JP6135988B2 - 光源装置及び画像形成装置。 - Google Patents

光源装置及び画像形成装置。 Download PDF

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Description

本発明は、LED等の光源本体とレンズとを保持する構造を有する光源装置、及び、その光源装置を備えた画像形成装置に関するものである。
従来、この種の光源装置として、光源本体であるLED(発光ダイオード)とLEDの光を屈折させて出射する光路形成部材としてのレンズとを一体で構成した光源装置としてのレンズ一体型LEDが知られている。光源本体のLEDは、赤色、青色又は緑色など様々な色を発光することができる。また、レンズは、LEDからレンズに入射した光を平行に出射したり、直角に曲げて出射したり、様々な方向に出射することができる。このようなLEDとレンズとで構成されたレンズ一体型LEDを使用する場合には、光の色や出射する方向などが互いに異なる複数種類のレンズ一体型LEDから、使用目的に合ったものを選択することになる。
しかし、上記レンズ一体型LEDでは、光源本体であるLEDが壊れた場合、その壊れたLEDをまだ使用できるレンズとともに交換しなければならず、コストアップになってしまう。また、画像形成装置などの同一装置の複数箇所にレンズ一体型LEDを使用する場合、レイアウトの都合上、1種類のレンズ一体型LEDでは対応できない場合が多く、複数種類のレンズ一体型LEDを準備しなければならない。例えば、LEDの光軸方向に対して平行に出射する場合と、直角に出射する場合とでは、少なくとも2種類のレンズ一体型LEDを準備しなければならない。このようにレンズ一体型LEDの種類が増えると、管理コストや購入コストなどのコストが高くなってしまう。
一方、LEDとレンズとを別体で構成すれば、光源本体であるLEDが壊れた場合には、LEDの交換だけですみ、レンズも同時に交換しなければならないレンズ一体型LEDよりもコストがかからない。また、レンズの変更だけで光の出射方向を変えることができ、様々な取付け箇所への対応が可能となる。
LEDとレンズとを別体で構成した光源装置として、例えば、特許文献1には、複数のLEDとロッドレンズアレイとを別体で構成した光プリントヘッドが開示されている。特許文献1の光プリントヘッドは、ライン状に配列される複数のLEDが実装される第1の基板と、受信用ICが実装される第2の基板と、第1の基板と所定間隔を有して配置されるレンズアレイとを備えている。そして、第2の基板が第1の基板の実装面に対して垂直方向に接続固定されることにより、光プリントヘッドの小型化を図っている。
また、特許文献2には、スイッチ回路用の配線パターンが形成されたプリント基板の所定位置に緑色LEDと赤色LEDとを実装し、これらを覆うようにカバーが設けられ、カバーの上に複数のレンズが装着された自動販売機等の押ボタンが開示されている。特許文献2の自動販売機等の押ボタンは、部品点数の減少によりコストダウンと小型化を図ることを目的としている。また、緑色LED及び赤色LEDそれぞれの発光の組み合わせ方により、販売中や売り切れといった利用者に対する表示機能を損なわないことを目的としている。
上記特許文献1の光プリンタヘッド及び上記特許文献2の自動販売機等の押ボタンでは、基板にLEDが直接実装されているため、LEDが壊れた場合、LEDが実装された基板ごと交換しなければならず、コストアップになるおそれがある。このようなコストアップを抑えるためには、基板に対してLEDを着脱可能にして、基板からLEDを取り外して交換可能な構成とすることが望ましい。
従来、基板に対してLEDを着脱可能な構成としては、例えば、LEDを着脱可能なコネクタなどのブラケットを基板に取り付け、そのブラケットに対してLEDの足である電極を挿入してLEDを着脱可能に保持する構成が知られている。更に、レンズをネジで着脱可能に保持し、LEDとレンズとを別々に着脱可能に取り付ける場合もある。
しかしながら、LEDをブラケットで着脱可能に保持する構成では、ブラケットで保持するLEDの位置がばらつきやすく、LEDの正確な位置決めが難しい。LEDの位置がばらつくと、LEDとレンズとの間の距離に変動が生じたり、LEDの光軸とレンズの光軸とのずれが生じたりする。また、レンズをネジで着脱可能に保持し、LEDとレンズとを別々に取付ける構成の場合には、レンズを保持する際の位置ずれも生じ、LEDとレンズとの正確な位置決めが更に難しくなる。また、LED及びレンズそれぞれを保持する保持部材が必要となり、複雑な構造になるとともに、広いスペースが占有されてしまうおそれがある。
また、上記特許文献1及び特許文献2に記載されているようにLEDとレンズとを別体で構成する場合、LEDとレンズとの距離を所定の距離に保ちつつ、LEDの光軸とレンズの光軸とを一致させるように、位置決めして配置することが重要である。例えば、特許文献1の光プリンタヘッドのように複数のLEDの光をロッドレンズアレイから出射する構成の場合には、ロッドレンズから出射される光の輝度が変動しないように、各LEDと対応するロッドレンズとの距離を所定の距離で一定に保つことが重要である。更に、LEDの光軸とレンズの光軸とがずれると、レンズから出射される光にムラが生じてしまうため、LEDの光軸とレンズの光軸とを正確に一致させて配置することが重要である。
以上説明したように、互いに別体で構成されたLEDとレンズとが正確に位置決めされないと、LEDとレンズとの距離が変動してレンズから出射される光の輝度がばらついたり、LEDの光軸とレンズの光軸とがずれてレンズから出射される光にムラが生じたりしてしまう。
本発明は以上の問題点に鑑みなされたものであり、その目的は、光源本体とレンズとを別体で構成した場合であっても、これらを容易に交換することができ、しかも、簡易かつコンパクトな構成で光源本体とレンズとを正確に位置決めすることができる光源装置、及び、その光源装置を備えた画像形成装置を提供することである。
上記目的を達成するために、請求項1の発明は、光源本体と、該光源本体から出射した光の光路を形成する光路形成部材と、を備え、他の装置に取り付けて使用される光源装置であって、前記光路形成部材の前記他の装置側に向けて光が出射する光出射側の先端部は、当該光源装置を取り付けるために前記他の装置に設けられた取付け部に形成された開口部に嵌め合い可能な形状を有し、前記光源本体及び前記光路形成部材は互いに連結可能な連結部が形成され、前記光路形成部材の光出射側の先端部と前記他の装置の開口部とが嵌め合うことで、前記他の装置の取付け部の所定の位置に位置決めされ、前記光源本体及び前記光路形成部材は互いに連結し前記他の装置の取付け部に位置決めされた状態で保持部材により一体的に保持されることを特徴とするものである。
本発明によれば、取付け部に設けられた位置決め部により、光源本体及び光路形成部材はそれぞれ取付け部の所定の位置に正確に取付けられるため、光源本体と光路形成部材との間の相対的な配設位置の誤差を低減することができる。また、保持部材が光源本体及び光路形成部材を一体的に保持するので、それぞれ別々の部材で保持する場合に比べ、部品点数を削減でき、コンパクトに配置することが可能となる。また、保持部材を取り外すことにより、光源本体及び光路形成部材を別々に取付け部から取り外すことが可能となる。従って、光源本体と光路形成部材とを別体で構成した場合であっても、これらを容易に交換することができ、しかも、簡易かつコンパクトな構成で光源本体と光路形成部材とを正確に位置決めするとことができる。
本発明の一実施形態に係るカラー複写機の一例を示す概略構成図。 同カラー複写機の画像形成装置本体から引出しユニットを引出した状態を示す概略構成斜視図。 (a)はカラー複写機に設けられたLED光源装置の設置箇所の一例を示す斜視図。(b)は引出しユニットの内部に設けられたLED光源装置の設置箇所を示す部分斜視図。 本発明の一実施形態に係るLED光源装置の一例を示す分解斜視図。 (a)及び(b)はそれぞれLEDとレンズとの連結前の状態を示す斜視図及び側面図。 (a)及び(b)はそれぞれLEDとレンズとを連結した状態を示す斜視図及び側面図。 (a)〜(d)は、LEDとレンズとを取付け部に取付ける手順を示す斜視図。 (a)及び(b)はそれぞれLEDとレンズとを取付け部に取付けた状態であって、保持ブラケットを透明として内部を透視した状態を示す平面図及び斜視図。 取付け部の他の構成を示す斜視図。
以下、本発明を画像形成装置としてのタンデム型カラー複写機(以下、「カラー複写機」という。)に適用した実施形態の一例について説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係るカラー複写機1の一例を示す概略構成図である。
図1において、カラー複写機1は、自動原稿搬送装置(以下、「ADF」という。)10と、画像形成装置本体11とから構成されている。また、画像形成装置本体11は、給紙部3と、画像読取部4と、画像形成部5とから構成されている。そして、画像形成部5の前側Fには、後述する引出しユニット76の前面に設けられる前カバー6が配置されている。なお、本明細書中において、カラー複写機1の前側Fとはカラー複写機1の手前側を意味するとともに、後側Rとはカラー複写機1の奥側を意味する(図2参照)。
上記ADF10は、原稿トレイ20と、給紙ローラ21と、搬送ベルト22と、排紙ローラ23と、排紙トレイ24とを含んで構成されている。このADF10は、画像読取部4に対し、ヒンジなどの開閉機構(不図示)を介して開閉自在に取付けられている。
給紙ローラ21は、原稿トレイ20に載置された原稿(不図示)の束から1枚ずつ分離して、画像読取部4に向かって搬送する。搬送ベルト22は、給紙ローラ21によって分離された原稿を画像読取部4に搬送する。排紙ローラ23は、搬送ベルト22によって画像読取部4から排紙される原稿を、原稿トレイ20の下方の排紙トレイ24に排紙する。
上記給紙部3は、給紙カセット30と、給紙手段31とを備えている。給紙カセット30は用紙サイズの異なる記録媒体(不図示)を収容する。給紙手段31は、給紙カセット30に収納された記録媒体を画像形成部5の画像形成位置まで搬送する。
上記画像読取部4は、筐体40と、走査光学ユニット41と、コンタクトガラス42と、駆動手段(不図示)とを含んで構成されている。
走査光学ユニット41は、筐体40の内部に設けられるとともに、複数の発光素子としてのLED(発光ダイオード)が所定方向に配置された光照射手段としてのLEDユニットを備えている。走査光学ユニット41は、LEDユニットから主走査方向に光を照射するとともに、駆動手段によって全照射領域内において副走査方向に走査される。これにより、走査光学ユニット41は、原稿の2次元カラー画像を読み取るようになっている。
また、コンタクトガラス42は、画像読取部4の筐体40の上部に設けられ、筐体40の上面部を構成している。駆動手段は、走査光学ユニット41に固定されたワイヤと、ワイヤに橋架される複数の従動プーリおよび駆動プーリと、駆動プーリを回転させるモータとを備えている。
上記画像形成部5は、露光ユニット51と、タンデム画像形成装置50と、中間転写ベルト54と、中間転写ローラ55と、2次転写装置52と、定着装置の一例としての定着ユニット53と、主搬送路70と、反転搬送路73とを含んで構成されている。
図1に示すように、露光ユニット51は、タンデム画像形成装置50に隣接して配置されている。露光ユニット51は、各色に設けられた感光体ドラム74に露光を行うようになっている。
タンデム画像形成装置50は、中間転写ベルト54の上であって、中間転写ベルト54の回転方向に沿ってイエロー、シアン、マゼンタ、ブラックの4つの画像形成手段75から構成されている。個々の画像形成手段75は、詳細な図示を省略するが、上記各色に設けられた感光体ドラム74の周りに帯電装置、現像装置、感光体クリーニング装置、除電装置などを備えている。そして、各感光体ドラム74とその周りに設けられる上記各装置がユニット化されて1つのプロセスカートリッジを構成している。
そして、タンデム画像形成装置50では、画像読取部4によって読み取られて色別分解された画像情報に基づいて、各感光体ドラム74に色分けしてトナーにより形成された可視画像(トナー画像)を形成するようになっている。また、各感光体ドラム74に形成された可視画像は、各感光体ドラム74と中間転写ローラ55との間で中間転写ベルト54に転写されるようになっている。
一方、中間転写ベルト54を挟んでタンデム画像形成装置50の反対側には、2次転写装置52が設けられている。2次転写装置52は、図示の例では2つの支持ローラ57の間に無端ベルトである2次転写ベルト56を掛け渡して構成されている。そして、2次転写ベルト56を中間転写ベルト54に押し当てることにより、中間転写ベルト54に形成されたトナー画像が、給紙部3から主搬送路70を介して搬送された記録媒体に転写されるように構成されている。また、2次転写装置52としては、2次転写ベルト56の代わりに2次転写ローラを採用してもよい。
2次転写装置52の記録媒体の搬送方向下流側には定着ユニット53が設けられている。定着ユニット53は、無端ベルトである定着ベルト58に加圧ローラ59を押し当てて構成している。そして、定着ユニット53は、加圧ローラ59により記録媒体に熱と圧力とを加えることにより、記録媒体に転写されたトナー画像のトナーを溶融して、記録媒体にカラー画像として定着するようになっている。
また、図1に示すように、反転搬送路73が、2次転写装置52および定着ユニット53の下側に設けられている。反転搬送路73は、記録媒体の両面に画像を形成するために、定着ユニット53から排出された記録媒体の表裏を反転させて再度主搬送路70を介して2次転写装置52に供給するためのものである。
図2は、本発明の一実施形態に係るカラー複写機1の画像形成装置本体11から引出しユニット76を引出した状態を示す概略構成斜視図である。
図2に示すように、前カバー6は、キャリア71の前部に取付けられている。キャリア71は、レール72により画像形成部5に対して前後方向(図2中、矢印FR方向)に移動可能に支持されている。また、キャリア71には、図1で示した2次転写装置52、定着ユニット53、主搬送路70、反転搬送路73が設けられている。そして、キャリア71、2次転写装置52、定着ユニット53、主搬送路70、反転搬送路73で引出しユニット76が構成されている。つまり、前カバー6は、引出しユニット76と一体的に構成されている。これにより、前カバー6に設けられた操作凹部6aをユーザが握って前カバー6を画像形成部5に対して前後方向(図2中、矢印FR方向)に移動することにより、引出しユニット76を画像形成部5に対して引出し収納することができる。
以上のように、2次転写装置52、定着ユニット53、主搬送路70、反転搬送路73は、キャリア71に保持された状態で画像形成部5に対して前後方向に移動可能である。カラー複写機1の使用時は画像形成部5に収納される一方、上記各装置の交換を行う場合や、画像形成部5に詰まった記録媒体を除去する場合には、画像形成部5の前側Fに引き出すことにより上記各装置の交換や記録媒体の除去が可能となっている。
本実施形態に係るカラー複写機1は、記録媒体に画像を形成する画像形成部5と、この画像形成部5に記録媒体を供給する給紙部3とを含む画像形成装置本体11を有するようになっている。また、本実施形態に係るカラー複写機1は、画像形成部5を構成する装置の一部を有し、画像形成装置本体11に対して出し入れ可能に構成された引出しユニット76を有している。また、本実施形態に係るカラー複写機1は、引出しユニット76と装置本体とを電気的に接続する束線と、束線を保持する保持部材、引出しユニット76に設けられたジャム処理箇所を知らせる報知手段を有している。さらに、引出しユニット76には、少なくとも定着ユニット53と反転搬送路73とが設けられている。
本実施形態に係るカラー複写機1には、装置内部に記録媒体が詰まってジャムした場合に、ユーザにジャムした箇所を案内したり、除去手順を案内したりするための操作案内手段として、LEDとレンズとを有する光源装置(以下、「LED光源装置」という。)が複数箇所に設けられている。
図3(a)はカラー複写機1に設けられたLED光源装置の設置箇所の一例を示す斜視図であり、(b)は引出しユニット76の内部に設けられたLED光源装置の設置箇所を示す部分斜視図である。図中の☆印を付した位置がLED光源装置の装着位置であり、ジャム紙を除去する際のユーザ操作部の近傍に、LED光源装置が設けられている。
図4は、本実施形態に係るLEDとレンズとを保持する構造を有するLED光源装置の一例を示す分解斜視図である。また、図5(a)はLED101とレンズ102との連結前の状態を示す斜視図、(b)はその側面図である。また、図6(a)はLED101とレンズ102とを連結した状態を示す斜視図、(b)はその側面図である。
図4において、取付け部100、光源本体としてのLED101、光路形成部材としてのレンズ102、保持部材としての保持ブラケット103、保持ブラケット103を取付け部100にネジ止めする保持部材締結部材としてのネジ108を有している。なお、上記取付け部100はカラー複写機1に設けられている。
上記取付け部100には、レンズ102を取付けるためのレンズ取付け穴107が設けられている。レンズ取付け穴107の形状はレンズ102と同じ形状となっており、このレンズ取付け穴107にレンズ102の光出射側の先端部が嵌め合い、レンズ102が位置決めされた状態で取付けられる。
また、取付け部100には、LED101を位置決めするための形状を有する位置決め部としての位置決めリブ104が形成されている。これにより、LED101を取付け部100に取付けたときに、位置決めリブ104によってLED101が正確に位置決めされる。また、取付け部100には、保持ブラケット103を取付け部100に取付けるための締結部としてのネジボス106が形成されている。ネジボス106の中心部にはネジ108をねじ込むためのめねじが形成されている。
レンズ取付け穴107には、レンズ取付け穴107と同じ長穴形状を有する遮光部材としての壁部105が設けられている。この壁部105は、レンズ102の側面からの光の漏れを抑制する機能を有している。これにより、例えば、レンズ102を曲面に取付ける場合など、レイアウトの都合上レンズ102の長さが長くなる場合であっても、レンズ102の側面からの光漏れによる輝度低下をより確実に防ぐことができる。
また、図5(a)に示すように、LED101及びレンズ102はそれぞれ、互いに連結可能な連結部が形成されている。より具体的には、レンズ102に、LED101を保持するための形状を有する連結部としてのLED保持部109が形成され、LED101にLED保持部109が連結する連結部としてのスリット110が形成されている。
LED101のスリット110にレンズ102のLED保持部109を差し込むことにより、図6(a)、(b)に示すように、LED101とレンズ102とをあらかじめ部分的に組み立てる部分組み立て(以下、「サブ組み」という。)が行われる。このサブ組みにより、LED101の先端部101aとレンズ102の光入射面102aとが当接し、LED101とレンズ102との距離が所定の距離に保たれる。また、LED101の光軸とレンズ102の光軸とを一致させることができる。また、LED101とレンズ102とを別々に取付け部100に取付ける場合に比べ、これらを一体で組付けできるので、組付け作業が容易となる。さらに、LED101の電極に配線のハーネスのコシによる負荷が掛かった場合であっても、LED101の位置がずれることなく安定し、レンズ102との位置関係を保持することが可能となり、組付け性が向上する。よって、LED101とレンズ102との取付け部100が装置の凹部にあるときなど、ハーネスを曲げて配設する場合の組付け性の悪化を防ぐことが可能となる。
図7(a)〜(d)は、LED101とレンズ102とを取付け部100に取付ける手順を示す斜視図である。
LED101とレンズ102とを取付け部100に取付ける場合、図7(a)に示すように、LED101のスリット110にレンズ102のLED保持部109を差し込んで、LED101とレンズ102とのサブ組みを行う。
そして、図7(b)に示すように、サブ組みされたLED101とレンズ102とを、取付け部100に取付ける。このとき、LED101は位置決めリブにより位置決めされ、レンズ102はレンズ取付け穴107により位置決めされる。この位置決めにより、特に、LED101の光軸方向のガタが規制される。
次に、図7(c)に示すように、取付け部100に位置決めされたLED101とレンズ102とが外れないように、保持ブラケット103で同時に一体的に保持する。さらに、図7(d)に示すように、ネジ108を取付け部100のネジボス106にねじ込んで保持ブラケット103をネジ止めする。
このようにして、LED101とレンズ102とは取付け部100に正確に位置決めされて取付けられる。LED101とレンズ102の光入射面102aとの距離が一定に保たれ、しかもLED101の光軸とレンズ102の光軸とが正確に一致しているので、レンズ102から出射される光の輝度のばらつきやムラを防止することができる。
図8(a)は、LED101とレンズ102とを取付け部100に取付けた状態であって、保持ブラケット103を透明として内部を透視した状態を示す平面図であり、(b)はその斜視図である。
図8(a)、(b)に示すように、レンズ102が所定の向きで取付け部100に取り付けられたときにネジボス106が位置する部分であるレンズ102の側面の一部に、ネジボス106との空間的な干渉を回避する切り欠き部102bが形成されている。また、保持ブラケット締結用のネジボス106は、レンズ102を所定の向きで取付け部100に取付けるときに切り欠き部102bに位置する箇所であって、レンズ102にぶつからない位置に配置されている。これにより、作業者がレンズ102を取付ける際に、レンズ102の光出射方向を逆向き(図の上向)に取付けようとしても、ネジボス106がレンズ102にぶつかって取付けることができないため、組立ミスを防ぐことができる。つまり、レンズ102の切り欠き部102bと、ネジボス106とが、レンズ102の取付け方向の逆付け防止機能を有している。また、専用のリブを別に設けて逆付けを防止する構成に比べ、占有スペースを小さくすることができる。
図9は、取付け部100の他の構成を示す斜視図である。
図9に示すように、取付け部100の壁部105と位置決め部104とが連続した長方形のリブで形成されている。これにより、図4を用いて説明したように、壁部105が長穴状のリブで形成されるよりも、金型の加工が容易となり、金型の製造コストを低減することが可能となる。
以上に説明したものは一例であり、本発明は、次の態様毎に特有の効果を奏する。
(態様A)
LED101などの光源本体と、光源本体から出射した光の光路を形成するレンズ102などの光路形成部材と、を備えたLED光源装置などの光源装置であって、光源本体及び光路形成部材をそれぞれ所定の位置に位置決めする位置決め部104を有する取付け部100と、光源本体及び光路形成部材をそれぞれ取付け部100に位置決めされた状態で一体的に保持する保持ブラケット103などの保持部材と、を備える。
これよれば、上記実施形態について説明したように、取付け部100に設けられた位置決め部104により、光源本体及び光路形成部材はそれぞれ取付け部100の所定の位置に正確に取付けられるため、光源本体と光路形成部材との間の相対的な配設位置の誤差を低減することができる。また、保持部材が光源本体及び光路形成部材を一体的に保持するので、それぞれ別々の部材で保持する場合に比べ、部品点数を削減でき、コンパクトに配置することが可能となる。また、保持部材を取り外すことにより、光源本体及び光路形成部材を取付け部から取り外すことが可能となる。従って、光源本体と光路形成部材とを別体で構成した場合であっても、これらを容易に交換することができ、しかも、簡易かつコンパクトな構成で光源本体と光路形成部材とを正確に位置決めするとことができる。よって、光路形成部材から出射される光の輝度のばらつきやムラを防止することができる。
(態様B)
上記態様Aにおいて、取付け部100には光路形成部材の光を外部に出射するためのレンズ取付け穴107などの開口部が形成され、その開口部が、光路形成部材を所定の位置に位置決めする位置決め部104を兼ねる。これによれば、上記実施形態について説明したように、開口部が光路形成部材を位置決めするので、より簡易な構成で光路形成部材を位置決めすることができる。
(態様C)
上記態様A又はBにおいて、光源本体及び光路形成部材はそれぞれ、互いに連結可能なLED保持部109やスリット110などの連結部が形成されている。これによれば、上記実施形態について説明したように、光源本体と光路形成部材とを互いに連結させて一体構造体として組み付けることができるため、光源本体と光路形成部材との距離を所定の距離に保つとともに、光軸を互いに一致させることができる。また、光源本体と光路形成部材とを別々に取付け部100に取付ける場合に比べ、これらを一体構造体として組み付けることができるので、組付け作業が容易となる。さらに、光源本体の電極に配線のハーネスのコシによる負荷が掛かった場合であっても、光源本体の位置がずれることなく安定し、光路形成部材との位置関係を保持することが可能となり、組付け性が向上する。よって、光源装置の取付け部100が装置の凹部にあるときなど、ハーネスを曲げて配設する場合の組付け性の悪化を防ぐことが可能となる。
(態様D)
上記態様B又はCにおいて、開口部の近傍に光路形成部材の側面を覆うための壁部105などの遮光部材を設けた。これによれば、上記実施形態について説明したように、光路形成部材の側面からの光の漏れを抑制することができる。また、特に、光路形成部材を曲面に取付ける場合など、レイアウトの都合上光路形成部材の長さが長くなる場合であっても、光路形成部材の側面からの光漏れによる輝度低下をより確実に防ぐことができる。
(態様E)
上記A乃至Dのいずれかにおいて、取付け部100は、前記保持部材を締結するためのネジボス106などの締結部が形成されている。これによれば、上記実施形態について説明したように、取付け部100に保持部材をネジ108などの締結部材で確実に締結することにより、光源本体と光路形成部材との位置決めを維持しながら、これらをより確実に保持することができる。
(態様F)
上記態様Eにおいて、前記光路形成部材は、その光路形成部材が所定の向きで前記取付け部に取り付けられたときに前記締結部が位置する部分に、前記締結部との空間的な干渉を回避する切り欠き部が形成されている。これによれば、上記実施形態について説明したように、作業者が光路形成部材を所定の向きで取付け部100に取付ける場合は、締結部にぶつかることことなく光路形成部材をと取付けることができる。一方、作業者が光路形成部材を所定の向き以外の向き(例えば、光路形成部材の光出射方向が所定方向とは逆向きになる向き)で取付け部100に取付けようとすると、締結部が光路形成部材にぶつかって取付けることができない。このように、光路形成部材の切り欠き部と締結部とが、光路形成部材が所定の向き以外の向きでの取付け(例えば、逆付け)を防止することができる。また、逆付け防止機構として、専用のリブを別に設ける構成に比べ、占有スペースを小さくすることができる。
1 カラー複写機
3 給紙部
4 画像読取部
5 画像形成部
6 前カバー
11 画像形成装置本体
100 取付け部
101 LED
102 レンズ
102a 光入射面
102b 切り欠き部
103 保持ブラケット
104 位置決め部
105 壁部
106 ネジボス
107 レンズ取付け穴
108 ネジ
109 LED保持部
110 スリット
特開2012−101528号公報 特開平10−188094号公報

Claims (5)

  1. 光源本体と、該光源本体から出射した光の光路を形成する光路形成部材と、を備え、他の装置に取り付けて使用される光源装置であって、
    前記光路形成部材の前記他の装置側に向けて光が出射する光出射側の先端部は、当該光源装置を取り付けるために前記他の装置に設けられた取付け部に形成された開口部に嵌め合い可能な形状を有し、
    前記光源本体及び前記光路形成部材は互いに連結可能な連結部が形成され、
    記光路形成部材の光出射側の先端部と前記他の装置の開口部とが嵌め合うことで、前記他の装置の取付け部の所定の位置に位置決めされ、
    前記光源本体及び前記光路形成部材は互いに連結し前記他の装置の取付け部に位置決めされた状態で保持部材により一体的に保持されることを特徴とする光源装置
  2. 求項の光源装置において
    記光路形成部材の側面は、前記他の装置の前記開口部の近傍に設けられた遮光部材により覆われていることを特徴とする光源装置。
  3. 請求項1又は2の光源装置において、
    前記光源本体及び前記光路形成部材は、前記保持部材が、前記他の装置の前記取付け部に形成された締結部に締結されることにより保持されることを特徴とする光源装置。
  4. 請求項の光源装置において、
    前記光路形成部材は、その光路形成部材が所定の向きで前記他の装置の前記取付け部に取り付けられたときに該取付け部の前記締結部が位置する部分に、前記締結部との空間的な干渉を回避する切り欠き部が形成されていることを特徴とする光源装置。
  5. 像形成装置であって、
    ユーザの操作を案内する操作案内手段として、請求項1乃至のいずれかの光源装置を用いた、前記他の装置であることを特徴とする画像形成装置。
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