JP6826524B2 - 信号処理装置および信号処理方法 - Google Patents

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本発明は、信号処理装置および信号処理方法に関する。
従来の信号処理装置は、クロックを用いて目的のアナログ信号を発生する場合、例えば、クロックに基づく時刻ごとにアナログ信号の振幅を計算し、計算した振幅からなるアナログ信号を出力することで、発生目的のアナログ信号を発生する。また、従来の信号処理装置は、クロックを用いて目的のアナログ信号を検出する場合、周期的なクロックに基づいてアナログ信号を標本化し、例えば、フーリエ変換(例えば、非特許文献1参照)による演算処理を行うことで、検出目的のアナログ信号を検出する。
FPGAマガジン編集部 著、「FPGAマガジン No.17 はじめての スペクトラム解析」、CQ出版社、2017年4月11日
しかし、従来の信号処理装置は、発生目的のアナログ信号の周波数を変更する場合、振幅の計算のやり直しを行うため、処理負荷が大きくなるという問題があった。また、従来の信号処理装置は、検出目的のアナログ信号の周波数を変更する場合、演算処理の再構成を行うため、処理負荷が大きくなるという問題があった。
このような背景に鑑みて、本発明は、発生目的のアナログ信号または検出目的のアナログ信号の周波数を変更する場合の処理負荷を低減することを課題とする。
前記した課題を解決するため、請求項に記載の発明は、クロックを用いてアナログ信号を処理する信号処理装置であって、検出目的の第3のアナログ信号を含む信号を取得する取得部と、前記クロックに基づく時刻ごとに、前記取得した信号の振幅を求める標本化部と、前記求めた振幅を入力とする演算処理を行い、前記第3のアナログ信号を検出する検出部と、前記クロックを制御するクロック制御部と、を備え、前記取得部が検出目的の第4のアナログ信号を含む信号を取得した場合において、前記クロック制御部が、前記クロックの周波数を変更することで、前記検出部が前記第4のアナログ信号を検出するための演算処理を、前記検出部が前記第3のアナログ信号を検出したときの演算処理と同じにする、ことを特徴とする。
また、請求項に記載の発明は、クロックを用いてアナログ信号を処理する信号処理装置における信号処理方法であって、前記信号処理装置が、検出目的の第3のアナログ信号を含む信号を取得する取得ステップと、前記クロックに基づく時刻ごとに、前記取得した信号の振幅を求める標本化ステップと、前記求めた振幅を入力とする演算処理を行い、前記第3のアナログ信号を検出する検出ステップと、前記クロックを制御するクロック制御ステップと、を実行し、前記取得ステップで検出目的の第4のアナログ信号を含む信号を取得した場合において、前記クロック制御ステップで、前記クロックの周波数を変更することで、前記検出ステップで前記第4のアナログ信号を検出するための演算処理を、前記検出ステップで前記第3のアナログ信号を検出したときの演算処理と同じにする、ことを特徴とする。
請求項に記載の発明によれば、第3のアナログ信号対して行った演算処理を、第4のアナログ信号にも行うことができるため、演算処理の再構成を回避することができる。
したがって、検出目的のアナログ信号の周波数を変更する場合の処理負荷を低減することができる。
また、請求項に記載の発明は、クロックを用いてアナログ信号を処理する信号処理装置であって、発生目的の第1のアナログ信号の波形を設定する設定部と、前記設定された波形に対して、前記クロックに基づく時刻ごとに、前記第1のアナログ信号の振幅を計算する計算部と、前記計算した振幅に応じた電圧を印加し、前記第1のアナログ信号を発生する信号発生部と、検出目的の第3のアナログ信号を含む信号を取得する取得部と、前記クロックに基づく時刻ごとに、前記取得した信号の振幅を求める標本化部と、前記求めた振幅を入力とする演算処理を行い、前記第3のアナログ信号を検出する検出部と、前記クロックを制御するクロック制御部と、を備え、前記設定部が発生目的の第2のアナログ信号の波形を設定した場合において、前記クロック制御部が、前記クロックの周波数を変更することで、前記クロックに基づく時刻ごとの前記第2のアナログ信号の振幅を、前記計算部が計算した前記第1のアナログ信号の振幅と同じにし、前記取得部が検出目的の第4のアナログ信号を含む信号を取得した場合において、前記クロック制御部が、前記クロックの周波数を変更することで、前記検出部が前記第4のアナログ信号を検出するための演算処理を、前記検出部が前記第3のアナログ信号を検出したときの演算処理と同じにする、ことを特徴とする。
また、請求項に記載の発明は、クロックを用いてアナログ信号を処理する信号処理装置における信号処理方法であって、前記信号処理装置が、発生目的の第1のアナログ信号の波形を設定する設定ステップと、前記設定された波形に対して、前記クロックに基づく時刻ごとに、前記第1のアナログ信号の振幅を計算する計算ステップと、前記計算した振幅に応じた電圧を印加し、前記第1のアナログ信号を発生する信号発生ステップと、検出目的の第3のアナログ信号を含む信号を取得する取得ステップと、前記クロックに基づく時刻ごとに、前記取得した信号の振幅を求める標本化ステップと、前記求めた振幅を入力とする演算処理を行い、前記第3のアナログ信号を検出する検出ステップと、前記クロックを制御するクロック制御ステップと、を実行し、前記設定ステップで発生目的の第2のアナログ信号の波形を設定した場合において、前記クロック制御ステップで、前記クロックの周波数を変更することで、前記クロックに基づく時刻ごとの前記第2のアナログ信号の振幅を、前記計算ステップで計算した前記第1のアナログ信号の振幅と同じにし、前記取得ステップで検出目的の第4のアナログ信号を含む信号を取得した場合において、前記クロック制御ステップで、前記クロックの周波数を変更することで、前記検出ステップで前記第4のアナログ信号を検出するための演算処理を、前記検出ステップで前記第3のアナログ信号を検出したときの演算処理と同じにする、ことを特徴とする。
請求項に記載の発明によれば、第1のアナログ信号に対して計算した振幅を第2のアナログ信号に流用することができるため、第2のアナログ信号について振幅の計算を省略することができる。また、第3のアナログ信号対して行った演算処理を、第4のアナログ信号にも行うことができるため、演算処理の再構成を回避することができる。
したがって、発生目的のアナログ信号または検出目的のアナログ信号の周波数を変更する場合の処理負荷を低減することができる。
また、請求項に記載の発明は、請求項に記載の信号処理装置であって、発生目的の前記第1のアナログ信号および前記第2のアナログ信号に用いられるクロックと、検出目的の前記第3のアナログ信号および前記第4のアナログ信号に用いられるクロックとを生成する単一のクロック源を備える、ことを特徴とする。
請求項に記載の発明によれば、アナログ信号の発生と検出との両方を実現する信号処理装置の構成を簡易にすることができる。
本発明によれば、発生目的のアナログ信号または検出目的のアナログ信号の周波数を変更する場合の処理負荷を低減することができる。
本実施形態の信号処理装置の機能構成図である。 アナログ信号発生処理を示すフローチャートである。 発生目的の第1のアナログ信号に関する説明図である。 周波数が変更された発生目的の第2のアナログ信号に関する説明図である。 アナログ信号検出処理を示すフローチャートである。 検出目的の第3のアナログ信号に関する説明図である。 周波数が変更された検出目的の第4のアナログ信号に関する説明図である。 比較例1となる、発生目的のアナログ信号に関する説明図である。 比較例2となる、周波数が変更された発生目的のアナログ信号に関する説明図である。 比較例3となる、検出目的のアナログ信号に関する説明図である。 比較例4となる、周波数が変更された検出目的のアナログ信号に関する説明図である。
以下、図面を参照して本発明を実施するための形態(以下、「本実施形態」という)について説明する。
≪比較例≫
まず、本実施形態の比較例として、従来の信号処理装置の機能について説明する。
従来の信号処理装置は、発生目的のアナログ信号を発生する場合、周期的なクロックの間隔ごとのアナログ信号の振幅を基に、目的の振幅のアナログ信号を出力する。
例えば、図8に示すように、クロックのクロック周波数が8,000[Hz]であり、発生させようとするアナログ信号の周波数が400[Hz]である場合、アナログ信号1周期は、(1/400)/(1/8000)=8000/400=20個のクロックで分割される。よって、信号処理装置は、クロックの間隔ごとのアナログ信号の振幅20個分(図8中の●参照)を計算で求め、アナログ信号を出力することで、発生目的のアナログ信号を発生する。
なお、図8のグラフの縦軸は、信号の振幅の相対値であり、横軸は、時間である。時間は、クロックの番号で表現される(本実施形態の図面に登場する各グラフについても同様)。時刻0は、0番目のクロックが示す時刻とする。
ここで、図9に示すように、発生させようとするアナログ信号の周波数を500[Hz]に変更する場合、アナログ信号1周期は、(1/500)/(1/8000)=8000/500=16個のクロックで分割される。よって、信号処理装置は、クロックの間隔ごとのアナログ信号の振幅16個分(図9中の●参照)を計算で求め、アナログ信号を出力することで、発生目的のアナログ信号を発生する。
上記のように、発生目的のアナログ信号の周波数を変更する場合、クロックの間隔ごとのアナログ信号の振幅が変わるため、振幅の再計算を必要とする。例えば、アナログ信号の周波数が400[Hz]である場合、5番目のクロックが示す時刻での振幅が1であるのに対し(図8)、アナログ信号の周波数が500[Hz]である場合、5番目のクロックが示す時刻での振幅がおよそ0.9となる(図9)。信号処理装置は、両方の振幅を計算する必要があるが、そのような計算は多くの処理負荷を要する。
また、従来の信号処理装置は、検出目的のアナログ信号を検出する場合、周期的なクロックに基づきアナログ信号を標本化し、所定の演算処理をし、検出対象のアナログ信号の有無や信号レベルを検出する。例えば、フーリエ変換による演算処理を行う場合、信号処理装置は、周期的なクロックに基づき、最少でも検出目的のアナログ信号1周期分のアナログ信号を標本化し、フーリエ変換をし、検出目的のアナログ信号の有無や信号レベルを検出する。
例えば、図10に示すように、クロックのクロック周波数が8,000[Hz]であり、検出目的のアナログ信号の周波数が400[Hz]である場合、(1/400)/(1/8000)=8000/400=20個がアナログ信号1周期分に相当する。よって、信号処理装置は、アナログ信号の振幅(図10中の●参照)を最低20個からフーリエ変換をし、検出目的のアナログ信号の有無や信号レベルを検出する。
ここで、図11に示すように、発生させようとするアナログ信号の周波数を500[Hz]に変更する場合、(1/500)/(1/8000)=8000/500=16個がアナログ信号1周期分に相当する。よって、信号処理装置は、アナログ信号の振幅(図11中の●参照)を最低16個からフーリエ変換をし、検出目的のアナログ信号の有無や信号レベルを検出する。
上記のように、検出目的のアナログ信号の周波数を変更する場合、演算処理に必要なアナログ信号の振幅の数が変更される。信号処理装置は、振幅の数の変更に伴い、演算処理を変更する必要があるが、そのような演算処理の変更は多くの処理負荷を要する。
≪本実施形態の構成≫
本実施形態の信号処理装置100について説明する。
図1に示すように、本実施形態の信号処理装置100は、クロック源1と、クロック制御部2と、設定部3と、計算部4と、信号発生部5と、取得部6と、標本化部7と、検出部8とを備える。
クロック源1は、所定のクロック周波数を持つクロックを生成する。
クロック制御部2は、クロック源1を制御し、クロック源1は、所望のクロック周波数を持つクロックを生成する。よって、クロック制御部2は、クロック源1が生成したクロックを制御し、クロック周波数を変更することができる。
設定部3は、信号処理装置100のユーザなどの外部から入力された情報を用いて、発生目的のアナログ信号の波形を設定する。外部から入力された情報は、例えば、アナログ信号の波形を表す計算式である。
計算部4は、設定部3が設定した波形に対して、クロックに基づく時刻ごとに、発生目的のアナログ信号の振幅を計算する。
信号発生部5は、計算部4が計算した振幅に応じた電圧を印加し、第1のアナログ信号を発生する。
取得部6は、検出目的のアナログ信号を含む信号を取得する。検出目的のアナログ信号は、例えば、信号発生部5が発生したアナログ信号でもよいし、他の装置から取得したアナログ信号でもよい。
標本化部7は、クロックに基づく時刻ごとに、取得部6が取得した信号の振幅を求める。標本化部7は、少なくとも、検出目的のアナログ信号1周期分に相当する数の振幅を求める。
検出部8は、標本化部7が求めた振幅を入力とする演算処理(例:フーリエ変換)を行い、検出目的のアナログ信号を検出する。検出部8は、アナログ信号の検出の際、当該アナログ信号の有無や信号レベルを特定する。
≪処理≫
本実施形態の信号処理装置100が実行する処理について説明する。信号処理装置100が実行する処理は、アナログ信号発生処理とアナログ信号検出処理とに分けることができる。クロック源1が生成するクロックのクロック周波数は予め決められているとする。信号処理装置100は、入出力部、処理部、記憶部といったハードウェアを備えており、処理部の具体例となるCPUが、記憶部の具体例となるメモリ上に読み込んだプログラムを実行することにより、本実施形態の方法を実現する。
(アナログ信号発生処理)
まず、アナログ信号発生処理について説明する。図2に示すように、信号処理装置100の設定部3が、発生目的の第1のアナログ信号の波形を設定する(ステップA1)。第1のアナログ信号の波形に関する情報(例:第1のアナログ信号の周波数、振幅)は、信号処理装置100の記憶部に記憶されているとする。
次に、信号処理装置100の計算部4が、クロックに基づく時刻ごとに、発生目的の第1のアナログ信号の振幅を計算する(ステップA2)。次に、信号処理装置100の信号発生部5が、計算した振幅に応じた電圧を印加し、第1のアナログ信号を発生する(ステップA3)。
ここで、発生目的の第2のアナログ信号を発生させることになったとする。すると、信号処理装置100の設定部3が、検出目的の第2のアナログ信号の波形を設定する(ステップA4)。次に、信号処理装置100は、第2のアナログ信号の周波数が、第1のアナログ信号の周波数から変更されているか否かを判定する(ステップA5)。なお、説明の便宜上、第1のアナログ信号と第2のアナログ信号との間で、周波数以外(例えば、振幅、位相)の変更は無いとする。変更されている場合(ステップA5/Yes)、信号処理装置100のクロック制御部2がクロックのクロック周波数を変更する(ステップA6)。
具体的には、クロック制御部2は、クロックに基づく時刻ごとの第2のアナログ信号の振幅が、第1のアナログ信号の振幅と同じになるように、クロック周波数を変更する。第1のアナログ信号の振幅は計算済みであるため(ステップA2参照)、計算部4による、第2のアナログ信号の振幅の計算は省略することができる。その後、信号処理装置100の信号発生部5は、計算済みの振幅に応じた電圧を印加し、第2のアナログ信号を発生する(ステップA7)。
一方、第2のアナログ信号の周波数が、第1のアナログ信号の周波数から変更されていない場合(ステップA5/No)、第2のアナログ信号は、第1のアナログ信号と実質的に同じである。このため、信号処理装置100の信号発生部5は、第1のアナログ信号に対して計算済みの振幅に応じた電圧を印加し、第2のアナログ信号を発生する(ステップA7)。
ステップA7の後、新たにアナログ信号を発生させることが無ければ、アナログ信号発生処理が終了する。
本実施形態のアナログ信号発生処理によれば、第1のアナログ信号に対して計算した振幅を第2のアナログ信号に流用することができるため、第2のアナログ信号について振幅の計算を省略することができる。
したがって、発生目的のアナログ信号の周波数を変更する場合の処理負荷を低減することができる。
(アナログ信号発生処理の具体例)
図3、図4を参照して、上記のアナログ信号発生処理の具体例について説明する。
まず、発生目的の第1のアナログ信号について説明する。第1のアナログ信号の条件は、以下とおりである。
・第1のアナログ信号を正弦波とする。
・第1のアナログ信号の周波数をX[Hz]とする。よって、第1のアナログ信号の1周期は、1/X[秒]である。
・第1のアナログ信号の振幅を、最大(極大)を+1とし、最小(極小)を-1とする。
・第1のアナログ信号の初期の(つまり、0番のクロックの時刻の)振幅を0とする。
・なお、クロック周波数をZ[Hz]とする。よって、クロックの1周期は、1/Z[秒]である。
よって、第1のアナログ信号の1周期は、(1/X)/(1/Z)=Z/X[個]のクロックで分割される。正弦波1周期で位相が2π進むので、クロックT番目(T=0,1,2,・・・)の時刻での振幅L(T)は、
L(T) = Sin((2π/(Z/X))×T) ・・・(式1)
となる。式1は、計算部4による計算である。クロックに基づく時刻ごとの振幅L(T)は、図3中の●で示される。
信号発生部5は、式1で計算された振幅に応じた電圧を、1周期が1/Z[秒]のクロックに基づく時刻ごとに出力し、発生目的の第1のアナログ信号を発生する。
第1のアナログ信号の周波数を400[Hz]とし、クロック周波数を8,000[Hz]とした場合、第1のアナログ信号1周期は、8,000/400=20[個]のクロックで分割される。また、クロックT番目の振幅L(T)は、
L(T) = Sin((2π/20)×T) ・・・(式2)
となる。
信号発生部5は、式2で計算された振幅に応じた電圧を、1周期が1/8,000[秒]のクロックに基づく時刻ごとに出力し、400[Hz]の第1のアナログ信号を発生する。
ここで、発生目的のアナログ信号を第1のアナログ信号から第2のアナログ信号に切り替えたとする。第2のアナログ信号の条件は、以下とおりである。
・第2のアナログ信号を正弦波とする(第1のアナログ信号と同じ)。
・第2のアナログ信号の周波数をY[Hz]とする。よって、第2のアナログ信号の1周期は、1/Y[秒]である。
・第2のアナログ信号の振幅を、最大(極大)を+1とし、最小(極小)を-1とする(第1のアナログ信号と同じ)。
・第2のアナログ信号の初期の振幅を0とする(第1のアナログ信号と同じ)。
このとき、アナログ信号の周波数がX[Hz]→Y[Hz]に変更することに対し、クロック制御部2は、クロック周波数を(Y/X)倍し、Z[Hz]→Z×(Y/X)[Hz]に変更する。よって、クロックの1周期は、(1/Z)×(X/Y)[秒]である。
よって、第2のアナログ信号の1周期は、(1/Y)/((1/Z)×(X/Y))=Z/X[個]のクロックで分割される。正弦波1周期で位相が2π進むので、クロックT番目(T=0,1,2,・・・)の時刻での振幅L(T)は、
L(T) = Sin((2π/(Z/X))×T) ・・・(式3)
となり、式1と同じになる。式3は、計算部4による計算である。クロックに基づく時刻ごとの振幅L(T) は、図4中の●で示される。
信号発生部5は、式3で計算された振幅に応じた電圧を、1周期が(1/Z)×(X/Y)[秒]のクロックに基づく時刻ごとに出力し、発生目的の第2のアナログ信号を発生する。
信号処理装置100は、第1のアナログ信号の条件で式1を決定し、クロックT番目の振幅L(T)を1度計算すれば、周波数が変更された第2のアナログ信号の条件に切り替わっても、クロック周波数を変更する((Y/X)倍する)ことで、振幅L(T)を改めて計算することなく、第2のアナログ信号を発生させることができる。
第2のアナログ信号の周波数を500[Hz]とした場合、クロック制御部2は、クロック周波数を(500/400)倍し、8,000 [Hz]→8,000×(500/400)=10,000[Hz]に変更する。このため、第2のアナログ信号1周期は、10,000/500=20[個]のクロックで分割される。また、クロックT番目の振幅L(T)は、
L(T) = Sin((2π/20)×T) ・・・(式4)
となり、式2と同じになる。
信号発生部5は、式4で計算された振幅に応じた電圧を、1周期が1/10,000[秒]のクロックに基づく時刻ごとに出力し、500[Hz]の第2のアナログ信号を発生する。
式2および式4によれば、L(T)の計算式は、変更前の第1のアナログ信号の周波数と、変更前のクロック周波数とを組み合わせた場合と変わらないため、改めて計算する必要が無い。
(アナログ信号検出処理)
次に、アナログ信号検出処理について説明する。図5に示すように、信号処理装置100の取得部6が、検出目的の第3のアナログ信号を含む信号を取得する(ステップB1)。なお、検出目的の第3のアナログ信号の波形(例:周波数、振幅)は、予め知っているとする。
次に、信号処理装置100の標本化部7が、取得部6が取得した信号を標本化し振幅を特定する(ステップB2)。次に、信号処理装置100の検出部8が、演算処理により第3のアナログ信号を検出する(ステップB3)。
ここで、検出目的の第4のアナログ信号を検出することになったとする。なお、検出目的の第4のアナログ信号の波形(例:周波数、振幅)は、予め知っているとする。すると、信号処理装置100の取得部6が、検出目的の第4のアナログ信号を含む信号を取得する(ステップB4)。
次に、信号処理装置100は、第4のアナログ信号の周波数が、第3のアナログ信号の周波数から変更されているか否かを判定する(ステップB5)。なお、説明の便宜上、第3のアナログ信号と第4のアナログ信号との間で、周波数以外の変更は無いとする。変更されている場合(ステップB5/Yes)、信号処理装置100のクロック制御部2がクロックのクロック周波数を変更する(ステップB6)。
具体的には、クロック制御部2は、検出部8が前記第4のアナログ信号を検出するための演算処理が、検出部8が第3のアナログ信号を検出したときの演算処理と同じになるように(標本化で特定した振幅の数を同じにしてフーリエ変換などの演算処理をするように)、クロック周波数を変更する。その後、信号処理装置100の標本化部7が、第4のアナログ信号を標本化し振幅を特定する(ステップB7)。次に、信号処理装置100の検出部8は、第3のアナログ信号に対する演算処理と同じ演算処理により第4のアナログ信号を検出する(ステップB8)。
一方、第4のアナログ信号の周波数が、第3のアナログ信号の周波数から変更されていない場合(ステップB5/No)、第4のアナログ信号は、第3のアナログ信号と実質的に同じである。このため、信号処理装置100の標本化部7が、第4のアナログ信号を標本化し振幅を特定する(ステップB7)。次に、信号処理装置100の検出部8は、第3のアナログ信号に対する演算処理と同じ演算処理により第4のアナログ信号を検出する(ステップB8)。
ステップB8の後、新たにアナログ信号を検出することが無ければ、アナログ信号検出処理が終了する。
本実施形態のアナログ信号検出処理によれば、第3のアナログ信号対して行った演算処理を、第4のアナログ信号にも行うことができるため、演算処理の再構成を回避することができる。
したがって、は検出目的のアナログ信号の周波数を変更する場合の処理負荷を低減することができる。
(アナログ信号検出処理の具体例)
図6、図7を参照して、上記のアナログ信号検出処理の具体例について説明する。
まず、検出目的の第3のアナログ信号を検出するための演算処理について説明する。第3のアナログ信号に対する演算処理の条件の一例は、以下のとおりである。
・演算処理をフーリエ変換とする。
・クロック周波数をZ[Hz]とする。よって、クロックの1周期は、1/Z[秒]である。
・クロックに基づく時刻ごとの振幅(図6中●参照)の情報A個からフーリエ変換をする。よって、基本角周期T0は、T0 = (1/Z)×A[秒]となる。また、基本各周波数は、1/ T0 = 1/((1/Z)×A) = Z/A[Hz]となる。
フーリエ変換では、基本角周波数の整数倍(n倍)の周波数の信号を検出することができる。よって、検出部8は、n×Z/A[Hz]の周波数の信号を検出することができる。
例えば、400[Hz]の第3のアナログ信号を検出するため、基本角周波数を400[Hz]とする。また、クロック周波数を8,000[Hz]とする。この場合、クロックに基づく時刻ごとの振幅の情報は、A=(8,000/400)=20個得られる。よって、検出部8は、振幅の情報20個からフーリエ変換をすれば、周波数が基本角周波数の整数倍(n倍)であるn×(8,000/20) = 400n[Hz]のアナログ信号を検出することができる。n=1とすれば、検出部8は、400[Hz]の第3のアナログ信号を検出することができる。
ここで、検出目的のアナログ信号を第3のアナログ信号から第4のアナログ信号に切り替えたとする。第3のアナログ信号の周波数はC[Hz]であり、第4のアナログ信号の周波数はD[Hz]であったとする。このとき、第4のアナログ信号に対する演算処理の条件の一例は、以下のとおりにする。
・演算処理をフーリエ変換とする。
・クロック周波数を(D/C)倍して、Z×(D/C)[Hz]とする。よって、クロックの1周期は、(1/Z)×(C/D)[秒]である。
・演算処理を同じにするため、クロックに基づく時刻ごとの振幅(図7中●参照)の情報A個からフーリエ変換をする。よって、基本角周期T1は、T1 = (1/Z)×(C/D)×A[秒]となる。また、基本各周波数は、1/ T1 = 1/((1/Z)×(C/D)×A) = (D/C)×(Z/A)[Hz]となる。
フーリエ変換では、基本角周波数の整数倍(n倍)の周波数の信号を検出することができる。よって、検出部8は、n×(D/C)×(Z/A)[Hz]の周波数の信号を検出することができる。
例えば、これまで、400[Hz]の第3のアナログ信号を検出するため、基本角周波数を400[Hz]としていたことに対して、500[Hz]の第4のアナログ信号を検出するため、基本角周波数を500[Hz]とすることに切り替えたとする。このとき、クロック制御部2は、クロック周波数を、(500/400)倍して、8,000×(500/400)=10,000[Hz]とする。
その結果、クロックに基づく時刻ごとの振幅の情報は、A=(10,000/500)=20個得られ、第3のアナログ信号を検出する場合と同じにすることができる。検出部8は、振幅の情報20個からフーリエ変換をすれば、周波数が基本角周波数の整数倍(n倍)であるn×(10,000/20) = 500n[Hz]のアナログ信号を検出することができる。n=1とすれば、検出部8は、500[Hz]の第4のアナログ信号を検出することができる。
フーリエ変換の演算処理は、クロック周波数に関係なく、フーリエ変換に用いる時刻ごとの振幅の情報の数で決まる。よって、400[Hz]の第3のアナログ信号を検出するための演算処理も、500[Hz]の第4のアナログ信号を検出するための演算処理も、時刻ごとの振幅の情報20個から演算処理するという意味で同じになる。
周波数がC[Hz]の第3のアナログ信号の検出から、周波数がD[Hz]の第4のアナログ信号の検出に切り替える場合、クロック周波数を(D/C)倍する。これにより、フーリエ変換の演算処理を変更することなく、周波数がD[Hz]の第4のアナログ信号を検出することができる。
≪クロック源の単一化≫
信号処理装置100(図1参照)は、検出部8が検出するアナログ信号を、信号発生部5で発生させることができる。このとき、クロック源1を単一にし、単一のクロック源1が、検出目的のアナログ信号を検出するために用いるクロックと、発生目的のアナログ信号を発生させるために用いるクロックとを生成してもよい。信号処理装置100が単一のクロック源1を備えることにより、アナログ信号の発生と検出との両方を実現する信号処理装置100の構成を簡易にすることができる。
発生目的の第1のアナログ信号の周波数がX[Hz]であり、検出目的の第3のアナログ信号の周波数もX[Hz]であった場合、例えば、単一のクロック源1が生成するクロックのクロック周波数をZ[Hz]と設定し、例えば、フーリエ変換で検出目的のアナログ信号を検出するために必要とする、時刻ごとの振幅の情報の個数をA個と設定する。これらの設定により、周波数が変更前のアナログ信号の発生および検出の両方を実現することができる。
ここで、発生目的のアナログ信号を、周波数がX[Hz]の第1のアナログ信号から、周波数がY[Hz]の第2のアナログ信号に変更し、検出目的のアナログ信号を、周波数がX[Hz]の第3のアナログ信号から、周波数がY[Hz]の第4のアナログ信号に変更する場合、単一のクロック源1が生成するクロックのクロック周波数を(Y/X)倍し、Z×(Y/X)[Hz]と設定変更する。この設定変更により、発生目的のアナログ信号の発生の方法(例:振幅の計算)や、検出目的のアナログ信号の検出の方法(時刻ごとの振幅の情報の個数を設定)に何ら変更を加えることなく、周波数が変更後のアナログ信号の発生および検出の両方を実現することができる。
また、何らかの理由で、単一のクロック源1が生成するクロックのクロック周波数が意図せず変動するという事態が発生したとする。しかし、そのような事態になったとしても、単一のクロック源1を用いる構成においては、クロック周波数の変化の前後で、発生目的のアナログ信号と検出目的のアナログ信号との間に差分は生じず、アナログ信号の発生と検出とを継続することが可能である。
例えば、クロック周波数Z[Hz]がE倍されてしまい、Z×E[Hz]になったとする。このとき、発生目的の第1のアナログ信号の周波数は、X[Hz]からX×E[Hz]に変動してしまう。しかし、検出目的の第3のアナログ信号の周波数も、X[Hz]からX×E[Hz]に変動することになるため、発生目的のアナログ信号、および、検出目的のアナログ信号は等しく変動する。このように、クロック周波数の変化の前後で、発生目的のアナログ信号と検出目的のアナログ信号との間に差分が生じることが無いため、アナログ信号の発生と検出とを継続することが可能である。単一のクロック源1を用いる構成において、アナログ信号の発生と検出との実現は、クロック周波数の意図しない変動の影響は受けないといえる。
≪その他≫
(a):本実施形態の信号処理装置100は、発生目的のアナログ信号を発生することもでき、検出目的のアナログ信号を検出することもできた。しかし、発生目的のアナログ信号を発生する装置として信号処理装置100を構成することもできる。また、検出目的のアナログ信号を検出する装置として信号処理装置100を構成することもできる。
(b):発生目的および検出目的のアナログ信号は、正弦波に限らず、例えば、余弦波でもよいし、波形に周期性を有するアナログ信号でもよい。
(c):アナログ信号発生処理において、第1のアナログ信号に対して振幅を変更した第2のアナログ信号に切り替える場合、第1のアナログ信号に対する計算部4の計算結果に対して(第1のアナログ信号の振幅)/(第2のアナログ信号の振幅)倍する演算処理を、計算部4が予め行うことで、第2のアナログ信号の発生の説明は、すでに説明した本実施形態に帰着することができる。また、アナログ信号発生処理において、第1のアナログ信号に対して初期の振幅を変更した第2のアナログ信号に切り替える場合、第1のアナログ信号に対する計算部4の計算結果に対して、第1のアナログ信号の初期の振幅と第2のアナログ信号の初期の振幅とが同じになるまで第1のアナログ信号の位相をずらす演算処理を、計算部4が予め行うことで、第2のアナログ信号の発生の説明は、すでに説明した本実施形態に帰着することができる。
(d):本実施形態では、アナログ信号を検出するための演算処理としてフーリエ変換を例にとり上げたが、フーリエ変換に限らず、例えば、デジタルフィルタであってもよい。
本実施形態で説明した種々の技術を適宜組み合わせた技術を実現することもできる。
本実施形態で説明したソフトウェアをハードウェアとして実現することもでき、ハードウェアをソフトウェアとして実現することもできる。
その他、ハードウェア、ソフトウェア、フローチャートなどについて、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更が可能である。
100 信号処理装置
1 クロック源
2 クロック制御部
3 設定部
4 計算部
5 信号発生部
6 取得部
7 標本化部
8 検出部

Claims (5)

  1. クロックを用いてアナログ信号を処理する信号処理装置であって、
    検出目的の第3のアナログ信号を含む信号を取得する取得部と、
    前記クロックに基づく時刻ごとに、前記取得した信号の振幅を求める標本化部と、
    前記求めた振幅を入力とする演算処理を行い、前記第3のアナログ信号を検出する検出部と、
    前記クロックを制御するクロック制御部と、を備え、
    前記取得部が検出目的の第4のアナログ信号を含む信号を取得した場合において、前記クロック制御部が、前記クロックの周波数を変更することで、前記検出部が前記第4のアナログ信号を検出するための演算処理を、前記検出部が前記第3のアナログ信号を検出したときの演算処理と同じにする、
    ことを特徴とする信号処理装置。
  2. クロックを用いてアナログ信号を処理する信号処理装置であって、
    発生目的の第1のアナログ信号の波形を設定する設定部と、
    前記設定された波形に対して、前記クロックに基づく時刻ごとに、前記第1のアナログ信号の振幅を計算する計算部と、
    前記計算した振幅に応じた電圧を印加し、前記第1のアナログ信号を発生する信号発生部と、
    検出目的の第3のアナログ信号を含む信号を取得する取得部と、
    前記クロックに基づく時刻ごとに、前記取得した信号の振幅を求める標本化部と、
    前記求めた振幅を入力とする演算処理を行い、前記第3のアナログ信号を検出する検出部と、
    前記クロックを制御するクロック制御部と、を備え、
    前記設定部が発生目的の第2のアナログ信号の波形を設定した場合において、前記クロック制御部が、前記クロックの周波数を変更することで、前記クロックに基づく時刻ごとの前記第2のアナログ信号の振幅を、前記計算部が計算した前記第1のアナログ信号の振幅と同じにし、
    前記取得部が検出目的の第4のアナログ信号を含む信号を取得した場合において、前記クロック制御部が、前記クロックの周波数を変更することで、前記検出部が前記第4のアナログ信号を検出するための演算処理を、前記検出部が前記第3のアナログ信号を検出したときの演算処理と同じにする、
    ことを特徴とする信号処理装置。
  3. 発生目的の前記第1のアナログ信号および前記第2のアナログ信号に用いられるクロックと、検出目的の前記第3のアナログ信号および前記第4のアナログ信号に用いられるクロックとを生成する単一のクロック源を備える、
    ことを特徴とする請求項に記載の信号処理装置。
  4. クロックを用いてアナログ信号を処理する信号処理装置における信号処理方法であって、
    前記信号処理装置が、
    検出目的の第3のアナログ信号を含む信号を取得する取得ステップと、
    前記クロックに基づく時刻ごとに、前記取得した信号の振幅を求める標本化ステップと、
    前記求めた振幅を入力とする演算処理を行い、前記第3のアナログ信号を検出する検出ステップと、
    前記クロックを制御するクロック制御ステップと、を実行し、
    前記取得ステップで検出目的の第4のアナログ信号を含む信号を取得した場合において、前記クロック制御ステップで、前記クロックの周波数を変更することで、前記検出ステップで前記第4のアナログ信号を検出するための演算処理を、前記検出ステップで前記第3のアナログ信号を検出したときの演算処理と同じにする、
    ことを特徴とする信号処理方法。
  5. クロックを用いてアナログ信号を処理する信号処理装置における信号処理方法であって、
    前記信号処理装置が、
    発生目的の第1のアナログ信号の波形を設定する設定ステップと、
    前記設定された波形に対して、前記クロックに基づく時刻ごとに、前記第1のアナログ信号の振幅を計算する計算ステップと、
    前記計算した振幅に応じた電圧を印加し、前記第1のアナログ信号を発生する信号発生ステップと、
    検出目的の第3のアナログ信号を含む信号を取得する取得ステップと、
    前記クロックに基づく時刻ごとに、前記取得した信号の振幅を求める標本化ステップと、
    前記求めた振幅を入力とする演算処理を行い、前記第3のアナログ信号を検出する検出ステップと、
    前記クロックを制御するクロック制御ステップと、を実行し、
    前記設定ステップで発生目的の第2のアナログ信号の波形を設定した場合において、前記クロック制御ステップで、前記クロックの周波数を変更することで、前記クロックに基づく時刻ごとの前記第2のアナログ信号の振幅を、前記計算ステップで計算した前記第1のアナログ信号の振幅と同じにし、
    前記取得ステップで検出目的の第4のアナログ信号を含む信号を取得した場合において、前記クロック制御ステップで、前記クロックの周波数を変更することで、前記検出ステップで前記第4のアナログ信号を検出するための演算処理を、前記検出ステップで前記第3のアナログ信号を検出したときの演算処理と同じにする、
    ことを特徴とする信号処理方法。
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