JP6817819B2 - 有機el素子、及び有機el素子の製造方法 - Google Patents

有機el素子、及び有機el素子の製造方法 Download PDF

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本発明は、有機EL素子、及び有機EL素子の製造方法に関する。
有機エレクトロルミネセンス(有機EL)素子には、陽極、有機物の発光材料、及び陰極を基板上に順次積層した構造が一般的に用いられている。このような有機EL素子は、陽極及び陰極の間に直流電圧を印加することにより、発光材料を発光させるデバイスである。
有機EL素子には、構成する材料が酸素、水分等を含む外気に弱いので、外気と反応した箇所が非発光化するという特徴がある。そのため、外気を遮断するためのバリア性の高い基板が用いられている。
バリア性の高い基板として、樹脂あるいはガラスからなる基板上にガスバリア層を形成した防湿基板が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
上記特許文献1に記載されたガスバリア層は、2層以上の無機材料膜と、各無機材料膜の間に設けられる有機材料膜とからなる。その無機材料膜上に、インジウム錫酸化物(ITO)又はインジウム亜鉛酸化物(IZO)等の導電性材料からなる第1表示電極、発光層を含む有機機能層、及びアルミニウム等の金属材料からなる第2表示電極を順に積層することで有機EL素子が設けられている。
再表2007/032515号公報
ガスバリア層の有機材料膜自体には、水分を吸収する性質がある。吸収した水分は、デバイス作製後にガスバリア層の内部で拡散し、デバイスを非発光化させる原因となる。有機材料を脱水するためには、陽極を加工したガスバリア層を加熱処理する必要がある。
しかしながら、発光領域が広い(陽極が広い)デバイスにおいては、水分が陽極等を透過し難いために乾燥し難くなり、乾燥時間が長くなるか、あるいは乾燥が不完全になる。仮に水分が残留していると、デバイス作製後に残留水分が陽極の脇から浸透することで有機機能層と反応して、非発光領域の発生が促進される。そのため、非発光領域が拡大して形成されるという問題がある。
従って、本発明の目的は、非発光領域の発生を抑制することができる有機EL素子、及び有機EL素子の製造方法を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明に係る有機EL素子は、基材上に無機層及び有機層が交互に積層されたバリア層と、前記バリア層上に積層された第1電極と、前記第1電極上に積層された有機発光層と、前記有機発光層上に積層された第2電極とを有し、前記第1電極は、積層方向に貫通する複数の微小な孔部を有していることを特徴とする。
本発明に係る有機EL素子の製造方法は、基材上に無機層及び有機層が交互に積層されたバリア層上に、第1電極、有機発光層、及び第2電極を積層して形成する有機EL素子の製造方法であって、前記バリア層上に前記第1電極を形成し、当該第1電極に積層方向に貫通する複数の微小な孔部を形成する工程と、前記有機発光層を形成する工程前に、前記バリア層を前記第1電極と一緒に加熱乾燥する工程と、を含むことを特徴とする。
本発明によれば、非発光領域の発生を抑制することができる。
本発明の実施の形態に係る有機EL素子の積層構造の一例を模式的に示す断面図である。 図1のII−II線矢視からみた上面模式図である。 図2に示す四角で囲んだ部位IIIを拡大した電極の孔部形状を示す部分模式図である。 電極の孔部形状についての第1から第3の変形例であり、(a)、(b)、及び(c)のそれぞれは図3に相当する部分模式図である。 電極の孔部についての更に別の変形例であり、図2に相当する上面模式図である。 実施の形態に係る有機EL素子の製造過程の一例を説明するための模式工程図である。
本発明の有機EL素子に係る実施の形態について、以下に添付図面を参照して説明する。なお、実施の形態に係る図は、構成を説明し易くするため、縦横比等を誇張して表示している。
(有機EL素子の構成)
図1において、有機EL素子1は、陽極として機能する第1電極2と、陰極として機能する第2電極3と、第1電極2及び第2電極3の間に形成された有機発光層4と、有機発光層4を発光させない非発光領域4aに形成された絶縁層5とを有している。なお、以下の説明においては、第1電極2を陽極2といい、第2電極3を陰極3という。
陽極2及び陰極3を形成する電極材料については、任意の公知の導電材料を用いることができる。陽極2の電極材料としては、インジウム及び錫からなる酸化物(ITO)等の透明導電材料が挙げられる。陰極3の電極材料については、金、銀、銅等の金属、これらの金属を含有する合金等が挙げられる。
陽極2及び陰極3の形成方法については、任意の公知の成膜方法を特に制限なく用いることができる。電極の膜厚についても、特に制限されない。
陽極2及び陰極3の間に形成された有機発光層4については、任意の公知の低分子発光材料、高分子発光材料等の発光材料を特に制限なく用いることができる。赤色、緑色又は青色の発光材料、黄色及び青色の発光材料、赤色、緑色及び青色の発光材料等を用いることもできる。
有機発光層4の形成方法については、任意の公知の成膜方法を特に制限なく用いることができる。有機発光層4の層厚についても、特に制限されない。なお、有機発光層4を挟んで正孔輸送層及び電子輸送層等の複数の機能層を有する構成とすることにより、有機発光層4による発光効率を増大させることができる。
陽極2を覆う絶縁層5については、非光透過性を有する任意の公知の絶縁材料を用いることができる。絶縁層5の形成方法については、任意の公知の成膜方法を特に制限なく用いることができる。絶縁層5の層厚についても、特に制限されない。
図1及び図2に示すように、絶縁層5は、陽極2上に照明表示するキャラクタ等の表示情報のネガ形状に加工されている。図示例では、上面視で略B字状の表示形態が出現するようになっている。絶縁層5が積層される領域は、陽極2及び有機発光層4の間が電気的に絶縁されることから、有機発光層4に電流を流すことはできない非発光領域4aとなる。
陽極2、有機発光層4、及び陰極3が重なり合って形成された領域である絶縁層5が存在しない領域は、有機発光層4を発光させたい発光可能な発光領域4bとなる。なお、発光領域4bが電極形状と同一の形状である場合は、絶縁層5がなくてもよい。
陽極2と陰極3との間に直流電圧を印加すると、有機発光層4には、ホール及び電子が陽極2及び陰極3から注入される。陽極2から注入したホール、及び陰極3から注入した電子が有機発光層4内で再結合する際のエネルギーによって、有機発光層4中の有機発光材料が励起される。励起した有機発光材料が基底状態に戻る際に、絶縁層5のキャラクタ等の表示情報を表す形状で有機発光層4が発光する。
有機EL素子1の耐久性及びフレキシブル性を保つため、陽極2及び陰極3のそれぞれには、外気中の酸素や水分等を遮断するためのバリアフィルム6が設けられている。
バリアフィルム6は、可撓性を有する基材としての芯材フィルム7と、芯材フィルム7上に無機層8a及び有機層8bを交互に積層したバリア層8とを有するフレキシブル基板により構成されている。
芯材フィルム7については、バリア層8を保持することができるフィルム材料であれば、任意の公知の材料を特に制限なく用いることができる。芯材フィルム7の材質としては、ポリエチレンテレフタレート(PET)樹脂等が挙げられる。
バリア層8は、芯材フィルム7上に1層目の無機層8a、2層目の有機層8b、3層目の無機層8a、及び4層目の有機層8bを順次積層した4つの層からなる積層構造に構成されている。無機層の材質としては、シリコンやアルミニウムの酸化物や窒化物等の無機材料が挙げられる。有機層の材質としては、エポキシ樹脂、シリコン樹脂等の熱硬化性樹脂材料が挙げられる。
芯材フィルム7及びバリア層8を有するバリアフィルム6の形成方法については、任意の公知の成膜方法を特に制限なく用いることができる。芯材フィルム7の厚み、バリア層8の層厚についても、特に制限されない。
無機層8a及び有機層8bの組み合わせの最上層についても、特に制限されない。無機層8a及び有機層8bを組み合わせた積層数が多ければ、優れたバリア性を有するバリアフィルム6が得られる。
芯材フィルム7及びバリア層8は、光透過性を有するバリアフィルム6として構成される。バリアフィルム6が光透過性を有するので、有機発光層4の発光を透過させることが可能になり、有機EL素子1を封止する封止フィルムとして用いることができる。
なお、有機発光層4から発生する光を透明導電材料からなる陽極2側から外部に取り出すことができる片面発光型の有機EL素子1を例示しているが、図示例に限定されるものではない。陰極3を透明導電材料で形成すれば、有機発光層4から発生する光を陰極3側から外部へ取り出すことができる両面発光型の有機EL素子として構成することができる。
(水分等の残留抑制手段の構成)
図示例による有機EL素子1の作製は、陽極2が加工されたバリアフィルム6を用いる。陽極2が加工された第1のバリアフィルム6上に絶縁層5、有機発光層4、及び陰極3を積層して形成し、第2のバリアフィルム6を陰極3の上から重ねて接着することで有機EL素子1が作製される。
有機EL素子1の作製にあたっては、芯材フィルム7の表面に有機材料を含むバリア層8を形成した後に陽極2が形成される。このような複数の層を積層形成する工程においては、乾燥を促進させて、酸素、水分等の残留量を低減することが肝要である。
第1のバリアフィルム6の内部に酸素、水分等が残留していると、有機EL素子1の性能を劣化させる。このことから、第1のバリアフィルム6に形成された陽極2上に有機発光層4、及び陰極3を順に積層して形成する工程前の加熱乾燥工程での乾燥が必要となる。しかしながら、酸素、水分等が陽極2を透過し難い。
そこで、本実施の形態による陽極2は、図2に示すように、積層方向に貫通する複数の微小な孔部2a,…,2aを有している。この微小な孔部2aは、第1のバリアフィルム6の内部に水分等を残留させない残留抑制手段として構成されている。有機EL素子1を製造するために複数の層を積層形成するが、この製造過程において、陽極2の微小な孔部2aを介して第1のバリアフィルム6の内部から水分等を除去することができる。
図2中に四角の破線で囲った領域IIIを拡大した図3に示すように、陽極2には、フォトリソグラフィー等により孔明け加工した微小な孔部2aが形成されている。微小な孔部2aは、視認不可能な約100μm以下の微小な円形の貫通孔であり、約2mm以上の間隔をもって行列状に配置されている。このような孔部2aとしては、電流の流れや照明表示を阻害しない程度に間隔を狭くして形成することが望ましい。
第1のバリアフィルム6に形成された陽極2上に有機発光層4、及び陰極3を順に積層して形成する前の加熱乾燥工程において水分等を陽極2の孔部2aから蒸発させることで、第1のバリアフィルム6の内部の水分等の蒸発量が増加する。特に蒸発し難い陽極2の中央部付近に残存する水分等が容易に蒸発する。これにより、酸素や水分等の残留量を低減することができる。
図3に示す陽極2の孔部2aは円形に形成されているが、これに限定されるものではない。電流の流れや照明表示を阻害しない構成であれば、孔部2aの配置位置、設置個数、形状や大きさ等を適宜変更することができる。
図4(a)から図4(c)に示すように、孔部2aの形状としては、四角形、六角形、星型形の任意の形状に形成することもできる。
図5に示すように、孔部2aの位置は、間隔に粗密を有するように配置してもよい。孔部2aの径は、不均等であっても構わない。孔部2aの位置、径や密度を調整することで、陽極2内の電流密度分布を均等にして輝度ムラを低減することもできる。
特に蒸発し難い陽極2の中央部に設けられる孔部2aを、陽極2の中央部の周辺領域に設けられる孔部2aよりも小径で密度を高く設定することが好適である。孔部2aを、陽極2の中央部の周辺部から中央部に向けて高密度化することで、蒸発し難い陽極2の中央部付近に残存する水分等の蒸発量を増加させることができる。
(有機EL素子の製造方法)
以上のように構成された有機EL素子1を製造する方法の一例について、図1、図2、及び図6を参照して説明する。
有機EL素子1を製造するにあたり、先ず、ステップS101の処理において、スパッタリング等の真空成膜法により芯材フィルム7の表面に無機層8a及び有機層8bを交互に順次成膜してバリア層8を形成する。これにより、芯材フィルム7上にバリア層8を積層したバリアフィルム6を形成する工程が行われる。
なお、ステップS101の処理では、陽極2及び陰極3のそれぞれに設ける2つの第1及び第2のバリアフィルム6を準備する。
次に、ステップS102の処理において、フォトリソグラフィー法等に基づき、1つの第1のバリアフィルム6のバリア層8の上にITOを成膜して透光性電極である陽極2を形成する工程が行われる。
この陽極2の形成工程では、バリア層8をエッチングストッパ層として孔明け加工を行い、陽極2に複数の微小な孔部2aが貫通して形成される。この孔明け加工は、孔パターンをマスク転写により一括して行うことができる。
次に、ステップS103の処理において、フォトリソグラフィー法等を用いて、陽極2が加工された第1のバリアフィルム6の上に絶縁層5を成膜する。絶縁層5は、陽極2の上面及び側面を覆って、有機発光層4の非発光領域4aとなる部分に形成するが、有機発光層4の発光領域4bとなる部分に形成しない。
上記ステップS103における絶縁層形成工程後の次のステップS104の処理では、陽極2、及び絶縁層5が加工された第1のバリアフィルム6を加熱処理により乾燥させる加熱乾燥工程が行われる。陽極2の孔部2aを介して第1のバリアフィルム6の内部から酸素、水分等を蒸発除去して乾燥を促進させる。
次に、ステップS105の処理からステップS106の処理により、有機発光層4、及び陰極3を順に積層する工程が行われる。
ステップS105の処理においては、フォトリソグラフィー法等で有機発光層4を成膜する。必要に応じて加熱焼成することで有機発光層4を形成する。
ステップS105の次のステップS106の処理では、フォトリソグラフィー法等で有機発光層4の上に陰極3を成膜する。
そして、ステップS107の処理において、図示しない接着層を介して陰極3上にもう1つの第2のバリアフィルム6を積層する工程が行われる。接着層の材料としては、エポキシ系樹脂等の熱硬化型接着性樹脂を用いることが好ましい。
以上の一連の工程により、有機EL素子1が製造される。有機EL素子1の製造条件等は特に限定されるものではなく、従来から一般的に行われている成膜処理、熱処理や乾燥処理等の各工程を経て有機EL素子1を製造することが可能である。
上記有機EL素子1の製法によれば、有機EL素子1を構成する複数の層を積層形成する工程のうち、上記ステップS105における有機発光層4の形成工程前であって、上記ステップS104の処理におけるバリア層8、陽極2、及び絶縁層5の加熱乾燥工程において、陽極2に形成された複数の微小な孔部2aを介してバリアフィルム6の内部から水分等を蒸発除去することで乾燥を促進させることが可能になる。従って、残留する水分等が陽極2の脇から滲み出てくることもなく、局所的な非発光領域4aの発生を防止することができる。
なお、上記作製順序とは逆の作製順序により、第2のバリアフィルム6、陰極3、有機発光層4、絶縁層5、陽極2、及び第1のバリアフィルム6の順に作製することもできる。
この作製手順にあっても、第2のバリアフィルム6の上に陰極3及び複数の微小な孔部を形成した後であって、有機発光層4の形成工程前の加熱乾燥工程において、陰極3の複数の微小な孔部を介して第2のバリアフィルム6の内部から水分等を蒸発除去することで、初期の目的を達成することができる。
また、図6においては、絶縁層5の形成工程を含む有機EL素子1の製造方法の一例を例示したが、これに限定されるものではない。上述したように、発光領域4bが電極形状と同一の形状であれば、必ずしも絶縁層5を設ける必要がない。
従って、絶縁層5を設ける必要がない場合は、上記ステップS103の処理を行うことなく、上記ステップS102における陽極形成工程後の上記ステップS104の処理において、陽極2が加工された第1のバリアフィルム6を加熱処理により乾燥させる加熱乾燥工程を行うようにしてもよい。
(実施の形態の効果)
以上のように構成された有機EL素子1によれば、上記効果に加えて、次の効果が得られる。
陽極2を加工したバリアフィルム6の乾燥時間を短縮することができる。
有機発光層4の劣化を防止するとともに、表示器の非発光領域4aの発生を抑制し、表示器の見栄えを長期的に保つことができる。
複数の微小な孔部2aを陽極2に適正に配置することで、輝度ムラを抑制し、表示器の見栄えを保つことができる。
なお、上記のように構成された有機EL素子1は、車載用、携帯用又は家庭用の各種機器の表示器に適用することができる。
以上の説明からも明らかなように、本発明に係る代表的な実施の形態、変形例、及び図示例を例示したが、上記実施の形態、変形例、及び図示例は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。従って、上記実施の形態、変形例、及び図示例の中で説明した特徴の組合せの全てが発明の課題を解決するための手段に必須であるとは限らない点に留意すべきである。
1…有機EL素子、2…陽極(第1電極)、2a…孔部、3…陰極(第2電極)、4…有機発光層、4a…非発光領域、4b…発光領域、5…絶縁層、6…バリアフィルム、7…芯材フィルム、8…バリア層、8a…無機層、8b…有機層

Claims (2)

  1. 基材上に無機層及び有機層が交互に積層されたバリア層と、前記バリア層上に積層された第1電極と、前記第1電極上に積層された有機発光層と、前記有機発光層上に積層された第2電極とを有し
    層方向に貫通する複数の微小な孔部が、前記第1電極の全面に散在して設けられていることを特徴とする有機EL素子。
  2. 基材上に無機層及び有機層が交互に積層されたバリア層上に、第1電極、有機発光層、及び第2電極を積層して形成する有機EL素子の製造方法であって、
    前記バリア層上に前記第1電極を形成し、当該第1電極の全面に積層方向に貫通する複数の微小な孔部を散在させて形成する工程と、
    前記有機発光層を形成する工程前に、前記バリア層を前記第1電極と一緒に加熱し、前記孔部を介して前記バリア層の内部に残留する水分等を蒸発させて乾燥する工程と、
    を含むことを特徴とする有機EL素子の製造方法。
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