JP6815705B2 - ゲッタリング能力の評価方法 - Google Patents

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Description

本発明は、シリコンウェーハに形成されたゲッタリング層のゲッタリング能力の評価方法に関する。
デバイスチップを製造する際は、格子状に配列された複数の分割予定ラインをシリコンウェーハの表面に設定し、該分割予定ラインで区画された各領域にデバイスを形成する。そして、該シリコンウェーハを該分割予定ラインに沿って分割すると個々のデバイスチップが形成される。
形成されたデバイスの近傍に、例えば、Fe、Cu、Ni等の金属不純物が存在すると、デバイスの特性が劣化してデバイスチップの歩留まりを低下させる原因となる。シリコンウェーハにデバイスを形成する過程においては、該シリコンウェーハに該金属不純物が混入するおそれがあるため、金属不純物がデバイスの電気的な活性領域に取り込まれることを防止する対策が必要となる。
そこで、金属不純物を捕集する技術(ゲッタリング技術)として、シリコンウェーハの内部に金属不純物を捕集するためのゲッタリングサイトを形成する内部ゲッタリング(Intrinsic Gettering、以下、IGという)法や、シリコンウェーハの表面にゲッタリングサイトを形成する外部ゲッタリング(Extrinsic Gettering、以下、EGという)法が開発されている。
IG法には、例えば、シリコンウェーハの内部の特定の深さ位置にイオン注入等の方法によりゲッタリング層を形成する技術がある。イオン注入等の方法によりゲッタリング層を形成する場合、ゲッタリング層のゲッタリング能力(金属不純物を捕集する能力)はウェーハに注入するイオン種により異なり、また、該ゲッタリング層へのゲッタリングのされやすさは金属不純物の種類により異なる。そこで、ゲッタリング能力の異なる2つのゲッタリング層をウェーハの内部に形成する方法も開発されている(特許文献1参照)。
EG法には、例えば、ウェーハの裏面(デバイスが形成されていない面)を研削することで該裏面に微小な傷を生じさせて結晶欠陥や歪みを有する外部ゲッタリング層(EG層)を形成する技術がある。該結晶欠陥や歪みがゲッタリングサイトとなるため、EG層が形成されると該EG層に金属不純物が捕集される。ただし、EG層の形成のためにウェーハの裏面を研削して裏面に微小な傷を生じさせると、ウェーハの抗折強度は低下する。
近年、電子機器等の小型化に伴いデバイスチップの薄型化に対する要求が高まっており、薄化されたデバイスチップが形成される場合がある。薄化されたデバイスチップでは、抗折強度の向上が重要であり、シリコンウェーハの抗折強度の低下に繋がる裏面の結晶欠陥や歪みを除去する研磨(ストレスリリーフ)技術が開発されている。しかし、裏面にEG層が形成されたウェーハが研磨されると形成されていたEG層も除去される。
そこで、抗折強度を向上したままEG層を形成する技術が鋭意研究されている。例えば、研磨加工により僅かな傷をウェーハの裏面に形成してEG層を形成する方法や、ドライエッチングによりEG層を形成する方法等が開発されている。
特開2016−197656号公報
こうした開発においては、EG層のゲッタリング能力が評価される。例えば、EG層が形成されたウェーハの一方の面を金属不純物により汚染し、その後、他方の面に析出した金属不純物を測定するというのが一般的なゲッタリング能力の評価方法である。しかし、例えば、一方の面を金属汚染すると微量の金属不純物がEG層を経ずに外部から回り込み該他方の面に付着する可能性があるため、EG層のゲッタリング能力を正しく評価するのは容易ではない。
本発明はかかる問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、ウェーハの一方の面を金属不純物により汚染してEG層のゲッタリング能力を評価する際、該金属不純物の回り込み等の影響を排除でき、ゲッタリング能力をより詳細に評価できるゲッタリング能力の評価方法を提供することである。
本発明の一態様によると、シリコンウェーハに形成される外部ゲッタリング層のゲッタリング能力の評価方法であって、内部に内部ゲッタリング層を有するシリコンウェーハを準備する準備ステップと、準備した該シリコンウェーハの一方の面を加工して該一方の面に外部ゲッタリング層を形成する外部ゲッタリング層形成ステップと、該外部ゲッタリング層が形成された該一方の面に金属不純物を付着させる金属汚染ステップと、該金属汚染ステップを実施した後、該シリコンウェーハを加熱する加熱ステップと、該加熱ステップを実施した後、該シリコンウェーハの他方の面側から一次イオンを照射して該シリコンウェーハを深さ方向に掘り進め、該シリコンウェーハの内部ゲッタリング層から放出された二次イオンを検出する二次イオン質量分析法による測定を実施する測定ステップと、該金属不純物に対応する質量の二次イオンに関する該二次イオン質量分析法による測定の結果から該外部ゲッタリング層のゲッタリング能力を評価する評価ステップと、を備えることを特徴とするゲッタリング能力の評価方法が提供される。
本発明の一態様において、該金属汚染ステップでは、Cuを含む溶液の塗布、Cuの蒸着又はCuターゲットを用いたスパッタリングにより該シリコンウェーハの該一方の面に金属不純物を付着させてもよい。また、本発明の一態様において、該測定ステップの前に該他方の面を研削して薄化する薄化ステップをさらに備えてもよい。
本発明の一態様に係るゲッタリング能力の評価方法では、内部ゲッタリング層(IG層)を有するシリコンウェーハの一方の面に外部ゲッタリング層(EG層)を形成し、該一方の面に金属不純物を付着させた後に該シリコンウェーハを加熱する。すると、加熱により金属不純物の移動が促進されて、EG層のゲッタリング能力に応じて該金属不純物が該EG層を経てシリコンウェーハの内部に拡散する。
すなわち、EG層のゲッタリング能力が高ければEG層が金属不純物をよく保持するためシリコンウェーハの内部に拡散する金属不純物は少量となる。一方で、EG層のゲッタリング能力が低ければEG層が金属不純物を十分保持できず、シリコンウェーハの内部に拡散する金属不純物が大量となる。そのため、シリコンウェーハの内部に拡散した金属不純物の量を測定することにより、EG層のゲッタリング能力を評価できる。
シリコンウェーハの内部に拡散した金属不純物の量の測定は、二次イオン質量分析法(Secondary Ion Mass Spectrometry。以下、SIMSという)により実施する。SIMSはシリコンウェーハの内部に微量に含まれる元素の分布を評価するのに適した分析手法である。SIMSではシリコンウェーハの内部の金属不純物を測定するから、該測定は該EG層を経ていない金属不純物の影響を受けにくい。
例えば、SIMS測定をシリコンウェーハの金属不純物が付着した該一方の面側から実施すると、一次イオンの照射によるノックオン(打ち込み)効果等が生じて、シリコンウェーハの内部の金属不純物の分布が測定結果に正しく反映されないおそれがある。そこで、SIMS測定を該一方の面に対向する他方の面から実施する。該他方の面には金属不純物を付着させていないため、測定結果はノックオン(打ち込み)効果等の影響を受けにくく、より正しく金属不純物の分布が測定結果に反映される。
ところで、シリコンウェーハの内部に微量に含まれる元素の検出を得意とするSIMS測定をもってしても、測定におけるバックグラウンドレベル以下の濃度や、検出下限以下の濃度で含まれる元素は測定できない。そのため、シリコンウェーハの該一方の面に形成されるEG層のゲッタリング能力がある程度高くなり、シリコンウェーハに拡散する該金属不純物の量が少なくなると、SIMS測定でも金属不純物が検出されにくくなる。したがって、EG層のゲッタリング能力を十分に評価できない場合がある。
そこで、本発明の一態様では、予め内部に内部ゲッタリング層(IG層)が形成されたシリコンウェーハを用いる。シリコンウェーハの内部にIG層が形成されていると、EG層を経てシリコンウェーハの内部に移動した金属不純物は該IG層に集められるから、IG層中において金属不純物の濃度が高くなる。
すると、IG層中において金属不純物の濃度がSIMS測定の検出下限やバックグラウンドレベルを超えた濃度になりやすくなり、金属不純物が検出されやすくなる。そのため、IG層に含まれる金属不純物をSIMSにより測定することで、EG層のゲッタリング能力をより詳細に評価できるようになる。
したがって、本発明の一態様によると、ウェーハの一方の面を金属不純物により汚染してEG層のゲッタリング能力を評価する際、該金属不純物の回り込み等の影響を排除でき、ゲッタリング能力をより詳細に評価できるゲッタリング能力の評価方法が提供される。
図1(A)は、シリコンウェーハを模式的に示す斜視図であり、図1(B)は、シリコンウェーハを模式的に示す断面図である。 ドライポリッシング装置における外部ゲッタリング層の形成を模式的に示す部分断面図である。 ドライエッチング装置における外部ゲッタリング層の形成を模式的に示す部分断面図である。 図4(A)は、外部ゲッタリング層が形成されたシリコンウェーハを模式的に示す断面図であり、図4(B)は、金属不純物により汚染されたシリコンウェーハを模式的に示す断面図である。 図5(A)は、シリコンウェーハの薄化を模式的に示す部分断面図であり、図5(B)は、薄化されたシリコンウェーハにおけるSIMS測定を模式的に示す断面図である。 図6(A)は、SIMSによる測定の結果の一例を示す図であり、図6(B)は、SIMSによる測定の結果の他の一例を示す図である。
添付図面を参照して、本発明の一態様に係る実施形態について説明する。まず、図1(A)及び図1(B)を用いて、本実施形態に係るゲッタリング能力の評価方法の準備ステップで準備されるシリコンウェーハ1について説明する。図1(A)は、該シリコンウェーハ1を模式的に示す斜視図である。シリコンウェーハ1は、例えば、単結晶シリコンでなる円板状のウェーハである。
シリコンウェーハ1は、デバイスチップの製造に用いられる。シリコンウェーハ1の表面にIC(Integrated Circuit)やLED(light emitting diode)等の複数のデバイスを形成し、該デバイス毎にシリコンウェーハ1を分割するとデバイスチップとなる。該デバイスにはトランジスタやダイオード等の半導体素子が含まれるが、該半導体素子にFe、Cu、Ni等の金属不純物が混入すると、半導体素子の特性が変化して該半導体素子が正常に機能しなくなる。
そのため、デバイスチップには該金属不純物の半導体素子への侵入を抑制するゲッタリング層が形成される。例えば、ゲッタリング作用を有するイオンをシリコンウェーハ1の表面から所定の深さ位置に注入することにより内部ゲッタリング層(IG層)を形成できる。また、シリコンウェーハ1の裏面を研削や研磨、プラズマエッチング等の方法で処理することにより、外部ゲッタリング層(EG層)を形成できる。
本実施形態に係るゲッタリング能力の評価方法の準備ステップでは、図1(B)に示す通り、内部の所定の深さ位置にIG層3を有するシリコンウェーハ1を準備する。そして、本実施形態に係るゲッタリング能力の評価方法では、一方の面にEG層を形成して、該一方の面を金属不純物により汚染し、他方の面からSIMSによる測定を実施することで、該EG層のゲッタリング能力を評価する。
IG層3は、例えば、酸素濃度の比較的高いシリコンウェーハ1を熱処理してシリコンウェーハ1中に酸素析出物を形成し結晶欠陥を形成する方法や、シリコンウェーハ1に所定のイオンを注入する方法等により形成される。IG層3は、シリコンウェーハ1の深さ方向中央よりも一方の面側にずれた深さ位置に設けられる。
本実施形態に係るゲッタリング能力の評価方法では、シリコンウェーハ1の2つの面のうちIG層3に近い面1aにEG層を設けて金属不純物により汚染し、IG層3から遠い面1bを研削してシリコンウェーハ1を薄化し、面1b側からSIMS測定を実施する。
準備ステップの次に、準備した該シリコンウェーハ1の一方の面を加工して外部ゲッタリング層(EG層)を形成する外部ゲッタリング層形成ステップを実施する。EG層は、該シリコンウェーハ1の2つの面のうちIG層3に近い面1aを加工して形成する。EG層は、例えばドライポリッシュやドライエッチング等の方法で形成される。
図2を用いて、ドライポリッシュによりEG層を形成する場合について説明する。図2は、ドライポリッシング装置におけるEG層の形成を模式的に示す部分断面図である。
ドライポリッシング装置2は、シリコンウェーハを保持しながら回転できるチャックテーブル4を備える。チャックテーブル4の表面(上面)は、シリコンウェーハ1を保持する保持面4aとなる。この保持面4aは、チャックテーブル4の内部に形成された吸引路(不図示)を通じて吸引源(不図示)に接続されている。チャックテーブル4は、該保持面4aに垂直な軸の周りに回転可能である。
ドライポリッシング装置2は、チャックテーブル4の上方に、一端にスピンドルモータ(不図示)が接続された円柱状のスピンドル6と、該スピンドル6の他端に接続された略円板状の研磨ホイール8と、を有する。該スピンドル6は該スピンドルモータによりチャックテーブル4の保持面4aに略垂直な軸の周りに回転できる。
該円板状の研磨ホイール8の下面は該チャックテーブル4の保持面4aに対面しており、該研磨ホイール8の下面には研磨パッド10が装着されている。研磨パッド10は、例えば、不織布等の研磨布中に結合剤とともに微細な砥粒を含ませて固定し成形したものである。砥粒は、シリカ、酸化セリウム等から構成される
ドライポリッシング装置2によりシリコンウェーハ1にEG層を形成するとき、まず、シリコンウェーハ1の面1aを上方に向けて、面1bをチャックテール4の保持面4aに対面させ、チャックテーブル4の上にシリコンウェーハ1を載せる。シリコンウェーハ1の面1bには、ドライポリッシング中に面1bを保護するテープ5が貼られてもよい。
そして、チャックテーブル4の吸引源を作動させてチャックテーブル4からシリコンウェーハ1に負圧を作用させて、チャックテーブル4上にシリコンウェーハ1を吸引保持させる。その後、チャックテーブル4と、研磨ホイール8と、をそれぞれ保持面4aに垂直な軸の周りに回転させながら、研磨ホイール8を所定の高さ位置に下降して、研磨パッド10をシリコンウェーハ1の面1aに接触させる。すると、シリコンウェーハ1の面1aがドライポリッシングされる。
シリコンウェーハ1の面1aはドライポリッシングにより鏡面加工されるが、シリコンウェーハ1の表面から50nm程度の深さ位置までの間に、微細な傷やシリコンの結晶欠陥、結晶歪み等が形成される。これらの傷や結晶欠陥、結晶歪み等は、Cu、Fe、Ni等の金属不純物に対するゲッタリングサイトを構成する。すなわち、ドライポリッシングされたシリコンウェーハ1の面1aには、EG層が形成される。
次に、図3を用いて、ドライエッチングによりEG層を形成する場合について説明する。図3は、ドライエッチング装置における外部ゲッタリング層の形成を模式的に示す部分断面図である。
ドライエッチング装置12は、チャンバ14を備える。チャンバ14の側壁には、搬出入口16が設けられている。該搬出入口16の外側には、該搬出入口16を開閉するシャッター18が設けられている。シャッター18を開状態とすると、チャンバ14の内部空間20にシリコンウェーハ1を搬入できる。また、シャッター18を閉状態とすると内部空間20を外部から隔離できる。
チャンバ14の内部空間20の下方には、下部電極ユニット22が設けられる。下部電極ユニット22は、上部に保持テーブル24を備える。保持テーブル24の内部には吸引路26が形成されており、該吸引路26の一端はチャンバ14の外部の吸引源28と接続され、該吸引路26の他端は保持テーブル24の上面に通じている。保持テーブル24の上にシリコンウェーハ1を載せ、吸引源28を作動させて該吸引路26を通じて該シリコンウェーハ1に負圧を作用することで、シリコンウェーハ1を吸引保持される。
下部電極ユニット22の内部には、さらに内部電極30が設けられている。該内部電極30に電圧が印加されると、保持テーブル24の上方に静電気が生じて保持テーブル24に載せられたシリコンウェーハ1が静電吸着される。
チャンバ14の内部空間20の上方には、上部電極ユニット32が設けられている。上部電極ユニット32の内部にはガスの流路36が形成されている。該流路36の一端は、上部ユニット32の下面に設けられた複数の噴出口34に通じており、該流路36の他端は、切り替えバルブ38を経てフッ素ガス源40または希ガス源に接続されている。切り替えバルブ38によると、チャンバ14の内部空間20に送るガス種を選択できる。
チャンバ14の底部には排気口44が形成されており、一端が該排気口44に通じる排気路の他端には減圧部46が接続されている。該減圧部46は、例えば、真空ポンプであり、該減圧部46を作動させるとチャンバ14の内部空間20チャンバ14の内部空間20を減圧できる。
下部電極ユニット22は、電源ユニット48に電気的に接続されている。上部電極ユニット32は接地されている。電源ユニット48は、高周波電源50と、低周波電源52と、を備える。高周波電源50は、下部電極ユニット22と、上部電極ユニット32と、の間に高周波電圧を印加する機能を有し、低周波電源52は、下部電極ユニット22と、上部電極ユニット32と、の間に低周波電圧を印加する機能を有する。高周波電源50と、低周波電源52と、は同時に作動することもできる。
ドライエッチング装置12によりシリコンウェーハ1にEG層を形成するとき、まず、シャッター18を開状態とし、搬出入口16からチャンバ14の内部空間20にシリコンウェーハ1を搬入する。そして、シリコンウェーハ1の面1aを上方に向けて、面1bを保持テーブル24の保持面に対面させ、保持テーブル24の上にシリコンウェーハ1を載せる。シリコンウェーハ1の面1bには、ドライエッチング中に面1bを保護するテープ5が貼られてもよい。
そして、吸引源28を作動してシリコンウェーハ1に負圧を作用させて、さらに、内部電極30に電圧を印加してシリコンウェーハ1に静電気力をシリコンウェーハ1に作用させて、保持テーブル4上にシリコンウェーハ1を保持させる。次に、シャッター18を閉状態として内部空間20と、チャンバ14の外部と、を隔離して、減圧部46を作動させて排気口44を通じて該内部空間20を減圧する。
その後、上部電極ユニット32を下降させ、上部電極ユニット32の下面と、下部電極ユニット22の上面と、の間が所定の距離となるように上部電極ユニット32を位置付ける。そして、切り替えバルブ38を作動させてフッ素系ガス源40を流路36に接続させ、流路36を経て上部電極ユニット32の噴出口34からフッ素系ガスを供給する。該フッ素系ガスは、例えばSFである。
チャンバ14の内部空間20に該フッ素系ガスが充満している状態で、高周波電源50を作動させて、上部電極ユニット32と、下部電極ユニット22と、の間に高周波電圧を印加して、該フッ素系ガスをプラズマ化させる。すると、シリコンウェーハ1の面1aがプラズマエッチングされて清浄化される。
フッ素系ガスによるプラズマエッチングが完了した後は、切り替えバルブ38を作動させて希ガス源42を流路36に接続させ、流路36を経て上部電極ユニット32の噴出口34から希ガスを供給する。該希ガスは、例えばArである。
チャンバ14の内部空間20に該希ガスが充満している状態で、高周波電源50と、低周波電源52と、の両方を作動させて、上部電極ユニット32と、下部電極ユニット22と、の間に高周波電圧と、低周波電圧と、を重畳的に印加する。
すると、希ガスがプラズマ化して、シリコンウェーハ1の面1aに衝突して、該面1a近傍に微細な結晶欠陥や結晶歪み等を生じる。結晶欠陥、結晶歪み等は、Cu、Fe、Ni等の金属不純物に対するゲッタリングサイトを構成する。つまり、シリコンウェーハ1の面1aには、EG層が形成される。図4(A)は、EG層7が形成されたシリコンウェーハを模式的に示す断面図である。
このように、ドライポリッシュやドライエッチング等の方法により、シリコンウェーハ1の一方の面1aにはEG層7が形成される。形成されたEG層7の金属不純物に対するゲッタリング能力はEG層7の形成条件により異なるため、ゲッタリング能力の高いEG層7が形成される条件を探す研究がされる。
本実施形態に係るゲッタリング能力の評価方法では、外部ゲッタリング層形成ステップの後に、金属不純物を付着させる金属汚染ステップを実施する。該金属汚染ステップでは、EG層7のゲッタリング能力を評価するために、シリコンウェーハ1のEG層7が形成された該一方の面1aにCu、Fe、Ni等の金属不純物を付着させて汚染する。
シリコンウェーハ1のEG層7が形成された面1aに、例えば、Cuを付着させる場合、Cuを含む溶液を塗布して乾燥させる方法がある。Cuを含む溶液は、例えば、硫酸銅水溶液や硝酸銅水溶液である。形成方法が異なる複数のEG層7間でゲッタリング能力を比較するために、例えば、Cuを含む溶液には標準溶液を使用して所定の方法で該Cuを含む溶液をシリコンウェーハ1の該面1aに塗布する。
また、例えば、蒸着またはスパッタリング等の方法によりシリコンウェーハ1の該面1aにCuの薄膜を形成することで、該面1aに金属不純物を付着させてもよい。この場合においても、形成方法が異なる複数のEG層7間でゲッタリング能力を比較するために、所定の方法でCuの薄膜を形成する。
図4(B)は、金属不純物により汚染されたシリコンウェーハ1を模式的に示す断面図である。金属汚染ステップを実施することにより、図4(B)に示す通り、シリコンウェーハ1のEG層7が形成された面1aに金属9を付着させる。
金属汚染ステップの後には、シリコンウェーハ1を加熱する加熱ステップを実施する。加熱ステップでは、シリコンウェーハ1の面1aに付着させた金属9からCu、Fe、Ni等の金属不純物をシリコンウェーハ1の内部に拡散させるために、シリコンウェーハ1を加熱する。シリコンウェーハ1の加熱は、例えば、RTA(Rapid thermal annealing)装置の内部で実施する。例えば、シリコンウェーハ1を350℃で3時間加熱する。
EG層7のゲッタリング能力が高ければ、該EG層7に捕集される該金属不純物が多くなりシリコンウェーハ1の内部に拡散する金属不純物は少なくなる。一方で、EG層7のゲッタリング能力が低ければ、該EG層7に捕集される該金属不純物が少なくなりシリコンウェーハ1の内部に拡散する金属不純物は多くなる。加熱ステップを実施すると、金属9からの金属不純物の移動が促進され、シリコンウェーハ1の内部へ金属不純物が拡散しやすくなり、EG層7のゲッタリング能力を評価しやすくなる。
本実施形態に係るゲッタリング能力の評価方法では、内部にIG層3が形成されたシリコンウェーハ1を用いるため、面1aに付着した金属9からEG層7を経てシリコンウェーハ1に拡散する金属不純物は、該IG層3に捕集されやすい。そのため、二次イオン質量分析法(Secondary Ion Mass Spectrometry。以下SIMSという)による分析により、該IG層3における該金属不純物の濃度を測定することでEG層7のゲッタリング能力を評価できる。
本実施形態に係るゲッタリング能力の評価方法におけるSIMS測定では、シリコンウェーハ1の表面に一次イオンのビームを照射し、該表面との衝突により発生して該表面から放出された金属不純物に由来する二次イオンを質量分析計により検出する。濃度既知の金属不純物が含まれる標準試料を用いて、予めシリコンウェーハ1中の金属不純物のイオン化率等のパラメータを求めておくと、質量分析計に検出された二次イオンの量からIG層3に含まれる金属不純物の濃度を算出できる。
例えば、SIMS測定をシリコンウェーハ1の面1a側から実施する場合、面1aに付着した金属9やEG層7に高濃度に含まれる金属不純物が一次イオンのビームの照射のエネルギーによりシリコンウェーハ1の内部に押し込まれてしまう。これは、SIMS測定におけるノックオン効果として知られる現象である。
そのままSIMS測定を続行してシリコンウェーハ1を面1a側から掘り進めると、シリコンウェーハ1の内部に本来存在していたよりも多くの金属不純物が検出されてしまい、シリコンウェーハ1中の金属不純物濃度を正しく測定できない。
そこで、本実施形態に係るゲッタリング能力の評価方法においては、シリコンウェーハ1の面1aとは反対の面1b側からSIMS測定を実施する。シリコンウェーハ1中のIG層3よりも面1b側には金属不純物を高濃度に含む層は存在しないため、ノックオン効果による影響を受けずにIG層3に含まれる金属不純物の濃度を測定できる。このように、シリコンウェーハ1の裏面側から実施するSIMS測定は、バックサイドSIMSと呼ばれる。
シリコンウェーハ1に対するバックサイドSIMS測定では、面1b側に一次イオンを照射してシリコンウェーハ1を掘り進めながら放出される二次イオンを検出する。ここで、面1bからIG層3までの距離が比較的大きいため、面1bから掘り進めるのでは測定対象となるIG層3に到達するまでに時間がかかる等の問題を生じる。そこで、本実施形態に係るゲッタリング能力の評価方法では、シリコンウェーハ1を面1b側から研削して薄化する薄化ステップを実施する。
薄化ステップについて説明する。図5(A)は、研削ステップを模式的に示す部分断面図である。図5(A)に示すように、研削装置54は、シリコンウェーハ1を吸引保持するチャックテーブル56を備える。チャックテーブル56は上述のチャックテーブル4と同様の構成であり、上面がシリコンウェーハ1を保持する保持面56aとなる。該チャックテーブル56は、該保持面56aに垂直な軸の周りに回転可能である。
研削装置54は、チャックテーブル56の上方に、円環状の研削ホイール60を回転可能に支持するスピンドル58と、該研削ホイール60の下面側に円環状に並ぶように固定された複数の研削砥石62と、を備える。
シリコンウェーハ1の面1b側を研削するために、面1a側を下方に向けた状態で保護テープ5aを介してウェーハ1をチャックテーブル56の保持面56a上に載せる。このとき、シリコンウェーハ1の中心がチャックテーブル56の回転軸と合うようにシリコンウェーハ1を位置付ける。そして、チャックテーブル56にシリコンウェーハ1を吸引保持させて、シリコンウェーハ1の裏面1b側を上方に露出する。
次に、スピンドル58を回転させ研削ホイール60を回転させるとともに、チャックテーブル56を回転させる。そして、研削ホイール60をシリコンウェーハ1に向けて下降させ、回転する研削ホイール60に固定された研削砥石62が面1bに触れるとシリコンウェーハ1が研削加工される。そして、所定の高さ位置に研削砥石62が位置付けられると、シリコンウェーハ1が所定の厚さにまで薄化される。
上述の金属汚染ステップやその他のタイミングでは、研削加工される前の面1bに金属が付着するおそれがある。面1bに金属が付着していると上述のノックオン効果等の影響によりSIMS測定を正しく実施できないおそれがある。しかしながら、シリコンウェーハ1に対する研削加工によりそのような金属も除去されるため、研削加工により新たに露出した面1bからSIMS測定を実施することで、IG層3に含まれる金属不純物の濃度をより正確に測定できる。
本実施形態に係るゲッタリング能力の評価方法では、次に、該シリコンウェーハ1の面1b側から一次イオンを照射してシリコンウェーハ1を深さ方向に掘り進め、該IG層3から放出された二次イオンを検出するSIMS測定を行う測定ステップを実施する。図5(B)は、薄化されたシリコンウェーハにおけるSIMS測定を模式的に示す断面図である。
SIMS測定は、SIMS分析装置64により実施する。SIMS分析装置64は、真空排気されるチャンバ(不図示)と、一次イオンビームを照射する一次イオン源66と、二次イオンを検出する質量分析計68と、を有する。
まず、該チャンバ内にシリコンウェーハ1を搬入し、上述の研削加工により露出された面1b側を上方に露出させるようにシリコンウェーハ1をチャンバ内に位置付ける。次に、該チャンバ内を排気して真空状態にして、一次イオン源66からシリコンウェーハ1の面1bに一次イオンを照射する。ここで、該一次イオンには、例えば、O やO等が用いられる。
該一次イオンがシリコンウェーハ1の面1bに衝突すると、シリコンウェーハ1中のシリコンや金属不純物の一部がイオン化してシリコンウェーハ1の外部に放出される。一次イオンの照射により放出されたイオンは二次イオンと呼ばれる。該二次イオンの一部は質量分析計68に到達する。質量分析計68では、特定の質量の該二次イオンの数が二次イオン強度として観測される。
シリコンウェーハ1の面1bに一次イオンを継続して照射しシリコンウェーハ1を掘り進めると、IG層3が部分的に露出する。さらに一次イオンが照射されると、IG層3に含まれる金属不純物に由来する二次イオンが放出される。その後、一次イオンの照射によりシリコンウェーハ1をさらに掘り進めて、EG層7または金属9が露出するとき一次イオンの照射を停止する。
一次イオンの照射が継続されている間、該質量分析計68に到達した二次イオンが逐次観測される。すると、一次イオンの照射開始からの経過時間と、該質量分析計68により観測された二次イオン強度と、の関係が得られる。
一次イオンの照射を停止した後、一次イオンの照射によりシリコンウェーハ1に形成されたクレーター(測定痕)の底面の深さを段差計等を用いて測定する。一次イオンの照射によりシリコンウェーハ1が掘り進められる速度(スパッタレート)は略一定となるため、一次イオン照射時間を測定深さに変換できる。
そして、予め濃度既知の金属不純物が含まれる標準試料を用いて、シリコンウェーハ1中の金属不純物のイオン化率等のパラメータを求めておく。すると、SIMS測定の結果と、該パラメータと、に基づいてシリコンウェーハ1の測定深さと、該シリコンウェーハ1中の金属不純物の濃度と、の関係を算出できる。そして、IG層3が形成された深さ位置における金属不純物の濃度を読み取ることで、IG層3中の金属不純物の濃度が得られる。
次に、該金属不純物の二次イオンに関するSIMS測定の結果から該外部ゲッタリング層のゲッタリング能力を評価する評価ステップを実施する。SIMS測定の結果の一例を図6(A)及び図6(B)にそれぞれ示す。
図6(A)及び図6(B)は、金属不純物濃度の深さ方向プロファイルの一例である。該プロファイルの横軸は、シリコンウェーハ1中の深さを示す。横軸の左端はシリコンウェーハ1が研削されて露出した面1bの深さ、13はIG層3の形成深さ、15はEG層7の形成深さをそれぞれ示す。該プロファイルの縦軸は、シリコンウェーハ1中の該金属不純物の濃度を示す。なお、SIMS測定においては一般的に該縦軸が対数軸で示される。SIMS測定の測定方向(掘り進める方向)は矢印17で示される。
図6(A)は、IG層3の形成深さ13において金属不純物が検出される場合における金属不純物濃度の深さ方向プロファイル11aである。この場合、EG層7を経てシリコンウェーハ1に移動した金属不純物が比較的多いことを意味しており、シリコンウェーハ1に形成されたEG層7のゲッタリング能力が比較的低いと評価される。
図6(B)は、IG層3の形成深さ13において金属不純物が検出されない場合における金属不純物濃度の深さ方向プロファイル11bである。この場合、EG層7を経てシリコンウェーハ1に移動した金属不純物が比較的少ないことを意味しており、シリコンウェーハ1に形成されたEG層7のゲッタリング能力が比較的高いと評価される。
シリコンウェーハ1にIG層3が形成されていない場合、EG層7を経てシリコンウェーハ1に移動した金属不純物は該シリコンウェーハ1の広い範囲に分布するようになる。この場合、該金属不純物濃度がSIMS測定により検出できる濃度となりにくく、特にEG層7のゲッタリング能力がある程度高くなりシリコンウェーハ1に進入する金属不純物が少なくなると、金属不純物を検出できなくなる。そのため、SIMS測定によりEG層7のゲッタリング能力を評価しにくくなる。
その一方で、本実施形態に係るゲッタリング能力の評価方法では、内部にIG層3が形成されたシリコンウェーハ1を用いるため、EG層7を経てシリコンウェーハ1に移動した金属不純物はIG層3に集められる。すると、IG層3において金属不純物濃度が高くなりやすくなり、SIMS測定により金属不純物が検出されやすくなる。したがって、EG層7について、より詳細にゲッタリング能力を評価できる。
なお、上記実施形態では、評価ステップではSIMS測定により得られたIG層3中の不純物濃度に基づいてEG層7中の不純物濃度を評価するが、本発明の一態様はこれに限定されない。SIMS測定により検出されたIG層3から放出された二次イオンの数(二次イオン強度)に基づいてEG層7のゲッタリング能力を評価してもよい。
シリコンウェーハ1の内部に形成されたIG層3が薄く、例えば、IG層3の形成深さ13付近における金属不純物濃度の深さ方向プロファイルにピーク形状が現れる場合、該IG層3中の金属不純物濃度を算出できないことがある。その場合においても、該ピークの頂点における二次イオン強度の値を用いてEG層7のゲッタリング能力を評価できる場合がある。
例えば、2つのシリコンウェーハ1に対するSIMS測定の結果において、該ピークの頂点における二次イオン強度の値を比較することで、2つのEG層7のゲッタリング能力の大小等を評価することができる。
その他、上記実施形態に係る構造、方法等は、本発明の目的の範囲を逸脱しない限りにおいて適宜変更して実施できる。
1 シリコンウェーハ
1a,1b 面
3 IG層
5,5a 保護テープ
7 EG層
9 金属
11a,11b 金属不純物のSIMSプロファイル
13 IG層の形成深さ
15 シリコンウェーハの厚さに対応する深さ
17 矢印
2 ドライポリッシング装置
4,56 チャックテーブル
4a,56a 保持面
6,58 スピンドル
8 研磨ホイール
10 研磨パッド
12 ドライエッチング装置
14 チャンバ
16 搬出入口
18 シャッター
20 内部空間
22 下部電極ユニット
24 保持テーブル
26 吸引路
28 吸引源
30 内部電極
32 上部電極ユニット
34 噴出口
36 流路
38 切り替えバルブ
40 フッ素系ガス源
42 希ガス源
44 排気口
46 減圧部
48 電源ユニット
50 高周波電源
52 低周波電源
54 研削装置
60 研削ホイール
62 研削砥石
64 SIMS分析装置
66 一次イオン源
68 質量分析計

Claims (3)

  1. シリコンウェーハに形成される外部ゲッタリング層のゲッタリング能力の評価方法であって、
    内部に内部ゲッタリング層を有するシリコンウェーハを準備する準備ステップと、
    準備した該シリコンウェーハの一方の面を加工して該一方の面に外部ゲッタリング層を形成する外部ゲッタリング層形成ステップと、
    該外部ゲッタリング層が形成された該一方の面に金属不純物を付着させる金属汚染ステップと、
    該金属汚染ステップを実施した後、該シリコンウェーハを加熱する加熱ステップと、
    該加熱ステップを実施した後、該シリコンウェーハの他方の面側から一次イオンを照射して該シリコンウェーハを深さ方向に掘り進め、該シリコンウェーハの内部ゲッタリング層から放出された二次イオンを検出する二次イオン質量分析法による測定を実施する測定ステップと、
    該金属不純物に対応する質量の二次イオンに関する二次イオン質量分析法による測定の結果から該外部ゲッタリング層のゲッタリング能力を評価する評価ステップと、
    を備えることを特徴とするゲッタリング能力の評価方法。
  2. 該金属汚染ステップでは、Cuを含む溶液の塗布、Cuの蒸着又はCuターゲットを用いたスパッタリングにより該シリコンウェーハの該一方の面に金属不純物を付着させることを特徴とする請求項1記載のゲッタリング能力の評価方法。
  3. 該測定ステップの前に該他方の面を研削して薄化する薄化ステップをさらに備えることを特徴とする請求項1記載のゲッタリング能力の評価方法。
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