JP6828308B2 - ロータ、及びモータの製造方法 - Google Patents
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Description
同構成によれば、回転軸は、高硬度部と低硬度部との境目を避けた範囲で圧入された状態で固定されるため、高硬度部と低硬度部との製造誤差によってそれらの境目に僅かな段差が生じた場合でも、応力が掛かり続けるといったことが防止される。即ち、高硬度部と低硬度部との製造誤差によってそれらの境目に僅かな段差が生じた場合に、その境目に回転軸が圧入された状態とされると、当該部位に段差によって応力が掛かり続けるといった虞があるが、それを回避することができる。
同構成によれば、回転軸は、少なくともロータコアの両端部に圧入された状態で固定されるため、ロータコアの軸方向長さよりも短い範囲で圧入された状態としながら、がたつきを抑えることができる。即ち、回転軸がロータコアの軸方向中央部に圧入された状態では、回転軸がロータコアに対してがたつき易くなるが、ロータコアの両端部を含むように圧入されるため、がたつきを小さく抑えることができる。
同構成によれば、回転軸は、外径が大きい圧入部を軸方向に複数有するため、例えば、ロータコアの内径を一定に設定してその製造を容易としながら、ロータコアの軸方向長さよりも短い範囲で圧入された状態とすることができる。
同構成によれば、ロータコアは、内径が小さい被圧入部を有するため、例えば、回転軸の外径を一定に設定してその製造を容易としながら、ロータコアの軸方向長さよりも短い範囲で圧入された状態とすることができる。
図1に示すように、モータ10は、第1エンドフレーム(以下、第1フレーム11とする)と第2エンドフレーム(以下、第2フレーム12とする)とによって円環状のステータ13を回転軸方向に挟持した構成となっている。第1フレーム11と第2フレーム12とは、ステータ13の外周に配置される複数(本実施形態では2つ)のスルーボルト14によって互いに固定されている。また、ステータ13の内側にロータ15が回転可能に配置されている。なお、本実施形態では、モータ10の軸方向反出力側(図1において上側)でステータ13を保持するエンドフレームを第1フレーム11とし、軸方向出力側でステータ13を保持するエンドフレームを第2フレーム12としている。
すなわち、図5に示すように、共通の電磁鋼板材68からプレス加工によりステータコアシート18とメインロータコアシート67aが1枚ずつ形成される。
また、補助ロータコアシート67bは、永久磁石53と周方向に係合しない(前記磁石係合部69を有していない)非係合シートとされている。また、補助ロータコアシート67bは、その外径が前記メインロータコアシート67aの外径、詳しくは前記磁石係合部69を除くメインロータコアシート67aの外径であって永久磁石53の径方向内側端面が当接する面の外径よりも小さく設定されている。
本実施形態のモータ10の製造方法は、「メイン打ち抜き工程」、「補助打ち抜き工程」、「ステータ形成工程」、「ロータコア形成工程」、「軸圧入工程」、「非磁性カバー成形工程」、「カバー圧入工程」等を備える。
(1)ロータコア52は、硬度の高い高硬度部71と、硬度の低い低硬度部72とが、軸方向に並設されて構成されるため、回転軸51(ローレット部51a)を低硬度部72側(補助ロータコアシート67b側)からロータコア52に圧入することで(高硬度部71側から圧入する場合に比べて)バリの発生を抑制することができる。よって、例えば、バリを除去するといった工程を省略することが可能となり、製造を容易とすることができる。また、回転軸51(ローレット部51a)は、ロータコア52の軸方向長さよりも短い範囲で圧入された状態で固定されるため、ロータコア52の軸方向長さと同じ範囲で圧入されるものに比べて、圧入荷重を小さく抑えることができ、容易に圧入することができる。
・上記実施形態では、外径が大きい圧入部であるローレット部51aを2つ有した回転軸51としたが、これに限定されず、3つ以上のローレット部51aを有した回転軸としてもよい。
Claims (5)
- ロータコアと、
ロータコアに圧入された状態で固定された回転軸と
を備えたロータであって、
前記ロータコアは、硬度の高い高硬度部と、硬度の低い低硬度部とが、軸方向に並設されて構成され、
前記回転軸は、前記ロータコアの軸方向長さよりも短い範囲であって且つ前記高硬度部と前記低硬度部との境目を避けた範囲で圧入された状態で固定されたことを特徴とするロータ。 - 請求項1に記載のロータであって、
前記回転軸は、少なくとも前記ロータコアの両端部に圧入された状態で固定されたことを特徴とするロータ。 - 請求項1又は2に記載のロータであって、
前記回転軸は、外径が大きい圧入部を軸方向に複数有することを特徴とするロータ。 - 請求項1又は2に記載のロータであって、
前記ロータコアは、内径が小さい被圧入部を有することを特徴とするロータ。 - 金属の板材をプレス加工により打ち抜いて、複数枚のステータコアシートと、複数枚のロータコアシートを形成し、前記複数枚のステータコアシートを積層してステータコアを形成し、前記ステータコアの軸方向端部にはロータコアとの対向面積を増大させる軸方向延出部を設け、前記軸方向延出部を含む前記ステータコアに対向させるために前記ステータコアシートより多い枚数のロータコアシートを積層するとともに回転軸を圧入して前記ロータコアを形成するモータの製造方法であって、
前記ステータコアシートと同一枚数のメインロータコアシートを前記ステータコアシートとともに打ち抜いて形成し、前記ロータコアシートの不足枚数分である補助ロータコアシートは前記ステータコアシートの原材料より硬度の低い金属板を打ち抜いて形成し、前記メインロータコアシート及び補助ロータコアシートを積層してロータコアを形成し、前記回転軸を前記補助ロータコアシートが積層された側からロータコアに圧入して該ロータコアの軸方向長さよりも短い範囲で圧入し、
前記ロータコアでは、前記メインロータコアシートが積層されてなる硬度の高い高硬度部と、前記補助ロータコアシートが積層されてなる硬度の低い低硬度部とが、軸方向に並設されて構成されており、
前記回転軸は、前記高硬度部と前記低硬度部との境目を避けた範囲で圧入された状態で固定されることを特徴とするモータの製造方法。
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