JP6814258B1 - 光ファイバー給電システム - Google Patents

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Abstract

【課題】光ファイバー給電システムにおいて、効率のよい給電を行う。【解決手段】電力によりレーザー発振して給電光112を出力する半導体レーザー111を含む給電装置110と、給電装置110による給電光112を電力に変換する光電変換素子311を含む受電装置310と、給電装置110から受電装置310に給電光112を伝送する光ファイバーケーブル200を備えた光ファイバー給電システム1において、給電装置110が異なる波長の給電光をそれぞれ出力する複数の半導体レーザー(111a、111b、111c)を備え、受電装置310がそれぞれ異なる光電変換効率を有する複数の光電変換素子(311a、311b、311c)を備えている場合、当該システムにおいて所定の給電を行うために好ましい半導体レーザーと光電変換素子の組み合わせを選択し、複数の半導体レーザーから1つ、複数の光電変換素子から1つを作動させるようにした。【選択図】図5

Description

本開示は、光給電に関する。
近時、電力を光(給電光と呼ばれる)に変換して伝送し、当該給電光を電気エネルギーに変換して電力として利用する光給電システムが研究されている。
特許文献1には、電気信号で変調された信号光、及び電力を供給するための給電光を発信する光発信機と、上記信号光を伝送するコア、上記コアの周囲に形成され上記コアより屈折率が小さく上記給電光を伝送する第1クラッド、及び上記第1クラッドの周囲に形成され上記第1クラッドより屈折率が小さい第2クラッド、を有する光ファイバーと、上記光ファイバーの第1クラッドで伝送された上記給電光を変換した電力で動作し、上記光ファイバーのコアで伝送された上記信号光を上記電気信号に変換する光受信機と、を備えた光通信装置が記載されている。
特開2010−135989号公報
ところで、光ファイバー給電システムが将来的に改修される過程で、光発信機に従前からの半導体レーザーに加えて新たな半導体レーザーが付加されたり、光受信機に従前からの光電変換素子に加えて新たな光電変換素子が付加されたりすることが予想される。そのような場合にでも、光ファイバー給電システムにおいて効率のよい給電がなされることが望まれている。
本開示の1つの態様の光ファイバー給電システムは、
電力によりレーザー発振して給電光を出力する半導体レーザーを含む給電装置と、前記給電装置による給電光を電力に変換する光電変換素子を含む受電装置と、前記給電装置から前記受電装置に前記給電光を伝送する光ファイバーケーブルを備えた光ファイバー給電システムであって、
前記給電装置は、異なる波長の給電光をそれぞれ出力する複数の半導体レーザーを備えており、
前記受電装置は、それぞれ異なる光電変換効率を有する複数の光電変換素子を備えており、
当該光ファイバー給電システムにおいて所定の給電を行うために、前記給電装置が備えている複数の半導体レーザーから1つを選択して作動させる処理と、前記受電装置が備えている複数の光電変換素子から1つを選択して作動させる処理を実行する制御部を備えるようにした。
また、その光ファイバー給電システムは、
前記給電装置を含む第1のデータ通信装置と、前記受電装置を含み前記第1のデータ通信装置と光通信する第2のデータ通信装置と、を備え、
前記制御部は、前記第1のデータ通信装置に含まれ、前記給電装置が備えている複数の半導体レーザーのいずれか1つを作動させるように切り替える処理を実行する給電側制御部と、前記第2のデータ通信装置に含まれ、前記給電装置が備えている複数の半導体レーザーのいずれか1つを作動させるための選択情報を光通信にて前記給電側制御部に通知する処理と、前記受電装置が備えている複数の光電変換素子のいずれか1つを作動させるように切り替える処理を実行する受電側制御部と、を有するようにする。
また、その光ファイバー給電システムは、
前記給電側制御部は、前記給電装置が備えている複数の半導体レーザーを順次1つずつ作動させるとともに、作動させている半導体レーザーを特定させるための情報を光通信にて前記受電側制御部に通知する処理を実行し、
前記受電側制御部は、前記受電装置が備えている複数の光電変換素子を順次1つずつ作動させるとともに、前記複数の半導体レーザーのそれぞれと前記複数の光電変換素子のそれぞれの組み合わせに対応する電力データを一時的に蓄積する処理と、蓄積された電力データから所定の基準を満たす電力データを選択する処理と、選択された電力データに対応する半導体レーザーを作動させるために前記選択情報を光通信にて前記給電側制御部に通知する処理と、選出された電力データに対応する光電変換素子を作動させるように切り替える処理を実行するようにする。
本開示の1つの態様の光ファイバー給電システムによれば、効率のよい給電が行われる。
本開示の第1実施形態に係る光ファイバー給電システムの構成図である。 本開示の第2実施形態に係る光ファイバー給電システムの構成図である。 本開示の第2実施形態に係る光ファイバー給電システムの構成図であって、光コネクタ等を図示したものある。 本開示の他の一実施形態に係る光ファイバー給電システムの構成図である。 本開示の第2実施形態に係る光ファイバー給電システム(第1実施例)の構成図であって、制御部(受電側制御部、給電側制御部)を加えて図示したものある。 第1実施例において一時的に蓄積される電力データに関する説明図である。 本開示の第2実施形態に係る光ファイバー給電システム(第2実施例)の構成図であって、制御部(受電側制御部、給電側制御部)を加えて図示したものある。 第2実施例において一時的に蓄積される電力データに関する説明図である。 本開示の第2実施形態に係る光ファイバー給電システム(第3実施例)の構成図であって、制御部(受電側制御部、給電側制御部)を加えて図示したものある。 第3実施例において一時的に蓄積される電力データに関する説明図である。
以下に本開示の一実施形態につき図面を参照して説明する。
(1)システム概要
〔第1実施形態〕
図1に示すように本実施形態の光ファイバー給電(PoF:Power over Fiber)システム1Aは、給電装置(PSE:Power Sourcing Equipment)110と、光ファイバーケーブル200Aと、受電装置(PD:Power Device)310を備える。
なお、本開示における給電装置は電力を光エネルギーに変換して供給する装置であり、受電装置は光エネルギーの供給を受け当該光エネルギーを電力に変換する装置である。
給電装置110は、給電用半導体レーザー111を含む。
光ファイバーケーブル200Aは、給電光の伝送路を形成する光ファイバー250Aを含む。
受電装置310は、光電変換素子311を含む。
給電装置110は電源に接続され、給電用半導体レーザー111等が電気駆動される。
給電用半導体レーザー111は、上記電源からの電力によりレーザー発振して給電光112を出力する。
光ファイバーケーブル200Aは、一端201Aが給電装置110に接続可能とされ、他端202Aが受電装置310に接続可能とされ、給電光112を伝送する。
給電装置110からの給電光112が、光ファイバーケーブル200Aの一端201Aに入力され、給電光112は光ファイバー250A中を伝搬し、他端202Aから受電装置310に出力される。
光電変換素子311は、光ファイバーケーブル200Aを通して伝送されてきた給電光112を電力に変換する。光電変換素子311により変換された電力が、受電装置310内で必要な駆動電力とされる。さらに受電装置310は光電変換素子311により変換された電力を外部機器用に出力可能とされる。
給電用半導体レーザー111及び光電変換素子311の光‐電気間の変換効果を奏する半導体領域を構成する半導体材料が500nm以下の短波長のレーザー波長をもった半導体とされる。
短波長のレーザー波長をもった半導体は、バンドギャップが大きく光電変換効率が高いので、光給電の発電側及び受電側における光電変換効率が向上され、光給電効率が向上する。
そのためには、同半導体材料として、例えば、ダイヤモンド、酸化ガリウム、窒化アルミニウム、GaN等、レーザー波長(基本波)が200〜500nmのレーザー媒体の半導体材料を用いてもよい。
また、同半導体材料として、2.4eV以上のバンドギャップを有した半導体が適用される。
例えば、ダイヤモンド、酸化ガリウム、窒化アルミニウム、GaN等、バンドギャップ2.4〜6.2eVのレーザー媒体の半導体材料を用いてもよい。
なお、レーザー光は長波長ほど伝送効率が良く、短波長ほど光電変換効率が良い傾向にある。したがって、長距離伝送の場合には、レーザー波長(基本波)が500nmより大きいレーザー媒体の半導体材料を用いてもよい。また、光電変換効率を優先する場合には、レーザー波長(基本波)が200nmより小さいレーザー媒体の半導体材料を用いてもよい。
これらの半導体材料は、給電用半導体レーザー111及び光電変換素子311のいずれか一方に適用してもよい。給電側又は受電側における光電変換効率が向上され、光給電効率が向上する。
〔第2実施形態〕
図2に示すように本実施形態の光ファイバー給電(PoF:Power over Fiber)システム1は、光ファイバーを介した給電システムと光通信システムとを含むものであり、給電装置(PSE:Power Sourcing Equipment)110を含む第1のデータ通信装置100と、光ファイバーケーブル200と、受電装置(PD:Power Device)310を含む第2のデータ通信装置300とを備える。
給電装置110は、給電用半導体レーザー111を含む。第1のデータ通信装置100は、給電装置110のほか、データ通信を行う発信部120と、受信部130とを含む。第1のデータ通信装置100は、データ端末装置(DTE(Date Terminal Equipment))、中継器(Repeater)等に相当する。発信部120は、信号用半導体レーザー121と、モジュレーター122とを含む。受信部130は、信号用フォトダイオード131を含む。
光ファイバーケーブル200は、信号光の伝送路を形成するコア210と、コア210の外周に配置され、給電光の伝送路を形成するクラッド220と有する光ファイバー250を含む。
受電装置310は、光電変換素子311を含む。第2のデータ通信装置300は、受電装置310のほか、発信部320と、受信部330と、データ処理ユニット340とを含む。第2のデータ通信装置300は、パワーエンドステーション(Power End Station)等に相当する。発信部320は、信号用半導体レーザー321と、モジュレーター322とを含む。受信部330は、信号用フォトダイオード331を含む。データ処理ユニット340は、受信した信号を処理するユニットである。また、第2のデータ通信装置300は、通信ネットワークにおけるノードである。または第2のデータ通信装置300は、他のノードと通信するノードでもよい。
第1のデータ通信装置100は電源に接続され、給電用半導体レーザー111、信号用半導体レーザー121と、モジュレーター122、信号用フォトダイオード131等が電気駆動される。また、第1のデータ通信装置100は、通信ネットワークにおけるノードである。または第1のデータ通信装置100は、他のノードと通信するノードでもよい。
給電用半導体レーザー111は、上記電源からの電力によりレーザー発振して給電光112を出力する。
光電変換素子311は、光ファイバーケーブル200を通して伝送されてきた給電光112を電力に変換する。光電変換素子311により変換された電力は、発信部320、受信部330及びデータ処理ユニット340の駆動電力、その他の第2のデータ通信装置300内で必要となる駆動電力とされる。さらに第2のデータ通信装置300は、光電変換素子311により変換された電力を外部機器用に出力可能とされていてもよい。
一方、発信部120のモジュレーター122は、信号用半導体レーザー121からのレーザー光123を送信データ124に基づき変調して信号光125として出力する。
受信部330の信号用フォトダイオード331は、光ファイバーケーブル200を通して伝送されてきた信号光125を電気信号に復調し、データ処理ユニット340に出力する。データ処理ユニット340は、当該電気信号によるデータをノードに送信し、その一方で当該ノードからデータを受信し、送信データ324としてモジュレーター322に出力する。
発信部320のモジュレーター322は、信号用半導体レーザー321からのレーザー光323を送信データ324に基づき変調して信号光325として出力する。
受信部130の信号用フォトダイオード131は、光ファイバーケーブル200を通して伝送されてきた信号光325を電気信号に復調し出力する。当該電気信号によるデータがノードに送信され、その一方で当該ノードからデータが送信データ124とされる。
第1のデータ通信装置100からの給電光112及び信号光125が、光ファイバーケーブル200の一端201に入力され、給電光112はクラッド220を伝搬し、信号光125はコア210を伝搬し、他端202から第2のデータ通信装置300に出力される。
第2のデータ通信装置300からの信号光325が、光ファイバーケーブル200の他端202に入力され、コア210を伝搬し、一端201から第1のデータ通信装置100に出力される。
なお、図3に示すように第1のデータ通信装置100に光入出力部140とこれに付設された光コネクタ141が設けられる。また、第2のデータ通信装置300に光入出力部350とこれに付設された光コネクタ351が設けられる。光ファイバーケーブル200の一端201に設けられた光コネクタ230が光コネクタ141に接続する。光ファイバーケーブル200の他端202に設けられた光コネクタ240が光コネクタ351に接続する。光入出力部140は、給電光112をクラッド220に導光し、信号光125をコア210に導光し、信号光325を受信部130に導光する。光入出力部350は、給電光112を受電装置310に導光し、信号光125を受信部330に導光し、信号光325をコア210に導光する。
以上のように、光ファイバーケーブル200は、一端201が第1のデータ通信装置100に接続可能とされ、他端202が第2のデータ通信装置300に接続可能とされ、給電光112を伝送する。さらに本実施形態では、光ファイバーケーブル200は、信号光125,325を双方向伝送する。
給電用半導体レーザー111及び光電変換素子311の光‐電気間の変換効果を奏する半導体領域を構成する半導体材料としては上記第1実施形態と同様のものが適用され、高い光給電効率が実現される。
なお、図4に示す光ファイバー給電システム1Bの光ファイバーケーブル200Bように、信号光を伝送する光ファイバー260と、給電光を伝送する光ファイバー270とを別々に設けてもよい。光ファイバーケーブル200Bも複数本で構成してもよい。
(2)複数の半導体レーザーや複数の光電変換素子が備えられたシステムについて
次に、光ファイバー給電システム1において効率のよい給電がなされるように、給電装置110に備えられている複数の給電用半導体レーザー111のいずれか1つを作動させるように切り替えたり、受電装置310に備えられている複数の光電変換素子311のいずれか1つを作動させるように切り替えたりする処理について説明する。
[第1実施例]
図5に示す光ファイバー給電システム1は、給電装置110を含む第1のデータ通信装置100と、受電装置310を含む第2のデータ通信装置300と、第1のデータ通信装置100と第2のデータ通信装置300が光通信するための光ファイバーケーブル200とを備えている。
図5に示すように、第1のデータ通信装置100に含まれている給電装置110は、異なる波長の給電光をそれぞれ出力する複数の給電用半導体レーザー111を備えている。ここでの給電装置110は3つの給電用半導体レーザー111a、111b、111cを備えている。
また、第2のデータ通信装置300に含まれている受電装置310は、所定の光電変換効率を有する光電変換素子311を備えている。
また、第1のデータ通信装置100は、給電装置110が備えている複数の給電用半導体レーザー111a、111b、111cのいずれか1つを作動させるように切り替える処理を実行する給電側制御部150を備えている。
また、第2のデータ通信装置300は、給電装置110が備えている複数の給電用半導体レーザー111a、111b、111cのいずれか1つを選択して作動させるための選択情報を光通信にて給電側制御部150に通知する処理を実行する受電側制御部360を備えている。
この受電側制御部360と給電側制御部150が協働することで、光ファイバー給電システム1において所定の電力の給電を行うために、給電装置110が備えている複数の給電用半導体レーザー111a、111b、111cから1つを選択して作動させる処理を実行する制御部として機能する。
つまり、給電装置110が備えている複数の給電用半導体レーザー111a、111b、111cのうち、選択された給電用半導体レーザー(111a、111b、111c)が出力した給電光を光電変換素子311が電力に変換することで、所定の給電が行われるようになる。
例えば、この光ファイバー給電システム1では、定期的に、給電装置110が備えている複数の給電用半導体レーザー111a、111b、111cを1つずつ作動させ、各給電用半導体レーザー111a、111b、111cが出力した給電光を受電装置310の光電変換素子311がそれぞれ電力に変換する。そして、それら電力の値を比較するようにして、所定の電力を得るために作動させるべき給電用半導体レーザーが、複数の給電用半導体レーザー111a、111b、111cのうちのいずれであるかを選別し、選別した給電用半導体レーザーを作動させて、所定の電力の給電を行うようにしている。
次に、第1実施例の光ファイバー給電システム1において、給電装置110が備えている複数の給電用半導体レーザー111a、111b、111cのいずれか1つを選択して作動させる処理について説明する。
例えば、所定の定期的なタイミングにおいて、給電側制御部150は、給電装置110が備えている複数の給電用半導体レーザー111a、111b、111cを順次1つずつ作動させ、各給電用半導体レーザー111a、111b、111cがそれぞれ出力した給電光を受電装置310の光電変換素子311に送給する。
このとき、給電側制御部150は、複数の給電用半導体レーザー111a、111b、111cのうち、作動させている給電用半導体レーザーを特定させるための情報を光通信にて受電側制御部360に通知する処理を実行する。具体的には、給電側制御部150は、作動させている給電用半導体レーザーを特定させるための情報を発信部120から信号光125として出力し、受電側制御部360に通知する。
そして、受電装置310の光電変換素子311は、各給電用半導体レーザー111a、111b、111cが順次出力した給電光をそれぞれ電力に変換する。
このとき、受電側制御部360は、給電側制御部150から通知された情報に基づき、複数の給電用半導体レーザー111a、111b、111cのそれぞれと光電変換素子311の組み合わせに対応する電力データを記憶部360aに一時的に蓄積する処理を実行する。例えば、図6に示すように、給電用半導体レーザー111aと光電変換素子311の組み合わせに対応する電力データと、給電用半導体レーザー111bと光電変換素子311の組み合わせに対応する電力データと、給電用半導体レーザー111cと光電変換素子311の組み合わせに対応する電力データが、記憶部360aに一時的に蓄積される。
次いで、受電側制御部360は、蓄積された電力データから所定の基準を満たす電力データを選択する処理を実行する。例えば、受電側制御部360は、図6に示した3つの電力データから、所定の基準を満たす電力データとして、給電用半導体レーザー111bと光電変換素子311の組み合わせに対応する電力データを選択する。なお、ここで言う、所定の基準を満たす電力データとは、受電装置310側での必要電力に関するデータや、受電装置310側で得られる最大電力に関するデータなどである。
次いで、受電側制御部360は、選択された電力データに対応する給電用半導体レーザー111bを作動させるための選択情報を光通信にて給電側制御部150に通知する処理を実行する。具体的には、受電側制御部360は、給電用半導体レーザー111bを作動させるための選択情報を発信部320から信号光325として出力し、給電側制御部150に通知する。
そして、給電側制御部150は、受電側制御部360から通知された選択情報に基づき、給電装置110が備えている複数の給電用半導体レーザー111a、111b、111cのうち、給電用半導体レーザー111bを選択して作動させる。
こうして、光ファイバー給電システム1において、給電装置110が備えている複数の給電用半導体レーザー111a、111b、111cのうち、給電用半導体レーザー111bを作動させた給電が行われるようになる。
このように、制御部(給電側制御部150および受電側制御部360)によって選択された給電用半導体レーザー111bを作動させることで、第1実施例の光ファイバー給電システム1において所定の電力を効率よく給電することができる。
[第2実施例]
図7に示す光ファイバー給電システム1は、給電装置110を含む第1のデータ通信装置100と、受電装置310を含む第2のデータ通信装置300と、第1のデータ通信装置100と第2のデータ通信装置300が光通信するための光ファイバーケーブル200とを備えている。
図7に示すように、第1のデータ通信装置100に含まれている給電装置110は、所定の波長の給電光を出力する給電用半導体レーザー111を備えている。
また、第2のデータ通信装置300に含まれている受電装置310は、それぞれ異なる光電変換効率を有する複数の光電変換素子311を備えている。ここでの受電装置310は3つの光電変換素子311a、311b、311cを備えている。
また、第1のデータ通信装置100は、当該データ通信装置100の各部を統括制御する給電側制御部150を備えている。
また、第2のデータ通信装置300は、受電装置310が備えている複数の光電変換素子311a、311b、311cのいずれか1つを選択して作動させるように切り替える処理を実行する受電側制御部360を備えている。
この受電側制御部360と給電側制御部150が協働することで、光ファイバー給電システムにおいて所定の電力の給電を行うために、受電装置310が備えている複数の光電変換素子311a、311b、311cから1つを選択して作動させる処理を実行する制御部として機能する。
つまり、受電装置310が備えている複数の光電変換素子311a、311b、311cのうち、選択された光電変換素子(311a、311b、311c)が、給電装置110の給電用半導体レーザー111が出力した給電光を電力に変換することで、所定の給電が行われるようになる。
例えば、この光ファイバー給電システム1では、定期的に、受電装置310が備えている複数の光電変換素子311a、311b、311cを1つずつ作動させ、給電用半導体レーザー111が出力した給電光を受電装置310の各光電変換素子311a、311b、311cがそれぞれ電力に変換する。そして、それら電力の値を比較するようにして、所定の電力を得るために作動させるべき光電変換素子が、複数の光電変換素子311a、311b、311cのうちのいずれであるかを選別し、選別した光電変換素子を作動させて、所定の電力の給電を行うようにしている。
次に、第2実施例の光ファイバー給電システム1において、受電装置310が備えている複数の光電変換素子311a、311b、311cのいずれか1つを選択して作動させる処理について説明する。
例えば、所定の定期的なタイミングにおいて、給電側制御部150は、給電装置110が備えている給電用半導体レーザー111を作動させ、給電用半導体レーザー111が出力した給電光を受電装置310の光電変換素子に送給する。
また、そのタイミングにおいて、受電側制御部360は、受電装置310が備えている複数の光電変換素子311a、311b、311cを順次1つずつ作動させ、給電用半導体レーザー111が出力した給電光を受電装置310の各光電変換素子311a、311b、311cがそれぞれ電力に変換する。
このとき、受電側制御部360は、給電装置110の給電用半導体レーザー111と複数の光電変換素子311a、311b、311cのそれぞれの組み合わせに対応する電力データを記憶部360aに一時的に蓄積する処理を実行する。例えば、図8に示すように、給電用半導体レーザー111と光電変換素子311aの組み合わせに対応する電力データと、給電用半導体レーザー111と光電変換素子311bの組み合わせに対応する電力データと、給電用半導体レーザー111と光電変換素子311cの組み合わせに対応する電力データが、記憶部360aに一時的に蓄積される。
次いで、受電側制御部360は、蓄積された電力データから所定の基準を満たす電力データを選択する処理を実行する。例えば、受電側制御部360は、図8に示した3つの電力データから、所定の基準を満たす電力データとして、給電用半導体レーザー111と光電変換素子311bの組み合わせに対応する電力データを選択する。なお、ここで言う、所定の基準を満たす電力データとは、受電装置310側での必要電力に関するデータや、受電装置310側で得られる最大電力に関するデータなどである。
次いで、受電側制御部360は、選択された電力データに対応する光電変換素子311bを作動させるように切り替える処理を実行し、受電装置310が備えている複数の光電変換素子311a、311b、311cのうち、光電変換素子311bを選択して作動させる。
こうして、光ファイバー給電システム1において、受電装置310が備えている複数の光電変換素子311a、311b、311cのうち、光電変換素子311bを作動させた給電が行われるようになる。
このように、制御部(給電側制御部150および受電側制御部360)によって選択された光電変換素子311bを作動させることで、第2実施例の光ファイバー給電システム1において所定の電力を効率よく給電することができる。
[第3実施例]
図9に示す光ファイバー給電システム1は、給電装置110を含む第1のデータ通信装置100と、受電装置310を含む第2のデータ通信装置300と、第1のデータ通信装置100と第2のデータ通信装置300が光通信するための光ファイバーケーブル200とを備えている。
図9に示すように、第1のデータ通信装置100に含まれている給電装置110は、異なる波長の給電光をそれぞれ出力する複数の給電用半導体レーザー111を備えている。ここでの給電装置110は3つの給電用半導体レーザー111a、111b、111cを備えている。
また、第2のデータ通信装置300に含まれている受電装置310は、それぞれ異なる光電変換効率を有する複数の光電変換素子311を備えている。ここでの受電装置310は3つの光電変換素子311a、311b、311cを備えている。
また、第1のデータ通信装置100は、給電装置110が備えている複数の給電用半導体レーザー111a、111b、111cのいずれか1つを作動させるように切り替える処理を実行する給電側制御部150を備えている。
また、第2のデータ通信装置300は、給電装置110が備えている複数の給電用半導体レーザー111a、111b、111cのいずれか1つを選択して作動させるための選択情報を光通信にて給電側制御部150に通知する処理と、受電装置310が備えている複数の光電変換素子311a、311b、311cのいずれか1つを選択して作動させるように切り替える処理を実行する受電側制御部360を備えている。
この受電側制御部360と給電側制御部150が協働することで、光ファイバー給電システム1において所定の電力の給電を行うために、給電装置110が備えている複数の給電用半導体レーザー111a、111b、111cから1つを選択して作動させる処理と、受電装置310が備えている複数の光電変換素子311a、311b、311cから1つを選択して作動させる処理を実行する制御部として機能する。
つまり、給電装置110が備えている複数の給電用半導体レーザー111a、111b、111cのうち、選択された給電用半導体レーザー(111a、111b、111c)が出力した給電光を、受電装置310が備えている複数の光電変換素子311a、311b、311cのうち、選択された光電変換素子(311a、311b、311c)が電力に変換することで、所定の給電が行われるようになる。
例えば、この光ファイバー給電システム1では、定期的に、給電装置110が備えている複数の給電用半導体レーザー111a、111b、111cを1つずつ作動させるとともに、受電装置310が備えている複数の光電変換素子311a、311b、311cを1つずつ作動させ、給電装置110の各給電用半導体レーザー111a、111b、111cがそれぞれ出力した給電光を、受電装置310の各光電変換素子311a、311b、311cがそれぞれ電力に変換する。そして、それら電力の値を比較するようにして、所定の電力を得るために作動させるべき給電用半導体レーザー111と光電変換素子311の組み合わせが、複数の組み合わせのうちのいずれであるかを選別し、選別した給電用半導体レーザーと光電変換素子を作動させて、所定の電力の給電を行うようにしている。
次に、第3実施例の光ファイバー給電システム1において、給電装置110が備えている複数の給電用半導体レーザー111a、111b、111cのいずれか1つを選択して作動させるとともに、受電装置310が備えている複数の光電変換素子311a、311b、311cのいずれか1つを選択して作動させる処理について説明する。
例えば、所定の定期的なタイミングにおいて、給電側制御部150は、給電装置110が備えている複数の給電用半導体レーザー111a、111b、111cを順次1つずつ作動させ、各給電用半導体レーザー111a、111b、111cがそれぞれ出力した給電光を受電装置310の光電変換素子に送給する。
このとき、給電側制御部150は、複数の給電用半導体レーザー111a、111b、111cのうち、作動させている給電用半導体レーザーを特定させるための情報を光通信にて受電側制御部360に通知する処理を実行する。具体的には、給電側制御部150は、作動させている給電用半導体レーザーを特定させるための情報を発信部120から信号光125として出力し、受電側制御部360に通知する。
また、そのタイミングにおいて、受電側制御部360は、受電装置310が備えている複数の光電変換素子311a、311b、311cを順次1つずつ作動させ、各給電用半導体レーザー111a、111b、111cがそれぞれ出力した給電光を受電装置310の各光電変換素子311a、311b、311cがそれぞれ電力に変換する。
このとき、受電側制御部360は、給電側制御部150から通知された情報に基づき、複数の給電用半導体レーザー111a、111b、111cのそれぞれと、複数の光電変換素子311a、311b、311cのそれぞれの組み合わせに対応する電力データを記憶部360aに一時的に蓄積する処理を実行する。例えば、図10に示すように、給電用半導体レーザー111aと光電変換素子311aの組み合わせに対応する電力データと、給電用半導体レーザー111aと光電変換素子311bの組み合わせに対応する電力データと、給電用半導体レーザー111aと光電変換素子311cの組み合わせに対応する電力データと、給電用半導体レーザー111bと光電変換素子311aの組み合わせに対応する電力データと、給電用半導体レーザー111bと光電変換素子311bの組み合わせに対応する電力データと、給電用半導体レーザー111bと光電変換素子311cの組み合わせに対応する電力データと、給電用半導体レーザー111cと光電変換素子311aの組み合わせに対応する電力データと、給電用半導体レーザー111cと光電変換素子311bの組み合わせに対応する電力データと、給電用半導体レーザー111cと光電変換素子311cの組み合わせに対応する電力データが、記憶部360aに一時的に蓄積される。
次いで、受電側制御部360は、蓄積された電力データから所定の基準を満たす電力データを選択する処理を実行する。例えば、受電側制御部360は、図10に示した9つの電力データから、所定の基準を満たす電力データとして、給電用半導体レーザー111bと光電変換素子311bの組み合わせに対応する電力データを選択する。なお、ここで言う、所定の基準を満たす電力データとは、受電装置310側での必要電力に関するデータや、受電装置310側で得られる最大電力に関するデータなどである。
次いで、受電側制御部360は、選択された電力データに対応する給電用半導体レーザー111bを作動させるための選択情報を光通信にて給電側制御部150に通知する処理を実行する。具体的には、受電側制御部360は、給電用半導体レーザー111bを作動させるための選択情報を発信部320から信号光325として出力し、給電側制御部150に通知する。
そして、給電側制御部150は、受電側制御部360から通知された選択情報に基づき、給電装置110が備えている複数の給電用半導体レーザー111a、111b、111cのうち、給電用半導体レーザー111bを選択して作動させる。
また、受電側制御部360は、選択された電力データに対応する光電変換素子311bを作動させるように切り替える処理を実行し、受電装置310が備えている複数の光電変換素子311a、311b、311cのうち、光電変換素子311bを選択して作動させる。
こうして、光ファイバー給電システム1において、給電装置110が備えている複数の給電用半導体レーザー111a、111b、111cのうち、給電用半導体レーザー111bを作動させ、受電装置310が備えている複数の光電変換素子311a、311b、311cのうち、光電変換素子311bを作動させた給電が行われるようになる。
このように、制御部(給電側制御部150および受電側制御部360)によって選択された給電用半導体レーザー111bと光電変換素子311bを作動させることで、第3実施例の光ファイバー給電システム1において所定の電力を効率よく給電することができる。
以上のように、光ファイバー給電システム1において、給電装置110が、異なる波長の給電光をそれぞれ出力する複数の給電用半導体レーザー111a、111b、111cを備えていたり、受電装置310が、それぞれ異なる光電変換効率を有する複数の光電変換素子311a、311b、311cを備えていたりする場合でも、制御部(給電側制御部150および受電側制御部360)によって選択された給電用半導体レーザー111bや光電変換素子311bを作動させることで、所定の電力を効率よく給電することができる。
なお、上述した第1実施例の光ファイバー給電システム1と、第3実施例の光ファイバー給電システム1において、給電側制御部150が、複数の給電用半導体レーザー111a、111b、111cを順次1つずつ作動させ、各給電用半導体レーザー111a、111b、111cがそれぞれ出力した給電光を受電装置310の光電変換素子に送給するとともに、給電側制御部150が、作動されている給電用半導体レーザーを特定させるための情報を光通信にて受電側制御部360に通知することで、受電側制御部360が給電装置110側で作動されている給電用半導体レーザーを特定して、給電用半導体レーザーと光電変換素子の組み合わせに対応する電力データを蓄積するようにしたが、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、受電側制御部360が、複数の給電用半導体レーザー111a、111b、111cを作動させる順に関する要求情報を光通信にて給電側制御部150に通知するようにし、受電側制御部360からの要求順に応じて、給電側制御部150が複数の給電用半導体レーザー111a、111b、111cを1つずつ作動させるようにすることで、受電側制御部360が給電装置110側で作動されている給電用半導体レーザーを特定して、給電用半導体レーザーと光電変換素子の組み合わせに対応する電力データを蓄積するようにしてもよい。
以上本開示の実施形態を説明したが、この実施形態は、例として示したものであり、この他の様々な形態で実施が可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、構成要素の省略、置き換え、変更を行うことができる。
1A 光ファイバー給電システム(光給電システム)
1 光ファイバー給電システム(光給電システム)
1B 光ファイバー給電システム(光給電システム)
100 第1のデータ通信装置
110 給電装置
111(111a、111b、111c) 給電用半導体レーザー
112 給電光
120 発信部
125 信号光
130 受信部
140 光入出力部
141 光コネクタ
150 給電側制御部
200A 光ファイバーケーブル
200 光ファイバーケーブル
200B 光ファイバーケーブル
210 コア
220 クラッド
250A 光ファイバー
250 光ファイバー
260 光ファイバー
270 光ファイバー
300 第2のデータ通信装置
310 受電装置
311(311a、311b、311c) 光電変換素子
320 発信部
325 信号光
330 受信部
350 光入出力部
351 光コネクタ
360 受電側制御部
360a 記憶部

Claims (12)

  1. 電力によりレーザー発振して給電光を出力する半導体レーザーを含む給電装置と、前記給電装置による給電光を電力に変換する光電変換素子を含む受電装置と、前記給電装置から前記受電装置に前記給電光を伝送する光ファイバーケーブルを備えた光ファイバー給電システムであって、
    前記給電装置は、異なる波長の給電光をそれぞれ出力する複数の半導体レーザーを備えており、
    前記受電装置は、それぞれ異なる光電変換効率を有する複数の光電変換素子を備えており、
    当該光ファイバー給電システムにおいて所定の給電を行うために、前記給電装置が備えている複数の半導体レーザーから1つを選択して作動させる処理と、前記受電装置が備えている複数の光電変換素子から1つを選択して作動させる処理を実行する制御部を備えた光ファイバー給電システム。
  2. 前記給電装置を含む第1のデータ通信装置と、前記受電装置を含み前記第1のデータ通信装置と光通信する第2のデータ通信装置と、を備え、
    前記制御部は、前記第1のデータ通信装置に含まれ、前記給電装置が備えている複数の半導体レーザーのいずれか1つを作動させるように切り替える処理を実行する給電側制御部と、前記第2のデータ通信装置に含まれ、前記給電装置が備えている複数の半導体レーザーのいずれか1つを作動させるための選択情報を光通信にて前記給電側制御部に通知する処理と、前記受電装置が備えている複数の光電変換素子のいずれか1つを作動させるように切り替える処理を実行する受電側制御部と、を有する請求項1に記載の光ファイバー給電システム。
  3. 前記給電側制御部は、前記給電装置が備えている複数の半導体レーザーを順次1つずつ作動させるとともに、作動させている半導体レーザーを特定させるための情報を光通信にて前記受電側制御部に通知する処理を実行し、
    前記受電側制御部は、前記受電装置が備えている複数の光電変換素子を順次1つずつ作動させるとともに、前記複数の半導体レーザーのそれぞれと前記複数の光電変換素子のそれぞれの組み合わせに対応する電力データを一時的に蓄積する処理と、蓄積された電力データから所定の基準を満たす電力データを選択する処理と、選択された電力データに対応する半導体レーザーを作動させるために前記選択情報を光通信にて前記給電側制御部に通知する処理と、選出された電力データに対応する光電変換素子を作動させるように切り替える処理を実行する請求項2に記載の光ファイバー給電システム。
  4. 前記複数の半導体レーザーの少なくとも1つ及び前記複数の光電変換素子の少なくとも1つの光‐電気間の変換効果を奏する半導体領域を構成する半導体材料が、レーザー波長500nm以下のレーザー媒体とされた請求項1から請求項3のうちいずれか一に記載の光ファイバー給電システム。
  5. 電力によりレーザー発振して給電光を出力する半導体レーザーを含む給電装置と、前記給電装置による給電光を電力に変換する光電変換素子を含む受電装置と、前記給電装置から前記受電装置に前記給電光を伝送する光ファイバーケーブルを備えた光ファイバー給電システムであって、
    前記給電装置は、異なる波長の給電光をそれぞれ出力する複数の半導体レーザーを備えており、
    前記受電装置は、所定の光電変換効率を有する光電変換素子を備えており、
    当該光ファイバー給電システムにおいて所定の給電を行うために、前記給電装置が備えている複数の半導体レーザーから1つを選択して作動させる処理を実行する制御部を備えた光ファイバー給電システム。
  6. 前記給電装置を含む第1のデータ通信装置と、前記受電装置を含み前記第1のデータ通信装置と光通信する第2のデータ通信装置と、を備え、
    前記制御部は、前記第1のデータ通信装置に含まれ、前記給電装置が備えている複数の半導体レーザーのいずれか1つを作動させるように切り替える処理を実行する給電側制御部と、前記第2のデータ通信装置に含まれ、前記給電装置が備えている複数の半導体レーザーのいずれか1つを作動させるための選択情報を光通信にて前記給電側制御部に通知する処理を実行する受電側制御部と、を有する請求項5に記載の光ファイバー給電システム。
  7. 前記給電側制御部は、前記給電装置が備えている複数の半導体レーザーを順次1つずつ作動させるとともに、作動させている半導体レーザーを特定させるための情報を光通信にて前記受電側制御部に通知する処理を実行し、
    前記受電側制御部は、前記複数の半導体レーザーのそれぞれと前記受電装置の光電変換素子の組み合わせに対応する電力データを一時的に蓄積する処理と、蓄積された電力データから所定の基準を満たす電力データを選択する処理と、選択された電力データに対応する半導体レーザーを作動させるために前記選択情報を光通信にて前記給電側制御部に通知する処理を実行する請求項6に記載の光ファイバー給電システム。
  8. 前記複数の半導体レーザーの少なくとも1つ及び前記光電変換素子の光‐電気間の変換効果を奏する半導体領域を構成する半導体材料が、レーザー波長500nm以下のレーザー媒体とされた請求項5から請求項7のうちいずれか一に記載の光ファイバー給電システム。
  9. 電力によりレーザー発振して給電光を出力する半導体レーザーを含む給電装置と、前記給電装置による給電光を電力に変換する光電変換素子を含む受電装置と、前記給電装置から前記受電装置に前記給電光を伝送する光ファイバーケーブルを備えた光ファイバー給電システムであって、
    前記給電装置は、所定の波長の給電光を出力する半導体レーザーを備えており、
    前記受電装置は、それぞれ異なる光電変換効率を有する複数の光電変換素子を備えており、
    当該光ファイバー給電システムにおいて所定の給電を行うために、前記受電装置が備えている複数の光電変換素子から1つを選択して作動させる処理を実行する制御部を備えた光ファイバー給電システム。
  10. 前記給電装置を含む第1のデータ通信装置と、前記受電装置を含み前記第1のデータ通信装置と光通信する第2のデータ通信装置と、を備え、
    前記制御部は、前記第2のデータ通信装置に含まれ、前記受電装置が備えている複数の光電変換素子のいずれか1つを作動させるように切り替える処理を実行する受電側制御部を有する請求項9に記載の光ファイバー給電システム。
  11. 前記受電側制御部は、前記受電装置が備えている複数の光電変換素子を順次1つずつ作動させるとともに、前記給電装置の半導体レーザーと前記複数の光電変換素子のそれぞれの組み合わせに対応する電力データを一時的に蓄積する処理と、蓄積された電力データから所定の基準を満たす電力データを選択する処理と、選択された電力データに対応する光電変換素子を作動させるように切り替える処理を実行する請求項10に記載の光ファイバー給電システム。
  12. 前記半導体レーザー及び前記複数の光電変換素子の少なくとも1つの光‐電気間の変換効果を奏する半導体領域を構成する半導体材料が、レーザー波長500nm以下のレーザー媒体とされた請求項9から請求項11のうちいずれか一に記載の光ファイバー給電システム。
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