JP6815270B2 - エネルギー付与装置およびエネルギー付与方法 - Google Patents

エネルギー付与装置およびエネルギー付与方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6815270B2
JP6815270B2 JP2017093627A JP2017093627A JP6815270B2 JP 6815270 B2 JP6815270 B2 JP 6815270B2 JP 2017093627 A JP2017093627 A JP 2017093627A JP 2017093627 A JP2017093627 A JP 2017093627A JP 6815270 B2 JP6815270 B2 JP 6815270B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
adhesive sheet
adherend
inert gas
energy
atmosphere
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2017093627A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2018190873A (ja
Inventor
仁彦 河崎
仁彦 河崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Lintec Corp
Original Assignee
Lintec Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Lintec Corp filed Critical Lintec Corp
Priority to JP2017093627A priority Critical patent/JP6815270B2/ja
Publication of JP2018190873A publication Critical patent/JP2018190873A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6815270B2 publication Critical patent/JP6815270B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)
  • Dicing (AREA)

Description

本発明は、エネルギー付与装置およびエネルギー付与方法に関する。
従来、所定のエネルギーに反応する接着シートに当該所定のエネルギーを付与する際、大気中の酸素や浮遊粒子等の阻害物質によってその反応が阻害されることを防止するために、不活性ガスの雰囲気下で所定のエネルギーを付与するエネルギー付与装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2013−141651号公報
しかしながら、特許文献1に記載されたような従来のエネルギー線照射装置(エネルギー付与装置)では、被着体AH(被着体)が貼付された接着シートAS(接着シート)をテーブル12(支持手段)に支持させてから、その雰囲気に不活性ガスを充填する構成であるため、例えば、被着体に貫通孔が形成されていると、当該被着体を支持手段で支持した際、支持手段の支持面と被着体の貫通孔の側面と接着シートの接着面とで密閉空間が形成されるので、その雰囲気に不活性ガスを充填したとしても、当該密閉空間内には大気が残留したままとなっているので、その大気(残留大気)の中の阻害物質によって接着シートの反応が阻害されるという不都合を生じる。
本発明の目的は、残留大気を極力低減させ、接着シートを確実に反応させることができるエネルギー付与装置およびエネルギー付与方法を提供することにある。
本発明は、請求項に記載した構成を採用した。
本発明によれば、一体物と支持手段とを離間させた状態で、被着体が貼付された被着体貼付領域の置かれた雰囲気に不活性ガスを充填するので、例えば、被着体に貫通孔が形成されていたとしても、当該被着体を支持手段で支持した際に形成される密閉空間内も不活性ガスが充填された状態となっているので、残留大気を極力低減させ、接着シートを確実に反応させることができる。
また、剥離手段を備えれば、所定のエネルギーが付与された接着シートを被着体から剥離することができる。
さらに、予備支持手段が剥離手段としても機能する構成とすれば、装置が大型化することを防止することができる。
また、予備支持手段が離間手段を備えれば、被着体の相互間隔を広げた状態ででも接着シートに所定のエネルギーを付与することができる。
(A)〜(C)は、本発明の一実施形態に係るエネルギー付与装置の側面図とその動作説明図。 (A)〜(B)は、図1(C)に続くエネルギー付与装置の動作説明図。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
なお、本実施形態におけるX軸、Y軸、Z軸は、それぞれが直交する関係にあり、X軸およびY軸は、所定平面内の軸とし、Z軸は、前記所定平面に直交する軸とする。さらに、本実施形態では、方向を示した場合、「上」がZ軸の矢印方向で「下」がその逆方向、「左」がX軸の矢印方向で「右」がその逆方向、「前」がY軸の矢印方向であって紙面から手前に向かう方向で「後」がその逆方向とする。
図1において、エネルギー付与装置10は、被着体CPが接着シートASに貼付された一体物WKを支持する支持手段20と、接着シートASの少なくとも被着体CPが貼付されている被着体貼付領域CEの置かれた雰囲気に不活性ガスとしての窒素ガスNGを充填する不活性ガス充填手段30と、窒素ガスNGが充填された雰囲気下で接着シートASに所定のエネルギーとしての紫外線UVを付与するエネルギー付与手段40と、一体物WKと支持手段20とを離間させた状態で当該一体物WKを支持する予備支持手段50とを備えている。
なお、接着シートASは、基材シートの一方の面に、紫外線UVが付与されることでその接着力が低下するという反応が起こる接着剤層が積層され、当該接着剤層は、大気の中の阻害物質(例えば酸素や浮遊粒子等)によって、その反応が阻害されるものが採用されている。
支持手段20は、駆動機器としての直動モータ21と、その出力軸21Aに支持され、減圧ポンプや真空エジェクタ等の図示しない減圧手段によって被着体CPを支持可能な支持面22Aを有する支持テーブル22とを備えている。
不活性ガス充填手段30は、窒素ガスNGを供給する加圧ポンプやタービン等の供給手段31と、気体を吸引する減圧ポンプや真空エジェクタ等の吸引手段32とを備えている。
エネルギー付与手段40は、紫外線UVを発光可能な発光源41を備えている。
予備支持手段50は、下ケース51と、駆動機器としての直動モータ52の出力軸52Aに支持され、下ケース51とで遮蔽空間SSを形成する上ケース53と、上ケース53の下部に支持され、接着シートASに張力を付与し、当該接着シートASに貼付された複数の被着体CPの相互間隔を広げる離間手段であって、駆動機器としてのリニアモータ54と、リニアモータ54の2つのスライダ54Aそれぞれにブラケット55Aを介して支持された下支持部材55と、各下支持部材55上にそれぞれ支持された駆動機器としての回動モータ56と、その出力軸56Aに支持された上支持部材57とを備えている。
なお、リニアモータ54は、発光源41を間に挟んで当該発光源41の前後に2体配置されている。また、下支持部材55は、前後一対のスライダ54Aそれぞれに支持された各ブラケット55A間に架け渡されており、回動モータ56および上支持部材57は、各下支持部材55上にそれぞれ1体または複数体ずつ配置されている。さらに、本実施形態の場合、予備支持手段50は、被着体CPから接着シートASを剥離する剥離手段としても機能する構成となっている。
以上のエネルギー付与装置10の動作を説明する。
先ず、各部材が図1(A)中実線で示す初期位置で待機しているエネルギー付与装置10に対し、当該エネルギー付与装置10の使用者(以下、単に「使用者」という)が操作パネルやパーソナルコンピュータ等の図示しない操作手段を介して自動運転開始の信号を入力する。その後、作業者または、図示しない搬送手段が被着体CPが貼付された面を下方にして一体物WKを下支持部材55上に載置すると、予備支持手段50が各回動モータ56を駆動し、図1(A)中二点鎖線で示すように、上支持部材57と下支持部材55とで接着シートASを挟み込んで支持する。
次いで、予備支持手段50が直動モータ52を駆動し、上ケース53を下降させて図1(B)に示すように、遮蔽空間SSを形成した後、支持手段20で一体物WKを支持する前に、予備支持手段50によって一体物WKと支持手段20とを離間させた状態で、不活性ガス充填手段30が被着体貼付領域CEの置かれた雰囲気に窒素ガスNGを充填する。すなわち、遮蔽空間SSが形成されると、不活性ガス充填手段30が供給手段31および吸引手段32を駆動し、遮蔽空間SS内に窒素ガスNGを送り込むとともに遮蔽空間SS内を吸引し、遮蔽空間SS内の窒素ガスNGの濃度が所定の濃度以上になったことを図示しない窒素ガス濃度計が検知すると、供給手段31と吸引手段32との駆動を停止する。その後、予備支持手段50が各リニアモータ54を駆動し、それぞれのスライダ54Aを相互に離間させ、図1(B)に示すように、被着体CPの相互間隔を広げた後、支持手段20が直動モータ21を駆動し、支持テーブル22を上昇させ、図1(C)に示すように、被着体CPの下面に支持面22Aを当接させる。
次に、支持手段20が図示しない減圧手段を駆動し、各被着体CPの吸着支持を開始した後、エネルギー付与手段40が発光源41を駆動し、接着シートASに紫外線UVを所定時間照射して接着シートASの接着剤層を反応させその接着力を低下させる。このとき、本実施形態の場合や、被着体CPに貫通孔が形成されている場合、被着体CPを吸着支持した際、図1(C)の付番AAで示す図に示すように、支持手段20の支持面22Aと被着体CPの側面と接着シートASの接着面とで密閉空間CSが形成されるが、この密閉空間CS内は、窒素NGが充填されているので、残留大気はほとんど存在していない。これにより、密閉空間CS内に位置する接着シートASの接着面も、窒素NGが充填された状態で紫外線UVが付与されることとなる。
次いで、支持手段20が直動モータ21を駆動し、図2(A)に示すように、下支持部材55の下面と被着体CPの上面との間に接着シートAS2枚分以上のクリアランスができるように、支持テーブル22を下降させる。その後、予備支持手段50が各リニアモータ54を駆動し、図2(A)中実線で示すように、それぞれの左側のスライダ54Aを右方に移動させて接着シートASにおける被着体貼付領域CEの左側領域を被着体CPから剥離した後、同図中二点鎖線で示す位置に復帰させる。次に、予備支持手段50が各リニアモータ54を駆動し、図2(A)中二点鎖線で示すように、それぞれの右側のスライダ54Aを左方に移動させて接着シートASにおける被着体貼付領域CEの右側領域を被着体CPから剥離した後、同図中実線で示す位置に復帰させる。なお、予備支持手段50は、各リニアモータ54としてストロークの長いものを採用し、図2(A)中二点鎖線で示される状態のまま、左右両側のスライダ54Aをさらに左方へ移動(右方へ移動)させることで、接着シートASにおける被着体貼付領域CEの全領域を被着体CPから剥離するようにしてもよい。
次いで、予備支持手段50が直動モータ52を駆動し、上ケース53を上昇させて図2(B)に示すように、接着シートASにおける被着体貼付領域CEの全領域を被着体CPから剥離する。その後、支持手段20が図示しない減圧手段の駆動を停止した後、ピックアップ装置や搬送装置等の図示しない被着体取出し手段が各被着体CPを支持して別工程に搬送し、全ての被着体CPが支持面22A上から取り外されると、予備支持手段50が回動モータ56を駆動し、上支持部材57と下支持部材55とでの接着シートASの挟み込みを解除する。そして、作業者または、図示しない搬送手段が下支持部材55上に残された接着シートASを取り去ると、各手段がそれぞれの駆動機器を駆動し、各部材を初期位置に復帰させ、以降上記同様の動作が繰り返される。
以上のような実施形態によれば、一体物WKと支持手段20とを離間させた状態で、被着体CPが貼付された被着体貼付領域CEの置かれた雰囲気に不活性ガスNGを充填するので、例えば、被着体CPに貫通孔が形成されていたとしても、当該被着体CPを支持手段20で支持した際に形成される密閉空間CS内も不活性ガスNGが充填された状態となっているので、残留大気を極力低減させ、接着シートASを確実に反応させることができる。
本発明における手段および工程は、それら手段および工程について説明した動作、機能または工程を果たすことができる限りなんら限定されることはなく、まして、前記実施形態で示した単なる一実施形態の構成物や工程に全く限定されることはない。例えば、支持手段は、被着体が接着シートに貼付された一体物を支持可能なものであれば、出願当初の技術常識に照らし合わせ、その技術範囲内のものであればなんら限定されることはない(その他の手段および工程も同じ)。
支持手段20は、メカチャックやチャックシリンダ等の把持手段、クーロン力、接着剤、粘着剤、磁力、ベルヌーイ吸着、駆動機器等で接着シートASの端部を支持する構成でもよいし、それらのように被着体CPを強制的に支持するものがなくてもよい。
不活性ガス充填手段30は、不活性ガスとしてヘリウム、ネオン、アルゴン等、接着シートASの特性、特質、性質、材質および組成等を考慮して、当該接着シートASの反応が阻害されることを防止できるものを供給可能なものであれば何を採用してもよいし、吸引手段32がなくてもよいし、図示しない窒素ガス濃度計を採用せずに、供給手段31が遮蔽空間SS内に所定時間窒素ガスNGを送り込んだ時点で供給手段31の駆動を停止するようにしてもよいし、被着体CPの相互間隔を広げた後、被着体貼付領域CEの置かれた雰囲気に不活性ガスNGを充填してもよい。
エネルギー付与手段40は、あらゆる波長の電磁波(例えばX線や赤外線等)をエネルギーとして接着シートASに付与するものでもよいし、加熱または冷却された気体や液体等の流体等をエネルギーとして接着シートASに付与するものでもよく、接着シートASの構成に応じて当該接着シートASの接着力を低下できるエネルギーを付与可能なものであれば何でもよいし、接着シートASに全体的または部分的にエネルギーを付与する構成でもよいし、発光源41として、LED(Light Emitting Diode、発光ダイオード)、高圧水銀ランプ、低圧水銀ランプ、メタルハライドランプ、キセノンランプ、ハロゲンランプ等何を採用してもよいし、それらを適宜に組み合わせたものを採用してもよい。
エネルギー付与手段40は、被着体CPの相互間隔を広げていない状態で接着シートASに紫外線UVを照射してもよいし、接着シートASの上方または、接着シートASの上方と下方との両側から当該接着シートASにエネルギーを付与してもよいし、接着シートAS全体にエネルギーを付与してもよい。
予備支持手段50は、メカチャックやチャックシリンダ等の把持手段、クーロン力、接着剤、粘着剤、磁力、ベルヌーイ吸着、駆動機器等で一体物WKを支持する構成でもよいし、例えば、下ケース51と上ケース53とで一体物WKを挟み込んで支持する構成でもよいし、それらのように一体物WKを強制的に支持するものがなくてもよいし、離間手段として、接着シートASを左右のみならず、前後やその他の方向にも張力を付与して複数の被着体CPの相互間隔を広げる構成を採用してもよいし、離間手段として、そのスライダを左方に移動させるリニアモータと、そのスライダを右方に移動させるリニアモータとの2体で構成してもよいし、離間手段としての機能がなくてもよいし、剥離手段として、前記実施形態のように各リニアモータ54を駆動して被着体CPから被着体貼付領域CEを剥離することなく、直動モータ52を駆動して被着体CPから被着体貼付領域CEの全領域を被着体CPから剥離する構成してもよいし、剥離手段としての機能がなくてもよい。
エネルギー付与装置10は、被着体CPが貼付された面を上方にして一体物WKを予備支持手段50で支持し、支持手段20で当該一体物WKを接着シートAS側から支持してもよいし、被着体CPが接着シートASの上下両面に貼付された一体物WKを予備支持手段50で支持し、支持手段20で当該一体物WKを下方の被着体CP側から支持してもよいし、予備支持手段50を構成する部材で離間手段を構成することなく、予備支持手段50から独立した離間手段を採用してもよいし、離間手段がなくてもよいし、予備支持手段50を構成する部材で剥離手段を構成することなく、予備支持手段50から独立した剥離手段を採用してもよいし、剥離手段がなくてもよい。
接着シートASの反応とは、接着シートASの一部または全体が所定のエネルギーによって、軟化、昇温、降温、乾燥、物質生成、状態変化、組成変化、物性変化等、どのような反応でもよい。
本発明における接着シートASおよび被着体CPの材質、種別、形状等は、特に限定されることはない。例えば、接着シートASは、エネルギーが付与されることで反応が起るものであれば何ら限定されることはない。さらに、接着シートASや被着体CPは、例えば、円形、楕円形、三角形や四角形等の多角形、その他の形状であってもよいし、接着シートASは、感圧接着性、感熱接着性等の接着形態のものであってもよい。また、接着シートASは、例えば、接着剤層だけの単層のもの、基材と接着剤層との間に中間層を有するもの、基材の上面にカバー層を有する等3層以上のもの、更には、基材を接着剤層から剥離することのできる所謂両面接着シートのようなものであってもよく、そのような両面接着シートは、単層又は複層の中間層を有するものや、中間層のない単層又は複層のものであってよい。また、被着体CPとしては、例えば、食品、樹脂容器、シリコン半導体ウエハや化合物半導体ウエハ等の半導体ウエハ、半導体チップ、回路基板、光ディスク等の情報記録基板、ガラス板、鋼板、陶器、木板または樹脂等の単体物であってもよいし、それら2つ以上で形成された複合物であってもよく、任意の形態の部材や物品なども対象とすることができる。なお、接着シートASは、機能的、用途的な読み方に換え、例えば、情報記載用ラベル、装飾用ラベル、保護シート、ダイシングテープ、ダイアタッチフィルム、ダイボンディングテープ、記録層形成樹脂シート等の任意のシート、フィルム、テープ等でもよい。
被着体CPは、単数でもよいし、複数でもよく、予め接着シートAS上に複数存在しているものでもよいし、離間手段、その他の機構または人手等で外力を付与した時点で複数に分割され、接着シートAS上に複数存在するような分割されて複数になるものでもよい。このような分割されて複数になる被着体CPとしては、例えば、半導体ウエハや基板等にレーザを照射し、当該半導体ウエハや基盤等に線状や格子状等の脆弱な脆弱層を形成しておき、接着シートASに張力を付与したり、半導体ウエハや基盤等に直接的または間接的に外力を付与したりした時点で個片化し、複数の被着体CPとなるものや、例えば、樹脂や硝子板等にカッター刃で切り込み、当該樹脂や硝子板等に線状や格子状等の表裏に貫通することのない切込やミシン目等の切断予定ラインを形成しておき、接着シートASに張力を付与したり、樹脂や硝子板等に直接的または間接的に外力を付与したりした時点で個片化し、複数の被着体CPとなるもの等、何ら限定されるものではない。
前記実施形態における駆動機器は、回動モータ、直動モータ、リニアモータ、単軸ロボット、多関節ロボット等の電動機器、エアシリンダ、油圧シリンダ、ロッドレスシリンダおよびロータリシリンダ等のアクチュエータ等を採用することができる上、それらを直接的又は間接的に組み合せたものを採用することもできる。
10…エネルギー付与装置
20…支持手段
30…不活性ガス充填手段
40…エネルギー付与手段
50…予備支持手段(剥離手段)
54…リニアモータ(離間手段)
AS…接着シート
CE…被着体接着領域
CP…被着体
NG…窒素ガス(不活性ガス)
UV…紫外線(所定のエネルギー)
WK…一体物

Claims (5)

  1. 被着体が接着シートに貼付された一体物を支持する支持手段と、
    前記接着シートの少なくとも前記被着体が貼付されている被着体貼付領域の置かれた雰囲気に不活性ガスを充填する不活性ガス充填手段と、
    前記不活性ガスが充填された雰囲気下で前記接着シートに所定のエネルギーを付与するエネルギー付与手段とを備え、
    前記一体物と前記支持手段とを離間させた状態で当該一体物を支持する予備支持手段を有し、
    前記不活性ガス充填手段は、前記予備支持手段によって前記一体物と前記支持手段とを離間させた状態で、前記被着体貼付領域の置かれた雰囲気に不活性ガスを充填することを特徴とするエネルギー付与装置。
  2. 前記被着体から前記接着シートを剥離する剥離手段を備えていることを特徴とする請求項1に記載のエネルギー付与装置。
  3. 前記予備支持手段は、前記剥離手段としても機能することを特徴とする請求項2に記載のエネルギー付与装置。
  4. 前記予備支持手段は、前記接着シートに張力を付与し、当該接着シートに貼付された複数の被着体の相互間隔を広げる離間手段を備えていることを特徴とする請求項1ないし請求項3の何れかに記載のエネルギー付与装置。
  5. 被着体が接着シートに貼付された一体物を支持手段で支持する支持工程と、
    前記接着シートの少なくとも前記被着体が貼付されている被着体貼付領域の置かれた雰囲気に不活性ガスを充填する不活性ガス充填工程と、
    前記不活性ガスが充填された雰囲気下で前記接着シートに所定のエネルギーを付与するエネルギー付与工程とを有し、
    前記一体物と前記支持手段とを離間させた状態で当該一体物を支持する予備支持工程を有し、
    前記不活性ガス充填工程は、前記予備支持工程で前記一体物と前記支持手段とを離間させた状態で、前記被着体貼付領域の置かれた雰囲気に不活性ガスを充填することを特徴とするエネルギー付与方法。
JP2017093627A 2017-05-10 2017-05-10 エネルギー付与装置およびエネルギー付与方法 Active JP6815270B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017093627A JP6815270B2 (ja) 2017-05-10 2017-05-10 エネルギー付与装置およびエネルギー付与方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017093627A JP6815270B2 (ja) 2017-05-10 2017-05-10 エネルギー付与装置およびエネルギー付与方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018190873A JP2018190873A (ja) 2018-11-29
JP6815270B2 true JP6815270B2 (ja) 2021-01-20

Family

ID=64480285

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017093627A Active JP6815270B2 (ja) 2017-05-10 2017-05-10 エネルギー付与装置およびエネルギー付与方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6815270B2 (ja)

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10335433A (ja) * 1997-05-27 1998-12-18 Sony Corp ウエハへのテープ貼付方法及びテープ貼付装置
JP2001210701A (ja) * 2000-01-24 2001-08-03 Hitachi Ltd 半導体ウエハ保護用フィルムの貼付方法及びその装置
JP2007088038A (ja) * 2005-09-20 2007-04-05 Lintec Corp 貼替装置及び貼替方法
JP5533695B2 (ja) * 2011-01-26 2014-06-25 豊田合成株式会社 半導体チップの製造方法および半導体チップの実装方法
JP5649125B2 (ja) * 2011-07-01 2015-01-07 Necエンジニアリング株式会社 テープ貼付装置
JP2013141651A (ja) * 2012-01-11 2013-07-22 Lintec Corp エネルギー線照射装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2018190873A (ja) 2018-11-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6473359B2 (ja) シート剥離装置
JP2014150232A (ja) シート剥離装置および剥離方法
JP6815270B2 (ja) エネルギー付与装置およびエネルギー付与方法
JP7073606B2 (ja) 離間装置および離間方法
CN108878311B (zh) 分离装置及分离方法
JP6848151B2 (ja) 離間装置および離間方法
JP7022560B2 (ja) 接着シート処理方法および接着シート処理装置
JP2020119973A (ja) シート剥離装置およびシート剥離方法
JP6884961B2 (ja) 離間装置および離間方法
KR20180132510A (ko) 정렬 기구 및 전사 장치
JP2021136257A (ja) シート剥離方法およびシート剥離装置
TW202036776A (zh) 被接著體處理方法
JP2016154198A (ja) シート剥離装置および剥離方法
KR102521704B1 (ko) 처리 장치
JP7022570B2 (ja) 基材除去方法および基材除去装置、並びに、転写方法および転写装置
JP3201070U (ja) シート剥離装置
JP2017157777A (ja) 処理方法および処理装置
JP2020119914A (ja) 搬送装置および搬送方法
JP3215971U (ja) 離間装置
JP2016154190A (ja) シート貼付装置およびシート貼付方法
JP2017073428A (ja) 処理装置
JP2019220513A (ja) シート貼付装置および貼付方法
JP2023182043A (ja) 電磁波照射装置および電磁波照射方法
JP2022049272A (ja) シート剥離装置およびシート剥離方法
JP2023170500A (ja) 電磁波照射装置および電磁波照射方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200213

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20201207

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20201215

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20201222

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6815270

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250