JP6829881B2 - スリップフォーム工法による構築物の構築方法 - Google Patents

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本発明は、長手方向に連続して構築する鉄筋コンクリート構築物において、その補強手段となる鉄筋を組み立てた鉄筋篭がコンクリートの打設時に移動することなく、且つ、コンクリートの硬化後において該鉄筋篭を切断することなく伸縮目地を形成することのできるスリップフォーム工法による構築物の構築方法に関するものである。
従来のスリップフォーム工法は、型枠を移動させながらコンクリートを打設するため、鉄筋を組み立てて所定箇所に設置した鉄筋篭は型枠の移動に伴なって位置ずれが生じることになる。それを防止するために、先行して基礎部材等を構築し、該基礎部材等にアンカー鉄筋、差し筋或いはアンカー金具等の固定金具の基端側を埋設し、突出させた側の該固定金具と該鉄筋篭とを連結している。
他方、特許文献1は、本発明の出願人に係るもので、移動式型枠の先導モールド先端部に外側に向けて傾斜したガイド板を形成し、該ガイド板により、地盤上に固定されることなく浮遊設置された鉄筋をすくい上げることで該鉄筋を先導モールド内へ導入してコンクリートを打設するようにしている。
このスリップフォーム工法を採用することで、先行して基礎部材等を構築し、該基礎部材等にアンカー鉄筋、差し筋或いはアンカー金具等の固定金具の基端側を埋設し、突出させた側の該固定金具と鉄筋とを予め連結しておく等の手間を省くことが可能となった。
上記従来例にあっては、基礎部材等として、例えば、コンクリートを打設することにより基礎部材を形成し、該基礎部材にアンカー鉄筋や差し筋等の固定金具を埋設し、それらと鉄筋篭とを連結する必要があり、上記基礎部材等の構築や固定金具の埋設及び該鉄筋篭と固定金具との連結等のために多くの作業工程を必要とし、経費の増加と施工期間の長期化の原因となっていた。
また、特許文献1にあっては、移動型枠となる先導モールドの先端部に鉄筋をすくい上げるための特殊形状となる傾斜ガイド板を設けたモールドを採用する必要があり、また、型枠の移動に伴って固定されていない鉄筋篭に位置ずれや変形等が生じるおそれがあった。
更に、上記いずれの構築方法にあっても、コンクリートの硬化後となる構築物は長手方向に延びた連続する構築物として完成するので、所定間隔毎に伸縮目地を形成する必要がある。該伸縮目地は長手方向に延長する完成後の鉄筋コンクリート構築物の短手方向に形成するため連続して組み立てられている主鉄筋となる横鉄筋を切断することになる。主鉄筋の切断は強度上に支障をきたすおそれがあり、また、太い鉄筋を切断するために鉄筋切断用の切断装置を準備しなければならないこと及びその切断に多くの時間を費やしていた。
特許第3055054号公報
本発明は、スリップフォーム工法によって鉄筋コンクリート構築物を構築するに際し、鉄筋篭を支持する基礎部材等を基礎コンクリートとして構築する必要がなく、また、予め鉄筋篭を固定金具と連結する必要もなく、直接地盤等(以下、ベース部という)に載置するだけでよく、且つ、完成後において、伸縮目地を構築物の強度に影響のない方法で所定間隔毎に簡単に設けることのできるスリップフォーム工法による構築物の構築方法を提供するものである。
本発明は、構築物を補強する所定長の主鉄筋や補助鉄筋を組み立てた鉄筋篭を、ベース部上に載置したスペーサーを介して浮遊状態で配置し、上記所定長の該鉄筋篭は長手方向において同様の浮遊状態で配置した他の所定長の鉄筋篭と小間隔部を形成して断続状態で隣接配置し、該小間隔部において鉄筋篭の端部相互を間隔保持固定部材により連結することで鉄筋篭を連続状態とし、その後、移動型枠のモールド内に該鉄筋篭を導入し、コンクリートの打設により該鉄筋篭を取り囲み充填し、長手方向に連続する鉄筋コンクリート構築物を構築し、該コンクリートの硬化後、該間隔保持固定部材の配置位置となる短手方向において該コンクリート及び該間隔保持固定部材を切断して小間隙を形成し、該小間隙を伸縮目地部としてなるスリップフォーム工法による構築物の構築方法を特徴とする。
また、上記構築物を防護柵、中央分離帯、側溝、側壁のいずれかの鉄筋コンクリート構築物としたスリップフォーム工法による構築物の構築方法を特徴とする。
更に、上記小間隔部は、50mm〜150mmとしたスリップフォーム工法による構築物の構築方法を特徴とする。
また、上記間隔保持固定部材は、主鉄筋より切断強度の弱い鉄筋、ステンレス棒状体、合成樹脂棒状体、硬質ロープ状体又は鉄板、ステンレス板、合成樹脂板のいずれかよりなるスリップフォーム工法による構築物の構築方法を特徴とする。
本発明は、ベース部等に鉄筋篭を連続状態で載置しておくだけで構築物を施工することができることになり、鉄筋篭の移動防止手段として予めコンクリートによる基礎部材等を構築してアンカー金具等の固定金具を埋め込み、それらと鉄筋篭とを連結して該鉄筋篭の移動を防止しておく必要のないスリップフォーム工法による連続した構築物を構築することが可能となった。
また、構築後の鉄筋コンクリート構築物に生じる乾燥収縮や自己収縮に対応するための伸縮目地を長手方向の所定間隔毎の短手方向に簡単に形成することが可能となった。
更に、上記伸縮目地は、鉄筋篭相互が連続状態となるように連結手段として設けた切断し易い間隔保持固定部材の箇所に形成することができ、鉄筋篭を構成する主たる構造用鉄筋を切断することがなく、強度上支障のない連続した鉄筋コンクリート構築物を得ることが可能となった。
本発明のスリップフォーム工法を示す概略斜視図。 中央分離帯等のベース部上に載置された鉄筋篭の短手方向側面図。 中央分離帯等のベース部上に載置された鉄筋篭の長手方向正面図。 コンクリートを打設した後の短手方向断面図。 コンクリートを打設した後の長手方向断面図。 連結部となる小間隔部を切断して伸縮目地部を設けた正面図。 排水路等のベース部上に載置された鉄筋篭の短手方向側面図。 排水路等のベース部上に載置された鉄筋篭の長手方向正面図。 コンクリートを打設した後の短手方向断面図。 コンクリートを打設した後に小間隔部を切断した長手方向正面図。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明に係るスリップフォーム工法による鉄筋コンクリート構築物の構築方法を示すもので、構築物として道路等に設けられる防護柵、中央分離帯、側溝、側壁等の鉄筋コンクリート構築物Aをスリップフォーム工法よりなる移動型枠で長手方向に連続する構築物を構築する施工状態を示している。
ベース部G上の鉄筋篭1にコンクリートを打設するためのモールド2が固定された車両をスリップフォーム工法として使用する。該モールド2は先導モールド3、ホッパー部4及び成形モールド5とからなっている。モールド2は車両と共に鉄筋篭1を抱き込んで長手方向に沿って移動する。ベース部Gに載置された鉄筋篭1はモールド2の移動と共に先導モールド3の中に入り込み、ホッパー部4においてベルトコンベア6より供給されたコンクリートを打設する。ホッパー部4及び成形モールド5内でコンクリートが締め固められ、成形モールド5を出たところで鉄筋コンクリート構造物が仕上げられる。
以下、本発明のスリップフォーム工法による鉄筋コンクリート構築物の構築方法の具体的な実施例を防護柵、中央分離帯等の例に沿って説明する。
図2、3は、鉄筋コンクリート構築物の補強手段となる主鉄筋や補助鉄筋等の鉄筋を篭状に組み立てた鉄筋篭1を地盤或いはベースコンクリート等の平坦とされたベース部Gにスペーサー7を介して立設した側面図及び正面図を示している。
該鉄筋篭1は、主鉄筋をその略中央部において折り返すようにして湾曲状に折り曲げ、その折り曲げ部を上方部とし、形状保持鉄筋等の補助鉄筋を介して全体が略U字形状とし、その主鉄筋の複数本を長手方向の所定間隔毎に立設して縦筋8とする。所定間隔毎に立設した該縦筋8相互を、複数本の主鉄筋となる横筋9により連結し、篭状に組み立て、該ベース部G上のスペーサー7に立設載置する。該スペーサー7は、ベース部Gに固定する必要はない。
上記鉄筋篭1は、長手方向に所定長延びた複数本の横筋9によって複数本の縦筋8を連結すること等で1単位の鉄筋篭として形成され、該スペーサー7によりベース部Gより浮遊状態として該スペーサー7上に載置される。該鉄筋篭1は、運搬上或いは横筋9の長さの関係上、長手方向の長さに限界があり、例えば約10m程、1単位のみではスリップフォーム工法用の車両移動に伴うモールド2の移動に引きずられたり、コンクリートの打設等により該鉄筋篭1に加わる衝撃等により、当初の載置位置よりずれたり変形したりするおそれがある。
そこで、それらを解決するために、先ず、鉄筋篭1を他の鉄筋篭1と長手方向において連結一体化して連続させることで該鉄筋篭1の総重量を増加して動きにくくし、スリップフォーム工法用車両の移動に伴うモールド2の移動圧力やコンクリート打設等によって生じる衝撃等に対して浮遊状態となっている鉄筋篭1が車両の移動方向に引っ張られて位置ずれしたり、傾斜したり沈み込んだりして変形することを防止する。
しかし、単に連続して構築した鉄筋コンクリート構築物は、コンクリート及び鉄筋は長手方向に連続した状態となるので、コンクリートの打設後にコンクリートの乾燥収縮や自己収縮、また、鉄筋の温度差による伸縮等が生じることになる。そこでそれら伸縮によりコンクリートに亀裂等の不具合が生じないように長手方向の所定間隔毎に伸縮目地を設ける必要がある。本実施例は下記するように、該伸縮目地を形成し易いように鉄筋篭1aを隣接する他の鉄筋篭1bと主鉄筋により連続させることなく他の部材で連続する。上記他の部材が配置される鉄筋篭1相互間を50mm〜150mmの小間隔部Hとしている。
該鉄筋篭1を連続するにあたって、図3に示すように、鉄筋篭1aの端部1Aと連続させる鉄筋篭1bの端部1Bとの間に小間隔部Hを設けて鉄筋篭1a、1bを設置し、該小間隔部Hの最外側に位置する略U字形状の縦筋8相互間を、上記した他の部材として主鉄筋より切断強度の弱い鉄筋、ステンレス棒状体、合成樹脂棒状体、硬質ロープ状体或いは鉄板、ステンレス板、合成樹脂板等の間隔保持固定部材10により連結一体化する。
必要に応じて複数箇所にわたって該間隔保持固定部材10によって連結し長手方向に延設する。この連結により鉄筋篭1間に小間隔部Hが形成されていても間隔保持固定部材10により隣接する鉄筋篭1a、1b、…相互が連結一体化され、鉄筋篭1a側から生じる移動圧力や衝撃等を連続した長手方向に延びる鉄筋篭1a、1b、…により重量のある鉄筋篭1が得られることになり、スリップフォーム工法用車両の移動時及びコンクリートの打設時にそれら鉄筋篭1a、1b、…が移動したり変形したりすることを避けることができる。
図4、5に示すように、鉄筋篭1を埋設するようにしてコンクリートを打設し、該コンクリートの硬化後、小間隔部Hが位置する箇所の短手方向に伸縮目地部11を形成する。コンクリート及び鉄筋を、図6に示すように、切断刃により当該部分を垂直方向に切断して伸縮目地部11を形成する。該小間隔部Hには鉄筋篭1a、1b、…を構成する主鉄筋となる縦筋8や横筋9が存在することなく、切断強度の弱い部材よりなる間隔保持固定部材10が存在しているのみとなるので切断し易く、鉄筋篭1a、1b、…の主鉄筋となる縦筋8や横筋9が切断されることはない。完成した鉄筋コンクリート構築物の構造上において強度に悪影響を与えることはない。
該伸縮目地部11には適宜コーキング材を充填することになる。
図7、8は、側溝や排水路等の水路を形成する鉄筋コンクリート構築物Aの鉄筋篭12の側面図及び正面図を示している。実施例1と同様、鉄筋を篭状に組み立てた鉄筋篭12を地盤或いはベースコンクリート等のベース部G上のスペーサー13を介して立設する。
該鉄筋篭12は、略コ字形状に折り曲げられ、上方の両端部において各々内側に折り返されたものとし、その複数本の縦筋14と該縦筋14相互を連結する複数本の横筋15とで組み立て形成され、該ベース部G上のスペーサー13に立設載置される。
鉄筋篭12は、実施例1と同様、長手方向に所定長延設された複数の横筋15によって1単位の鉄筋篭として形成されることになるが、該スペーサー13によりベース部Gより浮遊状態として立設載置される。該鉄筋篭12の長手方向の長さに限界があり、それ単独ではスリップフォーム工法用の車両移動に伴うモールド2の移動やコンクリートの打設等により該鉄筋篭12に生じる移動圧力や衝撃等に耐えることができず、該鉄筋篭12は所定の載置位置よりずれたり変形したりするおそれがある。
そこで、それらを解決するために、先ず、鉄筋篭12aを他の鉄筋篭12bと長手方向に連続させることで該鉄筋篭12の総重量を増加させ、スリップフォーム工法用車両の移動に伴うモールド2の移動圧力やコンクリート打設等によって生じる振動等の衝撃で浮遊状態となっている鉄筋篭12が車両の移動方向に引っ張られて位置ずれしたり変形したりすることを防止する。
しかし、長手方向に連続して構築した鉄筋コンクリート構築物は、コンクリート及び鉄筋篭12の主鉄筋も連続した状態となるので、コンクリートの打設後にコンクリートの乾燥収縮や自己収縮が生じ、また、鉄筋の温度差による伸縮等が生じることになる。そこでそれら伸縮によりコンクリートに亀裂等の不具合が生じないように長手方向の所定間隔毎に伸縮目地を設ける必要がある。本実施例は下記するように、該伸縮目地を形成し易いように鉄筋篭12aを隣接する鉄筋篭12bと主鉄筋により連続させることなく他の部材で連続する。上記他の部材が配置される鉄筋篭12相互間を小間隔部Hとしている。
該鉄筋篭12を連続するにあたって、図8に示すように、鉄筋篭12aの端部12Aと連続させる鉄筋篭12bの端部12Bとの間に小間隔部Hを設けて鉄筋篭12a、12bを設置し、該小間隔部Hの最外側に位置する略コ字形状の縦筋14相互間を、上記した他の部材として主鉄筋より切断強度の弱い鉄筋、ステンレス棒状体、合成樹脂棒状体、硬質ロープ状体或いは鉄板、ステンレス板、合成樹脂板等の間隔保持固定部材16により連結一体化する。
必要に応じて複数箇所にわたって該間隔保持固定部材16によって連結し長手方向に延設する。この連結により鉄筋篭12間に小間隔部Hが形成されていても間隔保持固定部材16により隣接する鉄筋篭12a、12b、…相互が連結一体化され、鉄筋篭12a側から生じる移動圧力や衝撃等を連続した長手方向に延びる鉄筋篭12a、12b、…により重量のある鉄筋篭12が得られることになり、スリップフォーム工法用車両の移動時及びコンクリートの打設時にそれら鉄筋篭12a、12b、…が移動したり変形したりすることを避けることができる。
図9、10に示すように、鉄筋篭12を埋設するようにしてコンクリートを打設し、該コンクリートの硬化後、小間隔部Hが位置する箇所の短手方向に伸縮目地部17を形成する。コンクリート及び鉄筋を、図10に示すように、切断刃により当該部分を垂直方向に切断して伸縮目地部を形成する。該小間隔部Hには鉄筋篭12a、12b、…を構成する主鉄筋となる縦筋14や横筋15が存在することがなく、切断強度の弱い部材よりなる間隔保持固定部材16が存在しているのみとなるので切断し易く、鉄筋篭12a、12b、…の主鉄筋となる縦筋14や横筋15が切断されることはない。完成した鉄筋コンクリート構築物の構造上において悪強度に影響を与えることはない。
1、12 鉄筋篭
2 モールド
3 先導モールド
4 ホッパー部
5 成形モールド
6 ベルトコンベア
7、13 スペーサー
8、14 縦筋
9、15 横筋
10、16 間隔保持固定部材
11、17 伸縮目地部
A 鉄筋コンクリート構築物
G ベース部
H 小間隔部

Claims (4)

  1. 構築物を補強する所定長の主鉄筋や補助鉄筋を組み立てた鉄筋篭を、ベース部上に載置したスペーサーを介して浮遊状態で配置し、上記所定長の該鉄筋篭は長手方向において同様の浮遊状態で配置した他の所定長の鉄筋篭と小間隔部を形成して断続状態で隣接配置し、該小間隔部において鉄筋篭の端部相互を間隔保持固定部材により連結することで鉄筋篭を連続状態とし、その後、移動型枠のモールド内に該鉄筋篭を導入し、コンクリートの打設により該鉄筋篭を取り囲み充填し、長手方向に連続する鉄筋コンクリート構築物を構築し、該コンクリートの硬化後、該間隔保持固定部材の配置位置となる短手方向において該コンクリート及び該間隔保持固定部材を切断して小間隙を形成し、該小間隙を伸縮目地部としてなることを特徴とするスリップフォーム工法による構築物の構築方法。
  2. 構築物を防護柵、中央分離帯、側溝、側壁のいずれかの鉄筋コンクリート構築物としたことを特徴とする請求項1記載のスリップフォーム工法による構築物の構築方法。
  3. 小間隔部は、50mm〜150mmとしたことを特徴とする請求項1又は2記載のスリップフォーム工法による構築物の構築方法。
  4. 間隔保持固定部材は、主鉄筋より切断強度の弱い鉄筋、ステンレス棒状体、合成樹脂棒状体、硬質ロープ状体又は鉄板、ステンレス板、合成樹脂板のいずれかよりなることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか記載のスリップフォーム工法による構築物の構築方法。
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