JP6812658B2 - プロジェクター及びプロジェクターの制御方法 - Google Patents

プロジェクター及びプロジェクターの制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、プロジェクター及びプロジェクターの制御方法に関する。
近年、壁面等に画像を拡大して投写することで当該画像を表示するプロジェクターが知られている。
このようなプロジェクターの設置場所の強度が不足している場合、当該プロジェクターは設置面等からの振動を受けて振動し、これにより、当該プロジェクターが投写する画像にブレ(揺れ)が生じる。このとき、当該プロジェクターから投写された画像を鑑賞する鑑賞者は、投写される画像の解像度が低下したと知覚する場合があった。
ここで、従来では、プロジェクターに加えられる振動に応じて投写レンズを動かすことにより、投写される画像の振動を抑える技術が知られていた(例えば、特許文献1)。
特開2012−47850号公報
特許文献1に記載の技術は、例えば、携帯プロジェクターのようなレンズの体積及び質量が小さいプロジェクターには好適である。しかしながら、特許文献1に記載の技術を高光束プロジェクターのように、レンズの体積及び質量が大きいプロジェクターに適応することが困難である場合がある。
レンズの体積及び質量が大きいプロジェクターの場合、当該プロジェクターは、当該レンズを動かすことが可能なモーターを備えることが求められる。このモーターは、体積の大きいモーターである場合がある。このため、特許文献1に記載の技術では、プロジェクター本体の大きさを小型化することが困難である場合がある。
したがって、特許文献1に記載の技術では、高光束プロジェクターのように、レンズの体積及びレンズの質量が大きいプロジェクターに加えられる振動によって生じる画像のブレを低減することが困難である場合があった。
本発明は、上記従来の問題に鑑みてなされたものであり、プロジェクターに加えられる振動に応じて投写される画像のブレを補正するプロジェクター及びプロジェクターの制御方法を提供することを目的とする。
上記課題の少なくとも一つを解決するために本発明の一態様は、投写面に画像光を投写するプロジェクターであって、光源から射出された光を画像情報に基づいて画像光に変調する光変調装置と、前記光変調装置で変調された画像光を前記投写面に投写する投写光学系と、前記光変調装置の位置を変化させる光変調装置移動部と、前記プロジェクターに加わる振動を検出する振動検出部と、前記振動検出部で検出された振動に基づいて、前記光変調装置移動部に前記光変調装置の位置を変化させる制御部と、を有するプロジェクターである。
この構成により、プロジェクターでは、プロジェクターに加えられる振動に基づいて、光変調装置の位置を変化させる。これにより、プロジェクターでは、プロジェクターに加えられる振動に応じて投写される画像のブレを補正することができる。
また、本発明の他の態様は、プロジェクターにおいて、前記光変調装置に出力する前記画像情報を調整する画像処理部を備え、前記制御部は、前記振動検出部で検出された振動がしきい値未満の場合、前記画像処理部に前記画像情報を調整させ、前記振動が前記しきい値以上である場合、前記光変調装置移動部に前記光変調装置の位置を変化させる、構成が用いられていてもよい。
この構成により、プロジェクターでは、プロジェクターに加えられる振動の大きさがしきい値未満である場合、投写される画像情報を調整し、プロジェクターに加えられる振動の大きさがしきい値以上である場合、光変調装置の位置を補正する。これにより、プロジェクターでは、プロジェクターに加えられる振動の大きさに適した補正方法を適応することができる。
また、本発明の他の態様は、プロジェクターにおいて、前記制御部は、前記振動検出部で検出された振動が前記しきい値以上である場合、前記画像処理部に前記画像情報を調整させるとともに、前記光変調装置移動部に前記光変調装置の位置を変化させる、構成が用いられていてもよい。
この構成により、プロジェクターでは、プロジェクターに加えられる振動の大きさがしきい値以上である場合、画像の調整及び光変調装置の位置を変化させる。これにより、プロジェクターでは、プロジェクターにより大きい振動が加えられる場合であっても投写される画像のブレを補正することができる。
また、本発明の他の態様は、光源から射出された光を画像情報に基づいて画像光に変調する光変調装置と、前記光変調装置で変調された画像光を投写面に投写する投写光学系とを有するプロジェクターの制御方法であって、前記プロジェクターに加わる振動を検出する振動検出ステップと、前記振動検出ステップで検出された振動に基づいて、前記光変調装置の位置を変化させる制御ステップと、を有するプロジェクターの制御方法である。
この構成により、プロジェクターの制御方法では、プロジェクターに加えられる振動に基づいて、光変調装置の位置を変化させる制御を行う。これにより、プロジェクターの制御方法では、プロジェクターに加えられる振動に応じて投写される画像のブレを補正することができる。
以上により、プロジェクターでは、プロジェクターに加えられる振動に基づいて、光変調装置の位置を変化させる。これにより、プロジェクターおよびプロジェクターの制御方法では、プロジェクターにおいて、プロジェクターに加えられる振動に応じて画像のブレを補正する。
第1実施形態のプロジェクターの構成の一例を示す図である。 第1実施形態の投写光学系の一例を示す図である。 第1実施形態の液晶パネルの構成の一例を示す図である。 第1実施形態のホルダーの構成の一例を示す図である。 第1実施形態の液晶パネルの移動位置の一例を示す第1の図である。 第1実施形態の液晶パネルの移動位置の一例を示す第2の図である。 第1実施形態のプロジェクターの動作の一例を示す流れ図である。 第2実施形態の液晶パネルの画像形成領域の一例を示す図である。 第2実施形態のプロジェクターの構成の一例を示す図である。
本発明の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
[第1実施形態:液晶パネルを移動するプロジェクターの構成について]
以下、図1を参照して、第1実施形態のプロジェクター1の構成について説明する。
図1は、第1実施形態のプロジェクター1の構成の一例を示す図である。
図1に示す通り、プロジェクター1は、振動検出部300、制御部100、画像処理装置200及び投写光学系500を備える。プロジェクター1は、例えば、スクリーンや壁面等の投写面に画像を拡大して投写し、表示する高光束プロジェクターである。
[振動検出部について]
振動検出部300は、プロジェクター1に加えられる振動を検出する検出器である。振動検出部300は、例えば、振動センサーであり、少なくとも投写面に平行な方向の振動を検出する。振動センサーは、検知対象であるプロジェクター1に加えられる振動をピエゾ素子によって電圧に変換する。振動検出部300は、振動を検出した検出結果である振動情報Vを制御部100に出力する。
振動情報Vには、変位情報DPと方向情報DRが含まれる。変位情報DPは、プロジェクター1に加えられる振動によってプロジェクター1が移動する距離を示す情報である。また、方向情報DRは、プロジェクター1に加えられる振動の方向を示す情報である。
振動検出部300は、プロジェクター1に加えられる振動を常時又は定期的に検出する。
[画像処理装置について]
画像処理装置200は、画像処理制御部210を備える。画像処理制御部210は、CPU(Central Processing Unit)を備えており、画像取得部220と、表示素子制御部230とをその機能部として備える。
画像取得部220には、入力ポートを介して外部から画像を示す画像情報PIが入力される。入力ポートは、例えば、DVI、HDMI(登録商標)、SDI等である。画像取得部220は、入力ポートを介して画像情報PIを取得し、取得した画像情報PIを表示素子制御部230へ出力する。
表示素子制御部230は、画像取得部220から取得した画像情報PIに基づいて、投写光学系500が備える液晶パネル551r、551g、551bの駆動を制御する。具体的には、表示素子制御部230は、画像取得部220から供給される画像情報PIに基づいて、液晶パネル551r、551g、551bの画像形成可能領域に画像情報PIに示される画像を形成する制御を行う。液晶パネル551rは、赤色光を変調し、液晶パネル551gは、緑色光を変調し、液晶パネル551bは、青色光を変調する。以降の記載において、液晶パネル551r、551g、551bを区別しない場合には、総称して液晶パネル551と記載する。液晶パネル551は、光変調装置の一例である。
[制御部について]
制御部100は、CPUを備えており、振動情報取得部110と、ホルダー制御部120と、レンズ制御部130とをその機能部として備える。
振動情報取得部110は、振動検出部300から振動情報Vを取得する。振動情報取得部110は、取得した振動情報Vをホルダー制御部120に出力する。
レンズ制御部130は、投写光学系500が備える投写レンズ400に対し、フォーカス駆動制御、レンズシフト駆動制御及びズーム駆動制御等を行う。また、レンズ制御部130は、投写レンズ400のレンズシフト範囲、ズーム範囲、現在のレンズシフト位置、現在のズーム位置、光軸中心の座標といったレンズ情報を管理する。
ホルダー制御部120は、振動情報取得部110から振動情報Vを取得する。ホルダー制御部120は、取得した振動情報Vに応じて投写光学系500が備えるホルダー駆動部595r、595g、595bの駆動を制御する。ホルダー駆動部595rは、ホルダー制御部120の制御に基づいて駆動することにより、液晶パネル551rを移動する。また、ホルダー駆動部595gは、ホルダー制御部120の制御に基づいて駆動することにより、液晶パネル551gを移動する。また、液晶パネル551bは、ホルダー制御部120の制御に基づいて駆動することにより、液晶パネル551bを移動する。以降の記載において、ホルダー駆動部595r、595g、595bを区別しない場合には、総称してホルダー駆動部595と記載する。
ホルダー制御部120は、振動情報Vに応じて、液晶パネル551が移動する位置を算出する。振動情報Vに応じて液晶パネル551が移動する位置は、振動情報Vに示される振動を打ち消す位置である。具体的には、振動情報Vに応じて液晶パネル551が移動する位置は、振動情報Vに含まれる方向情報DRが示す振動の方向とは逆の方向であって、現在の位置から変位情報DPが示す距離だけ移動した位置である。
ホルダー制御部120は、取得した振動情報Vに応じて、プロジェクター1に加えられる振動を打ち消す位置に液晶パネル551を移動するようにホルダー駆動部595の駆動を制御する。ホルダー制御部120は、取得した振動情報Vに基づいて、ホルダー駆動部595を制御する制御信号CTを生成する。制御信号CTは、プロジェクター1に加えられる振動を打ち消す位置に液晶パネル551を移動させるようにホルダー駆動部595の駆動を制御する信号である。ホルダー制御部120は、生成した制御信号CTを投写光学系500に出力する。
[投写光学系について]
投写光学系500は、画像を投写するための機能部を複数備える。投写光学系500が備える各部のうち、ホルダー駆動部595及び投写レンズ400は、制御部100によって制御される。また、投写光学系500が備える各部のうち、液晶パネル551は、画像処理装置200によって制御される。
ホルダー駆動部595は、制御部100から入力される制御信号CTに基づいて駆動する。具体的には、ホルダー駆動部595は、入力される制御信号CTに基づいて、プロジェクター1に加えられる振動を打ち消す方向に液晶パネル551を移動するように駆動する。
また、投写レンズ400は、レンズ制御部130の制御に基づいて、フォーカス駆動、レンズシフト駆動及びズーム駆動が制御される。
また、液晶パネル551は、画像処理装置200の制御に基づいて、画像形成可能領域に画像が形成される。
以下、プロジェクター1が備える投写光学系500の詳細について説明する。
[投写光学系の構成の詳細について]
以下、図を参照して投写光学系500の詳細について説明する。
図2は、第1実施形態の投写光学系500の一例を示す図である。
投写光学系500は、光源光を発生する光源装置520と、光源装置520からの照明光を均一化する均一化光学系530と、均一化光学系530を経た照明光を赤・緑・青の3色に分割する色分離光学系540と、色分離光学系540から射出された各色の照明光によって照明される光変調部550と、光変調部550からの各色の変調光を合成するクロスダイクロイックプリズム560と、クロスダイクロイックプリズム560を経た像光を投写面(不図示)に投写する投写レンズ400とを備える。なお、以上のうち、光源装置520と均一化光学系530は、照明光を射出する照明装置として機能する。
ここで、光源装置520は、略点状の発光部を形成するランプ本体521と、ランプ本体521から射出される光源光をコリメートするパラボラ形状の凹面鏡522とを備える。このうち、ランプ本体521は、例えば高圧水銀ランプ等のランプ光源からなり、略白色の光源光を発生する。また、凹面鏡522は、ランプ本体521から放射される光線を反射して、平行光束として均一化光学系530に入射させる。なお、パラボラ形状の凹面鏡522に変えて、球面や楕円面など、パラボラ形状ではない凹面鏡を用いても良い。このような、凹面鏡を用いた場合は、凹面鏡522と均一化光学系530との間に平行化レンズを配置すれば、光源装置520から平行光束を射出することが可能となる。
均一化光学系530は、一対のフライアイ光学系531、532と、波面分割光を重ね合わせるための重畳レンズ533と、照明光を所定の偏光成分に変換する偏光変換部材534とを備える。一対のフライアイ光学系531、532は、マトリックス状に配置された複数の要素レンズからなり、これらの要素レンズによって、光源装置520からの照明光を分割して個別に集光・発散させる。偏光変換部材534は、フライアイ光学系531、532から射出した照明光を一種類の偏光光(例えば紙面に垂直なS偏光成分のみ)に変換して次段光学系に出力する。重畳レンズ533は、偏光変換部材534を経た照明光を全体として適宜収束させて、光変調部550に設けた各色の光変調装置に対する重畳照明を可能にする。つまり、両フライアイ光学系531、532と重畳レンズ533とを経た照明光は、色分離光学系540を経て、光変調部550を構成する各色の光変調装置すなわち各色の液晶パネル551b、551r、551gの画像形成可能領域を均一に重畳照明する。画像形成可能領域は、液晶パネル551b、551r、551gの領域のうち、画像を形成することができる領域である。
色分離光学系540は、第1及び第2ダイクロイックミラー541a、541bと、反射ミラー542a、542b、542cと、フィールドレンズ543r、543bと、第1〜第3のレンズ545a、545b、545cとを備える。第1ダイクロイックミラー541aは、赤・(R・G・B)の3色のうち青色光LBを反射し、緑色光LGと赤色光LRとを透過させる。また、第2ダイクロイックミラー541bは、入射した緑色光LG及び赤色光LRのうち赤色光LRを反射し緑色光LGを透過させる。この色分離光学系540において、光源装置520から均一化光学系530を経て射出される照明光は、まず第1ダイクロイックミラー541aに入射する。第1ダイクロイックミラー541aで反射された青色光LBは、第1光路OP1に導かれ、反射ミラー542aを経て入射角度を調節するためのフィールドレンズ543bに入射する。また、第1ダイクロイックミラー541aを透過して第2ダイクロイックミラー541bで反射された赤色光LRは、第2光路OP2に導かれフィールドレンズ543rに入射する。さらに、第2ダイクロイックミラー541bを通過した緑色光LGは、第3光路OP3に導かれ、反射ミラー542b、542cを介して第1〜第3のレンズ545a、545b、545cを通過する。これらのレンズ545a、545b、545cを含んで構成されるリレー光学系は、光源装置520から各色の液晶パネル551b、551r、551gまでの光路の距離が最も長い緑色の第3光路OP3に配置されている。このリレー光学系は、第1のレンズ545aの像を、第2のレンズ545bを介して、ほぼそのまま第3のレンズ545cに伝達することにより、光の拡散等による光の利用効率の低下を防止している。
なお、リレー光学系のうち、例えばレンズ545bを光軸に沿って連続的或いは段階的に変位させることにより、液晶パネル551gの位置における照明領域のサイズ、すなわち液晶パネル551gの画像形成可能領域上における緑色光LGの照度を任意に変化させることができる。つまり、液晶パネル551b及び551rの画像形成可能領域上における青色光LBや赤色光LRの照度は変化せず一定であるのに対して、液晶パネル551gの画像形成可能領域上における緑色光LGの照度はレンズ545bの位置に応じて変化する。これを利用すれば、各液晶パネル551b、551r、551gを通過して合成され投写レンズ400によってスクリーン上に投写される画像のホワイトバランスを光学的に調整することができる。
光変調部550は、3色の照明光LB、LR、LGがそれぞれ入射する3つの液晶パネル551b、551r、551gと、各液晶パネル551b、551r、551gを挟むように配置される3組の偏光フィルタ552b、552r、552gと、液晶パネル551b、551r、551gをそれぞれ保持するホルダー590b590r590gと、ホルダー590に保持される液晶パネル551b、551r、551gをそれぞれ移動させるホルダー駆動部595b595r595gとを備える。ここで、例えば青色光LB用の液晶パネル551bと、これを挟む一対の偏光フィルタ552bとは、照明光を2次元的に輝度変調するための液晶ライトバルブを構成する。同様に、赤色光LR用の液晶パネル551rと、対応する一対の偏光フィルタ552rも、液晶ライトバルブを構成し、緑色光LG用の液晶パネル551gと、対応する一対の偏光フィルタ552gも、液晶ライトバルブを構成する。
光変調部550において、第1光路OP1に導かれた青色光LBは、フィールドレンズ543bを介して液晶パネル551bの画像形成可能領域に入射する。第2光路OP2に導かれた赤色光LRは、フィールドレンズ543rを介して液晶パネル551rの画像形成可能領域に入射する。第3光路OP3に導かれた緑色光LGは、レンズ545a、545b、545cからなるリレー光学系を介して液晶パネル551gの画像形成可能領域に入射する。各液晶パネル551b、551r、551gは、入射した照明光の偏光方向の空間的分布を変化させるための非発光で透過型の光変調装置であり、各液晶パネル551b、551r、551gにそれぞれ入射した各色光LB、LR、LGは、各液晶パネル551b、551r、551gに電気的信号として入力された駆動信号或いは画像信号に応じて、画素単位で偏光状態が調整される。その際、偏光フィルタ552b、552r、552gによって、各液晶パネル551b、551r、551gに入射する照明光の偏光方向が調整されるとともに、各液晶パネル551b、551r、551gから射出される光から所定の偏光方向の変調光が取り出される。
クロスダイクロイックプリズム560は、光合成光学系であり、平面上に形成された青色光反射用の第1ダイクロイック膜(具体的には誘電体多層膜)561と、交線CLの位置でわずかに屈曲する緑色光反射用の第2ダイクロイック膜(具体的には誘電体多層膜)562とを、全体として直交させた状態で内蔵するものである。このクロスダイクロイックプリズム560は、液晶パネル551bからの青色光LBを第1ダイクロイック膜561で反射して進行方向左側に射出させ、液晶パネル551rからの赤色光LRを両ダイクロイック膜561、562を介して直進して射出させ、液晶パネル551gからの緑色光LGを第2ダイクロイック膜562で反射して進行方向右側に射出させる。このようにクロスダイクロイックプリズム560で合成された像光は、投写光学系である投写レンズ400を経て適当な拡大率でスクリーン(不図示)にカラー画像として投写される。
[液晶パネルの構成の詳細]
以下、図3を参照して液晶パネル551rの詳細について説明する。
図3は、第1実施形態の液晶パネル551rの構成の一例を示す図である。
図3(A)は、液晶パネル551rの斜視図である。また、図3(B)は、液晶パネル551rの側面図である。
液晶パネル551rは、共通電極およびブラックマスク等が形成された第1基板としての対向基板582rと、データ線、走査線、TFT(Thin Film Trrnsistor)などのスイッチング素子、および画素電極等が形成された第2基板としての駆動基板581rと、これら基板581r、582r間に密封封入される電気光学材料としての液晶583rと、駆動基板581rよりも平面視で小さい外形形状を有し、駆動基板581r上に設けられる第2透光性基板としての第1防塵ガラス584rと、対向基板582rよりも平面視で小さい外形形状を有し、対向基板582r上に設けられる第1透光性基板としての第2防塵ガラス585rとを備える。
また、液晶パネル551rは、当該液晶パネル551rを保持するホルダー590rを備える。
なお、上述では、液晶パネル551rを一例に液晶パネル551の構成について説明したが、液晶パネル551b及び液晶パネル551gについても同様の構成を有する。
[ホルダーの構成の詳細]
以下、図4を参照してホルダー590rの詳細について説明する。
図4は、第1実施形態のホルダー590rの構成の一例を示す図である。
ここで、図4に示す直交座標系について説明する。Xr軸は、横方向の軸である。具体的には、Xr軸は、液晶パネル551rに平行な軸であって、3つの液晶パネル551r、551g、551bのすべてに直交する平面に平行な軸である。Yr軸は、縦方向の軸であり、3つの液晶パネル551r、551g、551bのすべてに平行な軸である。
以降の記載において、Yr軸の正の方向を上方向とも記載する。また、Yr軸の負の方向を下方向とも記載する。
また、以降の記載において、Xr軸の正の方向を右方向とも記載する。また、Xr軸の負の方向を左方向とも記載する。
ホルダー590rは、液晶パネル551rを支持する枠である。ホルダー590rは、側面にホルダー駆動部595rを備える。ホルダー590rは、プロジェクター1に固定して設置される。ホルダー駆動部595rは、ホルダー590rが支持する液晶パネル551rの位置をホルダー590rの枠内の領域である稼働領域ARrにおいて移動する。上述したように、ホルダー駆動部595rは、制御部100から入力される制御信号CTに応じて駆動し、液晶パネル551rの位置を移動する。
ホルダー駆動部595rは、例えば、圧電素子、駆動軸及び錘等によって構成される超音波リニアアクチュエーターである。
ホルダー駆動部595rは、ホルダー横駆動部595r−1及びホルダー縦駆動部595r−2によって構成される。ホルダー横駆動部595r−1は、制御信号CTに応じて、液晶パネル551rを横方向に移動する。ホルダー縦駆動部595r−2は、制御信号CTに応じて、液晶パネル551rを縦方向に移動する。
ホルダー駆動部595rは、光変調装置移動部の一例である。
以降の記載において、稼働領域ARrの中心の位置である稼働領域中心ARCrと液晶パネル551rの中心の位置であるパネル中心551Crとが一致する液晶パネル551rの位置を通常位置NPrと記載する。
以下、プロジェクター1に加えられる振動が、横方向の振動である場合について説明する。制御部100は、プロジェクター1に加えられる振動に応じて、ホルダー横駆動部595r−1を制御し、液晶パネル551rを横方向に移動する。具体的には、制御部100は、振動検出部300から取得した振動情報Vに含まれる方向情報DRが左方向を示す場合、液晶パネル551rを右方向に移動するようにホルダー横駆動部595r−1を制御する。また、制御部100は、振動検出部300から取得した振動情報Vに含まれる方向情報DRが右方向を示す場合、液晶パネル551rを左方向に移動するようにホルダー横駆動部595r−1を制御する。
なお、上述では、液晶パネル551rを一例にホルダー590r及びホルダー駆動部595rの構成について説明したが、液晶パネル551b及び液晶パネル551gについても同様の構成を有する。
[液晶パネル551r、551g、551bの変調光の合成]
以下、図5を参照して、液晶パネル551の移動位置について説明する。
図5は、第1実施形態の液晶パネル551の移動位置の一例を示す第1の図である。
本実施形態では、液晶パネル551rは、Xr軸及びYr軸を含む平面に平行に配置されている。そして、液晶パネル551g及び液晶パネル551bのそれぞれが、当該平面(Xr−Yr平面)に対して直交(又は、略直交)するように配置されている。また、本実施形態では、液晶パネル551rの右側に液晶パネル551gが配置されており、液晶パネル551rの左側に液晶パネル551bが配置されている。
また、本実施形態では、液晶パネル551gを支持するホルダー590gは、液晶パネル551rを支持するホルダー590rの右側の辺と接して配置されている。また、液晶パネル551bを支持するホルダー590bは、液晶パネル551rを支持するホルダー590rの左側の辺と接して配置されている。
液晶パネル551r、551g及び551bのそれぞれの横方向を示すXr軸、Xg軸及びXb軸は、いずれも3つの液晶パネル551r、551g、551bのすべてに直交する平面に平行である。
また、液晶パネル551r、551g及び551bの縦方向を示すYr軸、Yg軸及びYb軸は、3つの液晶パネル551r、551g、551bのすべてに平行である。
ここで、クロスダイクロイックプリズム560における変調光の合成について説明する。
上述したように、青色光LB及び緑色光LGは、反射ミラー542a、542b、542cによって反射された後、液晶パネル551b、551gに入射される。青色光LB及び緑色光LGの入射光は、赤色光LRが投写される液晶パネル551rに形成される画像が反転した状態で形成される液晶パネル551b、551gに入射される。
液晶パネル551rが振動に応じて移動される場合、クロスダイクロイックプリズム560から適切に合成された像光を投写するためには、液晶パネル551b、551gは、液晶パネル551rの移動に応じて、液晶パネル551rの移動方向とは逆の方向に移動されることが求められる。
上述したように、液晶パネル551rが振動に応じて移動される場合、液晶パネル551rは、振動情報Vに含まれる方向情報DRが示す方向とは逆の方向に移動される。液晶パネル551rが移動される方向に配置される液晶パネル551(液晶パネル551b又は液晶パネル551g)は、液晶パネル551rに近づく方向に移動されることが求められる。また、液晶パネル551rが移動される方向とは逆の方向に配置される液晶パネル551(液晶パネル551b又は液晶パネル551g)は、液晶パネル551rから離れる方向に移動されることが求められる。
[液晶パネルの移動位置の例:液晶パネル551b、551r]
以下、図5を参照して、振動情報Vに含まれる方向情報DRがXr軸の左方向を示す場合に、液晶パネル551r及び液晶パネル551bの移動位置について説明する。
この場合、図5に示す通り、液晶パネル551rは、ホルダー横駆動部595r−1によって、振動を打ち消す方向に移動される。具体的には、液晶パネル551rは、通常位置NPrから右方向(+Xr方向)に変位情報DPが示す距離だけ移動した液晶パネル551rの位置である移動後位置TPrに移動される。
また、液晶パネル551rが移動後位置TPrに移動されることに応じて、液晶パネル551rが移動される方向とは逆の方向に配置される液晶パネル551bは、通常位置NPbから液晶パネル551rから離れる方向である左方向(−Xb方向)に移動される。液晶パネル551bは、通常位置NPbから左方向に変位情報DPが示す距離だけ移動した液晶パネル551bの位置である移動後位置TPbに移動される。
なお、上述では、液晶パネル551rが右方向(+Xr方向)に移動された場合について説明したが、これに限られない。液晶パネル551rが左方向(−Xr方向)に移動された場合、液晶パネル551bは、右方向(+Xb方向)に移動される。
[液晶パネルの移動位置の例:液晶パネル551r、551g]
以下、図6を参照して、振動情報Vに含まれる方向情報DRがXr軸の左方向の振動である場合、液晶パネル551r及び液晶パネル551gの移動位置について説明する。
図6は、第1実施形態の液晶パネル551の移動位置の一例を示す第2の図である。
この場合、上述したように、液晶パネル551rは、振動情報Vに応じてホルダー横駆動部595r−1によって移動後位置TPrに移動される。
また、液晶パネル551rが移動後位置TPrに移動されることに応じて、液晶パネル551rが移動される方向に配置される液晶パネル551gは、液晶パネル551rに近づく方向に移動される。液晶パネル551gは、通常位置NPgから液晶パネル551rに近づく方向である左方向(−Xg方向)に移動される。液晶パネル551gは、通常位置NPbから左方向に変位情報DPが示す距離だけ移動した液晶パネル551gの位置である移動後位置TPgに移動される。
なお、上述では、液晶パネル551rが右方向(+Xr方向)に移動された場合について説明したが、これに限られない。液晶パネル551rが左方向(−Xr方向)に移動された場合、液晶パネル551gは、右方向(+Xg方向)に移動される。
上述の構成により、ホルダー制御部120によって位置が制御された液晶パネル551から投写される画像光は、投写レンズ400を介して投写面PSFに投写される。ホルダー制御部120によって位置が制御された液晶パネル551から投写面PSFに投写される画像は、元の位置から振動情報Vに基づいて投写される位置が変化された画像である。
ホルダー制御部120によって位置が制御された液晶パネル551r、551b、551gから投写面PSFに投写される画像は、投写される位置が、プロジェクター1に加えられる振動を打ち消す位置に補正された画像である。
[プロジェクターの動作]
以下、図7を参照してプロジェクター1の動作について説明する。
図7は、第1実施形態のプロジェクター1の動作の一例を示す流れ図である。
振動検出部300は、プロジェクター1に加えられる振動を検出する(ステップS110)。振動検出部300は、検出した振動情報Vを制御部100に出力する(ステップS120)。
制御部100が備える振動情報取得部110は、振動検出部300から振動情報Vを取得する(ステップS130)。振動情報取得部110は、取得した振動情報Vをホルダー制御部120に出力する(ステップS140)。
ホルダー制御部120は、振動情報Vを取得する(ステップS150)。ホルダー制御部120は、取得した振動情報Vに基づいて、ホルダー駆動部595を制御する制御信号CTを生成する(ステップS160)。ホルダー制御部120は、生成した制御信号CTを投写光学系500に出力する(ステップS170)。
投写光学系500が備えるホルダー駆動部595は、ホルダー制御部120から出力された制御信号CTに基づいて駆動する(ステップS180)。
[第1実施形態のまとめ]
以上説明したように、本実施形態のプロジェクター(第1実施形態の一例では、プロジェクター1)は、投写面(第1実施形態の一例では、投写面PSF)に画像光を投写するプロジェクターであって、光源から射出された光を画像情報(第1実施形態の一例では、画像情報PI)に基づいて画像光に変調する光変調装置(第1実施形態の一例では、液晶パネル551)と、光変調装置で変調された画像光を投写面に投写する投写光学系(第1実施形態の一例では、投写光学系500)と、光変調装置の位置を変化させる光変調装置移動部(第1実施形態の一例では、ホルダー駆動部595)と、プロジェクターに加わる振動を検出する振動検出部(第1実施形態の一例では、振動検出部300)と、振動検出部で検出された振動に基づいて、光変調装置移動部に光変調装置の位置を変化させる制御部(第1実施形態の一例では、ホルダー制御部120)と、を有する。
本実施形態のプロジェクター1によれば、当該プロジェクター1に加えられる振動に応じて、投写面PSFに投写される画像の位置を補正することができる。具体的には、本実施形態のプロジェクター1によれば、当該プロジェクター1に加えられる振動を打ち消す位置に画像を投写することができる。
これにより、プロジェクター1から投写される画像を鑑賞する鑑賞者に見やすい画像を提供することができる。
本実施形態のプロジェクター1によれば、ホルダー駆動部595を備える。ホルダー駆動部595は、制御部100が備えるホルダー制御部120が出力する制御信号CTに応じて、液晶パネル551を横方向に移動することができる。本実施形態のプロジェクター1によれば、当該プロジェクター1に加えられる振動に応じて、投写面PSFに投写される画像の位置を補正することができる。
これにより、本実施形態のプロジェクター1は、プロジェクター1に加えられる振動のうち、横方向の揺れに応じて投写面PSFに投写される画像の位置を補正することができる。
これにより、プロジェクター1から投写される画像を鑑賞する鑑賞者に見やすい画像を提供することができる。
なお、上述では、プロジェクター1に加えられる振動が、横方向である場合について説明したが、これに限られない。プロジェクター1に加えられる振動は、縦方向の振動であってもよい。この場合、ホルダー制御部120は、振動情報Vに応じて、ホルダー縦駆動部595r−2、ホルダー縦駆動部595g−2、ホルダー縦駆動部595b−2を制御する制御信号CTを出力し、液晶パネル551r、551g、551bを移動する制御を行ってもよい。プロジェクター1に加えられる振動が、縦方向の振動である場合、液晶パネル551r、551g、551bは、振動情報Vに応じて同一の方向に移動される。
また、上述では、3つの液晶パネル551b、551r、551gのうち、中央の液晶パネル551rが投写面に正対する構成について説明したが、これに限られない。例えば、投写レンズ400からの画像光を反射ミラーで反射して正面以外の方向に投写する構成にしてもよい。この場合であっても、投写面に平行な方向の振動に伴う画像のブレを、液晶パネル551b、551r、551gの移動によって補正することができる。
また、上述では、振動情報Vに応じて、液晶パネル551が移動される方向が、振動情報Vに含まれる方向情報DRと逆の方向である場合について説明したが、これに限られない。液晶パネル551が移動される方向は、プロジェクター1に加えられる振動を打ち消すことができる方向であれば、いずれの方向であってもよい。例えば、液晶パネル551が移動される方向は、方向情報DRと逆の方向の斜め方向に移動されてもよい。
また、上述では、振動情報Vに応じて、液晶パネル551が移動される距離が、振動情報Vに含まれる変位情報DPが示す距離である場合について説明したが、これに限られない。液晶パネル551が移動される距離は、プロジェクター1に加えられる振動を打ち消すことができる距離であれば、いずれの距離であってもよい。例えば、液晶パネル551が移動することにより、投写面PSFに投写される画像のブレを補正することができる距離と、プロジェクター1に加えられる振動を示す振動情報Vに含まれる変位情報DPが異なる場合がある。この場合、液晶パネル551が移動される距離は、液晶パネル551が移動することにより、投写面PSFに投写される画像のブレを補正することができる距離であってもよい。
[第2実施形態:液晶パネルに表示される画像を移動する構成]
以下、図を参照して、第2実施形態のプロジェクター2の構成について説明する。
図8は、第2実施形態の液晶パネル551の画像形成領域FLの一例を示す図である。
ここで、図8に示す直交座標系は、図4に示す直交座標系と同一の座標系である。
第1実施形態では、振動情報Vに応じてホルダー駆動部595が液晶パネル551を移動する構成について説明した。
第2実施形態では、振動検出部300が検出する振動の大きさに応じて、液晶パネル551を移動し、かつ液晶パネル551に形成される画像の位置を変化させる点において、第1実施形態とは異なる。
上述した通り、画像形成可能領域PFLrは、液晶パネル551rが画像を形成することが可能な領域である。ここで、画像形成領域FLrは、液晶パネル551rの画像形成可能領域PFLrのうち、画像が形成される領域である。
本実施形態のプロジェクター2では、プロジェクター2に加えられる振動に応じて、画像形成領域FLrの位置が移動される。具体的には、プロジェクター2に加えられる振動に応じて、画像形成可能領域PFLrのうち、画像形成領域FLrである位置が移動される場合がある。
以降の記載において、画像形成可能領域PFLrの中心を画像形成可能領域中心PFLCrと記載する。また、以降の記載において、画像形成領域FLrの中心を画像形成領域中心FLCrと記載する。また、以降の記載において、画像形成可能領域中心PFLCrと、画像形成領域中心FLCrとが一致する画像形成領域FLrの位置を、通常位置NPrと記載する。
また、以降の記載において、画像形成領域FLrが画像形成可能領域PFLrの右側端に位置する場合の画像形成領域FLrの位置を移動後右位置TPRrと記載する。また、以降の記載において、画像形成領域FLrが画像形成可能領域PFLrの左側端に位置する場合の画像形成領域FLrの位置を移動後左位置TPLrと記載する。
なお、上述では、液晶パネル551rを一例に画像形成可能領域PFLr及び画像形成領域FLrの構成について説明したが、液晶パネル551b及び液晶パネル551gについても同様の構成を有する。
[プロジェクターの構成]
以下、図9を参照して本実施形態のプロジェクター2の構成について説明する。
図9は、第2実施形態のプロジェクター2の構成の一例を示す図である。
図9に示す通り、プロジェクター2は、振動検出部300と、制御部102と、画像処理装置202と、投写光学系500とを備える。
なお、上述した第1実施形態と同様の構成及び動作には、同一の符号を付してその説明を省略する。
[制御部の構成の詳細]
制御部102は、CPUを備えており、振動情報取得部110と、振動判定部142と、ホルダー制御部120と、レンズ制御部130とをその機能部として備える。
振動情報取得部110は、振動検出部300から振動情報Vを取得する。振動情報取得部110は、取得した振動情報Vを振動判定部142に出力する。
振動判定部142は、振動情報取得部110から取得した振動情報Vが示す振動の大きさを判定する。振動判定部142は、振動情報Vが示す振動がしきい値以上であると判定した場合、振動情報Vをホルダー制御部120に出力する。また、振動判定部142は、振動情報Vが示す振動がしきい値未満であると判定した場合、振動情報Vを画像処理装置202に出力する。
ここで、しきい値は、振動情報Vに含まれる変位情報DPが示す距離のしきい値である。具体的には、しきい値は、画像形成可能領域PFLr、PFLg、PFLbにおいて画像形成領域FLr、FLg、FLbを移動することが可能な距離である。以降の記載において、画像形成可能領域PFLr、PFLg、PFLbを区別しない場合には、画像形成可能領域PFLと記載する。また、画像形成領域FLr、FLg、FLbを区別しない場合には、画像形成領域FLと記載する。
具体的には、振動判定部142は、振動情報Vに含まれる変位情報DPが示す距離が、しきい値が示す距離より長い距離である場合、振動情報Vをホルダー制御部120に出力する。また、振動判定部142は、振動情報Vに含まれる変位情報DPが示す距離が、しきい値が示す距離より短い距離である場合、振動情報Vを画像処理装置202に出力する。
ホルダー制御部120が振動情報Vを取得した場合の動作は、上述した第1実施形態のホルダー制御部120の動作と同様であるため、その説明を省略する。
[画像処理装置の構成の詳細]
画像処理装置202は、画像処理制御部212を備える。画像処理制御部212は、CPUを備えており、画像取得部220と、画像処理部242と、表示素子制御部230とをその機能部として備える。
画像処理部242は、振動情報Vに含まれる変位情報DPが示す距離が、しきい値が示す距離より短い距離であると振動判定部142が判定した場合、振動判定部142から振動情報Vを取得する。また、画像処理部242は、画像取得部220からプロジェクター2が投写する画像を示す画像情報PIを取得する。
画像処理部242は、振動判定部142から取得した振動情報Vに応じて、液晶パネル551に形成する画像の位置を移動する画像処理を行う。具体的には、画像処理部242は、液晶パネル551のうち、画像を形成する画像形成領域FLの位置をプロジェクター2に与えられる振動を打ち消す方向に移動する画像処理を行う。画像処理部242は、移動した画像形成領域FLの位置に画像を形成することを示す情報である画像処理情報EPIを生成する。画像処理部242は、生成した画像処理情報EPIを表示素子制御部230に出力する。
表示素子制御部230は、画像処理部242から出力された画像処理情報EPIに基づいて、液晶パネル551を制御する。表示素子制御部230の制御によって画像形成領域FLが制御された画像処理情報EPIに基づいて液晶パネル551r、551b、551gに形成された画像は、プロジェクター2に加えられた振動を打ち消す位置に補正された画像である。
[第2実施形態のまとめ]
以上説明したように、本実施形態のプロジェクター(第2実施形態の一例では、プロジェクター2)は、光変調装置(第2実施形態の一例では、液晶パネル551)に出力する画像情報(第2実施形態の一例では、画像情報PI)を調整する画像処理部(第2実施形態の一例では、画像処理部242)を備え、制御部(第2実施形態の一例では、制御部102)は、振動検出部(第2実施形態の一例では、振動検出部300)で検出された振動がしきい値未満の場合、画像処理部に画像情報を調整させ、振動がしきい値以上の場合、光変調装置移動部(第2実施形態の一例では、ホルダー駆動部595)に光変調装置の位置を変化させる。
これにより、本実施形態のプロジェクター2は、当該プロジェクター2に加えられる振動の大きさに応じて、投写面PSFに投写される画像のブレを補正することができる。本実施形態のプロジェクター2は、プロジェクターに加えられる振動の大きさがしきい値未満である場合、投写される画像情報PIを補正し、しきい値以上である場合、液晶パネル551の位置を補正することができる。
例えば、画像処理部242が画像情報PIに画像処理を行う時間と、ホルダー制御部120の制御に基づいて液晶パネル551の位置が移動されることに要する時間とでは、画像処理部242が画像情報PIに画像処理を行う時間の方が短い場合がある。
したがって、本実施形態のプロジェクター2によれば、振動情報Vが示す振動がしきい値未満の場合には、画像処理部242によって画像形成領域FLの位置が制御された画像処理情報EPIが示す画像を投写面PSFに投写することにより、画像のブレの補正を高速に行うことができる。
なお、上述では、振動検出部300が検出した振動情報Vに基づく振動の大きさがしきい値より大きい場合には、ホルダー駆動部595が液晶パネル551を移動させる場合について説明したが、これに限られない。
他の例として、振動検出部300により検出された振動情報Vに基づく振動の大きさ(変位情報DPに応じた大きさ)がしきい値より大きい場合に、ホルダー駆動部595が液晶パネル551を移動させるとともに、画像処理部242が画像情報PIを画像処理する構成が用いられてもよい。この場合、画像処理部242は、画像形成領域FLを移動する画像処理を行う。ここで、好ましくは、ホルダー駆動部595による移動と画像処理部242による移動を合わせた総合的な移動の大きさが、振動情報Vに基づく振動の大きさと同じ(又は、略同じ)であると良い。一例として、画像処理部242が画像形成領域FLを移動後右位置TPR又は移動後左位置TPLに移動する画像処理を行うとともに、当該移動による移動距離を変位情報DPから引いた距離だけホルダー制御部120による移動を行う制御が行われてもよい。
本実施形態のプロジェクター(第2実施形態の一例では、プロジェクター2)は、振動検出部(第2実施形態の一例では、振動検出部300)で検出された振動がしきい値以上である場合、制御部(第2実施形態の一例では、制御部102)は、画像処理部(第2実施形態の一例では画像処理部242)に画像情報(第2実施形態の一例では、画像情報PI)を調整させるとともに、光変調装置移動部(第2実施形態の一例では、ホルダー駆動部595)に光変調装置の位置を変化させる。
これにより、本実施形態のプロジェクター2によれば、プロジェクター2に加えられる大きい振動に対して、投写面PSFに投写される画像のブレを補正することができる。
また、次のプロジェクターの制御方法を実施してもよい。プロジェクターの制御方法は、光源から射出された光を画像情報に基づいて画像光に変調する光変調装置と、光変調装置で変調された画像光を投写面に投写する投写光学系とを有するプロジェクターの制御方法であって、プロジェクターに加わる振動を検出する振動検出ステップと、振動検出ステップで検出された振動に基づいて、光変調装置の位置を変化させる制御ステップと、を有する。
なお、上記の各実施形態におけるプロジェクター1及びプロジェクター2に液晶パネル551の移動範囲を超える振動が加えられた場合には、投写レンズ400を光軸に垂直な方向に移動させることにより画像の投写位置をずらす補正(レンズシフト補正)を利用してもよい。
例えば、液晶パネル551の移動範囲を超える振動が加えられた場合、レンズ制御部130は、振動情報Vに基づいて投写レンズ400にレンズシフト補正を行う制御を行ってもよい。
また、上記の各実施形態では、3つの液晶パネル551r、551g、551bを備えるプロジェクター1及びプロジェクター2を例示したが、DMD(Digital Micromirror Device:米国テキサスインツルメンツ社の登録商標)と呼ばれる反射型光変調素子を用いたDLP(Digital Light Processing:米国テキサスインツルメンツ社の登録商標)方式のプロジェクターであってもよい。
また、プロジェクター1及びプロジェクター2は、透過型の光変調装置である3つの液晶パネル551r、551g、551bを備える場合について説明したが、これに限られない。プロジェクター1及びプロジェクター2は、反射型の光変調装置を備えていていもよい。
なお、上記の各実施形態におけるプロジェクター1及びプロジェクター2が備える各部は、専用のハードウェアにより実現されるものであってもよく、また、メモリーおよびマイクロプロセッサにより実現させるものであってもよい。
なお、プロジェクター1及びプロジェクター2が備える各部は、メモリーおよびCPU(中央演算装置)により構成され、プロジェクター1及びプロジェクター2が備える各部の機能を実現するためのプログラムをメモリーにロードして実行することによりその機能を実現させるものであってもよい。
また、プロジェクター1及びプロジェクター2が備える各部の機能を実現するためのプログラムをコンピューター読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピューターシステムに読み込ませ、実行することにより処理を行ってもよい。なお、ここでいう「コンピューターシステム」は、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。
また、「コンピューターシステム」は、WWWシステムを利用している場合であれば、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)も含むものとする。
また、「コンピューター読み取り可能な記録媒体」は、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピューターシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピューター読み取り可能な記録媒体」は、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間の間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピューターシステム内部の揮発性メモリーのように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであってもよく、さらに前述した機能をコンピューターシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであってもよい。
以上、本発明の実施形態を、図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更を加えることができる。上述した各実施形態に記載の構成を組み合わせてもよい。
1、2…プロジェクター、100、102…制御部、110…振動情報取得部、120…ホルダー制御部、130…レンズ制御部、142…振動判定部、200…画像処理装置、202…画像処理装置、210…画像処理制御部、212…画像処理制御部、220…画像取得部、230…表示素子制御部、242…画像処理部、300…振動検出部、400…投写レンズ、500…投写光学系、551r、551g、551b…液晶パネル、560…クロスダイクロイックプリズム、581r…駆動基板、582r…対向基板、583r…液晶、584r…第1防塵ガラス、585r…第2防塵ガラス、590b、590g、590r…ホルダー、595、595r、595g、595b…ホルダー駆動部、CT…制御信号、V…振動情報、DP…変位情報、DR…方向情報、LB…青色光、LG…緑色光、LR…赤色光

Claims (3)

  1. 投写面に画像光を投写するプロジェクターであって、
    光源から射出された光を画像情報に基づいて前記画像光に変調する光変調装置と、
    前記光変調装置で変調された前記画像光を前記投写面に投写する投写光学系と、
    前記光変調装置の位置を変化させる光変調装置移動部と、
    前記プロジェクターに加わる振動を検出する振動検出部と、
    前記振動検出部で検出された振動に基づいて、前記光変調装置移動部に前記光変調装置の位置を変化させる制御部と、
    前記光変調装置に出力する前記画像情報を調整する画像処理部と、を備え、
    前記制御部は、
    前記振動検出部で検出された振動がしきい値未満の場合、前記画像処理部により、画像形成領域を、画像形成可能領域において振動を打ち消す位置に、形状の変形をともなわずに、右側、左側に移動させる画像処理を行わせ、
    前記振動が前記しきい値以上である場合、前記光変調装置移動部に前記光変調装置の位置を変化させる、
    プロジェクター。
  2. 前記制御部は、
    前記振動検出部で検出された振動が前記しきい値以上である場合、
    前記画像処理部に前記画像処理を行わせるとともに、
    前記光変調装置移動部に前記光変調装置の位置を変化させる、
    請求項に記載のプロジェクター。
  3. 光源から射出された光を画像情報に基づいて画像光に変調する光変調装置と、前記光変調装置で変調された前記画像光を投写面に投写する投写光学系とを有するプロジェクターの制御方法であって、
    前記プロジェクターに加わる振動を検出する振動検出ステップと、
    前記振動検出ステップで検出された振動がしきい値未満の場合、画像形成領域を、画像形成可能領域において振動を打ち消す位置に、形状の変形をともなわずに、右側、左側に移動させる画像処理を行わせる制御ステップと、
    前記振動検出ステップで検出された振動が前記しきい値以上である場合、前記光変調装置の位置を変化させる制御ステップと、
    を有するプロジェクターの制御方法。
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