JP6814510B2 - 手摺り - Google Patents

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本発明は、ブラケット本体に着脱可能なブラケットカバーを備えた手摺りに関するものである。
浴室等に設けられる手摺りとしては、従来から、手摺り棒を手摺り用ブラケットで被設置部(例えば浴室の壁部)に設置するものが知られている。この場合、ブラケットは、ネジ等の固定手段を介して被設置部に固定されることになる。このような固定構造の露出を防止するために、2つの部分からなるブラケットカバーを用い、これらのブラケットカバーでブラケット部材を覆うことにより、ブラケットの被設置部への固定構造を隠すようにした構成が知られている。
このような手摺り用ブラケットの例として、例えば特開2004−143831(特許文献1)には、手摺りブラケット4において、固定片5及び連結片6を覆うカバー11を、一対のカバー単体12から構成した発明が開示されている。また、特開2001−329672(特許文献2)には、手摺り受け金具10において、固定部材13を覆うカバーを、第1分割カバー30と第2分割カバー50とから構成した発明が開示されている。
特開2004−143831 特開2001−329672
ところで、固定手段のネジ等の締め直しや取り外し等を行う際の利便性のために、特許文献1記載の手摺り用ブラケット4において、嵌合縁13の係止突部14aと係止凹部14bとの係合を容易に解除できるように形成した場合、カバー単体12が引っ張られただけでこの係合が不必要に外れてしまう。あるいは、特許文献2記載の手摺り受け金具10において、係合突起46と被係合部56との係合を容易に解除できるように形成した場合、第2分割カバー50が引っ張られただけでこの係合が不必要に外れてしまう。
本発明は、以上のような事情を勘案してなされたもので、その目的は、ブラケット本体にブラケットカバーを備えた手摺りにおいて、ブラケット本体とブラケットカバーの間の係止手段が不必要に外れることがなく、且つブラケット本体に対するブラケットカバーの取り外し作業が容易である手摺りを提供することである。
前記目的を達成するため、本発明にあっては、次のような解決方法を採択している。すなわち、本発明は、手摺り棒と、前記手摺り棒を被設置部に取り付けるためのブラケット本体と、前記ブラケット本体に着脱可能に装着されたブラケットカバーとを備えた手摺りにおいて、前記ブラケット本体は、前記ブラケットカバー側に延出して、前記ブラケットカバーの内側面に沿って配置される係止片を備え、前記ブラケット本体と前記ブラケットカバーとの間に係止手段を備え、前記係止手段は、前記係止片に設けられた係止凸部と、前記ブラケットカバーに設けられ前記係止凸部に係合する係止凹部とを備え、前記係止凸部は、前記係止片の外面に設けられており、 前記係止凹部は、前記ブラケットカバーの内側面に形成されており、前記係止凸部と前記係止凹部のそれぞれには、互いに当接可能に対向する湾曲部が形成され、前記ブラケットカバーは、前記被設置部に隣接して配置される基端縁を備え、前記基端縁の一端部を支点として前記ブラケットカバーを前記ブラケット本体に対して回動するように動かすことにより、前記ブラケットカバーの湾曲部が前記ブラケット本体の湾曲部に沿って摺動し、ブラケットカバーがブラケット本体に対して変位して、前記係止凸部と前記係止凹部との係合が解除され得るようになっている。
上記解決手法によれば、ブラケット本体(例えば実施形態におけるブラケット部材10及び外装部材20)にブラケットカバー(例えば実施形態におけるブラケットカバー30)を装着した状態において、ブラケットカバーの湾曲部がブラケット本体の湾曲部に当接する方向に向けてブラケットカバーを引っ張ると、ブラケットカバーの湾曲部がブラケット本体の湾曲部に係止することにより、係止凸部と係止凹部の係合が維持される一方で、ブラケットカバーをブラケット本体に対して回動させるように動かすことにより、ブラケットカバーの湾曲部がブラケット本体の湾曲部を摺動し、係止凸部と係止凹部の係合を解除することができる。
前記手摺りは、前記ブラケット本体の湾曲部が凸湾曲状に形成され、前記ブラケットカバーの湾曲部が凹湾曲状に形成されていてもよい。
前記ブラケットカバーの湾曲部及び前記ブラケット本体側の湾曲部は、前記ブラケットカバーの前記基端縁の一端部を中心とした仮想円周に沿った弧状に形成されていてもよい。
前記係止凸部の外面は、前記ブラケットカバーの内側面を向いており、前記係止凹部の前記ブラケットカバーの基端側の端部は、前記係止凸部が前記係止凹部内に導入されるための開口となっており、前記ブラケットカバーを前記ブラケット本体に対して回動させたときに、前記ブラケットカバーの内側面が前記係止片の外面に沿って動き、前記係止凸部と前記係止凹部が係合するようになっていてもよい。
上記解決手法により、スムーズに係合解除できる係止手段を簡素な構成で形成することができる。
前記ブラケット本体は、前記手摺り棒が固定されたブラケット部材と、前記ブラケット部材の少なくとも一部を覆う外装部材とを備え、前記外装部材が前記係止片を備えていてもよい。この構成により、ブラケット部材を、ブラケットカバーと外装部材で適切に覆うことができる。
本発明によれば、ブラケット本体に対してブラケットカバーを回動させるように動かすと、係止手段の係止凸部と係止凹部との係合を解除できるので、ブラケット本体に対するブラケットカバーの取り外し作業を極めて容易かつスムーズに行うことができる。また、ブラケットカバーの湾曲部がブラケット本体の湾曲部に当接する方向に向けて方向にブラケットカバーが引っ張られても、係止手段の係止凸部と係止凹部との係合が解除されないため、ブラケットカバーがブラケット本体から不必要に外れることがない。
本発明の実施形態における手摺りの全体構成を示す正面図。 同じく手摺りの側断面図であり、図1のA−A断面図。 本発明の実施形態における手摺りの外装部材を示す側面図。 同じく外装部材を示す正面図。 同じく外装部材を示す背面図。 同じくブラケットカバーを示す側断面図。 同じく手摺りの側面図であり、ブラケットカバーが外装部材に取り付けられた状態を示す図。 同じく手摺りの側面図であり、ブラケットカバーが外装部材に対して着脱される途中の状態を示す図。 同じくブラケット部材を示す側面図。
以下、添付図面に基づいて本発明の実施形態について説明する。
図1には、本発明の実施形態における手摺り1の全体構成を示す。また、図2には、図1のA−A断面を示す。図示されるように、手摺り1は、直線状の手摺り棒(笠木)2と、手摺り棒2の各所(本実施形態では、左右両端付近と長手方向中央)に設けられた複数の手摺用ブラケット3とを備えている。手摺用ブラケット3は、ブラケット本体5と、ブラケット本体5に着脱可能に装着されたブラケットカバー30とを備えている。手摺り棒2は、略角丸長方形の断面を有する長尺の筒状部材である。なお、本実施形態において、手摺り1は、垂直方向に延びる平面である被設置部4に対して、手摺り棒2が横向きに配置されるように取り付けられている。
ブラケット本体5は、手摺り棒2を被設置部4(例えば浴室等の壁)に取り付けるための連結部材であり、手摺り棒2と被設置部4の間に配置されている。ブラケット本体5は、被設置部4に固定されるブラケット部材10と、ブラケット部材10の上部を覆う外装部材20とから構成されている。ブラケットカバー30は、外装部材20に対して下側から装着され、ブラケット部材10の下部を覆っている。
図2及び図9に示すように、ブラケット部材10は、基端部11と、基端部11から前方に延び出す中間部12と、中間部12から上方に屈曲して延びる先端部13とを備えている。中間部12は、中間壁12Aと、中間壁12Aの両側から延び出す一対の側壁12Bとを備えた断面コの字型に形成されている。中間壁12Bには筒状部12Cが形成されており、この筒状部12Cには後述の外装部材20のネジ止め凸部25が中間壁12Bの上側から挿入される。基端部11は、ネジ14及び15を介して被設置部4に固定される。基端部11の前面やネジ14、15はブラケットカバー30により覆い隠されている。ネジ14は、被設置部4を貫通して、被設置部4の裏面4Aに配置された座金16にまで達している。座金16は、タッピンネジ17によって、被設置部4の裏面4Aに固定されている。基端部11の両側の側面には溝部11Aが形成されており、後述の外装部材20の係止片26が撓むスペースが確保されている。また、先端部13には、ネジ18を介して手摺り棒2が固定されている。
図3から図5にも示すように、外装部材20は、中間壁21と、中間壁21の両側から延び出す一対の側壁22とを備えたコの字型断面の部材である。外装部材20は、ブラケット部材10の上側を覆うカバーであり、図3に示すように、ブラケット部材10の形状に合わせて先端側で折れ曲がった形状を有している。また、外装部材20は、ブラケット部材10に取り付けられたとき、基端縁23が被設置部4に隣接して配置され、また先端縁24が手摺り棒2の下方に隣接して配置されるようになっている。
外装部材20の両側側壁22の下端縁22Aは、開放端となっており、この下端縁22Aに、ブラケットカバー30が装着されるようになっている。また、中間壁21の屈曲部分の手前付近からは、ネジ止め凸部25が下方に向けて延び出している。このネジ止め凸部25には、ネジ挿通穴25Aが形成されており、外装部材20に取り付けられたブラケットカバー30が、このネジ止め凸部25においてネジ止め固定されるようになっている。
外装部材20の両側側壁22の基端付近からは、ブラケットカバー30との係合のための係止片26が、側壁22のわずかに内側を、側壁22と略平行に延び出している。これにより、外装部材20にブラケットカバー30が装着されたときに、係止片26が、ブラケットカバー30の側壁32(図6参照)の内側面に沿って配置されるようになっている。
外装部材20の係止片26の先端側外面には、ブラケットカバー30の係止凹部37(図6参照)に係合するための係止凸部27が形成されている。この係止凸部27に段状に形成された上端縁(ブラケットカバー30と反対側の縁)は、円弧状に湾曲した湾曲部28となっている。図3に示すように、湾曲部28は、基端23側(ブラケット本体5の被設置部4への取り付け側)から離れるにしたがって、下側(ブラケットカバー30が取り付けられる側)に向けて傾斜するように凸湾曲している。
図6にも単独で示すように、ブラケットカバー30は、中間壁31と、中間壁31の両側から延び出す一対の側壁32とを備えたコの字型断面の部材である。ブラケットカバー30は、ブラケット部材10の下側を覆うカバーであり、ブラケット部材10の形状に合わせて先端側で折れ曲がった形状を有しており、外装部材20に装着されたとき、基端縁33が被設置部4に隣接して配置され、また先端縁34が手摺り棒2の下方に隣接して配置されるようになっている。
また、ブラケットカバー30の両側側壁32の上端縁32Aは、開放端となっており、ブラケットカバー30が外装部材20の下側に取り付けられたときには、外装部材20の両側側壁21の下端縁22Aに係合するようになっている。
ブラケットカバー30の中間壁31には、外装部材20に装着されたときに、外装部材20のネジ止め凸部25の下方に配置される位置に、ネジ止め凹部35が形成されている。このネジ止め凹部35には、ネジ挿通穴35Aが形成されており、図2に示すように、このネジ挿通穴35A及びネジ止め凸部25のネジ挿通穴25Aにねじ込まれたネジ19によって、ブラケットカバー30が、外装部材20に対してネジ止め固定されるようになっている。
ブラケットカバー30の両側側壁32の内側面には、係止凹部37が形成されている。係止凹部37は、ブラケットカバー30の外装部材20への装着時に、外装部材20の係止凸部27が係止凹部37内に位置するように、ブラケットカバー30の基端33付近に配置されている。また、係止凹部37の基端側の端部37Aは開口となっており、外装部材20の係止凸部27が、この端部37Aの開口から係止凹部37内に入り込めるようになっている。
係止凹部37の上端縁は、円弧形状に凹湾曲した湾曲部38となっている。この係止凹部37の湾曲部38は、係止凸部27の湾曲部28にちょうど整合した形状を有しており、基端33側(ブラケット本体5の被設置部4への取り付け側)から離れるにしたがって、下側(外装部材20と反対側)に向けて傾斜するように凹湾曲している。これにより、外装部材20の係止凸部27がブラケットカバー30の係止凹部37内に係合したとき、係止凹部37の湾曲部38は、係止凸部27の湾曲部28に対向して隣接した状態に配置されるようになっている。
次に、図7及び図8を参照して、外装部材20(ブラケット本体5)に対するブラケットカバー30の着脱について説明する。なお、これらの図においては、簡明のため、ブラケット部材10の図示は省略されている。
図7には、ブラケットカバー30が外装部材20(ブラケット本体5)に取り付けられた状態を示す。図示されるように、この装着状態においては、ブラケット部材10の上部を覆う外装部材20に対して、ブラケットカバー30が下側から装着されており、外装部材20の係止片26の係止凸部27は、ブラケットカバー30の係止凹部37に係合した状態となっている。この係合は、ブラケットカバー30が外装部材20に対して重ね合わされている方向(上下方向)に対して略直交する方向(横方向)になされているので、ブラケットカバー30(特に基端部33側)が下方向に引っ張られても、係止凹部37の湾曲部38が係止片26の係止凸部27の湾曲部28に当接して係止するため、ブラケットカバー30が外装部材20から外れないようになっている。
このように、係止凸部27と係止凹部37との係合がなされた状態で、さらに、外装部材20のネジ止め凸部25及びブラケットカバー30のネジ止め凹部35において、ネジ19によるネジ止めがなされることにより、ブラケットカバー30が外装部材20に対して完全に固定される。ここで、ブラケットカバー30の先端縁34側の部位がネジ19によりブラケット本体5に固定された状態で、ブラケットカバー30の基端縁33側の部位がブラケット本体5から離れる方向へ引っ張られた場合に、従来のブラケットカバーのように係止凸部27と係止凹部37との係合が容易に外れるとすると、ブラケットカバー30におけるネジ19よりも基端縁33側の部位が無理に開かれて、ブラケットカバー30に亀裂や破断が生じるおそれがあるが、本実施形態では、係止凸部27と係止凹部37との係合が維持されるため、このようにブラケットカバー30が無理に開かれて破損することはない。
図8には、ブラケットカバー30を外装部材20(ブラケット本体5)から取り外す途中の状態を示す。ブラケットカバー30を外装部材30から取り外すには、ネジ19をネジ止め凸部25から取り外した状態とすることで、基端縁33の下縁部33Aを支点にとして、ブラケットカバー30を開く方向(図8の時計回り転方向)に回動させることができる。
このように、基端縁33の下縁部33Aを支点にとしてブラケットカバー30を回動するように開くことにより、係止凸部27と係止凹部37の係合は、スムーズに解除される。すなわち、係止凸部27の湾曲部27と係止凹部37の湾曲部28は、基端縁33の下縁部33Aを中心とした仮想円周に沿った弧状に形成されている。ブラケットカバー30を外装部材20に対して時計回り方向に回動させていくと、係止凹部37の湾曲部38が係止凸部27の湾曲部28を摺動し、最終的に係止凹部37の湾曲部38が係止凸部27の湾曲部28から外れることとなる(換言すると、係止凸部27が係止凹部37から抜け出た状態となる。)。これにより、係止凸部27と係止凹部37との係合が解除されるため、ブラケットカバー30を外装部材20から取り外すことができる。したがって、係止凸部27と係止凹部37の係合解除は、外装部材20に対してブラケットカバー30を回動させるだけで、極めて容易かつスムーズに行うことができるので、ブラケットカバー30の取り外し作業を効率化できる。
これに対し、ブラケットカバー30を外装部材20に取り付けるには、基端縁33の下縁部33Aを支点にとして、上述のブラケットカバー30の取り外しとは逆方向(図8の反時計回り方向)に回動させて、側壁32の端部37Aの開口から係止凹部37内に外装部材20の係止凸部27を挿入させて、係止凸部27と係止凹部37とを係合させることにより、ブラケットカバー30を外装部材20に装着することができる。または、ブラケットカバー30をブラケット部材10の正面側から被せていき、側壁32の端部37Aの開口から係止凹部37内に外装部材20の係止凸部27を挿入させて、係止凸部27と係止凹部37とを係合させることにより、ブラケットカバー30を外装部材20に装着することも可能である。あるいは、ブラケットカバー30をブラケット部材10の下側から被設置部4に沿って被せていくと、側壁32内面の摺接部39(図6参照)が外装部材20の係止凸部27を押圧して係止片26を撓ませるが、摺接部39が係止片26の係止凸部27を乗り越えると、係止片26が弾性変形して係止凸部27が係止凹部37に係合する。このようにして、ブラケットカバー30を外装部材20に装着することも可能である。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された範囲において適宜の変更が可能である。例えば、上記実施形態においては、外装部材20(ブラケット本体5)側に係止凸部27を備え、ブラケットカバー30側に係止凹部37を備えるようにしたが、本発明はこのような形態に限られるものではなく、外装部材20(ブラケット本体5)側に係止凹部を備え、ブラケットカバー30側に係止凸部を備えるようにしても構わない。
また、上記実施形態においては、係止手段を備えた係止片26を外装部材20に設けたが、本発明はこのような形態に限られるものではなく、係止片をブラケットカバー30側に設け、外装部材20(ブラケット本体5)側に係止凹部を設けるようにすることもできる。
また、上記実施形態では、別体に形成したブラケット部材10と外装部材20とを組み合わせてブラケット本体5としたが、本発明はこのような形態に限られるものではなく、ブラケット部材10と外装部材20を一体に形成したブラケット本体とし、このブラケット本体とブラケットカバー30の間に係止手段を備え、ブラケット本体に対してブラケットカバー30が着脱されるようにしてもよい。
本発明は、浴室、トイレ、玄関、洗面所、階段等の壁面や、各種設置物の表面等に取り付けられる手摺りに利用できる。
1 手摺り
2 手摺り棒
3 手摺用ブラケット
4 被設置部
5 ブラケット本体
10 ブラケット部材
11 ブラケット部材の基端部
11A ブラケット部材の基端部の溝部
12 ブラケット部材の中間部
12A ブラケット部材の中間部の中間壁
12B ブラケット部材の中間部の側壁
12C ブラケット部材の筒状部
13 ブラケット部材の先端部
14 ネジ
15 ネジ
16 座金
17 タッピンネジ
18 ネジ
19 ネジ
20 外装部材
21 外装部材の中間壁
22 外装部材の側壁
23 外装部材の基端縁
24 外装部材の先端縁
25 ネジ止め凸部
26 係止片
27 係止凸部
28 係止凸部の湾曲部
30 ブラケットカバー
31 ブラケットカバーの中間壁
32 ブラケットカバーの側壁
33 ブラケットカバーの基端縁
34 ブラケットカバーの先端縁
35 ネジ止め凹部
37 係止凹部
38 係止凹部の湾曲部
39 摺接部

Claims (5)

  1. 手摺り棒と、前記手摺り棒を被設置部に取り付けるためのブラケット本体と、前記ブラケット本体に着脱可能に装着されたブラケットカバーとを備えた手摺りにおいて、
    前記ブラケット本体は、前記ブラケットカバー側に延出して、前記ブラケットカバーの内側面に沿って配置される係止片を備え、
    前記ブラケット本体と前記ブラケットカバーとの間に係止手段を備え、
    前記係止手段は、前記係止片に設けられた係止凸部と、前記ブラケットカバーに設けられ前記係止凸部に係合する係止凹部とを備え、
    前記係止凸部は、前記係止片の外面に設けられており、
    前記係止凹部は、前記ブラケットカバーの内側面に形成されており、
    前記係止凸部と前記係止凹部のそれぞれには、互いに当接可能に対向する湾曲部が形成され、
    前記ブラケットカバーは、前記被設置部に隣接して配置される基端縁を備え、
    前記基端縁の一端部を支点として前記ブラケットカバーを前記ブラケット本体に対して回動するように動かすことにより、前記ブラケットカバーの湾曲部が前記ブラケット本体の湾曲部に沿って摺動し、ブラケットカバーがブラケット本体に対して変位して、前記係止凸部と前記係止凹部との係合が解除され得るようになっている手摺り。
  2. 請求項1に記載の手摺りにおいて、
    前記ブラケット本体の湾曲部が凸湾曲状に形成され、前記ブラケットカバーの湾曲部が凹湾曲状に形成されている手摺り。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の手摺りにおいて、
    前記ブラケットカバーの湾曲部及び前記ブラケット本体側の湾曲部は、前記ブラケットカバーの前記基端縁の一端部を中心とした仮想円周に沿った弧状に形成されている手摺り。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか1項の記載の手摺りにおいて、
    前記係止凸部の外面は、前記ブラケットカバーの内側面を向いており、
    前記係止凹部の前記ブラケットカバーの基端側の端部は、前記係止凸部が前記係止凹部内に導入されるための開口となっており、
    前記ブラケットカバーを前記ブラケット本体に対して回動させたときに、前記ブラケットカバーの内側面が前記係止片の外面に沿って動き、前記係止凸部と前記係止凹部が係合するようになっている手摺り。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の手摺りにおいて、
    前記ブラケット本体は、前記手摺り棒が固定されたブラケット部材と、前記ブラケット部材の少なくとも一部を覆う外装部材とを備え、
    前記外装部材が前記係止片を備えている手摺り。
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