JP6818758B2 - 空気調和機の室外機 - Google Patents

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Description

この発明は、外気温サーミスタを備えた空気調和機の室外機に関する。
外気温度を測定するためのサーミスタを収納する外気温サーミスタホルダーが筐体パネルに取り付けられた空気調和機の室外機が知られている。一般的に、外気温サーミスタホルダーは、室外機へのサーミスタの取付けとサーミスタの沿面距離の確保の役割を兼ねている。例えば、特許文献1には、サーミスタを外部から触れることができず、且つサーミスタを工具無しでは取り外すことができない構造を有する外気温サーミスタホルダーを備えた空気調和機の室外機が開示されている。
特開2011−137598号公報
ところで、安全に関する業界規格上、サーミスタの沿面距離を一定以上確保しなければならない場合がある。例えば、密閉形電動圧縮機をもつヒートポンプ装置等についての安全規格である日本工業規格JIS C 9335−2−40 第29項の規定において、ミクロ環境の汚損度3に該当する機種の場合には、サーミスタの沿面距離を4.0mm以上確保しなければならない場合がある。例えば、沿面距離を4.0mm以上確保するために、外気温サーミスタホルダーの形状を変えず単にホルダーサイズを大きくした場合には、ホルダー自体の材料費が増大するとともに、ホルダー製造のための金型改造コストも大きくなってしまう。
この発明は、上記した課題を解決するためになされたものであり、製造コストを抑えつつ、室外機筐体に取り付けられたサーミスタの沿面距離を一定以上確保することができる空気調和機の室外機を提案することを目的とする。
この発明に係る空気調和機の室外機は、冷凍サイクルの構成部品を備える筐体と、前記筐体の表面に取り付けられた外気温サーミスタホルダーと、を備え、前記外気温サーミスタホルダーはサーミスタを収納する収納部を含み、前記収納部の第1外側面における前記サーミスタの固定位置に対応する位置に第1隆起部が形成されており、前記第1外側面の反対側の外側面である第2外側面における前記サーミスタの固定位置に対応する位置に第2隆起部が形成されており、前記収納部の第1内側面に前記サーミスタを狭持する一対の爪部からなる狭持部が形成されており、前記一対の爪部の間に形成された第1突起部と、前記第1内側面に対面する第2内側面上における、前記第1突起部に対向する位置に形成された第2突起部と、を含み、前記第1突起部の頂点及び前記第2突起部の頂点の各々が前記サーミスタの表面に当接していることを特徴とする。
この発明の空気調和機の室外機によれば、製造コストを抑えつつ、室外機筐体に取り付けられたサーミスタの沿面距離を一定以上確保することができる。
外気温サーミスタホルダーが取り付けられた空気調和機の室外機の斜視図である。 図1の外気温サーミスタホルダーの斜視図である。 図2の外気温サーミスタホルダーを開いたときの斜視図である。 図3の外気温サーミスタホルダーからサーミスタを取り外したときの斜視図である。 外気温サーミスタホルダーの収納部の断面図である。
実施の形態1.
以下、本発明の実施の形態1による空気調和機の室外機1について、図面を参照しつつ説明する。
図1は、本実施形態における空気調和機の室外機1の斜視図である。室外機1の筐体2は、側面パネル2a、天面パネル2b、底板2cなどの部材から構成された箱体である。筐体2内には、冷凍サイクルを構成する圧縮機、熱交換器、ファン、これらを制御する電気回路基板、及び冷媒配管等の構成部品(図示せず)が収納されている。側面パネル2aの表面には外気温サーミスタホルダー3が取り付けられている。
図2は、外気温サーミスタホルダー3の斜視図である。図3は、外気温サーミスタホルダー3を開いたときの斜視図である。外気温サーミスタホルダー3は、外気温度を検知する外気温サーミスタ8(以下、単にサーミスタ8と称する)を収納する収納部4と、収納部4と一体的に形成され、側面パネル2aに取り付けられる取付部5と、からなる。収納部4は、第1ケース4aと第2ケース4bとからなる。第1ケース4aと第2ケース4bとは、連結部4cによって回動自在に連結されている。取付部5は、第1脚部5aと第2脚部5bとからなる。第1ケース4aと第1脚部5aとが一体的に形成されており、第2ケース4aと第2脚部5aとが一体的に形成されている。
外気温サーミスタホルダー3が筐体2の側面パネル2aに取り付けられる時には、第1ケース4aの開口と第2ケース4bの開口とが向かい合わされて閉じられている。閉じられた状態では、第1脚部5aの取付穴5cと第2脚部5bの取付穴5cとが重なり合っている。外気温サーミスタホルダー3は、この閉じられた状態で、取付穴5cへのネジ固定によって筐体2の側面パネル2aに取り付けられている。外気温サーミスタホルダー3は、平面視で略L字状である。かかる取付構造によって、収納部4の第1ケース4a側の外側の側面と、筐体2の側面パネル2aとが対面している。
閉じられた状態の収納部4は箱状を呈している。以下、収納部4の第1ケース4a側の外側の側面を第1外側面4a1、その裏面すなわち内側の面を第1内側面4a2と称する。また、収納部4の第2ケース4b側の外側の側面を第2外側面4b1、その裏面すなわち内側の面を第2内側面4b2と称する。また、上記各側面4a1、4a2、4b1及び4b2に対して垂直な方向を収納部4の厚み方向と称する。収納部4には、その第1外側面4a1から第1内側面4a2に至る複数の第1スリット6aが形成されている。また、収納部4には、その第2外側面4b1から第2内側面4b2に至る複数の第2スリット6bが形成されている。複数の第1スリット6a及び複数の第2スリット6bの各々は、サーミスタ8の長手方向に沿って設けられている。第1スリット6a又は第2スリット6bを通過して外気温サーミスタホルダー3内に進入した外気の温度をサーミスタ8によって検知できる。サーミスタ8の電源配線及び信号配線であるコード8aが、外気温サーミスタホルダー3の外に伸びている。サーミスタ8によって検知された外気温度を示す信号は、筐体2内に備えられた電気回路基板(図示せず)にコード8aを介して供給され、冷凍サイクルを構成する圧縮機やファン(図示せず)の回転数変更などの空調制御に用いられる。
図2に示されるように、収納部4の第2外側面4b1には、第2隆起部7bが形成されている。収納部4の第1外側面4a1には第2隆起部7bと同じ形状からなる第1隆起部7aが形成されている(図5参照)。第1隆起部7aは、第1外側面4a1における、サーミスタ8の固定位置に対応する位置に形成されている。第2隆起部7bは、第2外側面4b1における、サーミスタ8の固定位置に対応する位置に形成されている。第1隆起部7a及び第2隆起部7bは、サーミスタ8の長手方向に沿って設けられている。第1隆起部7aは複数の隆起片からなり、当該隆起片は、サーミスタ8の長手方向に沿って設けられている複数の第1スリット6aの間に形成されている。第2隆起部7bも複数の隆起片からなり、当該隆起片は、サーミスタ8の長手方向に沿って設けられている複数の第2スリット6bの間に形成されている。収納部4の第2内側面4b2には、各々が1対の爪部91及び92からなる2組の挟持部9が形成されている。サーミスタ8は挟持部9によって挟持されて、収納部4内に固定されている。
図4は、外気温サーミスタホルダー3からサーミスタ8を取り外したときの斜視図である。第1内側面4a2には第1突起部10aが形成されている。第1突起部10aの少なくとも一部は、挟持部9の一対の爪部91及び92の間に形成されている。第1突起部10aの頂点はサーミスタ8の表面に当接している(図5参照)。第2内側面4b2には第2突起部10bが形成されている。第2突起部10bは、収容部4が閉じられた状態(図2参照)において第1突起部10aと対向する位置に設けられている。第2突起部10bの頂点はサーミスタ8の表面に当接している(図5参照)。第1突起部10aは複数の突起片からなり、収納されるサーミスタ8の長手方向に沿って並んで設けられている。当該突起片は、サーミスタ8の長手方向に沿って設けられている複数の第1スリット6aの間に形成されている。第2突起部10bも複数の突起片からなり、収納されるサーミスタ8の長手方向に沿って並んで設けられている。当該突起片は、サーミスタ8の長手方向に沿って設けられている複数の第2スリット6bの間に形成されている。
図5は、外気温サーミスタホルダー3の収納部4の断面図である。サーミスタ8は、収納部4の厚み方向の中心位置に固定されている。収納部4の第1隆起部7a及び第2隆起部7bは、収納部4の厚み方向断面視で円弧形状に形成されている。当該円弧形状は、円筒状のサーミスタ8の断面円形状と相似形を呈する。第1沿面距離20aは、サーミスタ8の表面から第1隆起部7aの頂点までの距離である。第2沿面距離20bは、サーミスタ8の表面から第2隆起部7bの頂点までの距離である。第1沿面距離20a及び第2沿面距離20bの各々は4.0mm以上である。第1外側面4a1からの第1隆起部7aの高さと、第2外側面4b1からの第2隆起部7bの高さとは等しい。
円筒状のサーミスタ8は、挟持部9によって1つの径方向に対して挟み固定されるとともに、これと垂直な径方向においては第1突起部10a及び第2突起部10bによって挟み固定されている。かかる構成においては、第1隆起部7aの頂点から第1突起部10aの頂点までの距離が第1沿面距離20aに相当する。また、第2隆起部7bの頂点から第2突起部10bの頂点までの距離が第2沿面距離20bに相当する。第1隆起部7aの頂点から第1突起部10aの頂点までの距離、及び第2隆起部7bの頂点から第2突起部10bの頂点までの距離の各々は4.0mm以上である。第1隆起部7aの頂点から第1突起部10aの頂点までの距離と、第2隆起部7bの頂点から第2突起部10bの頂点までの距離とは等しい。第1沿面距離20a及び第2沿面距離20bの各々が4.0mm以上であるので、日本工業規格JIS C 9335−2−40 第29項の規定において、ミクロ環境の汚損度3に該当する機種の場合であっても、その条件を満たすことがきる。
以上、説明したように、本実施形の空気調和機の室外機1は、筐体2の側面パネル2aに取り付けられた外気温サーミスタホルダー3を備える。外気温サーミスタホルダー3はサーミスタ8を収納する収納部4を含み、収納部4の第1外側面4a1におけるサーミスタ8の固定位置に対応する位置に第1隆起部7aが形成されており、第1外側面4a1の反対側の外側面である第2外側面4b1におけるサーミスタ8の固定位置に対応する位置に第2隆起部7bが形成されている。かかる構成によれば、サーミスタ8の沿面距離を一定以上確保でき、業界規格に定められた沿面距離条件を満たすことが可能となる。また、サーミスタ8に対応する位置に第1及び第2隆起部7a及び7bが形成されているので、本実施形態とは異なり既存の外気温サーミスタホルダーの外形全体を大きくした構造と比較して、ホルダー材料費が少なく済み、ホルダー製造用の既存金型の改造コストも少なく済む。それゆえ、製造コストを抑えつつ、筐体パネル2aに取り付けられたサーミスタ8の沿面距離を一定以上確保することができる。
また、本実施形態の空気調和機の室外機1においては、サーミスタ3の沿面距離が4.0mm以上である。詳細には、サーミスタ8の表面から第1隆起部7aの頂点までの距離、及びサーミスタ8の表面から第2隆起部7bの頂点までの距離がそれぞれ4.0mm以上である。かかる構成によれば、日本工業規格JIS C 9335−2−40 第29項の規定に従ってサーミスタの沿面距離を4.0mm以上確保しなければならない機種においても、当該条件を満たすことができる。
本実施形態の空気調和機の室外機1においては、サーミスタ8が収納部4の厚み方向の中心位置に固定され、且つ、第1外側面4a1からの第1隆起部7aの高さと、第2外側面4b1からの第2隆起部7bの高さとが等しい。かかる構成によれば、収納部4の一方の側面からも他方の側面からもサーミスタ8の沿面距離を等しく確保できる。また、第1ケース4aを作成するための金型と第2ケース4bを作成するための金型とを共通化することができ、製造コストを抑えることもできる。
また、本実施形態の空気調和機の室外機1においては、収納部4の第1内側面4a1にサーミスタ8を狭持する一対の爪部91及び92からなる狭持部9が形成されている。かかる構成によれば、サーミスタ8を収納部4の内部に簡単な構造で容易に固定することができる。簡単な構造であることから、サーミスタホルダー3の製造時間及び製造コストを低減できる。
本実施形態の空気調和機の室外機1においては、挟持部9の一対の爪部91及び92の間に設けられた第1突起部10aと、第2内側面4b1上における、第1突起部10aに対向する位置に設けられた第2突起部10bと、を含み、第1突起部10aの頂点及び第2突起部10bの頂点がそれぞれサーミスタ8の表面に当接している。かかる構成によれば、サーミスタ8を収納部4の厚み方向において確実に固定することができる。それゆえ、外気温サーミスタホルダー3を側面パネル2aに取り付け、室外機1を使用場所に設置した後においても、サーミスタ8の位置ズレを生じさせず、沿面距離を持続的に確保することができる。
本実施形態の空気調和機の室外機1においては、第1隆起部7aの頂点から第1突起部10aの頂点までの距離が4.0mm以上であり、且つ、第2隆起部7bの頂点から第2隆起部10bの頂点までの距離が4.0mm以上である。かかる構成によれば、日本工業規格JIS C 9335−2−40 第29項の規定において、ミクロ環境の汚損度3に該当する機種であっても、サーミスタの沿面距離を4.0mm以上確保しなければならないという条件を満たすことができ、且つ、サーミスタ8を収納部4内部に確実に固定して位置ズレを防止できる。
本実施形態の空気調和機の室外機1においては、サーミスタ8が収納部4の厚み方向の中心位置に固定され、且つ、第1隆起部7aの頂点から第1突起部10aの頂点までの距離と、第2隆起部7bの頂点から第2隆起部10bの頂点までの距離とが等しい。かかる構成によれば、サーミスタ8を収納部4内部に確実に固定した上で、収納部4の一方の側面からも他方の側面からもサーミスタ8の沿面距離を等しく確保できる。また、第1ケース4a側の厚み方向の距離と第2ケース4b側の厚み方向の距離とが等しいので、第1ケース4aを作成するための金型と第2ケース4bを作成するための金型とを共通化することができ、製造コストを抑えることもできる。
本実施形態の空気調和機の室外機1の収納部4には、第1外側面4a1から第1内側面4a2に至る複数の第1スリット6a、及び第2外側面4b1から第2内側面4b2に至る複数の第2スリット6bが形成されている。複数の第1スリット6a及び複数の第2スリット6bは、サーミスタ8の長手方向に沿って設けられている。また、第1隆起部10a及び第2隆起部10bは複数の隆起片からなり、第1外側面4a1上の隆起片が複数の第1スリット6aの間に形成されており、第2外側面4b1上の隆起片が複数の第2スリットの間に形成されている。かかる構成によれば、第1スリット6a及び第2スリット6bを介して外気を収納部4内に効率良く取り入れてサーミスタ8による外気温の検知精度を維持できるとともに、サーミスタ8の長さ範囲全体に亘って沿面距離を確保できる。
本実施形態の空気調和機の室外機1においては、第1突起部10a及び第2突起部10bの各々は複数の突起片からなり、第1突起部10aの突起片は複数の第1スリットの間に形成され、第2突起部10bの突起片は複数の第2スリットの間に形成されている。かかる構成によれば、第1スリット6a及び第2スリット6bを介して外気を収納部4内に効率良く取り入れてサーミスタ8による外気温の検知精度を維持できるとともに、収納部4の厚み方向においてサーミスタ8を確実に固定して沿面距離を確保できる。
本実施形態の空気調和機の室外機1においては、第1隆起部7a及び第2隆起部7bの各々は、収納部4の厚み方向断面視で円弧形状である。かかる構成によれば、サーミスタホルダー3を側面パネル2aに取り付けるとき又は側面パネル2aから取り外すときに、収納部4の両側面を指でつまんで持った場合であっても、サーミスタ8の沿面距離を確保できるとともに、持ち易く、扱いが便利である。
本実施形態の空気調和機の室外機1においては、サーミスタ8は円柱形状であり、第1隆起部7a及び第2隆起部7bの各々の、収納部4厚み方向の断面視円弧形状は、サーミスタ8の断面円形状と相似形を呈する。かかる構成によれば、サーミスタ8の表面全体に亘って必要な沿面距離を確保できるとともに、第1隆起部7a及び第2隆起部7bを形成するための材料費を最小限度に抑えることができる。
本実施形態の空気調和機の室外機1においては、外気温サーミスタホルダー3は、収納部4に一体的に形成されて筐体2の側面パネル2aに取り付けられる取付部5を含み、平面視略L字形状である。外気温サーミスタホルダー3は、第1隆起部7aが設けられている第1外側面4a1と側面パネル2aとが対面するように側面パネル2aに取り付けられている。かかる構成によれば、筐体2の側面パネル2aと収納部4の側面とが平行になり、外気温サーミスタホルダー3が側面パネル2aから大きくはみ出さないので、外気温サーミスタホルダー3が人や物と接触、衝突して外れてしまうリスクを低減できる。また、側面パネル2aに対面する第1外側面4a1に第1隆起部7aを設けることによって沿面距離を確保しているので、本実施形態とは異なり収納部全体のサイズを大きくして沿面距離を確保する場合に比較すれば、外気温サーミスタホルダー3と筐体2との間に物が挟まり難く外気温サーミスタホルダー3が外れ難いという効果を奏する。
なお、本実施形態の隆起部7a及び7bは、それぞれ複数の隆起片からなるが、これに限られない。隆起部7a及び7bはサーミスタ8の固定位置に対応する範囲全体に亘って設けられていれば良く、例えば、サーミスタ8の長手方向に沿って設けられた単一の隆起体とすることもできる。かかる構成によれば、スリット6a及び6bの形成領域が小さくなることから外気温の検知精度多少の懸念はあるものの、サーミスタ8の長さ範囲全体に亘ってその表面が第1隆起部7a及び第2隆起部7bによって覆われるので、沿面距離の確保をより確実にすることができる。
本実施形態の突起部10a及び10bは、それぞれ複数の突起片からなるが、これに限られない。突起部10a及び10bはサーミスタ8の固定位置に対応する範囲全体に亘って設けられていれば良く、例えば、サーミスタ8の長手方向に沿って設けられた単一の突起体とすることもできる。かかる構成によれば、スリット6a及び6bの形成領域が小さくなることから外気温の検知精度低下の懸念があるものの、サーミスタ8の長さ範囲全体に亘ってその表面が突起部10a及び10bによって固定されるので、沿面距離の確保をより確実にすることができる。
本実施形態の室外機1においては、2組の挟持部9を設けているが、これに限られない。例えば、挟持部9は、1組のみ又は3組以上とすることもできる。挟持部9を1組のみとした場合には材料費を低減でき、3組以上とした場合にはサーミスタ8の固定強度を向上させることができる。また、本実施形態の室外機1においては、挟持部9が第1内側面4a2に形成されているが、これに限られず、第2内側面4b2に形成されていても良い。この場合においても、本実施形態と同様の効果を奏することができる。また、本実施の形態においては、外気温サーミスタホルダー3は、側面パネル2aと第1外側面4a1とが対面するように固定されているが、これに限られない。外気温サーミスタホルダー3は、側面パネル2aと第2外側面4b1とが対面するように固定されても良い。この場合でも、本実施形態と同様の効果を奏することができる。
本実施形態においては、サーミスタ3の沿面距離は4.0mm以上としたが、これに限られない。本発明は、各種の業界規格によって規定される各種の沿面距離の確保のために、各種の外気温サーミスタホルダーに適用可能である。
1 空気調和機の室外機、2 筐体、2a 側面パネル、2b 天面パネル、2c 底板、3 外気温サーミスタホルダー、4 収納部、4a 第1ケース、4b 第2ケース、4c 連結部、4a1 第1外側面、4b1 第2外側面、4a2 第1内側面、4b2 第2内側面、5 取付部、5a 第1脚部、5b 第2脚部、5c 取付穴、6a 第1スリット、6b 第2スリット、7a 第1隆起部、7b 第2隆起部、8 サーミスタ、8a コード、9 挟持部、91、92 爪部、10a 第1突起部、10b 第2突起部、20a 第1沿面距離、20b 第2沿面距離

Claims (10)

  1. 冷凍サイクルの構成部品を備える筐体と、前記筐体の表面に取り付けられた外気温サーミスタホルダーと、を備え、前記外気温サーミスタホルダーはサーミスタを収納する収納部を含み、前記収納部の第1外側面における前記サーミスタの固定位置に対応する位置に第1隆起部が形成されており、前記第1外側面の反対側の外側面である第2外側面における前記サーミスタの固定位置に対応する位置に第2隆起部が形成されており、
    前記収納部の第1内側面に前記サーミスタを狭持する一対の爪部からなる狭持部が形成されており、
    前記一対の爪部の間に形成された第1突起部と、前記第1内側面に対面する第2内側面上における、前記第1突起部に対向する位置に形成された第2突起部と、を含み、前記第1突起部の頂点及び前記第2突起部の頂点の各々が前記サーミスタの表面に当接していることを特徴とする空気調和機の室外機。
  2. 前記サーミスタの表面から前記第1隆起部の頂点までの距離、及び前記サーミスタの表面から前記第2隆起部の頂点までの距離がそれぞれ4.0mm以上であることを特徴とする請求項1に記載の空気調和機の室外機。
  3. 前記サーミスタが前記収納部の厚み方向の中心位置に固定され、且つ、前記第1外側面からの前記第1隆起部の高さと、前記第2外側面からの前記第2隆起部の高さとが等しいことを特徴とする請求項1又は2に記載の空気調和機の室外機。
  4. 前記第1隆起部の頂点から前記第1突起部の頂点までの距離が4.0mm以上であり、且つ、前記第2隆起部の頂点から前記第2隆起部の頂点までの距離が4.0mm以上であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の空気調和機の室外機。
  5. 前記サーミスタが前記収納部の厚み方向の中心位置に固定され、且つ、前記第1隆起部の頂点から前記第1突起部の頂点までの距離と、前記第2隆起部の頂点から前記第2隆起部の頂点までの距離とが等しいことを特徴とする請求項に記載の空気調和機の室外機。
  6. 前記収納部は、前記第1外側面から前記第1内側面に至る複数の第1スリットと、前記第2外側面から前記第2内側面に至る複数の第2スリットと、を含み、
    前記複数の第1スリット及び前記複数の第2スリットは前記サーミスタの長手方向に沿って設けられており、
    前記第1隆起部は複数の第1隆起片からなり、前記第1隆起片は前記複数の第1スリットの間に形成され、且つ、前記第2隆起部は複数の第2隆起片からなり、前記第2隆起片は前記複数の第2スリットの間に形成されていることを特徴とする請求項のいずれか1項に記載の空気調和機の室外機。
  7. 前記第1突起部は複数の第1突起片からなり、前記第1突起片は前記複数の第1スリットの間に形成され、且つ、前記第2突起部は複数の第2突起片からなり、前記第2突起片は前記複数の第2スリットの間に形成されていることを特徴とする請求項に記載の空気調和機の室外機。
  8. 前記第1隆起部及び前記第2隆起部の各々は、収納部の厚み方向断面視で円弧形状であることを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の空気調和機の室外機。
  9. 前記サーミスタは円柱形状であり、
    前記第1隆起部及び前記第2隆起部の各々の前記円弧形状は、前記サーミスタの断面円形状と相似形を呈することを特徴とする請求項に記載の空気調和機の室外機。
  10. 前記外気温サーミスタホルダーは、前記第1外側面又は前記第2外側面と前記筐体の表面とが対面するように取り付けられていることを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の空気調和機の室外機。
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