JP6815098B2 - 油中水型乳化化粧料 - Google Patents

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Description

本発明は、油中水型乳化化粧料に関する。
メーキャップ化粧料においては、色むらや凹凸などの肌の欠点を補正しながら、自然な透明感と発色・光沢のある肌に仕上げることが求められている。従来、メーキャップ化粧料に光沢を付与するために、雲母や雲母チタン等のパール顔料が用いられていた。
例えば、特許文献1には、雲母チタン等の特定の複合粉末と、窒化ホウ素等の薄片状粉末を含有するメーキャップ化粧料が、肌の欠点を補正し、自然な透明感と光沢のある肌への仕上がりが得られ、のびが軽く、肌への密着性がある優れた使用性であることが記載されている。
特開2002−154929号公報
本発明者は、油中水型乳化化粧料において、肌に塗布した際に均一な艶感を求めるため、光輝性粉体として酸化チタン被覆雲母を配合すると、肌に不自然なパール感が粒々状に不均一に現れ、肌の仕上がりがざらざらに見えるという課題を見出した。
本発明者は、光輝性のある酸化チタン被覆雲母と、25℃で液状の油成分とを含有する油中水型乳化化粧料において、特定粒度分布を持つ酸化チタン被覆雲母と窒化ホウ素を併用することにより、肌に塗布した際に、酸化チタン被覆雲母の隙間に窒化ホウ素がスペーサーとして入ることで、酸化チタン被覆雲母が均一に肌に付着し、肌全体に均一な輝きが現れ、塗布後の肌に滑らかな仕上がりが得られることを見出した。
本発明は、次の成分(A)、(B)及び(C):
(A)酸化チタン被覆雲母 1〜25質量%、
(B)25℃で液状の油成分 10〜50質量%、
(C)窒化ホウ素 0.01〜4質量%
を含有し、
成分(A)全量中、粒子径5μm以上30μm以下の酸化チタン被覆雲母が70〜100質量%であり、粒子径30μmを超える酸化チタン被覆雲母が10質量%以下である油中水型乳化化粧料に関する。
本発明の油中水型乳化化粧料は、酸化チタン被覆雲母特有の粒状のギラギラした不自然な光輝感を抑制し、肌にむらづきすることなく、肌全体に均一な輝きが現れ、塗布後の肌が滑らかに仕上がるものである。
本発明で用いる成分(A)の酸化チタン被覆雲母(雲母チタン)は、雲母(板状粒子)の表面に酸化チタンを被覆したものであって、真珠光沢、干渉色を与える光学的な特徴があり、パール顔料と言うこともある。基材である雲母は、白雲母、鱗雲母、金雲母、黒雲母、合成金雲母、セリサイト(絹雲母)等を使用することができる。また、雲母表面を被覆する酸化チタンとしては、ルチル型、アナターゼ型、ブルーカイト型があるが、このうちルチル型、アナターゼ型が好ましい。また、基材である雲母は、酸化チタン以外の成分、例えば、酸化鉄、酸化亜鉛、シリカ、酸化スズ、紺青、有機顔料等で、更に被覆されていても良い。
成分(A)の酸化チタン被覆雲母としては、市販のものを使用することができる。通常用いられるものとしては、酸化チタン被覆雲母、酸化チタン・酸化スズ被覆雲母、酸化チタン・酸化鉄被覆雲母、酸化チタン・酸化亜鉛被覆雲母、酸化チタン・シリカ被覆雲母、酸化チタン・有機顔料被覆雲母、酸化チタン被覆合成金雲母等が挙げられる。
また、成分(A)の酸化チタン被覆雲母は、いずれも、そのまま使用することができ、これらの1種又は2種以上が疎水化処理されたものを用いることもできる。疎水化処理としては、通常の化粧料用粉体に施されている処理であれば制限されず、フッ素化合物、シリコーン系化合物、金属石鹸、アミノ酸系化合物、レシチン、アルキルシラン、油剤、有機チタネート、PVP変性ポリマー、界面活性剤等の表面処理剤を用い、乾式処理、湿式処理等を行えばよい。
表面処理剤の具体例としては、パーフルオロポリエーテル、パーフルオロアルキルリン酸エステル、パーフルオロポリエーテルアルキルリン酸、パーフルオロアルキルアルコキシシラン、フッ素変性シリコーン等のフッ素系化合物;ジメチルポリシロキサン、メチルハイドロジェンポリシロキサン、環状シリコーン、片末端又は両末端トリアルコキシ基変性オルガノポリシロキサン、高重合シリコーン、架橋型シリコーン、シリコーン樹脂、フッ素変性シリコーン樹脂、アクリル変性シリコーン等のシリコーン系化合物;ステアリン酸アルミニウム、ミリスチン酸アルミニウム、ステアリン酸亜鉛、ステアリン酸マグネシウム等の金属石鹸;プロリン、ヒドロキシプロリン、アラニン、グリシン、サルコシン、グルタミン酸、アスパラギン酸、リジン及びそれらの誘導体等のアミノ酸系化合物;レシチン、水添レシチン;メチルトリメトキシシラン、エチルトリメトキシシラン、ヘキシルトリメトキシシラン、オクチルトリメトキシシラン、オクチルトリエトキシシラン等のアルキルシラン;ポリイソブチレン、ワックス、油脂等の油剤;トリイソステアリン酸イソプロピルチタン等の有機チタネート;PVP−ヘキサデセンのコポリマー等のPVP変性ポリマー;アニオン界面活性剤、カチオン界面活性剤、非イオン界面活性剤等の界面活性剤などが挙げられる。
また、成分(A)の酸化チタン被覆雲母は、更に、これらの1種又は2種以上が親水化処理されたものを用いることもできる。親水化処理としては、通常の化粧料用粉体に施されている処理であれば制限されない。
親水化処理に用いられる処理剤としては、例えば、アラビアゴム、トラガカント、アラビノガラクタン、ローカストビーンガム(キャロブガム)、グアーガム、カラヤガム、カラギーナン、ペクチン、寒天、クインスシード(マルメロ)、デンプン(コメ、トウモロコシ、バレイショ、コムギ)、アルゲコロイド、トラントガム、ローカストビーンガム等の植物系高分子;キサンタンガム、デキストラン、サクシノグルカン、プルラン等の微生物系高分子;コラーゲン、カゼイン、アルブミン、デオキシリボ核酸(DNA)及びその塩等の動物系高分子;カルボキシメチルデンプン、メチルヒドロキシプロピルデンプン等のデンプン系高分子;メチルセルロース、エチルセルロース、メチルヒドロキシプロピルセルロース、カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシメチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ニトロセルロース、セルロース硫酸ナトリウム、カルボキシメチルセルロースナトリウム、結晶セルロース、セルロース末のセルロース系高分子;アルギン酸ナトリウム、アルギン酸プロピレングリコールエステル等のアルギン酸系高分子;ポリビニルメチルエーテル、ポリビニルピロリドン、カルボキシビニルポリマー等のビニル系高分子;ポリエチレングリコール、ポリエチレングリコールシラン等のポリオキシエチレン系高分子;ポリオキシエチレンポリオキシプロピレン共重合体系高分子;ポリアクリル酸ナトリウム、ポリエチルアクリレート、ポリアクリル酸アミド等のアクリル系高分子など、さらに、シリカなど無機ケイ酸系化合物などが挙げられる。
成分(A)の酸化チタン被覆雲母は、肌に光輝感を与え、肌をより明るくさせる点から、成分(A)全量中、粒子径5μm以上30μm以下の酸化チタン被覆雲母が70〜100質量%であり、75〜98質量%であるのが好ましく、80〜96質量%であるのがより好ましい。また、酸化チタン被覆雲母特有の粒状のギラギラした不自然な光輝感を抑制し、肌にむらづきすることなく、肌全体に均一な輝きを与える点から、成分(A)全量中、粒子径30μmを超える酸化チタン被覆雲母は10質量%以下であり、0.01〜8質量%であるのが好ましく、0.1〜7質量%がより好ましい。
本発明において、酸化チタン被覆雲母の粒子径及び粒度分布は、電子顕微鏡観察、レーザー回折/散乱法による粒度分布測定機によって、測定される。具体的には、レーザー回折/散乱法の場合、エタノールを分散媒として、レーザー回折散乱式粒度分布測定器(例えば、セイシン企業社製、LMS−350)で測定する。なお、酸化チタン被覆雲母が、前記疎水化処理又は親水化処理されたものである場合には、処理後の酸化チタン被覆雲母の状態を測定する。
成分(A)は、1種又は2種以上を用いることができ、含有量は、肌に光輝感を与え、肌をより明るくさせる点から、全組成中に1質量%以上であり、3質量%以上が好ましく、5質量%以上がより好ましく、25質量%以下であり、20質量%以下が好ましく、18質量%以下がより好ましい。また、成分(A)の含有量は、全組成中に1〜25質量%であり、3〜20質量%が好ましく、5〜18質量%がより好ましい。
本発明で用いる成分(B)の25℃で液状の油成分とは、25℃で流動性を有する油性成分であり、流動性を有する限りペースト状の油性成分も含まれる。
かかる(B)25℃で液状の油成分としては、通常の化粧料に用いられるものであれば良く、例えば、流動パラフィン、軽質イソパラフィン、流動イソパラフィン、ミネラルオイル、スクワラン、スクワレン等の直鎖又は分岐の炭化水素油;アボガド油、マカデミアナッツ油、オリーブ油、ナタネ油、ゴマ油、小麦胚芽油、アマニ油、綿実油、大豆油、パーム油、ヤシ油、ヒマシ油、ホホバ油、ヒマワリ油、ツバキ油、トウモロコシ油等の植物油;液状ラノリン等の動物油;ミリスチン酸イソプロピル、ミリスチン酸オクチルドデシル、イソステアリン酸イソプロピル、イソノナン酸イソノニル、ステアリン酸ブチル、オレイン酸オレイル、イソノナン酸イソトリデシル、ミリスチン酸イソステアリル、リシノレイン酸オクチルドデシル、ヒドロキシステアリン酸オクチル、モノイソステアリン酸ジグリセリル、パルミチン酸エチルヘキシル、エチルヘキサン酸セチル、メトキシケイ皮酸オクチル、酢酸トコフェロール、炭酸プロピレン、リンゴ酸ジイソステアリル、ジカプリル酸プロピレングリコール、ジカプリン酸ネオペンチルグリコール、ジエチルヘキサン酸ネオペンチルグリコール、ジイソステアリン酸ジグリセリル、ジイソステアリン酸プロパンジオール、モノイソステアリン酸モノミリスチン酸グリセリル、ジイソステアリン酸グリセリル、トリイソステアリン酸グリセリル、ジ(カプリン酸/カプリル酸)プロパンジオール、トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル、トリ2−エチルヘキサン酸グリセリル、トリエチルヘキサノイン、トリ−2−エチルヘキサン酸トリメチロールプロパン、トリイソステアリン酸トリメチロールプロパン、テトラオクタン酸ペンタエリスリチル、テトラエチルヘキサン酸ペンタエリスリット、テトライソステアリン酸ペンタエリスリトール、イソステアリン酸ポリグリセリル−2、ジイソステアリン酸ポリグリセリル−2、トリイソステアリン酸ポリグリセリル−2、テトライソステアリン酸ポリグリセリル−2、オクタカプリル酸ポリグリセリル−6、(イソステアリン酸/セバシン酸)ジトリメチロールプロパンオリゴエステル、トリポリヒドロキシステアリン酸ジペンタエリスリチル、ラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル/オクチルドデシル)、ラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル・ベヘニル・オクチルドデシル)、イソステアリン酸トレハロースエステルズ、テトライソステアリン酸ジペンタエリスリチル、ペンタイソステアリン酸ジペンタエリスリチル、ヒドロキシステアリン酸エチルヘキシル、フィトステロール脂肪酸エステル、コレステロール脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ペンタエリスリトール脂肪酸エステル、dl−α−トコフェロール、ニコチン酸dl−α−トコフェロール等の脂肪酸エステル;ジメチルポリシロキサン、メチルシクロポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、メチルハイドロジェンポリシロキサン、高級アルコール変性オルガノポリシロキサン、トリス(トリメチルシロキシ)メチルシラン等のシリコーン油;フルオロポリエーテル、パーフルオロアルキルエーテルシリコーン等のフッ素油;クリーム状やペースト状として、トリラノリン脂肪酸グリセリル、軟質ラノリン脂肪酸、ワセリン、分岐又はヒドロキシル化した脂肪酸コレステリル、ジペンタエリトリット脂肪酸エステル(ヘキサオキシステアリン酸ジペンタエリトリット等)、イソステアリン酸硬化ヒマシ油、モノヒドロキシステアリン酸硬化ヒマシ油、トリ(カプリル・カプリン・ミリスチン・ステアリン酸)グリセリド、乳酸ミリスチル、ダイマージリノール酸水添ヒマシ油、ダイマージリノール酸(フィトルテリル/イソステアリル/セチル/ステアリル/ベヘニル)、オレイン酸フィトステリル、ラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル・ベヘニル・オクチルドデシル)等が挙げられる。
成分(B)としては、酸化チタン被覆雲母と窒化ホウ素の分散性に優れ、肌上に均一な化粧塗膜をつくる点から、少なくとも(B1)25℃で液状のエステル油を含むのが好ましい。
(B1)25℃で液状のエステル油としては、通常の化粧料に用いられるものであれば制限されず、例えば、ミリスチン酸イソプロピル、ミリスチン酸オクチルドデシル、イソステアリン酸イソプロピル、イソノナン酸イソノニル、ステアリン酸ブチル、オレイン酸オレイル、イソノナン酸イソトリデシル、ミリスチン酸イソステアリル、リシノレイン酸オクチルドデシル、ヒドロキシステアリン酸オクチル、モノイソステアリン酸ジグリセリル、パルミチン酸エチルヘキシル、エチルヘキサン酸セチル、メトキシケイ皮酸オクチル、酢酸トコフェロール、炭酸プロピレン、リンゴ酸ジイソステアリル、ジカプリル酸プロピレングリコール、ジカプリン酸ネオペンチルグリコール、ジエチルヘキサン酸ネオペンチルグリコール、ジイソステアリン酸ジグリセリル、ジイソステアリン酸プロパンジオール、モノイソステアリン酸モノミリスチン酸グリセリル、ジイソステアリン酸グリセリル、トリイソステアリン酸グリセリル、ジ(カプリン酸/カプリル酸)プロパンジオール、トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル、トリ2−エチルヘキサン酸グリセリル、トリエチルヘキサノイン、トリ−2−エチルヘキサン酸トリメチロールプロパン、トリイソステアリン酸トリメチロールプロパン、テトラオクタン酸ペンタエリスリチル、テトラエチルヘキサン酸ペンタエリスリット、テトライソステアリン酸ペンタエリスリトール、イソステアリン酸ポリグリセリル−2、ジイソステアリン酸ポリグリセリル−2、トリイソステアリン酸ポリグリセリル−2、テトライソステアリン酸ポリグリセリル−2、オクタカプリル酸ポリグリセリル−6、(イソステアリン酸/セバシン酸)ジトリメチロールプロパンオリゴエステル、トリポリヒドロキシステアリン酸ジペンタエリスリチル、ラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル/オクチルドデシル)、ラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル・ベヘニル・オクチルドデシル)、ダイマージリノール酸(フィトステリル/イソステアリル/セチル/ステアリル/ベヘニル)、イソステアリン酸トレハロースエステルズ、テトライソステアリン酸ジペンタエリスリチル、ペンタイソステアリン酸ジペンタエリスリチル、ヒドロキシステアリン酸エチルヘキシル、フィトステロール脂肪酸エステル、コレステロール脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ペンタエリスリトール脂肪酸エステル、dl−α−トコフェロール、ニコチン酸dl−α−トコフェロール等の脂肪酸エステル;アボガド油、マカデミアナッツ油、オリーブ油、ナタネ油、ゴマ油、小麦胚芽油、アマニ油、綿実油、大豆油、パーム油、ヤシ油、ヒマシ油、ホホバ油、ヒマワリ油、ツバキ油、トウモロコシ油等の植物油;液状ラノリン等の動物油が挙げられる。
これらのうち、ミリスチン酸オクチルドデシル、リンゴ酸ジイソステアリル、ジカプリル酸プロピレングリコール、ジカプリン酸ネオペンチルグリコール、イソノナン酸イソトリデシル、イソノナン酸イソノニル、ラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル/オクチルドデシル)、ダイマージリノール酸(フィトステリル/イソステアリル/セチル/ステアリル/ベヘニル)、メトキシケイ皮酸オクチル、テトライソステアリン酸ジペンタエリスリチル、トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル、トリエチルヘキサノイン、ヒドロキシステアリン酸エチルヘキシル、トリポリヒドロキシステアリン酸ジペンタエリスリチル、炭酸プロピレンが好ましく、
リンゴ酸ジイソステアリル、ジカプリル酸プロピレングリコール、イソノナン酸イソノニル、ラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル/オクチルドデシル)、ダイマージリノール酸(フィトステリル/イソステアリル/セチル/ステアリル/ベヘニル)、メトキシケイ皮酸オクチル、テトライソステアリン酸ジペンタエリスリチル、ヒドロキシステアリン酸エチルヘキシル、トリポリヒドロキシステアリン酸ジペンタエリスリチルがより好ましく、
ラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル/オクチルドデシル)、ダイマージリノール酸(フィトステリル/イソステアリル/セチル/ステアリル/ベヘニル)、メトキシケイ皮酸オクチル、テトライソステアリン酸ジペンタエリスリチルがさらに好ましい。
成分(B)に対する成分(B1)の質量割合(B1)/(B)は、酸化チタン被覆雲母特有の粒状のギラギラした不自然な光輝感を抑制し、肌にむらづきすることなく、肌全体に均一な輝きが現れる点から、0.03以上が好ましく、0.1以上がより好ましく、0.2以上がさらに好ましく、0.6以下が好ましく、0.5以下がより好ましく、0.4以下がさらに好ましい。また、成分(B)に対する成分(B1)の質量割合(B1)/(B)は、0.03〜0.6が好ましく、0.1〜0.5がより好ましく、0.2〜0.4がさらに好ましい。
成分(B)は、1種又は2種以上を組み合わせて用いることができ、酸化チタン被覆雲母特有の粒状のギラギラした不自然な光輝感を抑制し、肌全体に均一な輝きが現れる点から、含有量は、全組成中に10質量%以上であり、15質量%以上が好ましく、20質量%以上がより好ましく、50質量%以下であり、40質量%以下が好ましく、35質量%以下がより好ましい。また、成分(B)の含有量は、全組成中に10〜50質量%であり、15〜40質量%が好ましく、20〜35質量%がより好ましい。
成分(C)の窒化ホウ素は、通常の化粧料に用いられるものであれば特に制限されずに使用することができる。窒化ホウ素の形態としては、六方晶、ウルツ鉱型構造、立方晶、菱面体晶、乱層構造などのいずれでも良く、使用性の点から、六方晶のものが好ましい。
窒化ホウ素は、酸化チタン被覆雲母の隙間を埋め、酸化チタン被覆雲母特有の粒状のキラキラした光輝感を抑制する点から、平均粒子径が3〜40μmのものが好ましく、5〜30μmのものがより好ましく、12〜20μmのものがより好ましい。形状は、板状であるのが好ましい。
成分(C)としては、SHP−5(平均粒子径15.5μm)、SHP−6(平均粒子径8.5μm)、SHP−3(平均粒子径6.5μm)(以上、水島合金鉄社製)等の市販品を用いることができる。
本発明において、窒化ホウ素の粒子径は、電子顕微鏡観察、レーザー回折/散乱法による粒度分布測定機によって、測定される。具体的には、レーザー回折/散乱法の場合、水と親水性の非イオン性界面活性剤を分散媒として、レーザー回折散乱式粒度分布測定器(例えば、マルバーン社製、マスターサイザー3000)で測定する。
成分(C)は、1種又は2種以上を組み合わせて用いることができ、酸化チタン被覆雲母の隙間を埋め、酸化チタン被覆雲母特有の粒状のギラギラした不自然な光輝感を抑制する点から、含有量は、全組成中に0.01質量%以上であり、0.05質量%が好ましく、0.1質量%以上がより好ましく、4質量%以下であり、3質量%以下が好ましく、2質量%以下がより好ましい。また、成分(C)の含有量は、全組成中に0.01〜4質量%であり、0.05〜3質量%が好ましく、0.1〜2質量%がより好ましい。
本発明において、成分(C)に対する成分(A)の質量割合(A)/(C)は、酸化チタン被覆雲母の隙間に窒化ホウ素がスペーサーとして入ることで、酸化チタン被覆雲母が均一に肌に付着し、酸化チタン被覆雲母特有の粒状のギラギラした不自然な光輝感を抑制し、肌にむらづきすることなく、肌全体に均一な輝きが現れ、塗布後の肌が滑らかに仕上がる点から、1以上が好ましく、2以上がより好ましく、4以上がさらに好ましく、150以下が好ましく、120以下がより好ましく、90以下がさらに好ましい。また、成分(C)に対する成分(A)の質量割合(A)/(C)は、1〜150が好ましく、2〜120がより好ましく、4〜90がさらに好ましい。
本発明において、水の含有量は、全組成中に10質量%以上が好ましく、20質量%以上がより好ましく、30質量%以上がさらに好ましく、70質量%以下が好ましく、60質量%以下がより好ましく、55質量%以下がさらに好ましい。また、本発明において、水の含有量は、全組成中に10〜70質量%が好ましく、20〜60質量%がより好ましく、30〜55質量%がさらに好ましい。
本発明の油中水型乳化化粧料は、さらに、前記成分(A)、(C)以外の粉体を含有することができる。前記以外の粉体としては、化粧料に通常用いられる粉体であれば、球状、板状、針状等の形状、煙霧状、微粒子、顔料級等の粒子径、多孔質、無孔質等の粒子構造等により特に限定されず用いることができる。具体的には、ベンガラ、水酸化鉄、チタン酸鉄、黄酸化鉄、黒酸化鉄、カーボンブラック、紺青、群青、マンガンバイオレット、コバルトバイオレット、酸化クロム、水酸化クロム、酸化コバルト、チタン酸コバルト等の有色顔料類;酸化チタン、酸化亜鉛、酸化ジルコニウム、酸化マグネシウム、酸化セリウム、酸化アルミニウム、硫酸バリウム、硫酸カルシウム、硫酸マグネシウム、炭酸マグネシウム、炭酸カルシウム、タルク、マイカ、カオリン、セリサイト、ケイ酸、無水ケイ酸、ケイ酸アルミニウム、ケイ酸マグネシウム、ケイ酸アルミニウムマグネシウム、ケイ酸カルシウム、ケイ酸バリウム、ケイ酸ストロンチウム、タングステン酸金属塩、ヒドロキシアパタイト、バーミキュライト、ベントナイト、モンモリロナイト、ヘクトライト、スメクタイト、ゼオライト、セラミックスパウダー、第二リン酸カルシウム、アルミナ、シリカ、水酸化アルミニウム、合成セリサイト等の白色又は体質顔料類;魚鱗箔、オキシ塩化ビスマス、酸化チタン被覆オキシ塩化ビスマス、酸化チタン被覆タルク、雲母、酸化チタン被覆板状シリカ、中空板状酸化チタン、酸化鉄被覆雲母、板状酸化鉄(MIO)、アルミニウムフレーク、ステンレスフレーク、酸化チタン被覆板状アルミナ、真珠殻、金箔、金蒸着樹脂フィルム、金属蒸着樹脂フィルム等のパール顔料(光輝性粉体)類;ポリメチルシルセスキオキサン、シリコーン樹脂パウダー、ナイロンパウダー、シルクパウダー、ウレタンパウダー、セルロースパウダー等の有機粉体類;赤色104号、赤色102号、赤色226号、赤色201号、赤色202号、黄色4号、黒色401号等の有機タール系顔料、有機色素及びそのレーキ化物類が挙げられ、これらを1種又は2種以上用いることができる。
これらの粉体は、成分(A)同様の疎水化処理、親水化処理を施して使用することができる。
本発明の油中水型乳化化粧料は、前記成分以外に、通常化粧料に用いられる成分、例えば、前記以外の油成分、界面活性剤、顔料、水溶性高分子、酸化防止剤、香料、色素、防腐剤、増粘剤、pH調整剤、血行促進剤、冷感剤、制汗剤、殺菌剤、皮膚賦活剤、保湿剤、清涼剤等を含有することができる。
本発明の油中水型乳化化粧料は、通常の方法に従って製造することができ、液状、乳液液、ペースト状、クリーム状、ジェル状等の剤型にすることができ、乳液状、クリーム状が好ましい。
また、本発明の油中水型乳化化粧料は、化粧下地、ファンデーション、コンシーラー;ほお紅、アイシャドウ、マスカラ、アイライナー、アイブロウ、オーバーコート剤、口紅等のメイクアップ化粧料;日やけ止め乳液、日焼け止めクリーム等の紫外線防御化粧料;スキンケア乳液、スキンケアクリーム、BBクリーム、美容液等のスキンケア化粧料などとして適用することができる。なかでも、メイクアップ化粧料が好ましく、化粧下地、リキッドファンデーション、クリームファンデーションがより好ましい。
本発明の油中水型乳化化粧料は、単品のみの使用においても、リキッドファンデーションやパウダーファンデーション・白粉等の粉体化粧料の重ね付けにおいても使用することができる。
実施例1〜9及び比較例1〜4
表1に示す組成の油中水型乳化化粧料(化粧下地)を製造し、塗布後の肌に粒々の光輝感の見られなさ、肌の仕上がりのむらづきのなさ、肌(頬)に均一な輝きのある仕上がり、肌が滑らかに見える、について評価した。結果を表1に併せて示す。
なお、実施例において、酸化チタン被覆雲母の粒子径及び粒度分布は、エタノールを分散媒として、レーザー回折散乱式粒度分布測定器(セイシン企業社製、LMS−350)で測定した。
(製造方法)
成分(A)、(C)及びその他の粉体を分散して混合した後、成分(B)及びその他の油剤成分を含む油相を加え、さらに水を含む水相を混合し、油中水型乳化化粧料(化粧下地)を得た。
(評価方法)
5名の専門パネラーが、実際に各油中水型乳化化粧料(化粧下地)を指で肌に塗布した直後において、「肌に粒々の光輝感の見られなさ」、「肌の仕上がりのむらづきのなさ」、「肌(頬)に均一な輝きのある仕上がり」、「肌が滑らかに見える」について、以下の基準で評価した。結果を、5名の積算値で示した。
(1)塗布後の肌に粒々の光輝感の見られなさ:
4;塗布後の肌に粒々の光輝感が見られない。
3;塗布後の肌に粒々の光輝感がほとんど見られない。
2;塗布後の肌に粒々の光輝感がやや見られる。
1;塗布後の肌に粒々の光輝感が見られる。
(2)塗布後の肌の仕上がりのむらづきのなさ:
4;塗布後の肌にむらづきが見られない。
3;塗布後の肌にあまりむらづきが見られない。
2;塗布後の肌にややむらづきが見られる。
1;塗布後の肌にむらづきが見られる。
(3)塗布後の肌(頬)に均一な輝きのある仕上がり:
4;塗布後の頬全体に均一な輝きが見られる。
3;塗布後の頬全体に均一な輝きがやや見られる。
2;塗布後の頬全体に均一な輝きがあまり見られない。
1;塗布後の頬全体に均一な輝きが見られない。
(4)塗布後の肌が滑らかに見える:
4;塗布後の肌が滑らかに見える。
3;塗布後の肌がやや滑らかに見える。
2;塗布後の肌があまり滑らかに見えない。
1;塗布後の肌が滑らかに見えない。
Figure 0006815098
実施例10(リキッドファンデーション)
表2に示す組成の油中水型乳化化粧料(リキッドファンデーション)を製造した。
得られた油中水型乳化化粧料(リキッドファンデーション)は、酸化チタン被覆雲母特有の粒状のキラキラした光輝感を抑制し、肌にむらづきすることなく、肌全体に均一な輝きが現れ、塗布後の肌が滑らかな仕上がりであった。
(製法)
成分(A)、(C)及びその他の粉体を分散して混合した後、成分(B)及びその他の油剤成分を含む油相を加え、さらに水を含む水相を混合し、油中水型乳化化粧料(リキッドファンデーション)を得た。
Figure 0006815098
実施例11(クリームファンデーション)
実施例10と同様にして、表3に示す組成の油中水型乳化化粧料(クリームファンデーション)を製造した。
得られた油中水型乳化化粧料(クリームファンデーション)は、酸化チタン被覆雲母特有の粒状のキラキラした光輝感を抑制し、肌にむらづきすることなく、肌全体に均一な輝きが現れ、塗布後の肌が滑らかな仕上がりであった。
Figure 0006815098
実施例12(BBクリーム)
実施例10と同様にして、表4に示す組成の油中水型乳化化粧料(BBクリーム)を製造した。
得られた油中水型乳化化粧料(BBクリーム)は、酸化チタン被覆雲母特有の粒状のキラキラした光輝感を抑制し、肌にむらづきすることなく、肌全体に均一な輝きが現れ、塗布後の肌が滑らかな仕上がりであった。
Figure 0006815098
実施例13(UV化粧下地)
実施例10と同様にして、表5に示す組成の油中水型乳化化粧料(UV化粧下地)を製造した。
得られた油中水型乳化化粧料(UV化粧下地)は、酸化チタン被覆雲母特有の粒状のキラキラした光輝感を抑制し、肌にむらづきすることなく、肌全体に均一な輝きが現れ、塗布後の肌が滑らかな仕上がりであった。
Figure 0006815098
実施例14(スキンケアクリーム)
実施例10と同様にして、表6に示す組成の油中水型乳化化粧料(スキンケアクリーム)を製造した。
得られた油中水型乳化化粧料(スキンケアクリーム)は、酸化チタン被覆雲母特有の粒状のキラキラした光輝感を抑制し、肌にむらづきすることなく、肌全体に均一な輝きが現れ、塗布後の肌が滑らかな仕上がりであった。
Figure 0006815098

Claims (4)

  1. 次の成分(A)、(B)及び(C):
    (A)酸化チタン被覆雲母 3〜18質量%、
    (B)25℃で液状の油成分 20〜35質量%、
    (C)窒化ホウ素 0.1〜2質量%
    を含有し、
    成分(A)全量中、粒子径5μm以上30μm以下の酸化チタン被覆雲母が80〜96質量%であり、粒子径30μmを超える酸化チタン被覆雲母が10質量%以下であり、
    成分(C)に対する成分(A)の質量割合(A)/(C)が4〜90である油中水型乳化化粧料。
  2. 成分(C)の平均粒子径が5〜20μmである請求項記載の油中水型乳化化粧料。
  3. 成分(B)が、少なくとも(B1)25℃で液状のエステル油を含む請求項1又は2記載の油中水型乳化化粧料。
  4. 成分(B)に対する成分(B1)の質量割合(B1)/(B)が、0.1〜0.5である請求項3記載の油中水型乳化化粧料。
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