JP6826867B2 - 積層ラベル及び積層ラベルの製造方法 - Google Patents

積層ラベル及び積層ラベルの製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6826867B2
JP6826867B2 JP2016220117A JP2016220117A JP6826867B2 JP 6826867 B2 JP6826867 B2 JP 6826867B2 JP 2016220117 A JP2016220117 A JP 2016220117A JP 2016220117 A JP2016220117 A JP 2016220117A JP 6826867 B2 JP6826867 B2 JP 6826867B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
layer
laminated
delivery
film layer
slip
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016220117A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2018077406A (ja
Inventor
信行 齋藤
信行 齋藤
香 江▲崎▼
香 江▲崎▼
恵 飯島
恵 飯島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toppan Forms Co Ltd
Original Assignee
Toppan Forms Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toppan Forms Co Ltd filed Critical Toppan Forms Co Ltd
Priority to JP2016220117A priority Critical patent/JP6826867B2/ja
Publication of JP2018077406A publication Critical patent/JP2018077406A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6826867B2 publication Critical patent/JP6826867B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Making Paper Articles (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Description

本発明は、フィルム層を用いた積層ラベル及び積層ラベルの製造方法に関する。
従来、配送物を配送する場合、配送物の配送元及び配送先の住所や氏名あるいは名称等の配送情報が記入された配送ラベルが用いられ、配送情報が記入された配送ラベルが配送物に貼付され、配送ラベルに記入された配送情報に従って配送物が配送先に配送されている。このような配送ラベルにおいては、配送物が配送先に配送された後に配送業者が持ち帰る配達票が分離可能に構成されたものが用いられている。この配送ラベルを用いた場合、配送物が配送先に配送されると、配達票に受領印が押下され、配達票が配送物から剥離されて配送業者によって持ち帰られることにより、配送物が配送先に配送されたことが管理される。
上述したように配送物から剥離できるラベルとしては、例えば、表面シートの裏面に剥離層を介して樹脂層を積層するとともに、この樹脂層の裏面に接着層を積層し、この接着層によって被着体に貼付する積層ラベルが考えられている(例えば、特許文献1参照)。このような積層ラベルを配送ラベルとして用いた場合、表面シートが剥離層を介して樹脂層に接着されているため、被着体となる配送物に貼付された後に、配送情報が記入または印字された表面シートを樹脂層から剥離することによって配送物から剥離することができる。そして、配送物に貼付されたまま残存する部分が樹脂層であることで、表面シートを配送物から分離した後に配送物の外観が悪くなることが回避されることになる。
特開2001−202022号公報
ところで、上述したようなラベルの樹脂層の代わりに紙からなるシートを用い、このシートに表面シートを剥離可能に擬似接着した構成とした場合は、紙からなるシートの表面シートとの接着面に情報を印刷しておけば、配送物に貼付された後に表面シートが剥離された際、印刷された情報が視認可能となり、配送物の配送先に新たな情報を通知することができるようになる。
しかしながら、特許文献1に記載されたものは、樹脂層が、表面シートを配送物から剥離可能とするためだけに用いられているため、表面シートが配送物から剥離された後に、配送物の配送先に新たな情報を通知することができるものではない。
本発明は、上述したような従来の技術が有する問題点に鑑みてなされたものであって、表面シートを被着体から剥離した後に被着体の外観を悪くさせることなく、新たな情報を通知することができる、積層ラベル及び製造ラベルの製造方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、
表面シートと、
前記表面シートの一方の面に積層された剥離層と、
前記剥離層の前記表面シートとの積層面とは反対側の面に積層されたフィルム層と、
前記フィルム層の前記剥離層との積層面とは反対側の面に積層された粘着層とを有し、
前記剥離層は、前記表面シートの一方の面の全面に積層された第1の剥離手段層と、前記第1の剥離手段層の前記表面シートとの積層面とは反対側の面にパターン塗布により積層された第2の剥離手段層とを有し、
前記フィルム層は、前記粘着層との積層面に情報が表示されている。
上記のように構成された本発明においては、表面シートの一方の面に剥離層を積層し、次に、剥離層の表面シートとの積層面とは反対側の面にフィルム層を積層し、次に、フィルム層の剥離層との積層面とは反対側の面に情報を印刷し、その後、フィルム層の情報が印刷された面に粘着層を積層することにより、フィルム層の粘着層との積層面に情報が表示されたものとなる。それにより、粘着層によって被着体に貼付された後に表面シートがフィルム層から剥離されることで被着体から剥離されると、フィルム層に表示された情報が視認可能となり、新たな情報が通知されることになる。その際、表面シートが被着物から剥離して被着体に貼付されたままとなる部分がフィルム層となるため、被着体の外観が悪くなることがない。また、表面シートが被着体から剥離されて情報が視認可能となった状態においても、情報がフィルム層に覆われているため、情報が摩耗等から保護される。
また、表面シートの剥離層との積層面、または剥離層のフィルム層との積層面に情報が表示されていれば、表面シートがフィルム層から剥離されることで被着物から剥離された際、表面シートの剥離層との積層面、または剥離層のフィルム層との積層面に表示された情報が視認可能となり、新たな情報が通知されることになる。
本発明によれば、粘着層によって被着体に貼付された後に表面シートが剥離された場合、情報が表示されたフィルム層が被着体に貼付された状態となるため、表面シートを被着体から剥離した後に被着体の外観を悪くさせることなく、新たな情報を通知することができる。また、表面シートが被着体から剥離されて情報が視認可能となった状態においても、情報がフィルム層に覆われているため、情報を摩耗等から保護することができる。
また、表面シートの剥離層との積層面、または剥離層のフィルム層との積層面に情報が表示されているものにおいては、表面シートがフィルム層から剥離されることで被着物から剥離された際、表面シートの剥離層との積層面、または剥離層のフィルム層との積層面に表示された情報が視認可能となり、これによっても新たな情報を通知することができる。
本発明の積層ラベルの実施の一形態を示す図であり(a)は表面図、(b)は(a)に示したA−A’断面図である。 図1に示した配送ラベルの内部の構成を示す図であり、(a)は伝票用紙の裏面の構成を示す図、(b)はフィルム層の裏面の構成を示す図である。 図1及び図2に示した配送ラベルが製造されていく様子を示す配送ラベル1の断面図である。 図1及び図2に示した配送ラベルが被着体となる配送物に貼付されるまでの使用方法を説明するための図である。 図1及び図2に示した配送ラベルが配送物に貼付された後に配達票を剥離した際の作用を説明するための図である。 図1及び図2に示した配送ラベルが配送物に貼付された後に貼付票を剥離した際の作用を説明するための図である。
以下に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の積層ラベルの実施の一形態を示す図であり(a)は表面図、(b)は(a)に示したA−A’断面図である。図2は、図1に示した配送ラベル1の内部の構成を示す図であり、(a)は伝票用紙10の裏面の構成を示す図、(b)はフィルム層30の裏面の構成を示す図である。
本形態における積層ラベルは図1に示すように、表面シートとなる伝票用紙10と、剥離層となるシリコン層50a及びニス層50bと、フィルム層30とがこの順で積層され、さらに、フィルム層30のニス層50bとの積層面とは反対側の面に粘着層40が積層され、この粘着層40によって剥離紙20が剥離可能に接着されて構成されている。
伝票用紙10は、長方形の感熱紙や上質紙からなり、配達票11と貼付票12とがスリット13を介して切り離し可能に連接して構成されている。伝票用紙10の表面には、この配送ラベル1が貼付されて配送される配送物の配送先の住所や氏名あるいは名称、品名等の配送情報が印字あるいは記入される配送情報表示領域11a,12aが配達票11及び貼付票12となる領域にそれぞれ設けられており、配達票11となる領域の表面には、さらに、配送物の配送先にて受領印が押下される押印領域11bが設けられている。なお、配達票11と貼付票12とを切り離し可能とする切り離し線としては、スリット13に限らず、ミシン目や、特定の形状の切り込みが一方向に配列してなる、いわゆるジッパー等であってもよい。
伝票用紙10の裏面には、図2(a)に示すように、貼付票12となる領域に通知情報14が印刷によって表示されている。そして、伝票用紙10の通知情報14が印刷された面側にて配達票11となる領域と貼付票12となる領域とに渡ってその全面に、シリコンが、例えば1〜10μmの厚さで塗布されることでシリコン層50aが積層されている。このシリコン層50aとしては、例えば、2アクリル酸ヘキサメチレンが10%、シリコンが5〜10%、感光性樹脂が1〜20%、感光性モノマーが40〜70%、光開始剤が1〜10%、その他添加剤が5%未満それぞれ含有されてなる紫外線硬化型インキを用いることができ、その一例としては、株式会社T&K TOKA製のベストキュアーUVコートニス/フレキソニスシリーズを用いることが考えられる。なお、伝票用紙10の配達票11の裏面にも印刷を施してもよい。
ニス層50bは、シリコン層50aの伝票用紙10との積層面とは反対側の面に、ニスが、例えば1〜5μmの厚さでパターン塗布されることで積層されている。このニス層50bとしては、例えば、固形パラフィンが1〜5%、シリカが0.1〜5%、感光性樹脂が1〜20%、感光性モノマーが30〜70%、光開始剤が5〜15%、その他添加剤が5%未満それぞれ含有されてなる紫外線硬化型インキを用いることができ、その一例としては、株式会社T&K TOKA製のUVハクリOPニスシリーズを用いることが考えられる。なお、ニス層50bを構成するニスのパターン塗布としては、ドット状やストライプ状、格子状等、任意のパターンを用いたものが考えられるが、配達票11や貼付票12をフィルム層30から剥離する際の剥離開始端においては、その全面にニスを塗布しておくことが好ましい。
フィルム層30は、透明性を有するオレフィン系樹脂等からなり、上述したようにシリコン層50a及びニス層50bが積層された伝票用紙10の裏面の全面に積層され、シリコン層50a及びニス層50bによって伝票用紙10と剥離可能に接着されている。このフィルム層30としては、その厚さが、坪量にて25±5g程度のものが考えられ、例えば、株式会社MORESCO製のモレスコメルトEP−80を用いることが考えられる。
フィルム層30の裏面には、図2(b)に示すように、配達票11に対向する領域と貼付票12に対向する領域とに、通知情報31,32がそれぞれ印刷によって表示されている。通知情報31,32は、例えばフレキソ印刷によって印刷され、後述するように、印刷された面とは反対側の面から視認されることになるため、鏡面印刷されている。そして、フィルム層30の通知情報31,32が印刷された面の全面に、粘着剤が、例えば5〜20μmの厚さで塗布されることで粘着層40が積層されている。この粘着層40としては、例えば、株式会社MORESCO製のモレスコメルトTN−567Zを用いることが考えられる。
そして、フィルム層30の裏面に粘着層40によって剥離紙20が剥離可能に接着されている。剥離紙20は、例えば、グラシン紙の表面にシリコンが塗布されたものが考えられ、シリコンが塗布された面にフィルム層30が剥離可能に接着されることになる。
以下に、上述した配送ラベル1の製造方法について説明する。
図3は、図1及び図2に示した配送ラベル1が製造されていく様子を示す配送ラベル1の断面図である。
図1及び図2に示した配送ラベル1を製造する場合はまず、ウェブ状となった伝票用紙10がロールから引き出され、伝票用紙10の表面に、配送情報表示領域11a,12a及び押印領域11bを構成する枠等のプレ印刷が施され、また、伝票用紙10の裏面のうち貼付票12となる領域に、通知情報14が印刷される。
次に、伝票用紙10の裏面の全面に、上述したような材料からなるシリコンが塗布されることによってシリコン層50aが積層される(図3(a))。
次に、伝票用紙10のシリコン層50aが積層された裏面に、上述したような材料からなるニスがパターン塗布されることによってニス層50bが積層される(図3(b))。
次に、伝票用紙10のシリコン層50a及びニス層50bが積層された面の全面に、上述したような材料からなる樹脂が塗布されることにより、フィルム層30が形成、積層される(図3(c))。
そして、フィルム層30が固化した後、フィルム層30のニス層50bとの積層面とは反対側の面において、配達票11に対向する領域と貼付票12に対向する領域とに、フレキソ印刷によって通知情報31,32がそれぞれ鏡面印刷される(図3(d))。なお、通知情報31,32は、フレキソ印刷によらず、グラビア印刷や、樹脂凸形態を含むオフセット印刷、あるいはシルクスクリーン印刷等、他の印刷方式によって印刷することもできる。
次に、フィルム層30の通知情報31,32が印刷された面の全面に、粘着剤が塗布されることにより、粘着層40が積層される(図3(e))。
その後、フィルム層30に粘着層40を介して剥離紙20が剥離可能に接着される。また、伝票用紙10の配達票11と貼付票12との境界部分にスリット13が入れられる(図3(f))。
このようにして、伝票用紙10の裏面に、シリコン層50a、ニス層50b、フィルム層30及び粘着層40が積層され、粘着層40を介して剥離紙20が接着されてなるウェブ状の配送ラベル1が製造され、配送ラベルロールとして巻き取られて保管され、その後、配送ラベル1の使用時に単片状の配送ラベル1に断裁されることになる。
以下に、上述した配送ラベル1の使用方法及びその際の作用について説明する。
図4は、図1及び図2に示した配送ラベル1が被着体となる配送物に貼付されるまでの使用方法を説明するための図である。
上述した配送ラベル1は、図4(a)に示すように、配送情報表示領域11a,12aのそれぞれに、配送物の配送先の住所や氏名あるいは名称、品名等の配送情報11c,12cが印字または記入された後、被着体となる配送物に貼付するために剥離紙20が剥離される。
剥離紙20が剥離されると、フィルム層30に積層された粘着層40が表出し、図4(b)に示すように、表出した粘着層40によって配送ラベル1が配送物2に貼付される。配送ラベル1が貼付された配送物2は、配送情報表示領域11a,12aに印字または記入された配送情報11c,12cに従って配送先に配送されていく。この状態では、フィルム層30上にシリコン層50a及びニス層50bを介して伝票用紙10が積層されているため、フィルム層30に印刷された通知情報31,32は視認不可能となっている。また、伝票用紙10の貼付票12となる領域の裏面に印刷された通知情報14も、貼付票12が剥離されていないことから、視認不可能となっている。
図5は、図1及び図2に示した配送ラベル1が配送物に貼付された後に配達票11を剥離した際の作用を説明するための図である。
図1及び図2に示した配送ラベル1が貼付された配送物2が配送先に配送され、図5(a)に示すように、配達票11に設けられた押印領域11bに受領印11dが押下された後、配達票11がフィルム層30から剥離されていく。配達票11はその裏面に積層されたシリコン層50a及びニス層50bによってフィルム層30から剥離可能となっているため、ニス層50bとフィルム層30との界面にて配達票11をフィルム層30から剥離することができ、また、配達票11がスリット13によって貼付票12から分離可能となっているため、配達票11を貼付票12から分離することができる。それにより、配達票11のみをフィルム層30から剥離することで配送ラベル1から分離して配送物2から剥離することができる。
このようにして配達票11がフィルム層30から剥離され、図5(b)に示すように、配送物2から配達票11が剥離されると、配達票11が剥離された領域にてフィルム層30が表出するが、フィルム層30の配達票11に対向する領域には通知情報31が印刷されているため、この通知情報31が視認可能となる。なお、通知情報31は、フィルム層30のシリコン層50a及びニス層50bを介した伝票用紙10との積層面とは反対側の面に印刷されているものの、フィルム層30が透明性を有する材料からなるものであり、かつ、通知情報31が鏡面印刷されているものであることから、フィルム層30を介してその内容を認識することができ、配送物2の配送先に通知情報31を通知することができる。その際、配達票11が剥離された領域にはフィルム層30が配送物2に貼付された状態で残存することになるが、フィルム層30が透明性を有する材料からなるものであれば視認しにくくなり、それにより、配送物2の外観が悪くなることはない。また、通知情報31が、フィルム層30のシリコン層50a及びニス層50bを介した伝票用紙10との積層面とは反対側の面に印刷されているため、配達票11がフィルム層30から剥離されてフィルム層30が表出した状態においても、通知情報31自体は表出しておらずにフィルム層30によって覆われているため、通知情報31が摩耗等から保護されることとなる。
図6は、図1及び図2に示した配送ラベル1が配送物に貼付された後に貼付票12を剥離した際の作用を説明するための図である。
上述したように配達票11がフィルム層30から剥離された後、貼付票12の配送情報表示領域12aに印字または記入された配送情報12cの漏えいを回避する場合、図6(a)に示すように、貼付票12がフィルム層30から剥離されていく。貼付票12は、その裏面に積層されたシリコン層50a及びニス層50bによってフィルム層30から剥離可能となっているため、ニス層50bとフィルム層30との界面にてフィルム層30から剥離することができ、配達票11と同様に配送物2から剥離することができる。
このようにして貼付票12がフィルム層30から剥離され、図6(b)に示すように、配送物2から貼付票12が剥離されると、貼付票12が剥離された領域においてもフィルム層30が表出するが、フィルム層30の貼付票12に対向する領域には通知情報32が印刷されているため、この通知情報32が視認可能となる。なお、通知情報32は、フィルム層30のシリコン層50a及びニス層50を介した伝票用紙10との積層面とは反対側の面に印刷されているものの、フィルム層30が透明性を有する材料からなるものであり、かつ、鏡面印刷されているものであることから、フィルム層30を介してその内容を認識することができ、配送物2の配送先に通知情報32を通知することができる。その際、貼付票12が剥離された領域にはフィルム層30が配送物2に貼付された状態で残存することになるが、フィルム層30が透明性を有する材料からなるものであれば視認しにくくなり、それにより、配送物2の外観が悪くなることはない。また、通知情報32が、フィルム層30のシリコン層50a及びニス層50を介した伝票用紙10との積層面とは反対側の面に印刷されているため、貼付票12がフィルム層30から剥離されてフィルム層30が表出した状態においても、通知情報32自体は表出しておらずフィルム層30によって覆われているため、通知情報31が摩耗等から保護されることとなる。
また、伝票用紙10の貼付票12となる領域の裏面には、通知情報14が印刷されているため、貼付票12がフィルム層30から剥離されると、図6(c)に示すように、貼付票12の裏面に印刷された通知情報14が、シリコン層50a及びニス層50bを介して視認可能となる。これにより、配送物2の配送先に通知情報14を通知することができる。
なお、本形態においては、通知情報14が伝票用紙10の貼付票12となる領域の裏面、すなわち伝票用紙10のシリコン層50aとの積層面に印刷されているが、シリコン層50aとニス層50bとの積層面や、ニス層50bのフィルム層30との積層面に印刷してもよい。
また、本形態においては、伝票用紙10の裏面にシリコン層50a及びニス層50bが積層され、このシリコン層50aとニス層50bとから、伝票用紙10とフィルム層30とを剥離可能に接着するための剥離層が構成されているが、伝票用紙10の裏面にシリコン層50aのみを積層し、シリコン層50a上にフィルム層30を積層する構成とし、伝票用紙10とフィルム層30とを剥離可能に接着するための剥離層をシリコン層50aのみから構成してもよい。
1 配送ラベル
2 配送物
10 伝票用紙
11 配達票
11a,12a 配送情報表示領域
11b 押印領域
11c,12c 配送情報
11d 受領印
12 貼付票
13 スリット
14,31,32 通知情報
20 剥離紙
30 フィルム層
40 粘着層
50a シリコン層
50b ニス層

Claims (3)

  1. 表面シートと、
    前記表面シートの一方の面に積層された剥離層と、
    前記剥離層の前記表面シートとの積層面とは反対側の面に積層されたフィルム層と、
    前記フィルム層の前記剥離層との積層面とは反対側の面に積層された粘着層とを有し、
    前記剥離層は、前記表面シートの一方の面の全面に積層された第1の剥離手段層と、前記第1の剥離手段層の前記表面シートとの積層面とは反対側の面にパターン塗布により積層された第2の剥離手段層とを有し、
    前記フィルム層は、前記粘着層との積層面に情報が表示されている、積層ラベル。
  2. 請求項1に記載の積層ラベルにおいて、
    前記表面シートの前記剥離層との積層面、または前記剥離層の前記フィルム層との積層面に情報が表示されている、積層ラベル。
  3. 積層ラベルの製造方法であって、
    表面シートの一方の面に剥離層を積層する工程と、
    前記剥離層の前記表面シートとの積層面とは反対側の面に、樹脂を塗布してフィルム層を形成、積層する工程と、
    前記フィルム層の前記剥離層との積層面とは反対側の面に情報を印刷する工程と、
    前記フィルム層の前記情報が印刷された面に粘着層を積層する工程とを有し、
    前記剥離層は、第1の剥離手段層と第2の剥離手段層とからなり、
    前記剥離層を積層する工程は、
    前記表面シートの一方の面の全面に前記第1の剥離手段層を積層する工程と、
    前記第1の剥離手段層の前記表面シートとの積層面とは反対側の面にパターン塗布により前記第2の剥離手段層を積層する工程とを有する、積層ラベルの製造方法。
JP2016220117A 2016-11-11 2016-11-11 積層ラベル及び積層ラベルの製造方法 Active JP6826867B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016220117A JP6826867B2 (ja) 2016-11-11 2016-11-11 積層ラベル及び積層ラベルの製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016220117A JP6826867B2 (ja) 2016-11-11 2016-11-11 積層ラベル及び積層ラベルの製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018077406A JP2018077406A (ja) 2018-05-17
JP6826867B2 true JP6826867B2 (ja) 2021-02-10

Family

ID=62150719

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016220117A Active JP6826867B2 (ja) 2016-11-11 2016-11-11 積層ラベル及び積層ラベルの製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6826867B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP2018077406A (ja) 2018-05-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2007007906A (ja) 配送伝票
JP2010131869A (ja) 情報記録用粘着シート
WO2014122795A1 (ja) ラベル
JP4464456B1 (ja) 伝票用シート
JP6826867B2 (ja) 積層ラベル及び積層ラベルの製造方法
JP2014174523A (ja) 台紙なしラベル
JP6175423B2 (ja) 遮蔽ラベルの製造方法
JP6765285B2 (ja) 積層ラベル
JP4445637B2 (ja) 積層型剥離ラベル
JP6826866B2 (ja) 積層ラベル
JP5421033B2 (ja) 配送用伝票
JP5570291B2 (ja) ラベル
JP2001202022A (ja) 積層型剥離ラベル及びその製造方法
JP4358956B2 (ja) 積層型剥離ラベル及びその製造方法
JP6953125B2 (ja) 積層ラベル
JP6737672B2 (ja) 積層ラベル
JP2008039837A (ja) ラベル
JP6395367B2 (ja) 配送ラベル
JP6783119B2 (ja) 積層ラベル
JP2014206621A (ja) ラベル
JP2011051226A5 (ja)
JP2002144767A (ja) 配送伝票
JP6929663B2 (ja) ラベル
JP6287460B2 (ja) ラベル付き配送伝票
JP2021179508A (ja) ラベル帳票、及び印刷済みラベル帳票の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190709

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20200424

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200609

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200722

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20201222

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210118

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6826867

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350