された前記輸送機器の角速度が含まれる請求項5又は6記載の情報処理システム。
  8. 前記検出手段は、前記受付手段によって受け付けられた前記姿勢情報の変化率に基づいて、前記輸送機器における荷役作業を検出する請求項5乃至7何れか1項記載の情報処理システム。
  9. 前記検出手段は、更に、前記受付手段によって受け付けられた前記姿勢情報に基づいて、荷役作業が実施された前記輸送機器の領域を検出する請求項5乃至8何れか1項記載の情報処理システム。
  10. 前記検出手段によって検出された荷役作業の実施時刻の間隔に基づいて、荷役作業を推定する推定手段を更に有する請求項5乃至9何れか1項記載の情報処理システム。
  11. 前記検出手段は、前記受付手段によって受け付けられた前記姿勢情報に基づいて、前記輸送機器における一方の側の領域である第1領域での荷役作業と、前記輸送機器における前記一方の側とは反対側の領域である第2領域での荷役作業と、を検出し、
    前記推定手段は、前記検出手段によって検出された荷役作業の実施時刻の間隔に基づいて、前記第1領域と前記第2領域との間の第3領域で実施された荷役作業を推定する請求項10記載の情報処理システム。
  12. 前記推定手段は、予め設定された時間帯を除いた時刻での荷役作業を推定する請求項10又は11記載の情報処理システム。
  13. 1つの前記センサは、前記輸送機器の周辺の音を集音するマイクロフォンであり、
    前記検知情報には、前記マイクロフォンによって集音された音情報が含まれる請求項1乃至12何れか1項記載の情報処理システム。
  14. 1つの前記センサは、荷役作業が行われる場所にレーダ信号を放射することで荷役作業に関する情報を検知するレーダ装置であり、
    前記検知情報には、前記レーダ装置によって検知されたレーダ情報が含まれる請求項1乃至13何れか1項記載の情報処理システム。
  15. 前記輸送機器は船舶であり、
    1つの前記センサは、前記船舶の喫水を検知する喫水センサであり、
    1つの前記センサは、前記船舶のバラスト水の検知をするバラスト水センサであり、
    前記検知情報には、前記喫水センサによって検知された喫水情報、及び、前記バラスト水センサによって検知されたバラスト水情報が含まれる請求項1乃至14何れか1項記載の情報処理システム。
  16. 前記検出手段によって検出された荷役作業の情報を通知する通知手段を更に有する請求項1乃至15何れか1項記載の情報処理システム。
  17. 第1情報処理装置と、第2情報処理装置と、を有し、
    前記第1情報処理装置は、前記センサを有し、前記輸送機器に取り付けられ、
    前記第2情報処理装置は、前記受付手段と、前記検出手段と、前記通知手段と、を有する請求項16記載の情報処理システム。
  18. 第1情報処理装置と、第2情報処理装置と、を有し、
    前記第1情報処理装置は、前記センサと、前記受付手段と、前記検出手段と、を有し、前記輸送機器に取り付けられ、
    前記第2情報処理装置は、前記通知手段を有する請求項16記載の情報処理システム。
  19. 積荷(液体を除く)を輸送する輸送機器(荷役機構を除く)に取付けられた1つ以上のセンサによって検知された前記輸送機器におけるクレーンを用いた荷役作業に関する検知情報を受け付ける受付手段と、
    前記受付手段によって受け付けられた前記検知情報に基づいて、前記輸送機器における荷役作業を検出する検出手段と、
    を有する情報処理装置。
  20. 情報処理システムが実行する情報処理方法であって、
    積荷(液体を除く)を輸送する輸送機器(荷役機構を除く)に取付けられた1つ以上のセンサによって検知された前記輸送機器におけるクレーンを用いた荷役作業に関する検知情報を受け付ける受付ステップと、
    前記受付ステップによって受け付けられた前記検知情報に基づいて、前記輸送機器における荷役作業を検出する検出ステップと、
    を含む情報処理方法。
  21. コンピュータを、請求項19記載の情報処理装置の各手段として機能させるためのプログラム。
  22. コンピュータを、請求項19記載の情報処理装置の各手段として機能させるためのプログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
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