JP3020450U - 回転電機用回転子 - Google Patents

回転電機用回転子

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JP3020450U
JP3020450U JP1995007149U JP714995U JP3020450U JP 3020450 U JP3020450 U JP 3020450U JP 1995007149 U JP1995007149 U JP 1995007149U JP 714995 U JP714995 U JP 714995U JP 3020450 U JP3020450 U JP 3020450U
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JP
Japan
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press
rotary shaft
rotor
fitted
fitting
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JP1995007149U
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Inventor
賢 成富
孝 海野
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Kokusan Denki Co Ltd
Original Assignee
Kokusan Denki Co Ltd
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Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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  • Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 回転子鉄心の積層厚みが大きくなっても、圧
入荷重を低減して回転軸を圧入できる構造の回転電機用
回転子を提供する。 【解決手段】 回転子コイル3を巻装した回転子鉄心1
の中心の回転軸圧入孔4に回転軸5を圧入している。回
転軸圧入孔4は、回転軸5の圧入時に出口側となる部分
の内径がそれ以外の圧入用内径より大きい非加圧孔部4
aとなっている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案が属する技術分野】
本考案は、発電機等の回転電機で用いている回転電機用回転子に関するもので ある。
【0002】
【従来の技術】
回転子側にコイルが設けられている回転電機、例えばブラシレス発電機の回転 子は、積層鋼板からなる回転子鉄心1を備え、該回転子鉄心1には樹脂製のボビ ン2を介して回転子コイル3が巻装され、該回転子鉄心1の中心の回転軸圧入孔 4には回転軸5が圧入され、該回転軸5の基端側には冷却ファン6が取付けられ 、該回転軸5の先端側には軸受7が取付けられた構造になっている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
このような回転電機用回転子においては、回転子鉄心1の回転軸圧入孔4に回 転軸5を圧入する際、該回転子鉄心1は鋼板の積層品であり、回転軸5はこれら 鋼板を1枚1枚押し広げるような形で圧入される。このため回転子鉄心1の積層 厚みが大きくなるにつれて圧入荷重も大きくなってくる。回転軸5に加える圧入 荷重があまり大きくなると、該回転軸5のテーパが歪んだり、該回転軸5が曲が ったりして、該回転軸5の圧入ができない場合もでてくる問題点があった。
【0004】 これを避けるためには、回転軸5を研磨加工してその加工精度を上げたり、回 転子鉄心1の回転軸圧入孔4の内径の寸法精度を確保しなければならず、このよ うにするとコストアップを招く問題点があった。
【0005】 本考案の目的は、回転子鉄心の積層厚みが大きくなっても、圧入荷重を低減し て回転軸を圧入できる構造の回転電機用回転子を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】 本考案は、回転子鉄心に回転子コイルが巻装され、該回転子鉄心の中心の回転 軸圧入孔に回転軸が圧入されている回転電機用回転子を改良の対象としている。
【0007】 本考案に係る回転電機用回転子においては、回転子鉄心の回転軸圧入孔は回転 軸の圧入時に出口側となる部分の内径がそれ以外の圧入用内径より大きい非加圧 孔部となっていることを特徴とする。
【0008】 このように回転軸圧入孔に、その圧入用内径より大きい非加圧孔部を設けると 、回転子鉄心の積層厚みが大きくなっても、圧入荷重を低減して回転軸を回転子 鉄心の回転軸圧入孔に圧入することができる。
【0009】 また、本考案に係る回転電機用回転子においては、回転軸には回転子鉄心の回 転軸圧入孔のうち該回転軸の圧入時に出口側となる部分に対応した部分に、該回 転軸圧入孔に圧入される他の部分の外径より小さい非加圧小径部が設けられてい ることを特徴とする。
【0010】 このように回転軸圧入孔に圧入される他の部分の外径より小さい非加圧小径部 を回転軸に設けると、回転子鉄心の積層厚みが大きくなっても、圧入荷重を低減 して回転軸を回転子鉄心の回転軸圧入孔に圧入することができる。
【0011】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施の各形態を図を参照して詳細に説明する。なお、前述した 図5と対応する部分には同一符号を付けて示している。
【0012】 図1及び図2は、本考案に係る回転電機用回転子の実施の形態の一例を示した ものである。
【0013】 本例の回転電機用回転子においては、回転子鉄心1の回転軸圧入孔4は回転軸 5の圧入時に出口側となる部分の内径がそれ以外の圧入用内径より大きい非加圧 孔部4aとなっている。
【0014】 このように回転軸圧入孔4に、その圧入用内径より大きい非加圧孔部4aを設 けると、回転子鉄心1の積層厚みDが大きくなっても、圧入荷重を低減して回転 軸5を回転子鉄心1の回転軸圧入孔4に圧入することができる。即ち、回転子鉄 心1の回転軸圧入孔4に回転軸5を圧入する際の圧入荷重は、回転軸圧入孔4の 入口から段々に高くなり、出口付近で最大になるが、この出口付近に圧入荷重が かからない部分Aを設け、該出口付近の圧入荷重を抑えることにより、圧入荷重 を低減して回転軸5を回転子鉄心1の回転軸圧入孔4に圧入することができる。 このため、品質の安定した回転電機用回転子を容易に形成することができる。
【0015】 図3及び図4は、本考案に係る回転電機用回転子の実施の形態の他の例を示し たものである。
【0016】 本例の回転電機用回転子においては、回転軸5には回転子鉄心1の回転軸圧入 孔4のうち該回転軸5の圧入時に出口側となる部分に対応した部分に、該回転軸 圧入孔4に圧入される他の部分の外径より小さい非加圧小径部5aが設けられて いる。
【0017】 このように回転軸圧入孔4に圧入される他の部分の外径より小さい非加圧小径 部5aを回転軸5に設けると、回転子鉄心1の積層厚みDが大きくなっても、回 転軸圧入孔4の出口付近に圧入荷重がかからない部分Aが存在するので、圧入荷 重を低減して回転軸5を回転子鉄心1の回転軸圧入孔4に圧入することができる 。このため、品質の安定した回転電機用回転子を容易に形成することができる。
【0018】 なお、本考案はブラシレス発電機に限らず、ブラシ付き発電機、電動機にも適 用することができる。また、回転子鉄心1は積層構造のものに限らず、塊状構造 のものにも適用することができる。
【0019】
【考案の効果】
本考案に係る回転電機用回転子においては、回転子鉄心の回転軸圧入孔に、そ の圧入用内径より大きい非加圧孔部を設けたので、回転子鉄心の積層厚みが大き くなっても、圧入荷重を低減して回転軸を圧入することができる。
【0020】 また、本考案に係る回転電機用回転子においては、回転軸圧入孔に圧入される 他の部分の外径より小さい非加圧小径部を回転軸に設けたので、回転子鉄心の積 層厚みが大きくなっても、圧入荷重を低減して回転軸を回転子鉄心の回転軸圧入 孔に圧入することができる。
【0021】 このため、本考案によれば、品質の安定した回転電機用回転子を容易に形成す ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る回転電機用回転子の実施の形態の
一例を示した上半部縦断側面図である。
【図2】図1で用いている回転子鉄心の上半部縦断側面
図である。
【図3】本考案に係る回転電機用回転子の実施の形態の
他の例を示した上半部縦断側面図である。
【図4】図3で用いている回転軸の上半部縦断側面図で
ある。
【図5】従来の回転電機用回転子の上半部縦断側面図で
ある。
【符号の説明】
1 回転子鉄心 2 ボビン 3 回転子コイル 4 回転軸圧入孔 4a 非加圧孔部 5 回転軸 5a 非加圧小径部 6 冷却ファン 7 軸受

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転子鉄心に回転子コイルが巻装され、
    前記回転子鉄心の中心の回転軸圧入孔に回転軸が圧入さ
    れている回転電機用回転子において、 前記回転軸圧入孔は前記回転軸の圧入時に出口側となる
    部分の内径がそれ以外の圧入用内径より大きい非加圧孔
    部となっていることを特徴とする回転電機用回転子。
  2. 【請求項2】 回転子鉄心に回転子コイルが巻装され、
    前記回転子鉄心の中心の回転軸圧入孔に回転軸が圧入さ
    れている回転電機用回転子において、 前記回転軸には前記回転子鉄心の前記回転軸圧入孔のう
    ち前記回転軸の圧入時に出口側となる部分に対応した部
    分に、前記回転軸圧入孔に圧入される他の部分の外径よ
    り小さい非加圧小径部が設けられていることを特徴とす
    る回転電機用回転子。
JP1995007149U 1995-07-13 1995-07-13 回転電機用回転子 Expired - Lifetime JP3020450U (ja)

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JP1995007149U JP3020450U (ja) 1995-07-13 1995-07-13 回転電機用回転子

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JP3020450U true JP3020450U (ja) 1996-01-23

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ID=43155826

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013192287A (ja) * 2012-03-12 2013-09-26 Fanuc Ltd 回転軸と該回転軸に強固に嵌合するヨークとからなる電動機の回転子
JP2018033242A (ja) * 2016-08-24 2018-03-01 アスモ株式会社 ロータ、及びモータの製造方法

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