JP6829059B2 - ドア開閉装置 - Google Patents

ドア開閉装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6829059B2
JP6829059B2 JP2016228259A JP2016228259A JP6829059B2 JP 6829059 B2 JP6829059 B2 JP 6829059B2 JP 2016228259 A JP2016228259 A JP 2016228259A JP 2016228259 A JP2016228259 A JP 2016228259A JP 6829059 B2 JP6829059 B2 JP 6829059B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door
user
detected
driving
alarm
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016228259A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2018084093A (ja
Inventor
哲夫 徳留
哲夫 徳留
悦朗 渡辺
悦朗 渡辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
U-SHINLTD.
Original Assignee
U-SHINLTD.
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by U-SHINLTD. filed Critical U-SHINLTD.
Priority to JP2016228259A priority Critical patent/JP6829059B2/ja
Publication of JP2018084093A publication Critical patent/JP2018084093A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6829059B2 publication Critical patent/JP6829059B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Power-Operated Mechanisms For Wings (AREA)

Description

本発明は、ドア開閉装置に関する。
近年の車両には、手を使うことなくドアを開閉できるようにしたドア開閉装置が搭載されている。特許文献1には、ドアの近くに存在する被検出物(障害物)を検出すると、開駆動中のドアの開速度を遅くしたり、停止させたり、閉駆動に切り換えたりするようにしたドア開閉装置が開示されている。
特開2007−138566号公報
しかしながら、特許文献1のドア開閉装置は、被検出物が使用者以外の第三者である場合の不正盗難について、何の考慮もされていない。
本発明は、第三者による不正盗難を防止できるドア開閉装置を提供することを課題とする。
本発明は、車体に対してドアを開閉可能なドア駆動手段と、前記ドア周辺の被検出物を検出するための検出手段と、無線通信によるキー認証を行うための照合手段と、前記検出手段の検出結果に基づいて前記ドア駆動手段を駆動させる制御手段とを備え、前記制御手段は、前記ドア駆動手段の駆動中に前記検出手段が前記被検出物を検出すると、前記照合手段によってキー認証を実行させた後、前記キー認証が成立した場合、前記制御手段は、前記ドア駆動手段の駆動を中断する一方、前記キー認証が成立しなかった場合、前記制御手段は、前記ドア駆動手段が開駆動中であれば前記ドア駆動手段を閉駆動に切り換え、前記ドア駆動手段が閉駆動中であれば前記ドア駆動手段の閉駆動を継続させる、ドア開閉装置を提供する。

このドア開閉装置によれば、ドア駆動手段の駆動中に検出手段が被検出物を検出すると、キー認証により使用者であるか、使用者以外の第三者であるかを確認する。使用者である場合、ドアの開閉駆動を中断することで、使用者にドアが衝突することを抑制する。第三者である場合、ドアを閉駆動させることで、第三者が車両へ乗り込むことを防ぐ。
本発明のドア開閉装置では、ドア駆動手段の駆動中にキー認証を行い、使用者以外の第三者であると判断した場合にドアを閉駆動させるため、車両自体や車内の荷物の不正盗難を防止できる。
ドアを開放するための動作の一工程を示す斜視図。 ドアを開放するための動作の他の一工程を示す斜視図。 ドアを開放するための動作の他の一工程を示す斜視図。 ドアが開放した状態を示す斜視図。 ドアを閉鎖するための動作の一工程を示す斜視図。 ドアを閉鎖するための動作の他の一工程を示す斜視図。 ドアを閉鎖するための動作の他の一工程を示す斜視図。 ドアが閉鎖した状態を示す斜視図。 ドア開閉装置の構成を示すブロック図。 ドア開閉装置の検出範囲と表示位置の関係を示す平面図。 制御手段による制御を示すメインのフローチャート。 図5Aの続きのフローチャート。 図5Aのアプローチ処理のフローチャート。 図5Aのスタート処理のフローチャート。 図5Aのトリガ処理のフローチャート。 図5Bの開放処理のフローチャート。 図5Bの第1閉鎖処理のフローチャート。 図5Bの第2閉鎖処理のフローチャート。 図5Bの開放警報処理のフローチャート。 図5Bの閉鎖警報処理のフローチャート。
以下、本発明の実施の形態を図面に従って説明する。
図1Aから図2Dは、本実施形態に係るドア開閉装置10を採用した車両1を示す。ドア開閉装置10は、車両1の後部に設けたハッチバックドア4(以下、単にドアと記載する。)を自動開閉するためのものである。このドア開閉装置10によれば、ドア4の後方側で使用者が定められた動作を行えば、手を使わずにドア4を自動開閉することができる。ドア4を自動開閉する処理内容については後に詳述する。
(ドア開閉装置の構成)
図3に示すように、ドア開閉装置10は、検出手段12、照明手段16、照合手段17、ドア駆動手段18、ドアロック装置19、及び制御手段20を備える。但し、図3中、一点鎖線で囲まれた部分が今回追加した構成であり、検出手段12、照合手段17、及びドアロック装置19には、車両1に搭載された既存の部品を利用する。
図4を併せて参照すると、検出手段12は、リアバンパー3に取り付けられた合計4つのバックソナー(超音波センサ)のうち、中央部で車幅方向に隣り合っている2箇所の第1検出センサ13Aと第2検出センサ13Bで構成されている。両側2箇所の第3検出センサ13Cと第4検出センサ13Dの検出結果は、ドア開閉制御では使用しない。なお、バックソナーとしての検出センサ13A〜13Dは、車両1の走行時に後方を監視するために搭載されている。これら検出センサ13A〜13Dを用いた走行支援としては、バック走行時に人を含む異物を検知した際の警報や、空きスペースに駐車するための自動パーキングがある。これらの走行支援機能については、詳細な説明を省略する。
検出センサ13A〜13Dはそれぞれ、送波器14及び受波器15を備える。送波器14から発せられる超音波によって、車両後方に向かって円錐状に広がった検出範囲がそれぞれ形成される。地面においては、扇型(中心角度が約45度)に広がった検出範囲となる。検出範囲32A〜32Dに送波された超音波の反射光は受波器15で受波される。第1検出センサ13Aと第2検出センサ13Bの検出結果は、検出範囲32A,32B内での被検出物の有無の判定と、被検出物までの距離の演算とに利用される。なお、被検出物には、使用者、及び使用者以外の第三者が含まれている。
図4は、平面視で地面に設定される検出センサ13A〜13Dの検出範囲32A〜32Dを示す。この図4に示すように、第1検出センサ13Aと第2検出センサ13Bのそれぞれによって検出される範囲32A,32Bの全体がアプローチ領域33である。また、第1検出センサ13Aと第2検出センサ13Bの双方によって検出される範囲(重なり領域)が操作区画34である。この操作区画34は、検出距離の違いによって複数の区域に分けられている。第1設定距離s1(例えば20cm)と第2設定距離s2(例えば40cm)の間はトリガ区域35に設定されている。第3設定距離s3(例えば50cm)と第4設定距離s4(例えば120cm)の間はスタート区域36に設定されている。スタート区域36は、第1区分37と第2区分38とを含んでいる。第1区分37は、第3設定距離s3と第5設定距離s5(例えば80cm)の間である。第2区分38は、第5設定距離s5と第4設定距離s4の間である。
照明手段16はLEDで構成されている。詳細については図示しないが、LEDは、リアバンパー3の中央部に取り付けたケーシング内の基板に実装されている。ケーシングには開口が形成され、そこにはレンズが設けられている。LEDからの光はレンズで集光され、車両1の周囲が暗いときは勿論、明るいときにも使用者が視認できるような照度で地面を照射できるようになっている。照射位置はトリガ区域35であり、使用者を誘導するための光学的な表示(操作マーク)30となる。
照合手段17は、キー(携帯機)とLF(Low Frequency)信号による通信を行い、車外におけるキー認証を行う車外LF送受信アンテナを備えた送受信機を備える。送受信機は、上位ECU(Electronic Control Unit)からの命令に応じて起動し、キー認証処理が行われる。キー認証処理では、キーに対して認証コードの送信要求を行い、キーから受信した認証コードを登録された正規コードと比較し、これらが合致(成立)すれば使用者であると判断する。
ドア駆動手段18は、図示しないが、ドア4を開方向及び閉方向に回転可能なモータ、ギア機構、ダンパー等で構成されている。ドア駆動手段18は、通信ケーブルによって制御手段20と通信可能に接続されている。なお、ドア駆動手段18と制御手段20とは無線接続してもよい。
ドアロック装置19はドア4に配置され、車体2に対してドア4を開放可能に閉鎖するものである。このドアロック装置19は、通信ケーブルによって制御手段20と通信可能に接続されており、ドア4の開放状態で開信号(例えばオン信号)を出力し、ドア4の閉鎖状態で閉信号(例えばOFF信号)を出力する。
制御手段20は、記憶部21、測定部22、判断部23、及び照明制御部24を備えたコントローラで構成されている。本実施形態では、制御手段20として1個のマイクロコンピュータを用いているが、測定部22、判断部23、及び照明制御部24を個別のマイクロコンピュータで構成してもよい。
記憶部21には、制御プログラム、制御プログラムで使用する閾値や判定値等の設定データ、及び検出センサ13A,13Bの検出結果から距離を演算するためのデータテーブル等が記憶されている。
測定部22は、検出センサ13A,13Bの送波器14が超音波を送波してから、受波器15が反射波を受波するまでの時間(検出結果)に基づいて、被検出物までの距離を測定する。即ち、測定部22と検出センサ13A,13Bとにより、検出センサ13A,13Bから被検出物までの距離を測定可能な測距センサが構成される。測定結果は、距離情報として記憶部21に記憶される。記憶部21では、設定回数分(例えば10回)の距離情報を記憶できるようになっている。記憶する距離情報が設定回数を越えれば、古いものから順に消去される。
判断部23は、測定部22の測定結果である距離の変化によって、使用者の動きを判断するものである。即ち、今回の測定結果と前回の測定結果との差(変化量)に基づいて使用者が移動したか停止しているかを判断する。変化量が大きければ、移動距離が大きく、逆に小さければ移動距離も小さい。予め判定値を設定しておき、変化量が判定値を超えていれば移動したと判断し、判定値以下であれば停止していると判断する。
照明制御部24は、照明手段16を点灯状態、点滅状態、及び消灯状態に切り換える。例えば、ドア4の開放処理を行う際には、使用者がスタート区域36に位置していると判断すれば、照明手段16の照射状態を消灯から点滅に切り換える。また、使用者がスタート区域36からトリガ区域35へ移動したと判断すれば、照明手段16の照射状態を点滅から点灯に切り換える。このようにして、使用者を特定の領域であるトリガ区域35へと誘導する。
制御手段20によるドア4の自動開閉制御は、車両1が駐車され、エンジンが停止されることで開始される。制御手段20は、照合手段17によるキー認証が成立し、使用者が設定された動作を行ったと判断部23が判断することで、ドア駆動手段18によってドア4を開放又は閉鎖する。
例えば、車体2に対してドア4を開放させる場合、使用者は、図1Aから図1Cに示す動作を行う。詳しくは、図1Aに示すようにドア4に近づくように前進し、図1Bに示すように表示30を踏む(第1の動き)。続いて、図1Cに示すようにドア4から離れるように後退する(第2の動き)。制御手段20は、この設定された開放動作が行われたと判断部23が判断することで、図1Dに示すようにドア4を開放する。
車体2に対してドア4を閉鎖させる場合、使用者は、図2Aから図2Cに示す動作を行う。詳しくは、図2Aに示すようにドア4に近づくように前進し、図2Bに示すように表示30を踏む(第1の動き)。続いて、図2Cに示すようにドア4から離れるように後退(第2の動き)した後、更にもう一歩後退する(第3の動き)。ドア開閉装置10は、この設定された閉鎖動作が行われたと判断部23が判断することで、図2Dに示すようにドア4を閉鎖する。
ここで、開閉中のドア4に使用者が不用意に近づくと、使用者とドア4が衝突する可能性がある。また、ドア4の開閉中に使用者が車両1から離れると、第三者に車内の荷物や車両1自体が盗まれることがある。そこで、本実施形態では、ドア4の開閉中にアプローチ領域33内に被検出物が存在する場合、周辺に注意を喚起するための警報を行うようにしている。
(警報処理の詳細)
制御手段20による開閉制御は、ドア駆動手段18による開駆動中に実行する開放警報処理と、ドア駆動手段18による閉駆動中に実行する閉鎖警報処理とを備えている。図3に示すように、ドア開閉装置10は、音による警報を行うための警報手段26を更に備えている。この警報手段26は、車両1に搭載されている既存のクラクションが兼用されている。警報手段26は、印加される電圧値が変更されることで音量が異なる警報を出力でき、周波数を変更することで高低が異なる警報を出力できる。また、電圧を印加する周期を変更することで警報の出力パターンを変更できる。
双方の警報処理では、検出手段12によって被検出物を検出すると、照合手段17によってキー認証を行う。キー認証が成立した場合には、使用者の安全を確保するために、ドア駆動手段18の駆動を中断する。キー認証が成立しなかった場合には、第三者が近づいていると判断し、開駆動中である場合にはドア駆動手段18を閉駆動に切り換える一方、閉駆動中である場合にはドア駆動手段18の閉駆動を継続させる。また、中断されたドア駆動手段18の駆動は、使用者がアプローチ領域33から離れ、第三者もアプローチ領域33に存在しなければ再開される。
また、制御手段20は、キー認証が成立した場合と成立しなかった場合とで、警報手段26によって異なる注意喚起レベルの警報を出力させる。例えば、キー認証の成立時には、第1音量(例えば75dB)の警報が警報手段26から出力され、キー認証の不成立時には、第1音量よりも注意喚起レベルが高い第2音量(例えば85dB)の警報が警報手段26から出力される。警報音の高低や出力パターンも異なるようにしてもよい。
このように、使用者を検出すると、ドア4の開閉を中断することで、使用者にドア4が衝突することを抑制しつつ、低い喚起レベルで警報を出力することで、ドア4に衝突しないように使用者に注意を喚起する。一方、第三者を検出すると、開駆動中のドア駆動手段18は閉駆動に切り換えられ、閉駆動中のドア駆動手段18は閉駆動を継続することで、ドア4を閉鎖し、第三者が車両へ乗り込むことを防止する。また、高い喚起レベルで警報を出力することで、第三者が車両1に近づくことを躊躇させつつ、車両1から離れた使用者には異変を気付かせる。これにより、第三者による車両1自体又は荷物の不正盗難を防止する。
次に、前記構成からなるドア開閉装置10の動作について図5Aから図13に示すフローチャートに従って説明する。なお、以下の説明で用いられるカウンタNは、以下を計数するものである。
カウンタNa:アプローチ領域33内での被検出物の検出回数
カウンタNb:認証処理の不成立回数
カウンタNc:スタート区域36で使用者を検出できない回数
カウンタNd:トリガ区域35で使用者を検出できない回数
カウンタNe:使用者の後退を検出できない回数
カウンタNf:使用者の後退を検出できない回数
カウンタNg:使用者の再後退を検出できない回数
カウンタNh:認証処理の不成立回数
カウンタNi:認証処理の不成立回数
(メインフロー)
図5A及び図5Bに示すように、制御手段20によるドア開閉制御は、アプローチ処理(ステップS6)、スタート処理(ステップS8)、トリガ処理(ステップS10)、開放処理(ステップS12)、第1閉鎖処理(ステップS14)、第2閉鎖処理(ステップS16)、開放警報処理(ステップS18)、及び閉鎖警報処理(ステップS20)によって行われる。
制御手段20は、まず、ドア開閉制御で使用する各データを初期化した後(ステップS1)、定められた検出時間が経過するまで待機する(ステップS2)。検出時間が経過すると、各検出センサ13A,13Bの送波器14から超音波を送波し(ステップS3)、受波器15で超音波の反射波を受波する(ステップS4)。また、設定されている処理がいずれの処理であるのかを判断し(ステップS5、S7、S9、S11、S13、S15、S17、S19)、以下に記載するようにして該当するモードに対応する処理を実行する(ステップS6、S8、S10、S12、S14、S16、S18、S20)。またこの間、第1検出センサ13A又は第2検出センサ13Bによる検出距離Dが設定値(ここでは120cmに設定)未満となれば(ステップS21)、処理モードをアプローチモードに設定する(ステップS22)。いずれのモードでもなく、被検出物がアプローチ領域33に進入している訳でもなければ、モードを全てクリアする(ステップS23)。
(アプローチ処理:ステップS6)
ステップS5で、アプローチモードに設定されていれば、図6に示すアプローチ処理を実行する。アプローチ処理では、アプローチ領域33内に被検出物である使用者が位置しているか否かを判断する(ステップS6−1)。第1検出センサ13A又は第2検出センサ13Bによる検出信号があれば、アプローチ領域33内に被検出物が進入していると判断する。
アプローチ領域33内に被検出物が進入していない、あるいは、進入していたとしても所定時間内にアプローチ領域33外に移動すれば(ステップS6−1:No)、アプローチモードをクリアし、カウンタNaをリセットする(ステップS6−2)。
アプローチ領域33内に被検出物が位置していれば(ステップS6−1:Yes)、カウンタNaに1を加算し(ステップS6−3)、カウンタNaが2を超えるまで待機する(ステップS6−4)。そして、アプローチ領域33内に被検出物が所定時間待機していると判断すると(ステップS6−4:Yes)、キー認証を要求する(ステップS6−5)。照合手段17は、キーから受信した認証コードを正規コードと比較し、これらが合致すれば使用者であると判断する。その後、アプローチモードをクリアしてスタートモードに設定することで、処理モードを変更し、カウンタNaをリセットする(ステップS6−6)。
このように、アプローチ処理では、予め設定した広い範囲のアプローチ領域33内に使用者が位置することにより認証処理が行われる。これにより、使用者がドア4を自動開閉させる際、特定の動作を実行する前に、予めキー認証処理を完了しておくことができる。
(スタート処理:ステップS8)
アプローチ処理でスタートモードに設定されていれば、図7に示すスタート処理を実行する。スタート処理では、アプローチ処理での認証が成立しているか否かを読み込む(ステップS8−1)。認証が成立していなければ、カウンタNbに1を加算する(ステップS8−2)。カウンタNbが3を超えたか否かを判断し(ステップS8−3)、超えた場合にはスタートモードをクリアし、カウンタNb,Ncをリセットする(ステップS8−4)。
認証が成立していれば(ステップS8−1:Yes)、ドア4が開放位置であるか閉鎖位置であるかをドアロック装置19から読み込み、照明手段16を点灯させる(ステップS8−5)。その後、第1検出センサ13A又は第2検出センサ13Bからの検出信号によって使用者がスタート区域36内に移動しているか否かを判断する(ステップS8−6)。
使用者がスタート区域36内に移動している場合(ステップS8−6:Yes)、照明手段16を点滅させ、処理モードをスタートモードからトリガモードに変更し、カウンタNb,Ncをリセットし、検出手段12を相互発振設定に切り換える(ステップS8−7)。スタート区域36内に使用者が停止していない場合(ステップS8−6:No)、カウンタNcに1を加算する(ステップS8−8)。カウンタNbが20を超えるまで使用者がスタート区域36内で停止しなければ(ステップS8−9:Yes)、スタートモードをクリアし、カウンタNb,Ncをリセットする(ステップS8−10)。
このように、スタート処理では、ドア4の開閉制御を開始してよいのか否かを、使用者がスタート区域36内で停止しているか否かによって判定するようにしている。このため、スタート処理からトリガ処理への移行が不用意に実行されてしまうことを防止できる。また、照明手段16を点滅表示させることにより、使用者が移動すべき場所を一目で分かるように示すことができる。
(トリガ処理:ステップS10)
スタート処理でトリガモードに設定されていれば、図8に示すトリガ処理を実行する。トリガ処理では、第1検出センサ13Aと第2検出センサ13Bでの検出結果により、使用者がトリガ区域35内に移動しているか否かを判断する(ステップS10−1)。図1Bに示すように、使用者がトリガ区域35内に移動していれば、照明手段16を点滅状態から点灯状態とし、処理モードをトリガモードから開放モードに変更し、カウンタNdをリセットする(ステップS10−2)。
使用者がトリガ区域35内に移動していなければ(ステップS10−1:No)、カウンタNdに1を加算する(ステップS10−3)。カウンタNdが20を超えるまでに使用者がトリガ区域35内に移動しなければ(ステップS10−4)、照明手段16を消灯し、トリガモードをクリアし、カウンタNdをリセットする(ステップS10−5)。
このように、トリガ処理では、照明手段16を点滅状態から点灯状態に変化させることにより、スタート区域36からトリガ区域35への移動が完了したことを使用者に視覚により認識させることができる。
(開放処理:ステップS12)
トリガ処理で開放モードに設定されていれば、図9に示す開放処理を実行する。開放処理では、照明手段16を点灯状態から点滅状態とし(ステップS12−1)、ドア4が閉状態であるか否かを判断する(ステップS12−2)。
ドア4が閉状態でなければ(ステップS12−2:No)、図2Aに示すように、ドア4が開放位置にあるので、処理モードを開放モードから第1閉鎖モードに変更する(ステップS12−3)。
ドア4が閉状態であれば(ステップS12−2:Yes)、使用者がスタート区域36の第1区分37に移動しているか否かを判断する(ステップS12−4)。図1Cに示すように、使用者が第1区分37に移動していれば(ステップS12−4:Yes)、ドア駆動手段18を駆動制御してドア4を開放させるドア開出力、照明手段16の消灯、カウンタNeのクリア、及び開放モードから開放警報モードへの処理モードの切り換えを実行する(ステップS12−5)。
使用者がスタート区域36の第1区分37内に移動していなければ(ステップS12−4:No)、カウンタNeに1を加算する(ステップS12−6)。カウンタNeが20を超えるまでに使用者が第1区分37内に移動しなければ(ステップS12−7)、照明手段16を消灯し、開放モードをクリアし、カウンタNeをクリアする(ステップS12−8)。
このように、使用者がスタート区域36の第1区分37に移動して安全が確認できたところで、図1Dに示すようにドア4を開放する。このため、スムーズかつ安全にドア4を自動開放させることができる。
(第1閉鎖処理:ステップS14)
図2Aに示すようにドア4が開状態であり、開放処理で処理モードが第1閉鎖モードに設定されていれば、図10に示す第1閉鎖処理を実行する。第1閉鎖処理では、使用者がスタート区域36の第1区分37に位置しているか否かを判断する(ステップS14−1)。この時点では、開放処理で照明手段16が点滅されており、使用者はスタート区域36内に移動すればよいことが分かる。
使用者がスタート区域36の第1区分37に移動していれば(ステップS14−1:Yes)、処理モードを第1閉鎖モードから第2閉鎖モードに変更し、カウンタNfをクリアする(ステップS14−2)。
使用者がスタート区域36の第1区分37に移動していなければ(ステップS14−1:No)、カウンタNfに1を加算する(ステップS14−3)。カウンタNfが20を超えるまでに使用者が第1区分37内に移動しなければ(ステップS14−4)、第1閉鎖モードをクリアし、照明手段16を消灯し、カウントNfをクリアする(ステップS14−5)。
(第2閉鎖処理:ステップS16)
第1閉鎖処理で第2閉鎖モードに設定されていれば、図11に示す第2閉鎖処理を実行する。第2閉鎖処理では、使用者がスタート区域36の第1区分37から第2区分38に移動したか否かを判断する(ステップS16−1)。
使用者がスタート区域36の第2区分38に移動していれば(ステップS16−1:Yes)、ドア駆動手段18を駆動制御してドア4を閉鎖させるドア閉出力、照明手段16の消灯、カウンタNgのクリア、及び第2閉鎖モードから閉鎖警報モードへの処理モードの変更を実行する(ステップS16−2)。
使用者がスタート区域36内に移動していなければ(ステップS14−1:No)、カウンタNgに1を加算する(ステップS16−3)。カウンタNgが20を超えるまでに使用者がスタート区域36の第2区分38に移動しなければ(ステップS16−4)、第2閉鎖モードをクリアするとともに、照明手段16を消灯し、カウンタNjをクリアする(ステップS16−5)。
このように、第1閉鎖処理及び第2閉鎖処理では、使用者がスタート区域36の第1区分37から第2区分38に移動して安全が確認できたところで、図2Dに示すようにドア4を閉鎖する。したがって、使用者がドア4に挟まれることなく安全に、しかも簡単な動作で対処することができる。
(開放警報処理:ステップS18)
開放処理で開放警報モードに設定されていれば、図12に示す開放警報処理を実行する。開放警報処理では、アプローチ領域33内に被検出物が存在するか否かを判断し(ステップS18−1)、アプローチ領域33内に被検出物が存在する場合には、キー認証を要求する(ステップS18−2)。
照合手段17によるキー認証が成立すると(ステップS18−3:Yes)、警報手段26によって小音量で警報を出力し、ドア駆動手段18の開駆動を停止する(ステップS18−4)。照合手段17による認証が成立しない場合(ステップS18−3:No)、カウンタNhに1を加算する(ステップS18−5)。カウンタNhが2を超えるまで認証の不成立が続けば(ステップS18−6)、警報手段26によって大音量で警報を出力し、ドア駆動手段18を閉駆動させる信号を出力し、カウンタNhをクリアし、処理モードを開放警報モードから閉鎖警報モードに切り換える(ステップS18−7)。なお、ステップS18−4とステップS18−7で実行される警報は、定められた設定時間(例えば3秒)が経過すると停止される。
アプローチ領域33内に被検出物が存在しない場合(ステップS18−1:No)、ドア駆動手段18の開駆動が停止されていれば(ステップS18−8:Yes)、ドア駆動手段18の開駆動を再開させる(ステップS18−9)。そして、ドア4が完全に開放すれば(ステップS18−10:Yes)、開放警報モードをクリアし、カウンタNhをリセットする(ステップS18−11)。
このように、開放警報処理では、ドア駆動手段18の開駆動中に、ドア4の近くに使用者が存在する場合には開駆動を停止し、ドア4の近くに第三者が存在する場合にはドア駆動手段18を閉駆動に切り換える。しかも、開放警報処理では、ドア4の近くに使用者が存在する場合には小音量警報を行い、ドア4の近くに第三者が存在する場合には大音量警報を行う。よって、使用者の安全を確保しつつ、第三者による不正盗難を防止できる。
(閉鎖警報処理:ステップS20)
第2閉鎖処理で閉鎖警報モードに設定されていれば、図13に示す閉鎖警報処理を実行する。閉鎖警報処理では、アプローチ領域33内に被検出物が存在するか否かを判断し(ステップS20−1)、アプローチ領域33内に被検出物が存在する場合には、キー認証を要求する(ステップS20−2)。
照合手段17によるキー認証が成立すると(ステップS20−3:Yes)、警報手段26によって小音量で警報を出力し、ドア駆動手段18の閉駆動を停止する(ステップS20−4)。照合手段17による認証が成立しない場合(ステップS20−3:No)、カウンタNiに1を加算する(ステップS20−5)。カウンタNiが2を超えるまで認証の不成立が続けば(ステップS20−6)、警報手段26によって大音量で警報を出力し、カウンタNiをクリアする(ステップS20−7)。なお、ステップS20−4とステップS20−7で実行される警報は、定められた設定時間(例えば3秒)が経過すると停止される。
アプローチ領域33内に被検出物が存在しない場合(ステップS20−1:No)、ドア駆動手段18の閉駆動が停止されていれば(ステップS20−8:Yes)、ドア駆動手段18の閉駆動を再閉させる(ステップS20−9)。そして、ドア4が完全に閉鎖すれば(ステップS20−10:Yes)、閉鎖警報モードをクリアし、カウンタNiをリセットする(ステップS20−11)。
このように、閉鎖警報処理では、ドア駆動手段18の閉駆動中に、ドア4の近くに使用者が存在する場合には閉駆動を停止し、ドア4の近くに第三者が存在する場合にはドア駆動手段18の閉駆動を継続する。しかも、閉鎖警報処理では、ドア4の近くに使用者が存在する場合には小音量警報を行い、ドア4の近くに第三者が存在する場合には大音量警報を行う。よって、使用者の安全を確保しつつ、第三者による不正盗難を防止できる。
以上のように、ドア開閉装置10では、ドア駆動手段18の駆動中にキー認証を行い、使用者である場合と第三者である場合とで異なる警報を行うため、使用者の利便性を向上できる。また、ドア4の近くに使用者が存在する場合、ドア駆動手段18の駆動を一時停止し、使用者がドア4から離れるとドア駆動手段18の駆動を再開するため、ドア4の開放又は閉鎖を完了させることができる。
また、これらの制御は、検出手段12の検出結果から得られる距離の変化によって、設定された動作が行われたと判断部23が判断することで実行されるため、使用者は手を使うことなく確実にドア4を開閉できる。しかも、使用者の動作の判断は、重複させた検出範囲32A,32Bからなる操作区画34内で行われるため、特別な装置を使用することなく、使用者の動作を安定かつ高精度に検出できる。また、ドア開閉装置10の検出手段12として、車両1に搭載された既存のバックソナーセンサの一部を使用するため、専用の検出センサの搭載は不要である。よって、車両1にドア開閉装置10を搭載するためのコスト増を抑えることができる。
なお、本発明のドア開閉装置10は、前記実施形態の構成に限定されず、種々の変更が可能である。
例えば、ドア4は、乗降用のヒンジ式ドアやスライド式ドアであってもよい。また、注意を喚起するための警報手段26は、ヘッドランプやテールランプ等による発光であってもよい。また、ドア4の近くに使用者が存在する場合、警報手段26は動作させなくてもよい。
1 車両
2 車体
3 リアバンパー
4 ドア
10 ドア開閉装置
12 検出手段
13A 第1検出センサ
13B 第2検出センサ
13C 第3検出センサ
13D 第4検出センサ
14 送波器
15 受波器
16 照明手段
17 照合手段
18 ドア駆動手段(ドア検出手段)
19 ドアロック装置
20 制御手段
21 記憶部
22 測定部(測定手段)
23 判断部(判断手段)
24 照明制御部(照明制御手段)
26 警報手段
30 表示
32A〜32D 検出範囲
33 アプローチ領域
34 操作区画
35 トリガ区域
36 スタート区域
37 第1区分
38 第2区分

Claims (4)

  1. 車体に対してドアを開閉可能なドア駆動手段と、
    前記ドア周辺の被検出物を検出するための検出手段と、
    無線通信によるキー認証を行うための照合手段と、
    前記検出手段の検出結果に基づいて前記ドア駆動手段を駆動させる制御手段と
    を備え、
    前記制御手段は、前記ドア駆動手段の駆動中に前記検出手段が前記被検出物を検出すると、前記照合手段によってキー認証を実行させた後、
    前記キー認証が成立した場合、前記制御手段は、前記ドア駆動手段の駆動を中断する一方
    記キー認証が成立しなかった場合、前記制御手段は、前記ドア駆動手段が開駆動中であれば前記ドア駆動手段を閉駆動に切り換え、前記ドア駆動手段が閉駆動中であれば前記ドア駆動手段の閉駆動を継続させる、ドア開閉装置。
  2. 前記車体周辺に注意を喚起するための警報手段を備え、
    前記制御手段は、前記キー認証の不成立時に、前記キー認証の成立時よりも前記警報手段による注意喚起レベルを高くする、請求項に記載のドア開閉装置。
  3. 前記制御手段は、前記ドア駆動手段の駆動中断状態で、前記検出手段によって前記被検出物が検出されない場合、前記ドア駆動手段の駆動を再開させる、請求項1又は2に記載のドア開閉装置。
  4. 前記検出手段の検出結果から得られる距離の変化によって、前記被検出物の動きを判断するための判断手段を備え、
    前記制御手段は、前記被検出物が設定された動作を行ったと前記判断手段が判断すると、前記ドア駆動手段を駆動させる、請求項1からのいずれか1項に記載のドア開閉装置。
JP2016228259A 2016-11-24 2016-11-24 ドア開閉装置 Active JP6829059B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016228259A JP6829059B2 (ja) 2016-11-24 2016-11-24 ドア開閉装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016228259A JP6829059B2 (ja) 2016-11-24 2016-11-24 ドア開閉装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018084093A JP2018084093A (ja) 2018-05-31
JP6829059B2 true JP6829059B2 (ja) 2021-02-10

Family

ID=62237112

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016228259A Active JP6829059B2 (ja) 2016-11-24 2016-11-24 ドア開閉装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6829059B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114643956A (zh) * 2021-08-16 2022-06-21 长城汽车股份有限公司 车辆后背门的控制方法、车辆后背门的控制装置以及车辆

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006097237A (ja) * 2004-09-28 2006-04-13 Aisin Seiki Co Ltd 窓ないし戸の開閉装置
JP2010134873A (ja) * 2008-12-08 2010-06-17 Toyota Home Kk 警戒システム
JP2014189970A (ja) * 2013-03-26 2014-10-06 Denso Corp 車両用ドア開閉システム
CN105209706B (zh) * 2013-05-15 2018-11-02 麦格纳覆盖件有限公司 用于操作车辆的闭合板的方法和系统
JP6230423B2 (ja) * 2014-01-15 2017-11-15 株式会社アルファ 車両の電動ドア開閉制御装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2018084093A (ja) 2018-05-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6649036B2 (ja) ドア開閉装置
JP6876827B2 (ja) 車両ドア開閉装置
JP6927988B2 (ja) ドア開閉装置
KR101851837B1 (ko) 차량용 잠금 장치 및 잠금 장치를 작동하기 위한 방법
US9761070B2 (en) Method and apparatus for hands-free opening of a door
CN103569050B (zh) 用于车辆关闭元件的控制方法和控制系统
KR20150041799A (ko) 차량 폐쇄 요소를 위한 제어 방법 및 제어 시스템
US20120056734A1 (en) Method of monitoring vehicle surroundings, and apparatus for monitoring vehicle surroundings
US12054979B2 (en) System for controlling power tail gate of vehicle and method for controlling thereof
CN111071246A (zh) 用于避免与车库门接触的车辆停车辅助
US20160176375A1 (en) Remote automatic closure of power windows, sun roof and convertible top
JP6649034B2 (ja) ドア開閉装置
JP2016532594A (ja) 自動車用検出装置、並びに障害物の検出方法、及び自動車用可動パネルの開扉方法
US20220186533A1 (en) Motor vehicle gesture access system including powered door speed control
CN114439346B (zh) 一种车辆后备箱控制方法及系统
JP6829059B2 (ja) ドア開閉装置
JP2008207795A (ja) 車両盗難防止装置
JP6838947B2 (ja) ドア開閉装置
JP2019007213A (ja) バックドア開閉装置
JP6649035B2 (ja) ドア開閉装置
JP6726608B2 (ja) 車両ドア開閉装置
JP6829058B2 (ja) ドア開閉装置
JP6838946B2 (ja) ドア開閉装置
CN113320470B (zh) 一种车门外把手控制方法、系统及其存储介质
JP2016088322A (ja) 車両用ドア制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190724

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20200519

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200602

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200731

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210112

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210121

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6829059

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250