JP6818455B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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Description
本発明の他の態様によると、複数枚の記録材に画像を連続的に形成する連続画像形成ジョブを実行可能な画像形成装置であって、像担持体と、前記像担持体に形成された静電像をトナーとキャリアを含む現像剤を用いて現像する現像装置と、前記現像装置にトナーを補給するための補給部と、を有する画像形成部と、前記画像形成部によって形成されたトナー画像の濃度を検出する検出ユニットと、前記連続画像形成ジョブにおいて前記複数枚の記録材への画像形成で消費されるトナー量に関する情報に基づいて、前記補給部により前記現像装置に補給すべきトナーの補給量を決定する決定部と、前記決定部によって決定された前記補給量を補正するためのトナー画像を前記画像形成部に形成させ、前記画像形成部によって形成された当該トナー画像の濃度を前記検出ユニットに検出させ、前記検出ユニットによって検出された当該トナー画像の濃度に基づいて前記補給量を補正するための補正動作を実行する実行部と、を備え、前記実行部は、前記連続画像形成ジョブにおいて前記複数枚の記録材への画像形成で消費されるトナー量の増加割合に関わらず、前記画像形成部によってトナー画像が形成された記録材の枚数が第1の所定枚数に達したことに伴って前記補正動作を実行し、前記増加割合が第1の所定値以上であり且つ前記第1の所定値よりも大きい第2の所定値未満であるときに、前記画像形成部によってトナー画像が形成された記録材の枚数が前記第1の所定枚数よりも少ない第2の所定枚数に達したことに伴って前記補正動作を実行し、前記増加割合が前記第2の所定値以上であるときに、前記画像形成部によってトナー画像が形成された記録材の枚数が前記第2の所定枚数よりも少ない第3の所定枚数に達したことに伴って前記補正動作を実行し、前記増加割合は、前記連続画像形成ジョブの第1の期間において第1の枚数の記録材への画像形成で消費されるトナー量の平均値に対する、前記連続画像形成ジョブの前記第1の期間よりも期間の開始が後である第2の期間において前記第1の枚数よりも少ない第2の枚数の記録材への画像形成で消費されるトナー量の平均値の増加割合であることを特徴とする画像形成装置が提供される。
1.画像形成装置の全体的な構成及び動作
図1は、本実施例の画像形成装置100の概略断面図である。本実施例の画像形成装置100は、電子写真方式を用いてフルカラー画像を形成することのできる、中間転写方式を採用したタンデム型のプリンタである。
図2に示すように、本実施例では、露光装置3は、回転ミラー有するレーザースキャナである。プリンタ制御部15のレーザー光量制御回路35は、レーザー出力信号に対して所望の画像濃度レベルが得られるように、露光装置3の露光出力を決定する。また、プリンタ制御部15のパルス幅変調回路13は、プリンタ制御部15に接続されたγ補正回路209の階調補正テーブル(γLUT)を用いて生成された駆動信号に従って、露光装置3が出力する二値のレーザー光のパルス幅を決定する。予め求められたレーザー出力信号と画像濃度レベルとの関係に基づいて、所望の画像濃度が得られるレーザー出力信号の情報が、階調補正テーブル(γLUT)としてγ補正回路209に記憶されている。この階調補正テーブル(γLUT)に則ってレーザー出力信号が決定される。
図2に示すように、被複写原稿Gは、画像形成装置100に設けられた原稿読取装置(リーダー部)101で読み取られる。原稿読取装置101は、CCDセンサなどの原稿画像を電気信号に変換する光電変換素子を有しており、原稿Gのイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色の画像情報にそれぞれ対応した画像信号を出力する。
図4は、現像装置4の概略断面図である。現像装置4は、現像容器40を有する。現像容器40には、トナーとキャリアとを主成分とする現像剤(二成分現像剤)が収容されている。本実施例では、初期状態(未使用状態)の現像装置4内の現像剤のTD比は8%である。なお、TD比は、トナー帯電量、キャリア粒径、現像装置4の構造などに応じて適正に調整されるべきものであるので、8%に限定されるものではない。
トナーは、結着樹脂、着色剤、及び必要に応じてその他の添加剤を含む着色樹脂粒子であり、コロイダルシリカ微粉末などの外添剤が外添されていてよい。本実施例では、トナーは、結着樹脂としてポリエステル系樹脂を用いて、粉砕法により製造した、負帯電性のトナーである。トナーの体積平均粒径は、4μm以上、8μm以下が好ましく、本実施例では5.5μmである。
トナー帯電量は、ファラデー・ケージ(Faraday−Cage)を用いて測定した。図24は、トナー帯電量の測定に用いたファラデー・ケージの構成の説明図である。ファラデー・ケージは、軸径の異なる金属筒を同軸になるように配置した二重筒を備え、二重筒の内筒内にトナーを取り入れるためのトナー捕集ろ紙(フィルター)93を備えている。二重筒の内筒92と外筒91とは、絶縁部材94によって絶縁されていて、内筒92の中に電荷量qの帯電粒子を入れたとすると、静電誘導によりあたかも電気量qの金属円筒が存在するのと同様になる。二重筒に誘起された電荷量をKEITHLEY 616DIGITAL ELECTROMETERで測定し、測定された電荷量を内筒中のトナー重量で割ったものをトナー帯電量Q/Mとした。
二成分現像方式は、他の現像方式と比較して、画質の安定性、装置の耐久性などの長所を備えている。一方、二成分現像方式では、トナーが消費されることにより現像装置内の現像剤のTD比が変化する。その結果、現像装置内の現像剤のトナー帯電量が変化することで現像特性が変化して、出力画像の画像濃度が変化することがある。そのため、出力画像の画像濃度を略一定に維持するために、現像剤のTD比や画像濃度を検知して、現像装置に過不足無くトナーを補給することが望まれる。前述のように、従来、補給制御として、インダクタンス制御方式、パッチ検知ATR制御方式、ビデオカウント制御方式、トリプル制御方式が知られている。
画像形成装置100に設けられたトナー濃度センサ10により検知されるTD比を略一定に保つように補給用現像剤の補給量を設定する制御(トナー濃度制御)である。図2に示すように、現像装置4には、現像装置4内の現像剤のTD比を検知するトナー濃度検知手段(TD比検知手段)としてのトナー濃度センサ(第二検出ユニット)10が設けられている。トナー濃度センサ10は、攪拌室40b内の現像剤の搬送方向において現像剤補給口45よりも上流において、攪拌室40bの壁面に設けられている。トナー濃度センサ10は、現像容器40内を循環する現像剤のTD比に応じた信号を出力して、プリンタ制御部15に入力する。本実施例では、トナー濃度センサ10として、TD比が高くなることで低下する現像剤の見かけの透磁率の変化を検知してTD比を検知するインダクタンスセンサ(透磁率センサ)を用いる。トナー濃度センサ10の出力は、TD比が高くなってキャリアが相対的に減ると低下し、TD比が低くなってキャリアが相対的に増えると上昇する。プリンタ制御部15の補給制御部(補給制御回路)34は、トナー濃度センサ10によって検知された現像容器40内の現像剤のTD比(トナー濃度検知信号)と目標TD比(トナー濃度基準信号)とを比較し、その比較結果に基づいて補給用現像剤の補給を行う。つまり、トナー濃度検知センサ10によって検知されるTD比が目標TD比に収束するように、補給装置50の動作を制御する。なお、目標TD比は、初期(変更される前)は予めROM18に記憶された初期目標TD比(初期トナー濃度基準信号)であり、変更後はパッチ検知ATR制御により設定されてROM18に記憶された変更後の目標TD比である。
画像形成装置100に設けられた画像濃度センサ(検出ユニット)7により検知されるパッチ画像(基準トナー像)の画像濃度を略一定に保つように補給用現像剤の補給量を設定する制御(トナー帯電量制御)である。図2に示すように、画像形成装置100には、画像濃度検知手段(トナー載り量検知手段)としての画像濃度センサ7が設けられている。本実施例では、画像濃度センサ7は、感光ドラム1に所定の画像形成条件で形成された中間階調のパッチ画像の画像濃度(トナー載り量)を検知して、その画像濃度に応じた濃度信号を出力して、プリンタ制御部15に入力する。プリンタ制御部15の補給制御部34は、画像濃度センサ7によって検知されたパッチ画像の画像濃度(画像濃度検知信号)と、予めROM18に記憶されたパッチ画像の基準画像濃度(画像濃度基準信号)とを比較する。そして、その比較結果に基づいてインダクタンス制御における目標TD比を変更してROM18に記憶させる。画像濃度センサ7は、感光ドラム1の回転方向において現像領域より下流かつ一次転写部T1より上流において感光ドラム1と対向するように配置されている。本実施例では、画像濃度センサ7は、投光部の光源としてのLEDからの光を感光ドラム7の表面に向けて照射して、感光ドラム1の表面からの正反射光を受光部の受光素子で検知する正反射型の光学センサである。感光ドラム1の表面のトナーが増えると、散乱反射光が増えて正反射光が減少するため、パッチ画像のトナー載り量に応じた画像濃度センサ7の出力信号が得られる。パッチ画像は、記録材Pに転写して出力する出力画像の形成時以外の非画像形成時に形成される。非画像形成時としては、連続画像形成中の画像と画像との間(画像間、紙間)の期間、画像形成前の準備動作である前回転動作や前多回転動作の期間、画像形成後の整理(準備動作)である後回転動作の期間などが挙げられる。
プリンタ制御部15に設けられたビデオカウント処理回路11により検知される、1枚の記録材Pに形成される画像ごとのトナー消費量に見合うように、補給用現像剤の補給量を設定する制御(消費量補充制御)である。本実施例では、画像形成中の画像の露光信号(又は画素ごとの画像情報信号の濃度信号)がビデオカウント処理回路11によって処理されて、1枚の記録材Pに形成される画像ごとのトナー消費量が求められる。ビデオカウント処理回路11は、画像情報に基づいて現像によるトナー消費量と相関する指標値(ビデオカウント、印字率)を計数する計数手段の一例である。
次に、図5のフローチャートを参照して、後述するパッチ検知ATR制御の実行頻度を変更する処理を組み込まない比較例1の補給制御について説明する。パッチ検知ATR制御の実行頻度を変更する処理を組み込んだ本実施例の補給制御については後述する。
F(TD)=α×ΔTD=α×(Vtrg−Vsig)
F=F(TD)+F(Vc)+F(REMAIN)
B(C)=F/1ブロック補給量(200mg)
[整数分が今回の補給量、余りが保留補給量F(REMAIN)]
Vtrg=Vtrg+β*ΔOD
Vtrg=Vtrg+β*ΔOD
次に、本実施例における補給制御について説明する。本実施例では、概略、低印字率画像のプリントから高印字率画像のプリントへ切り替わった場合にのみ、パッチ検知ATR制御の実行頻度を上げる。これにより、パッチ検知ATR制御による目標TD比の変更をトナー帯電量の変化に追従させ、出力画像の画像濃度の変動を抑制する。一方、印字率が一定の場合や、低印字率画像から高印字率画像に切り替わってから十分な期間にわたりプリントが継続された場合などには、トナー帯電量の変化は少なくなるため、パッチ検知ATR制御の実行頻度を下げる(実行頻度を上げる前の頻度に戻す)。
ΔV=S−DUTY/L−DUTY
次に、本発明の他の実施例について説明する。本実施例の画像形成装置の基本的な構成及び動作は実施例1のものと同じである。したがって、本実施例の画像形成装置において実施例1の画像形成装置と同一又は対応する機能あるいは構成を有する要素については同一符号を付して詳しい説明は省略する。
実施例1では、2種類の異なる期間における平均印字率の比率から平均印字率の変化分を求め、その変化分に応じてパッチ検知ATR制御の実行頻度を変更した。しかし、変化率ΔVが極めて大きい場合は、パッチ検知ATR制御によるトナー帯電量の制御だけでは出力画像の画像濃度の変動を抑えることができない場合がある。あるいは、パッチ検知ATR制御の結果、目標TD比が下限値に達してしまい、それ以降は出力画像の画像濃度の変動を抑えることができない場合がある。
本実施例ではパッチ検知ATR制御と、濃度補正制御とで同じ画像濃度センサ7が使用される。つまり、本実施例では、パッチ検知ATR制御用のパッチ画像の画像濃度と、濃度補正制御用のパッチ画像の画像濃度と、を検知する画像濃度検知手段は共通化されている。なお、パッチ検知ATR制御と濃度補正制御とに使用する画像濃度センサを別個に設けても構わない。
プリンタ制御部15は、連続画像形成中に所定の頻度(本実施例では所定のプリント枚数ごと)の画像間(画像の後端と次の画像の先端とに挟まれた非画像領域)に、図14(a)に示すような濃度補正パッチ(本実施例では最大濃度パッチ)を形成させる。つまり、プリンタ制御部15は、露光装置3を制御して濃度補正パッチの静電像であるパッチ静電像を感光ドラム1形成させ、現像装置4によりこのパッチ静電像を現像させて、濃度補正パッチを形成させる。プリンタ制御部15は、後述する濃度補正制御を実行して、画像濃度センサ7により検知された濃度補正パッチの画像濃度(本実施例では最大濃度Dmax)が基準濃度に収束するように露光装置3の露光量を補正する。
次に、図15のフローチャートを参照して、本実施例における濃度補正制御について説明する。なお、濃度補正制御はイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの4色で実質的に同じであるため、1色に注目して説明する。
次に、図16のフローチャートを参照して、自動階調補正制御について説明する。自動階調補正制御は、画像形成装置100の操作部200(図2)からユーザーなどの操作者が任意に実行させるか、又は予め設定されたタイミングで自動的に実行される。
本実施例では、濃度補正パッチは最大濃度パッチの1個であるため、濃度補正制御において画像濃度センサ7によって検知される画像濃度Densは1点である。そして、本実施例ではこの画像濃度Densが最大濃度Dmaxの濃度ターゲットと比較され、露光装置3の露光量が補正される。しかし、濃度補正パッチを複数の階調のパッチ画像で構成し、上記露光量の制御に加えて、補正テーブル(LUT)を用いた階調補正制御を行うことで、中間調の濃度も制御することが可能である。つまり、本実施例では、濃度補正制御において補正テーブル(LUT)を用いた階調補正は行われず、最大濃度に対する露光装置3の露光量の補正のみ行われる。しかし、濃度補正パッチを複数の階調のパッチ画像から構成して、複数階調分の離散的な濃度データを線形補間することでエンジンγ特性を把握することが可能となる。
次に、濃度補正制御の実行頻度が変化率ΔVにかかわらず一定である比較例2と、該実行頻度を変化率ΔVに応じて変更する本実施例とにおける出力画像の濃度変動について説明する。なお、比較例2では、濃度補正制御の実行頻度が本実施例と異なることを除いて、実質的に本実施例と同様の制御が行われる。
本比較例では、濃度補正閾値NをN=200の定数とする。濃度補正制御(図16)は、パッチ検知ATR制御(図11)と独立に行われる。そのため、濃度補正閾値NをN=200の定数とした場合、パッチ検知ATR制御とは関係なく常にプリント200枚ごとの一定の頻度で濃度補正制御が実行される。本比較例では、補給制御は図11を参照して説明した実施例1と同様に行われるので、本比較例においても変化率ΔVに応じてパッチ検知ATR制御の実行頻度が変更される。
図22は、本実施例における補給制御(濃度補正制御の実行頻度を変更する処理を含む)を説明するためのフローチャート図である。本実施例では、概略、5<ΔVの場合にカウントアップされる変化率カウンタのいずれかが閾値以上となった場合に、濃度補正カウンタCNTrtのカウント値にかかわらず、パッチ検知ATR制御に加えて、濃度補正制御も実行される。つまり、本実施例では、パッチ検知ATR制御の実行の要否が判断される際に、濃度補正制御の実行の要否も判断される。これによって、本実施例では、濃度補正制御とパッチ検知ATR制御とは互いに完全には独立でなくなる。以下、更に詳しく説明する。
以上、本発明を具体的な実施例に即して説明したが、本発明は上述の実施例に限定されるものではない。
3 露光装置
4 現像装置
7 画像濃度センサ
10 トナー濃度センサ
15 プリンタ制御部
50 補給装置
100 画像形成装置
Claims (6)
- 複数枚の記録材に画像を連続的に形成する連続画像形成ジョブを実行可能な画像形成装置であって、
像担持体と、前記像担持体に形成された静電像をトナーとキャリアを含む現像剤を用いて現像する現像装置と、前記現像装置にトナーを補給するための補給部と、を有する画像形成部と、
前記画像形成部によって形成されたトナー画像の濃度を検出する検出ユニットと、
前記連続画像形成ジョブにおいて前記複数枚の記録材への画像形成で消費されるトナー量に関する情報に基づいて、前記補給部により前記現像装置に補給すべきトナーの補給量を決定する決定部と、
前記決定部によって決定された前記補給量を補正するためのトナー画像を前記画像形成部に形成させ、前記画像形成部によって形成された当該トナー画像の濃度を前記検出ユニットに検出させ、前記検出ユニットによって検出された当該トナー画像の濃度に基づいて前記補給量を補正するための補正動作を実行する実行部と、
を備え、
前記実行部は、
前記連続画像形成ジョブにおいて前記複数枚の記録材への画像形成で消費されるトナー量の増加割合に関わらず、前記画像形成部によってトナー画像が形成された記録材の枚数が第1の所定枚数に達したことに伴って前記補正動作を実行し、
前記増加割合が所定値以上であるときに、前記画像形成部によってトナー画像が形成された記録材の枚数が前記第1の所定枚数よりも少ない第2の所定枚数に達したことに伴って前記補正動作を実行し、
前記増加割合は、前記連続画像形成ジョブの第1の期間において第1の枚数の記録材への画像形成で消費されるトナー量の平均値に対する、前記連続画像形成ジョブの前記第1の期間よりも期間の開始が後である第2の期間において前記第1の枚数よりも少ない第2の枚数の記録材への画像形成で消費されるトナー量の平均値の増加割合であることを特徴とする画像形成装置。 - 複数枚の記録材に画像を連続的に形成する連続画像形成ジョブを実行可能な画像形成装置であって、
像担持体と、前記像担持体に形成された静電像をトナーとキャリアを含む現像剤を用いて現像する現像装置と、前記現像装置にトナーを補給するための補給部と、を有する画像形成部と、
前記画像形成部によって形成されたトナー画像の濃度を検出する検出ユニットと、
前記連続画像形成ジョブにおいて前記複数枚の記録材への画像形成で消費されるトナー量に関する情報に基づいて、前記補給部により前記現像装置に補給すべきトナーの補給量を決定する決定部と、
前記決定部によって決定された前記補給量を補正するためのトナー画像を前記画像形成部に形成させ、前記画像形成部によって形成された当該トナー画像の濃度を前記検出ユニットに検出させ、前記検出ユニットによって検出された当該トナー画像の濃度に基づいて前記補給量を補正するための補正動作を実行する実行部と、
を備え、
前記実行部は、
前記連続画像形成ジョブにおいて前記複数枚の記録材への画像形成で消費されるトナー量の増加割合に関わらず、前記画像形成部によってトナー画像が形成された記録材の枚数が第1の所定枚数に達したことに伴って前記補正動作を実行し、
前記増加割合が第1の所定値以上であり且つ前記第1の所定値よりも大きい第2の所定値未満であるときに、前記画像形成部によってトナー画像が形成された記録材の枚数が前記第1の所定枚数よりも少ない第2の所定枚数に達したことに伴って前記補正動作を実行し、
前記増加割合が前記第2の所定値以上であるときに、前記画像形成部によってトナー画像が形成された記録材の枚数が前記第2の所定枚数よりも少ない第3の所定枚数に達したことに伴って前記補正動作を実行し、
前記増加割合は、前記連続画像形成ジョブの第1の期間において第1の枚数の記録材への画像形成で消費されるトナー量の平均値に対する、前記連続画像形成ジョブの前記第1の期間よりも期間の開始が後である第2の期間において前記第1の枚数よりも少ない第2の枚数の記録材への画像形成で消費されるトナー量の平均値の増加割合であることを特徴とする画像形成装置。 - 前記第2の期間は、前記第1の期間とオーバーラップする期間を含むことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
- 前記連続画像形成ジョブにおいて前記画像形成部によって形成されるトナー画像の画像比率に基づいて、前記連続画像形成ジョブにおいて前記複数枚の記録材への画像形成で消費されるトナー量を算出する算出部を更に備えることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 前記現像装置内の現像剤のトナー濃度を検出する第二検出ユニットを更に備え、
前記決定部は、前記連続画像形成ジョブにおいて前記複数枚の記録材への画像形成で消費されるトナー量に関する情報、及び、前記第二検出ユニットによって検出された前記現像装置内の現像剤のトナー濃度に基づいて、前記補給部により前記現像装置に補給すべきトナーの補給量を決定することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像形成装置。 - 前記画像形成部によって形成されたトナー画像が前記像担持体から転写される画像転写部材を更に備え、
前記検出ユニットは、前記画像転写部材に転写されたトナー画像の濃度を検出することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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