JP6671206B2 - 液晶装置 - Google Patents

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Description

本発明は、液晶装置において外部要因により発生する静電気に起因する不具合を抑制する技術に関する。
一般的な液晶表示装置は、一対の基板と、各基板の一面に設けられる電極と、各基板の間に設けられる液晶層と、各基板の外側に設けられる一対の偏光板などを主な構成として備えている。このような液晶表示装置においては、例えば使用開始される前に外部に傷が付くことを防ぐために、各偏光板の表面に保護フィルムが設けられることがある。この場合、保護フィルムを剥離した際に静電気が生じて液晶表示装置が帯電することにより、本来表示に用いる部分ではない領域(非表示部)において液晶層に配向の変化がもたらされ、外観上で表示の変化として視認できる状態となる場合がある。このような場合に、その表示の変化した状態が消失するまでには長い時間を要する。また、このような不具合は、保護フィルムを剥離する際に限らず、外部要因により発生する静電気に起因して生じ得るものでもある。
上記のような静電気に起因する不都合に関して、例えば特開昭63−100427号公報(特許文献1)には、セグメント電極と外部の電極端子の間を繋ぐリード線に対し、シール材の直下などの位置において避雷針パターンを設けた液晶表示素子が開示されている。そして、上記の避雷針パターンを設ける効果については、セグメント電極に帯電した電荷が徐々に放電して全セグメント電極が同電位となり静電気スパークの発生を防止できる旨が説明されている。
しかし、上記した特許文献1に開示されるような避雷針パターンを設けたとしても、依然として静電気に起因する不具合が生じ、その不具合が解消するまでに長い時間を要する場合がある。このため、不具合の解消に要する時間を更に低減する技術が望まれている。
特開昭63−100427号公報
本発明に係る具体的態様は、静電気に起因する不具合の解消に要する時間を更に低減することが可能な技術を提供することを目的の1つとする。
本発明に係る一態様の液晶装置は、(a)対向配置される第1基板及び第2基板と、(b)前記第1基板と前記第2基板の間に設けられる液晶層と、(c)平面視で前記第1基板と前記第2基板との重なる領域において前記液晶層を囲んで設けられるシール材と、(d)前記第1基板又は前記第2基板の一面において、平面視で前記領域の外縁の少なくとも一部に沿って設けられ、少なくとも一部が前記シール材と重ならずに当該シール材よりも外側に配置された除電用電極部と、(e)前記第1基板と前記第2基板のうち前記除電用電極部が設けられない基板の一面において、平面視で前記シール材の外側に設けられた電極と、を含み、()前記除電用電極部は、各々が1つの第1針状電極と1つの第2針状電極を有する複数の電極対と、当該各第1針状電極の間を接続する第1渡り配線と、当該各第2針状電極の間を接続する第2渡り配線とを有しており、()前記複数の電極対は、平面視で前記領域の前記外縁の少なくとも一部に沿って配列されており、()前記複数の電極対の各々は、平面視で、前記第1針状電極の一部が前記シール材と重なって配置され、前記第1針状電極と前記第2針状電極との間に隙間を設けて配置されており、かつ当該隙間が前記シール材と重ならないように配置されており、(i)各前記第1針状電極と各前記第2針状電極は、平面視で一端側において電極幅が相対的に狭まった先端部を有し、当該先端部同士の間に前記隙間を設けて配置されており、(j)前記電極は、前記複数の電極対の各々の前記第1針状電極と前記第2針状電極の各前記先端部と重なるように配置されている、液晶装置である。
上記構成によれば、静電気に起因する不具合の解消に要する時間を更に低減することが可能となる。
図1は、第1実施形態の液晶表示装置の構成を示す断面図である。 図2は、第1実施形態の液晶表示装置の構成を示す平面図である。 図3(A)は、除電用電極部の詳細な構成を示す部分拡大図である。図3(B)は、第1針状電極、第2針状電極などの詳細な構成を示す平面図である。 図4(A)は、第2実施形態における除電用電極部の詳細な構成を示す部分拡大図である。図4(B)は、第1針状電極、第2針状電極などの詳細な構成を示す平面図である。 図5(A)は、第3実施形態の同電位電極の詳細な構成を示す部分拡大図である。図5(B)は、同電位電極、第1針状電極および第2針状電極の位置関係を模式的に示した断面図である。 図6(A)は、第4実施形態の除電用電極部の詳細な構成を示す部分拡大図である。図6(B)は、除電用電極部の1つを拡大して示した図である。図6(C)は、除電用電極部の1つを拡大して示した図である。 図7は、第5実施形態の除電用電極部の詳細な構成を示す部分拡大図である。 図8は、第6実施形態の除電用電極部における第1針状電極、第2針状電極などの詳細な構成を示す平面図である。 図9は、静電気印加後の異常点灯が解消するまでに要する時間の測定結果を示す図である。
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態の液晶表示装置の構成を示す断面図である。液晶表示装置は、対向配置された第1基板11および第2基板12と、第1基板11に設けられた第1電極13と、第2基板12に設けられた第2電極14と、第1基板11と第2基板12の間に配置された液晶層17を基本構成として備える。本実施形態の液晶表示装置は、電極同士の重なり合う領域が表示したい文字や図案を形作るように構成され、基本的に予め定めた文字等のみを表示可能であり、概ね、有効表示領域内における面積比で多くとも70%以下、通常は50%以下の領域が文字等の表示に寄与するものであるセグメント表示型の液晶表示装置である。なお、液晶表示装置は、複数の画素がマトリクス状に配列されたドットマトリクス表示型であってもよいし、セグメント表示型とドットマトリクス型が混合したものであってもよい。
第1基板11および第2基板12は、それぞれ、平面視において矩形状の基板であり、互いに対向して配置されている。第1基板11、第2基板12としては、例えばガラス基板、プラスチック基板等の透明基板を用いることができる。図示のように、第1基板11と第2基板12の間には、例えば多数のスペーサーが均一に分散配置されており、それらスペーサーによって両基板の間隙が所望の大きさ(例えば数μm程度)に保たれている。
第1電極13は、第1基板11の一面側に設けられている。同様に、第2電極14は、第2基板12の一面側に設けられている。第1電極13および第2電極14は、それぞれ例えばインジウム錫酸化物(ITO)などの透明導電膜を適宜パターニングすることによって構成されている。なお、図示を省略しているが各電極の上面にさらに絶縁膜が設けられていてもよい。
第1配向膜15は、第1基板11の一面側に第1電極13を覆うようにして設けられている。第2配向膜16は、第2基板12の一面側に第2電極14を覆うようにして設けられている。これらの第1配向膜15、第2配向膜16としては、液晶層17の配向状態を垂直配向に規制する垂直配向膜が用いられている。各配向膜15、16は、ラビング処理等の一軸配向処理が施されており、一方向への配向規制力を有している。各配向膜15、16への配向処理の方向は、例えば互い違い(アンチパラレル)となるように設定される。
液晶層17は、第1基板11と第2基板12の間に設けられている。本実施形態においては、誘電率異方性Δεが負でありカイラル材を含まず、流動性を有する(すなわち液状体)の液晶材料を用いて液晶層17が構成される。本実施形態の液晶層17は、電圧無印加時における液晶分子の配向方向が一方向に傾斜した状態となり、第1基板11および第2基板12の各基板面に対して概ね、88°以上90°未満の範囲内のプレティルト角を有する略垂直配向となるように設定されている。そして、第1電極13と第2電極14の間に電圧を印加した際には、液晶層17の液晶分子は配向処理によって規制された方向へ配向する。
第1偏光板21は、第1基板11の外側に配置されている。同様に、第2偏光板22は、第2基板12の外側に配置されている。第1偏光板21と第2偏光板22は、例えば、各々の吸収軸が互いに略直交するように配置されている。また、各偏光板と各基板との間には適宜Cプレート等の視角補償板が配置されてもよい。
図2は、第1実施形態の液晶表示装置の構成を示す平面図である。図2では、第1基板11の外側から液晶表示装置を平面視した様子が示されている。なお、説明の便宜上、第1基板11の内側に存在する構成についても一部を実線にして示している。本実施形態の液晶表示装置は、それぞれ7つのセグメント表示部によって2桁の数字を表すことが可能なセグメント表示型の液晶表示装置である。各セグメント表示部は、それぞれがコモン電極として機能する4つの第1電極13と、それぞれがセグメント電極として機能する4つの第2電極14との重なり合った領域として画定されている。
各第1電極13は、各々がコモン電極として機能するものであり、第1基板11の一面に設けられている。各第1電極13にはそれぞれ引き回し配線が接続されている。4つの引き回し配線は、それぞれ、第1基板11の図中上端側において、導電材18を介して第2基板12側に設けられた取り出し電極C1、C2、C3、C4のいずれかと接続されている。これらの取り出し電極C1、C2、C3、C4を介して、各第1電極13に電圧を印加することができる。導電材18とは、例えばカーボン粒子、銀粒子、金コーティング粒子などの導電性粒子を含有する材料である。
各第2電極14は、各々がセグメント電極として機能するものであり、第2基板12の一面に設けられている。各第2電極14にはそれぞれ引き回し配線が接続されている。4つの引き回し配線は、それぞれ、第2基板12の図中上端側において、第2基板12に設けられた取り出し電極S1、S2、S3、S4のいずれかと接続されている。これらの取り出し電極S1、S2、S3、S4を介して、各第2電極14に電圧を印加することができる。
シール材19は、第1基板11と第2基板12との重なる領域の外縁にほぼ沿って枠状に設けられており、両基板を固定するとともに、両基板間の液晶層17を封止する。本例では、シール材19は、各基板の図中左側および右側では各端部に沿って直線状に設けられ、図中上側では導電材18がある領域において各基板の内側へ蛇行し、それ以外の領域では端部に沿って直線状に設けられている。また、シール材19は、各基板の図中下側では、端部に沿って直線状に設けられ、かつほぼ中央の一部で途切れて開口している。この開口部は、液晶層17を形成する際の注入口であり、図示を省略しているが封止材によって閉じられている。概ね、シール材19に囲まれた内側が有効表示領域に対応し、そのうち、セグメント表示部以外の部分は表示変化を生じない部分である非表示部となる。
除電用電極部30は、外部要因により発生して各基板などに蓄積される静電気を液晶表示装置の外部へ逃がす(除電する)ためのものであり、第1基板11と第2基板12との重なる領域の外縁にほぼ沿って枠状に設けられている。本実施形態では、除電用電極部30は、各基板の図中左側、右側、下側の各端部においては各端部に沿って直線状に設けられており、図中上側においては、各取り出し電極C1等、S1等の設けられた領域を除いた領域において第1基板11の端部に沿って直線状に設けられている。本例では、除電用電極部30は、平面視において部分的にシール材19と重なって配置さており、外側に配置された一端側がシール材19と重ならずにシール材19よりも外側(各基板の端部に近い側)配置され、内側に配置された他端側がシール材19と重なって配置されている。
この除電用電極部30は、第1電極13等と同様にITOなどの透明導電膜を適宜パターニングすることによって構成されており、特有の電極パターンを有している。また、除電用電極部30は、例えば第1基板11の一面に設けてもよいし、第2基板12の一面に設けてもよいし、両基板にそれぞれ設けてもよい。また、除電用電極部30は、その一部(例えば図中の左右部分)が第1基板11の一面に設けられ、他の一部(例えば図中の上下部分)が第2基板12の一面に設けられてもよい。
図3(A)は、除電用電極部の詳細な構成を示す部分拡大図である。この図3(A)は、図2に示すA部に対応する拡大図である。図3(A)に示す除電用電極部30は、第1基板11の一面に設けられており、複数の第1針状電極31と、複数の第2針状電極32と、第1渡り配線33と、第2渡り配線34を有している。ここでは、除電用電極部30は、第1基板11の一面のみに形成されているものとする。
複数の第1針状電極31は、それぞれ一端側に鋭角な部位(先端部)を有しており、第1基板11の左右においては図示のX方向(左右方向)に沿って延在して配置され、第1基板11の上下においては図示のY方向(上下方向)に沿って延在して配置されている。各第1針状電極31は、鋭角な部位を有する一端側がシール材19と重ならない位置において当該鋭角な部位を第1基板11の外側に向けて配置され、他端側がシール材19と重なる位置において第1基板11の内側へ向けて配置されている。
第1渡り配線33は、各第1針状電極31の他端側に配置されて各第1針状電極31と接続されている。この第1渡り配線33は、第1基板11の左右においては図示のY方向(上下方向)に沿って延在して配置され、第1基板11の上下においては図示のX方向(左右方向)に沿って延在して配置されている。本例では、第1渡り配線33は、シール材19と重なって配置されている。この第1渡り配線33を介して相互に接続されることで、各第1針状電極31は、互いに同電位化される。
複数の第2針状電極32は、それぞれ一端側に鋭角な部位(先端部)を有しており、第1基板11の左右においては図示のX方向(左右方向)に沿って延在して配置され、第1基板11の上下においては図示のY方向(上下方向)に沿って延在して配置されている。各第2針状電極32は、鋭角な部位を有する一端側を第1基板11の内側へ向け、他端側が第1基板11の外側へ向けて配置されている。
第2渡り配線34は、各第2針状電極32の他端側に配置されて各第2針状電極32と接続されている。この第2渡り配線34は、第1基板11の左右においては図示のY方向(上下方向)に沿って延在して配置され、第1基板11の上下においては図示のX方向(左右方向)に沿って延在して配置されている。本例では、第2渡り配線34は、シール材19と重ならない位置に配置されている。この第2渡り配線34を介して相互に接続されることで、各第2針状電極32は、互いに同電位化される。
図3(B)は、第1針状電極、第2針状電極などの詳細な構成を示す平面図である。第1針状電極31は、その幅L1が例えば0.1mm程度、長さT1が例えば0.65mm程度に形成されている。また、第1針状電極31と接続される第1渡り配線33の幅L3は、例えば0.1mm程度に形成されている。また、第1針状電極31は、その一端側において、幅(電極幅)がL1よりも狭まった部分である先端部31aを有している。本例では、この先端部31aは、長さの等しい2つの線分によって構成されて先端が尖った形状となっている。先端部31aを構成する2つの線分のそれぞれとY方向とのなす角度は、例えば45°、あるいはその他の角度に設定できる。2つの線分がなす角度は、鋭角であってもよいし鈍角であってもよい。なお、先端部31aは、3つ以上の線分による多角形状であってもよいし、半円状や円弧形状、それらと直線との組み合わせ形状であってもよい。
同様に、第2針状電極32は、その幅L2が例えば0.1mm程度、長さT2が例えば0.13mm程度に形成されている。また、第2針状電極32と接続される第2渡り配線34の幅L4は、例えば0.1mm程度に形成されている。また、第2針状電極32は、その一端側において、幅がL2よりも狭まった部分である先端部32aを有している。本例では、この先端部32aは、長さの等しい2つの線分によって構成されて先端が尖った形状となっており、第1針状電極31の先端部31aと同形状である。先端部32aを構成する2つの線分のそれぞれとY方向とのなす角度は、例えば45°、あるいはその他の角度に設定できる。2つの線分がなす角度は、鋭角であってもよいし鈍角であってもよい。なお、先端部32aは、3つ以上の線分による多角形状であってもよいし、半円状や円弧形状、それらと直線との組み合わせ形状であってもよい。
第1針状電極31と第2針状電極32は、互いの先端部31a、32aの尖った先端がほぼ向かい合うように配置されている。先端部31aと先端部32aとの間隔Dは、例えば0.02mm程度に形成されている。また、第1針状電極31は、X方向(あるいはY方向)に沿って一定の間隔Pで規則的に配置されている。この間隔Pは、例えば第1針状電極31の幅L1と同じ大きさに設定することができる。同様に、第2針状電極32は、X方向(あるいはY方向)に沿って一定の間隔Pで規則的に配置されている。この間隔Pは、例えば第2針状電極32の幅L2と同じ大きさに設定することができる。なお、各第1針状電極31や各第2針状電極32の配置間隔は不規則であってもよい。
以上のような第1実施形態によれば、静電気に起因する不具合の解消に要する時間を更に低減することが可能となる。
(第2実施形態)
第2実施形態の液晶表示装置は、除電用電極部30が第1基板11と第2基板12の双方に設けられている点が第1実施形態の液晶表示装置と異なり、それ以外は第1実施形態と共通の構成を有する。以下では、除電用電極部30の構成について詳細に説明し、それ以外については説明を省略する。
図4(A)は、第2実施形態における除電用電極部の詳細な構成を示す部分拡大図である。図4(A)に示す除電用電極部30は、第1基板11の一面に設けられた複数の第1針状電極31、複数の第2針状電極32、第1渡り配線33および第2渡り配線34と、第2電極12の一面に設けられた複数の第1針状電極41、複数の第2針状電極42、第1渡り配線43および第2渡り配線44を有している。複数の第1針状電極31、複数の第2針状電極32、第1渡り配線33および第2渡り配線34のそれぞれの詳細な構成は第1実施形態と同様である。また、複数の第1針状電極41、複数の第2針状電極42、第1渡り配線43および第2渡り配線44のそれぞれの詳細な構成は、複数の第1針状電極31、複数の第2針状電極32、第1渡り配線33および第2渡り配線34と同様である。
図4(B)は、第1針状電極、第2針状電極などの詳細な構成を示す平面図である。第1基板11に設けられた各第1針状電極31と各第2針状電極32は、それぞれX方向(あるいはY方向)に沿って一定の間隔Pで規則的に配置されている。同様に、第2基板12に設けられた各第1針状電極41と各第2針状電極42は、それぞれX方向(あるいはY方向)に沿って一定の間隔Pで規則的に配置されている。そして、各第1針状電極31と各第1針状電極41は、互いに半ピッチ(P/2)だけずらして設けられており、図示のように平面視において互い違いに配置されている。同様に、各第2針状電極32と各第2針状電極42は、互いに半ピッチ(P/2)だけずらして設けられており、図示のように平面視において互い違いに配置されている。このようにすることで、平面視における単位面積当たりの針状電極の個数を増加させて除電効果をより高めることができる。
また、図示の例では、各第1針状電極31に接続されている第1渡り配線33と各第1針状電極41に接続されている第1渡り配線43は、平面視において重ねて配置されている。同様に、各第2針状電極32に接続されている第2渡り配線34と各第2針状電極42に接続されている第2渡り配線44は、平面視において重ねて配置されている。
以上のような第2実施形態によっても、静電気に起因する不具合の解消に要する時間を更に低減することが可能となる。特に、平面視における単位面積当たりの針状電極の個数を増加させることで除電効果をより高めることができる。
なお、各第1針状電極31と各第1針状電極41との配置のずれ量は半ピッチ(P/2)でなくてもよい。同様に、各第2針状電極32と各第2針状電極42との配置のずれ量は半ピッチ(P/2)でなくてもよい。また、第1渡り配線33と第1渡り配線43は、平面視において互いの一部だけ重ねて配置されていてもよいし、重ならずに配置されていてもよい。同様に、第2渡り配線34と第2渡り配線44は、平面視において互いの一部だけ重ねて配置されていてもよいし、重ならずに配置されていてもよい。さらに、例えば、第1基板11、第2基板12の各左右に設けられる除電用電極部30については第2実施形態の構成とし、各基板の下側に設けられる除電用電極部30については第1実施形態の構成とするなど、除電用電極部30の構造については複合的な組み合わせとしてもよい。
(第3実施形態)
第3実施形態の液晶表示装置は、第1実施形態の液晶表示装置に対して、除電用電極部30と対向する位置に同電位電極がさらに設けられた点が異なり、それ以外は第1実施形態と共通の構成を有する。以下では、同電位電極の構成について詳細に説明し、それ以外については説明を省略する。
図5(A)は、第3実施形態の同電位電極の詳細な構成を示す部分拡大図である。なお、除電用電極部30の構成については第1実施形態と同様であるので、同符号を用いて詳細な説明を省略する。同電位電極50は、第2基板12の一面に形成されており、シール材19の外側において枠状に形成されている。この同電位電極50は、ITOなどの透明導電膜を適宜パターニングすることによって構成されている。この同電位電極50は、図示のように、少なくとも各第1針状電極31と各第2針状電極32のそれぞれの先端部と平面視において重なる位置に設けられていることが好ましい。
図5(B)は、同電位電極、第1針状電極および第2針状電極の位置関係を模式的に示した断面図である。図示のように、第1針状電極31と第2針状電極32の間隔(相互間距離)Dは、両電極間が短絡しないようにするためには、透明導電膜のパターニング精度を考慮すると、例えば0.01mm以上とすることが好ましい。これに対して、第1針状電極31と同電位電極50との相互間、あるいは第2針状電極32と同電位電極50との相互間の間隔tは、第1基板11と第2基板12の相互間距離に対応して決まるものであり、多くの場合、数μm程度である。すなわち、第1針状電極31の先端部31aと第2針状電極32の先端部32aとの間隔Dよりも第1針状電極31と同電位電極50との相互間(あるいは第2針状電極32と同電位電極50との相互間)の間隔tのほうが小さくなる。このため、第1針状電極31や第2針状電極32から同電位電極50へ向けて静電気が放出される確率が高くなり、除電(放電)の効果がより高まる。
以上のような第3実施形態によっても、静電気に起因する不具合の解消に要する時間を更に低減することが可能となる。特に、同電位電極を備えることで除電効果をより高めることができる。
なお、上記した説明では除電用電極部30が第1基板11に設けられ、同電位電極50が第2基板12に設けられていたが、逆であってもよい。すなわち、除電用電極部30が第2基板12に設けられ、同電位電極50が第1基板11に設けられていてもよい。
(第4実施形態)
第4実施形態の液晶表示装置は、第1〜第3実施形態のいずれかの液晶表示装置において、取り出し電極の近くに別のパターンの除電用電極部が設けられた点が異なり、それ以外は第1実施形態等と共通の構成を有する。以下では、除電用電極部の構成について詳細に説明し、それ以外については説明を省略する。
図6(A)は、第4実施形態の除電用電極部の詳細な構成を示す部分拡大図である。なお、新たなパターンの除電用電極部以外の構成については第1実施形態等と同様であるので、同符号を用いて詳細な説明を省略する。除電用電極部130は、第1基板11(または第2基板12)の一面に形成されており、平面視において、各取り出し電極S1、S2、S3、S4のいずれか2つの間に配置されている。各除電用電極部130は、少なくとも一部がシール材19と重なって配置されている。同様に、除電用電極部230は、第1基板11(または第2基板12)の一面に形成されており、平面視において、各取り出し電極C1、C2、C3、C4のいずれか2つの間、および取り出し電極S4と取り出し電極C1の間に配置されている。各除電用電極部230は、導電材18とは重ならないようにしてこの導電材18よりも外側(第1基板11の端部に近い側)に配置されている。これらの除電用電極部130、230は、ITOなどの透明導電膜を適宜パターニングすることによって構成されている。
図6(B)は、除電用電極部130の1つを拡大して示した図である。除電用電極部130は、2つの第1針状電極131と、2つの第2針状電極132と、第1渡り配線133と、第2渡り配線134を有している。各第1針状電極131は、一端側に先端部131aを有しており、各第2針状電極132は、一端側に先端部132aを有しており、各先端部131aと先端部132aとが平面視において対向するようにして対をなして配置されている。各第1針状電極131、各第2針状電極132、第1渡り配線133、第2渡り配線134の詳細な構成については第1実施形態において説明した除電用電極部30の各第1針状電極31等と同様であり(図3(B)参照)、ここでは説明を省略する。
図6(C)は、除電用電極部230の1つを拡大して示した図である。除電用電極部230は、2つの第1針状電極231と、2つの第2針状電極232と、第1渡り配線233と、第2渡り配線234を有している。各第1針状電極231は、一端側に先端部231aを有しており、各第2針状電極232は、一端側に先端部232aを有しており、各先端部231aと先端部232aとが平面視において対向するようにして対をなして配置されている。各第1針状電極231、各第2針状電極132、第1渡り配線133、第2渡り配線134の詳細な構成については第1実施形態において説明した除電用電極部30の各第1針状電極31等と同様であり(図3(B)参照)、ここでは説明を省略する。本実施形態では、各第1針状電極231は、各第1針状電極131よりも長さが短く、各第2針状電極232は、各第2針状電極132よりも長さが短く形成されている。
以上のような第4実施形態によっても、静電気に起因する不具合の解消に要する時間を更に低減することが可能となる。特に、取り出し電極の近傍にも除電用電極部を備えることで除電効果をより高めることができる。
なお、各除電用電極部130の有する第1針状電極131、第2針状電極132の数は上記した2個ずつに限られず、1個ずつでもよいし、3個以上ずつであってもよい。
(第5実施形態)
第5実施形態の液晶表示装置は、第1実施形態の液晶表示装置において、各第1電極に接続された引き回し配線の端部、具体的には導電材と重なる部分の近くにも別のパターンの除電用電極部が設けられた点が異なり、それ以外は第1実施形態と共通の構成を有する。以下では、除電用電極部の構成について詳細に説明し、それ以外については説明を省略する。
図7は、第5実施形態の除電用電極部の詳細な構成を示す部分拡大図である。なお、別のパターンの除電用電極部以外の構成については第1実施形態と同様であるので、同符号を用いて詳細な説明を省略する。除電用電極部330は、第1基板11の一面に形成されている。この除電用電極部330は、ITOなどの透明導電膜を適宜パターニングすることによって構成されている。この除電用電極部330は、除電用電極部30と同様に複数の第1針状電極331および複数の第2針状電極332を有しており、各第1針状電極331の長さが除電用電極部30のものよりも短い。そして、各第1針状電極331は、引き回し配線C11、C12、C13、C14のいずれかの端部、具体的には導電材18と重なる部分の近くに接続されている。また、除電用電極部330は、各第2針状電極332の間を繋ぐ第2渡り配線を介して除電用電極部30と接続されている。
以上のような第5実施形態によっても、静電気に起因する不具合の解消に要する時間を更に低減することが可能となる。特に、導電材と重なる部分の近くにも除電用電極部を備えることで除電効果をより高めることができる。
(第6実施形態)
第6実施形態の液晶表示装置は、第1実施形態の液晶表示装置の除電用電極部における各第2針状電極の形状が変更されている点が異なり、それ以外は第1実施形態と共通の構成を有する。以下では、除電用電極部の構成について詳細に説明し、それ以外については説明を省略する。
図8は、第6実施形態の除電用電極部における第1針状電極、第2針状電極などの詳細な構成を示す平面図である。なお、第2針状電極以外の構成については第1実施形態と同様であるので、同符号を用いて詳細な説明を省略する。本実施形態の各第2針状電極32は、第1基板11の一面に設けられており、各々の一端側が第1基板11の端部まで延びている。そして、第2渡り配線34は、各第2針状電極32の端部ではなく中間部分において各第2針状電極32と接続されている。
以上のような第6実施形態によっても、静電気に起因する不具合の解消に要する時間を更に低減することが可能となる。特に、各々の一端側が第1基板の端部まで延びている各第2針状電極を備えることで除電効果をより高めることができる。
(実施例)
次に、本発明を適用した液晶表示装置の実施例について説明する。ここでは、上記した第1実施形態で示した構成の除電用電極部を第1基板または第2基板に備える液晶表示装置の実施例について説明する。
第1基板および第2基板として、一面にITOからなる導電膜が形成された一対の青板ガラス基板(厚さ0.7mm)を用意する。各ガラス基板の導電膜を所望の表示図柄に対応するパターンにするために、フォトリソグラフィーおよびエッチング処理によりパターニングを行う。このとき、除電用電極部も同時に形成される。
次に、各基板の一面(電極面)の少なくとも有効表示部を覆うようにしてSiO等からなる絶縁膜を所望の面内パターン形状に形成する。次に、垂直配向膜を絶縁膜と同様に有効表示部内が少なくとも含まれるように塗布し、180℃〜220℃で焼成する。
次に、垂直配向膜を布厚2.8mm〜3.2mm程度の綿製ラビング布で一方向へラビング処理する。ラビング条件としては、完成後の液晶表示装置におけるプレティルト角が88.5°〜89.9°となるようにする。
一方の基板(例えば第1基板)の配向膜が形成された面に対し、少なくとも有効表示部より大きな領域を囲むように枠状にシール材を印刷する。シール材には径4.2μmのガラスファイバースペーサーおよび両基板面の導通を確保するための径4.5μmの金コーティングされたプラスティックボールがそれぞれ1.5wt%ずつ添加されている。
他方の基板(例えば第2基板)には、径4.0μmのプラスティックボールスペーサーを乾式散布法により、100個/mmの密度で散布する。
第1基板、第2基板を、各々の配向膜の形成面が対向するように位置合わせして重ね合わせ、両基板をプレスした状態で150℃の条件で焼成する。焼成時間については、シール材が硬化するのに必要十分な時間とする。
次に、貼り合わせた第1基板と第2基板の間に、誘電率異方性が負の液晶材料を真空注入法にて注入し、紫外線硬化樹脂で注入口を封止後、120℃、1時間の熱処理を行う。
貼り合わせた両基板の基板面を中性洗剤で洗浄後、各基板の表面に所望の視角補償板、偏光板を上記で示した積層順番で貼り合わせる。
一方の基板(第2基板)側において他方の基板(第1基板)より外形が外側へ突出している部分には取り出し電極が配置されているので、それらの部分に対してリードフレーム、異方導電性フィルムを介したフレキシブルフィルム、ドライバICをボンディングする。
最後に、取り出し電極に外部駆動回路を接続し、裏側の偏光板下に反射板またはバックライトを設けることにより、液晶表示装置が完成する。
完成した液晶表示装置について、静電気印加後の異常点灯が解消するまでに要する時間を測定した。ここでは、液晶表示装置の表面の中央1か所に対し静電気発生装置により±15kV、±20kVの静電気を印加した後の異常点灯が完全に消灯するまでの時間を測定した。評価に用いたのは、第1実施形態で示した構成の除電用電極部を第1基板に設けた実施例(以下「実施例1」という。)、第2基板に設けた実施例(以下「実施例2」という。)である。また、比較例として、除電用電極部が設けられていない点以外は実施例1(または実施例2)と同様の構造を有する液晶表示装置(以下「比較例1」という。)、第1実施形態にて示した除電用電極部のうち各第1針状電極の部分だけを第1基板に備えた比較例(以下「比較例2」という。)、各第1針状電極の部分だけを第2基板に備えた比較例(以下「比較例3」という。)についても併せて評価した。
図9は、静電気印加後の異常点灯が解消するまでに要する時間の測定結果を示す図である。比較例2、3は、比較例1に比べ、−15kVの場合以外にはすべて消灯時間が短縮され、静電気除電効果が得られることが分かる。比較例2と比較例3とを比べると、静電気印加電圧が低い±15kVにおいては、比較例2のほうが消灯時間が短くなる傾向にあるが、±20kVでは同等もしくは比較例3の方が消灯時間は短いことが分かった。
実施例1と比較例1とを比較すると−20kV条件以外はすべて大幅に消灯時間が減少することが分かった。実施例2と比較例1を比較するとすべての静電気印加条件で消灯時間が大幅に減少していることが分かった。比較例2,3との比較では、実施例1は+15kVと+20kVで消灯時間が短くなっていることが分かり、実施例2は+15kVを除きすべて消灯時間が短くなっていることが分かった。
以上の評価結果より、実施例1、2の液晶表示装置は、比較例1〜3に比べて消灯時間が短くなる静電気印加条件が必ず存在することから明らかに静電気を早急に除電できる効果があるものと考えられる。なお、説明を省略するが、第2〜第6実施形態を適用した実施例の液晶表示装置においても同様に消灯時間が減少できる効果が得られた。
なお、本発明は上記した実施形態等の内容に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内において種々に変形して実施をすることが可能である。例えば、上記した各実施形態では導電材をシール材とは別に設けたが、シール材によって導電材の機能を兼用してもよい。その場合には、シール材に導電性粒子を混入させておけばよい。また、上記した各実施形態では、各第1針状電極はシール材と重なる部分から延びていたが、シール材の内側(液晶層の存在する部分)から延びるようにしてもよい。
また、上記した実施形態等では本発明を画像表示用途の液晶装置である液晶表示装置に適用した場合について例示していたが、本発明の適用範囲はこれに限定されず、画像表示用途以外の液晶装置についても適用することが可能である。
11:第1基板
12:第2基板
13:第1電極
14:第2電極
15:第1配向膜
16:第2配向膜
17:液晶層
18:導電材
19:シール材
21:第1偏光板
22:第2偏光板
30:除電用電極部
31:第1針状電極
31a:先端部
32:第2針状電極
32a:先端部
33:第1渡り配線
34:第2渡り配線
C1、C2、C3、C4:取り出し電極
S1、S2、S3、S4:取り出し電極

Claims (4)

  1. 対向配置される第1基板及び第2基板と、
    前記第1基板と前記第2基板の間に設けられる液晶層と、
    平面視で前記第1基板と前記第2基板との重なる領域において前記液晶層を囲んで設けられるシール材と、
    前記第1基板又は前記第2基板の一面において、平面視で前記領域の外縁の少なくとも一部に沿って設けられ、少なくとも一部が前記シール材と重ならずに当該シール材よりも外側に配置された除電用電極部と、
    前記第1基板と前記第2基板のうち前記除電用電極部が設けられない基板の一面において、平面視で前記シール材の外側に設けられた電極と、
    を含み、
    前記除電用電極部は、各々が1つの第1針状電極と1つの第2針状電極を有する複数の電極対と、当該各第1針状電極の間を接続する第1渡り配線と、当該各第2針状電極の間を接続する第2渡り配線とを有しており、
    前記複数の電極対は、平面視で前記領域の前記外縁の少なくとも一部に沿って配列されており、
    前記複数の電極対の各々は、平面視で、前記第1針状電極の一部が前記シール材と重なって配置され、前記第1針状電極と前記第2針状電極との間に隙間を設けて配置されており、かつ当該隙間が前記シール材と重ならないように配置されており、
    各前記第1針状電極と各前記第2針状電極は、平面視で一端側において電極幅が相対的に狭まった先端部を有し、当該先端部同士の間に前記隙間を設けて配置されており、
    前記電極は、前記複数の電極対の各々の前記第1針状電極と前記第2針状電極の各前記先端部と重なるように配置されている
    液晶装置。
  2. 各前記第1針状電極の前記先端部と各前記第2針状電極の前記先端部との間隔よりも、各前記第1針状電極と前記対向電極との間隔及び/又は各前記第2針状電極と前記電極との間隔のほうが小さい、
    請求項1に記載の液晶装置。
  3. 各前記第1針状電極の前記先端部と各前記第2針状電極の前記先端部との前記間隔が0.01mm以上である、
    請求項2に記載の液晶装置。
  4. 前記領域が矩形状領域であり、
    前記除電用電極部は、前記矩形状領域の前記外縁の少なくとも3つの辺に沿って設けられている、
    請求項1〜3の何れか1項に記載の液晶装置。
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