JP2014130479A - 自動取引装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】繰り出す紙葉類のスキューを減少する。
【解決手段】本発明の入出金部12は、ビルプレス26の支持面41aにピックアップローラ22と対向する位置に略台形柱の突起部42が設けられ、紙幣束BLWをビルプレス26の支持面41aから離間して該紙幣束BLWの中央部をピックアップローラ22及び突起部42により挟持するので、紙幣BLの長手方向に厚さが異なる紙幣束BLWを繰り出す場合でも、紙幣BLにおける紙幣束BLWが厚い方の端部がガイド部25に密着することを減少させることができ、紙幣BLを繰り出す際にガイド部25と紙幣BLの一方の端部との摩擦抵抗によるスキューを従来と比して減少させることができる。
【選択図】図3

Description

本発明は、自動取引装置に関し、例えば、紙葉類(紙幣)を扱う装置に関するものである。
従来、自動取引装置においては、図13に示すように、顧客との間で紙幣のやり取りをする入出金部300は、紙幣の束(以下、これを紙幣束とも呼ぶ)BLWを収容する収容空間を形成するビルプレス301及びガイド部302が設けられる。
入出金部300は、収容空間に投入された紙幣束BLWをガイド部302側に設けられるピックアップローラ303(303a、303b)にビルプレス301により押し当て、該ピックアップローラ303により収納庫等に繰り出すようになされている(例えば、特許文献1参照)。
特開2011−118487公報
ところで、従来の入出金部300では、ビルプレス301における収容空間を形成する平坦な面に紙幣束BLWが当接するため、図8に示すような紙幣の長手方向に厚さが異なる紙幣束BLWを繰り出す際、ガイド302におけるピックアップローラ303の外側部分に、紙幣BLの一方の端部(紙幣束BLWにおける厚い方の端部)が密着してしまうことが起こりうる(図13)。
このような場合、入出金部300では、図14に示すように、ガイド302と紙幣BLが密着することによる摩擦抵抗によって、繰り出される紙幣BLにスキューが発生してしまう恐れがある。
本発明は以上の点を考慮したもので、繰り出す紙葉類のスキューを減少し得る自動取引装置を提案しようとするものである。
かかる課題を解決するため本発明においては、紙葉類が収容される収容空間内の紙葉類を繰り出すピックアップローラと、収容空間における一面を形成し、ピックアップローラの一部が収容空間に突出するための孔を有するガイド部と、ガイド部と対向して配置されて収容空間の一面を形成し、ガイド部と対向する面におけるピックアップローラと対向する位置に、収容空間側に突起される突起部を有するビルプレスとを有する。
また本発明においては、紙葉類が収容される収容空間内の該紙葉類を繰り出すピックアップローラと、収容空間における一面を形成し、ピックアップローラの一部が収容空間に突出するための孔を有するガイド部と、ガイド部と対向して配置されて収容空間の一面を形成する突起部を有するビルプレスとを有し、ガイド部は、ビルプレスと対向する面を有する本体部と、本体部におけるビルプレスと対向する面に配置され、本体部よりも摩擦係数が小さい低摩擦部材とを有する。
これにより本発明は、収容空間に投入された紙葉類束をビルプレスの突起部とピックアップローラとで挟持して紙葉類を繰り出すので、収容空間に入れられた紙葉類束の厚さが異なる場合でも、紙葉類における紙葉類束が厚い方の端部とガイド部との密着を減少させることにより、紙葉類を繰り出す際の摩擦抵抗を減少させることができ、かくして繰り出す紙葉類のスキューを減少することができる。
自動取引装置の外観構成を示す略線図である。 自動取引装置の内部構成を示す略線図である。 入出金部の構成(1)を示す略線図である。 入出金部の構成(2)を示す略線図である。 ガイド部の構成を示す略線図である。 ビルプレスの構成を示す略線図である。 ビルプレスの移動を示す略線図である。 長手方向に厚さが異なる紙幣束を示す略線図である。 長手方向に厚さが異なる紙幣束の挟持の様子を示す略線図である。 他の実施の形態におけるビルプレスの構成(1)を示す略線図である。 他の実施の形態におけるビルプレスの構成(2)を示す略線図である。 他の実施の形態におけるガイド部の構成を示す略線図である。 従来の入出金部における長手方向に厚さが異なる紙幣束の挟持の様子を示す略線図である。 従来の入出金部における紙幣のスキューの様子を示す略線図である。
以下、発明を実施するための形態について、図面を用いて詳細に説明する。
〈1.実施の形態〉
〔1−1.自動取引装置の構成〕
図1及び図2に、自動取引装置1の構成を示す。図1は、自動取引装置1の全体構成を示す。図2は、図1の自動取引装置1を左右方向から見た側面図を示し、該自動取引装置1の内部構成のうち主に紙幣の処理に関する部分を示す。
自動取引装置1は、筐体2における前面に操作表示部3、紙幣入出金口4、硬貨入出金口5、カード入出口6及び通帳入出口7が設けられる。
操作表示部3は、取引操作の際に顧客に対して取引内容の画像を表示する例えば液晶ディスプレイやELディスプレイ等でなる表示部と、顧客の操作入力を受け付けるタッチパネルとにより構成される。
紙幣入出金口4は、顧客との間でやり取りされる紙幣の出入口である。硬貨入出金口5は、顧客との間でやり取りされる硬貨の出入口である。
カード入出口6は、キャッシュカード等の各種カードが挿入または排出される部分である。カード入出口6の奥部には、各種カードに磁気記録された口座番号等の読み取りを行うカード処理部(図示せず)が設けられる。
通帳入出口7は、通帳が挿入または排出される部分である。通帳入出口7の奥部には、通帳に磁気記録された口座番号等の読み取り、通帳記入を行う通帳処理部(図示せず)が設けられる。
自動取引装置1は、筐体2の内部に主制御部10、収納庫11、入出金部12、鑑別部13、一時保留部14、リジェクト庫15及び搬送路16等が設けられ、図中太線で示す搬送路16を介して各部(主制御部10を除く)の間で紙幣が短辺方向に沿って搬送される。
主制御部10は、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)等でなるマイクロコンピュータ、ハードディスクドライブ等の記憶部、ホストコンピュータとの接続口であるインターフェイス部を含む構成とされ、各部を制御する。
収納庫11は、顧客から投入された紙幣や、顧客に対して支払われる紙幣を金種別に収納する。入出金部12は、詳しくは後述するように、顧客との間で紙幣をやり取りする部分であり、入金時に紙幣が顧客から投入され、出金時に収納庫11等に収納された紙幣が顧客に支払われる。
鑑別部13は、搬送路16を介して搬送される紙幣の金種や真偽を判定する。一時保留部14は、顧客との間で取引される紙幣を一時的に保留する。リジェクト庫15は、鑑別部13によって入出金不可と判定された紙幣を回収するものである。
自動取引装置1は、例えば顧客が紙幣を入金する入金取引を行う場合、主制御部10の制御に応じて、操作表示部3を介して所定の操作入力を受け付けた後、入出金部12に紙幣を投入させる。
続いて主制御部10は、投入された紙幣を搬送路16を介して鑑別部13へ搬送して鑑別させ、正常紙幣と鑑別された紙幣を一時保留部14へ搬送して一時的に保留する一方、取引すべきでないと鑑別された紙幣を入出金部12へ搬送して顧客に返却する。
その後、主制御部10は、操作表示部3を介して顧客に入金金額を確定させ、一時保留部14に保留している紙幣を再び鑑別部13へ搬送して金種を再鑑別させて、鑑別された金種に応じて収納庫11の各カセットへ搬送し収納させる。
〔1−2.入出金部の構成〕
入出金部12は、図3及び図4に示すように、シャッタ21、ピックアップローラ22、フィードローラ23、ゲートローラ24、ガイド部25、ビルプレス26、集積舌片ローラ27を含む構成とされる。
シャッタ21は、入出金部12の上部に前後方向に移動可能に配置され、通常状態において紙幣入出金口4を閉じており、顧客との取引における紙幣BLの投入時および取出時に紙幣入出金口4を開放する。
ピックアップローラ22(22a、22b)は、入出金部12の前方で底板12aの上方に左右方向に並んで2つ配置され、外周面の一部にゴム等の摩擦係数の大きい高摩擦部材が取り付けられており、底板12a上に積層された紙幣BLを分離して搬送路16側に繰り出す。
フィードローラ23は、ピックアップローラ22の下方に左右方向に並んで2つ配置され、外周面の一部に高摩擦部材が取り付けられており、ピックアップローラ22により繰り出された紙幣BLを搬送路16に繰り出す。
ゲートローラ24は、フィードローラ23にそれぞれ対向して配置され、フィードローラ23が紙幣BLを繰り出す際に回転しない一方向回転機構を有し、入出金部12からフィードローラ23との間に繰り出されてきた紙幣BLを1枚ずつに分離する。
ガイド部25は、入出金部12における紙幣BLが収容される収容空間の前方側の一面を形成し、駆動機構(図示せず)によって前後方向に移動可能とされる。ガイド部25は、図5に示すように、ガイド本体部31及び低摩擦部材32により構成される。
ガイド本体部31は、例えばプラスチック材により、後方から前方にかけて上下方向に高くなり、前後方向の厚さが中央部は一定で、左右方向に向けて薄くなるように傾斜された傾斜部を有する形状に形成される。
ガイド本体部31は、前後方向に厚さが一定である中央部に低摩擦部材32が密着される。低摩擦部材32は、ガイド本体部31より低摩擦な部材(例えば金属材)でなり、収容空間に接する当接面32aに紙幣BLが当接する。
ガイド本体部31及び低摩擦部材32は、ピックアップローラ22と対向する位置に、該ピックアップローラ22が前方側から収容空間に突出できる程度のピックアップローラ孔33(33a、33b)が設けられる。
ビルプレス26は、ガイド部25に対向して配置され、入出金部12における紙幣BLの収容空間の後方側の一面を形成し、駆動機構(図示せず)によって前後方向に移動可能とされ、紙幣BLを繰り出す際にはガイド部25と共にピックアップローラ22側に移動し、ピックアップローラ22に紙幣BLを押圧する。
ビルプレス26は、図6に示すように、くの字状の板状部材でなるビルプレス本体部41におけるガイド部25と対向する面のうちの下方側の平坦な支持面41aのピックアップローラ22(22a、22b)と対向する位置に略台形柱の突起部42(42a、42b)が設けられる。
またビルプレス26は、ビルプレス本体部41の長手方向(左右方向)の両端に、それぞれ2個ずつ前後方向に沿ってスライドピン43が設けられる。
ビルプレス26は、図7に示すように、入出金部12のフレーム(図示せず)に設けられるスライド溝51にスライドピン43が嵌め込まれることで、該スライド溝51に沿って移動可能に支持される。
スライド溝51は、前後方向に延びる前方部51aと、該前方部51aより1段高い後方部51bと、前方部51a及び後方部51bの間を結ぶ傾斜する曲折部51cとにより形成される。
曲折部51cは、ビルプレス26が後方に移動して曲折部51cにスライドピン43が入り込んだ際にビルプレス本体部41の支持面41aがガイド25の当接面32aと平行な状態(図3)から集積舌片ローラ27側に傾斜し、かつビルプレス本体部41におけるガイド部25と対向する面のうちの上方側の傾斜面41bがガイド部25の当接面32aと平行な状態(図4)となるように、ビルプレス26を傾かせる傾斜角に設定される。
なお、ビルプレス26は、ビルプレス本体部41の長手方向における一端の下方に位置検出プレート43が設けられ、例えば光学式のポジションセンサ(図示せず)により位置検出プレート43の位置に基づいてその位置が検出される。
集積舌片ローラ27は、複数の舌片を有する舌片車であり、収納庫11、一時保留部14又はリジェクト庫15に収納された紙幣BLが搬送路16を介して入出金部12に搬送される際に、該紙幣BLの後端を叩いてガイド部25側へ移動させる。
[1−3.入出金部の動作]
入出金部12は、収納庫11等に収納された紙幣BLを顧客に支払う際、主制御部10の制御に応じて各部が動作する。具体的には入出金部12では、ビルプレス26が集積舌片ローラ27の上方に移動され、ガイド部25がビルプレス26から所定の間隔離間した位置に移動される。
そして入出金部12では、集積舌片ローラ27が回転され、搬送路16から搬送された紙幣BLが集積舌片ローラ27に叩かれて収容空間内にガイド部25に沿って集積される。入出金部12では、全ての紙幣BLが集積すると、ビルプレス26がガイド部25側に移動され、ガイド部25とビルプレス26とにより紙幣BLを挟持する。
その後、入出金部12では、紙幣BLを挟持した状態でガイド部25及びビルプレス26がピックアップローラ22側に移動された後、シャッタ21が開放して顧客に紙幣BLを支払う。このとき、予めビルプレス26の停止位置を定めており、その停止位置までビルプレス26を移動させると共に、それに応じてガイド部25も移動させる。
一方、入出金部12は、顧客から紙幣BLが投入される際、主制御部10の制御に応じて各部が動作する。具体的には入出金部12では、ガイド部25及びビルプレス26が紙幣入出金口4の開口よりも狭くかつ顧客の手が入る程度の収容空間となるように移動された後、シャッタ21が開かれる。
そして入出金部12では、顧客により紙幣入出金口4から紙幣BLが収容空間に投入されると、シャッタ21が閉じられた後、ビルプレス26がガイド部25側に移動され、ガイド部25とビルプレス26とによって投入された紙幣BLを立位の状態で挟持する。
入出金部12では、紙幣BLを挟持した状態でガイド部25及びビルプレス26がピックアップローラ22側に移動され、ピックアップローラ22がガイド部25のピックアップローラ孔33から収容空間内に突出して紙幣BLに当接する(図3)。
その後、入出金部12では、ピックアップローラ22及びフィードローラ23が紙幣BLを繰り出す方向に回転し、ピックアップローラ22に当接している紙幣BLが1枚ずつに分離されて搬送路16に繰り出される。
ところで、図8に示すような紙幣BLの長手方向に厚さが異なる紙幣束BLWが入出金部12に投入される場合が考えられる。因みに、長手方向に厚さが異なる要因としては、紙幣BLの長手方向における一端側に短手方向に沿ってセキュリティスレッドが入れられている等がある。
入出金部12は、図9に示すように、紙幣BLの長手方向に厚さが異なる紙幣束BLWが入出金部12に投入された場合でも、ピックアップローラ22及び突起部42により該紙幣束BLWを挟持する。
よって入出金部12では、紙幣束BLWをビルプレス26の支持面41aから離間して該紙幣束BLWの中央部を挟持するので、紙幣BLにおける紙幣束BLWが厚い方の端部がガイド部25に密着することを減少させることができる。
これにより入出金部12は、紙幣BLの長手方向に厚さが異なる紙幣束BLWが入出金部12に投入された場合においても、紙幣BLを繰り出す際にガイド部25と紙幣BLの一方の端部との摩擦抵抗によるスキューを従来と比して減少させることができる。
また入出金部12は、ガイド部25に低摩擦部材32が設けられているので、例えば紙幣BLとガイド本体部31との摩擦係数が高い場合や、シワが多くある紙幣BLが多くある紙幣束BLWを挟持する際に、紙幣BLがガイド部25と接触しても、低摩擦部材32に紙幣BLが接触する。
これにより入出金部12は、紙幣BLがガイド部25と接触しても摩擦抵抗を減少させることができ、かくして紙幣BLを繰り出す際のスキューを従来と比して減少させることができる。
またガイド部25は、ガイド本体部31より低摩擦部材32が後方に出っ張るように密着されているので、ガイド本体部31に接触することをより防止することができる。
〈2.他の実施の形態〉
[2−1.他の実施の形態1]
上述した実施の形態においては、ビルプレス26の支持面41aにおけるピックアップローラ22と対向する位置に略台形柱の突起部42がそれぞれ設けられるようにした場合について述べた。本発明はこれに限らず、ビルプレスの支持面におけるピックアップローラ22と対向する位置に、支持面から突起した突起部が設けられるようにすれば、その形状は問わない。
例えば、図10に示すように、ビルプレス126は、ビルプレス本体部141の支持面141aにおけるピックアップローラ22とそれぞれ対向する位置に、上下方向にスリットを有する突起部142(142a、142b)が設けられる。ビルプレス126は、紙幣BLを繰り出す際の摩擦抵抗をビルプレス26より低減することができる。
また図11に示すように、ビルプレス226は、ビルプレス本体部241の支持面241aにおけるピックアップローラ22と対向する中央部に突起部242が設けられる。
なお、ビルプレス126及び226は、突起部142及び242の形状以外はビルプレス26と同様の構成である。
[2−2.他の実施の形態2]
上述した実施の形態においては、ガイド部25は、ガイド本体部31の中央部に低摩擦部材32が密着されるようにした場合について述べた。本発明はこれに限らない。例えば、図12に示すように、ガイド部125は、ガイド本体部131における傾斜部に低摩擦部材132(132a、132b)が密着されるようにしてもよい。なおガイド部125は、ピックアップローラ22に対応する位置にピックアップローラ孔133及び134が設けられる。
またガイド部は、ガイド本体部の中央部及び傾斜部に低摩擦部材が密着されるようにしてもよい。
[2−3.他の実施の形態3]
上述した実施の形態においては、ピックアップローラ22が左右方向に並んで2つ配置され、該ピックアップローラ22と対抗する位置に突起部42がそれぞれ設けられるようにした場合について述べた。本発明はこれに限らず、ピックアップローラ22が左右方向に並んで2つ以上配置され、該ピックアップローラ22と対向する位置に突起部42がそれぞれ設けられるようにしてもよい。
[2−4.他の実施の形態4]
上述した実施の形態においては、ガイド部及びビルプレスを入出金部に適応した場合について述べたが、本発明はこれに限らず、紙葉類を収容するような、例えば収納庫、リジェクト庫等にも上述したガイド部及びビルプレスを適応することができる。
本発明は、紙幣等の紙葉類を搬送する自動取引装置や、コピー機、自動販売機、券売機などの装置で広く利用することができる。
1……自動取引装置、12……入出金部、21……シャッタ、22……ピックアップローラ、23……フィードローラ、24……ゲートローラ、25……ガイド部、26……ビルプレス、27……集積舌片ローラ、31……ガイド本体部、32……低摩擦部材、33……ピックアップローラ孔、41……ビルプレス本体部、42……突起部、43……スライドピン、44……位置検出プレート。

Claims (8)

  1. 紙葉類が収容される収容空間内の紙葉類を繰り出すピックアップローラと、
    前記収容空間における一面を形成し、前記ピックアップローラの一部が収容空間に突出するための孔を有するガイド部と、
    前記ガイド部と対向して配置されて前記収容空間の一面を形成し、前記ガイド部と対向する面における前記ピックアップローラと対向する位置に、前記収容空間側に突起する突起部を有するビルプレスと
    を有する自動取引装置。
  2. 前記ガイド部は、
    前記ビルプレスと対向する面を有する本体部と、
    前記本体部における前記ビルプレスと対向する面に配置され、前記本体部よりも摩擦係数が小さい低摩擦部材とを有する
    請求項1に記載の自動取引装置。
  3. 前記ピックアップローラは、前記紙葉類を繰り出す方向に対して直交する方向に2以上配置され、
    前記突起部は、前記ピックアップローラに対向する位置にそれぞれ配置される
    請求項1に記載の自動取引装置。
  4. 前記突起部は、前記紙葉類を繰り出す方向に対して直交する方向に複数のスリットが設けられる
    請求項3に記載の自動取引装置。
  5. 前記ピックアップローラは、前記紙葉類を繰り出す方向に対して直交する方向に2以上配置され、
    前記突起部は、前記2以上のピックアップローラの全てに対向する位置に1つ配置される
    請求項1に記載の自動取引装置。
  6. 前記本体部は、
    前記ビルプレスと対向する面の中央部が該ビルプレスにおける前記収容空間を形成する面と平行し、該中央部から左右に向けて該ビルプレスに対して離間するように傾斜した傾斜部を有し、
    前記低摩擦部材は、前記本体部における前記中央部に設けられる
    請求項2に記載の自動取引装置。
  7. 前記本体部は、
    前記ビルプレスと対向する面の中央部が該ビルプレスにおける前記収容空間を形成する面と平行し、該中央部から左右に向けて該ビルプレスに対して離間するように傾斜した傾斜部を有し、
    前記低摩擦部材は、前記本体部における前記傾斜部に設けられる
    請求項2に記載の自動取引装置。
  8. 紙葉類が収容される収容空間内の該紙葉類を繰り出すピックアップローラと、
    前記収容空間における一面を形成し、前記ピックアップローラの一部が収容空間に突出するための孔を有するガイド部と、
    前記ガイド部と対向して配置されて前記収容空間の一面を形成する突起部を有するビルプレスと
    を有し、
    前記ガイド部は、
    前記ビルプレスと対向する面を有する本体部と、
    前記本体部における前記ビルプレスと対向する面に配置され、前記本体部よりも摩擦係数が小さい低摩擦部材とを有する
    自動取引装置。
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