JP6817898B2 - エスカレーター踏段歩行抑制システムおよびエスカレーター踏段歩行抑制方法 - Google Patents

エスカレーター踏段歩行抑制システムおよびエスカレーター踏段歩行抑制方法 Download PDF

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この発明は、利用者が踏段を歩行することを抑制するエスカレーター踏段歩行抑制システムおよびエスカレーター踏段歩行抑制方法に関する。
従来、エスカレーターを利用する利用者を撮影するカメラと、エスカレーターの運行情報およびカメラの映像を用いて利用者の移動速度を含む利用者計測情報を取得する利用者計測情報取得装置と、利用者計測情報取得装置が取得した利用者計測情報を用いて、利用者が踏段を歩行しているか否かを示す情報を含む利用状態情報を取得する利用状態情報取得装置とを備えたエスカレーター監視装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2011−195290号公報
しかしながら、利用者が踏段を歩行することを抑制することができないという問題点があった。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたものであり、その目的は、利用者が踏段を歩行することを抑制することができるエスカレーター踏段歩行抑制システムおよびエスカレーター踏段歩行抑制方法を提供するものである。
この発明に係るエスカレーター踏段歩行抑制システムは、利用者がエスカレーターの踏段を歩行したか否かを判定する踏段歩行判定装置と、利用者が踏段を歩行していないと踏段歩行判定装置が判定した場合に、利用者に対応するポイント付与対象装置にポイントを付与するポイント付与装置とを備え、踏段歩行判定装置は、上階側階床に設けられ利用者に所持される電子媒体との間で非接触通信を行う上階側端末装置と、下階側階床に設けられ電子媒体との間で非接触通信を行う下階側端末装置と、エスカレーターが混雑しているか否かを判定する混雑判定装置とを有し、上階側端末装置が電子媒体との間で非接触通信を行った時刻を示す上階側通信時刻情報、下階側端末装置が電子媒体との間で非接触通信を行った時刻を示す下階側通信時刻情報および混雑判定装置の判定結果を用いて利用者が踏段を歩行したか否かを判定する。
この発明に係るエスカレーター踏段歩行抑制システムによれば、利用者がエスカレーターの踏段を歩行したか否かを判定する踏段歩行判定装置と、利用者が踏段を歩行していないと踏段歩行判定装置が判定した場合に、利用者に対応するポイント付与対象装置にポイントを付与するポイント付与装置とを備えているので、利用者が踏段を歩行していない場合に利用者に対応するポイント付与対象装置にポイントが付与される。その結果、利用者が踏段を歩行することを抑制することができる。
この発明の実施の形態1に係るエスカレーター踏段歩行抑制システムを示す構成図である。 図1のエスカレーター踏段歩行抑制システムを示すブロック図である。 図2のエスカレーター踏段歩行抑制システムの動作を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態1に係るエスカレーター踏段歩行抑制システムを示す構成図である。 図4のエスカレーター踏段歩行抑制システムを示すブロック図である。 図5のエスカレーター踏段歩行抑制システムの動作を示すフローチャートである。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1に係るエスカレーター踏段歩行抑制システムを示す構成図である。図において、この発明の実施の形態1に係るエスカレーター踏段歩行抑制システムは、エスカレーター1と、上階側階床101に設けられた上階側端末装置2と、下階側階床102に設けられた下階側端末装置3と、エスカレーター1の利用者4に所持される電子媒体5とを備えている。エスカレーター1、上階側端末装置2および下階側端末装置3は、駅構内に配置されている。電子媒体5としては、非接触型ICカードなど、非接触通信を行うことができる装置が挙げられる。電子媒体5は、電子媒体5を所持する利用者4に対応するポイント付与対象装置となっている。付与されるポイントとしては、例えば、電子マネーが挙げられる。
エスカレーター1は、上階側階床101と下階側階床102とに渡って設けられた主枠11と、主枠11に設けられ、上階側階床101と下階側階床102との間を循環移動する複数の踏段12と、主枠11に設けられ、踏段12に連動して上階側階床101と下階側階床102との間を循環移動する移動手摺13とを備えている。上階側端末装置2および下階側端末装置3は、移動手摺13の移動方向について移動手摺13から離れて配置されている。
上階側端末装置2は、電子媒体5が上階側端末装置2に対してかざされた場合に、電子媒体5との間で非接触通信を行う。言い換えれば、上階側端末装置2は、上階側端末装置2からの距離について所定の範囲内に電子媒体5が配置された場合に、その電子媒体5との間で非接触通信を行う。上階側端末装置2は、電子媒体5との間で非接触通信を行うことによって、電子媒体5を特定する媒体特定情報を取得する。
下階側端末装置3は、電子媒体5が下階側端末装置3に対してかざされた場合に、電子媒体5との間で非接触通信を行う。言い換えれば、下階側端末装置3は、下階側端末装置3からの距離について所定の範囲内に電子媒体5が配置された場合に、その電子媒体5との間で非接触通信を行う。下階側端末装置3は、電子媒体5との間で非接触通信を行うことによって、電子媒体5を特定する媒体特定情報を取得する。
図2は図1のエスカレーター踏段歩行抑制システムを示すブロック図である。このエスカレーター踏段歩行抑制システムは、改札口に設けられた改札口装置6と、改札口装置6との間で通信を行う踏段歩行判定装置7Aとをさらに備えている。踏段歩行判定装置7Aには、上階側端末装置2および下階側端末装置3が含まれている。
改札口装置6は、電子媒体5との間で非接触通信が可能となっている。改札口装置6は、電子媒体5の媒体特定情報を取得しその電子媒体5を所持する利用者4が改札口を通行可能であるか否かを判定する通行可否判定装置61と、利用者4に対して通行可否の情報およびポイントの付与の情報を報知する表示装置62と、改札口を通る利用者4が所持する電子媒体5にポイントを付与するポイント付与装置63と、表示装置62およびポイント付与装置63を制御する制御装置64とを備えている。
踏段歩行判定装置7Aは、上階側端末装置2および下階側端末装置3との間で通信を行う判定装置本体71を備えている。判定装置本体71は、上階側端末装置2が電子媒体5との間で非接触通信を行った時刻を示す上階側通信時刻情報と、その電子媒体5の媒体特定情報とを対応させて上階側端末装置2から取得する。また、判定装置本体71は、下階側端末装置3が電子媒体5との間で非接触通信を行った時刻を示す下階側通信時刻情報と、その電子媒体5の媒体特定情報とを対応させて下階側端末装置3から取得する。
判定装置本体71は、同一の媒体特定情報に対応する上階側通信時刻情報および下階側通信時刻情報を用いて、その媒体特定情報に対応する電子媒体5を所持する利用者4が踏段12を歩行したか否かを判定する。判定装置本体71の判定結果は、媒体特定情報とともに制御装置64に入力されるようになっている。
次に、このエスカレーター踏段歩行抑制システムを用いたエスカレーター踏段歩行抑制方法について説明する。図3は図2のエスカレーター踏段歩行抑制システムの動作を示すフローチャートである。この例では、エスカレーター1が上昇運転する場合のエスカレーター踏段歩行抑制方法について説明する。まず、ステップS101において、乗車媒体特定工程を行う。乗車媒体特定工程では、下階側端末装置3との間で非接触通信を行った電子媒体5の媒体特定情報と、下階側端末装置3と電子媒体5との間で非接触通信が行われた時刻を示す下階側通信時刻情報とを判定装置本体71が取得する。
その後、ステップS102において、降車媒体特定工程を行う。降車媒体特定工程では、上階側端末装置2との間で非接触通信を行った電子媒体5の媒体特定情報と、上階側端末装置2と電子媒体5との間で非接触通信が行われた時刻を示す上階側通信時刻情報とを判定装置本体71が取得する。
その後、ステップS103において、踏段歩行判定工程を行う。踏段歩行判定工程では、同一の媒体特定情報に対応する下階側通信時刻情報および上階側通信時刻情報を用いて、電子媒体5を所持する利用者4が踏段12を歩行したか否かを判定する。具体的には、下階側通信時刻情報および上階側通信時刻情報を用いて乗車時間を算出し、算出した乗車時間が予め設定された比較時間の範囲内であるか否かに基づいて、利用者4が踏段12を歩行したか否かを判定する。通行可否判定装置61には、比較時間の上限値および下限値が予め設定されている。比較時間の上限値および下限値は、利用者4が踏段12を歩行せずに上階側端末装置2と下階側端末装置3との間を移動する場合にかかる時間に基づいて決められる。言い換えれば、比較時間の上限値および下限値は、上階側端末装置2と踏段12との間の距離、踏段12の上階側階床101と下階側階床102との間の移動時間および下階側端末装置3と踏段12との間の距離を用いて決定される。
ステップS103において利用者4が踏段12を歩行していないと判定された場合には、ステップS104において、ポイント付与工程を行う。ポイント付与工程では、利用者4が改札口を通るために改札口装置6と電子媒体5との間で非接触通信が行われる際に、ポイント付与装置63が電子媒体5にポイントを付与する。また、ポイント付与工程では、表示装置62は、ポイントが付与されたことを表示する。
一方、踏段歩行判定工程において利用者4が踏段12を歩行したと判定された場合には、ステップS105において、啓蒙表示工程を行う。啓蒙表示工程では、利用者4が改札口を通るために改札口装置6と電子媒体5との間で非接触通信が行われる際に、踏段12を歩行しないことを推奨する旨を表示する。以上により、エスカレーター踏段歩行抑制方法が終了する。
以上説明したように、この発明の実施の形態1に係るエスカレーター踏段歩行抑制システムによれば、利用者4が踏段12を歩行したか否かを判定する踏段歩行判定装置7Aと、利用者4が踏段12を歩行していないと踏段歩行判定装置7Aが判定した場合に、利用者4に対応する電子媒体5にポイントを付与するポイント付与装置63とを備えているので、利用者4が踏段12を歩行していない場合に利用者4に対応する電子媒体5にポイントが付与される。その結果、利用者4が踏段12を歩行することを抑制することができる。
また、踏段歩行判定装置7Aは、上階側階床101に設けられ利用者4に所持される電子媒体5との間で非接触通信を行う上階側端末装置2と、下階側階床102に設けられ電子媒体5との間で非接触通信を行う下階側端末装置3とを有し、上階側端末装置2が電子媒体5との間で非接触通信を行った時刻を示す上階側通信時刻情報および下階側端末装置3が電子媒体5との間で非接触通信を行った時刻を示す下階側通信時刻情報を用いて利用者4が踏段12を歩行したか否かを判定するので、昇降行程の大きいエスカレーターであっても、上階側端末装置2および下階側端末装置3を1つずつ配置するだけで利用者4が踏段12を歩行したか否かを判定することができる。これにより、エスカレーター踏段歩行抑制システムの簡素化を図ることができる。
また、エスカレーター1は、駅構内に設けられており、ポイント付与装置63は、利用者4が改札口を通る場合に電子媒体5に付与するので、利用者4は、簡単にポイントを取得することができる。
また、利用者4が踏段12を歩行したと踏段歩行判定装置7Aが判定した場合であって、利用者4が改札口を通る場合に、踏段12の歩行を抑制するための啓蒙メッセージを報知する表示装置62をさらに備えているので、踏段12を歩行した利用者4に対して、簡単に啓蒙メッセージを報知することができる。
また、この発明の実施の形態1に係るエスカレーター踏段歩行抑制方法によれば、利用者4が踏段12を歩行したか否かについて、踏段歩行判定装置7Aが判定する歩行判定工程と、踏段歩行判定工程において、利用者4が踏段12を歩行していないと判定された場合に、ポイント付与装置63が利用者4に対応する電子媒体5にポイントを付与するポイント付与工程とを備えているので、利用者4が踏段12を歩行していない場合に利用者4に対応する電子媒体5にポイントが付与される。その結果、利用者4が踏段12を歩行することを抑制することができる。
なお、上記実施の形態1では、上階側端末装置2および下階側端末装置3が移動手摺13から離れて設けられた構成について説明したが、上階側端末装置2および下階側端末装置3が移動手摺13を案内するガイドレールに設けられた構成であってもよい。この場合、電子媒体5は、移動手摺13を挟んで上階側端末装置2および下階側端末装置3との間で非接触通信を行う。
また、上記実施の形態1では、踏段歩行判定装置7Aが、下階側通信時刻情報および上階側通信時刻情報を用いて乗車時間を算出し、算出した乗車時間が予め設定された比較時間の範囲内であるか否かに基づいて、利用者4が踏段12を歩行したか否かを判定する構成について説明したが、踏段歩行判定装置7Aは、エスカレーター1が混雑しているか否かを判定する混雑判定装置を有し、上階側通信時刻情報、下階側通信時刻情報および混雑判定装置の判定結果を用いて、利用者4が踏段12を歩行したか否かを判定する構成であってもよい。エスカレーター1が混雑時には、上階側端末装置2または下階側端末装置3と踏段12との移動時間が通常時の移動時間と比較して大きくなる。これにともなって、混雑時の比較時間を通常時の比較時間よりも大きくする。
実施の形態2.
図4はこの発明の実施の形態2に係るエスカレーター踏段歩行抑制システムを示す構成図である。図において、この発明の実施の形態2に係るエスカレーター踏段歩行抑制システムは、実施の形態1と異なり、上階側端末装置2および下階側端末装置3を備えていない。また、このエスカレーター踏段歩行抑制システムは、エスカレーター1を利用する利用者4を撮影するカメラ8を備えている。カメラ8は上階側階床101に取り付けられている。なお、カメラ8の設置個所は、上階側階床101に限らず、その他の箇所に取り付けられてもよい。
図5は図4のエスカレーター踏段歩行抑制システムを示すブロック図である。このエスカレーター踏段歩行抑制システムは、改札口に設けられた改札口装置6と、改札口装置6との間で通信を行う踏段歩行判定装置7Bとをさらに備えている。踏段歩行判定装置7Bには、カメラ8が含まれている。
踏段歩行判定装置7Bは、利用者4の顔情報および利用者4が所持する電子媒体5の媒体特定情報が対応して記憶された情報記憶装置72と、エスカレーター1を利用する利用者4が所持する電子媒体5を特定する媒体特定装置73と、エスカレーター1を利用する利用者4が踏段12を歩行しているか否かを判定する判定装置本体74とを備えている。
媒体特定装置73は、カメラ8の映像と、情報記憶装置72に記憶されている顔情報おおび媒体特定情報とを用いて、エスカレーター1を利用する利用者4が所持する電子媒体5を特定する。
判定装置本体74は、カメラ8の映像を用いて、エスカレーター1を利用する利用者4が踏段12を歩行しているか否かを判定する。判定装置本体74の判定結果は、媒体特定装置73が特定する媒体特定情報とともに制御装置64に入力されるようになっている。
次に、このエスカレーター踏段歩行抑制システムを用いたエスカレーター踏段歩行抑制方法について説明する。図6は図5のエスカレーター踏段歩行抑制システムの動作を示すフローチャートである。まず、ステップS201において、媒体特定工程を行う。媒体特定工程では、カメラ8の映像と情報記憶装置72に記憶されている顔情報および媒体特定情報とを用いて、利用者4が所持する電子媒体5を媒体特定装置73が特定する。
その後、ステップS202において、踏段歩行判定工程を行う。踏段歩行判定工程では、カメラ8の映像を用いて利用者4が踏段12を歩行したか否かを判定する。
ステップS202において利用者4が踏段12を歩行していないと判定された場合には、ステップS203において、ポイント付与工程を行う。ポイント付与工程では、利用者4が改札口を通るために改札口装置6と電子媒体5との間で非接触通信が行われる際に、ポイント付与装置63が電子媒体5にポイントを付与する。また、ポイント付与工程では、表示装置62は、ポイントが付与されたことを表示する。
一方、踏段歩行判定工程において利用者4が踏段12を歩行したと判定された場合には、ステップS204において、啓蒙表示工程を行う。啓蒙表示工程では、利用者4が改札口を通るために改札口装置6と電子媒体5との間で非接触通信が行われる際に、踏段12を歩行しないことを推奨する旨を表示する。以上により、エスカレーター踏段歩行抑制方法が終了する。
以上説明したように、この発明の実施の形態2に係るエスカレーター踏段歩行抑制システムによれば、踏段歩行判定装置7Bは、利用者4を撮影するカメラ8を有し、カメラ8の映像を用いて利用者4が踏段12を歩行したか否かを判定するので、実施の形態1と比較して、上階側端末装置2および下階側端末装置3を備える必要がなくなる。これにより、エスカレーター踏段歩行抑制システムの簡素化を図ることができる。
なお、上記実施の形態2では、媒体特定装置73がカメラ8の映像を用いて、エスカレーター1を利用する利用者4が所持する電子媒体5を特定する構成について説明したが、これに限らず、実施の形態1と同様に、上階側端末装置2または下階側端末装置3を備え、電子媒体5との間で非接触通信を行うことによって、利用者4が所持する電子媒体5を特定する構成であってもよい。また、媒体特定装置73は、指紋認証装置などの生体認証装置を用いて利用者4と特定し、その利用者4に対応する電子媒体5を特定する構成であってもよい。
また、各上記実施の形態では、改札口を通るたびにポイントが付与される構成について説明したが、これに限らず、例えば、1日に一回だけポイントが付与される構成であってもよい。
また、各上記実施の形態では、ポイントの付与に関連するエスカレーター1および改札口装置6について限定しない構成について説明したが、例えば、利用者4が通勤または通学する定期券区間内の特定の駅およびこの特定の駅における特定のエスカレーターを予め登録し、この登録された特定の駅の改札口装置6および特定のエスカレーターのみが、ポイントの付与に関連する構成であってもよい。
また、各上記実施の形態では、啓蒙メッセージを報知する報知装置として、表示装置62を例に説明したが、これに限らず、例えば、啓蒙メッセージを報知するスピーカー装置であってもよい。
また、各上記実施の形態では、エスカレーター1が駅構内に設けられたエスカレーター踏段歩行抑制システムの構成について説明したが、これに限らず、例えば、エスカレーター1が商業施設に設けられたエスカレーター踏段歩行抑制システムであってもよい。この場合、改札口装置6の代わりに、表示装置およびポイント付与装置を備えた装置が商業施設に設けられる。
1 エスカレーター、2 上階側端末装置、3 下階側端末装置、4 利用者、5 電子媒体、6 改札口装置、7A、7B 踏段歩行判定装置、8 カメラ、11 主枠、12 踏段、13 移動手摺、61 通行可否判定装置、62 表示装置、63 ポイント付与装置、64 制御装置、71 判定装置本体、72 情報記憶装置、73 媒体特定装置、74 判定装置本体、101 上階側階床、102 下階側階床。

Claims (4)

  1. 利用者がエスカレーターの踏段を歩行したか否かを判定する踏段歩行判定装置と、
    前記利用者が前記踏段を歩行していないと前記踏段歩行判定装置が判定した場合に、前記利用者に対応するポイント付与対象装置にポイントを付与するポイント付与装置と
    を備え
    前記踏段歩行判定装置は、上階側階床に設けられ前記利用者に所持される電子媒体との間で非接触通信を行う上階側端末装置と、下階側階床に設けられ前記電子媒体との間で非接触通信を行う下階側端末装置と、前記エスカレーターが混雑しているか否かを判定する混雑判定装置とを有し、前記上階側端末装置が前記電子媒体との間で非接触通信を行った時刻を示す上階側通信時刻情報、前記下階側端末装置が前記電子媒体との間で非接触通信を行った時刻を示す下階側通信時刻情報および前記混雑判定装置の判定結果を用いて前記利用者が前記踏段を歩行したか否かを判定するエスカレーター踏段歩行抑制システム。
  2. 前記エスカレーターは、駅構内に設けられており、
    前記ポイント付与装置は、前記利用者が改札口を通る場合に前記ポイント付与対象装置に付与する請求項1に記載のエスカレーター踏段歩行抑制システム。
  3. 前記利用者が前記踏段を歩行したと前記踏段歩行判定装置が判定した場合であって、前記利用者が前記改札口を通る場合に、前記踏段の歩行を抑制するための啓蒙メッセージを報知する報知装置をさらに備えた請求項に記載のエスカレーター踏段歩行抑制システム。
  4. 利用者がエスカレーターの踏段を歩行したか否かを判定する踏段歩行判定装置と、前記利用者に対応するポイント付与対象装置にポイントを付与するポイント付与装置とを備えたエスカレーター踏段歩行抑制システムを用いて、前記利用者が前記踏段を歩行することを抑制するエスカレーター踏段歩行抑制方法であって、
    前記利用者が前記踏段を歩行したか否かについて、前記踏段歩行判定装置が判定する踏段歩行判定工程と、
    前記踏段歩行判定工程において、前記利用者が前記踏段を歩行していないと判定された場合に、前記ポイント付与装置が前記利用者に対応するポイント対象装置にポイントを付与するポイント付与工程と
    を備え
    前記踏段歩行判定装置は、上階側階床に設けられ前記利用者に所持される電子媒体との間で非接触通信を行う上階側端末装置と、下階側階床に設けられ前記電子媒体との間で非接触通信を行う下階側端末装置と、前記エスカレーターが混雑しているか否かを判定する混雑判定装置とを有し、前記上階側端末装置が前記電子媒体との間で非接触通信を行った時刻を示す上階側通信時刻情報、前記下階側端末装置が前記電子媒体との間で非接触通信を行った時刻を示す下階側通信時刻情報および前記混雑判定装置の判定結果を用いて前記利用者が前記踏段を歩行したか否かを判定するエスカレーター踏段歩行抑制方法。
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