JP6815174B2 - エレベータロープ監視装置及びエレベータロープ監視方法 - Google Patents

エレベータロープ監視装置及びエレベータロープ監視方法 Download PDF

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Description

本発明は、エレベータロープの検査を行うエレベータロープ監視装置及びエレベータロープ監視方法に関する。
従来、エレベータロープの検査を行う装置としては、磁力線を用いて検査を行うロープテスタが知られている。しかしながら磁力線を用いる場合、エレベータロープとセンサとの間を一定距離に保つ必要があり、ロープガイド等を用いてエレベータロープの進行方向以外の位置を固定する必要があった。つまり、接触式となり、エレベータロープを構成するワイヤ(ストランド)が切れエレベータロープ表面から飛び出してしまった場合などはエレベータロープの測定を行うことができないという問題があった。また、低速度での運用となるため、通常運用を行いながら検査をすることは不可能であった。
このような問題を解決するために、カメラを用いた非接触式の検査装置が提案されており、例えば、下記特許文献1には、エレベータかごに設けたカメラによりエレベータロープを撮像し、エレベータロープの外径が基準値から外れる場合にこのエレベータロープの劣化を判定するようにした装置が開示されている。
また、下記特許文献2には、ITV装置によりエレベータが一コマ分走行する毎にエレベータ用ワイヤロープを撮像し、映像信号の所定範囲内の素線に所定の大きさ又は所定の長さの摩耗足が所定数あることを検出した場合、又は所定範囲内に素線の断線が所定数あることを検出した場合にロープ交換が必要であると判断する技術が開示されている。
特開2014−88261号公報 特開2009−12903号公報
しかしながら、上記特許文献1に開示された検査装置は、エレベータかごにカメラを設置する必要があり、装置の構成上、エレベータロープの片面しか測定できないという問題があった。
また、上記特許文献2に開示された検査装置は、エレベータが一コマ分移動したらITV装置のシャッターを切って画像を保存するが、シャッターを切るタイミングが、エリアセンサの撮像範囲ということもあって設置の際のITV装置とロープとの間の距離やレンズ等に依存し、隙間なくロープ全長を撮像しようとすると調整が難しいという問題があった。
このようなことから本発明は、カメラの設置及び調整が容易でエレベータロープの全周の画像を一度に取得してエレベータロープの監視を行うことが可能なエレベータロープ監視装置及びエレベータロープ監視方法を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するための第1の発明に係るエレベータロープ監視装置は、
走行するエレベータロープの全周を撮像する撮像手段と、
前記エレベータロープの走行速度及び走行位置を検出する速度・位置検出手段と、
前記撮像手段によって取得した画像を前記速度・位置検出手段によって検出した前記エレベータロープの走行位置と関連付けて入力する画像収録手段と、
前記画像から前記エレベータロープの全周画像を作成する画像作成手段と、
前記全周画像を解析して前記エレベータロープの異常を検出する画像処理手段と
を備えることを特徴とする。
また、上記の課題を解決するための第2の発明に係るエレベータロープ監視装置は、
前記撮像手段が、複数のラインセンサカメラであり、
複数の前記ラインセンサカメラが、相互に同期されるとともに相互に前記エレベータロープの周方向の異なる位置を撮像することにより前記エレベータロープの全周を撮像し、
前記画像作成手段が、全ての前記ラインセンサカメラによって撮像した画像から前記全周画像を作成する
ことを特徴とする。
また、上記の課題を解決するための第3の発明に係るエレベータロープ監視装置は、
前記エレベータロープを映すミラーを備え、
前記撮像手段が一台のラインセンサカメラであり、
前記ラインセンサカメラが、前記エレベータロープと前記ミラーに映った前記エレベータロープの鏡像とを同時に撮像することにより前記エレベータロープの全周を撮像し、
前記画像作成手段が、前記ラインセンサカメラによって撮像された前記エレベータロープの鏡像の画像部分を補正し、補正された前記エレベータロープの鏡像の画像と前記エレベータロープの画像とを合成することにより前記全周画像を作成する
ことを特徴とする。
また、上記の課題を解決するための第4の発明に係るエレベータロープ監視方法は、
撮像手段により走行するエレベータロープの全周を撮像しつつ、速度・位置検出手段により前記エレベータロープの走行速度及び走行位置を検出し、
画像収録手段により前記撮像手段によって取得した画像を前記速度・位置検出手段によって検出した前記エレベータロープの走行位置と関連付けて入力し、
画像作成手段により前記画像から前記エレベータロープの全周画像を作成し、
画像処理手段により前記全周画像を解析して前記エレベータロープの異常を検出する
ことを特徴とする。
また、上記の課題を解決するための第5の発明に係るエレベータロープ監視方法は、
前記撮像手段が、複数のラインセンサカメラであり、
複数の前記ラインセンサカメラが、相互に同期されるとともに相互に前記エレベータロープの周方向の異なる位置を撮像することにより前記エレベータロープの全周を撮像し、
前記画像作成手段が、全ての前記ラインセンサカメラによって撮像した画像から前記全周画像を作成する
ことを特徴とする。
また、上記の課題を解決するための第6の発明に係るエレベータロープ監視方法は、
前記撮像手段が一台のラインセンサカメラであり、
前記エレベータロープを映すミラーを設け、
前記ラインセンサカメラが、前記エレベータロープと前記ミラーに映った前記エレベータロープの鏡像とを同時に撮像することにより前記エレベータロープの全周を撮像し、
前記画像作成手段が、前記ラインセンサカメラによって撮像された前記エレベータロープの鏡像の画像部分を補正し、補正された前記エレベータロープの鏡像の画像と前記エレベータロープの画像とを合成することにより前記全周画像を作成する
ことを特徴とする。
本発明に係るエレベータロープ監視装置によれば、カメラの設置及び調整が容易であり、且つエレベータロープの全周を一度に取得してエレベータロープの監視を行うことができる。
本発明の実施例1に係るエレベータロープ監視装置の概略を示す構成図である。 図1に示すロープ診断装置によるロープ診断処理の流れを示すフローチャートである。 図3(a)はロープ全周画像に対する検査範囲の設定例を示す説明図、図3(b)は正常パターンのテンプレートの例を示す説明図である。 本発明の実施例2に係るエレベータロープ監視装置の概略を示す構成図である。 図4に示す画像作成部による処理を示す説明図である。 図4に示すロープ診断装置によるロープ診断処理の流れを示すフローチャートである。
以下、図面を参照しつつ本発明に係るエレベータロープ監視装置及びエレベータロープ監視方法について説明する。本発明に係るエレベータロープ監視装置及びエレベータロープ監視方法は、エレベータロープの巻き上げ機周辺にラインセンサカメラを設置し、該ラインセンサカメラで取得したデータを画像処理して、撮像したロープの状態を監視するものである。
当該エレベータロープ監視装置及びエレベータロープ監視方法では、例えばロープの周方向に配置した複数のラインセンサカメラの撮像ラインを合わせる、又はミラーを用いるなどにより、エレベータロープの全周を一度に非接触で検査する。
図1から図3を用いて本発明の実施例1に係るエレベータロープ監視装置及びエレベータロープ監視方法の詳細を説明する。
図1に示すように、本実施例に係るエレベータロープ監視装置は、撮像手段としての複数台(図1では二台)のラインセンサカメラ1a,1bと、複数台(図1では二台)の照明装置2a,2bと、ロープ診断装置3と、速度・位置検出手段としての速度・位置検出装置4とを備えている。
ラインセンサカメラ1a,1bは、相互に同期されており、それぞれのスキャン方向がエレベータロープ5の走行方向に直交するように且つそれぞれの撮像ラインがエレベータロープ5の走行方向に対して同一位置となるように設置され、ラインセンサカメラ1a,1bによりエレベータロープ5の周方向全周を撮像することができるように配置されている。なお、図1に示す11aはラインセンサカメラ1aによって撮像される撮像ライン、11bはラインセンサカメラ1bによって撮像される撮像ラインを示す。
また、ラインセンサカメラ1a,1bは、速度・位置検出装置4の情報に基づき、エレベータロープ5の走行速度(位置)に応じてサンプリング周波数を自動的に変更しながら撮像するように設定されている。
照明装置2a,2bは、それぞれラインセンサカメラ1a,1bの近傍に設置され、エレベータロープ5のラインセンサカメラ1a,1bによって撮像される部分を照明する。
これらラインセンサカメラ1a,1b及び照明装置2a,2bは、例えばエレベータロープ5の巻き上げ機周辺に設置される。
ロープ診断装置3は、ラインセンサカメラ1a,1bによって撮像したエレベータロープ5の画像データに基づいてエレベータロープ5の状態を検査するものであり、画像収録手段としての画像収録部3aと、画像作成手段としての画像作成部3bと、画像処理手段としての画像処理部3cとを備えている。
画像収録部3aは、全てのラインセンサカメラ1a,1bから画像データを入力し、これを速度・位置検出装置4から取得した位置情報と関連付けて収録する。
画像作成部3bは、全てのラインセンサカメラ1a,1bから取得した画像データに基づきエレベータロープ5毎の全周画像6(図3(a)参照)を作成する。
画像処理部3cは、全周画像6を解析し、素線切れ、ストランド破断などを抽出する。
速度・位置検出装置4は、エレベータロープ5の位置情報を取得するものであり、例えば図示しないエレベータ用巻上機のモータの回転を検出するエンコーダ等とする。速度・位置検出装置4によって取得した位置情報は、ラインセンサカメラ1a,1bによって撮像された画像のデータと同期される。
次に、図2及び図3を用いて本実施例のロープ診断装置3によるロープ診断の流れを説明する。
図2に示すように、ロープ診断装置3では、まず、画像収録部3aにより全てのラインセンサカメラ1a,1bによって撮像したエレベータロープ5の画像を速度・位置検出装置4から取得した位置情報と関連付けて収録し(ステップS11)、続いて、画像作成部3bにより同一の撮像時刻ごとにラインセンサカメラ1a,1bで撮像した画像を合成してエレベータロープ5の全周画像6を作成する(ステップS12)。
その後、画像処理部3cによりエレベータロープ5の全周画像6の画像処理を行う(ステップS13)。
具体的には、まず、図3(a)に示すように、全周画像6に対して検査範囲6aを設定する(ステップS13a)。検査範囲6aは図3(b)に示すような予め正常なエレベータロープ5の画像を取得して作成した正常パターンテンプレート7に対応する範囲として設定する。
ステップS13aに続いては、検査範囲6a内の画像と正常パターンテンプレート7とを比較するテンプレートマッチングによる画像検査を行う(ステップS13b)。
続いて、検査範囲6a内の画像と正常パターンテンプレート7との間の相関値が予め設定したしきい値よりも高いか否かを判断し(ステップS13c)、相関値がしきい値よりも高い場合(YES)は、その範囲は異常なし(OK)と判断してステップS13dに移行する。一方、ステップS13cで相関値がしきい値よりも低い場合(NO)は、正常パターンとは異なるため、素線切れ、ストランド破断の可能性がある(NG)と判断してステップS13eに移行する。
ステップS13dでは、エレベータロープ5の終端まで検査したか否かを判断し、エレベータロープ5の終端まで検査していなければ(NO)、ステップS13aに戻り、エレベータロープ5の終端まで検査していれば(YES)、エレベータロープ5の診断処理を終了する。
また、ステップS13eでは、異常箇所が存在すると判断し、異常箇所の存在及びその位置を通知して診断処理を終了する。なお、図3(a)ではストランド破断5aが生じた例を示している。
このように構成される本実施例に係るエレベータロープ監視装置によれば、エレベータロープ5の全周を相互に同期された複数台のラインセンサカメラ1a,1bによって一度に取得し、エレベータロープ5の監視を行うことができる。更に、位置情報は外部の機器である速度・位置検出装置4から入力し、エレベータロープ5の走行速度(位置)に応じてラインセンサカメラ1a,1bのサンプリング周波数を自動的に変更しながら撮像するため、従来のようにエリアカメラによって撮像する場合に比べて走行方向の撮像範囲を考慮する必要がなくなり、ラインセンサカメラ1a,1bを設置する際のカメラ−ロープ間距離やレンズに依存することなくエレベータロープ5の監視を行うことができる。
つまり、従来のようにエリアカメラを用いた場合、走行方向の撮像範囲によってシャッターを切るタイミングを調整しなければならず、撮影タイミングがエリアカメラを設置する際のカメラ−ロープ間距離やレンズに依存するため、隙間なくロープ全長を撮像しようとすると調整が難しいが、本実施例ではラインセンサカメラ1a,1bを用いること、位置情報を外部(本実施例では、速度・位置検出装置4)から入力することにより、エレベータロープ5の走行速度(位置)に応じてラインセンサカメラ1a,1bのサンプリング周波数を自動的に変更しながら撮像するため、エレベータロープ監視装置の設置調整が簡単になる。
また、速度・位置検出装置4から取得した位置情報を用いることで、ラインセンサカメラ1a,1bによって撮像した画像上のエレベータロープ5の位置と実際のエレベータロープ5の位置の情報とがリンクされるため、異常発見時の異常個所の特定を容易に行うことができる。
以下、図4及び図5を用いて本発明の実施例2に係るエレベータロープ監視装置及びエレベータロープ監視方法の詳細を説明する。
図4に示すように、本実施例に係るエレベータロープ監視装置は、撮像手段としての一台のラインセンサカメラ1と、複数台(一部図示省略)の照明装置2と、ミラー8と、ロープ診断装置9と、速度・位置検出手段としての速度・位置検出装置4とを備えている。
ラインセンサカメラ1は、スキャン方向がエレベータロープ5の走行方向に直交するように設置されている。また、ラインセンサカメラ1は、速度・位置検出装置4の情報に基づき、エレベータロープ5の走行速度(位置)に応じてサンプリング周波数を自動的に変更しながら撮像するように設定されている。
照明装置2は、エレベータロープ5の走行方向のラインセンサカメラ1によって撮像される部分を照明する。
ミラー8は、ラインセンサカメラ1に正対している面とは反対側の面(以下、背面)を映して、当該背面をラインセンサカメラ1によって撮像することができるように配置される。また、ミラー8は、ラインセンサカメラ1によって撮像した画像中において、ラインセンサカメラ1によって直接撮像されたエレベータロープ5とミラー8に映ったエレベータロープ5の鏡像(以下、エレベータロープ鏡像)5’とが重なることがないように設置される。また、ミラー8は、ラインセンサカメラ1で撮像されるエレベータロープ5の走行方向の位置が一致するように、すなわち、ラインセンサカメラ1によって直接撮像される撮像ライン11cとエレベータロープ鏡像5’を撮像する撮像ライン11dとの走行方向の位置が一致するように配置される。
このようにミラー8を設置することにより、一台のラインセンサカメラ1によって、エレベータロープ5の周方向の全周を撮像する。
なお、ミラー8は、エレベータロープ5のラインセンサカメラ1によって直接撮像することができない部分を、ラインセンサカメラ1によって撮像することができるようにエレベータロープ5を映すことができればよく、その構成は問わないものとする。
これらラインセンサカメラ1、照明装置2及びミラー8は、例えばエレベータロープ5の巻き上げ機周辺に設置される。
ロープ診断装置9は、ラインセンサカメラ1によってエレベータロープ5を撮像した画像データを画像処理してエレベータロープ5の状態を検査するものであり、画像収録手段としての画像収録部9aと、画像作成手段としての画像作成部9bと、画像処理手段としての画像処理部9cとを備えている。
画像収録部9aは、ラインセンサカメラ1から画像データを入力し、これを速度・位置検出装置4から取得した位置情報と関連付けて収録する。
画像作成部9bは、ラインセンサカメラ1から取得した画像データに基づきエレベータロープ5毎の全周画像6(図3(a)参照)を作成する。ここで、本実施例においては、ラインセンサカメラ1によって撮像した画像のうちエレベータロープ鏡像5’を撮像した部分は、直接エレベータロープ5を撮像した部分とは異なり、画像を補正する必要がある。そこで、画像作成部9bでは、ロープ毎の画像中、エレベータロープ鏡像5’を撮像した部分を補正してエレベータロープ5の全周画像6を作成する。
より詳しくは、図5(a)に示す、ラインセンサカメラ1によって撮像した画像61A,61Bのうち、エレベータロープ鏡像5’を撮像した部分であるエレベータロープ鏡像画像61Bについて、反転処理及びミラー8による画像の歪みを補正する歪み補正を行って、図5(b)に示すような反転画像61B’を作成し、ラインセンサカメラ1でエレベータロープ5を直接撮像した部分であるエレベータロープ画像61Aと反転画像61B’との合成処理を行って図5(c)に示すような合成画像61を作成する。このような処理を経て図3(a)に示すような全周画像6を作成する。
画像処理部9cは、全周画像6を解析し、素線切れ、ストランド破断などを抽出する。
速度・位置検出装置4については実施例1において説明したものと同様であり、ここでの詳細な説明は省略する。
次に、図6を用いて本実施例のロープ診断装置9によるロープ診断の流れを説明する。
図6に示すように、ロープ診断装置9では、まず、画像収録部9aによりラインセンサカメラ1によって撮像したエレベータロープ5の画像を速度・位置検出装置4から取得した位置情報と関連付けて収録する(ステップS21)。続いて、画像作成部9bにより上述したようにラインセンサカメラ1によって取得した画像データのうちミラー8に映ったエレベータロープ5の画像部分を補正して全周画像6を作成する(ステップS22)。
その後、画像処理部9cによりエレベータロープ5の全周画像6の画像処理を行う(ステップS23)。
具体的には、まず、図3(a)に示すように、全周画像6に対して検査範囲6aを設定する(ステップS23a)。検査範囲6aは図3(b)に示すような予め正常なエレベータロープ5の画像を取得して作成した正常パターンテンプレート7に対応する範囲として設定する。
ステップS23aに続いては、検査範囲6a内の画像と正常パターンテンプレート7とを比較するテンプレートマッチングによる画像検査を行う(ステップS23b)。
続いて、検査範囲6a内の画像と正常パターンテンプレート7との間の相関値が予め設定したしきい値よりも高いか否かを判断し(ステップS23c)、相関値がしきい値よりも高い場合(YES)は、その範囲は異常なし(OK)と判断してステップS23dに移行する。一方、ステップS23cで相関値がしきい値よりも低い場合(NO)は、正常パターンとは異なるため、素線切れ、ストランド破断の可能性がある(NG)と判断してステップS23eに移行する。
ステップS23dでは、エレベータロープ5の終端まで検査したか否かを判断し、エレベータロープ5の終端まで検査していなければ(NO)、ステップS23aに戻り、エレベータロープ5の終端まで検査していれば(YES)、エレベータロープ5の診断処理を終了する。
また、ステップS23eでは、異常箇所が存在すると判断し、異常箇所の存在及びその位置を通知して診断処理を終了する。
このように構成される本実施例に係るエレベータロープ監視装置によれば、実施例1に係る発明の効果に加え、一台のラインセンサカメラ1でエレベータロープ5の全周を撮像することができるので、複数台のラインセンサカメラを同期させる必要がなく、装置構成がより簡素になるとともに設置に係る調整が容易になるという効果を奏する。
なお、本実施例では、図4に示し上述したミラー8を用いる例を示したが、当該ミラー8に代えて、例えば、複数枚のミラーを配置する、又は凹面鏡を用いる等、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
本発明は、カメラを用いて非接触にエレベータロープの監視を行うエレベータロープ監視装置に適用することができる。
1,1a,1b ラインセンサカメラ
2,2a,2b 照明装置
3 ロープ診断装置
3a 画像収録部
3b 画像作成部
3c 画像処理部
4 速度・位置検出装置
5 エレベータロープ
5’ エレベータロープ鏡像
6 全周画像
6a 検査範囲
7 正常パターンテンプレート
8 ミラー
9 ロープ診断装置
9a 画像収録部
9b 画像作成部
9c 画像処理部
11a〜11d 撮像ライン
61A エレベータロープ画像
61B エレベータロープ鏡像画像
61B’ 反転画像
61 合成画像

Claims (6)

  1. 走行するエレベータロープの全周を撮像する撮像手段と、
    前記エレベータロープの走行速度及び走行位置を検出する速度・位置検出手段と、
    前記撮像手段によって取得した画像を前記速度・位置検出手段によって検出した前記エレベータロープの走行位置と関連付けて入力する画像収録手段と、
    前記画像から前記エレベータロープの全周画像を作成する画像作成手段と、
    前記全周画像を解析して前記エレベータロープの異常を検出する画像処理手段と、
    を備え、
    前記撮像手段が、複数のラインセンサカメラであり、
    複数の前記ラインセンサカメラが、相互に同期され、それぞれの撮像ラインが前記エレベータロープの走行方向に直交するように且つそれぞれの撮影ラインが前記走行方向に対して同一位置となるように設置され、相互に前記エレベータロープの周方向の異なる位置を撮像ラインごとに撮像することにより前記エレベータロープの全周を撮像し、
    前記画像作成手段が、すべての前記ラインセンサカメラによって撮像した画像から前記全周画像を作成する
    ことを特徴とするエレベータロープ監視装置。
  2. 走行するエレベータロープの全周を撮像する撮像手段と、
    前記エレベータロープの走行速度及び走行位置を検出する速度・位置検出手段と、
    前記撮像手段によって取得した画像を前記速度・位置検出手段によって検出した前記エレベータロープの走行位置と関連付けて入力する画像収録手段と、
    前記画像から前記エレベータロープの全周画像を作成する画像作成手段と、
    前記全周画像を解析して前記エレベータロープの異常を検出する画像処理手段と、
    を備え、
    前記エレベータロープを映すミラーを備え、
    前記撮像手段が一台のラインセンサカメラであり、
    前記ラインセンサカメラは、撮像ラインが前記エレベータロープの走行方向に直交するように設置され、前記エレベータロープと前記ミラーに映った前記エレベータロープの鏡像とを同時に撮像ラインごとに撮像することにより前記エレベータロープの全周を撮像し、
    前記画像作成手段が、前記ラインセンサカメラによって撮像された前記エレベータロープの鏡像の画像部分を補正し、補正された前記エレベータロープの鏡像の画像と前記エレベータロープの画像とを合成することによって前記全周画像を作成する
    ことを特徴とするエレベータロープの監視装置。
  3. 前記画像作成手段は、前記撮像ラインごとに撮像された画像を同一の撮像時間毎に合成することで前記全周画像を作成し、
    前記画像処理手段は、事前に正常なエレベータロープの画像に基づき正常パターンのテンプレートを作成し、
    前記全周画像の前記テンプレートに応じた範囲を検査範囲に設定し、前記テンプレートと前記検査範囲とのマッチング時の相関値に応じて前記エレベータロープの異常を検出する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載のエレベータロープの監視装置。
  4. 撮像手段により走行するエレベータロープの全周を撮像しつつ、速度・位置検出手段により前記エレベータロープの走行速度及び走行位置を検出し、
    画像収録手段により前記撮像手段によって取得した画像を前記速度・位置検出手段によって検出した前記エレベータロープの走行位置と関連付けて入力し、
    画像作成手段により前記画像から前記エレベータロープの全周画像を作成し、
    画像処理手段により前記全周画像を解析して前記エレベータロープの異常を検出し、
    前記撮像手段が、複数のラインセンサカメラであり、
    複数の前記ラインセンサカメラが、相互に同期され、それぞれの撮像ラインが前記エレベータロープの走行方向に直交するように且つそれぞれの撮影ラインが前記走行方向に対して同一位置となるように設置され、相互に前記エレベータロープの周方向の異なる位置を撮像ラインごとに撮像することにより前記エレベータロープの全周を撮像し、
    前記画像作成手段が、すべての前記ラインセンサカメラによって撮像した画像から前記全周画像を作成する
    ことを特徴とするエレベータロープ監視方法。
  5. 前記撮像手段が一台のラインセンサカメラであり、
    前記エレベータロープを映すミラーを設け、
    前記ラインセンサカメラが、前記エレベータロープと前記ミラーに映った前記エレベータロープの鏡像とを同時に撮像することにより前記エレベータロープの全周を撮像し、
    前記画像作成手段が、前記ラインセンサカメラによって撮像された前記エレベータロープの鏡像の画像部分を補正し、補正された前記エレベータロープの鏡像の画像と前記エレベータロープの画像とを合成することにより前記全周画像を作成し、
    前記ラインセンサカメラは、撮像ラインが前記エレベータロープの走行方向に直交するように設置され、前記エレベータロープと前記ミラーに映った前記エレベータロープの鏡像とを同時に撮像ラインごとに撮像することにより前記エレベータロープの全周を撮像し、
    前記画像作成手段が、前記ラインセンサカメラによって撮像された前記エレベータロープの鏡像の画像部分を補正し、補正された前記エレベータロープの鏡像の画像と前記エレベータロープの画像とを合成することによって前記全周画像を作成する
    ことを特徴とするエレベータロープの監視方法。
  6. 前記画像作成手段が、前記撮像ラインごとに撮像された画像を同一の撮像時間毎に合成することで前記全周画像を作成し、
    前記画像処理手段が、事前に正常なエレベータロープの画像に基づき正常パターンのテンプレートを作成し、
    前記全周画像の前記テンプレートに応じた範囲を検査範囲に設定し、前記テンプレートと前記検査範囲とのマッチング時の相関値に応じて前記エレベータロープの異常を検出する
    ことを特徴とする請求項4または5に記載のエレベータロープの監視方法。
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