JP6824571B2 - ケーブルダクト - Google Patents

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Description

本発明は、ケーブルダクトに関するものである。
一般的に、電気電子機器収納用箱内に収納された通信機器などの機器ユニットからは、多数のケーブルが引き出される。また、電気電子機器収納用箱内における配線作業やメンテナンス作業を適切に行えるようにするため、これらのケーブルを整然と配線することが求められる。そこで、特許文献1に記載されたように、ケーブルを支えることが可能なケーブルダクトを使用することがある。特許文献1に記載のケーブルダクトは、断面がコ字状のダクト本体とカバーとから構成しているおり、ダクト本体は、基部の上下端部から前方に向けて、ケーブルをガイドする腕部が形成されている。このようなケーブルダクトを利用すれば、ケーブルが通る空間と通らない空間が分けやすくなり、ケーブルを整然と配線することができるとともに、メンテナンス作業を適切に行いやすくなる。
特開2002−359910号公報
しかしながら特許文献1に記載の技術では、カバーを開けた状態で保持する為に、カバーを回動させる時、腕板全体を撓ませる必要があり、腕板全体を撓ませるために大きな力が必要となり操作性が悪かった。そのため、カバーを回動させるために無理な力が加わると、カバーやダクト本体が破損してしまう虞があった。
本件の発明者は、この点について鋭意検討することにより、解決を試みた。本発明の課題は、無理な力が加わることなくカバーを回動させた状態で保持可能なケーブルダクトを提供することである。
上記課題を解決するため、次のような手段を採用する。第一の手段は、内部に配線を収納するダクト本体と、ダクト本体に回動自在に取り付けられるカバーと、を備えるケーブルダクトであって、ダクト本体は、開放位置でカバーの係合部と係合し、カバーの回動軸とずれた位置に配置される固定部を備え、カバーは、開放位置でダクト本体の固定部と係合する係合部を備えるケーブルダクトである。
第一の手段において、係合部と前記固定部の少なくともいずれか一方が、カバーの回動軸方向に弾性変形可能とすることが好ましい。
第一の手段において、固定部が回動より後方に形成された形態とすることが好ましい。
本発明では、無理な力が加わることなくカバーを回動させた状態で保持可能なケーブルダクトを提供することができる。
取付部材を備えた実施形態のケーブルダクトの斜視図である。 ケーブルダクトを取り付けた電気電子機器収納用箱の斜視図である。 腕部の固定部周りの拡大図である。 カバーの係合部周りの拡大図である。 カバーが保持される前の状態を示した斜視図である。 カバーが保持された状態を示した斜視図である。 カバーが保持された状態を示した側面図である。 カバーが保持される前の状態を示した側面図である。 カバーが閉じられた状態を示した側面図である。
以下に発明を実施するための形態を示す。図1に示すように、本実施形態のケーブルダクト1は、ダクト本体2と、ダクト本体2に回動自在に取り付けられているカバー3を備えている。ダクト本体2は、内部に配線を収納可能であり、カバー3を回動可能に支持することができる。また、ダクト本体2は、開放位置でカバー3の係合部32と係合し、カバー3の回動軸とずれた位置に配置される固定部24を備えている。また、カバー3には、開放位置でダクト本体2の固定部24と係合する係合部32を備えている。このため、手で支え続けなくても、カバー3が開いている状態を維持可能なケーブルダクト1となる。
図2に示すように、本実施形態のケーブルダクト1は、電気電子機器収納用箱9に取り付けて利用されるものである。より詳しくは、ケーブルダクト1の側面に取り付けた取付部材4を介して電気電子機器収納用箱9のマウントアングル91などに取り付けて利用されるものである。このケーブルダクト1にケーブルを這わせるため、本実施形態のダクト本体2は、背面側に位置する基部21から前面側に向けて腕部22が延びる形態として構成されている。
図1に示すように、腕部22は、左右方向に延びる平板状の部位に続けて、前方に突出した部位221が複数設けられているため、平面視で櫛状となる。また、腕部22は、基部21の上部及び下部の双方から延びており、互いの腕部22の間に複数のケーブルを這わすことが可能な空間が設けられている。つまり、本実施形態のダクト本体2は、上下一対の腕部22の間に、水平方向に配線可能な空間が設けられており、水平方向に並ぶ複数の突出した部位221の間に、垂直方向に配線可能な空間が設けられている。
腕部22は略平板状に設けられており、突出した部位221の先端が左右方向に膨らむように構成されている。腕部22の先端にはカバー3が着脱可能に取り付けられている。本実施形態のカバー3は複数の突出した部位221と接続されるものであり、下部側の腕部22若しくは上部側の腕部22の先端を中心に回動可能なように構成されている。本実施形態のケーブルダクト1では、カバー3が開いた状態を維持するように、ダクト本体2がカバー3を支えるため、カバー3を開いたまま作業を行うことができ、効率的に配線作業をすることができる。また、配線作業後は、カバー3によりケーブルが腕部22の先端から飛び出ることを防いだり、ケーブルの目隠しをすることが可能となる。
本実施形態のケーブルダクト1の腕部22には、図3に示すように、左右方向に延びる筒状の回動部26を備えている。より具体的には、腕部22の突出した部位221の先端に回動部26を備えている。また、図4に示すように、カバー3には、回動部26を挟み込む取付部33が備えられている。この取付部33は、カバー本体31から延びる支持アーム34を複数備えている。この支持アーム34と支持アーム34との間に回動部26を挟み込んだ状態を維持するため、支持アーム34の先端側には、回動部26にひっかかることが可能なように突出した突出部35を備えている。
ところで、カバー3の開放状態を維持可能とするため、ダクト本体2には、カバー3に備えられた係合部32と係合可能な固定部24が設けられている。本実施形態の固定部24は、腕部22から前方に突出して形成した撓み部25を備えており、当該撓み部25の先端側には、突起部27が備えられている。
本実施形態では、カバー3が回動中に、図5に示した状態から図6に示した状態となり、係合部32が突起部27に当接すると撓み部25が回動軸方向(図3の太矢印で示した方向)に弾性変形するように構成されている。この突起部27は係合部32との当接箇所に傾斜部28を設けているため、スムーズに撓み部25を弾性変形させることができる。なお、撓み部25を撓ませると係合部32が突起部27を乗り越え、係合部32が突起部27に係合することになり、カバー3の閉方向への回動が抑制される。
本実施形態の固定部24は、カバー3に設けられた係合部32の回動軌道上で係合部32を係止させることができる。つまり、カバー3を所定位置に回動させることで、カバー3が保持された状態とすることが可能となる。また、本実施形態の固定部24は、ダクト本体2の左右端に位置する腕部22の外側に設けられている。したがって、腕部22の突出した部位221間に撓み部25が位置していない。このため、突出した部位221間にケーブルを通す際に撓み部25が引っかかることが無く、スムーズに配線をすることが可能となる。
本実施形態のケーブルダクト1は、図7に示した状態では、カバー3が開いた状態が維持される。図7に示す状態から図8に示す状態となるように、カバー3を閉じるように動かすと、係合部32と固定部24の相対的な位置関係が変わり、カバー3を保持する状態が解除される。図8に示す状態から図9に示す状態までカバー3を回動させると、カバー3の下端側に設けられた取付部33が、ケーブルダクト1の下側に設けられた回動部26に接続されることとなり、カバー3はダクト本体2の上部側及び下部側の双方でつながることになる。
本実施形態の固定部24は、回動部26より後方に形成されている。このような位置に固定部24を設けると、係合部32と固定部24を単純な形状とすることが可能となる。
本実施形態では、カバー3の下端側をダクト本体2と分離すれば、基部21の上部から延びる腕部22に設けられた回動部26を回動軸としてカバー3を回動させて使用することができる。また、カバー3の上端側をダクト本体2と分離すれば、基部21の下部から延びる腕部22に設けられた回動部26を回動軸としてカバー3を回動させることができる。また、いずれの形態の使用であっても、所定の角度までカバー3を開けば、カバー3が保持される状態とすることができる。なお、本実施形態においては、ダクト本体2の上下いずれに設けられている回動軸をカバー3の回動中心とした場合であっても、少なくともカバー3が閉じた状態から180度開いた状態までの範囲の中の何れかの位置で、カバー3の保持が可能となる。
本実施形態のように、固定部24がカバー3の回動軸方向に弾性変形可能な構成であると、回動による係合部32の動作方向に対して垂直方向に、固定部24が弾性変形するので、比較的小さな力で弾性変形をさせることができる。したがって、弾性変形時に無理な力が加わらず、ケーブルダクト1の破損を抑制することができる。なお、弾性変形する部位は、固定部24に限らないため、例えば、ダクト本体2の固定部24と回動部26の構造と、カバー3の係合部32と支持アーム34の構造を入れ替えることで係合部32がカバー3の回動軸方向に弾性変形可能な構成とすることも可能である。また、固定部24と係合部32のいずれか一方だけではなく、双方が弾性変形する構成とすることも可能である。このいずれの場合であっても、弾性変形時に無理な力が加わらず、ケーブルダクト1の破損を抑制することができる。
図6に示すように、カバー3を上側に回動させた状態で保持させると、ケーブルダクト1の下方から腕部22間の前面側を通して配線する場合でも、カバー3がケーブルと干渉することを回避することができる。また、カバー3を下側に回動させた状態で保持させると、ケーブルダクト1の上方から腕部22間の前面側を通して配線する場合でも、カバー3がケーブルと干渉することを回避することができる。
以上、一つの実施形態を中心に説明してきたが、本発明は上記実施形態に限定されることはなく、各種の態様とすることが可能である。例えば、ダクト本体は櫛状に形成する必要はなく、左右方向に延びる一連の平板状の形態とすることもできる。
所定の角度までカバーを開くと所定の突起物を乗り越える形態とする必要は無い。例えば、固定部と係合部は弾性変形に対する復元力による押圧によりカバーが開いた状態を維持するような構成とすることも可能である。
1 ケーブルダクト
2 ダクト本体
3 カバー
24 固定部
26 回動部
32 係合部

Claims (3)

  1. 内部に配線を収納するダクト本体と、ダクト本体に回動自在に取り付けられるカバーと、を備えるケーブルダクトであって、ダクト本体は、開放位置でカバーの係合部と係合し、カバーの回動軸とずれた位置に配置される固定部を備え、カバーは、開放位置でダクト本体の固定部と係合する係合部を備え
    前記固定部と前記係合部との当接により、前記係合部と前記固定部の少なくともいずれか一方が、前記カバーの回動軸方向に弾性変形可能なケーブルダクト。
  2. 前記ダクト本体はケーブルをガイドする腕部が形成され、前記固定部が、前記ダクト本体の左右端に位置する前記腕部の外側に設けられた請求項1記載のケーブルダクト。
  3. 前記ダクト本体は、基部から腕部が伸びており、前記腕部に備えられた前記固定部が前記回動より前記基部側に形成された請求項1又は2に記載のケーブルダクト。
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