JP2017073962A - 支持体連結機構及びそれを備えた電気機器 - Google Patents

支持体連結機構及びそれを備えた電気機器 Download PDF

Info

Publication number
JP2017073962A
JP2017073962A JP2016173565A JP2016173565A JP2017073962A JP 2017073962 A JP2017073962 A JP 2017073962A JP 2016173565 A JP2016173565 A JP 2016173565A JP 2016173565 A JP2016173565 A JP 2016173565A JP 2017073962 A JP2017073962 A JP 2017073962A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
support
supports
adjacent
coupling mechanism
wiring member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2016173565A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6715136B2 (ja
Inventor
典明 田口
Noriaki Taguchi
典明 田口
正文 阪本
Masafumi Sakamoto
正文 阪本
武田 愼一
Shinichi Takeda
愼一 武田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to US15/286,615 priority Critical patent/US10359733B2/en
Priority to CN201610881395.XA priority patent/CN107018253B/zh
Publication of JP2017073962A publication Critical patent/JP2017073962A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6715136B2 publication Critical patent/JP6715136B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/00519Constructional details not otherwise provided for, e.g. housings, covers
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/00519Constructional details not otherwise provided for, e.g. housings, covers
    • H04N1/00557Connection or assembly of components or elements
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/00519Constructional details not otherwise provided for, e.g. housings, covers
    • H04N1/00559Mounting or support of components or elements

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)
  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Facsimiles In General (AREA)
  • Electric Cable Arrangement Between Relatively Moving Parts (AREA)

Abstract

【課題】隣り合う2つの支持体を支障なく閉じることができると共に、隣り合う2つの支持体が開かれた際の配線部材の断線等の不都合を回避することができる支持体連結機構及びそれを備えた電気機器を提供する。【解決手段】配線部材の長手方向に沿って並設されて配線部材を支持する複数の支持体と、複数の支持体の隣り合う2つの支持体間を回動軸線回りの片側に折り曲げ自在に連結する連結部とを備えた支持体連結機構は、隣り合う2つの支持体の折り曲げ側の連結部部分を含む所定の折り曲げ側連結部領域で配線部材を開放している。【選択図】図6

Description

本発明は、支持体連結機構及びそれを備えた電気機器(例えば複写機、複合機、プリンタ、ファクシミリ装置などの画像形成装置)に関する。
画像形成装置等の電気機器には、通常は、電力が供給される変圧器等の電源や電源基板、電源基板からの電力で作動するモータ等の作動部品、作動部品を作動制御する制御基板といった電気部品が設けられる。これら電源や電源基板、作動部品、制御基板といった電気部品は、配線部材(例えばケーブルハーネス等の接続電線や光ファイバーケーブル)によって接続される。例えば、電源と電源基板との間、電源基板と作動部品との間、制御基板と作動部品との間に配線部材が接続される。
ところで、電気機器のなかには、電気機器本体と、電気機器本体に対して移動可能な移動部材(例えばスライド移動部材や開閉部材)とを備えたものがある。そして、電気機器本体及び移動部材の双方に電気部品が設けられることがある。
このような電気機器において、移動部材が電気機器本体に対して移動するために、電気機器本体における電気部品と、移動部材における電気部品とを接続する場合には、一般的に、電気機器本体側に設けられる配線部材と、移動部材側に設けられる配線部材とを、ドロアコネクタ等の接続コネクタにおける端子同士の接触によって接続するようになっていた。
ところが、電気機器本体における電気部品と移動部材における電気部品とを接続するために、接続コネクタを用いる構成では、コストが高くつく上、移動部材の移動に伴う接続コネクタにおける端子同士の接触と非接触との繰り返しにより導通性や耐久性が悪化するといった不都合があった。
この点に関し、特許文献1は、配線部材の長手方向に沿って並設されて配線部材を支持する複数の支持体と、複数の支持体の隣り合う2つの支持体間を回動軸線回りの片側に折り曲げ自在に連結する連結部とを備えた支持体連結機構を開示している。
詳しくは、特許文献1に記載の支持体連結機構では、電気機器本体における電気部品と、移動部材における電気部品とを接続する場合に、接続コネクタを用いることがないので、コストが低く抑えることができる上、配線部材が常時接続状態となっているので、導通性や耐久性を向上させることができる。
特表2000−502557号公報
しかしながら、このような従来の支持体連結機構においては、連結部にて片側に折り曲げ自在に連結される隣り合う2つの支持体の互いに隣接する支持体の折り曲げ側の連結部部分を含む折り曲げ側連結部領域で配線部材を閉塞しているために、次のような不都合がある。
図23及び図24は、従来の支持体連結機構200Xにおける隣り合う2つの支持体210X,220Xの開閉による配線部材Cの状態を示す概略断面図である。
図23(a)は、隣り合う2つの支持体210X,220Xが開かれた状態で配線部材Cを弛ませない例を示している。図23(b)は、図23(a)に示す例において、隣り合う2つの支持体210X,220Xが閉じられる状態を示している。
図24(a)は、隣り合う2つの支持体210X,220Xが開かれた状態で配線部材Cを弛ませた例を示している。図24(b)は、図24(a)に示す例において、隣り合う2つの支持体210X,220Xが閉じられた状態を示している。
従来の支持体連結機構200Xでは、図23に示すように、連結部として作用する回動軸230Xにて連結される隣り合う2つの支持体210X,220Xの互いに隣接する隣接部分211X,221Xのうち、2つの支持体210X,220Xの折り曲げ側の連結部部分を含む折り曲げ側連結部領域201Xで配線部材Cを閉塞している(この例では配線部材Cが回動軸230Xの折り曲げ側とは反対側に通されている)ので、支持体210X,220Xが開かれた状態で配線部材Cを弛ませないようにしている場合(図23(a)参照)、支持体210X,220Xが閉じられるときに、配線部材Cが引っ張られる(図23(b)参照)。このため、2つの支持体210X,220Xが閉じられるにあたり、配線部材Cが突っ張って配線部材Cが若干余裕のあった分だけ支持体210X,220Xが閉じられるものの、これ以上は閉じられない状態となる。
これは、2つの支持体210X,220Xが閉じられたときの支持体210X,220Xの中心経路の長さ(L1+L2)(図23(b)参照)が支持体210X,220Xが開かれたときの支持体210X,220Xの中心経路の長さ(L1+L2)(図23(a)参照)よりも長くなった分だけ配線部材Cの長さが足りなくなるために発生する。
このことは、2つの支持体210X,220Xが開閉されるときに、配線部材Cが支持体210X,220Xに対して配線部材Cの長手方向Lに相対的に移動しない又は略移動しない構成とされている場合に、特に顕著となる。
これを解消するために、図24に示すように、隣り合う2つの支持体210X,220Xが開かれた状態で配線部材Cを弛ませることで(図24(a)参照)、2つの支持体210X,220Xを支障なく閉じることができる(図24(b)参照)。
ところが、このように、2つの支持体210X,220Xが開かれた状態で配線部材Cを弛ませる場合、支持体210X,220Xが開かれたときに、支持体210X,220Xの折り曲げ側とは反対側の連結部部分を含む反対側連結部領域202Xから配線部材Cの余った部分C1が外方へ飛び出してしまう(図24(a)参照)。そうすると、ユーザーが支持体連結機構200Xの近くで電気機器を操作する際に配線部材Cの飛び出した部分C1が邪魔になり、配線部材Cが断線するといった不都合を招く。
そこで、本発明は、隣り合う2つの支持体を支障なく閉じることができると共に、隣り合う2つの支持体が開かれた際の配線部材の断線等の不都合を回避することができる支持体連結機構及びそれを備えた電気機器を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、本発明に係る支持体連結機構は、配線部材の長手方向に沿って並設されて前記配線部材を支持する複数の支持体と、前記複数の支持体の隣り合う2つの支持体間を回動軸線回りの片側に折り曲げ自在に連結する連結部とを備えた支持体連結機構であって、前記隣り合う2つの支持体の折り曲げ側の前記連結部部分を含む所定の折り曲げ側連結部領域で前記配線部材を開放していることを特徴とする。
また、本発明に係る電気機器は、前記本発明に係る支持体連結機構を備えたことを特徴とする。
本発明において、前記複数の支持体は、前記回動軸線に沿った幅方向のサイズが前記幅方向及び前記長手方向の双方に直交する厚み方向のサイズよりも大きい態様を例示できる。
本発明において、前記隣り合う2つの支持体の折り曲げ側とは反対側の前記連結部部分を含む所定の反対側連結部領域で前記配線部材を閉塞している態様を例示できる。
本発明において、前記複数の支持体は、それぞれ、前記長手方向に間隔をおいて設けられた複数の支持部を有する態様を例示できる。
本発明において、電気機器本体と、前記電気機器本体に対して移動可能な移動部材とを備えた電気機器に備えられ、前記複数の支持体のうち、一端部は前記電気機器本体に対して回動自在に設けられ、かつ、他端部は前記移動部材に対して回動自在に設けられ、前記複数の支持体は、前記移動部材の前記電気機器本体に対する移動動作に合わせて回動する構成とされている態様を例示できる。
本発明において、前記電気機器は、前記電気機器本体に対して着脱可能な着脱部材をさらに備え、当該支持体連結機構は、前記着脱部材が着脱操作される範囲である着脱操作範囲以外の領域に位置している態様を例示できる。
本発明において、前記隣り合う2つの支持体が開閉されるときに、前記移動部材が移動する移動方向及び前記回動軸線の軸線方向の双方に直交又は略直交する直線方向に前記連結部が移動する構成とされている態様を例示できる。
本発明において、前記隣り合う2つの支持体の予め定めた所定角度以上の開き過ぎを規制する規制部材をさらに備えている態様を例示できる。
本発明において、前記隣り合う2つの支持体が予め定めた所定角度以上に開かれた場合でも該2つの支持体を前記所定角度よりも小さい角度に戻す構成とされた戻り部材をさらに備えている態様を例示できる。
本発明によると、隣り合う2つの支持体を支障なく閉じることができると共に、隣り合う2つの支持体が開かれた際の配線部材の断線等の不都合を回避することが可能となる。
本発明の実施の形態に係る画像形成装置の概略構成を示す斜視図である。 画像形成装置において、移動部材が画像形成装置本体から離脱されている状態を背面側の右方から視た斜視図である。 第1実施形態に係る支持体連結機構を画像形成装置から取り外した状態であって、配線部材を支持していない第1支持体及び第2支持体が開かれた状態を背面側の右斜め上方から視た分解斜視図である。 第1実施形態に係る支持体連結機構において配線部材を支持していない第1支持体及び第2支持体が閉じられた状態を背面側の右斜め上方から視た斜視図である。 第1実施形態に係る支持体連結機構において配線部材を支持していない第1支持体及び第2支持体が開かれた状態の連結部部分を背面側の右斜め下方から視た斜視図である。 第1実施形態に係る支持体連結機構における第1支持体及び第2支持体の開閉による配線部材の状態を示す概略断面図であって、(a)は、第1支持体及び第2支持体が開かれた状態で配線部材を弛ませない例を示す図である。(b)は、(a)に示す例において、第1支持体及び第2支持体が閉じられる状態を示す図である。 第1実施形態に係る支持体連結機構において配線部材を支持していない第1支持体及び第2支持体が開かれた状態の連結部部分を背面側の右斜め上方から視た斜視図である。 配線部材を支持している第1支持体及び連結部の一部を回動軸線回りに反転させた状態を正面側の右斜め上方から視た斜視図である。 配線部材を支持していない第1支持体及び連結部の一部を背面側の右斜め下方から視た斜視図である。 配線部材を支持していない第1支持体及び連結部の一部を示す図であって、(a)及び(b)は、それぞれ、その平面図及び底面図である。 配線部材を支持していない第1支持体及び連結部の一部を示す図であって、(a)及び(b)は、それぞれ、その連結部側の側面図及び背面図である。 配線部材を支持していない第2支持体及び連結部の一部を背面側の右斜め上方から視た斜視図である。 配線部材を支持していない第2支持体及び連結部の一部を示す図であって、(a)及び(b)は、それぞれ、その平面図、底面図である。 配線部材を支持していない第2支持体及び連結部の一部を示す図であって、(a)及び(b)は、それぞれ、その連結部側の側面図及び背面図である。 隣り合う第1支持体及び第2支持体が開閉されたときの第1支持体及び第2支持体の姿勢を背面側から断面図であって、(a)は、長手方向の長さが互いに異なる第1支持体及び第2支持体が開かれている状態を示す図であり、(b)は、(a)に示す第1支持体及び第2支持体が閉じられたときに斜め方向に沿っている例を示す図である。 隣り合う第1支持体及び第2支持体が開閉されたときの第1支持体及び第2支持体の姿勢を背面側から断面図であって、(a)は、長手方向の長さが互いに略等しい第1支持体及び第2支持体が開かれている状態を示す図であり、(b)は、(a)に示す第1支持体及び第2支持体が閉じられたときに直線方向に沿っている例を示す図である。 画像形成装置本体に対する移動部材の移動による支持体連結機構の状態を概略的に示す模式図であって、(a)は、移動部材が画像形成装置本体に装着されているときの支持体連結機構の状態を示す図であり、(b)は、移動部材が画像形成装置本体から離脱されているときの支持体連結機構の状態を示す図である。 第2実施形態に係る支持体連結機構において規制部材が設けられた状態を示す斜視図である。 第3実施形態に係る支持体連結機構において戻り部材が設けられた状態を示す斜視図であって、第1支持体における正面側の戻り部材及び背面側の戻り部材を拡大して示す図である。 第3実施形態に係る支持体連結機構において戻り部材が設けられた状態を示す斜視図であって、(a)は、第2支持体における正面側の戻り部材を拡大して示す図であり、(b)は、背面側の戻り部材を拡大して示す図である。 第3実施形態に係る支持体連結機構において戻り部材が設けられた状態を示す斜視図であって、(a)は、連結部にて連結された第1支持体及び第2支持体が所定角度以上に開かれたときの正面側の戻り部材の状態を拡大して示す図であり、(b)は、背面側の戻り部材の状態を拡大して示す図である。 第4実施形態に係る支持体連結機構において第1支持体及び第2支持体の一部を示す図であって、(a)は、第1支持体及び第2支持体が開いている状態での連結部部分を示す概略斜視図であり、(b)は、第1支持体及び第2支持体が開いている状態での連結部部分を示す概略断面図であり、(c)は、第1支持体及び第2支持体が閉じている状態での連結部部分を示す概略断面図である。 従来の支持体連結機構における隣り合う2つの支持体の開閉による配線部材の状態を示す概略断面図であって、(a)は、隣り合う2つの支持体が開かれた状態で配線部材を弛ませない例を示す図であり、(b)は、(a)に示す例において、隣り合う2つの支持体が閉じられる状態を示す図である。 従来の支持体連結機構における隣り合う2つの支持体の開閉による配線部材の状態を示す概略断面図であって、(a)は、隣り合う2つの支持体が開かれた状態で配線部材を弛ませた例を示す図であり、(b)は、(a)に示す例において、隣り合う2つの支持体が閉じられた状態を示す図である。
以下、本発明に係る実施の形態について図面を参照しながら説明する。
(画像形成装置全体の説明)
図1は、本発明の実施の形態に係る画像形成装置100の概略構成を示す斜視図である。
図1に示すように、画像形成装置100(電気機器の一例)は、画像読取装置120及び画像形成装置本体110(電気機器本体の一例)を備えており、画像読取装置120により読み取った画像データ、又は、外部機器から送られてきた画像データに基づいて画像形成装置本体110によりモノクロ画像又はカラー画像を記録用紙等の記録シートに画像形成する。
画像読取装置120は、画像形成装置本体110の上面に搭載されている。画像読取装置120は、原稿送り装置121及び原稿読取装置122を備え、原稿送り装置121で搬送される原稿を原稿読取装置122で読み取るか、或いは、原稿載置台122aに載置された原稿を原稿読取装置122で読み取り、読み取った原稿の画像を画像データとして出力する。
画像形成装置100は、電子写真方式の画像形成装置であり、複数の像担持体(具体的には感光体)を所定方向(この例では左右方向Y)に並設した構成、所謂タンデム式のカラー画像形成装置とされている。この例では、画像形成装置100は、フルカラー画像を形成できる中間転写方式のカラー複合機とされている。なお、本実施の形態では、画像形成装置100を、タンデム式のカラー画像形成装置としたが、その他のカラー画像形成装置としてもよい。また、画像形成装置100を、カラー画像形成装置としたが、モノクロ画像形成装置としてもよい。
なお、図1において、符号Xは、幅方向(奥行き方向)を示しており、符号Yは、幅方向Xに直交する左右方向Yを示しており、符号Zは、上下方向(高さ方向)を示している。このことは、後述する図2、図3、図15から図17についても同様である。
画像形成装置100は、画像形成装置本体110に対して移動可能な移動部材130をさらに備えている。この例では、移動部材130は、閉じた状態でシート搬送路(具体的には記録シートの搬送路)を構成するスライド移動部材(具体的には側面ドア部、この例では右ドア部)とされている。
図2は、画像形成装置100において、移動部材130が画像形成装置本体110から離脱されている状態を背面側の右方から視た斜視図である。
移動部材130は、画像形成装置本体110に対して予め定めた所定のスライド方向(この例では左右方向Y)に往復移動自在に設けられている。
詳しくは、移動部材130は、一対のスライド部材140,140によって画像形成装置本体110に支持されている。なお、図2では、一対のスライド部材140,140のうち、他方側(背面側)のスライド部材140のみを示している。
具体的には、移動部材130は、正面から視て画像形成装置本体110の右側面に設けられている。一対のスライド部材140,140のうち、一方のスライド部材140は、画像形成装置本体110の幅方向Xにおける一方側(正面側)かつ上下方向Zにおける下側に設けられて移動部材130の幅方向Xにおける一方側(正面側)をスライド自在に支持し、他方のスライド部材140は、画像形成装置本体110の幅方向Xにおける他方側(背面側)かつ上下方向Zにおける下側に設けられて移動部材130の幅方向Xにおける他方側(背面側)をスライド自在に支持している。
画像形成装置100は、本実施の形態に係る支持体連結機構200(例えば保護カバー連結機構)をさらに備えている。なお、図2において、説明していない符号については、後述する。
次に、支持体連結機構200について、図3から図22を参照しながら以下に説明する。
(支持体連結機構の説明)
(第1実施形態)
図3は、第1実施形態に係る支持体連結機構200を画像形成装置100から取り外した状態であって、配線部材Cを支持していない第1支持体210及び第2支持体220が開かれた状態を背面側の右斜め上方から視た分解斜視図である。
図4は、第1実施形態に係る支持体連結機構200において配線部材Cを支持していない第1支持体210及び第2支持体220が閉じられた状態を背面側の右斜め上方から視た斜視図である。
図5は、第1実施形態に係る支持体連結機構200において配線部材Cを支持していない第1支持体210及び第2支持体220が開かれた状態の連結部230部分を背面側の右斜め下方から視た斜視図である。
図6は、第1実施形態に係る支持体連結機構200における第1支持体210及び第2支持体220の開閉による配線部材Cの状態を示す概略断面図である。図6(a)は、第1支持体210及び第2支持体220が開かれた状態で配線部材Cを弛ませない例を示している。図6(b)は、図6(a)に示す例において、第1支持体210及び第2支持体220が閉じられる状態を示している。
図7は、第1実施形態に係る支持体連結機構200において配線部材Cを支持していない第1支持体210及び第2支持体220が開かれた状態の連結部230部分を背面側の右斜め上方から視た斜視図である。
図8は、配線部材Cを支持している第1支持体210及び連結部230の一部を回動軸線α回りに反転させた状態を正面側の右斜め上方から視た斜視図である。図9は、配線部材Cを支持していない第1支持体210及び連結部230の一部を背面側の右斜め下方から視た斜視図である。
図10及び図11は、配線部材Cを支持していない第1支持体210及び連結部230の一部を示す図である。図10(a)、図10(b)、図11(a)及び図11(b)は、それぞれ、その平面図、底面図、連結部230側の側面図及び背面図である。
図12は、配線部材Cを支持していない第2支持体220及び連結部230の一部を背面側の右斜め上方から視た斜視図である。
図13及び図14は、配線部材Cを支持していない第2支持体220及び連結部230の一部を示す図である。図13(a)、図13(b)、図14(a)及び図14(b)は、それぞれ、その平面図、底面図、連結部230側の側面図及び背面図である。
支持体連結機構200は、複数(この例では2つ)の支持体(例えば保護カバー)(この例では第1支持体210及び第2支持体220)と、連結部230(図3から図7参照)とを備えている。この例では、第1支持体210及び第2支持体220のうち、第1支持体210が画像形成装置本体110(図2も参照)側に設けられ、第2支持体220が移動部材130(図2も参照)側に設けられている。
第1支持体210及び第2支持体220は、配線部材C(図6及び図8参照)の長手方向Lに沿って並設されている。第1支持体210及び第2支持体220は、配線部材Cを支持するように構成されている。連結部230は、複数の支持体のうち隣り合う2つの支持体(この例では第1支持体210及び第2支持体220)間を回動軸線α(図3、図9及び図12参照)回りの片側に折り曲げ自在に連結する構成とされている。
回動軸線αは、長手方向Lに直交又は略直交する方向に沿っている。この例では、回動軸線αは、画像形成装置本体110の幅方向Xに沿っている。支持体連結機構200は、画像形成装置本体110の幅方向Xにおける他方側(背面側)かつ上下方向Zにおける下側に設けられている(図2参照)。
第1実施形態に係る支持体連結機構200において、複数の支持体(この例では第1支持体210及び第2支持体220)のうち、一端部は画像形成装置本体110に対して回動自在に設けられ、かつ、他端部は移動部材130に対して回動自在に設けられ、複数の支持体(この例では第1支持体210及び第2支持体220)は、移動部材130の画像形成装置本体110に対する移動動作に合わせて回動する構成とされている。
詳しくは、複数の支持体(この例では第1支持体210及び第2支持体220)のうち、一端における支持体(この例では第1支持体210)において隣に支持体が存在しない端部210a(図3参照)は、画像形成装置本体110に対して本体側回動軸線α1(図3及び図8参照)回りに回動自在に設けられ、かつ、他端における支持体(この例では第2支持体220)において隣に支持体が存在しない端部220a(図3参照)は、移動部材130に対して移動部材側回動軸線α2(図3参照)回りに回動自在に設けられている。ここで、本体側回動軸線α1及び移動部材側回動軸線α2は、何れも軸線方向Sに沿っている。
複数の支持体(この例では第1支持体210及び第2支持体220)は、移動部材130の画像形成装置本体110に対する移動動作(この例では左右方向Yのスライド移動動作)に合わせて、回動軸線α、本体側回動軸線α1及び移動部材側回動軸線α2回りに回動する構成とされている。
この例では、メンテナンス性の観点から、複数の支持体(この例では第1支持体210及び第2支持体220)を連結部230が上になるように折り曲げる構成とされている。
また、第1実施形態において、画像形成装置100は、画像形成装置本体110に対して着脱可能な着脱部材150(この例では定着装置(図2参照))をさらに備えている。この例では、着脱部材150は、画像形成装置本体110に対して左右方向に沿って挿脱される。
支持体連結機構200は、着脱部材150が着脱操作される範囲である着脱操作範囲β1(図2参照)以外の領域β2(図2参照)に位置している。この例では、着脱操作範囲β1以外の領域β2は、画像形成装置100内の領域のうち、着脱操作範囲β1を除いた領域である。なお、支持体連結機構200は、画像形成装置100の外側に設けられてもよい。
そして、隣り合う2つの支持体(この例では第1支持体210及び第2支持体220)の折り曲げ側の連結部230部分を含む所定の折り曲げ側連結部領域201(いわば内側部分)(図5及び図6参照)で配線部材Cを開放している。
詳しくは、連結部230にて連結される隣り合う2つの支持体(この例では第1支持体210及び第2支持体220)の互いに隣接する隣接部分211(図3から図11参照)及び隣接部分221(図3から図7、図12から図14参照)のうち、少なくとも一方の隣接部分の折り曲げ側連結部領域201に、配線部材Cを露出するように開放した開放部201a(図5及び図6参照)を有している。
すなわち、支持体連結機構200では、隣接部分211,221の折り曲げ側連結部領域201に開放部201aを有しているので、たとえ隣り合う2つの支持体(この例では第1支持体210及び第2支持体220)が開かれた状態で配線部材Cを弛ませないようにし(図6(a)参照)、該2つの支持体が閉じられるときに、配線部材が引っ張られても(図6(b)参照)、該2つの支持体が閉じられるにあたり、配線部材Cのうちの該2つの支持体が閉じられたときの該2つの支持体の中心経路の長さ(L1+L2)が該2つの支持体が開かれたときの該2つの支持体の中心経路の長さ(L1+L2)よりも長くなった分を開放部201aで逃がすことができる。これにより、該2つの支持体の閉じ動作を円滑に行うことが可能となる。
なお、図6(a)において、配線部材Cが隣接部分211,221で若干下側に湾曲しており、一見すると配線部材Cを弛ませているように見えるが、これは、配線部材Cが支持部244に当接しているためで、意図的に弛ませている訳ではない。従って、隣り合う2つの支持体(この例では第1支持体210及び第2支持体220)が開かれた状態において、中心経路の長さ(L1+L2)と該2つの支持体を通過する配線部材Cの長さが等しい又は略等しい構成とされている。
この例では、複数の支持体(この例では第1支持体210及び第2支持体220)が開閉されるときに、配線部材Cが隣り合う2つの支持体に対して長手方向Lに相対的に移動しない又は略移動しない構成とされている。かかる構成としては、例えば、画像形成装置本体110側及び/又は移動部材130側で配線部材Cに長さの余裕がない(配線部材Cが余っていない)態様、或いは/さらに、画像形成装置本体110側、移動部材130側、該2つの支持体(この例では第1支持体210及び第2支持体220)のうち少なくとも一つで配線部材Cを固定している態様を挙げることができる。
また、第1実施形態において、複数の支持体(この例では第1支持体210及び第2支持体220)は、回動軸線αに沿った幅方向(回動軸線αの軸線方向S)のサイズが幅方向及び長手方向Lの双方に直交する厚み方向(直交方向T)のサイズよりも大きくなっている。
また、第1実施形態において、配線部材Cは、フラットケーブルとされている。フラットケーブルは、複数の電線を軸線方向Sに沿って互いに平行又は略平行に並設した板状のケーブルである。フラットケーブルとしては、例えば、フレキシブルフラットケーブル(FFC:Flexible Flat Cable)を挙げることができる。フレキシブルフラットケーブルとしては、代表的には、導体を軸線方向Sに一定間隔で並べて2枚の可撓性樹脂フィルムで挟持したものを例示できる。
複数の支持体(この例では第1支持体210及び第2支持体220)は、フラットケーブルを幅方向(軸線方向S)に支持している。
また、第1実施形態において、隣り合う2つの支持体(この例では第1支持体210及び第2支持体220)の折り曲げ側とは反対側の連結部230部分を含む所定の反対側連結部領域202(いわば外側部分)(図3、図4及び図7)で配線部材Cを閉塞している。
詳しくは、隣接部分211,221のうちの少なくとも一方の隣接部分の折り曲げ側とは反対側の反対側連結部領域202に、該2つの支持体が開かれたとき配線部材Cを覆うように閉塞する閉塞部202a(図3、図4及び図7)を有している。
また、第1実施形態において、複数の支持体(この例では第1支持体210及び第2支持体220)は、それぞれ、長手方向Lに間隔(この例では予め定めた所定の間隔)をおいて設けられた複数の支持部241〜244(図3、図5から図10、図12、図13)を有している。複数の支持部241〜244は、配線部材Cを支持することに加えて、例えば、配線部材Cを保護及び/又は保持することができる。
詳しくは、複数の支持体(この例では第1支持体210及び第2支持体220)は、長手方向Lに直交又は略直交する方向(この例では軸線方向S及び長手方向Lの双方に直交又は略直交する直交方向T)(具体的には厚み方向)における一方側と他方側とで長手方向Lに間隔(この例では予め定めた所定の間隔)をおいて互い違いに設けられた支持部241〜244を有している。支持部241〜244は、配線部材Cを保護し、一方側の支持部241,242の内側面241a,242a(図10参照)と他方側の支持部243,244の内側面243a,244a(図13参照)との間で配線部材Cを保持することができる。
また、第1実施形態において、連結部230は、隣り合う2つの支持体(この例では第1支持体210及び第2支持体220)のうち、一方の支持体(この例では第1支持体210)の軸線方向Sにおける両端部(この例では両側板)に設けられた第1係合部231,231(図4、図5、図7から図11参照)と、他方の支持体(この例では第2支持体220)の軸線方向Sにおける両端部(この例では両側板)に設けられた第2係合部232,232(図4、図5、図7、図12から図14参照)とを有している。第1係合部231,231及び第2係合部232,232は、互いに回動軸線α回りに回転自在に係合される。
第1係合部231,231及び第2係合部232,232の何れか一方の係合部(この例では第1係合部231,231)は、軸線方向Sに貫通する円形孔を有するリング状に形成されており、何れか他方の係合部(この例では第2係合部232,232)は、何れか一方の係合部(この例では第1係合部231,231)内に挿通されるように、軸線方向Sに突出した円柱状に形成されている。第1係合部231,231及び第2係合部232,232は、互いに係合されるにあたり、リング状に形成された係合部(この例では第1係合部231,231)の内周面が円柱状に形成された係合部の外周面(この例では第2係合部232,232)に摺接される。
この例では、第1支持体210、第2支持体220、第1係合部231,231及び第2係合部232,232は、樹脂等の可撓性部材で構成されている。第1支持体210と第1係合部231,231とが一体形成され、第2支持体220と第2係合部232,232とが一体形成されている。
第1係合部231,231が設けられた第1支持体210は、及び、第2係合部232,232が設けられた第2支持体220は、何れも軸線方向Sにおいて弾性を有している。
詳しくは、隣り合う2つの支持体(この例では第1支持体210及び第2支持体220)のうち、一方(この例では第2支持体220)は、他方(この例では第1支持体210)に対して着脱自在に設けられている。
かかる構成を備えた支持体連結機構200では、一方の支持体(この例では第1支持体210)に対して他方の支持体(この例では第2支持体220)を装着するにあたり、一方の支持体の軸線方向Sにおける両端部に設けられた一方の係合部(この例では第1係合部231,231)が軸線方向Sに押し広げられつつ、他方の支持体の両端部に設けられた他方の係合部(この例では第2係合部232,232)が一方の係合部内に嵌め入れられる。第1実施形態では、他方の係合部(この例では第2係合部232,232)は、軸線方向Sにおいて他方の係合部の先端部(図14(a)参照)が一方の係合部(この例では第1係合部231,231)内に嵌め入れられる方向(この例では直交方向T)に嵌め入れる側が低くかつ嵌め入れる側とは反対側が高くなるように傾斜している。こうすることで、他方の係合部(この例では第2係合部232,232)を一方の係合部(この例では第1係合部231,231)内に嵌め入れ易くすることができる。
なお、連結部230が回動軸線αを中心として隣り合う2つの支持体(この例では第1支持体210及び第2支持体220)間を連結する回動軸を含み、該回動軸が支持体の軸線方向Sにおける一方側端と他方側端との間に架け渡された構成とされていてもよい。この場合には、配線部材Cを露出するように開放した開放部201aにおいて、配線部材Cは、該回動軸の折り曲げ側に通される。
(支持体連結機構200の詳細について)
詳しくは、第1支持体210及び第2支持体220は、長手方向Lに延び、かつ、長手方向Lにおける両端面が開放した筒状の形状とされている。
第1支持体210及び第2支持体220は、この例では、箱形の形状とされており、長手方向Lのサイズが軸線方向Sのサイズよりも大きくなっており、軸線方向Sのサイズが直交方向Tのサイズよりも大きくなっている。
第1支持体210及び第2支持体220は、正面から視て長手方向Lにおける互いに連結する側の端部が若干(具体的には閉じられたとき互いの支持体が平行又は略平行を維持できる程度に)内側に湾曲している。
第1支持体210は、第1側板210b(図10(b)参照)、第2側板210c(図10(a)参照)、第3側板210d(図10参照)及び第4側板210e(図10及び図11(b)参照)を有している。第1側板210b及び第2側板210cは、互いに平行又は略平行とされている。第1側板210b及び第2側板210cは、長手方向L及び軸線方向Sの双方に沿っている。第3側板210d及び第4側板210eは、互いに平行又は略平行とされている。第3側板210d及び第4側板210eは、長手方向L及び直交方向Tの双方に沿っている。
第1支持体210における第3側板210d及び第4側板210eの少なくとも第1係合部231,231が設けられている部分は、軸線方向Sにおいて弾性を有している。
第1支持体210の第1側板210b及び第2側板210cには、長手方向Lにおいて支持部241〜241,242〜242と開口251〜251,252〜252(図3、図6及び図10参照)とが交互に設けられている。
第2支持体220は、第1側板220b(図13(b)参照)、第2側板220c(図13(a)参照)、第3側板220d(図13参照)及び第4側板220e(図13及び図14(b)参照)を有している。第1側板220b及び第2側板220cは、互いに平行又は略平行とされている。第1側板220b及び第2側板220cは、長手方向L及び軸線方向Sの双方に沿っている。第3側板220d及び第4側板220eは、互いに平行又は略平行とされている。第3側板220d及び第4側板220eは、長手方向L及び直交方向Tの双方に沿っている。
第2支持体220における第3側板220d及び第4側板220eの少なくとも第2係合部232,232が設けられている部分は、軸線方向Sにおいて弾性を有している。
第2支持体220の第1側板220b及び第2側板220cには、長手方向Lにおいて支持部243〜243,244〜244と開口253〜253,254〜254(図3、図6及び図13参照)とが交互に設けられている。
第1支持体210の第1側板210bに設けられた支持部241〜241と、第1支持体210の第2側板210cに設けられた開口252〜252とが対向している。また、第1支持体210の第1側板210bに設けられた開口251〜251と、第1支持体210の第2側板210cに設けられた支持部242〜242とが対向している。
一方、第2支持体220の第1側板220bに設けられた支持部243〜243と、第2支持体220の第2側板220cに設けられた開口254〜254とが対向している。また、第2支持体220の第1側板220bに設けられた開口253〜253と、第2支持体220の第2側板220cに設けられた支持部244〜244とが対向している。
詳しくは、第1支持体210の第1側板210bにおける第2支持体220側端部の開口251は、第2支持体220側を開放(外部と連通)している。第2支持体220の第1側板220bにおける第1支持体210側端部の開口253は、第1支持体210側を開放(外部と連通)している。すなわち、第1支持体210の第1側板210bにおける第2支持体220側端部の開口251、及び、第2支持体220の第1側板220bにおける第1支持体210側端部の開口253が開放部201aを構成している。
第1支持体210の第2側板210cにおける第2支持体220側端部の支持部242は、第2支持体220に対向している。第2支持体220の第2側板220cにおける第1支持体210側端部の支持部244は、第1支持体210に対向に位置している。すなわち、第1支持体210の第2側板210cにおける第2支持体220側端部の支持部242、及び、第2支持体220の第2側板220cにおける第1支持体210側端部の支持部244が閉塞部202aを構成している。
なお、第1支持体210及び第2支持体220の連結方向等の取り付け間違いを防止するために、第1係合部231,231及び第2係合部232,232においてリング状の係合部の径及び円柱状の係合部の径を軸線方向Sにおける一方側と他方側とで異ならせるようにしてもよいが、第1実施形態では、第1支持体210及び第2支持体220の連結部230側の端部における支持部242(図10(a)参照)及び支持部244(図13(a)参照)において、軸線方向Sにおける中央から何れか一方にずらして軸線方向Sで揃うように(長手方向Lに沿った仮想直線上に位置するように)指標MK,MK(この例では矢印マーク)が設けられている。この例では、指標MK,MKは、樹脂等の材料で形成されている。指標MK,MKと第1支持体210及び第2支持体220とが一体形成されている。
また、第1支持体210の第2側板210cにおける第2支持体220とは反対側端部の開口252は、第2支持体220とは反対側を開放(外部と連通)している。第2支持体220の第2側板220cにおける第1支持体210とは反対側端部の開口254は、第1支持体210とは反対側を開放(外部と連通)している。従って、第1支持体210及び第2支持体220の互いに隣接する隣接部分211,221における開放部201aだけでなく、第1支持体210の画像形成装置本体110に隣接する隣接部分212(図3参照)及び第2支持体220の移動部材130に隣接する隣接部分222(図3参照)のうち、少なくとも一方の隣接部分の所定の折り曲げ側隣接部領域203(図3、図10(a)及び図13(a)参照)に、配線部材Cを露出するように開放した開放部203a(図3、図10(a)及び図13(a)参照)を有している。なお、開放部203aは、第1支持体210及び第2支持体220の隣接部分211,221における開放部201aと同様の作用を有する。
第1支持体210の第1側板210bにおける第2支持体220とは反対側端部の支持部241は、画像形成装置本体110に対向している。第2支持体220の第1側板220bにおける第1支持体210とは反対側端部の支持部243は、移動部材130に対向している。従って、第1支持体210及び第2支持体220の互いに隣接する隣接部分211,221における閉塞部202aだけでなく、第1支持体210の画像形成装置本体110に隣接する隣接部分212及び第2支持体220の移動部材130に隣接する隣接部分222のうち、少なくとも一方の隣接部分の折り曲げ側とは反対側の所定の反対側隣接部領域204(図10(b)及び図13(b)参照)に、第1支持体210及び第2支持体220が開かれたとき配線部材Cを覆うように閉塞する閉塞部204a(図10(b)及び図13(b)参照)を有している。なお、閉塞部204aは、第1支持体210及び第2支持体220の隣接部分211,221における閉塞部202aと同様の作用を有する。
第1支持体210の隣に支持体が存在しない端部(この例では画像形成装置本体110に隣接する隣接部分212)は、直接的に又はピン等の支持回動軸を介して間接的に(この例では直接的に)画像形成装置本体110に本体側回動軸線α1回りに回転自在に取り付けられている(図3及び図8参照)。
具体的には、第1支持体210の隣に支持体が存在しない端部(この例では画像形成装置本体110に隣接する隣接部分212)は、画像形成装置本体110の構成部材111(図3及び図8参照)に本体側回動軸線α1回りに回転自在に、かつ、着脱可能に装着されている。
第1支持体210と画像形成装置本体110の構成部材111との連結部260(図3及び図8参照)は、第1支持体210に設けられた第1係合部261(図3及び図8から図11参照)と、画像形成装置本体110の構成部材111に設けられた第2係合部262(図3及び図8参照)とを有している。
第1係合部261及び第2係合部262は、互いに本体側回動軸線α1回りに係合される。第1係合部261は、第1支持体210の軸線方向Sにおける両端部において、軸線方向Sに突出した円柱とされている。第2係合部262,262は、第1係合部261,261を挿通するように、円筒状とされている。
詳しくは、第1係合部261は、第1支持体210の軸線方向Sにおける両端部のうち少なくとも一方(この例では背面側の端部)において、軸線方向Sに突出した円柱をDカットしたようなD状突出部とされている。第2係合部262,262は、D状突出部とされた第1係合部261側の第2係合部262が軸線方向Sに貫通して周方向の一部が開放した円形孔を有するC状に形成されている。これにより、第1支持体210は、画像形成装置本体110に対して、予め定めた所定角度(例えば鉛直線に平行な角度)で着脱できる一方、所定角度以外の角度では本体側回動軸線α1回りに回転自在とすることができる。すなわち、所定角度は、画像形成装置本体110に対して第1支持体210を着脱可能な角度であり、該所定角度以外の角度は、第1支持体210が画像形成装置本体110に対して揺動する揺動角度である。
この例では、第1係合部231,231、第2係合部232,232及び構成部材111は、樹脂等の材料で形成されている。第1支持体210と第1係合部231とが一体形成され、構成部材111と第2係合部232とが一体形成されている。
第2支持体220の隣に支持体が存在しない端部(この例では移動部材130に隣接する隣接部分222)は、直接的に又はピン等の支持回動軸を介して間接的に(この例では支持回動軸P(図3参照)を介して間接的に)移動部材130に移動部材側回動軸線α2回りに回転自在に取り付けられている(図3参照)。
具体的には、第2支持体220の隣に支持体が存在しない端部(この例では移動部材130に隣接する隣接部分222)は、移動部材130の構成部材131(図3参照)に移動部材側回動軸線α2回りに回転自在に、かつ、着脱可能に取り付けられている。
第2支持体220と移動部材130の構成部材131との連結部270(図3参照)は、第2支持体220に設けられた第1係合部271(図3及び図12から図14参照)と、移動部材130の構成部材131に設けられた第2係合部272(図3参照)とを有している。
第1係合部271及び第2係合部272は、互いに移動部材側回動軸線α2回りに係合される。第1係合部271は、軸線方向Sに沿って貫通した第1貫通孔271a(図3、図12、図14(b)参照)を有している。同様に、第2係合部272は、軸線方向Sに沿って貫通した第2貫通孔272a(図3参照)を有している。第1係合部271は、第1貫通孔271aが第2係合部272における第2貫通孔272aと揃った状態で支持回動軸Pが第1貫通孔271a及び第2貫通孔272aに挿通されることにより、第2係合部272に移動部材側回動軸線α2回りに回転自在に連結される。
すなわち、第2支持体220は、移動部材130に対して、支持回動軸Pを第1貫通孔271a及び第2貫通孔272aに挿脱することで着脱できる一方、支持回動軸Pを第1貫通孔271a及び第2貫通孔272aに挿通した状態では移動部材側回動軸線α2回りに回転自在となる。
この例では、第2係合部272は、一対のものとされており、軸線方向Sにおいて第1係合部271の両側に配設されている。第1係合部271、第2係合部272,272及び構成部材131は、樹脂等の材料で形成されている。第2支持体220と第1係合部271とが一体形成され、構成部材131と第2係合部272,272とが一体形成されている。
図15及び図16は、隣り合う第1支持体210及び第2支持体220が開閉されたときの第1支持体210及び第2支持体220の姿勢を背面側から断面図である。図15(a)は、長手方向Lの長さが互いに異なる第1支持体210及び第2支持体220が開かれている状態を示している。図15(b)は、図15(a)に示す第1支持体210及び第2支持体220が閉じられたときに斜め方向に沿っている例を示している。図16(a)は、長手方向Lの長さが互いに略等しい第1支持体210及び第2支持体220が開かれている状態を示している。図16(b)は、図16(a)に示す第1支持体210及び第2支持体220が閉じられたときに直線方向Qに沿っている例を示している。
ところで、隣り合う2つの支持体(この例では第1支持体210及び第2支持体220)が開閉されるときに、直線方向Q以外の方向に連結部230が移動する構成とされている場合には(図15参照)、該2つの支持体が開閉するための開閉スペースが大きくなってしまう。ここで、直線方向Qは、移動部材130が移動する移動方向M及び軸線方向Sの双方に直交又は略直交する方向である。
直線方向Q以外の方向に連結部230が移動する構成とされている場合としては、例えば、複数の支持体が2つの支持体(この例では第1支持体210及び第2支持体220)であり、本体側回動軸線α1と移動部材側回動軸線α2とが移動部材130の画像形成装置本体110に対する移動方向Mに沿った仮想直線β上に位置している又は略位置している場合には、該2つの支持体の長手方向Lの長さが互いに異なっている場合を例示できる。そうすると、閉じられた2つの支持体が移動部材130の移動方向Mに対して斜め方向に沿う(図15(b)参照)、或いは、略平行になる。従って、隣り合う2つの支持体が開閉するための開閉スペースが大きくなってしまう。
この点、第1実施形態では、隣り合う2つの支持体(この例では第1支持体210及び第2支持体220)が開閉されるときに、直線方向Qに連結部230が移動する構成とされている(図16参照)。換言すれば、隣り合う2つの支持体(この例では第1支持体210及び第2支持体220)が開閉されるときの連結部230の移動軌跡が直線方向Qに沿っている。
ここで、隣り合う2つの支持体(この例では第1支持体210及び第2支持体220)が開閉されるときに直線方向Qに連結部230が移動する構成としては、該複数の支持体が2つの支持体であり、該2つの支持体が閉じられたときに、移動部材130の移動方向M及び軸線方向Sの双方に対して該2つの支持体が直交又は略直交した状態で、一端における支持体(この例では第1支持体210)において隣に支持体が存在しない端部(画像形成装置本体110に隣接する隣接部分212)が画像形成装置本体110に設けられ、かつ、他端における支持体(この例では第2支持体220)において隣に支持体が存在しない端部(移動部材130に隣接する隣接部分222)が移動部材130に設けられる構成を例示できる。かかる構成において、本体側回動軸線α1と移動部材側回動軸線α2とが移動部材130の画像形成装置本体110に対する移動方向Mに沿った仮想直線β上に位置している又は略位置している場合には、該2つの支持体の長手方向Lの長さが互いに同じ又は略同じとされている構成を例示できる。
なお、直線方向Qは、第1実施形態のように、移動部材130が画像形成装置本体110に対してスライド方向(この例では水平方向又は略水平方向)に沿って往復移動自在な構成とされている場合には、スライド方向に直交又は略直交する方向(この例では鉛直方向又は略鉛直方向)となる。但し、それに限定されるものではなく、例えば、移動部材130が画像形成装置本体110に対して回動軸線αに沿った揺動軸線回りに往復揺動自在な構成とされている場合、直線方向Qは、揺動軸線を中心とする移動部材130の揺動軌跡を示す円弧の法線方向又は略法線方向を挙げることができる。
(第2実施形態)
図17は、画像形成装置本体110に対する移動部材130の移動による支持体連結機構200の状態を概略的に示す模式図である。図17(a)は、移動部材130が画像形成装置本体110に装着されているときの支持体連結機構200の状態を示しており、図17(b)は、移動部材130が画像形成装置本体110から離脱されているときの支持体連結機構200の状態を示している。
ところで、移動部材130が画像形成装置本体110に装着されているときには(図17(a)参照)、隣り合う2つの支持体(この例では第1支持体210及び第2支持体220)が閉じられているが、該2つの支持体が予め定めた所定角度θ(図17(b)参照)以上に開き過ぎると、該2つの支持体の閉じ動作を円滑に行うことができなくなる。例えば、隣り合う2つの支持体が180度に開かれると、該2つの支持体が閉じられるに際に閉じられない、或いは、該2つの支持体が180度を超えて開かれると、該2つの支持体が閉じられるに際に逆方向に閉じられてしまい、ひいては、支持体連結機構200が破損するといった不都合を招く。
図18は、第2実施形態に係る支持体連結機構200において規制部材280が設けられた状態を示す斜視図である。
なお、第2実施形態において、第1実施形態と実質的に同様の構成には同一符号を付し、その説明を省略する。
この点、第2実施形態に係る支持体連結機構200は、隣り合う2つの支持体(この例では第1支持体210及び第2支持体220)の予め定めた所定角度θ(例えば180度)以上の開き過ぎを規制する規制部材280をさらに備えている。支持体連結機構200では、隣り合う2つの支持体のうち少なくとも一方(この例では第1支持体210)には、該2つの支持体の予め定めた所定角度θ(例えば180度)以上の開き過ぎを規制する規制部材280が設けられている。
詳しくは、隣り合う2つの支持体(この例では第1支持体210及び第2支持体220)は、該2つの支持体が開かれときに、隣接部分211,221のうち、一方(この例では第1支持体210の隣接部分211)が他方(この例では第2支持体220の隣接部分221)を覆って該他方に当接する構成とされている。
規制部材280は、隣り合う2つの支持体(この例では第1支持体210及び第2支持体220)が開かれたときに、他方の支持体の隣接部分(この例では第2支持体220の隣接部分221)に当接して一方の支持体の回動を禁止する。
一方の隣接部分211は、一方の支持体(この例では第1支持体210)の他方の支持体(この例では第2支持体220)側の端部の支持部242とされ、他方の隣接部分221は、他方の支持体(この例では第2支持体220)の一方の支持体(この例では第1支持体210)側の端部の支持部244とされている。そして、規制部材280は、一方の支持体(この例では第1支持体210)の端部の支持部242に設けられている。この例では、規制部材280は、樹脂等の材料で形成されている。規制部材280と支持部242とが一体形成されている。
かかる構成を備えた支持体連結機構200では、隣り合う2つの支持体(この例では第1支持体210及び第2支持体220)が所定角度θ(例えば180度)を超えない角度で開かれたときに、規制部材280(この例では第1支持体210の第2支持体220側の端部の支持部242)が相手側の支持体(この例では第2支持体220の第1支持体210側の端部の支持部244)に当接する。これにより、該2つの支持体の所定角度θ(例えば180度)以上の開き過ぎを規制することができる。
(第3実施形態)
図19から図21は、第3実施形態に係る支持体連結機構200において戻り部材290,290が設けられた状態を示す斜視図である。
図19は、第1支持体210における正面側の戻り部材290(291)及び背面側の戻り部材290(291)を拡大して示している。図20(a)及び図20(b)は、第2支持体220における正面側の戻り部材290(292)及び背面側の戻り部材290(292)を拡大して示している。また、図21(a)及び図21(b)は、連結部230にて連結された第1支持体210及び第2支持体220が所定角度θ以上に開かれたときの正面側の戻り部材290(291,292)及び背面側の戻り部材290(291,292)の状態を拡大して示している。
なお、第3実施形態において、第1実施形態と実質的に同様の構成には同一符号を付し、その説明を省略する。
第3実施形態に係る支持体連結機構200は、隣り合う2つの支持体(この例では第1支持体210及び第2支持体220)が予め定めた所定角度θ(例えば180度)以上に開かれた場合でも該2つの支持体を所定角度θよりも小さい角度に戻す構成とされた戻り部材290(291,292)をさらに備えている。
戻り部材290は、第1支持体210に設けられた第1戻り部材291(図19参照)と、第2支持体220に設けられた第2戻り部材292(図20参照)とを備えている。第1戻り部材291及び第2戻り部材292は、第1支持体210及び第2支持体220が所定角度θ(例えば180度)以上に開かれた場合に互いに当接して第1支持体210及び第2支持体220を所定角度θよりも小さい角度に戻す構成とされている。
第1戻り部材291は、回動軸線αを中心とする円弧状に延びるように軸線方向Sの内側に突出した突出部とさている。第2戻り部材292は、第1戻り部材291の移動軌跡上において、軸線方向Sの外側に突出した突起部とされている。
詳しくは、第1戻り部材291は、第1支持体210に設けられた連結部230を構成する第1係合部231,231の軸線方向Sの内側に設けられている。第2戻り部材292は、第2支持体220の両端部(具体的には第3側板220d及び第4側板220e)に設けられている。第2戻り部材292,292は、第2支持体220において連結部230を構成する第2係合部232,232の第1支持体210側とは反対側に第2係合部232,232から所定の間隔d,d(図20参照)をおいて設けられている。
この例では、第1戻り部材291,291は、第2戻り部材292,292と当接する側の端部において第1係合部231,231の内側面2311,2311(図19参照)から頂面2911,2911(図19参照)にかけて次第に高くなるように傾斜する傾斜面291a,291a(図19参照)を有している。第2戻り部材292,292は、第1戻り部材291,291と当接する側の端部において第3側板220dの外面220d1(図20(a)参照)及び第4側板220eの外面220e1(図20(b)参照)から頂部2921,2921(図20参照)にかけて次第に高くなるように傾斜する傾斜面292a,292a(図20参照)を有している。
この例では、戻り部材290は、樹脂等の材料で形成されている。第1戻り部材291,291と第1係合部231,231とが一体形成されている。第2戻り部材292,292と第2支持体220,220とが一体形成されている。
かかる構成を備えた支持体連結機構200では、ユーザーによる移動部材130の画像形成装置本体110からの離脱操作がなされることで、第1支持体210及び第2支持体220が所定角度θ(例えば180度)に開かれると、第1係合部231,231に設けられた第1戻り部材291,291と、第1支持体210に設けられた第2戻り部材292,292とが当接し(図21参照)、第1支持体210及び第2支持体220が所定角度θを超えてさらに開かれると、第1戻り部材291,291が第2戻り部材292,292に乗り上げる(この例では、第1戻り部材291,291が傾斜面292a,292aにより第2戻り部材292,292の傾斜面292a,292aに沿って円滑に乗り上げる)。そうすると、第1支持体210の軸線方向Sにおける両端部に設けられた第1係合部231,231が軸線方向Sに押し広げられ、第1支持体210が弾性変形する。この状態でユーザーによる移動部材130の画像形成装置本体110からの離脱操作が解除されると、第1支持体210の弾性変形からの戻る弾性力により第1戻り部材291,291が第2戻り部材292,292から滑り落ちて(この例では、第1戻り部材291,291が傾斜面292a,292aにより第2戻り部材292,292の傾斜面292a,292aに沿って円滑に滑り落ちて)第1支持体210及び第2支持体220が閉じる方向に回動し、第1支持体210及び第2支持体220が所定角度θよりも小さい角度に戻る。
なお、この例では、戻り部材290として、突出部とされた第1戻り部材291及び突起部とされた第2戻り部材292を用いたが、第1支持体210及び第2支持体220が所定角度θ以上に開かれた場合に第1支持体210及び第2支持体220を所定角度θよりも小さい角度に戻すような構成であれば、何れの構成であってもよい。例えば、戻り部材290として、第1支持体210及び第2支持体220が所定角度θになるまでは付勢しない一方で、所定角度θ以上になると第1支持体210及び第2支持体220を戻す方向に付勢する付勢部材を用いてもよい。かかる付勢部材としては、第1支持体210と閉じる方向に係止する第1係止部と、第2支持体220と閉じる方向に係止する第2係止部と、第1係止部と第2係止部とに接続されて第1支持体210及び第2支持体220が所定角度θ以上になると第1支持体210及び第2支持体220を戻す方向に付勢力を付与するコイルバネ部を有するねじりコイルバネ(いわゆるキックバネ)を例示できる。
(第4実施形態)
図22は、第4実施形態に係る支持体連結機構200において第1支持体210及び第2支持体220の一部を示す図である。図22(a)は、第1支持体210及び第2支持体220が開いている状態での連結部230部分を示す概略斜視図であり、図22(b)は、第1支持体210及び第2支持体220が開いている状態での連結部230部分を示す概略断面図であり、図22(c)は、第1支持体210及び第2支持体220が閉じている状態での連結部230部分を示す概略断面図である。ここで、図22に示す構成では、反対側連結部領域202において閉塞部202aが設けられておらず、折り曲げ側連結部領域201及び反対側連結部領域202の双方で配線部材Cを開放している状態を示している。
なお、第4実施形態において、第1実施形態と実質的に同様の構成には同一符号を付し、その説明を省略する。
第4実施形態に係る支持体連結機構200において、複数の支持体(この例では第1支持体210及び第2支持体220)は、軸線方向S及び長手方向Lの双方に直交又は略直交する直交方向T(具体的には厚み方向)における所定位置(この例では中央部)に長手方向Lに間隔(この例では予め定めた所定の間隔)をおいて同一又は略同一線γ,γ〔図22(c)参照〕上に設けられた支持部241,242,…,243,244,…(図22参照)を有している。支持部241,242,…,243,244,…は、隣り合う支持部(241,242),(243,244)毎に配線部材Cを直交方向T(具体的には厚み方向)における一方側の面と他方側の面との間で交互に配置する。
具体的には、第1支持体210は、一対の側板240a,240aを有している。一対の側板240a,240aは、長手方向Lに延びており、軸線方向Sに所定間隔をおいて長手方向L及び直交方向Tの双方に沿った状態で互いに対向している。一対の側板240a,240aの間には、複数の支持部241,242,…(具体的には支持板)が長手方向Lに所定の間隔をおいて長手方向L及び軸線方向Sの双方に沿って並設されている。また、第2支持体220も同様に、一対の側板240b,240bを有している。一対の側板240b,240bは、長手方向Lに延びており、軸線方向Sに所定間隔をおいて長手方向L及び直交方向Tの双方に沿った状態で互いに対向している。一対の側板240b,240bの間には、複数の支持部243,244,…(具体的には支持板)が長手方向Lに所定の間隔をおいて長手方向L及び軸線方向Sの双方に沿って並設されている。そして、同一又は略同一線γ,γは、長手方向Lに沿っている。
(その他の実施形態)
本実施の形態では、複数の支持体を2つの支持体としたが、3以上の支持体であってもよい。
また、本実施の形態では、複数の支持体(この例では第1支持体210及び第2支持体220)において、開口253〜253,254〜254を設けたが、開放部201aを構成している側端部の開口251,253を除いて、開口251〜251,252〜252、開口253〜253,254〜254は設けずに配線部材Cの周囲を全体又は略全体に亘って覆う構成にしてもよい。
また、本実施の形態では、隣り合う支持体(この例では第1支持体210及び第2支持体220)の双方に開放部201aを設けるようにしたが、該隣り合う支持体の何れか一方に開放部201aを設ける構成にしてもよい。
また、本実施の形態では、隣り合う支持体(この例では第1支持体210及び第2支持体220)の双方に閉塞部202aを設けるようにしたが、該隣り合う支持体の何れか一方に閉塞部202aを設ける構成にしてもよい。
また、本実施の形態では、第1支持体210を画像形成装置本体110側に設け、第2支持体220を移動部材130側に設ける構成にしたが、第1支持体210を移動部材130側に設け、第2支持体220を画像形成装置本体110側に設ける構成にしていてもよい。
また、本実施の形態では、移動部材130を画像形成装置本体110に所定のスライド方向に往復移動自在な構成とし、画像形成装置本体110と移動部材130との間に支持体連結機構200を設ける構成にしたが、移動部材130を画像形成装置本体110に対して回動軸線αに沿った揺動軸線回りに往復揺動自在な構成とし、画像形成装置本体110と移動部材130との間に支持体連結機構200を設ける構成にしてもよい。
また、本実施の形態では、複数の支持体(この例では第1支持体210及び第2支持体220)を連結部230が上になるように折り曲げる構成にしたが、折り曲げる方向は何れの方向でもよく、例えば、複数の支持体を連結部230が下になるように折り曲げる構成にしてもよい。
また、本実施の形態では、複数の支持体の折り曲げる方向が一方向となるように折り曲げる構成にしたが、複数の支持体の折り曲げる方向が交互に異なるように、例えば、複数の支持体において、一方向と一方向とは反対方向とで交互になるように折り曲げる構成にしてもよい。
(本実施の形態について)
以上説明した支持体連結機構200によれば、支持体(この例では第1支持体210及び第2支持体220)の折り曲げ側の連結部230部分を含む所定の折り曲げ側連結部領域201で配線部材Cを開放しているので、該2つの支持体が閉じられるときに、たとえ配線部材Cが引っ張られても、該2つの支持体が閉じられたときの該2つの支持体の中心経路の長さ(L1+L2)が該2つの支持体が開かれたときの該2つの支持体の中心経路の長さ(L1+L2)よりも長くなった分について配線部材Cを開放している部分(具体的には開放部201a)で逃がすことができる。従って、隣り合う2つの支持体(この例では第1支持体210及び第2支持体220)を支障なく閉じることができる。しかも、隣り合う2つの支持体(この例では第1支持体210及び第2支持体220)が閉じられたときの中心経路の長さ(L1+L2)が該2つの支持体が開かれたときの中心経路の長さ(L1+L2)よりも長くなった分について配線部材Cを開放している部分(具体的には開放部201a)で逃がすことができるので、該2つの支持体が開かれた状態で配線部材Cを弛ませないようにすることができ、これにより、該2つの支持体が開かれたときに、該2つの支持体の折り曲げ側とは反対側の反対側連結部領域202から配線部材Cを外方へ飛び出さないようにすることができ、従って、該2つの支持体が開かれた際の配線部材Cの断線等の不都合を回避することが可能となる。
このことは、隣り合う2つの支持体(この例では第1支持体210及び第2支持体220)が開閉されるときに、配線部材Cが該2つの支持体に対して長手方向Lに相対的に移動しない又は略移動しない構成とされている場合に、特に有効となる。
ところで、配線部材Cは、複数の電線が任意に束ねられたものである場合、隣り合う2つの支持体(この例では第1支持体210及び第2支持体220)が閉じられたときに、回動軸線αを中心とする径方向における内側の電線が外側の電線に比べ円周差により湾曲度合が大きくなることから断線等の不都合が発生し易い。
この点、本実施の形態では、複数の支持体(この例では第1支持体210及び第2支持体220)は、回動軸線αに沿った幅方向(回動軸線αの軸線方向S)のサイズが幅方向及び長手方向Lの双方に直交する厚み方向(直交方向T)のサイズよりも大きくなっていることで、隣り合う2つの支持体(この例では第1支持体210及び第2支持体220)が閉じられたときに配線部材Cにおける何れの電線も湾曲度合を等しくする又は略等しくすることができ、円周差による配線部材Cの断線等の不都合を効果的に抑制することができる。
また、本実施の形態では、隣り合う2つの支持体(この例では第1支持体210及び第2支持体220)の折り曲げ側とは反対側の連結部230部分を含む所定の反対側連結部領域202で配線部材Cを閉塞していることで、該2つの支持体が開かれたときに、反対側連結部領域202から配線部材Cの外方への飛び出しを効果的に回避することができ、これにより、該2つの支持体が開かれた際の配線部材Cの断線等の不都合を確実に回避することができる。
また、本実施の形態では、複数の支持体(この例では第1支持体210及び第2支持体220)は、それぞれ、長手方向Lに間隔をおいて設けられた複数の支持部241〜244を有していることで、配線部材Cを効果的に支持することができる。
ところで、複数の支持体(この例では第1支持体210及び第2支持体220)は、配線部材Cの周囲を全体又は略全体に亘って覆っていてもよいが、金型を用いて個々の支持体を成型する場合、個々の支持体を、長手方向Lに直交又は略直交する方向(例えば軸線方向S及び長手方向Lの双方に直交する直交方向T)における一方側と他方側との2つの部品で構成することになり、支持体の構成の複雑化、組み立て作業性の悪化を招く。
この点、本実施の形態では、複数の支持体(この例では第1支持体210及び第2支持体220)は、長手方向Lに直交又は略直交する方向(この例では直交方向T)における一方側と他方側とで長手方向Lに間隔をおいて互い違いに設けられた支持部241〜244を有することで、金型を用いて個々の支持体を成型する場合であっても、金型の抜き孔を確保することができ、従って、個々の支持体を単一の部品で構成することができ、これにより、支持体の構成の複雑化、組み立て作業性の悪化を効果的に防止することができる。
また、本実施の形態では、複数の支持体(この例では第1支持体210及び第2支持体220)のうち、一端部(この例では画像形成装置本体110に隣接する隣接部分212)は、電気機器本体(この例では画像形成装置本体110)に対して回動自在に設けられ、かつ、他端部(この例では移動部材130に隣接する隣接部分222)は、移動部材130に対して回動自在に設けられ、該複数の支持体は、移動部材130の電気機器本体に対する移動動作に合わせて回動する構成とされていることで、例えば、電気機器本体における制御基板と、移動部材130における作動部品とを接続する場合に、従来の如く、接続コネクタを用いることがないので、コストが低く抑えることができる上、配線部材Cが常時接続状態となっているので、導通性や耐久性を向上させることができる。また、移動部材130が電気機器本体(この例では画像形成装置本体110)に対して移動するにあたり、前記したように、隣り合う2つの支持体(この例では第1支持体210及び第2支持体220)を支障なく閉じることができると共に、該2つの支持体が開かれた際の配線部材Cの断線等の不都合を回避することができる。
また、本実施の形態では、支持体連結機構200は、着脱部材150が着脱操作される範囲である着脱操作範囲β1以外の領域β2に位置していることで、電気機器本体(この例では画像形成装置本体110)に対して着脱部材150を、支持体連結機構200が邪魔になることなく、着脱することができる。
また、本実施の形態では、隣り合う2つの支持体(この例では第1支持体210及び第2支持体220)が開閉されるときに、直線方向Qに連結部230が移動する構成とされていることで(例えば、複数の支持体が2つの支持体であり、該2つの支持体が閉じられたときに、該2つの支持体が移動方向M及び軸線方向Sの双方に対して直交又は略直交する構成とされていることで)、該2つの支持体の開閉スペースを最小限に抑えることができる。これにより、例えば、移動部材130が電気機器本体(この例では画像形成装置本体110)に対して閉じられたときに、支持体連結機構200を嵩張ることなく電気機器内に納めることができる。
また、第2実施形態では、隣り合う2つの支持体(この例では第1支持体210及び第2支持体220)の所定角度θ以上の開き過ぎを規制する規制部材280をさらに備えていることで、該2つの支持体の閉じ動作を円滑に行うことができ、これにより、支持体連結機構200の破損を回避することができる。特に、規制部材280が該2つの支持体(この例では第1支持体210及び第2支持体220)の180度以上の開き過ぎを規制する構成とされていることで、該2つの支持体を180度より小さい角度しか開かないようにすることができ、該2つの支持体が閉じられるに際に、該2つの支持体が閉じられない、或いは、該2つの支持体が逆方向に閉じられてしまい、ひいては、支持体連結機構200が破損するといった不都合を回避することができる。
また、第3実施形態では、隣り合う2つの支持体(この例では第1支持体210及び第2支持体220)が所定角度θ以上に開かれた場合でも該2つの支持体を所定角度θよりも小さい角度に戻す構成とされた戻り部材290をさらに備えていることで、該2つの支持体を所定角度θ以上に開くことができる。しかも、たとえ隣り合う2つの支持体が所定角度θ以上に開き過ぎても、該2つの支持体を所定角度θよりも小さい角度に戻すことができ、これにより、該2つの支持体の閉じ動作を円滑に行うことができる。例えば、隣り合う2つの支持体(この例では第1支持体210及び第2支持体220)が180度以上に開かれても、該2つの支持体を180度よりも小さい角度に戻すことができ、該2つの支持体が閉じられるに際に、該2つの支持体が閉じられない、或いは、該2つの支持体が逆方向に閉じられてしまい、ひいては、支持体連結機構200が破損するといった不都合を回避することができる。
また、第4実施形態では、複数の支持体(この例では第1支持体210及び第2支持体220)は、軸線方向S及び長手方向Lの双方に直交又は略直交する直交方向T(具体的には厚み方向)における所定位置に長手方向Lに間隔をおいて同一又は略同一線γ,γ上に設けられた支持部241,242,…,243,244,…を有していることで、隣り合う支持部(241,242),(243,244)毎に配線部材Cを直交方向T(具体的には厚み方向)における一方側の面と他方側の面との間で交互に支持することができ、これにより、配線部材Cを確実に支持することができる。
本発明は、以上説明した実施の形態に限定されるものではなく、他のいろいろな形で実施することができる。そのため、かかる実施の形態はあらゆる点で単なる例示にすぎず、限定的に解釈してはならない。本発明の範囲は請求の範囲によって示すものであって、明細書本文には、なんら拘束されない。さらに、請求の範囲の均等範囲に属する変形や変更は、全て本発明の範囲内のものである。
100 画像形成装置(電気機器の一例)
110 画像形成装置本体(電気機器本体の一例)
111 構成部材
120 画像読取装置
130 移動部材
131 構成部材
140 スライド部材
150 着脱部材
200 支持体連結機構
201 折り曲げ側連結部領域
201a 開放部
202 反対側連結部領域
202a 閉塞部
210 第1支持体
211 隣接部分
220 第2支持体
221 隣接部分
230 連結部
231 第1係合部
232 第2係合部
241 支持部
242 支持部
243 支持部
244 支持部
251 開口
252 開口
253 開口
254 開口
280 規制部材
290 戻り部材
291 第1戻り部材
292 第2戻り部材
C 配線部材
L 長手方向
M 移動方向
Q 直線方向
S 軸線方向
T 直交方向
X 幅方向
Y 左右方向
Z 上下方向
d 間隔
α 回動軸線
α1 本体側回動軸線
α2 移動部材側回動軸線
β 仮想直線
β1 着脱操作範囲
β2 着脱操作範囲以外の領域
θ 所定角度

Claims (10)

  1. 配線部材の長手方向に沿って並設されて前記配線部材を支持する複数の支持体と、前記複数の支持体の隣り合う2つの支持体間を回動軸線回りの片側に折り曲げ自在に連結する連結部とを備えた支持体連結機構であって、
    前記隣り合う2つの支持体の折り曲げ側の前記連結部部分を含む所定の折り曲げ側連結部領域で前記配線部材を開放していることを特徴とする支持体連結機構。
  2. 請求項1に記載の支持体連結機構であって、
    前記複数の支持体は、前記回動軸線に沿った幅方向のサイズが前記幅方向及び前記長手方向の双方に直交する厚み方向のサイズよりも大きいことを特徴とする支持体連結機構。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の支持体連結機構であって、
    前記隣り合う2つの支持体の折り曲げ側とは反対側の前記連結部部分を含む所定の反対側連結部領域で前記配線部材を閉塞していることを特徴とする支持体連結機構。
  4. 請求項1から請求項3までの何れか1つに記載の支持体連結機構であって、
    前記複数の支持体は、それぞれ、前記長手方向に間隔をおいて設けられた複数の支持部を有することを特徴とする支持体連結機構。
  5. 請求項1から請求項4までの何れか1つに記載の支持体連結機構であって、
    電気機器本体と、前記電気機器本体に対して移動可能な移動部材とを備えた電気機器に備えられ、
    前記複数の支持体のうち、一端部は前記電気機器本体に対して回動自在に設けられ、かつ、他端部は前記移動部材に対して回動自在に設けられ、
    前記複数の支持体は、前記移動部材の前記電気機器本体に対する移動動作に合わせて回動する構成とされていることを特徴とする支持体連結機構。
  6. 請求項5に記載の支持体連結機構であって、
    前記電気機器は、前記電気機器本体に対して着脱可能な着脱部材をさらに備え、
    当該支持体連結機構は、前記着脱部材が着脱操作される範囲である着脱操作範囲以外の領域に位置していることを特徴とする支持体連結機構。
  7. 請求項5又は請求項6に記載の支持体連結機構であって、
    前記隣り合う2つの支持体が開閉されるときに、前記移動部材が移動する移動方向及び前記回動軸線の軸線方向の双方に直交又は略直交する直線方向に前記連結部が移動する構成とされていることを特徴とする支持体連結機構。
  8. 請求項1から請求項7までの何れか1つに記載の支持体連結機構であって、
    前記隣り合う2つの支持体の予め定めた所定角度以上の開き過ぎを規制する規制部材をさらに備えていることを特徴とする支持体連結機構。
  9. 請求項1から請求項7までの何れか1つに記載の支持体連結機構であって、
    前記隣り合う2つの支持体が予め定めた所定角度以上に開かれた場合でも該2つの支持体を前記所定角度よりも小さい角度に戻す構成とされた戻り部材をさらに備えていることを特徴とする支持体連結機構。
  10. 請求項1から請求項9までの何れか1つに記載の支持体連結機構を備えたことを特徴とする電気機器。
JP2016173565A 2015-10-09 2016-09-06 支持体連結機構及びそれを備えた電気機器 Active JP6715136B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US15/286,615 US10359733B2 (en) 2015-10-09 2016-10-06 Support member connection mechanism and electrical apparatus including the same
CN201610881395.XA CN107018253B (zh) 2015-10-09 2016-10-09 支承体连结机构及具备其的电气设备

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015201042 2015-10-09
JP2015201042 2015-10-09

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017073962A true JP2017073962A (ja) 2017-04-13
JP6715136B2 JP6715136B2 (ja) 2020-07-01

Family

ID=58537871

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016173565A Active JP6715136B2 (ja) 2015-10-09 2016-09-06 支持体連結機構及びそれを備えた電気機器

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP6715136B2 (ja)
CN (1) CN107018253B (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106101474A (zh) * 2014-07-25 2016-11-09 滁州华尊电气科技有限公司 具有展平机构的组合式文件架
JP2019209564A (ja) * 2018-06-04 2019-12-12 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置
JP2021027781A (ja) * 2019-08-08 2021-02-22 キヤノン株式会社 配線支持部材、及び画像形成装置
JP2021043351A (ja) * 2019-09-11 2021-03-18 株式会社リコー 引き出し機構及び画像形成装置
JP2021044325A (ja) * 2019-09-09 2021-03-18 株式会社リコー 電子機器収納装置、画像形成装置、及び画像形成システム

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60151184U (ja) * 1984-03-19 1985-10-07 株式会社山武 フラツトケ−ブル保持装置
JPS61140584U (ja) * 1985-02-21 1986-08-30
JPH1155838A (ja) * 1997-07-31 1999-02-26 Nec Eng Ltd ケーブル余長処理装置
JP2004255829A (ja) * 2003-02-27 2004-09-16 Ricoh Co Ltd ハーネスガイドおよび画像形成装置

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7472795B2 (en) * 2003-12-05 2009-01-06 Pentair Electronic Packaging Company Anti-sag management assembly
US7189924B1 (en) * 2005-07-01 2007-03-13 Sun Microsystems, Inc. Rack-mount computer cable management arm
JP5188213B2 (ja) * 2008-03-07 2013-04-24 キヤノン株式会社 ケーブルガイド、画像読取装置及び画像形成装置
US8379410B2 (en) * 2009-10-30 2013-02-19 Dell Products L.P. Reversible cable management arm
JP4947178B2 (ja) * 2010-03-25 2012-06-06 ブラザー工業株式会社 画像読取装置
JP6135506B2 (ja) * 2013-12-27 2017-05-31 ブラザー工業株式会社 シート処理装置

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60151184U (ja) * 1984-03-19 1985-10-07 株式会社山武 フラツトケ−ブル保持装置
JPS61140584U (ja) * 1985-02-21 1986-08-30
JPH1155838A (ja) * 1997-07-31 1999-02-26 Nec Eng Ltd ケーブル余長処理装置
JP2004255829A (ja) * 2003-02-27 2004-09-16 Ricoh Co Ltd ハーネスガイドおよび画像形成装置

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106101474A (zh) * 2014-07-25 2016-11-09 滁州华尊电气科技有限公司 具有展平机构的组合式文件架
JP2019209564A (ja) * 2018-06-04 2019-12-12 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置
JP7081311B2 (ja) 2018-06-04 2022-06-07 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置
JP2021027781A (ja) * 2019-08-08 2021-02-22 キヤノン株式会社 配線支持部材、及び画像形成装置
JP7282629B2 (ja) 2019-08-08 2023-05-29 キヤノン株式会社 配線支持部材、及び画像形成装置
JP2021044325A (ja) * 2019-09-09 2021-03-18 株式会社リコー 電子機器収納装置、画像形成装置、及び画像形成システム
JP7408960B2 (ja) 2019-09-09 2024-01-09 株式会社リコー 画像形成システム
JP2021043351A (ja) * 2019-09-11 2021-03-18 株式会社リコー 引き出し機構及び画像形成装置
JP7379972B2 (ja) 2019-09-11 2023-11-15 株式会社リコー 引き出し機構及び画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
CN107018253B (zh) 2019-10-25
JP6715136B2 (ja) 2020-07-01
CN107018253A (zh) 2017-08-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2017073962A (ja) 支持体連結機構及びそれを備えた電気機器
US20130308983A1 (en) Moving device and image forming apparatus including the moving device
TWI495808B (zh) 纜線類保護導引裝置
CN106060298B (zh) 图像读取装置和图像形成设备
JP2009142918A (ja) 産業用ロボットのケーブルガイド装置
CN110024242B (zh) 线缆保护装置
JP2012189813A (ja) ノイズ除去部材用保持部材、画像形成装置および画像形成システム
US20220279670A1 (en) Power supply apparatus
JP2006098492A (ja) 画像形成装置
JP6060542B2 (ja) 画像読取装置
JP5156600B2 (ja) 電線保護構造及びこれを備えた画像形成装置
US10359733B2 (en) Support member connection mechanism and electrical apparatus including the same
JP4537466B2 (ja) 画像形成装置
JP2013124725A (ja) ケーブルガイド用変形リンク部材および該ケーブルガイド用変形リンク部材を用いたケーブルガイド
JP2006309058A (ja) 電装部の取付構造、電子機器及び画像形成装置
JP5981897B2 (ja) 画像形成装置
JP5467500B2 (ja) 画像形成装置
JP2010242927A (ja) ケーブル類保護案内装置
JP2016065580A (ja) ケーブル類保護案内装置
US20150226372A1 (en) Rotational support mechanism
JP2007143212A (ja) ワイヤハーネスの保護構造
US8068754B2 (en) Image forming apparatus equipped having a hinge portion that connects an image forming portion and image reading portion
JP2020071255A (ja) 画像形成装置
JP2006142691A (ja) 画像形成装置
JP6135988B2 (ja) 光源装置及び画像形成装置。

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190320

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20191225

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200107

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200306

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200512

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200608

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6715136

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150