JP6825418B2 - 紙葉類鑑別装置、及び、当該紙葉類鑑別装置を有する自動取引装置 - Google Patents

紙葉類鑑別装置、及び、当該紙葉類鑑別装置を有する自動取引装置 Download PDF

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Description

本発明は、紙葉類鑑別装置、及び、当該紙葉類鑑別装置を有する自動取引装置に関する。
従来、紙幣や小切手、有価証券等の紙葉類の真贋等を鑑別する紙葉類鑑別装置が様々な装置に実装されている。例えば、金融機関や流通機関等で利用されている自動取引装置(ATM)には、紙幣の真贋や金種を鑑別する鑑別部として用いるために、紙葉類鑑別装置が実装されている。
その紙葉類鑑別装置に関連する技術として、反射用光源と透過用光源と受光センサとが一体化された光学センサを用いることが提案されている(例えば、特許文献1参照)。この光学センサを用いた紙葉類鑑別装置(以下、「従来の紙葉類鑑別装置」と称する)は、単一のフレーム内に反射用光源と透過用光源と受光センサとが収容された2つの光学センサを対向配置し、2つの光学センサで紙葉類の画像情報を取得する構造になっている。
その光学センサのフレームは、反射用光源から照射された光と透過用光源から照射された光とが混成して意図せぬ迷光として受光センサに入ることを防止するために、反射用光源と透過用光源との間に遮光壁を有する構造になっていた。そして、その光学センサのフレームは、樹脂材の射出成型で作成されていた。
特開2015−215844号公報
しかしながら、従来の紙葉類鑑別装置は、以下に説明するように、射出成型で光学センサのフレームを作成した際に、射出成型後の樹脂材の冷却収縮により、フレームに反りや歪み等の変形が発生することがある、という課題があった。
例えば、従来の紙葉類鑑別装置では、遮光壁が光学センサのフレーム内の偏った位置に設けられており、射出成型でフレームを作成した際に、射出成型後の樹脂材の冷却収縮の速度がフレーム内の部位により異なる現象が発生する。そして、冷却収縮の速度が不均一になることにより、フレームに反りや歪みが発生する。そのため、従来の紙葉類鑑別装置では、フレーム(特に、遮光壁の周囲)に反りや歪み等の変形が発生することがあった。
また、一般に、紙葉類鑑別装置の実装装置(例えば自動取引装置等)は、小型化することが望まれている。そのため、紙葉類鑑別装置も、小型化することが望まれている。そこで、紙葉類鑑別装置の小型化を実現するために、光学センサのフレームの小型化が試行されていた。そして、フレームの小型化を実現するために、遮光壁の厚みを薄くすることが試行されていた。しかしながら、遮光壁の厚みを薄くすると、射出成型でフレームを作成した際に、射出成型後の樹脂材の冷却収縮の速度がフレーム内の部位により異なる現象が発生する。そして、冷却収縮の速度が不均一になることにより、フレームに反りや歪みが発生する。その結果、これによっても、従来の紙葉類鑑別装置では、フレーム(特に、遮光壁自体)に反りや歪み等の変形が発生することがあった。
本発明は、前記した課題を解決するためになされたものであり、フレームの変形を抑制した紙葉類鑑別装置、及び、当該紙葉類鑑別装置を有する自動取引装置を提供することを主な目的とする。
前記目的を達成するため、第1発明は、紙葉類鑑別装置であって、紙葉類に対して光を照射する反射用光源及び透過用光源と、前記反射用光源から照射された光が前記紙葉類で反射した反射光を受光する受光センサと、前記反射用光源と前記透過用光源と前記受光センサとを保持するフレームと、を備え、前記フレームは、樹脂材の射出成型で作成されたものであり、かつ、前記反射用光源と前記透過用光源との間に遮光壁を有しており、前記遮光壁の壁面の一部には、1乃至複数の開口部が形成されており、前記開口部は、前記遮光壁を形成する部材とは異なり、かつ、遮光性を有する閉塞部材により塞がれている構成とする。
また、第2発明は、紙葉類鑑別装置であって、紙葉類に対して光を照射する反射用光源及び透過用光源と、前記反射用光源から照射された光が前記紙葉類で反射した反射光を受光する受光センサと、前記反射用光源と前記透過用光源と前記受光センサとを保持するフレームと、を備え、前記フレームは、前記反射用光源と前記透過用光源との間に遮光壁を有しており、前記遮光壁は、樹脂材とインサート部品とが一体に成型されており、前記インサート部品は、遮光性を有するものであり、かつ、前記遮光壁に埋没しない状態で前記遮光壁の一部を構成している構成とする。
また、第3発明は、紙葉類鑑別装置であって、紙葉類に対して光を照射する第一光源及び第二光源と、前記第一光源から照射された光が前記紙葉類で反射した反射光を受光する受光センサと、前記第一光源と前記第二光源と前記受光センサとを保持するフレームと、を備え、前記フレームは、熱可塑性を有する樹脂材で作成されたものであり、かつ、前記第一光源と前記第二光源との間に遮光壁を有しており、前記遮光壁の壁面の一部には、1乃至複数の開口部が形成されており、前記開口部は、前記遮光壁を形成する部材とは異なり、かつ、遮光性を有する閉塞部材により塞がれている構成とする。
また、第発明は、自動取引装置であって、第1発明又は第2発明又は第3発明の紙葉類鑑別装置を有する構成とする。
本発明によれば、フレームの変形を抑制することができる。
実施形態1に係る自動取引装置の概略構成を示す構成図である。 実施形態1に係る自動取引装置の鑑別部としての紙葉類鑑別装置の概略構成を示す構成図である。 実施形態1で用いる光学センサの構成を示す縦断面図である。 実施形態1で用いる光学センサの動作を示す説明図である。 実施形態1で用いる光学センサのフレームの構成を示す分解斜視図である。 実施形態1で用いる光学センサのフレームの構成を示す斜視図である。 実施形態1で用いる光学センサの閉塞部材の一例を示す斜視図(1)である。 実施形態1で用いる光学センサの閉塞部材の一例を示す斜視図(2)である。 実施形態2で用いる光学センサのフレームの製造方法を示す説明図である。 実施形態2で用いる光学センサのフレームの製造方法を示すフローチャートである。 実施形態2で用いる光学センサの閉塞部材の一例を示す平面図である。 実施形態2で用いる光学センサの閉塞部材の一例を示す図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態(以下、「本実施形態」と称する)につき詳細に説明する。なお、各図は、本発明を十分に理解できる程度に、概略的に示してあるに過ぎない。よって、本発明は、図示例のみに限定されるものではない。また、各図において、共通する構成要素や同様な構成要素については、同一の符号を付し、それらの重複する説明を省略する。
[実施形態1]
本実施形態は、フレームの小型化を実現することにより、実装装置の小型化を実現する紙葉類鑑別装置を提供することを意図している。さらに、本実施形態は、以下に説明するように、フレームの小型化を実現することにより、搬送手段のピッチの短縮化を実現する紙葉類鑑別装置を提供することも意図している。
例えば、海外紙幣の中には、日本の紙幣よりも小型な紙幣(特に、短手方向の長さが短い紙幣)がある。紙葉類鑑別装置は、このような小型紙幣の真贋や金種を鑑別する場合に、小型紙幣のジャムやバタツキ等の搬送障害を発生させることなく、小型紙幣を良好に搬送する必要がある。そのため、この場合に、紙葉類鑑別装置は、搬送手段のピッチ(図2に示す幅W12参照)の短縮化(つまり、搬送上流側の搬送部材と搬送下流側の搬送部材との間の間隔を短くすること)が望まれる。しかしながら、搬送手段のピッチ(図2に示す幅W12参照)の短縮化を実現するためには、搬送手段の間に配置される光学センサのフレーム(図2に示す幅W14参照)を小型化する必要がある。そして、フレームの小型化を実現するために、遮光壁の厚みを薄くすると、射出成型でフレームを作成した際に、射出成型後の樹脂材の冷却収縮の速度がフレーム内の部位により異なる現象が発生する。そして、冷却収縮の速度が不均一になることにより、フレームに反りや歪みが発生する。その結果、フレーム(特に、遮光壁自体)に反りや歪み等の変形が発生し易くなる。そこで、本実施形態は、フレーム(特に、遮光壁自体)に反りや歪み等の変形を発生させることなく、このような小型紙幣の真贋や金種を鑑別することができるように、搬送手段のピッチの短縮化を実現する紙葉類鑑別装置を提供することも意図している。
<自動取引装置の構成>
以下、図1を参照して、本実施形態1に係る自動取引装置(ATM)1の構成につき説明する。図1は、本実施形態1に係る自動取引装置1の概略構成を示す構成図である。ここでは、本実施形態1に係る紙葉類鑑別装置5を実装する実装装置が、金融機関や流通機関等で利用されている自動取引装置1であるものとして説明する。自動取引装置1は、顧客との間で入金取引や出金取引等の現金に関する取引を行う装置である。
図1に示すように、本実施形態1に係る自動取引装置1は、入出金部2と、搬送路3と、搬送部4と、紙葉類鑑別装置5と、一時保留部6と、リジェクトカセット7と、複数の紙幣カセット8とを有している。
入出金部2は、紙葉類(紙幣)を入金したり出金したりする部位である。
搬送路3は、紙葉類(紙幣)が搬送される通路である。
搬送部4は、紙葉類(紙幣)を搬送する機構である。
紙葉類鑑別装置5は、紙葉類(紙幣)を鑑別する鑑別部として機能する装置である。
一時保留部6は、紙葉類(紙幣)を一時的に保留する部位である。
リジェクトカセット7は、再流用が不能な紙葉類(紙幣)を収容するカセットである。
紙幣カセット8は、再流用が可能な紙葉類(紙幣)を収容するカセットである。
<紙葉類鑑別装置と光学センサの構成>
本発明は、紙葉類鑑別装置5で用いられている光学センサ14(図2〜図8参照)のフレーム21の構造に特徴がある。そこで、以下、図2を参照して、紙葉類鑑別装置5の概略構成を説明し、その後に、図3〜図8を参照して、光学センサ14のフレーム21の具体的な構成について説明する。
図2は、紙葉類鑑別装置5の概略構成を示す構成図であり、紙葉類鑑別装置5を右方向から見た構成を示している。ここでは、紙葉類鑑別装置5が水平方向に配置されているものとして説明する。ただし、紙葉類鑑別装置5は垂直方向や斜め方向に配置することもできる。図3は、光学センサ14の構成を示す縦断面図である。図4は、光学センサ14の動作を示す説明図である。図4(a)は、鑑別対象の紙葉類である紙幣BLの反射画像情報を取得する場合の動作例を示しており、図4(b)は、紙幣BLの透過画像情報を取得する場合の動作例を示している。図5は、光学センサ14のフレーム21の構成を示す分解斜視図である。図6は、光学センサ14のフレーム21の構成を示す斜視図である。図6(a)は、斜め上方向から見たフレーム21の構成を示しており、図6(b)は、斜め下方向から見たフレーム21の構成を示している。図7及び図8は、光学センサ14で用いられている閉塞部材の一例を示す斜視図である。
図2に示すように、紙葉類鑑別装置5は、搬送ガイド11と、複数の搬送ローラ12と、磁気センサ13と、2つの光学センサ14a,14bと、厚みセンサ15と、制御部16とを有している。ここでは、紙葉類鑑別装置5は、搬送ガイド11を備え、搬送ガイド11内に磁気センサ13と光学センサ14と厚みセンサ15とが組み込まれた一体型の装置であるものとして説明する。
搬送ガイド11は、搬送ローラ12と、磁気センサ13と、光学センサ14と、厚みセンサ15とを保持する保持部材である。
搬送ローラ12は、鑑別対象の紙葉類である紙幣BLの搬送手段である。紙葉類鑑別装置5は、搬送路3の上方と下方とに複数の搬送ローラ12を配置している。
磁気センサ13は、紙幣BLに埋め込まれた磁気情報を検知するセンサである。
光学センサ14a,14bは、紙幣BLの画像情報を検知するセンサである。光学センサ14aは、搬送路3の上方に配置され、一方、光学センサ14bは、搬送路3の下方に配置されている。以下、光学センサ14a,14bを総称する場合に単に「光学センサ14」と称する。
厚みセンサ15は、紙幣BLの厚みを検知するセンサである。
制御部16は、各構成要素の動作を制御する機能手段である。
搬送ガイド11は、搬送路3の上方に配置された搬送ガイド11Uと、搬送路3の下方に配置された搬送ガイド11Lとで構成されている。紙葉類鑑別装置5は、搬送路3に沿って紙幣BLを搬送する。
紙葉類鑑別装置5は、矢印A11と矢印A12とのいずれの方向にも紙幣BLを搬送することができる。紙葉類鑑別装置5は、紙幣BLを搬送しながら、磁気センサ13で紙幣BLの磁気情報を検知し、光学センサ14で紙幣BLの画像情報を検知し、厚みセンサ15で紙幣BLの厚みを検知する。
光学センサ14a,14bは、同様の構造になっている。光学センサ14a,14bは、搬送路3を挟んで、逆向きに対向配置されている。光学センサ14a,14bは、それぞれ、紙幣BLの搬送方向において、所定距離だけずらされて配置されている。
図3に示すように、光学センサ14a,14bは、それぞれ、フレーム21と、2つの反射用光源22a,22bと、レンズアレイ23と、受光センサ24aと、透過用光源25と、コンタクトガラス41とを有している。ここでは、搬送路3の上方に配置された光学センサ14aを例にして、光学センサ14の構造を説明する。
フレーム21は、反射用光源22a,22bとレンズアレイ23と受光センサ24a(厳密には、受光センサ24aが実装されている受光センサ基板24)と透過用光源25とを保持する保持部材である。
反射用光源22a,22bは、紙幣BLで反射される光を紙幣BLに照射する光源である。反射用光源22a,22bは、例えば、可視光や赤外光、紫外光等の光を照射する複数のLED(Light Emitting Diode;発光ダイオード)で構成されている。以下、反射用光源22a,22bを総称する場合に単に「反射用光源22」と称する。
レンズアレイ23は、紙幣BLで反射した反射光と紙幣BLを透過した透過光とを受光センサ24aに導き、反射光による紙幣BLの画像(紙幣BLの反射画像)と透過光による紙幣BLの画像(紙幣BLの透過画像)とを受光センサ24aで結像させる光学部材である。
受光センサ24aは、反射用光源22a,22bから照射された光が紙幣BLで反射した反射光と透過用光源25から照射された光が紙幣BLを透過した透過光とを受光するセンサである。本実施形態1では、受光センサ24aがラインセンサであるものとして説明する。
透過用光源25は、紙幣BLを透過させる光を紙幣BLに照射する光源である。透過用光源25は、反射用光源22a,22bと同様に、例えば、可視光や赤外光、紫外光等の光を照射する複数のLEDで構成されている。なお、本実施形態では、透過用光源25が搬送路3を幅方向に線状に照明する線状照明であるものとして説明する。透過用光源25は、その両端に取り付けられたLED基板42a,42b(図5参照)を介してフレーム21に固定されている。
コンタクトガラス41は、フレーム21内の反射用光源22a,22bやレンズアレイ23、透過用光源25等を保護するための平板である。コンタクトガラス41は、可視光や赤外光(近赤外光を含む)を透過するように、透明なガラスで構成されている。
フレーム21は、縦断面形状が搬送路3に臨む側の面で開口された箱状を呈する、長尺な柱状の構造になっている(図3及び図6参照)。フレーム21は、左右方向(搬送路3の幅方向)に延在するように、紙葉類鑑別装置5の搬送ガイド11(図2参照)に固定されている。本実施形態では、フレーム21内に収容されている反射用光源22a,22bとレンズアレイ23と受光センサ24aと透過用光源25とは、左右方向(搬送路3の幅方向)に延在するように、配置されているものとして説明する。
反射用光源22a,22bは、それぞれ、紙幣BLの搬送方向に並べて配置されている。例えば、光学センサ14aでは、反射用光源22bが反射用光源22aの前方に配置されている。
レンズアレイ23は、コンタクトガラス41に対して垂直な配置関係になるように、紙幣BLの搬送方向において、反射用光源22aと反射用光源22bとの中間の位置に配置されている。
受光センサ24aは、受光センサ基板24に実装されている。その受光センサ基板24は、反射用光源22a,22bに対して搬送路3から離間する側の位置に配置されている。例えば、光学センサ14aでは、受光センサ基板24は、反射用光源22a,22bの上方に配置されている。受光センサ24aは、搬送路3の方向に向けて配置されている。
透過用光源25は、対向配置された光学センサ14のレンズアレイ23に対向するように、紙幣BLの搬送方向において、反射用光源22a,22bに対してずらされて配置されている。例えば、光学センサ14aでは、透過用光源25は、反射用光源22a,22bの前方に配置されている。
コンタクトガラス41は、フレーム21における搬送路3に臨む側の面を覆うように配置されている。例えば、光学センサ14aでは、コンタクトガラス41は、フレーム21の下面を覆うように配置されている。
フレーム21の内部には、反射用光源22a,22bが収容される反射用光源収容部32と、受光センサ基板24が収容される受光センサ収容部34と、透過用光源25が収容される透過用光源収容部35とが形成されている(図3及び図6参照)。
反射用光源収容部32と受光センサ収容部34とは、上下に重なるように配置されている。反射用光源収容部32は、搬送路3に近い側に配置され、一方、受光センサ収容部34は、搬送路3から遠い側に配置されている。例えば、光学センサ14aでは、受光センサ収容部34は、反射用光源収容部32の上方に配置されている。
反射用光源収容部32と受光センサ収容部34との間は、仕切り板26で仕切られている。仕切り板26には開口部26hが形成されている。レンズアレイ23は、開口部26hの位置に一致するように仕切り板26に取り付けられている。また、受光センサ基板24は、受光センサ24aの位置が開口部26hの位置に一致するように仕切り板26に取り付けられている。
透過用光源収容部35は、紙幣BLの搬送方向において、反射用光源収容部32及び受光センサ収容部34に対してずらされて配置されている。例えば、光学センサ14aでは、透過用光源収容部35は、反射用光源収容部32及び受光センサ収容部34の前方に配置されている。
反射用光源収容部32と透過用光源収容部35との間は、遮光壁27で仕切られている。遮光壁27は、反射用光源22から照射された光と透過用光源25から照射された光とが混成して意図せぬ迷光として受光センサ24aに入ることを防止している。
光学センサ14は、図4に示すように動作する。
例えば、搬送路3の上方に配置された光学センサ14aでは、反射用光源22a,22bから光が照射される。すると、その光(照射光)は、屈折しながらコンタクトガラス41を透過して、搬送路3に入る。そして、紙幣BLが搬送路3を通過すると、その光(照射光)は、紙幣BLの表面で反射し、反射光としてコンタクトガラス41に入る。この後、反射光は、コンタクトガラス41を透過してレンズアレイ23に入り、そのレンズアレイ23を透過して受光センサ24aに入る。これにより、光学センサ14aは、紙幣BLの表面を反射した紙幣BLの反射画像情報を取得する。
光学センサ14は、光学センサ14aと光学センサ14bとで同様の動作を行う。
また、例えば、搬送路3の下方に配置された光学センサ14bでは、透過用光源25から光が照射される。すると、その光(照射光)は、コンタクトガラス41を透過して、搬送路3に入り、搬送路3を通過して、搬送路3の上方に配置された光学センサ14aのコンタクトガラス41に入る。その際に、紙幣BLが搬送路3を通過すると、その光(照射光)は、紙幣BLの裏面から表面に透過し、透過光として光学センサ14aのコンタクトガラス41に入る。この後、透過光は、光学センサ14aのコンタクトガラス41を透過し、光学センサ14aのコンタクトガラス41を透過してレンズアレイ23に入り、そのレンズアレイ23を透過して受光センサ24aに入る。これにより、光学センサ14aは、紙幣BLを透過した紙幣BLの透過画像情報を取得する。
光学センサ14は、光学センサ14aと光学センサ14bとで同様の動作を行う。
なお、反射用光源22(22a,22b)及び透過用光源25は、例えば時分割で様々な波長のパターンを順次切り替えて発光するようにしてもよい。これにより、光学センサ14は、様々な波長による紙幣BLの画像を取得することができる。
係る構成において、光学センサ14aは、自身の反射用光源22a,22bと受光センサ24aとで紙幣BLの反射画像情報を取得する機構(反射型画像読取機構)を構成するとともに、自身に対向配置された光学センサ14bの透過用光源25と自身の受光センサ24aとで紙幣BLの透過画像情報を取得する機構(透過型画像読取機構)を構成する。
同様に、光学センサ14bは、自身の反射用光源22a,22bと受光センサ24aとで紙幣BLの反射画像情報を取得する機構(反射型画像読取機構)を構成するとともに、自身に対向配置された光学センサ14aの透過用光源25と自身の受光センサ24aとで紙幣BLの透過画像情報を取得する機構(透過型画像読取機構)を構成する。
このような光学センサ14は、紙幣BLの反射画像情報を取得する機構(反射型画像読取機構)と紙幣BLの透過画像情報を取得する機構(透過型画像読取機構)とが一体化された構造になっている。そのため、光学センサ14は、受光センサ24aの個数(つまり、その受光センサ24aを実装する受光センサ基板24の個数)を低減することや、コストを削減すること、実装スペースを低減することができる。
ところで、図5に示すように、本実施形態1では、光学センサ14のフレーム21の遮光壁27に、1乃至複数の開口部28(図示例では、3つの開口部28a,28b,28c)が形成されている。開口部28は、以下のような効果を得ることを意図して形成されたものである。
すなわち、仮に、フレーム21が遮光壁27に開口部28を備えていない構造になっていたものとする。その構造のフレーム(遮光壁27に開口部28を備えていない構造のフレーム)では、遮光壁27がフレーム内の偏った位置(つまり、フレームの内部で、かつ、中央付近よりも透過用光源25側に寄った位置)に設けられており、射出成型でフレームを作成した際に、射出成型後の樹脂材の冷却収縮の速度がフレーム内の部位により異なる現象が発生する。そして、冷却収縮の速度が不均一になることにより、フレームに反りや歪みが発生する。そのため、その構造のフレームでは、フレーム(特に、遮光壁27の周囲)に反りや歪み等の変形が発生し易くなる。
また、例えば、その構造のフレーム(遮光壁27に開口部28を備えていない構造のフレーム)において、紙葉類鑑別装置5の実装装置や紙葉類鑑別装置5自体の小型化を実現するために、又は、搬送手段のピッチの短縮化を実現するために、仮に、フレームが遮光壁27の厚みを薄くした構造になっていたものとする。その構造のフレーム(遮光壁27に開口部28を備えていない構造で、かつ、遮光壁27の厚みを薄くした構造のフレーム)では、射出成型でフレームを作成した際に、射出成型後の樹脂材の冷却収縮の速度がフレーム内の部位により異なる現象が発生する。そして、冷却収縮の速度が不均一になることにより、フレームに反りや歪みが発生する。したがって、この要因によっても、その構成のフレームでは、フレーム(特に、遮光壁27自体)に反りや歪み等の変形が発生し易くなる。
これに対し、本実施形態1に係る光学センサ14のフレーム21は、遮光壁27に1乃至複数の開口部28(図示例では、3つの開口部28a,28b,28c)が形成されている。開口部28は、光学センサ14のフレーム21を成型する際に、射出成型後の樹脂材の冷却収縮に伴って、微小に開くように変形する。しかしながら、その開口部28の変形は、フレーム21の全体の形状(特に、遮光壁27の周囲や遮光壁27自体の形状)を維持するように、作用する。このような光学センサ14のフレーム21は、射出成型でフレーム21を作成した際に、射出成型後の樹脂材の冷却収縮による影響を開口部28で低減することができる。そのため、光学センサ14のフレーム21は、射出成型で遮光壁27を良好に形成することができ、フレーム21(特に、遮光壁27の周囲や遮光壁27自体)に反りや歪み等の変形が発生することを抑制することができる。
なお、図5に示す例では、開口部28の縦断面形状は、矩形状になっている。しかしながら、開口部28の縦断面形状は、矩形以外の形状であってもよい。例えば、開口部28の縦断面形状は、「U」字状や、三角形状、半円形状等の形状にすることができる。
また、開口部28(28a,28b,28c)は、意図せぬ迷光が発生する原因となる。そのため、図6(b)及び図7に示すように、開口部28(28a,28b,28c)は、フレーム21の射出成型後の後工程で、遮光テープ等の閉塞部材51(51a,51b,51c)で塞がれる。なお、「遮光テープ」とは、粘着面を有し、かつ、例えば黒色等の光を透過し難い色を帯びたテープである。
その閉塞部材51は、遮光テープの代わりに、図8に示すように、開口部28に形成された溝29に嵌合されるインサート部品52で構成するようにしてもよい。
<紙葉類鑑別装置の主な特徴>
本実施形態1に係る紙葉類鑑別装置5の光学センサ14では、レンズアレイ23と受光センサ24a(厳密には、受光センサ24aが実装されている受光センサ基板24)とがフレーム21に固定されている。フレーム21には、反射用光源22(22a,22b)から照射された光と透過用光源25から照射された光とが混成して意図せぬ迷光として受光センサ24aに入ることを防止するために、遮光壁27が設けられる。その遮光壁27には、1乃至複数の開口部28が形成されている。
このような光学センサ14のフレーム21は、射出成型でフレーム21を作成した際に、射出成型後の樹脂材の冷却収縮による影響を開口部28で低減することができる。そのため、光学センサ14のフレーム21は、射出成型で遮光壁27を良好に形成することができ、フレーム21(特に、遮光壁27の周囲や遮光壁27自体)に反りや歪み等の変形が発生することを抑制することができる。
そして、本実施形態1に係る紙葉類鑑別装置5は、このようなフレーム21を有する光学センサ14を用いているため、フレーム21の変形を抑制することができる。
係る構成において、紙葉類鑑別装置5は、フレーム21の遮光壁27に設けられた開口部28(28a,28b,28c)により、射出成型後の樹脂材の冷却収縮で発生し易い、フレーム21(特に、遮光壁27の周囲や遮光壁27自体)の反りや歪み等の変形を抑制することができる。
以上の通り、本実施形態1に係る紙葉類鑑別装置5によれば、フレーム21の変形を抑制することができる。
[実施形態2]
実施形態1に係る紙葉類鑑別装置5(図5参照)のフレーム21は、遮光壁27に開口部28が形成されており、遮光壁27を形成する部材とは異なる閉塞部材51で開口部28を塞く構造になっている。
これに対し、本実施形態2では、フレーム21の遮光壁27がインサート部品と樹脂材とを一体化した構造になっている紙葉類鑑別装置5Aを提供する。
以下、図9及び図10を参照して、本実施形態2に係る紙葉類鑑別装置5Aの構成及び製造方法につき説明する。図9は、紙葉類鑑別装置5Aで用いる光学センサ14のフレーム21Aの製造方法を示す説明図である。図9(a)は、インサート成型でフレーム21Aを製造する際の一例を示しており、図9(b)は、インサート成型で製造されたフレーム21Aの構成を示している。図10は、フレーム21Aの製造方法を示すフローチャートである。
図9(a)に示すように、本実施形態2では、光学センサ14のフレーム21Aは、型枠61,62内の遮光壁27の一部となる位置63に閉塞部材としてのインサート部品52を配置した状態で樹脂材71を型枠61,62に充填したインサート成型によって、形成されている。
具体的には、フレーム21Aは、以下の工程で製造される。
図9(a)に示すように、まず、型枠61,62内の遮光壁27の一部となる位置63に閉塞部材としてのインサート部品52をセットする(図10のS110)。次に、上側の型枠61と下側の型枠62とを接合して(図10のS120)、型枠61,62に樹脂材71を充填する(図10のS130)。これにより、図9(b)に示すように、フレーム21Aが成型される(図10のS140)。
なお、本実施形態2のフレーム21Aの形状は、実施形態1のフレーム21(図6参照)と同様の形状になっている。
インサート部品52は、遮光壁27の厚みと略同等の厚みの平板の形状を呈している。インサート部品52は、樹脂材で構成されている。インサート部品52は、型枠61,62に充填する樹脂材71と同じ種類の材料で構成されていてもよいし、異なる種類の材料で構成されていてもよい。また、インサート部品52は、金属で構成することもできる。
インサート部品52は、例えば、図11に示すインサート部品52a,52bや、図12に示すインサート部品52cのように、好ましくは、遮光壁27と係合し易い形状になっているとよい。
図11は、光学センサ14の閉塞部材としてのインサート部品52a,52bの一例を示す平面図である。
図11(a)は、アンカー部56を有するインサート部品52aの構成を示している。アンカー部56は、遮光壁27と係合する部位である。アンカー部56は、上方から見た場合に、厚み方向の辺を「>」状に屈曲させた形状になっている。アンカー部56は、遮光壁27の壁面に対して垂直な方向にインサート部品52aが倒れる(回動する)ことを防止している。
図11(b)は、アンカー部57を有するインサート部品52bの構成を示している。アンカー部57は、遮光壁27と係合する部位である。アンカー部57は、上方から見た場合に、厚み方向の辺の中央付近に、厚み方向の辺から垂直方向に突出する平板状の突起部を備えた形状になっている。アンカー部57は、遮光壁27の壁面に対して垂直な方向にインサート部品52bが倒れる(回動する)ことを防止している。
図12は、光学センサ14の閉塞部材としてのインサート部品52cの一例を示す図である。図12(a)は、上方から見たインサート部品52cの断面形状を示しており、図12(b)は、側面方向から見たインサート部品52cの縦断面形状を示している。インサート部品52cは、遮光壁27と係合するアンカー部56cを有している。
図12(a)に示すように、アンカー部56cは、上方から見た場合に、インサート部品52aのアンカー部56(図11(a)参照)と同様に、厚み方向の辺を「>」状に屈曲させた形状になっている。
図12(b)に示すように、アンカー部56cは、側面方向から見た場合に、高さ方向の略中央付近に、「コ」状の溝型のアンカー部58を備えた形状になっている。アンカー部58は、インサート部品52cが上下方向に引き抜かれることを防止している。
なお、図11及び図12に示す例では、インサート部品52a,52b,52cが平板の形状になっている。しかしながら、インサート部品52a,52b,52cは、非平板の形状(例えば、平板に突起部を備えた形状等)であってもよい。
係る構成において、紙葉類鑑別装置5Aは、インサート成型でフレーム21の遮光壁27に一体化されたインサート部品52により、射出成型後の樹脂材の冷却収縮で発生し易い、フレーム21(特に、遮光壁27の周囲や遮光壁27自体)の反りや歪み等の変形を抑制することができる。
以上の通り、本実施形態2に係る紙葉類鑑別装置5Aによれば、実施形態1に係る紙葉類鑑別装置5と同様に、フレーム21の変形を抑制することができる。
しかも、本実施形態2に係る紙葉類鑑別装置5Aによれば、実施形態1に係る紙葉類鑑別装置5に比べて、インサート部品52が遮光壁27と一体化しているため、遮光壁27の強度を向上させることができる。
なお、本発明は、前記した実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更や変形を行うことができる。例えば、前記した実施形態は、本発明の要旨を分かり易く説明するために詳細に説明したものである。そのため、本発明は、必ずしも説明した全ての構成要素を備えるものに限定されるものではない。また、本発明は、ある構成要素に他の構成要素を追加したり、一部の構成要素を他の構成要素に変更したりすることができる。また、本発明は、一部の構成要素を削除することもできる。
また、例えば、本発明に係る紙葉類鑑別装置5は、金融機関や流通機関等で利用されている自動取引装置(ATM)だけでなく、金融機関等で利用されている通帳記帳機や、窓口装置、交通機関や流通機関等で利用されている発券機、流通機関等で利用されているキャッシュレジスタ等の装置に実装することができる。
また、例えば、本発明に係る紙葉類鑑別装置5は、紙幣だけでなく、小切手や有価証券等の紙葉類を鑑別する場合にも適用することができる。
また、例えば、前記した実施形態では、紙葉類鑑別装置5は、搬送ガイド11を備え、搬送ガイド11内に磁気センサ13と光学センサ14と厚みセンサ15とが組み込まれた一体型の装置であるものとして説明している(図2参照)。しかしながら、紙葉類鑑別装置5は、搬送ガイド11を備えず、磁気センサ13と光学センサ14と厚みセンサ15とが搭載装置の搬送路3の周囲に分散配置された分散型の装置であってもよい。
1 自動取引装置
2 入出金部
3 搬送路
4 搬送部
5 鑑別部(紙葉類鑑別装置)
6 一時保留部
7 リジェクトカセット
8 紙幣カセット
11(11L,11U) 搬送ガイド
12 搬送ローラ
13 磁気センサ
14(14a,14b) 光学センサ
15 厚みセンサ
16 制御部
21 フレーム
22(22a,22b) 反射用光源
23 レンズアレイ
24 受光センサ基板
24a 受光センサ
25 透過用光源
26 仕切り板
26h 開口部
27 遮光壁
28(28a,28b,28c) 開口部
29 溝
32 反射用光源収容部
34 受光センサ収容部
35 透過用光源収容部
41 コンタクトガラス
42a,42b LED基板
51(51a,51b,51c) 閉塞部材(遮光テープ)
52,52a,52b,52c 閉塞部材(インサート部品)
56,56c,57,58 アンカー部
61,62 型枠
63 取付部
71 樹脂材
BL 紙幣(紙葉類)
W1 幅
W2 ピッチ

Claims (7)

  1. 紙葉類に対して光を照射する反射用光源及び透過用光源と、
    前記反射用光源から照射された光が前記紙葉類で反射した反射光を受光する受光センサと、
    前記反射用光源と前記透過用光源と前記受光センサとを保持するフレームと、を備え、
    前記フレームは、樹脂材の射出成型で作成されたものであり、かつ、前記反射用光源と前記透過用光源との間に遮光壁を有しており、
    前記遮光壁の壁面の一部には、1乃至複数の開口部が形成されており、
    前記開口部は、前記遮光壁を形成する部材とは異なり、かつ、遮光性を有する閉塞部材により塞がれている
    ことを特徴とする紙葉類鑑別装置。
  2. 紙葉類に対して光を照射する反射用光源及び透過用光源と、
    前記反射用光源から照射された光が前記紙葉類で反射した反射光を受光する受光センサと、
    前記反射用光源と前記透過用光源と前記受光センサとを保持するフレームと、を備え、
    前記フレームは、前記反射用光源と前記透過用光源との間に遮光壁を有しており、
    前記遮光壁は、樹脂材とインサート部品とが一体に成型されており、
    前記インサート部品は、遮光性を有するものであり、かつ、前記遮光壁に埋没しない状態で前記遮光壁の一部を構成している
    ことを特徴とする紙葉類鑑別装置。
  3. 請求項に記載の紙葉類鑑別装置において、
    前記フレームは、型枠内の前記遮光壁の一部となる位置に前記インサート部品を配置した状態で前記樹脂材を前記型枠に充填したインサート成型によって、形成されている
    ことを特徴とする紙葉類鑑別装置。
  4. 請求項又は請求項に記載の紙葉類鑑別装置において、
    前記インサート部品は、前記遮光壁の厚みと略同等の厚みの平板の形状を呈している
    ことを特徴とする紙葉類鑑別装置。
  5. 請求項乃至請求項のいずれか一項に記載の紙葉類鑑別装置において、
    前記インサート部品は、前記遮光壁と係合するアンカー部を備えている
    ことを特徴とする紙葉類鑑別装置。
  6. 紙葉類に対して光を照射する第一光源及び第二光源と、
    前記第一光源から照射された光が前記紙葉類で反射した反射光を受光する受光センサと、
    前記第一光源と前記第二光源と前記受光センサとを保持するフレームと、を備え、
    前記フレームは、熱可塑性を有する樹脂材で作成されたものであり、かつ、前記第一光源と前記第二光源との間に遮光壁を有しており、
    前記遮光壁の壁面の一部には、1乃至複数の開口部が形成されており、
    前記開口部は、前記遮光壁を形成する部材とは異なり、かつ、遮光性を有する閉塞部材により塞がれている
    ことを特徴とする紙葉類鑑別装置。
  7. 請求項1乃至請求項6のいずれか一項に記載の紙葉類鑑別装置を有する
    ことを特徴とする自動取引装置。
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