JP6809378B2 - 車室内照明装置 - Google Patents
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Description
しかし、被照射面の美観は、非照明と同様で有り、照光の有無による美観の変化に乏しかった。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、更に、前記オーナメント部分の前記表面を上方側から照明する上方側光源を備え、前記上方側光源を用いて前記オーナメント部分の前記表面を上方から照明した場合、前記立体模様の、照明された上方側面が明るい明模様が視認され、且つ、前記立体模様の、照明されない下方側面が暗い暗模様が視認され、前記オーナメント部分の前記表面を上方から照明した場合と、下方から照明した場合とで、前記立体模様の明暗模様が大きく異なることを要旨とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の発明において、前記オーナメント部分は前記立体模様を持つ表皮を備えることを要旨とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1乃至3のいずれかに記載の発明において、前記立体模様は、前記立体模様の中心部から少なくとも上下方向に向かって傾斜面を持つ構造であることを要旨とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1乃至3のいずれかに記載の発明において、前記立体模様は、前記立体模様は山型形状であることを要旨とする。
請求項6に記載の発明は、請求項4又は5に記載の発明において、前記上方側光源を用いて前記オーナメント部分の前記表面を上方から照明した場合の明暗模様と、前記下方側光源を用いて前記オーナメント部分の前記表面を下方から照明した場合の明暗模様とが、上下逆の関係になることを要旨とする。
請求項7に記載の発明は、請求項1乃至6のいずれかに記載の発明において、前記立体模様を持つ前記表皮は、熱可塑性樹脂繊維を少なくとも含む基布層と、前記基布層の一面側に配された表皮層と、を備え、前記基布層は、編物からなり、前記基布層は、その一面の側に凹状の熱変形部を有しており、前記立体模様は、前記表皮層の表面に前記凹状の熱変形部から構成されていることを要旨とする。
請求項8に記載の発明は、請求項7に記載の発明において、前記編物は、立体編み地からなり、前記立体編み地は、表裏二層の編み地が結接糸で連結された構造であり、前記結接糸に前記熱可塑性樹脂繊維が少なくとも用いられており、前記結接糸が前記凹状の熱変形部の中心に向かって各々徐々に前記基布層の厚みが小さくなるように倒れ込んでいることを要旨とする。
前記オーナメント部分の前記表面を上方側から照明する上方側光源を備え、前記上方側光源を用いて前記オーナメント部分の前記表面を上方から照明した場合、前記立体模様の、照明された上方側面が明るい明模様が視認され、且つ、前記立体模様の、照明されない下方側面が暗い暗模様が視認され、前記オーナメント部分の前記表面を上方から照明した場合と、下方から照明した場合とで、前記立体模様の明暗模様が大きく異なる場合は、上方側光源を備えることで立体模様の明暗模様を確実に変えることができる。
前記オーナメント部分は前記立体模様を持つ表皮を備える場合は、皮革風の美観を備え、照明によって印象を大きく変化させることができる。
前記立体模様は、前記立体模様の中心部から少なくとも上下方向に向かって傾斜面を持つ構造である場合は、模様の上方の傾斜面と下方の傾斜面とを用いて、照明により印象を大きく変化させることができる。
前記立体模様は、前記立体模様は山型形状である場合は、山形形状の傾斜面を用いて、照明により印象を大きく変化させることができる。
前記上方側光源を用いて前記オーナメント部分の前記表面を上方から照明した場合の明暗模様と、前記下方側光源を用いて前記オーナメント部分の前記表面を下方から照明した場合の明暗模様とが、上下逆の関係になる場合は、上下方向に明暗模様を変えることにより、車両内装材の印象をより分かりやすく変化させることができる。
前記立体模様を持つ前記表皮は、熱可塑性樹脂繊維を少なくとも含む基布層と、前記基布層の一面側に配された表皮層と、を備え、前記基布層は、編物からなり、前記基布層は、その一面の側に凹状の熱変形部を有しており、前記立体模様は、前記表皮層の表面に前記凹状の熱変形部から構成されている場合は、ミシン縫製では不可能なデザインも表現可能であり、デザイン自由度が非常に高い立体意匠の表皮を得ることができる。
前記編物は、立体編み地からなり、前記立体編み地は、表裏二層の編み地が結接糸で連結された構造であり、前記結接糸に前記熱可塑性樹脂繊維が少なくとも用いられており、前記結接糸が前記凹状の熱変形部の中心に向かって各々徐々に前記基布層の厚みが小さくなるように倒れ込んでいる場合は、十分なクッション性が得られるとともに、強弱のある立体模様からなる立体感を容易に付与することができる。
ここで示される事項は例示的なもの及び本発明の実施形態を例示的に説明するためのものであり、本発明の原理と概念的な特徴とを最も有効に且つ難なく理解できる説明であると思われるものを提供する目的で述べたものである。この点で、本発明の根本的な理解のために必要である程度以上に本発明の構造的な詳細を示すことを意図してはおらず、図面と合わせた説明によって本発明の幾つかの形態が実際にどのように具現化されるかを当業者に明らかにするものである。
基材(21)の材質は車両内装材(2)に使用される通常の材質を任意に選択することができ例えば、合成樹脂、皮革、植物等の集成材、金属等を基材として用いることができる。
表皮(22)の材質は車両内装材(2)に使用される通常の材質を任意に選択することができ例えば、合成樹脂、皮革、植物等の集成材、金属等を基材として用いることができる。
車両内装材(2)は、オーナメント部分の表面(23)の位置が着座者からみて斜め下方向となる位置であって、壁面(ドアも含まれる。)に配設される内装材である。このような内装材の例として、ドアトリム、サイドトリム、各種ピラー、センターコンソールの正面部、及びインストルメントパネルの正面部等を挙げることができる。
オーナメント部分(22、23)は、全体として平面であってもよいし、曲面であってもよい。前記曲面の例として、図2の車両内装材(2)に例示するように上下方向に湾曲する湾曲面を備える曲面を挙げることができる。特に、凹状に湾曲する曲面を好例として挙げることができる。凹状の曲板は、一方から照射する光源からの照射光により全体に照射されやすく、容易に照明が可能であるためである。
立体模様(24)の形状は、例えば、中心部から少なくとも上下方向に向かって傾斜面を持つ構造を挙げることができる。また、前記構造は左右方向に向かう傾斜面を更に備えてもよい。具体的な例として、中央部が頂上となり、周囲が中央部より低くなる傾斜面を備える山型形状、又は谷底となる谷型形状を挙げることができる。また、前記傾斜面は直線上であっても良いし湾曲面であっても良い。
立体模様(24)は、1以上の模様を繰り返し配設しても良い。更に、1以上の孔等が形成されていても良い。
このうち、前記上方側光源(4)を用いてオーナメントの表面(23)を上方から照明した場合の明暗模様(25、26)と、前記下方側光源(3)を用いて前記オーナメント部分の前記表面を下方から照明した場合の明暗模様(25、26)とが、上下逆の関係になる場合は、オーナメント部分の美観がより大きく変化するため、より好ましい。
前記編物は特に限定されないが、立体編み地、ジャージー、トリコット等の嵩高い編み地のものが好ましく、特に立体編み地が好ましい。
この基布層を構成する編物の編み又は組織の種類は特に限定されないが、例えば、鎖編、挿入編、デンビ編、コード編、アトラス編、ダブルデンビ編、ハーフ編、サテン編、ベルベット編、クイーンズコード編、ゴム編、パール編、平編、両面編、フライス編、モックロディー編、ポンチ編、3口ポンチ編、ミラノリブ編、シングルピケ編、ダブルピケ編、トリプルピケ編、クロスミス編、ブラッシュインターロック編等を挙げることができる。これらの組織としては無地組織が好ましい。
尚、編物以外の基布層の参考例として、例えば、織物、不織布等の布帛や、発泡シート等から構成されるものが挙げられる。これらのなかでは、十分なクッション性が得られるとともに、強弱のある立体模様からなる立体感を容易に付与することができるという観点から、厚みのあるもの、例えば不織布等の布帛や、発泡シートが好ましい。
また、この立体編み地は、例えば、ダブルラッセル編み機、丸編み機等の編機により編成することができる。この表裏二層の編み地は、前記に示す各種の編み又は組織を採用することができ、特に、ダブルデンビ編、ハーフ編、コード編、ブラッシュインターロック編等が好ましい。
前記表裏二層の編み地としては、実質、下層の糸が視認されない程度に隙間なく組織されたものが好ましい。即ち、この編み地の下層に配置された糸が視認できるような、隙間の大きな網目状又はネット状の組織でないもの(非網目状又は非ネット状組織)が好ましい。この下層の糸が視認されない程度に隙間なく組織されたものの場合、この表面がより平滑であり表皮材の接合に好都合であり、更に、加熱プレスした凹部部分において、結接糸が前記表裏二層の編み地の表面上に表出することもない。
更に、前記に示す繊度と前記に示す糸密度とにおいては比較的隙間の少ない小さい又はほとんどないものとすることが好ましい。この場合は、表側編み地(51)及び裏側編み地(52)が、比較的隙間の少ない小さい又はほとんどないものであるので、加熱プレスされた部分においても結接糸が表裏二層の編み地、特に表側編み地から突出することなく表裏二層の編み地の内側に配設されることとなる。
尚、表側編み地(51)及び裏側編み地(52)の糸密度は、同一であってもよいし、異なっていてもよい。
フィラメント糸を構成する繊維の種類は特に限定されず、合成繊維、再成繊維、天然繊維等のいずれでもよい。
上記繊維としては、より具体的には、ポリエチレンテレフタレート繊維、ポリブチレンテレフタレート繊維、ポリトリメチレンテレフタレート繊維等のポリエステル系繊維、ナイロン6繊維、ナイロン66繊維等のポリアミド系繊維、ポリアクリル系繊維、ポリプロピレン繊維等のポリオレフィン系繊維などの熱可塑性樹脂繊維、熱可塑性樹脂繊維以外の合成繊維、綿、麻、絹、ウール等の天然繊維、キュプラレーヨン、ビスコースレーヨン、リョセル等の再生繊維などが挙げられる。これらのなかでも、合成繊維が好ましく、熱可塑性樹脂繊維であることがより好ましく、強度が大きく、優れた耐久性等を有するポリエステル系繊維、特にポリエチレンテレフタレート、ポリトリメチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート繊維がより好ましい。
また、結接糸の一部に融着糸(表裏二層の編み地を構成する糸より融点が低い糸)を使用することもできる。この融着糸として、単独のものであってもよいし、融着糸と非融着糸(融着糸よりも融点が高い糸)とを撚り合わせたものあっても良いし、融着糸と非融着糸とを貼り合わせたモノフィラメント糸単独又はこれを撚り合わせたものであっても良いし、芯鞘モノフィラメント糸単独でも良いし、それらを撚り合わせたもの等であってもよい。この融着糸を用いた場合、前記形ぐせをさせると同時に、融着糸が溶けることで形ぐせを容易に保持することができるので、より好ましい。
更に、結接糸の全部又はその一部に、高捲縮糸を用いることができる。この糸を用いる場合、更に一層クッション性に優れる。
また、結接糸(53)の糸密度は特に限定されないが、コース方向の糸密度が10〜100本/inch、特に15〜70本/inch、且つウェール方向の糸密度が5〜50本/inch、特に8〜30本/inchであることが好ましい。
この糸密度が上記範囲内であれば、十分なクッション性を有する立体編み地を編成することができる。
表皮層(6)としては、例えば、意匠布(ファブリック)、樹脂層(PU、PVC、PP等)、合成皮革、人工皮革、天然皮革等の公知の表皮材料が用いられる。
また、表皮層(6)としては、単層でも良いし、複層が積層された層であっても良い。例えば、表皮層(6)は意匠層(61)とその表面に積層し接合・形成された表面処理層(62)とすることができる(図11、図12参照)。また、図11及び図12は編物の織状態の断面を示す説明図でもある。尚、図11及び図12における54は接着層を示す。図7における模式図においては接着層の図示は省略されている。
また、結接糸は、凹状の熱変形部の中心に向かって各々徐々に前記基布層(5)の厚みが小さくなるように倒れ込んでいる(図7、図10及び図11等参照)。即ち、押圧点、即ち凹部の中心に対して略左右対称に結接糸が中央側に向かって傾斜しつつ倒れ込むような形状となっている。
例えば、加熱プレスを行って所定の凹部を形成させる押圧部の先端部の縦断面形状が矩形とした場合、凹部の縦断面形状が略矩形となり、立ち上がり角度が大きくなり、厚みの強い凹部形状とすることができ、深みのあるデザインとすることができる(図7、図9、図13参照)。この場合、凹部の内面の傾斜角度は、目的により種々選択できるが、深みの強弱デザインを得るために、その傾斜角度(立ち上がり角度)を30°以上、35°以上、40°以上、更に45°以上と適宜選択できる。
立体賦形時の冷却方法は特に限定されず、公知の方法が挙げられる。尚、自然冷却(放冷)であってもよい。
本実施例は、図1に示す乗用車等の車両用ドアトリムに設けられる車室内照明装置1であり、基材21、及び基材21上に貼付されているオーナメント部分となる表皮22とを具備する車両内装材2と、表皮22の下端に設けられている下方側光源3と、表皮22の上端に設けられている上方側光源4と、を備える。
基材21は、合成樹脂製であり、表皮22の貼付面が上下方向に対して凹状に湾曲した面を備える。表皮22は、熱可塑性樹脂繊維を基布層5と、基布層5の一面側に配された表皮層6とを備える。
オーナメント部分の表面23は、表皮層6(厚み;0.2mm)が一面側に配された中央部が山状に盛り上がった菱形の立体模様を組み合わせた立体編み地からなる基布層5(厚み:4mm)である。
このような表皮22は、ダブルラッセル編み機を用いて、図8に示すように、表皮層6(厚み;0.2mm)が一面側に配された立体編み地からなる基布層5(厚み:4mm)に貼付されている。尚、立体編み地は、表側編み地51(構成糸;ポリエステル系樹脂繊維、厚み;0.4mm)及び裏側編み地52(構成糸;ポリエステル系樹脂繊維、厚み;0.4mm)が、結接糸53(ポリエステル系樹脂繊維)で連結された構造のものである。コース45、ウェール30、繊度において基布層5が84デシテックス、結接糸が33デシテックスである。また、表皮層6は基布層5に接着剤54で接着されている。
その後、加熱プレス機の受け台81上に、表皮層6が配設された基布層5を、基布層5側が受け台81側となるように載置し、所定デザインが転写されたプレス型82を用いて、表皮層6側から加熱プレスを行って得た。
上方側光源4は、表皮22の上端側に設けられており、上方側照光として線状且つ下方に向けて照射光を発するように配設されている複数のLEDを具備する光源である。
図14は、日中の自然光下におけるオーナメント部分の画像である。図14に示すように、立体模様の上方と下方で明るさの差が生じているが、その差は少ないためオーナメント部分全体の美観に大きな影響を与えていない。
図3、4は、暗所で上方側光源により照光されているオーナメント部分の図であり、図15はその撮影画像である。立体模様の上方は上方側光源の照光により明模様となっているが、立体模様の下方は影により暗模様(図3のハッチング部分を参照)となっている。更に、明模様及び暗模様との境界線は曖昧でありなだらかに明るさが変化している。このため、自然光時と比べてオーナメント部分全体の美観に大きな違いが生じていることが分かる。
図5、6は、暗所で下方側光源により照光されているオーナメント部分の図であり、図15はその撮影画像である。立体模様の下方のみが照らされて明模様となっている一方、立体模様の上方は影により暗模様(図5のハッチング部分を参照)となっている。また、上方側光源により照光されている場合と比べて、明模様及び暗模様との境界線がより明瞭となり、自然光時及び上方側光源時と比べてオーナメント部分全体の美観に大きな違いが生じていることが分かる。
5;基布層、51;表側編み地、52;裏側編み地、53;結接糸、54;接着層、6;表皮層、7;凹状の熱変形部、81;受け台、82;プレス型。
Claims (8)
- オーナメント部分の表面に立体模様を具備し車両の壁面に配設される車両内装材、及び、前記オーナメント部分の前記表面を下方側から照明する下方側光源を備え、前記オーナメント部分の前記表面を着座者が視認する方向は上方から斜め下方向であり、
前記下方側光源を用いて前記オーナメント部分の前記表面を下方から照明した場合、前記立体模様の、照明された下方側面が明るい明模様が視認され、且つ、前記立体模様の、照明されない上方側面が暗い暗模様が視認され、
窓から入る自然光、又は車両室内の上方側に取着された光源を用いて前記オーナメント部分の前記表面を照明した場合、前記立体模様の、照明された上方側面が明るい明模様が視認され、且つ、前記立体模様の、照明されない下方側面が暗い暗模様が視認され、
前記オーナメント部分の前記表面の下方から照明した場合と、窓から入る自然光又は車両室内の上方側に取着された光源から前記オーナメント部分の前記表面を照明した場合とで、前記立体模様の明暗模様が大きく異なることを特徴とする車室内照明装置。 - 更に、前記オーナメント部分の前記表面を上方側から照明する上方側光源を備え、
前記上方側光源を用いて前記オーナメント部分の前記表面を上方から照明した場合、前記立体模様の、照明された上方側面が明るい明模様が視認され、且つ、前記立体模様の、照明されない下方側面が暗い暗模様が視認され、
前記オーナメント部分の前記表面を上方から照明した場合と、下方から照明した場合とで、前記立体模様の明暗模様が大きく異なる請求項1に記載の車室内照明装置。 - 前記オーナメント部分は前記立体模様を持つ表皮を備える請求項1又は2に記載の車室内照明装置。
- 前記立体模様は、前記立体模様の中心部から少なくとも上下方向に向かって傾斜面を持つ構造である請求項1乃至3のいずれかの1つに記載の車室内照明装置。
- 前記立体模様は、前記立体模様は山型形状である請求項1乃至3のいずれかの1つに記載の車室内照明装置。
- 前記上方側光源を用いて前記オーナメント部分の前記表面を上方から照明した場合の明暗模様と、前記下方側光源を用いて前記オーナメント部分の前記表面を下方から照明した場合の明暗模様とが、上下逆の関係になる請求項4又は5に記載の車室内照明装置。
- 前記立体模様を持つ前記表皮は、熱可塑性樹脂繊維を少なくとも含む基布層と、前記基布層の一面側に配された表皮層と、を備え、
前記基布層は、編物からなり、
前記基布層は、その一面の側に凹状の熱変形部を有しており、
前記立体模様は、前記表皮層の表面に前記凹状の熱変形部から構成されている請求項1乃至6のいずれかの1つに記載の車室内照明装置。 - 前記編物は、立体編み地からなり、
前記立体編み地は、表裏二層の編み地が結接糸で連結された構造であり、
前記結接糸に前記熱可塑性樹脂繊維が少なくとも用いられており、
前記結接糸が前記凹状の熱変形部の中心に向かって各々徐々に前記基布層の厚みが小さくなるように倒れ込んでいる請求項7に記載の車室内照明装置。
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