JP6811057B2 - ボックスカルバート、及びその構築方法 - Google Patents

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Description

例えば、線路下横断構造物や道路下横断構造物などを構成するために、鋼コンクリート合成部材と、鉄筋コンクリート部材とを接続部で接続する接続構造で接続したボックスカルバーに関し、特に、接続部が延長方向に対して斜め方向に交差する斜交方向である接続構造で接続したボックスカルバートに関する。
例えば、線路下横断構造物として利用されるボックスカルバートやトンネルなどの構造物として、特許文献1に記載された構造物がある。
このような特許文献1には、所定間隔を隔てて配置した主鋼板と、該主鋼板同士を連結する複数のせん断補強鋼板と、該主鋼板及び前記せん断補強鋼板との間に充填したコンクリートとで構成する鋼コンクリート合成部材を幅方向及び高さ方向に連結して地中にボックスカルバートを構築することができることが記載されている。
このようなボックスカルバート310’は、図6に示すように、線路下などの非開削部分のみに用いられ、非開削部分に続く開削部分はいわゆるRC構造のボックスカルバート320’で構築されることが多い。これらの非開削部分のボックスカルバート310’と、開削部分のRC構造のボックスカルバート320’とは、それぞれが独立した構造体であり、それぞれの条件に応じた構造で構成される。
そのため、例えば、上部の交差構造物がボックスカルバート300’の延長方向BLに対して交差する方向、いわゆる斜角方向である場合、非開削部分のボックスカルバート310’と開削部分のボックスカルバート320’は、断面が斜角方向である構造体となるため、部材強度を検討するための断面検討方向は斜角方向となる。そのため、部材強度を検討する構造検討断面におけるスパンsp’が長大化し、その結果、高い部材強度を要し、部材厚の大型化や高強度材料を要することが多かった。
特開2015−071904号公報
そこで、この発明は、延長方向に対して斜め方向に交差する斜交方向の接続部で鋼コンクリート合成部材及び鉄筋コンクリート部材が要する部材強度を低減できる接続構造で接続したボックスカルバーを提供することを目的とする。
この発明は、コンクリートを鋼板で囲って一体化した鋼コンクリート合成部材で構成し、非開削部分に構築されたボックスカルバートと、鉄筋コンクリート部材で構成するボックスカルバートとが延長方向に対して斜め方向に交差する斜交方向の接続部を介して前記延長方向に接続され、前記非開削部分に続く開削部分に構築されたボックスカルバート及びその構築方法であって、前記鋼コンクリート合成部材が、前記延長方向に長い平面視長方形状に構成され、複数の前記鋼コンクリート合成部材が、前記延長方向に交差する幅方向に複数配置されるとともに、応力伝達可能に連結され、上床版及び下床版のうち少なくともいずれかにおいて、前記幅方向に複数配置された前記鋼コンクリート合成部材が、前記斜交方向に沿って、前記延長方向にずらして配置され、前記鉄筋コンクリートに、前記延長方向に所定間隔を隔てた前記幅方向の主鉄筋、前記幅方向に所定間隔を隔てた前記延長方向の配力筋とが格子状に組み付けられ、前記鉄筋コンクリートに設けられた前記延長方向に直交する主鉄筋の端部が、前記斜交方向に沿って、前記延長方向にずらして配置された前記鋼コンクリート合成部材の側面から前記鋼コンクリート合成部材の内部に挿入されるとともに、定着され、配力筋の端部が前記鋼コンクリート合成部材の先端から内部に所定長さ挿入されるとともに、定着されたことを特徴とする。
上記鋼コンクリート合成部材は、2枚の主鋼板とせん断補強鋼板とで断面コ字状に構成されるとともに連結継手で連結され、内部にコンクリートが充填された部材、連結する鋼製角形エレメントにコンクリートを充填した部材、あるいは連結する鋼管にコンクリートを充填した部材などとすることができる。
上記定着は、機械式定着具による定着、定着材などの薬剤による定着、あるいは既定の定着長を確保した定着など所定の定着強度を有する定着方法による定着を含むものとする。
なお、上述のボックスカルバートは、矩形断面のみならず、台形状、倒位の日字状、目字状などの適宜の断面形状とすることができる。
この発明により、延長方向に対して斜め方向に交差する斜交方向の接続部を介して接続した鋼コンクリート合成部材及び鉄筋コンクリート部材が要する部材強度を低減し、鋼コンクリート合成部材で構成するボックスカルバートと、接続部を介して接続する、鉄筋コンクリート部材で構成するボックスカルバートとを合理化したボックスカルバートを構築することができる。
詳しくは、延長方向に対して交差する斜交方向の接続部を介して鋼コンクリート合成部材と接続される鉄筋コンクリート部材に設けられた前記延長方向に直交する主鉄筋が、前記鋼コンクリート合成部材の内部に挿入されるとともに、定着されているため、鋼コンクリート合成部材と鉄筋コンクリート部材は応力伝達でき、鋼コンクリート合成部材と鉄筋コンクリート部材とを構造的に一体化することができる。
そのため、鋼コンクリート合成部材と鉄筋コンクリート部材は、延長方向に直交する断面方向の構造体となるため、つまり部材強度を検討するための断面検討方向は延長方向に直交する方向となり、構造検討断面におけるスパンが短縮される。その結果、高い部材強度を要しなくなり、部材厚の大型化を防止したり、高強度材料を必要としなくなり、合理的な構造でボックスカルバートを構築することができる。
また、前記鋼コンクリート合成部材が、前記延長方向に長い平面視長方形状に構成され、複数の前記鋼コンクリート合成部材が、前記延長方向に交差する幅方向に複数配置されるとともに、応力伝達可能に連結され、前記幅方向に複数配置された前記鋼コンクリート合成部材が、前記斜交方向に沿って、前記延長方向にずらして配置されているため、前記延長方向にずらして配置されることによって露出する前記鋼コンクリート合成部材の側面から幅方向の主筋を容易に挿入して定着できるため、より確実かつ容易に鋼コンクリート合成部材と鉄筋コンクリート部材とを構造的に一体化することができる。
またこの発明の態様として、前記接続部おける前記鋼コンクリート合成部材の内部に、定着手段が配置され、該定着手段と前記主鉄筋とが連結されてもよい。
上記定着手段は、機械式定着具、鉄筋の先端に形成したフック、あるいは鉄筋を締結できる定着治具などを含むのもとする。
この発明により、確実かつ容易に鋼コンクリート合成部材に対して鉄筋コンクリート部材の主鉄筋を定着させることができる。したがって、所定の定着長を確保できない小さな鋼コンクリート合成部材に対しても鉄筋コンクリート部材の主鉄筋を定着させることができる。
またこの発明の態様として、前記定着手段が、前記主鉄筋と連結してループ状を構成するループ状鉄筋で構成されてもよい。
この発明により、高価な定着具や定着治具を用いることなく、鋼板に囲まれた狭い空間内部で確実に鉄筋コンクリート部材の主筋を確実に鋼コンクリート合成部材に定着させることができる。
またこの発明の態様として、前記鋼コンクリート合成部材が、所定間隔を隔てて配置した主鋼板及び該主鋼板同士を連結する複数のせん断補強鋼板とで構成するエレメントと、該エレメント内部に充填したコンクリートとで構成されてもよい。
この発明により、所望の強度を有する鋼コンクリート合成部材を構成することができる。
またこの発明は、コンクリートを鋼板で囲って一体化した鋼コンクリート合成部材で構成するトンネルと、鉄筋コンクリート部材で構成するトンネルとが、延長方向に対して斜め方向に交差する斜交方向の接続部を介して前記延長方向に接続されたトンネル及びその構築方法であって、前記接続部が上述の接続構造で接続されたことを特徴とする。
この発明により、鋼コンクリート合成部材で構成するトンネルと、接続部を介して接続する、鉄筋コンクリート部材とで構成するトンネルを合理化したトンネルを構築することができる。なお、上述のトンネルは、円形断面のみならず、半円形状、楕円形状、馬蹄形状などの適宜の断面形状とすることができる。
この発明によれば、延長方向に対して斜め方向に交差する斜交方向の接続部で鋼コンクリート合成部材及び鉄筋コンクリート部材が要する部材強度を低減できる接続構造で接続したボックスカルバーを提供することを目的とすることができる。
軌道下に構築する地下横断構造物の概略斜視図。 地下横断構造物の説明図。 地下横断構造物の説明図。 鋼製エレメントについての説明図。 主鉄筋の定着についての説明図。 従来構造の地下横断構造物の説明図。
まず、本発明の接続構造Sを介して鋼コンクリート合成部材である鋼製エレメント50で構成するエレメントボックスカルバート部310(以下においてエレメントBC部310という)と、鉄筋コンクリート部材60(以下においてRC部材60という)で構成するRCボックスカルバート部320(以下においてRC−BC部320という)とで構成する地下横断ボックスカルバート300(以下において地下横断BC300という)について図1乃至5とともに説明する。
図1は軌道200の下方に構築する地下横断BC300の概略斜視図を示し、図2、図3は地下横断BC300の説明図を示している。詳しくは、図2(a)は地下横断BC300の平面図を示し、図2(b)は地下横断BC300におけるRC−BC部320の検討断面を示し、図2(c)は図2(a)におけるa部の拡大図を示している。
なお、図2(a)ではRC−BC部320を構成するRC部材60の鉄筋61(62,63)を破線で図示し、図2(c)ではRC−BC部320を構成するRC部材60の鉄筋61(62,63)を図示している。図3(a)は軌道200の下方に構築された地下横断BC300におけるエレメントBC部310の概略正面図を示し、図3(b)はRC−BC部320の概略正面図を示している。
図4は鋼製エレメント50についての説明図を示し、図5は主鉄筋61の定着についての説明図を示し、図6は従来構造の地下横断BC300’の説明図を示している。
詳しくは、図4(a)は鋼製エレメント50のうちコ字状の一般エレメント50aの正面図を示し、図4(b)はエレメントBC部310の隅角部を構成する隅角部エレメント50bの正面図を示し、図4(c)は最初に地山400に挿入する基準エレメント50cの正面図を示し、図4(d)は最後に挿入し、環状に閉合する調整エレメント50dの正面図を示し、図4(e)は鋼製エレメント50の連結状態の正面図を示している。
また、図5(a)はボックス幅方向BWの長さの短い一般エレメント50aに対する主鉄筋62の定着状態の正面図を示し、図5(b)は一般エレメント50aに対するフック部62aを有する主鉄筋62の定着状態の正面図を示し、図5(c)は一般エレメント50aに対するループ状鉄筋71に機械式継手72を介して主鉄筋62を接続した定着状態の正面図を示し、図5(d)は一般エレメント50aに対する定着板74を有する定着筋73に機械式継手72を介して主鉄筋62を接続した定着状態の正面図を示している。
さらに、図6(a)は従来構造である地下横断BC300’の平面図を示し、図6(b)は地下横断BC300’におけるRC−BC部320’の検討断面を示している。
角型鋼製エレメント50を挿入して、下方に地下横断BC300を構築する軌道200は、地山400の上部に、路床401aと路盤401bとを盛土して盛土部401を構成し、盛土部401の上にバラスト402を締め固め、枕木202を長さ方向に等間隔で載置し、枕木202の上に軌条201を固定して構成している。
なお、地下横断BC300の延長方向をボックス延長方向BL、幅方向をボックス幅方向BWとするとともに、軌道200の延長方向を軌道延長方向RLとしている。軌道200を横断する地下横断BC300のボックス延長方向BLに対して、軌道200は斜角を有する、つまり地下横断BC300のボックス幅方向BWと軌道200の軌道延長方向RLとが交差する方向である。
軌道200を横断する地下横断BC300は、上床部300aが所定の土被りとなる位置で、地山400に構築される矩形断面のボックスであり、軌道200直下のエレメントBC部310と、エレメントBC部310の両側に配置されたRC−BC部320とで、平面視長方形状に構成している。
具体的には、地下横断BC300のボックス延長方向BLにおいて、軌道200の直下に構築されるエレメントBC部310は非開削で構築された鋼製エレメント50による正面視矩形断面のボックスカルバートであり、軌道延長方向RLの向きに傾いた平面視略平行四辺形状に構成されている。
エレメントBC部310のボックス延長方向BLの両側の軌道200の直下でないRC−BC部320は、開削で構築されたRC部材60によるボックスカルバートであり、エレメントBC部310側が斜辺となる平面視略台形状に構成されている。
そして、平面視略平行四辺形状のエレメントBC部310と、平面視略台形状のRC−BC部320とは、後述する接続部Sで接続されて一体化されている。
なお、図1,2,4において、連結した角型鋼製エレメント50がむき出したままのエレメントBC部310を図示しているが、エレメントBC部310の用途に応じて、エレメントBC部310の内部空間300Xや端部に舗装やコンクリートを構築してエレメントBC部310を完成させる。
軌道200の直下を横断するエレメントBC部310は、正面視横長四角形状に配置した角型鋼製エレメント50をボックス幅方向BW及び高さ方向Hに連結し、その内部を掘削して構築している。なお、ボックス幅方向BW及び高さ方向Hに連結して正面視矩形断面を構成する鋼製エレメント50のうち上床部300a及び下床部300bの部分において、図2(a)に示すように、軌道延長方向RLに沿ってボックス延長方向BLに段々状にずらして配置することで、軌道延長方向RLの向きに傾いた平面視略平行四辺形状に構成している。
図3(a),図4に示すように、エレメントBC部310を構成する角型鋼製エレメント50は、略四角形型に形成され、後述する連結継手53で連結方向Z1(ボックス幅方向BW及び高さ方向H)に連結可能に構成するとともに、所定の長さに形成している。そして、所定の長さに形成した角型鋼製エレメント50を複数、ボックス延長方向BLにおいて、接続部材(図示省略)で接続して、エレメントBC部310の長さを確保する構成である。
図3(a),図4に示すように、エレメントBC部310を構成する角型鋼製エレメント50は、略四角形型に形成され、後述する連結継手53で連結方向Z1(ボックス幅方向BW及び高さ方向H)に連結可能に構成するとともに、所定の長さに形成している。そして、所定の長さに形成した角型鋼製エレメント50を複数、ボックス延長方向BLにおいて、接続部材(図示省略)で接続して、エレメントBC部310の長さを確保する構成である。
詳述すると、図3(a),図4に示すように、エレメントBC部310を構成する角型鋼製エレメント50は、連結方向Z1に対して直交する交差方向Z2に所定の間隔を隔てて配置する2枚のフランジ鋼板51と、フランジ鋼板51における連結方向Z1の両側で交差方向Z2に向いたせん断補強鋼板52とで断面四角形に構成している。
なお、上述の角型鋼製エレメント50のボックス延長方向BLは、角型鋼製エレメント50の挿入方向と一致する方向となる。
フランジ鋼板51の両端には、略C型断面の連結継手53を備えている。詳しくは、フランジ鋼板51の連結方向Z1の基端側に配置した基端側連結継手53aは、フランジ鋼板51より交差方向Z2の外側に突出態様で略逆C型に形成されている。
これに対し、フランジ鋼板51の連結方向Z1の先端側に配置した先端側連結継手53bは、フランジ鋼板51より交差方向Z2の内側に突出態様で略C型に形成されている。したがって、隣接する角型鋼製エレメント50同士は、既に挿入された挿入済みの角型鋼製エレメント50の先端側連結継手53bと、後で挿入する角型鋼製エレメント50の基端側連結継手53aとを嵌合させて連結している。
また、せん断補強鋼板52は、フランジ鋼板51の先端側及び基端側において、連結継手53より連結方向Z1の適宜の間隔を隔てて配置されている。したがって、隣接する角型鋼製エレメント50同士の間には、挿入済みの角型鋼製エレメント50のせん断補強鋼板52と、後で挿入する角型鋼製エレメント50のせん断補強鋼板52と、フランジ鋼板51の連結継手53によって囲まれた連結空間56を構成している。
このように構成した角型鋼製エレメント50は、仮設構造物ではなく、エレメントBC部310の本体の構造部材として本設利用される。したがって、フランジ鋼板51の交差方向Z2の間隔、つまりせん断補強鋼板52の交差方向Z2の長さは、連結空間56に充填するコンクリートCとともに、エレメントBC部310の上床部、下床部あるいは側壁として、作用する荷重に耐える間隔で構成されている。また、角型鋼製エレメント50の幅、つまりフランジ鋼板51の連結方向Z1の長さは、構築するエレメントBC部310の高さや幅寸法に応じて割り付けて決定する。
なお、基端側連結継手53aと先端側連結継手53bとは同断面形状であり、点対称配置され、基端側連結継手53aと先端側連結継手53bとが噛み合わせ可能な形状である。また、基端側連結継手53aと先端側連結継手53bとの噛み合わせ状態において、施工性を考慮した遊間が設けられているため、角型鋼製エレメント50の地中への挿入完了後、噛み合わせ状態の角型鋼製エレメント50同士の間に鋼板の応力伝達や漏水防止のためのセメントグラウト材G(以下においてグラウトGという)を充填する(図4(e)参照)。
そのため、基端側連結継手53aと先端側連結継手53bのそれぞれには、噛み合わせ状態において他方に被さって、充填するグラウトGの漏出を防止するグラウト鋼板54を備えている。さらに、基端側連結継手53aの外側には防錆シート55を備えている。
また、上述の角型鋼製エレメント50の説明では、エレメントBC部310を構成する一般部の一般エレメント50aについて説明したが、図4に示すように、最初に地山400に挿入する基準エレメント50c、エレメントBC部310の隅角部を構成する隅角部エレメント50b、最後に挿入し、環状に閉合する調整エレメント50dは、以下に説明するように、上述の一般部の一般エレメント50aとわずかに構成が異なる。
最初に、地山400に挿入する基準エレメント50cは、基準エレメント50cを基準として左右両側に角型鋼製エレメント50を連結するため、図4(c)に示すように、フランジ鋼板51の両端に先端側連結継手53bを備えるとともに、せん断補強鋼板52が連結方向Z1の両側に配置される(図示省略)。
逆に、最後に挿入し、環状に閉合する調整エレメント50dは、左右両側に挿入されている挿入済みの角型鋼製エレメント50の間において、両方の挿入済みの角型鋼製エレメント50に連結するため、図4(d)に示すように、フランジ鋼板51の両側に基端側連結継手53aを備えるとともに、せん断補強鋼板52が連結方向Z1の両側に配置される(図示省略)。
隅角部エレメント50bは、図4(b)に示すように、連結方向が基端側連結継手53aのある基端側に対して直交するため、先端側連結継手53bがせん断補強鋼板52の延長上に配置される。
このような構成の角型鋼製エレメント50(50a,50b,50c,50d)は、刃口や掘削装置を角型鋼製エレメント50のボックス延長方向BLの先端に装着し、刃口や掘削装置で前方の地山400を掘削しながら、到達側立坑から1次けん引ワイヤー(図示省略)でけん引あるいは、発進側立坑から元押しして地山400に挿入してエレメントBC部310を構築する。
このように鋼製エレメント50をボックス幅方向BW及び高さ方向Hに連結して構成したエレメントBC部310のボックス延長方向BLの両側に配置されるRC−BC部320は、軌道200の直下でないため開削状態で構築された、エレメントBC部310側が傾斜する平面視略台形状のRC部材60で構成され、接続部SでエレメントBC部310を構成する鋼製エレメント50と一体化している。
具体的には、正面視矩形断面のエレメントBC部310及びRC−BC部320のうち上床部300a及び下床部300bにおいて鋼製エレメント50及びRC部材60を一体化している。
RC−BC部320は、図2(c)に示すように、ボックス幅方向BWの主鉄筋62とボックス延長方向BLの配力筋63とを格子状に組み付け、コンクリートCを打設したRC部材60をエレメントBC部310と略同じ正面視横長四角形状に構成している。
接続部Sにおける上床部300a及び下床部300bの配力筋63が鋼製エレメント50の先端から内部に所定長さ挿入されるとともに、主鉄筋62の端部は、段々状に配置した鋼製エレメント50の側面から鋼製エレメント50内部に所定長さ挿入されて定着している。
なお、接続部Sにおける側壁部300cでは、配力筋63が鋼製エレメント50の先端から内部に所定長さ挿入され定着されている。
詳しくは、一般エレメント50aに対して、図5(a)に示すように、一般エレメント50aの側面より内部に主鉄筋62の端部を所定長さ挿入して定着している。
なお、ボックス幅方向BWの長さが短い一般エレメント50aの場合、主鉄筋62の端部を所定長さ挿入できないため、図5(c)に示すように、一般エレメント50aの内部にループ状鉄筋71を配置し、機械式継手72を介してループ状鉄筋71と主鉄筋62とを連結し、機械式継手72を介して連結されたループ状鉄筋71で主鉄筋62を定着している。
なお、一般エレメント50aよりボックス幅方向BWの長さが短い隅角部エレメント50bにおいても、隅角部エレメント50bの内部にループ状鉄筋71を配置し、機械式継手72を介してループ状鉄筋71と主鉄筋62とを連結し、機械式継手72を介して連結されたループ状鉄筋71で主鉄筋62を定着してもよい。
このように、コンクリートCをフランジ鋼板51及びせん断補強鋼板52で囲って一体化した鋼製エレメント50とRC部材60とがボックス延長方向BLに対して交差する軌道延長方向RLの接続部Sを介してボックス延長方向BLに接続された、RC部材60に設けられたボックス延長方向BLの配力筋63及びボックス幅方向BWの主鉄筋62が、接続部Sにおいて鋼製エレメント50の内部に挿入されるとともに、定着しているため、鋼製エレメント50及びRC部材60が要する部材強度を低減することができる。
詳しくは、ボックス延長方向BLに対して交差する軌道延長方向RLの接続部Sを介して鋼製エレメント50と接続されるRC部材60に設けられたボックス延長方向BLの配力筋63及びボックス幅方向BWの主鉄筋62が、鋼製エレメント50の内部に挿入されるとともに、定着されているため、鋼製エレメント50とRC部材60とを構造的に一体化することができる。
つまり、鋼製エレメント50で構成するエレメントBC部310とRC部材60で構成するRC−BC部320は構造的に一体化し、応力伝達可能であるため、エレメントBC部310を構成する鋼製エレメント50及びRC−BC部320を構成するRC部材60は、部材強度を検討するための断面検討方向はボックス幅方向BWの構造体となる。
これに対して、図6に示すように、軌道延長方向RLの向きに傾いた平面視略平行四辺形状のエレメントBC部310’と、エレメントBC部310’側が傾いた平面視略台形状のRC−BC部320’とで構成した平面視略長方形状の従来構造の地下横断BC300’では、RC−BC部320’のRC部材60における鉄筋61(62,63)が鋼製エレメント50の内部で定着していないため、エレメントBC部310’とRC−BC部320’とはそれぞれ独立した構造物である。
そのため、従来構造の地下横断BC300’は、部材強度を検討するための断面検討方向が軌道延長方向RLの構造体となり、図6(b)に示すように、構造検討断面におけるスパンsp’が長くなる。
これに対し、上述のように、軌道延長方向RLの接続部Sを介してエレメントBC部310とRC−BC部320とを接続した構成した地下横断BC300における鋼製エレメント50及びRC部材60は、図2(b)に示すようにその構造検討断面におけるスパンspは短縮される。
その結果、エレメントBC部310を構成する鋼製エレメント50及びRC−BC部320を構成するRC部材60は高い部材強度を要しなくなり、鋼製エレメント50及びRC部材60の部材厚の大型化を防止したり、鋼製エレメント50及びRC部材60を構成するコンクリートCの高強度化を必要としなくなり、合理的な構造で構築することができる。
また、ボックス延長方向BLに長い平面視長方形状に構成され、ボックス幅方向BWに複数配置されるとともに、応力伝達可能に連結された鋼製エレメント50が、軌道延長方向RLに沿って、ボックス延長方向BLにずらして配置しているため、鋼製エレメント50の先端側の側面からボックス幅方向BWの主鉄筋62を容易に定着できるため、より確実かつ容易に鋼製エレメント50とRC部材60とを構造的に一体化することができる。
また、接続部Sおける鋼製エレメント50の側面から内部に、所定長さの主鉄筋62の端部を挿入しているため、確実かつ容易に鋼製エレメント50に対してRC部材60の主鉄筋62を定着させることができる。
なお、所定間隔を隔てて配置したフランジ鋼板51及びせん断補強鋼板52とで構成するとともに、内部にコンクリートCを充填した鋼製エレメント50でエレメントBC部310を構成しているため、所望の強度を有するエレメントBC部310を構成することができる。
また、図5(c)に示すように、ループ状のループ状鉄筋71を隅角部エレメント50b内部に配置して、機械式継手72を介して主鉄筋62と接続して定着することで、ボックス幅方向BWの長さが短い鋼製エレメント50であっても、狭い空間内部で確実に主鉄筋62を定着させることができる。
また、主鉄筋62とループ状鉄筋71とを連結する機械式継手72が設けているため、主鉄筋62とループ状鉄筋71とを施工性よく接続することができる。
この発明の構成と、上述の実施形態との対応において、この発明の鋼板は、フランジ鋼板51及びせん断補強鋼板52に対応し、
以下同様に、
鋼コンクリート合成部材は、鋼製エレメント50に対応し、
鉄筋コンクリート部材は、RC部材60に対応し、
構造物の延長方向は、ボックス延長方向BLに対応し、
接続構造は、接続部Sの構造に対応し、
斜交方向は、軌道延長方向RLに対応し、
定着手段は、所定長さ挿入された主鉄筋62の端部、主鉄筋62のフック部62a、ループ状鉄筋71、定着板74を有する定着筋73に対応し、
主鋼板は、フランジ鋼板51に対応し、
エレメントは、鋼製エレメント50に対応し、
鋼コンクリート合成部材で構成するボックスカルバートは、エレメントBC部310に対応し、
鉄筋コンクリート部材で構成するボックスカルバートは、RC−BC部320に対応し、
ボックスカルバートは、地下横断BC300に対応するも、この発明は、上述の実施形態の構成のみに限定されるものではなく、多くの実施の形態を得ることができる。
なお、上述の説明では、エレメントBC部310を、2枚のフランジ鋼板51とせん断補強鋼板52とで断面コ字状に構成されるとともに連結継手53で連結され、内部にコンクリートCが充填された鋼製エレメント50で構成したが、連結する鋼製角形エレメントにコンクリートCを充填した部材や連結する鋼管にコンクリートCを充填した部材でエレメントBC部310を構成してもよい。
また、上述の説明では、平面視略平行四辺形状のエレメントBC部310と、エレメントBC部310側が傾いた平面視略台形状のRC−BC部320とで平面視略長方形状の地下横断BC300を構成したが、平面視略平行四辺形状のエレメントBC部310と、同方向に傾いた平面視略平行四辺形状のRC−BC部320とで平面視略平行四辺形状の地下横断BC300を構成してもよい。
また、上述の説明では、上床部300a及び下床部300bにおいて主鉄筋62及び配力筋63を鋼製エレメント50内部に挿入して定着させてエレメントBC部310とRC−BC部320とを一体化したが、上床部300aのみを一体化してもよい。
また、上述の説明では、一般エレメント50aに所定長さの主鉄筋62を挿入して定着したり、ボックス幅方向BWの長さが短い一般エレメント50aや隅角部エレメント50bに対して内部に配置したループ状鉄筋71に機械式継手72を介して主鉄筋62を連結して定着させたが、図5(b)に示すように、主鉄筋62の端部にフック部62aを設けて主鉄筋62を定着させてもよい。
また、図5(d)に示すように、機械式継手72を介して、定着板74を有する定着筋73に主鉄筋62を接続して主鉄筋62を定着してもよい。さらには、定着材などの薬剤によって主鉄筋62を定着してもよい。
また、鋼製エレメント50で構成するエレメントBC部310とRC部材60で構成するRC−BC部320とを、上述するようにRC部材60を構成する主鉄筋62を鋼製エレメント50と定着させる接続部Sで接続して地下横断BC300を構成したが、鋼製エレメント50で構成する合成トンネル部と、RC部材60で構成するRCトンネル部とを、RC部材60を構成する主鉄筋62を鋼製エレメント50と定着させる接続部Sで接続してトンネルを構成してもよく、この場合も、RC−BC部320を構成するRC部材60を合理化できるのと同じ効果を奏することができる。
50…鋼製エレメント
51…フランジ鋼板
52…せん断補強鋼板
60…RC部材
62…主鉄筋
62a…フック部
63…配力筋
71…ループ状鉄筋
72…機械式継手
73…定着筋
74…定着板
300…地下横断BC
310…エレメントBC部
320…RC−BC部
BL…ボックス延長方向
C…コンクリート
S…接続部
RL…軌道延長方向

Claims (5)

  1. コンクリートを鋼板で囲って一体化した鋼コンクリート合成部材で構成し、非開削部分に構築されたボックスカルバートと、鉄筋コンクリート部材で構成するボックスカルバートとが延長方向に対して斜め方向に交差する斜交方向の接続部を介して前記延長方向に接続され、前記非開削部分に続く開削部分に構築されたボックスカルバートであって、
    前記鋼コンクリート合成部材が、前記延長方向に長い平面視長方形状に構成され、
    複数の前記鋼コンクリート合成部材が、前記延長方向に交差する幅方向に複数配置されるとともに、応力伝達可能に連結され、
    上床版及び下床版のうち少なくともいずれかにおいて、
    前記幅方向に複数配置された前記鋼コンクリート合成部材が、前記斜交方向に沿って、前記延長方向にずらして配置され、
    前記鉄筋コンクリートに、前記延長方向に所定間隔を隔てた前記幅方向の主鉄筋、
    前記幅方向に所定間隔を隔てた前記延長方向の配力筋とが格子状に組み付けられ、
    前記鉄筋コンクリートに設けられた前記延長方向に直交する主鉄筋の端部が、
    前記斜交方向に沿って、前記延長方向にずらして配置された前記鋼コンクリート合成部材の側面から前記鋼コンクリート合成部材の内部に挿入されるとともに、定着され、
    配力筋の端部が前記鋼コンクリート合成部材の先端から内部に所定長さ挿入されるとともに、定着された
    ボックスカルバート
  2. 前記接続部おける前記鋼コンクリート合成部材の内部に、定着手段が配置され、
    該定着手段と前記主鉄筋とが連結された
    請求項に記載のボックスカルバート
  3. 前記定着手段が、
    前記主鉄筋と連結してループ状を構成するループ状鉄筋で構成された
    請求項に記載のボックスカルバート
  4. 前記鋼コンクリート合成部材が、
    所定間隔を隔てて配置した主鋼板及び該主鋼板同士を連結する複数のせん断補強鋼板とで構成するエレメントと、該エレメント内部に充填したコンクリートとで構成された
    請求項1乃至のうちいずれかに記載のボックスカルバート
  5. コンクリートを鋼板で囲って一体化した鋼コンクリート合成部材で構成するボックスカルバートと、鉄筋コンクリート部材で構成するボックスカルバートとを、延長方向に対して斜め方向に交差する斜交方向の接続部を介して、前記延長方向に接続するボックスカルバートの構築方法であって、
    前記鋼コンクリート合成部材で構成する前記ボックスカルバートを非開削で構築するとともに、前記鉄筋コンクリート部材で構成する前記ボックスカルバートを非開削部分に続く開削部分に構築し
    前記延長方向に長い平面視長方形状に構成した複数の前記鋼コンクリート合成部材を、前記延長方向に交差する幅方向に複数配置するとともに、応力伝達可能に連結し、
    上床版及び下床版のうち少なくともいずれかにおいて、
    前記幅方向に複数配置する前記鋼コンクリート合成部材を、前記斜交方向に沿って、前記延長方向にずらして配置し、
    前記鉄筋コンクリートに、前記延長方向に所定間隔を隔てた前記幅方向の主鉄筋、
    前記幅方向に所定間隔を隔てた前記延長方向の配力筋とを格子状に組み付け、
    前記鉄筋コンクリートに設けられた前記延長方向に直交する主鉄筋の端部を、
    前記斜交方向に沿って、前記延長方向にずらして配置する前記鋼コンクリート合成部材の側面から前記鋼コンクリート合成部材の内部に挿入するとともに、定着し、
    配力筋の端部を、前記鋼コンクリート合成部材の先端から内部に所定長さ挿入するとともに、定着する
    ボックスカルバートの構築方法
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