JP6827716B2 - 液晶表示装置 - Google Patents

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Description

本発明は、セグメント表示型の液晶表示装置において外部要因により発生する静電気に起因する不具合を抑制する技術に関する。
一般的な液晶表示装置は、一対の基板と、各基板の一面に設けられる電極と、各基板の間に設けられる液晶層と、各基板の外側に設けられる一対の偏光板などを主な構成として備えている。このような液晶表示装置においては、例えば使用開始される前に外部に傷が付くことを防ぐために、各偏光板の表面に保護フィルムが設けられることがある。この場合、保護フィルムを剥離した際に静電気が生じて液晶表示装置が帯電することにより、本来表示に用いる部分ではない領域(非表示部)において液晶層に配向の変化がもたらされ、外観上で表示の変化として視認できる状態となる。このような場合に、その表示の変化した状態が消失するまでには長い時間を要する場合がある。このような不具合は、保護フィルムを剥離する際に限らず、外部要因により発生する静電気に起因して生じ得るものでもある。
上記のような静電気に起因する不都合に関して、例えば特開2008−170812号公報(特許文献1)には、静電気用アースパターンを液晶表示領域の外周部に形成し、この静電気用アースパターンの一端をGND端子に接続し且つ他端を電気的に開放したという構成を備えることにより、静電気の除去と耐ノイズ性を向上させて表示誤動作の発生を抑える液晶表示素子が開示されている。
また、例えば特開平10−10551号公報(特許文献2)には、信号電極を形成した上基板と、走査電極を形成した下基板に、それぞれの電極とは絶縁されて、かつ液晶封入領域内からシール材の外側に延出された一対のダミー電極を配置し、少なくともシール材の外側のダミー電極間に点状の導電部材を設置して両ダミー電極の間を相互に電気的に接続することにより、各基板で溜まった電荷を移動できるようにした液晶表示素子が開示されている。
また、例えば特開2008−40307号公報(特許文献3)には、一方の透明基板に、文字や図形を表わす電極及び引き出しリードからなるセグメント電極と、このセグメント電極に対して独立形成した導電膜部とを有する透明電極を設け、他方の透明基板に、文字や図形を表わす電極及び引き出しリードからなるコモン電極と、このコモン電極に対して独立形成した導電膜部とを有する透明電極を設け、導電膜部同士の間を電気接続した構成の液晶表示装置が開示されている。
ところで、セグメント表示型の液晶表示装置においては、例えば複数のセグメント表示部を組み合わせて1つの意味を有する図柄(数字など)を表現する単位表示領域を複数備えている場合が多い。例えば、数桁の数字を表現するセグメント表示型の液晶表示装置の場合であれば、上記した複数のセグメント表示部で構成される単位表示領域を左右方向に並べて配置することになる。このようなセグメント表示型の液晶表示装置においては、上記した従来技術によっても、静電気への対策としては未だ不十分であり、各単位表示領域の内部領域(セグメント内領域)などにおいて表示不具合が生じる場合がある。
特開2008−170812号公報 特開平10−10551号公報 特開2008−40307号公報
本発明に係る具体的態様は、静電気に起因する不具合の解消に要する時間を更に低減することが可能な技術を提供することを目的の1つとする。
本発明に係る一態様の液晶表示装置は、(a)複数の第1電極及び第1ダミー電極を有する第1基板と、(b)複数の第2電極を有する第2基板と、(c)前記第1基板と前記第2基板の間に設けられる液晶層と、(d)前記液晶層を囲んで前記第1基板と前記第2基板との間に設けられるシール材と、(e)前記シール材近傍又は内部に設けられて前記第1基板と前記第2基板の間で導通を行う導通部とを含み、(f)前記シール材に囲まれる領域には、各々が複数のセグメント表示部を組み合わせて1つの意味を有する図柄を表現する領域である複数の単位表示領域と、平面視において当該各単位表示領域の相互間に存在するセグメント間領域と、平面視において前記複数のセグメント表示部のいくつかに囲まれる内部領域であるセグメント内領域が含まれており、(g)前記複数のセグメント表示部のそれぞれは、前記複数の第1電極の1つと前記複数の第2電極の1つの重なる領域において画定されており、(h)前記第1ダミー電極は、前記セグメント内領域の少なくとも一部と重なるように設けられる第1ダミー部位と、前記セグメント表示部の何れか2つの間を通して前記第1ダミー部位から前記単位表示領域の外側を通って前記導通部へ延びる第1ダミー引き回し配線を有しており、(i)前記複数の第2電極の1つは、前記第1ダミー電極の前記第1ダミー部位と重なる第2部位と、当該第2部位から前記単位表示領域の外側を通って前記導通部へ延びる第2引き回し配線を有しており、(j)前記第1ダミー引き回し配線と前記第2引き回し配線とが前記導通部を介して相互に導通することによって前記第1ダミー部位と前記第2部位とが同電位化する、液晶表示装置である。
上記構成によれば、静電気に起因する不具合の解消に要する時間を更に低減することが可能となる。
図1は、本実施形態の液晶表示装置の構成を示す断面図である。 図2は、本実施形態の液晶表示装置の構成を示す平面図である。 図3は、本実施形態の液晶表示装置における第2基板の構成を示す平面図である。 図4は、本実施形態の液晶表示装置における第1基板の構成を示す平面図である。 図5は、第2基板の一面に設けられる絶縁膜の構成を示す平面図である。 図6は、図3に示すA部の拡大図である。 図7は、図3に示すB部の拡大図である。 図8は、図4に示すD部の拡大図である。 図9は、図4に示すF部の拡大図である。
図1は、本実施形態の液晶表示装置の構成を示す断面図である。液晶表示装置は、対向配置された第1基板11および第2基板12と、第1基板11に設けられた第1電極13と、第2基板12に設けられた第2電極14と、第1基板11と第2基板12の間に配置された液晶層17を基本構成として備える。本実施形態の液晶表示装置は、電極同士の重なり合う領域が表示したい文字や図案を形作るように構成され、基本的に予め定めた文字等のみを表示可能であり、概ね、有効表示領域内における面積比で多くとも70%以下、通常は50%以下の領域が文字等の表示に寄与するものであるセグメント表示型の液晶表示装置である。なお、液晶表示装置は、セグメント表示型とドットマトリクス型が混合したものであってもよい。
第1基板11および第2基板12は、それぞれ、平面視において矩形状の基板であり、互いに対向して配置されている。第1基板11、第2基板12としては、例えばガラス基板、プラスチック基板等の透明基板を用いることができる。図示のように、第1基板11と第2基板12の間には、例えば多数のスペーサーが均一に分散配置されており、それらスペーサーによって両基板の間隙が所望の大きさ(例えば数μm程度)に保たれている。
第1電極13は、第1基板11の一面側に設けられている。同様に、第2電極14は、第2基板12の一面側に設けられている。第1電極13および第2電極14は、それぞれ例えばインジウム錫酸化物(ITO)などの透明導電膜を適宜パターニングすることによって構成されている。なお、図示を省略しているが各電極の上面にさらに絶縁膜が設けられていてもよい。
第1配向膜15は、第1基板11の一面側に第1電極13を覆うようにして設けられている。第2配向膜16は、第2基板12の一面側に第2電極14を覆うようにして設けられている。これらの第1配向膜15、第2配向膜16としては、液晶層17の配向状態を垂直配向に規制する垂直配向膜が用いられている。各配向膜15、16は、ラビング処理等の一軸配向処理が施されており、一方向への配向規制力を有している。各配向膜15、16への配向処理の方向は、例えば互い違い(アンチパラレル)となるように設定される。
液晶層17は、第1基板11と第2基板12の間に設けられている。本実施形態においては、誘電率異方性Δεが負でありカイラル材を含まず、流動性を有する(すなわち液状体)の液晶材料を用いて液晶層17が構成される。本実施形態の液晶層17は、電圧無印加時における液晶分子の配向方向が一方向に傾斜した状態となり、第1基板11および第2基板12の各基板面に対して概ね、88°以上90°未満の範囲内のプレティルト角を有する略垂直配向となるように設定されている。そして、第1電極13と第2電極14の間に電圧を印加した際には、液晶層17の液晶分子は配向処理によって規制された方向へ配向する。
第1偏光板21は、第1基板11の外側に配置されている。同様に、第2偏光板22は、第2基板12の外側に配置されている。第1偏光板21と第2偏光板22は、例えば、各々の吸収軸が互いに略直交するように配置されている。また、各偏光板と各基板との間には適宜Cプレート等の視角補償板が配置されてもよい。
図2は、液晶表示装置の構成を示す平面図である。図示のように本実施形態の液晶表示装置は、7つのセグメント表示部を組み合わせて1つの意味を有する図柄である1つの数字を可変に表現する単位表示領域を左右方向に離間して2つ配置することにより、2桁の数字を表現するセグメント表示型の液晶表示装置である。各単位表示領域30a、30bをそれぞれ構成する各セグメント表示部は、それぞれがコモン電極として機能する4つの第1電極13のいずれか1つと、それぞれがセグメント電極として機能する4つの第2電極14のいずれか1つとの重なり合った領域として画定されており、マルチプレックス駆動されることによってそれぞれ独立に点消灯可能である。
取り出し電極C1、C2、C3、C4は、それぞれ第2基板12の一面の上端側に設けられている。これらの取り出し電極C1等は、コモン電極として機能する第1電極13へ駆動電圧を与えるためのものである。また、取り出し電極S1、S2、S3、S4は、それぞれ第2基板12の一面の上端側に設けられている。これらの取り出し電極S1等は、セグメント電極として機能する第2電極14へ駆動電圧を与えるためのものである。
シール材19は、第1基板11と第2基板12との重なる領域の外縁にほぼ沿って枠状に設けられており、両基板を固定するとともに、両基板間の液晶層17を囲んで封止する。また、シール材19は、各基板の図中下側では、端部に沿って直線状に設けられ、かつほぼ中央の一部で途切れて開口している。この開口部は、液晶層17を形成する際の注入口であり、封止材によって閉じられている。概ね、シール材19に囲まれた内部領域が有効表示領域(有効表示部)に対応し、そのうち、セグメント表示部以外の部分は表示変化を生じない部分である非表示部となる。また、シール材19は、例えばカーボン粒子、銀粒子、金コーティング粒子などの導電性粒子を含有しており、厚さ方向(第1基板11および第2基板12の厚さ方向)にのみ導電性を生じる異方導電性を有する。なお、シール材19を導電材として兼用することなく、別途導電材を設けてもよい。導電材とは、例えばカーボン粒子、銀粒子、金コーティング粒子などの導電性粒子を含有する材料である。
ここで、「単位表示領域」とは、例えば、平面視において、1つの意味を有する図柄を表示するために必要な複数のセグメント表示部の全てを含む(すなわち囲む)最小限の領域として定義することができる。各単位表示領域30a、30bは、シール材19に囲まれる内部領域に含まれており、一方向(図中左右方向)に沿って互いに離間して配置されている。また、各単位表示領域30a、30bの相互間に存在する領域をセグメント間領域31とする。また、各単位表示領域30a、30bのそれぞれにおける各セグメント表示部に囲まれた内部の領域をセグメント内領域32とする。
ここで、「セグメント間領域」とは、例えば、平面視において隣り合う単位表示領域30a、30bの間に挟まれる領域として定義することができる。図示の例では、セグメント間領域31は、隣り合う各単位表示領域30a、30bの間において、各単位表示領域30a、30bの外縁の一部同士が平面視で対向する範囲に含まれる領域として定義される。
ここで、「セグメント内領域」とは、例えば、平面視において、1つの単位表示領域内で複数のセグメント表示部によって囲まれた領域(略閉領域)として定義することができる。図示の例では、セグメント内領域32は、各単位表示領域30a等において、4つのセグメント表示部に囲まれた領域として定義されており、各単位表示領域30a等のそれぞれに2つずつ存在する。
以下では、セグメント間領域31、セグメント内領域32における静電気に起因する表示不具合を解消するための時間を短縮し得る液晶表示装置の構成について詳細に説明する。
図3は、本実施形態の液晶表示装置における第2基板の構成を示す平面図である。図3では、第2基板12を第2電極14が形成されている側から平面視した様子が示されている。本実施形態では4つの第2電極14が含まれており、それぞれを区別するためにここでは第2電極14a、14b、14c、14dと表記する。各第2電極14a、14b、14c、14dは、各々がセグメント電極として機能するものであり、第2基板12の一面に設けられている。各第2電極14a等は、外部の駆動装置(図示せず)から電圧を印加するための各取り出し電極S1、S2、S3、S4のいずれかと接続されている。
第2電極14aは、単位表示領域30aの左側および中央のセグメント表示部に対応するものであり、図中上側へ向かって設けられた引き回し配線を介して取り出し電極S1と接続されている。第2電極14bは、単位表示領域30aの右側および上下のセグメント表示部に対応するものであり、図中上側へ向かって設けられた引き回し配線を介して取り出し電極S2と接続されている。
第2電極14cは、単位表示領域30bの左側および中央のセグメント表示部に対応するものであり、図中上側へ向かって設けられた引き回し配線を介して取り出し電極S3と接続されている。第2電極14dは、単位表示領域30bの右側および上下のセグメント表示部に対応するものであり、図中上側へ向かって設けられた引き回し配線を介して取り出し電極S4と接続されている。
セグメント側ダミー電極140は、セグメント間領域31の上側のほぼ半分に対応する範囲をカバーする部位を有するように設けられている。このセグメント側ダミー電極140は、図中上側へ向かって設けられた引き回し配線を有しており、この引き回し配線の端部は図中上側のシール材19と重なる位置まで延びている。
セグメント側ダミー電極141は、セグメント間領域31の下側のほぼ半分に対応する範囲をカバーする部位を有するように設けられている。このセグメント側ダミー電極141は、図中下側へ向かって設けられた引き回し配線を有しており、この引き回し配線の端部は図中下側のシール材19と重なる位置まで延びている。また、このセグメント側ダミー電極141は、第2電極14cと接続されている。
セグメント側ダミー電極142は、第2電極14aと第2電極14bの間を埋める部位を有するようにして設けられている。このセグメント側ダミー電極142は、単位表示領域30aの下側のセグメント内領域32の一部に対応するものである。セグメント側ダミー電極142は、図中下側へ向かって設けられた引き回し配線(ダミー引き回し配線)を有しており、この引き回し配線は、端部が図中下側のシール材19と重なる位置まで延びている。
セグメント側ダミー電極143は、第2電極14cと第2電極14dの間を埋める部位を有するようにして設けられている。このセグメント側ダミー電極143は、単位表示領域30bの下側のセグメント内領域32の一部に対応するものである。セグメント側ダミー電極143は、図中下側へ向かって設けられた引き回し配線(ダミー引き回し配線)を有しており、この引き回し配線は、端部が図中下側のシール材19と重なる位置まで延びている。
セグメント側ダミー電極144は、単位表示領域30aの左側の上下方向中央付近から図中下側の間をカバーする部位を有するように設けられている。このセグメント側ダミー電極144は、一方の端部が図中下側のシール材19と重なる位置まで延びている。また、セグメント側ダミー電極144は、図中に点線枠で示すA部に設けられる引き回し配線(ダミー引き回し配線)を介して第2電極14aと接続されている。
セグメント側ダミー電極151、152、153、154は、それぞれ、第1基板11に設けられた各第1電極13の引き回し配線の部位を有するように設けられている。また、セグメント側ダミー電極151は取り出し電極C1と接続され、セグメント側ダミー電極152は取り出し電極C2と接続され、セグメント側ダミー電極153は取り出し電極C3と接続され、セグメント側ダミー電極154は取り出し電極C4と接続されている。この例では各セグメント側ダミー電極151、152、153、154が各取り出し電極との間を繋ぐ引き回し配線(ダミー引き回し配線)としての機能も兼ねている。
なお、上記において詳述した以外にも、各第2電極14a等や各セグメント側ダミー電極140等の設けられていない領域を埋める部位を有するようにして複数のセグメント側ダミー電極が設けられており、それらのセグメント側ダミー電極は、端部が上側または下側のシール材19と重なる位置まで延びている。それにより、第2基板12の一面のほぼ全体が電極に覆われた状態となっている。
図4は、本実施形態の液晶表示装置における第1基板の構成を示す平面図である。図4では、第1基板11を第1電極13が形成されている側と逆側から平面視した様子が示されている。本実施形態では4つの第1電極13が含まれており、それぞれを区別するためにここでは第1電極13a、13b、13c、13dと表記する。各第1電極13a、13b、13c、13dは、各々がコモン電極として機能するものであり、第1基板11の一面に設けられている。各第1電極13a等は、外部の駆動装置(図示せず)から電圧を印加するための各取り出し電極C1、C2、C3、C4のいずれかと接続されている。
第1電極13aは、単位表示領域30aの左上側および中央上側のセグメント表示部に対応する左側部位と、単位表示領域30bの左上側および中央上側のセグメント表示部に対応する右側部位とを有しており、図中上側へ向かって設けられた引き回し配線を介してパッド部C11と接続されている。このパッド部C11は、シール材19を介して第2基板12側の取り出し電極C1と接続される。図示のように第1電極13aは、単位表示領域30a、30bの並ぶ方向である図中左右方向において、単位表示領域30aに対応する左側部位と単位表示領域30bに対応する右側部位とが互いに分離し独立しており、それらの間には引き回し配線が設けられていない。左側部位、右側部位のそれぞれからは、図中上側へ向かって引き回し配線が設けられており、それらの引き回し配線は、第1基板11の上辺側において渡り配線を介して接続されている。
第1電極13bは、単位表示領域30aの右上側および中央のセグメント表示部に対応する左側部位と、単位表示領域30bの右上側および中央のセグメント表示部に対応する右側部位とを有しており、図中上側へ向かって設けられた引き回し配線を介してパッド部C12と接続されている。このパッド部C12は、シール材19を介して第2基板12側の取り出し電極C2と接続される。図示のように第1電極13bは、単位表示領域30a、30bの並ぶ方向である図中左右方向において、単位表示領域30aに対応する左側部位と単位表示領域30bに対応する右側部位とが引き回し配線を介して接続されている。
第1電極13cは、単位表示領域30aの左下側および右下側のセグメント表示部に対応する左側部位と、単位表示領域30bの左下側および右下側のセグメント表示部に対応する右側部位とを有しており、図中上側へ向かって設けられた引き回し配線を介してパッド部C13と接続されている。このパッド部C13は、シール材19を介して第2基板12側の取り出し電極C3と接続される。図示のように第1電極13cは、単位表示領域30a、30bの並ぶ方向である図中左右方向において、単位表示領域30aに対応する左側部位と単位表示領域30bに対応する右側部位とが互いに分離し独立しており、それらの間には引き回し配線が設けられていない。左側部位、右側部位のそれぞれからは、図中下側へ向かって引き回し配線が設けられており、それらの引き回し配線は、第1基板11の下辺側において渡り配線を介して接続されている。
第1電極13dは、単位表示領域30aの中央下側のセグメント表示部に対応する左側部位と、単位表示領域30bの中央下側のセグメント表示部に対応する右側部位とを有しており、図中上側へ向かって設けられた引き回し配線を介してパッド部C14と接続されている。このパッド部C14は、シール材19を介して第2基板12側の取り出し電極C4と接続される。図示のように第1電極13dは、単位表示領域30a、30bの並ぶ方向である図中左右方向において、単位表示領域30aに対応する左側部位と単位表示領域30bに対応する右側部位とが互いに分離し独立しており、それらの間には引き回し配線が設けられていない。左側部位、右側部位のそれぞれからは、図中下側へ向かって引き回し配線が設けられており、それらの引き回し配線は、第1基板11の下辺側において渡り配線を介して接続されている。
コモン側ダミー電極160は、セグメント間領域31の上側のほぼ半分に対応する範囲をカバーする部位を有するように設けられている。このコモン側ダミー電極160は、図中上側へ向かって設けられた引き回し配線(ダミー引き回し配線)を有しており、この引き回し配線は端部が図中上側のシール材19と重なる位置まで延びている。また、本例のコモン側ダミー電極160は、第2電極13bと一体化されている。このコモン側ダミー電極160は、第2基板12側のセグメント側ダミー電極140とシール材19を介して接続されており、それにより両電極の重なる領域が同電位化されている。
コモン側ダミー電極161は、セグメント間領域31の下側のほぼ半分に対応する範囲をカバーする部位を有するように設けられている。このコモン側ダミー電極161は、図中下側へ向かって設けられた引き回し配線(ダミー引き回し配線)を有しており、この引き回し配線は端部が図中下側のシール材19と重なる位置まで延びている。また、コモン側ダミー電極161は、コモン側ダミー電極164と接続されている。このコモン側ダミー電極161は、第2基板12側のセグメント側ダミー電極141とシール材19を介して接続されており、それにより両電極の重なる領域が同電位化されている。
コモン側ダミー電極162は、単位表示領域30aの上側のセグメント内領域32のほぼ半分に対応する範囲(右上側の範囲)をカバーする部位を有するように設けられている。このコモン側ダミー電極162は、図中上側へ向かって設けられた引き回し配線(ダミー引き回し配線)を有しており、この引き回し配線は図中上側のシール材19と重なる位置まで延びている。このコモン側ダミー電極162は、第2基板12側の第2電極14bとシール材19を介して接続されており、それにより両電極の重なる領域が同電位化されている。
コモン側ダミー電極163は、単位表示領域30aの上側のセグメント内領域32のほぼ半分に対応する範囲(左下側の範囲)をカバーする部位を有するように設けられている。このコモン側ダミー電極163は、図中に点線枠で示すD部を通って第1電極13aの右側へ延び、さらに図中上側へ向かって設けられた引き回し配線(ダミー引き回し配線)を有しており、この引き回し配線は図中上側のシール材19と重なる位置まで延びている。このコモン側ダミー電極163は、第2基板12側の第2電極14aとシール材19を介して接続されており、それにより両電極の重なる領域が同電位化されている。
コモン側ダミー電極164は、単位表示領域30aの下側のセグメント内領域32のほぼ半分に対応する範囲(左上側の範囲)をカバーする部位を有するように設けられている。このコモン側ダミー電極164は、図中に点線枠で示すD部を通って第1電極13cの右側へ延び、さらに図中下側へ向かって設けられた引き回し配線(ダミー引き回し配線)を有しており、この引き回し配線は図中下側のシール材19と重なる位置まで延びている。このコモン側ダミー電極164は、第2基板12側のセグメント側ダミー電極144とシール材19を介して接続されており、それにより両電極の重なる領域が同電位化されている。また、コモン側ダミー電極164は、セグメント側ダミー電極144を介して第2電極14aとも接続されてり、それにより両電極の重なる領域が同電位化されている。
コモン側ダミー電極165は、単位表示領域30aの下側のセグメント内領域32のほぼ半分に対応する範囲(右下側の範囲)をカバーする部位を有するように設けられている。このコモン側ダミー電極165は、第1電極13cと一体に設けられており、かつ図中下側へ向かって設けられた引き回し配線(ダミー引き回し配線)を有しており、この引き回し配線は図中下側のシール材19と重なる位置まで延びている。このコモン側ダミー電極165は、第2基板12側のセグメント側ダミー電極142とシール材19を介して接続されており、それにより両電極の重なる領域が同電位化されている。
コモン側ダミー電極166は、単位表示領域30bの上側のセグメント内領域32のほぼ半分に対応する範囲(右上側の範囲)をカバーする部位を有するように設けられている。このコモン側ダミー電極166は、図中上側へ向かって設けられた引き回し配線(ダミー引き回し配線)を有しており、この引き回し配線は図中上側のシール材19と重なる位置まで延びている。このコモン側ダミー電極166は、第2基板12側の第2電極14cとシール材19を介して接続されており、それにより両電極の重なる領域が同電位化されている。
コモン側ダミー電極167は、単位表示領域30bの上側のセグメント内領域32のほぼ半分に対応する範囲(左下側の範囲)をカバーする部位を有するように設けられている。このコモン側ダミー電極167は、第1電極13aの左側部位と右側部位との間においてコモン側ダミー電極160よりも右側を通り、図中上側へ向かって設けられた引き回し配線(ダミー引き回し配線)を有しており、この引き回し配線は図中上側のシール材19と重なる位置まで延びている。このコモン側ダミー電極167は、第2基板12側の第2電極14cとシール材19を介して接続されており、それにより両電極の重なる領域が同電位化されている。
コモン側ダミー電極168は、単位表示領域30bの下側のセグメント内領域32のほぼ半分に対応する範囲(左上側の範囲)をカバーする部位を有するように設けられている。このコモン側ダミー電極168は、第1電極13aと第1電極13cの間を通って左側へ延びる引き回し配線(ダミー引き回し配線)を介してコモン側ダミー電極161と接続されている。このコモン側ダミー電極168は、第2基板12側のセグメント側ダミー電極141とシール材19を介して接続され、かつこのセグメント側ダミー電極141を介して第2電極14cとも接続されており、それにより両電極の重なる領域が同電位化されている。
コモン側ダミー電極169は、単位表示領域30bの下側のセグメント内領域32のほぼ半分に対応する範囲(右下側の範囲)をカバーする部位を有するように設けられている。このコモン側ダミー電極169は、第1電極13cと一体に設けられており、かつ図中下側へ向かって設けられた引き回し配線(ダミー引き回し配線)を有しており、この引き回し配線は図中下側のシール材19と重なる位置まで延びている。このコモン側ダミー電極169は、第2基板12側のセグメント側ダミー電極143とシール材19を介して接続されており、それにより両電極の重なる領域が同電位化されている。
コモン側ダミー電極171は、セグメント側ダミー電極151と重なる部位を有して第1基板11に設けられており、第1電極13aとパッド部C11の間を接続する引き回し配線としての機能も兼ねる。このコモン側ダミー電極171は、セグメント側ダミー電極151とシール材19を介して接続されており、それにより両電極の重なる領域が同電位化されている。
コモン側ダミー電極172は、セグメント側ダミー電極152と重なる部位を有して第1基板11に設けられており、第1電極13bとパッド部C12の間を接続する引き回し配線としての機能も兼ねる。このコモン側ダミー電極172は、セグメント側ダミー電極152とシール材19を介して接続されており、それにより両電極の重なる領域が同電位化されている。
コモン側ダミー電極173は、セグメント側ダミー電極153と重なる部位を有して第1基板11に設けられており、第1電極13cとパッド部C13の間を接続する引き回し配線としての機能も兼ねる。このコモン側ダミー電極173は、セグメント側ダミー電極153とシール材19を介して接続されており、それにより両電極の重なる領域が同電位化されている。
コモン側ダミー電極174は、単位表示領域30a、30bの周囲を取り囲むようにして第1基板11の左辺、下辺、右辺に渡ってU字状に設けられた部位を有している。このコモン側ダミー電極174は、第1電極13dと一体に設けられており、この第1電極13dとパッド部C14とを接続するための引き回し配線としての機能も兼ねる。このコモン側ダミー電極174は、第2基板12側のセグメント側ダミー電極154とシール材19を介して接続されており、それにより両電極の重なる領域が同電位化されている。
コモン側ダミー電極181、182、183、184は、それぞれ、第2基板12に設けられた各第2電極14a等の引き回し配線に対応する部位を有するようにして設けられており、シール材19を介して各第2電極14a等のいずれかと接続され、同電位化されている。また、コモン側ダミー電極181はパッド部S11を介して取り出し電極S1と接続され、コモン側ダミー電極182はパッド部S12を介して取り出し電極S2と接続され、コモン側ダミー電極183はパッド部S13を介して取り出し電極S3と接続され、コモン側ダミー電極184はパッド部S14を介して取り出し電極S4と接続されている。
なお、上記において詳述した以外にも、各第1電極13a等や各コモン側ダミー電極160等の設けられていない領域を埋める部位を有するようにして複数のコモン側ダミー電極が設けられており、それらのコモン側ダミー電極の端部は、上側または下側のシール材19と重なる位置まで延びている。それにより、第1基板11の一面のほぼ全体が電極に覆われた状態となっている。
図5は、第2基板の一面に設けられる絶縁膜の構成を示す平面図である。図示のように、絶縁膜60は、シール材19の外縁よりも内側であって第2基板12のほぼ全体に広く形成されている。また、絶縁膜61は、上記した渡り配線に対応する範囲をカバーするように形成されている。この例では、絶縁膜60と絶縁膜61とは一体に形成されている。絶縁膜60、61としては、例えばSiO膜を用いることができる。このような絶縁膜を設けることで、主に各パッド部S11、S12、S13、S14、C11、C12、C13、C14(図4参照)に対応する領域など基板間で導通を図る必要のある領域以外については絶縁され、不要な導通を抑制できる。
図6は、図3に示すA部の拡大図である。セグメント側ダミー電極144と第2電極14aとを接続するための引き回し配線190は、第2電極14aにおいて2つのセグメント表示部に対応して上下に離間した部位の間を通って設けられている。同様に、第2電極14aから図中上側へ向かう引き回し配線191は、その一部が第2電極14aにおいて2つのセグメント表示部に対応して上下に離間した部位の間を通って設けられている。なお、図3に示すC部においても同様にして引き回し配線が設けられている。
図7は、図3に示すB部の拡大図である。図示のように、第2電極14bの引き回し配線114bは、シール材19と重なる領域において切り欠き部214bを有している。この切り欠き部214bは、上記した第1基板13側の渡り配線(後述の図9参照)と引き回し配線114bとが重なる領域をより少なく(好ましくは最小限)となるように、引き回し配線114bと重なる領域の一部を取り除くようにして設けられている。なお、図7においては図示を省略するが各第2電極14c、14dのそれぞれに対応する引き回し配線においても同様の切り欠き部が設けられている。
図8は、図4に示すD部の拡大図である。コモン側ダミー電極163の引き回し配線200は、その一部が第1電極13aの一部と第1電極13cの一部との間を通るように設けられている。同様に、コモン側ダミー電極164の引き回し配線201は、その一部が第1電極13aの一部と第1電極13cの一部との間を通るように設けられている。なお、図4に示すE部においても同様にして引き回し配線が設けられている。このような構成により、セグメント内領域32に対応して設けられた各コモン側ダミー電極の引き回し配線を第1基板13の上側または下側のシール材19と重なる位置まで設けることができる。
図9は、図4に示すF部の拡大図である。第1電極13aから延びる複数の引き回し配線113aの相互間が第1基板11の上辺側におけるシール材19よりも外側の端部近傍で左右方向に延在する渡り配線210によって接続されている。この渡り配線210によって第1電極13aの左側部位がパッド部C11と接続され、さらにシール材19を介して取り出し電極C1と接続される。また、他のコモン側ダミー電極の引き回し配線181、182などの各端部や引き回し配線200の端部などがこの部分においてシール材19を挟んで第2基板12側のセグメント側ダミー電極等との間で導通し、同電位化される。なお、第1基板11の下辺側においても同様の渡り配線が設けられ、第1電極13c、13dの各々の左側部位と右側部位とが接続されている。
以上のような構成により、セグメント間領域31やセグメント内領域32、さらに各第1電極、各第2電極の配置領域を除いたほとんどの領域において、第1基板11側と第2基板12側の双方にダミー電極が配置され、対向するダミー電極間がシール材を介して導通して同電位化される。それにより、外部から静電気が与えられたとしても速やかに除電する作用が得られるので、点灯不具合を生じず、あるいは生じたとしても早期に消灯させる効果が得られる。
(実施例)
次に、本発明に係る液晶表示装置の実施例について説明する。
第1基板および第2基板として、一面にITOからなる導電膜が形成された一対の青板ガラス基板(厚さ0.7mm)を用意する。各ガラス基板の導電膜を所望の表示図柄等に対応するパターンにするために、フォトリソグラフィーおよびエッチング処理によりパターニングを行う。
次に、各基板の一面(電極面)の少なくとも有効表示部を覆うようにしてSiO等からなる絶縁膜を所望の面内パターン形状に形成する。次に、垂直配向膜を絶縁膜と同様に有効表示部内が少なくとも含まれるように塗布し、180℃〜220℃で焼成する。
次に、垂直配向膜を布厚2.8mm〜3.2mm程度の綿製ラビング布で一方向へラビング処理する。ラビング条件としては、完成後の液晶表示装置におけるプレティルト角が88.5°〜89.9°となるようにする。
一方の基板(例えば第1基板)の配向膜が形成された面に対し、少なくとも有効表示部より大きな領域を囲むように枠状にシール材を印刷する。シール材には径4.2μmのガラスファイバースペーサーおよび両基板面の導通を確保するための金コーティングされたプラスティックボールがそれぞれ1.5wt%ずつ添加されている。
他方の基板(例えば第2基板)には、径4.0μmのプラスティックボールスペーサーを乾式散布法により、100個/mmの密度で散布する。
第1基板、第2基板を、各々の配向膜の形成面が対向するように位置合わせして重ね合わせ、両基板をプレスした状態で150℃の条件で焼成する。焼成時間については、シール材が硬化するのに必要十分な時間とする。
次に、貼り合わせた第1基板と第2基板の間に、誘電率異方性が負の液晶材料を真空注入法にて注入し、紫外線硬化樹脂で注入口を封止後、120℃、1時間の熱処理を行う。
貼り合わせた両基板の基板面を中性洗剤で洗浄後、各基板の表面に所望の視角補償板、偏光板を上記で示した積層順番で貼り合わせる。
一方の基板(第2基板)側において他方の基板(第1基板)より外形が外側へ突出している部分には取り出し電極が配置されているので、それらの部分に対してリードフレーム、異方導電性フィルムを介したフレキシブルフィルム、ドライバICをボンディングする。
最後に、取り出し電極に外部駆動回路を接続し、裏側の偏光板下に反射板またはバックライトを設けることにより、液晶表示装置が完成する。本実施例の液晶表示装置は、パネル部分の下側基板(第2基板)が縦27.5mm×横25mmで取り出し電極部の長さは2.5mmである。有効表示部は両基板が重ねられている25mm角領域のうち、内側の約22mmとし、残り3mm内にシール部を形成している。
以上のようにして作製した液晶表示装置に対し、有効表示領域の中央一箇所に静電気発生装置によって±18kVの静電気を印加した後の異常点灯状態を観察したところ、シール材の内側領域のすべてにおいて異常点灯を生じないことが確認された。
なお、本発明は上述した実施形態の内容に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内において種々に変形して実施をすることが可能である。例えば、上記した実施形態ではシール材19に導電性粒子を含有させ異方性のある導通部として電気的接続を行っているが、電気的接続方法はこれに限らない。電気的接続を要する部位にAgペースト、カーボンペーストなどの導電性材料をポッティングやスクリーン印刷などで選択的に配置して接続部を設けて電気的接続を行っても構わない。Agペースト、カーボンペーストなどの導電性材料はシール材19の内部あるいは近傍のいずれにも配置可能である。
11:第1基板
12:第2基板
13:第1電極
14:第2電極
15:第1配向膜
16:第2配向膜
17:液晶層
19:シール材
21:第1偏光板
22:第2偏光板

Claims (5)

  1. 複数の第1電極及び第1ダミー電極を有する第1基板と、
    複数の第2電極を有する第2基板と、
    前記第1基板と前記第2基板の間に設けられる液晶層と、
    前記液晶層を囲んで前記第1基板と前記第2基板との間に設けられるシール材と、
    前記シール材近傍又は内部に設けられて前記第1基板と前記第2基板の間で導通を行う導通部と、
    を含み、
    前記シール材に囲まれる領域には、各々が複数のセグメント表示部を組み合わせて1つの意味を有する図柄を表現する領域である複数の単位表示領域と、平面視において当該各単位表示領域の相互間に存在するセグメント間領域と、平面視において前記複数のセグメント表示部のいくつかに囲まれる内部領域であるセグメント内領域が含まれており、
    前記複数のセグメント表示部のそれぞれは、前記複数の第1電極の1つと前記複数の第2電極の1つの重なる領域において画定されており、
    前記第1ダミー電極は、前記セグメント内領域の少なくとも一部と重なるように設けられる第1ダミー部位と、前記セグメント表示部の何れか2つの間を通して前記第1ダミー部位から前記単位表示領域の外側を通って前記導通部へ延びる第1ダミー引き回し配線を有しており、
    前記複数の第2電極の1つは、前記第1ダミー電極の前記第1ダミー部位と重なる第2部位と、当該第2部位から前記単位表示領域の外側を通って前記導通部へ延びる第2引き回し配線を有しており、
    前記第1ダミー引き回し配線と前記第2引き回し配線とが前記導通部を介して相互に導通することによって前記第1ダミー部位と前記第2部位とが同電位化する、
    液晶表示装置。
  2. 前記第2基板に設けられた第2ダミー電極を更に含み、
    前記第2ダミー電極は、前記セグメント内領域の少なくとも一部と重なるように設けられる第2ダミー部位と、前記セグメント表示部の何れか2つの間を通して前記第2ダミー部位から前記単位表示領域の外側を通って前記導通部へ延びる第2ダミー引き回し配線を有しており、
    前記複数の第1電極の1つは、前記第2ダミー電極の前記第2ダミー部位と重なる第1部位と、当該第1部位から前記単位表示領域の外側を通って前記導通部へ延びる第1引き回し配線を有しており、
    前記第2ダミー引き回し配線と前記第1引き回し配線とが前記導通部を介して相互に導通することによって前記第1部位と前記第2ダミー部位とが同電位化する、
    請求項1に記載の液晶表示装置。
  3. 前記第1基板に設けられた第3ダミー電極及び前記第2基板に設けられた第4ダミー電極を更に含み、
    前記第3ダミー電極は、前記セグメント間領域の少なくとも一部と重なる第3ダミー部位と、当該第3ダミー部位から前記導通部へ延びる第3ダミー引き回し配線とを有しており、
    前記第4ダミー電極は、前記セグメント間領域において前記第3ダミー電極の少なくとも一部と重なる第4ダミー部位と、当該第4ダミー部位から前記導通部へ延びる第4ダミー引き回し配線とを有しており、
    前記第3ダミー引き回し配線と前記第4ダミー引き回し配線とが前記導通部を介して相互に導通することによって前記第3ダミー部位と前記第4ダミー部位とが同電位化する、
    請求項1又は2に記載の液晶表示装置。
  4. 前記第1基板に設けられた第5ダミー電極を更に含み、
    前記第5ダミー電極と前記第2引き回し配線は、それぞれ平面視において前記単位表示領域の外側に配置され、かつ前記導電部において相互に導通して同電位化されている、
    請求項1〜3の何れか1項に記載の液晶表示装置。
  5. 前記第2基板に設けられた第6ダミー電極を更に含み、
    前記第6ダミー電極と前記第1引き回し配線は、それぞれ平面視において前記単位表示領域の外側に配置され、かつ前記導電部において相互に導通して同電位化されている、
    請求項2に記載の液晶表示装置。
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