JP6800764B2 - 基礎部材 - Google Patents
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Description
第2発明の基礎部材は、第1発明において、前記抵抗部材が、一枚の板材から形成された断面L字状の部材であることを特徴とする。
第3発明の基礎部材は、第1または第2発明において、前記抵抗部材の一端が前記支柱の基端部側の端縁と同一平面上に位置するように、前記固定部材が前記支柱に取り付けられることを特徴とする。
第4発明の基礎部材は、第1または第2発明において、前記抵抗部材の一端が前記固定部材の一端と同一平面上に位置し、かつ、前記抵抗部材の一端および前記固定部材の一端が前記支柱の基端部側の端縁よりも突出した状態となるように、前記固定部材が前記支柱に取り付けられることを特徴とする。
第5発明の基礎部材は、第1、第2、第3または第4発明において、前記配筋部材を複数本備えていることを特徴とする。
第6発明の基礎部材は、第1、第2、第3、第4または第5発明において、前記配筋部材に連結される構造配筋を備えていることを特徴とする。
第3発明によれば、支柱を立てた際に、抵抗部材を脚のように機能させることができるので、支柱を仮設置した際に安定して立てておくことができる。
第4発明によれば、固定部材と抵抗部材を脚として支柱を立てることができる。しかも、支柱の基端部側の端縁にコンクリートのかぶりを十分に設けることができるので、コンクリート基礎の強度を高めることができる。
第5、第6発明によれば、支柱とコンクリート基礎との連結強度を高くできる。
図3において、符号Pは車庫Cの支柱を示している。この車庫Cは、複数本の支柱Pによって支えられた屋根部材Rを備えており、屋根部材Rの一端縁に複数本の支柱Pの上端が連結されている。つまり、車庫Cは、屋根部材Rが複数本の支柱Pによって片持ちで支持されている。
以下に、本実施形態の基礎部材1の構造を詳細に説明する。
図1および図2に示すように、本実施形態の基礎部材1は、固定部材2と、この固定部材2に連結された2本の配筋部材3と、2本の配筋部材3のうち下方の配筋部材3に取り付けられた抵抗部材5と、を備えている。
図1および図2に示すように、固定部材2は支柱Pの側面に取り付けられる部材であり、その幅が支柱Pの幅より長くなるように形成されている。具体的には、固定部材2は、板状の部材を曲げてその一面(支柱Pと対向する面2a、以下対向面2aという)から凹んだ溝状の凹み部2sを有するように形成された部材である。この凹み部2sは支柱Pが配置される部分であり、その幅が支柱Pの幅と同等または同等以上となるように形成されている。
図1に示すように、2本の配筋部材3は、鉄筋や棒鋼などの軸状の部材(以下、軸材という場合がある)をその両端間で曲げて形成された部材である。2本の配筋部材3は、固定部材2の凹み部2sの軸方向(図1、図2(B)では上下方向)に沿って並ぶように配設されており、その両端が固定部材2の対向面2aに連結されている。しかも、2本の配筋部材3は、その両端が凹み部2sの両側に位置するように、固定部材2の対向面2aに連結されている。かかる形状となっているので、配筋部材3と固定部材2との間に支柱Pを配置し得る収容空間3hが形成される。さらに、2本の配筋部材3は、収容空間3hに配置された支柱Pと配筋部材3との間に隙間ができる大きさに形成されている。
図1および図2に示すように、抵抗部材5は、例えばアングル材のような一枚の板材を曲げて形成された部材である。この抵抗部材5は、配筋部材3に連結される固定板5aと、固定板5aと略直交するように連結された抵抗板5bと、を有している。つまり、抵抗部材5は、断面L字状に形成された部材である。
上記のごとき構成を有する本実施形態の基礎部材1は、以下のように使用することができる。
なお、本実施形態の基礎部材1を抵抗部材5における抵抗板5bの下面5gが支柱Pの基端部側の端縁(以下、支柱Pの下端という場合がある)とほぼ同一平面上に位置するように支柱Pに取り付けた場合、支柱Pの下端は基礎孔BHの内底面に接触するように配置される。この場合、支柱Pは安定して立てておくことができるが、支柱Pの下端におけるコンクリートのかぶりが少なくなる。
抵抗部材5は、配筋部材3に取り付けた際に、抵抗表面5fを有する抵抗板5bが上記のごとき機能を発揮するようになっていればよく、固定板5aと抵抗板5bとの連結の方法はとくに限定されない。例えば、上述のとおり、一枚の板材を曲げて断面L字状に形成したものでもよいし、2枚の板材を溶接やボルト止め等の公知の方法で連結して断面L字状に形成してもよい。
上記例では、固定部材2として、対向面2aに支柱Pを配置する凹み部2sを有する場合を説明したが、対向面2aに凹み部2sは必ずしも設けなくてもよい。固定部材2として、凹み部2sを設けない部材、つまり、単なる平板を固定部材2として使用してもよい。しかし、固定部材2として、対向面2aに凹み部2sを設けた部材を使用すれば、固定部材2を支柱Pに安定して連結でき、かつ、対向面2aと基礎孔BHの内面との間の隙間に充填されるコンクリートの量(かぶり)を多くできるので、コンクリート基礎BCに支柱Pの基端部を埋設した際に、コンクリート基礎BCに十分な支柱支持強度を発揮させやすくなる。
上記例では、配筋部材3が2本の場合を説明したが、配筋部材3を設ける本数はとくに限定されない。1本でもよいし、3本以上でもよい。
また、図4に示すように、基礎部材1は、配筋部材3に連結してコンクリート基礎BCに埋設される構造配筋20を備えていてもよい。例えば、鉄筋が格子状に組み合わされた構造配筋20を配筋部材3と連結して配置し、この構造配筋20を基礎部材1とともにコンクリート基礎BCに埋設する。すると、基礎部材1だけでなく構造配筋20もコンクリート基礎BCと支柱Pとを連結する機能を発揮するので、コンクリート基礎BCと支柱Pとの結合が強くなる。しかも、支柱Pに加わる力をコンクリート基礎BCに均一に加えることができるので、コンクリート基礎BCに十分な支柱支持強度を発揮させることができる。
上記例では、抵抗部材5が脚のように機能する場合を説明したが、配筋部材3を屈曲して、屈曲した部分を脚のように機能させてもよい(図5(C))。この場合でも、図3における矢印F3の方向への力が加わった際には、支柱Pを支持する脚として配筋部材3が機能するので、コンクリート基礎BCによる支柱支持強度を高くすることができる。
2 固定部材
3 配筋部材
3h 収容空間
5 抵抗部材
5a 固定板
5b 抵抗板
5f 抵抗表面
20 構造配筋
C 車庫
P 支柱
R 屋根部材
BC コンクリート基礎
BH 基礎孔
Claims (6)
- 支柱の基端部に取り付けられて該支柱の基端部とともにコンクリート基礎に埋設される基礎部材であって、
前記支柱の側面に取り付けられる固定部材と、
該固定部材に両端が連結され、該固定部材との間に前記支柱を配置し得る収容空間が形成されるように両端間で曲げられた軸状の配筋部材と、
該配筋部材に取り付けられた抵抗部材と、を備えており、
該抵抗部材は、
コンクリート基礎に埋設された状態において、前記支柱の軸方向に加わる力に対して抵抗となる抵抗表面を有し、該抵抗表面が前記支柱の軸方向と交差するように配置されており、
該抵抗部材が、
前記配筋部材に連結される固定板と、
該固定板と連結されている前記抵抗表面を有する抵抗板と、を有する部材である
ことを特徴とする基礎部材。 - 前記抵抗部材が、
一枚の板材から形成された断面L字状の部材である
ことを特徴とする請求項1記載の基礎部材。 - 前記抵抗部材の一端が前記支柱の基端部側の端縁と同一平面上に位置するように、前記固定部材が前記支柱に取り付けられる
ことを特徴とする請求項1または2記載の基礎部材。 - 前記抵抗部材の一端が前記固定部材の一端と同一平面上に位置し、かつ、前記抵抗部材の一端および前記固定部材の一端が前記支柱の基端部側の端縁よりも突出した状態となるように、前記固定部材が前記支柱に取り付けられる
ことを特徴とする請求項1または2記載の基礎部材。 - 前記配筋部材を複数本備えている
ことを特徴とする請求項1、2、3または4記載の基礎部材。 - 前記配筋部材に連結される構造配筋を備えている
ことを特徴とする請求項1、2、3、4または5記載の基礎部材。
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