JP6825377B2 - 筒状吐水装置および筒状吐水装置の製造方法 - Google Patents

筒状吐水装置および筒状吐水装置の製造方法 Download PDF

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Description

開示の実施形態は、筒状吐水装置および筒状吐水装置の製造方法に関する。
従来、シャワーヘッドとして外観形状が円柱形状のデザイン性に優れた筒状吐水装置が知られている。たとえば、筒状吐水装置は、外観部材と、弾性部材と、継手部材とを備える。外観部材は、筒状であり、複数の穴を有する。弾性部材は、外観部材の内部に配置され、ベース部と、吐水部とを備える。
ベース部は、板状に形成される。吐水部は、ベース部における一方の面に複数突設される。複数の吐水部のそれぞれは、弾性部材が外観部材に配置された状態で、複数の穴に挿入される。継手部材は、外観部材の内部に配置され、給水源から供給される湯水を弾性部材の吐水部へと導く(たとえば、特許文献1参照)。
特開2014−8328号公報
ところで、筒状吐水装置においては、外観部材が筒状であることから、湯水を吐水する吐水部を広い範囲に設けることが難しい。このため、湯水を広い範囲に吐水させるために、吐水部に噴射角度をつける必要がある。
しかしながら、上記したような従来の筒状吐水装置では、たとえば、吐水部の穴を加工して吐水部に噴射角度をつけるようとすると、たとえば、製造時に金型を用いる場合、金型の取り出し方向が穴ごとに異なるため、製造が煩雑になる。また、たとえば、機械加工によって穴を設けるような場合も、方向の異なる多数の穴を形成する必要があるため、加工の軸方向が異なり、製造が煩雑になる。
また、たとえば、弾性部材を外観部材に押し付けて、ベース部を弾性変形させて吐水部に噴射角度をつけるといった方法が考えられるが、外観部材が軸方向に湾曲していないことから、軸方向に噴射角度をつけるためには外観部材の内面を軸方向に湾曲形成する必要があり、外観のデザイン性が低下したり、外観と内面とが異なる形にするために製造が複雑化する場合がある。
実施形態の一態様は、製造が容易となり、かつ、外観のデザイン性の低下を防止することができる筒状吐水装置および筒状吐水装置の製造方法を提供することを目的とする。
実施形態の一態様に係る筒状吐水装置は、複数の穴を有する筒状の外観部材と、前記外観部材の内部に配置され、前記外観部材に配置された状態で、前記外観部材の内周面側に押し付けられるベース部と、前記ベース部における前記外観部材の内周面側に押し付けられる面に突設され前記穴に挿入される吐水部とを有する弾性部材と、前記外観部材の内部に配置され、給水源から供給される湯水を前記弾性部材の前記吐水部へと導く継手部材と、前記継手部材の軸まわりの回転を防止する回転防止機構とを備え、前記弾性部材は、前記外観部材に配置されない状態では、前記ベース部が湾曲しているとともに該ベース部から複数の前記吐水部が同じ向きに突出しており、前記外観部材に配置された状態では、前記ベース部が前記外観部材の内周面側に押し付けられて変形することで、前記吐水部が傾斜しており、前記回転防止機構は、ピンと、前記外観部材に形成され前記ピンが挿入可能な開口と、前記継手部材に設けられ前記ピンと係合可能な係合部とを備え、前記継手部材が前記外観部材に配置された状態で、前記係合部と係合した前記ピンが前記開口に挿入されることを特徴とする。
かかる構成によれば、弾性部材は、外観部材に配置された状態では、ベース部が変形(弾性変形)することで、吐水部が傾斜している。このように吐水部が傾斜していることで、吐水部に噴射角度がつくようになる。すなわち、外観部材の形状(外観形状)を変更することなく、吐水部に噴射角度をつけることができる。すなわち、吐水部に噴射角度を付与しつつも外観のデザイン性の低下を防止することができる。
また、かかる構成によれば、弾性部材が外観部材に配置されることで吐水部に噴射角度をつけることができるため、吐水部に噴射角度をつけるために外観部材を加工する必要がなく、装置全体として製造が容易となる。また、弾性部材単品についても、複数の吐水部が同じ向きに突出していることで、製造が容易となる。また、かかる構成によれば、外観部材に対して継手部材が回転することによる弾性部材の回転を防止することができる。これにより、外観部材の穴と弾性部材の吐水部との干渉を抑制することができ、これらの干渉による吐水部の噴射角度のずれを抑制することができる。
また、上記した筒状吐水装置では、前記弾性部材は、前記外観部材に配置されない状態では、前記ベース部が、前記外観部材の内周面側に押し付けられる面とは反対側の面が凸状となるように湾曲していることを特徴とする。
かかる構成によれば、弾性部材が外観部材に配置された状態では、吐水部が広がる向きに傾斜している。これにより、吐水部に、湯水を広い範囲に吐水するような噴射角度をつけることができる。
また、上記した筒状吐水装置では、前記外観部材の内部において該外観部材の前記内周面と前記弾性部材との間に配置され、前記ベース部における前記内周面側に押し付けられる面が当接することで該ベース部を変形させる当接面を有する面規制部材をさらに備えることを特徴とする。
かかる構成によれば、面規制部材を有することで、外観部材によらず弾性部材(ベース部)の変形を調節することができる。これにより、外観形状と、吐水部の噴射角度とを別々に設定することができる。
また、上記した筒状吐水装置では、前記弾性部材は、前記吐水部における湯水の流路に、該吐水部と一体に形成された機能部を有することを特徴とする。
かかる構成によれば、弾性部材(吐水部)が機能部を有することで、機能部構造の筒状吐水装置を容易に製造することができるとともに、機能部が弾性部材(吐水部)に一体形成されることでさらに容易に製造することができる。
また、上記した筒状吐水装置では、前記外観部材の内部において該外観部材の前記内周面と前記弾性部材との間に配置され、前記ベース部における前記内周面側に押し付けられる面が当接することで該ベース部を変形させる当接面を有する面規制部材をさらに備え、前記ベース部が軸方向にのみ湾曲し、前記面規制部材は、前記当接面が平坦面であることを特徴とする。
かかる構成によれば、弾性部材(吐水部)が機能部を有する場合、弾性部材(ベース部)が外観部材の軸方向以外の方向(たとえば、軸方向と直交する方向)に変形するのを抑制することができる。これにより、流体素子の発振を安定させることができ、機能部を安定して機能させることができる。
また、上記した筒状吐水装置では、前記外観部材の内部において前記穴が形成された側とは反対側の空間に配置され、前記外観部材の前記穴と前記弾性部材の前記吐水部との位置関係を規制すると同時に、前記ピンと前記開口との位置関係を規制する位置規制部材をさらに備えることを特徴とする。
かかる構成によれば、外観部材の内部において位置規制部材がスペーサとなり、継手部材と弾性部材とを密着させることができる。これにより、継手部材と弾性部材との間のシール性能を高めることができる。また、回転防止機構のピンと開口との位置関係を規制することで、回転防止機構を確実に作用させることが可能となる。
実施形態の一態様に係る筒状吐水装置の製造方法は、複数の穴を有する筒状の外観部材と、前記外観部材の内部に配置され、前記外観部材に配置された状態で、前記外観部材の内周面側に押し付けられるベース部と、前記ベース部における前記外観部材の内周面側に押し付けられる面に突設され前記穴に挿入される吐水部とを有する弾性部材と、前記外観部材の内部に配置され、給水源から供給される湯水を前記弾性部材の前記吐水部へと導く継手部材と、ピン、前記外観部材に形成され前記ピンが挿入可能な開口、および前記継手部材に設けられ前記ピンと係合可能な係合部を備えて前記継手部材の軸まわりの回転を防止する回転防止機構とを備えた筒状吐水装置の製造方法であって、前記係合部に前記ピンを取り付ける工程と、前記係合部に係合された前記ピンの突起を前記開口に挿入する工程と、前記ベース部が湾曲しているとともに該ベース部から複数の前記吐水部が同じ向きに突出している前記弾性部材を、前記ベース部を前記外観部材の内周面側に押し付けて変形させることで、前記吐水部を傾斜させる工程を含むことを特徴とする。
かかる製法によれば、吐水部を傾斜させることで、吐水部に噴射角度がつくようになる。すなわち、外観部材の形状(外観形状)を変更することなく、吐水部に噴射角度をつけることができる。言い換えると、吐水部に噴射角度を付与しつつも外観のデザイン性の低下を防止することができる。
また、かかる製法によれば、弾性部材が外観部材に配置されることで吐水部に噴射角度をつけることができるため、吐水部に噴射角度をつけるために外観部材を加工する必要がなく、装置全体として製造が容易となる。また、かかる製法によれば、外観部材に対して継手部材が回転することによる弾性部材の回転を防止することができる。これにより、外観部材の穴と弾性部材の吐水部との干渉を抑制することができ、これらの干渉による吐水部の噴射角度のずれを抑制することができる。
実施形態の一態様によれば、製造が容易となり、かつ、外観のデザイン性の低下を防止することができる。
図1は、実施形態に係る筒状吐水装置の外観図である。 図2は、実施形態に係る筒状吐水装置の分解図である。 図3は、実施形態に係る筒状吐水装置の断面図である。 図4は、弾性部材の説明図である。 図5Aは、機能部の説明図(その1)である。 図5Bは、機能部の説明図(その2)である。 図5Cは、機能部の説明図(その3)である。 図6Aは、実施形態に係る筒状吐水装置の製造工程の説明図(その1)である。 図6Bは、実施形態に係る筒状吐水装置の製造工程の説明図(その2)である。
以下、添付図面を参照して、本願の開示する筒状吐水装置および筒状吐水装置の製造方法の実施形態を詳細に説明する。なお、以下に示す実施形態によりこの発明が限定されるものではない。
<1.筒状吐水装置の概要>
まず、図1を参照して筒状吐水装置1の概要について説明する。図1は、実施形態に係る筒状吐水装置1の外観図である。なお、図1には、筒状吐水装置1の側面を示している。
図1に示すように、筒状吐水装置1は、シャワーヘッドであり、円柱形状の外観を有する。筒状吐水装置1は、基端部にシャワーホース2が接続可能に構成される。また、筒状吐水装置1は、後述する外観部材3の軸線L1の方向(軸方向)の中央よりも先端部側に、軸方向に並んだ複数の吐水口43を有する。吐水口43は、後述する弾性部材4に形成され、給水源からシャワーホース2を流れて供給される湯水を吐水する。
<2.筒状吐水装置の内部構造>
次に、図2〜図4を参照して筒状吐水装置1の内部構造について説明する。図2は、実施形態に係る筒状吐水装置1の分解図である。図3は、実施形態に係る筒状吐水装置1の断面図である。なお、図2には、筒状吐水装置1の側面を示し、図3には、筒状吐水装置1の側断面を示している。
図2および図3に示すように、筒状吐水装置1は、外観部材3と、弾性部材4と、継手部材5と、面規制部材6と、位置規制部材7とを備える。外観部材3は、たとえば、金属製であり、筒(円筒)状の部材である。外観部材3は、筒状吐水装置1の組み立て状態では、先端部に蓋31がOリングなどの封止部材32を介して取り付けられ、先端部側の開口が閉鎖される。
外観部材3には、後端部側の開口から、弾性部材4、継手部材5、面規制部材6および位置規制部材7が挿入される。また、外観部材3は、軸線L1の方向、すなわち、軸方向の中央よりも先端部側に、軸方向に並んで形成された複数の穴(以下、挿入穴という)33を有する。
弾性部材4は、弾性を有する部材である。弾性部材4は、たとえば、ゴム製である。弾性部材4は、筒状吐水装置1の組み立て状態では、外観部材3の内部に配置される。また、弾性部材4は、ベース部41と、吐水部42とを備える。ベース部41は、たとえば、矩形板状に形成され、弾性部材4が外観部材3に配置された状態(すなわち、筒状吐水装置1の組み立て状態)では、外観部材3の挿入穴33が形成された内周面側に押し付けられる。
吐水部42は、ベース部41における、弾性部材4が外観部材3に配置された状態で外観部材3の内周面側に押し付けられる面(以下、第1の面という)41aに複数突設される。すなわち、吐水部42は、ベース部41の第1の面41aから柱状に突出している。吐水部42には、この吐水部42の軸方向に延びて形成された湯水の流路42aを有する。流路42aは、ベース部41を貫通するようにこのベース部41における第1の面とは反対側の面(以下、第2の面という)41bに連通している。
吐水部42は、弾性部材4が外観部材3に配置された状態で外観部材3の挿入穴33に挿入される。また、吐水部42の先端面には、湯水の流路42aに連通しているとともに湯水が吐水される吐水口43が形成されている。なお、弾性部材4(ベース部41および吐水部42)の詳細については、図4を用いて後述する。
継手部材5は、管状の部材である。継手部材5は、筒状吐水装置1の組み立て状態では、外観部材3の内部に配置され、給水源から供給される湯水を弾性部材4の吐水部42の流路42aへと導く。継手部材5は、ホース接続部51と、湯水流路部52と、押圧部53とを備える。ホース接続部51は、継手部材5の基端部に設けられる。ホース接続部51は、外周面が雄ネジ状に形成されている。ホース接続部51には、シャワーホース2(図1参照)が接続される。
湯水流路部52は、ホース接続部51に連通しており、継手部材5が外観部材3に配置された状態で弾性部材4の第2の面41bへと湯水W1を導く。弾性部材4の第2の面41bに導かれた湯水W1は、弾性部材4の第2の面41b側から吐水部42の流路42aに流れ込む。なお、継手部材4に供給される湯水W1は水勢を有しているため、吐水部42の流路42aに流れ込んだ湯水W2は、所定の水勢で吐水されるようになる。
押圧部53は、円柱状に形成され、湯水流路部52の内部において外観部材3の軸方向と直交する方向に、外観部材3の内周面側に向けて突設される。複数の押圧部53は、外観部材3の軸方向に並んで設けられる。押圧部53は、継手部材5が外観部材3に配置された状態において弾性部材4を外観部材3の内周面側に向けて押し付ける。また、継手部材5は、ホース接続部51に取り付けられるフィルタ部材54をさらに備える。
面規制部材6は、筒状吐水装置1の組み立て状態では、外観部材3の内部において外観部材3の挿入穴33が形成された側の内周面と弾性部材4との間に配置される。面規制部材6は、面規制部材6が外観部材3に配置された状態でベース部41の第1の面41aが当接する当接面61を有する。当接面61は、平坦面であることが好ましい。
また、面規制部材6は、弾性部材4の吐水部42が挿入穴33に挿入される前に挿通される複数の挿通穴62を有する。なお、挿通穴62は、面規制部材6が外観部材3に配置された状態で外観部材3の軸方向に並んで形成される。
筒状吐水装置1は、回転防止機構8をさらに備える。回転防止機構8は、外観部材3に配置された継手部材5の軸まわりの回転を防止する。回転防止機構8は、ピン81と、開口82と、係合部83とを備える。ピン(以下、回転防止ピンという)81は、たとえば、樹脂製であり、円弧状に形成されるとともに突起を有する。
開口(以下、回転防止開口という)82は、外観部材3の外周面に形成される。回転防止開口82は、回転防止ピン81が挿入可能に形成される。係合部(以下、回転防止係合部という)83は、継手部材5に設けられる。具体的には、回転防止係合部83は、継手部材5が外観部材3に配置された状態で回転防止開口82と重なる位置に設けられる。回転防止係合部83は、回転防止ピン81と係合可能に設けられる。
回転防止機構8では、継手部材5が外観部材3に配置された状態で、回転防止係合部83と係合した回転防止ピン81が回転防止開口82に挿入されることで、外観部材3に対する継手部材5の軸まわりの回転を防止することができる。また、外観部材3に対する継手部材5の軸方向の移動も防止することができる。
位置規制部材7は、スペーサ部材であり、筒状吐水装置1の組み立て状態では、外観部材3の内部において挿入穴33が形成された側とは反対側の空間に配置される。位置規制部材7は、外観部材3の内部において、継手部材5を間に挟んで弾性部材4を外観部材3の内周面側に押し付ける。位置規制部材7は、外観部材3に配置された状態で、弾性部材4を押し付けることで、外観部材3と弾性部材4とを密着させて挿入穴33と吐水部42との位置関係を規制すると同時に、回転防止ピン81が回転防止開口82から抜けないようにその位置関係を規制する。
また、位置規制部材7は、外観部材3の内部に配置される部材のうち最も外側、すなわち、内周面側に配置されることで、位置規制部材7を含めて各部材(弾性部材4、継手部材5および面規制部材6)のがたつきを抑えることができる。
次に、図4を参照して弾性部材4の詳細について説明する。図4は、弾性部材4の説明図である。なお、図4には、弾性部材4の配置前および配置後の状態を側断面で模式的に示している。
筒状吐水装置1においては、外観部材3が筒状であることから、湯水を吐水する吐水部42を広い範囲に設けることが難しいため、湯水を広い範囲に吐水させるために、吐水部42に噴射角度をつける必要がある。
ここで、たとえば、外観のデザイン性の低下を防止するために外観部材3の内周面を湾曲形成する方法も考えられるが、外観部材3の内周面を湾曲させると、湾曲させた分だけ外観部材3の内部の空間が圧迫される。このため、外観部材3を大型化することになり、外観部材3の大型化によってデザイン性が低下する場合がある。
実施形態に係る筒状吐水装置1では、弾性部材4が外観部材3に配置された状態でベース部41を弾性変形させて吐水部42を傾斜させることで、外観部材3を加工することなく、吐水部42に噴射角度をつける構成とした。
図4に示すように、弾性部材4は、外観部材3(図3参照)に配置されない状態では、ベース部41が湾曲している。具体的には、ベース部41は、第2の面41bが側面視で凸状となるように軸方向にのみ湾曲している。つまり、ベース部41は軸方向以外には湾曲していない。また、吐水部42は、ベース部41の第1の面41aから同じ向きに突出するように設けられる。すなわち、複数の吐水部42は、互いに平行となるように設けられる。
また、弾性部材4は、外観部材3に配置された状態では、ベース部41が外観部材3の内周面側に押し付けられて弾性変形する。具体的には、ベース部41が継手部材5の押圧部53(図3参照)に押圧されて面規制部材6の当接面61に押し付けられることで矢線A方向に広がるように弾性変形して平坦になる。弾性部材4が外観部材3に配置された状態では、ベース部41が弾性変形していることで、吐水部42が傾斜している。
このように、吐水部42は、傾斜していることで外観部材3の軸方向に噴射角度が付与される。なお、吐水部42の傾斜は、弾性部材4が外観部材3に配置されない状態の吐水部42の軸線L2に対して、所定の傾斜角度(噴射角度)αとなる。傾斜角度αは、ベース部41の中央から遠い位置にある吐水部42ほど大きく、ベース部41の中央に近い位置にある吐水部42ほど小さくなる。
実施形態に係る筒状吐水装置1によれば、弾性部材4は、外観部材3に配置された状態では、ベース部41が弾性変形することで吐水部42が傾斜し、吐水部42が傾斜していることで、吐水部42に噴射角度がつくようになる。すなわち、外観部材3の形状(筒状吐水装置1の外観形状)を変更することなく、吐水部42に噴射角度をつけることができる。すなわち、吐水部42に噴射角度を付与しつつも外観のデザイン性の低下を防止することができる。
また、弾性部材4が外観部材3に配置されることで吐水部42に噴射角度をつけることができるため、吐水部42に噴射角度をつけるために外観部材3を加工する必要がなく、筒状吐水装置1全体として製造が容易となる。また、弾性部材4単品についても、複数の吐水部42が同じ向きに突出していることで、たとえば、金型によって弾性部材4を成形する場合、複数の吐水部42が同じ向きに突出していることで、金型から弾性部材4を容易に取り外すことができ、製造が容易となる。
また、弾性部材4が外観部材3に配置された状態では、吐水部42が外観部材3の軸方向に沿って広がるように傾斜し、互いに非平行な方向に突出している。これにより、吐水部42に、湯水を広い範囲に吐水するような噴射角度をつけることができる。
また、面規制部材6を有することで、外観部材3によらず弾性部材4のベース部41の弾性変形を設定することができる。これにより、筒状吐水装置1の外観形状と、吐水部42の噴射角度とを別々に設定することができる。
また、回転防止機構8によって、外観部材3に対して継手部材5が回転することによる弾性部材4の回転を防止することができる。これにより、外観部材3の挿入穴33と弾性部材4の吐水部42との干渉を抑制することができ、これらの干渉による吐水部42の噴射角度のずれを抑制することができる。
また、外観部材3の内部において位置規制部材7がスペーサとなり、継手部材5と弾性部材4とを密着させることができる。これにより、継手部材5と弾性部材4との間のシール性能を高めることができる。また、回転防止機構8の回転防止ピン81と回転防止開口82との位置関係を規制することで、回転防止機構8を確実に作用させることが可能となる。
また、弾性部材4に、吐水部42の吐水口43からの吐水態様を様々変更する機能部(流体素子ともいう)が設けられてもよい。
<3.機能部の構造>
次に、図5Aおよび図5Bを参照して弾性部材4に設けられる機能部44の構造の一例について説明する。図5A〜図5Cは、機能部44の説明図である。なお、図5Aは、吐水部42の模式的な斜視図である。また、図5Bには、図5AにおけるB−B断面を示し、図5Cには、図5AにおけるC−C断面を示している。
図5A〜図5Cに示すように、吐水部42の流路42aに設けられる機能部として、吐水部42と一体に形成された湯水衝突部44を備える。湯水衝突部44は、吐水部42の軸線L2(図4参照)の方向(軸方向)と直交する方向に延在するとともに流路42aの壁面の間に架設された梁部材であり、たとえば、吐水部42の長手方向の断面形状が吐水部42の先端側(吐水口43側)に頂点を向けた二等辺三角形状に形成される。
図5Bに示すように、吐水部42の流路42aに流れ込んだ湯水W2は、その大半が湯水衝突部44に衝突する。流路42aを流れる湯水W2は、流路42aに流れ込んだ湯水W2が湯水衝突部44に衝突することで、湯水衝突部44の基端側(吐水口43とは反対側)に交互に発生する渦(カルマン渦)V1,V2によって流れが変化する。この場合における吐水口43から吐水される湯水W2は、波状の吐水態様で吐水される。
なお、たとえば、機能部(湯水衝突部)44を有する弾性部材4に噴射角度をつけようとすると、製造において複雑化してしまう。
実施形態に係る筒状吐水装置1よれば、弾性部材4(吐水部42)が機能部(湯水衝突部)44を有することで、機能部構造の筒状吐水装置1を容易に製造することができるとともに、機能部(湯水衝突部)44が弾性部材4(吐水部42)に一体形成されることでさらに容易に製造することができる。
また、たとえば、弾性部材4(ベース部41)が外観部材3の軸方向と直交する方向に凸状となるように湾曲している場合は、外観部材3の軸方向と直交する方向にも噴射角度がつくようになり、機能部(湯水衝突部)44の発振が安定しないことがある。
実施形態に係る筒状吐水装置1よれば、面規制部材6の当接面が平坦面である場合は弾性部材4がとくに安定するため、弾性部材4(吐水部42)が機能部(湯水衝突部)44を有する場合、弾性部材4のベース部41が外観部材3の軸方向以外の方向(たとえば、軸方向と直交する方向)に変形するのを抑制することができる。これにより、機能部(湯水衝突部)44の発振を安定させることができ、機能部(湯水衝突部)44を安定して機能させることができる。
なお、上記した実施形態では、吐水部42が外観部材3の軸方向に広がるように傾斜しているが、機能部(湯水衝突部)44の向きなどを調節すれば、たとえば、外観部材3の軸方向以外の方向(たとえば、軸方向と直交する方向)に広がるように傾斜させてもよい。なお、この場合は、弾性部材4のベース部41の凸状の向きを90度変更する。これにより、外観部材3の軸方向と直交する方向について吐水の範囲を広げることができる。
<4.筒状吐水装置の製造方法>
次に、図6Aおよび図6Bを参照して筒状吐水装置1の製造方法(製造工程または組み立て工程ともいう)の一例について説明する。図6Aおよび図6Bは、実施形態に係る筒状吐水装置1の製造工程の説明図である。
まず、図6Aに示すように、回転防止ピン81の取り付け工程(第1工程)を行う。第1工程では、継手部材5の回転防止係合部83に回転防止ピン81を取り付ける。次いで、弾性部材4、継手部材5および面規制部材6の取り付け工程(第2工程)を行う。第2工程では、継手部材5に、弾性部材4を取り付け、その後、弾性部材4を覆うように面規制部材6を取り付ける。
また、第2工程では、面規制部材6を取り付けることで、継手部材5に弾性部材4を仮固定する。また、第2工程では、面規制部材6を取り付けることで、弾性部材4の吐水部42を面規制部材6の挿通穴62に挿通する。
次いで、継手部材5の取り付け工程(第3工程)を行う。第3工程では、弾性部材4、面規制部材6が取り付けられた継手部材5を外観部材3の基端部側からこの外観部材3に挿入する。また、第3工程では、回転防止係合部83に係合された回転防止ピン81の突起を外観部材の回転防止開口83に挿入する。これにより、外観部材3に対して継手部材5の軸まわりの回転を防止することができる。また、第3工程では、弾性部材4の吐水部42を外観部材3の挿入穴33に挿入する。
次いで、図6Bに示すように、位置規制部材7の組み立て工程(第4工程)を行う。第4工程では、位置規制部材7にOリングなどの封止部材32を介して蓋31を取り付ける。次いで、位置規制部材7の取り付け工程(第5工程)を行う。第5工程では、位置規制部材7を外観部材3の先端部側からこの外観部材3に挿入する。これにより、外観部材3の先端部側の開口が蓋31によって閉鎖される。また、位置規制部材7が外観部材3の内部の空間に配置されることで、継手部材5を外観部材3の内周面側に押し付けることができる。
また、第5工程は、弾性部材4のベース部41を弾性変形させて、吐水部42を傾斜させる工程でもある。第5工程では、湾曲形成されているベース部41を継手部材5の押圧部53で押し付けて、同じ向きに互いに平行となるように突出している吐水部42を傾斜させる。これにより、吐水部42に噴射角度をつけることができる。
上記した第1〜第5工程を行うことで、筒状吐水装置1が完成する。完成した筒状吐水装置1では、吐水口43が外観部材3の軸方向に広がっている。なお、筒状吐水装置1を分解する場合は、上記した第1〜第5工程を逆から行えばよい。
実施形態に係る筒状吐水装置1の製造方法によれば、吐水部42を傾斜させることで、吐水部42に噴射角度がつくようになる。すなわち、外観部材3の形状(外観形状)を変更することなく、吐水部42に噴射角度をつけることができる。すなわち、吐水部42に噴射角度を付与しつつも外観のデザイン性の低下を防止することができる。
また、弾性部材4が外観部材3に配置されることで吐水部42に噴射角度をつけることができるため、吐水部42に噴射角度をつけるために外観部材3を加工する必要がなく、筒状吐水装置1全体として製造が容易となる。
さらなる効果や変形例は、当業者によって容易に導き出すことができる。このため、本発明のより広範な態様は、以上のように表しかつ記述した特定の詳細および代表的な実施形態に限定されるものではない。したがって、添付の特許請求の範囲およびその均等物によって定義される総括的な発明の概念の精神または範囲から逸脱することなく、様々な変更が可能である。
1 筒状吐水装置
2 シャワーホース
3 外観部材
4 弾性部材
5 継手部材
6 面規制部材
7 位置規制部材
8 回転防止機構
31 蓋
32 封止部材(Oリング)
33 穴(挿入穴)
41 ベース部
41a 内周面側に押し付けられる面(第1の面)
41b 内周面側に押し付けられる面とは反対側の面(第2の面)
42 吐水部
42a 流路
43 吐水口
44 機能部(湯水衝突部)
51 ホース接続部
52 湯水流路部
53 押圧部
54 フィルタ部材
61 当接面
62 挿通穴
81 ピン(回転防止ピン)
82 開口(回転防止開口)
83 係合部(回転防止係合部)
L1 外観部材の軸線
L2 吐水部の軸線
W1 湯水
W2 湯水
V1 渦
V2 渦

Claims (7)

  1. 複数の穴を有する筒状の外観部材と、
    前記外観部材の内部に配置され、前記外観部材に配置された状態で、前記外観部材の内周面側に押し付けられるベース部と、前記ベース部における前記外観部材の内周面側に押し付けられる面に突設され前記穴に挿入される吐水部とを有する弾性部材と
    前記外観部材の内部に配置され、給水源から供給される湯水を前記弾性部材の前記吐水部へと導く継手部材と、
    前記継手部材の軸まわりの回転を防止する回転防止機構と
    を備え、
    前記弾性部材は、
    前記外観部材に配置されない状態では、前記ベース部が湾曲しているとともに該ベース部から複数の前記吐水部が同じ向きに突出しており、
    前記外観部材に配置された状態では、前記ベース部が前記外観部材の内周面側に押し付けられて変形することで、前記吐水部が傾斜しており、
    前記回転防止機構は、
    ピンと、
    前記外観部材に形成され前記ピンが挿入可能な開口と、
    前記継手部材に設けられ前記ピンと係合可能な係合部と
    を備え、
    前記継手部材が前記外観部材に配置された状態で、前記係合部と係合した前記ピンが前記開口に挿入されること
    を特徴とする筒状吐水装置。
  2. 前記弾性部材は、
    前記外観部材に配置されない状態では、前記ベース部が、前記外観部材の内周面側に押し付けられる面とは反対側の面が凸状となるように湾曲していること
    を特徴とする請求項1に記載の筒状吐水装置。
  3. 前記外観部材の内部において該外観部材の前記内周面と前記弾性部材との間に配置され、前記ベース部における前記内周面側に押し付けられる面が当接することで該ベース部を変形させる当接面を有する面規制部材
    をさらに備えること
    を特徴とする請求項1または2に記載の筒状吐水装置。
  4. 前記弾性部材は、
    前記吐水部における湯水の流路に、該吐水部と一体に形成された機能部を有すること
    を特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の筒状吐水装置。
  5. 前記外観部材の内部において該外観部材の前記内周面と前記弾性部材との間に配置され、前記ベース部における前記内周面側に押し付けられる面が当接することで該ベース部を変形させる当接面を有する面規制部材
    をさらに備え、
    前記ベース部が軸方向にのみ湾曲し、
    前記面規制部材は、
    前記当接面が平坦面であること
    を特徴とする請求項4に記載の筒状吐水装置。
  6. 前記外観部材の内部において前記穴が形成された側とは反対側の空間に配置され、前記外観部材の前記穴と前記弾性部材の前記吐水部との位置関係を規制すると同時に、前記ピンと前記開口との位置関係を規制する位置規制部材
    をさらに備えること
    を特徴とする請求項1〜5のいずれか1つに記載の筒状吐水装置。
  7. 複数の穴を有する筒状の外観部材と、前記外観部材の内部に配置され、前記外観部材に配置された状態で、前記外観部材の内周面側に押し付けられるベース部と、前記ベース部における前記外観部材の内周面側に押し付けられる面に突設され前記穴に挿入される吐水部とを有する弾性部材と、前記外観部材の内部に配置され、給水源から供給される湯水を前記弾性部材の前記吐水部へと導く継手部材と、ピン、前記外観部材に形成され前記ピンが挿入可能な開口、および前記継手部材に設けられ前記ピンと係合可能な係合部を備えて前記継手部材の軸まわりの回転を防止する回転防止機構とを備えた筒状吐水装置の製造方法であって、
    前記係合部に前記ピンを取り付ける工程と、
    前記係合部に係合された前記ピンの突起を前記開口に挿入する工程と、
    前記ベース部が湾曲しているとともに該ベース部から複数の前記吐水部が同じ向きに突出している前記弾性部材を、前記ベース部を前記外観部材の内周面側に押し付けて変形させることで、前記吐水部を傾斜させる工程
    を含むこと
    を特徴とする筒状吐水装置の製造方法。
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