JP6809378B2 - 車室内照明装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ドアトリム等の壁面の車両内装材の照明を行う車室内照明装置に関する。更に詳しくは、車両内装材に対して光及び影による演出効果を備える照明を行うことができ、且つその演出効果を大きく変化させることができる車室内照明装置に関する。
従来より、車両用の室内照明として、照明時における演出効果を高める目的のものが知られている。例えば、ドアトリムの一部を照明する第1光源と、該第1光源よりも上方に配置される第2光源等を備えて、被照射面の下部を相対的に明るく照明し、上部を相対的に暗くする車室内照明装置が知られている(特許文献1参照)。
特開2006−008056号公報
特許文献1に記載された車室内照明装置は、照明によって明るさのポイントがより下方に分布することとなり、足下照明などとの調和がとれて車両全体としての統一感を演出できるとともに、運転手や同乗者に落ち着いた安定感のある雰囲気を与えることができる。
しかし、被照射面の美観は、非照明と同様で有り、照光の有無による美観の変化に乏しかった。
本発明は、上述の従来技術の状況に鑑みてなされたものであり、車両内装材に対して光及び影による演出効果を備える照明を行うことができ、且つその演出効果を大きく変化させることができる車室内照明装置を提供することを目的とする。
上記問題を解決するために、請求項1に記載の発明は、オーナメント部分の表面に立体模様を具備し車両の壁面に配設されている車両内装材、及び、前記オーナメント部分の前記表面を下方側から照明する下方側光源を備え、前記オーナメント部分の前記表面を着座者が視認する方向は上方から斜め下方向であり、前記下方側光源を用いて前記オーナメント部分の前記表面を下方から照明した場合、前記立体模様の、照明された下方側面が明るい明模様が視認され、且つ、前記立体模様の、照明されない上方側面が暗い暗模様が視認され、窓から入る自然光、又は車両室内の上方側に取着された光源を用いて前記オーナメント部分の前記表面を照明した場合、前記立体模様の、照明された上方側面が明るい明模様が視認され、且つ、前記立体模様の、照明されない下方側面が暗い暗模様が視認され、前記オーナメント部分の前記表面の下方から照明した場合と、窓から入る自然光又は車両室内の上方側に取着された光源から前記オーナメント部分の前記表面を照明した場合とで、前記立体模様の明暗模様が大きく異なることを要旨とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、更に、前記オーナメント部分の前記表面を上方側から照明する上方側光源を備え、前記上方側光源を用いて前記オーナメント部分の前記表面を上方から照明した場合、前記立体模様の、照明された上方側面が明るい明模様が視認され、且つ、前記立体模様の、照明されない下方側面が暗い暗模様が視認され、前記オーナメント部分の前記表面を上方から照明した場合と、下方から照明した場合とで、前記立体模様の明暗模様が大きく異なることを要旨とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の発明において、前記オーナメント部分は前記立体模様を持つ表皮を備えることを要旨とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1乃至3のいずれかに記載の発明において、前記立体模様は、前記立体模様の中心部から少なくとも上下方向に向かって傾斜面を持つ構造であることを要旨とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1乃至3のいずれかに記載の発明において、前記立体模様は、前記立体模様は山型形状であることを要旨とする。
請求項6に記載の発明は、請求項4又は5に記載の発明において、前記上方側光源を用いて前記オーナメント部分の前記表面を上方から照明した場合の明暗模様と、前記下方側光源を用いて前記オーナメント部分の前記表面を下方から照明した場合の明暗模様とが、上下逆の関係になることを要旨とする。
請求項7に記載の発明は、請求項1乃至6のいずれかに記載の発明において、前記立体模様を持つ前記表皮は、熱可塑性樹脂繊維を少なくとも含む基布層と、前記基布層の一面側に配された表皮層と、を備え、前記基布層は、編物からなり、前記基布層は、その一面の側に凹状の熱変形部を有しており、前記立体模様は、前記表皮層の表面に前記凹状の熱変形部から構成されていることを要旨とする。
請求項8に記載の発明は、請求項7に記載の発明において、前記編物は、立体編み地からなり、前記立体編み地は、表裏二層の編み地が結接糸で連結された構造であり、前記結接糸に前記熱可塑性樹脂繊維が少なくとも用いられており、前記結接糸が前記凹状の熱変形部の中心に向かって各々徐々に前記基布層の厚みが小さくなるように倒れ込んでいることを要旨とする。
本発明の車室内照明装置は、オーナメント部分の表面の下方から照明した場合と、窓から入る自然光又は車両室内の上方側に取着された光源からオーナメント部分の表面を照明した場合とで、立体模様の明暗模様が大きく異なるため、車両内装材の印象を大きく変化させることができる。
前記オーナメント部分の前記表面を上方側から照明する上方側光源を備え、前記上方側光源を用いて前記オーナメント部分の前記表面を上方から照明した場合、前記立体模様の、照明された上方側面が明るい明模様が視認され、且つ、前記立体模様の、照明されない下方側面が暗い暗模様が視認され、前記オーナメント部分の前記表面を上方から照明した場合と、下方から照明した場合とで、前記立体模様の明暗模様が大きく異なる場合は、上方側光源を備えることで立体模様の明暗模様を確実に変えることができる。
前記オーナメント部分は前記立体模様を持つ表皮を備える場合は、皮革風の美観を備え、照明によって印象を大きく変化させることができる。
前記立体模様は、前記立体模様の中心部から少なくとも上下方向に向かって傾斜面を持つ構造である場合は、模様の上方の傾斜面と下方の傾斜面とを用いて、照明により印象を大きく変化させることができる。
前記立体模様は、前記立体模様は山型形状である場合は、山形形状の傾斜面を用いて、照明により印象を大きく変化させることができる。
前記上方側光源を用いて前記オーナメント部分の前記表面を上方から照明した場合の明暗模様と、前記下方側光源を用いて前記オーナメント部分の前記表面を下方から照明した場合の明暗模様とが、上下逆の関係になる場合は、上下方向に明暗模様を変えることにより、車両内装材の印象をより分かりやすく変化させることができる。
前記立体模様を持つ前記表皮は、熱可塑性樹脂繊維を少なくとも含む基布層と、前記基布層の一面側に配された表皮層と、を備え、前記基布層は、編物からなり、前記基布層は、その一面の側に凹状の熱変形部を有しており、前記立体模様は、前記表皮層の表面に前記凹状の熱変形部から構成されている場合は、ミシン縫製では不可能なデザインも表現可能であり、デザイン自由度が非常に高い立体意匠の表皮を得ることができる。
前記編物は、立体編み地からなり、前記立体編み地は、表裏二層の編み地が結接糸で連結された構造であり、前記結接糸に前記熱可塑性樹脂繊維が少なくとも用いられており、前記結接糸が前記凹状の熱変形部の中心に向かって各々徐々に前記基布層の厚みが小さくなるように倒れ込んでいる場合は、十分なクッション性が得られるとともに、強弱のある立体模様からなる立体感を容易に付与することができる。
本発明について、本発明による典型的な実施形態の非限定的な例を挙げ、言及された複数の図面を参照しつつ以下の詳細な記述にて更に説明するが、同様の参照符号は図面のいくつかの図を通して同様の部品を示す。
本車室内照明装置を具備するドアトリムを示す斜視図である。 図1におけるA−A’のオーナメント部分周辺の部分断面図である。 上方側光源によりオーナメント部分が照光されている状態を示す斜視図である。 図3におけるA−A’のオーナメント部分周辺の部分断面図である。 下方側光源によりオーナメント部分が照光されている状態を示す斜視図である。 図5におけるA−A’のオーナメント部分周辺の部分断面図である。 表皮層が裏側編み地まで到達した状態を示す表皮材を説明するための模式図である。 立体賦形前の表皮材(表皮層が配された基布層)を説明するための模式図である。 構造体を説明するための模式図である。 立体賦形を説明するための模式図である。 表皮層が裏側編み地まで到達していない状態を示す表皮材を説明するための模式図である。 基布層及び表皮層の断面状態を示す拡大図である。 凹状の熱変形部を2つ備える表皮材を説明するための模式図である。 自然光下のオーナメント部分を撮影した画像である。 上方側光源により照光されているオーナメント部分を撮影した画像である。 下方側光源により照光されているオーナメント部分を撮影した画像である。
以下、本発明を、図を参照しながら詳しく説明する。
ここで示される事項は例示的なもの及び本発明の実施形態を例示的に説明するためのものであり、本発明の原理と概念的な特徴とを最も有効に且つ難なく理解できる説明であると思われるものを提供する目的で述べたものである。この点で、本発明の根本的な理解のために必要である程度以上に本発明の構造的な詳細を示すことを意図してはおらず、図面と合わせた説明によって本発明の幾つかの形態が実際にどのように具現化されるかを当業者に明らかにするものである。
本車室内照明装置(1)は、オーナメント部分の表面(23)に立体模様(24)を具備した車両内装材(2)、及び、オーナメント部分の表面(23)を下方側から照明する下方側光源(3)を備える(図1、2を参照。)。また、オーナメント部分の表面(23)を上方側から照明する上方側光源(4)を備えることができる。
前記車両内装材(2)は、車両の壁面に配設されている内装材である。車両内装材(2)は、少なくとも基材(21)を備える。また、基材(21)表面に設けられる表皮(22)を更に備えることができる。
基材(21)の材質は車両内装材(2)に使用される通常の材質を任意に選択することができ例えば、合成樹脂、皮革、植物等の集成材、金属等を基材として用いることができる。
表皮(22)の材質は車両内装材(2)に使用される通常の材質を任意に選択することができ例えば、合成樹脂、皮革、植物等の集成材、金属等を基材として用いることができる。
車両内装材(2)は、オーナメント部分の表面(23)の位置が着座者からみて斜め下方向となる位置であって、壁面(ドアも含まれる。)に配設される内装材である。このような内装材の例として、ドアトリム、サイドトリム、各種ピラー、センターコンソールの正面部、及びインストルメントパネルの正面部等を挙げることができる。
前記オーナメント部分は、車両内装材(2)のうち、表面に意匠となる前記立体模様を具備する部分を示し、基材(21)からなる車両内装材(2)の表面部(23)等として形成されていてもよいし、基材(21)及び表皮(22)とを具備する車両内装材(2)における表皮(22)としてもよい。
オーナメント部分(22、23)は、全体として平面であってもよいし、曲面であってもよい。前記曲面の例として、図2の車両内装材(2)に例示するように上下方向に湾曲する湾曲面を備える曲面を挙げることができる。特に、凹状に湾曲する曲面を好例として挙げることができる。凹状の曲板は、一方から照射する光源からの照射光により全体に照射されやすく、容易に照明が可能であるためである。
前記立体模様(24)はオーナメント部分の表面(23)に形成され、光源から発せられる光や、車内に入る自然光(以下これらを照射光とする。)により明模様(25)となる部位、及び暗模様(26)となる部位が生じるように凹凸を備えた模様である。前記明模様(25)は、照射光によって照らされて着座者が明るく視認することができる模様の部分である。また、前記暗模様(26)は、明模様(25)となる部位より暗い模様の部分である。前記暗模様(26)は、例えば他の部分によって照射光が遮られることにより影となって着座者が暗く視認することができるオーナメント部分を挙げることができる。また、暗模様(26)は明模様(25)と明るさが明瞭に異なっていればよく、明模様(25)を照らす照射光、及び他の光源の照射光により照らされていても良い。
立体模様(24)の形状は、下方側光源(3)を用いて前記オーナメント部分の表面(23)を下方から照明した場合(以下、下方側照光とする)の明模様(25)及び暗模様(26)と、窓から入る自然光、車両室内の上方側に取着された光源及び上方側光源のいずれかを用いてオーナメント部分の表面を照明した場合(以下、上方側照光とする)の明模様(25)及び暗模様(26)とが、大きく異なる形状であればよく、適宜選択することができる。
立体模様(24)の形状は、例えば、中心部から少なくとも上下方向に向かって傾斜面を持つ構造を挙げることができる。また、前記構造は左右方向に向かう傾斜面を更に備えてもよい。具体的な例として、中央部が頂上となり、周囲が中央部より低くなる傾斜面を備える山型形状、又は谷底となる谷型形状を挙げることができる。また、前記傾斜面は直線上であっても良いし湾曲面であっても良い。
立体模様(24)は、1以上の模様を繰り返し配設しても良い。更に、1以上の孔等が形成されていても良い。
前記「大きく異なる」とは、下方側照光と上方側照光とにおいて明模様(25)及び暗模様(26)となる部位の範囲が単に拡がったり縮んだりするのではなく、部位が入れ替わったり、明確に移動(例えば移動前後で重なる面積が部位全体の1/3以下とすることを挙げることができる。)したりすることによりオーナメントの美観が変化することをいう。
このうち、前記上方側光源(4)を用いてオーナメントの表面(23)を上方から照明した場合の明暗模様(25、26)と、前記下方側光源(3)を用いて前記オーナメント部分の前記表面を下方から照明した場合の明暗模様(25、26)とが、上下逆の関係になる場合は、オーナメント部分の美観がより大きく変化するため、より好ましい。
前記立体模様(24)を持つ前記表皮(22)の具体例として、熱可塑性樹脂繊維を少なくとも含む基布層(5)と、前記基布層(5)の一面側に配された表皮層層(意匠層)(6)と、を具備する表皮材を備え、前記基布層(5)は、編物からなり、前記基布層(5)は、その一面の側に凹状の熱変形部(7)を有しており、前記立体模様(24)は、前記表皮層層(6)の表面形状から構成されているものを挙げることができる。
前記基布層(5)は、少なくとも熱可塑性樹脂繊維を含む編物とすることができる。この編物の場合、十分なクッション性が得られるとともに、強弱のある立体感を容易に付与することができるので、好ましい。この基布層を構成する繊維は、その一部が熱可塑性樹脂繊維からなっても良いし、その全部が熱可塑性樹脂繊維からなっても良い。
前記編物は特に限定されないが、立体編み地、ジャージー、トリコット等の嵩高い編み地のものが好ましく、特に立体編み地が好ましい。
この基布層を構成する編物の編み又は組織の種類は特に限定されないが、例えば、鎖編、挿入編、デンビ編、コード編、アトラス編、ダブルデンビ編、ハーフ編、サテン編、ベルベット編、クイーンズコード編、ゴム編、パール編、平編、両面編、フライス編、モックロディー編、ポンチ編、3口ポンチ編、ミラノリブ編、シングルピケ編、ダブルピケ編、トリプルピケ編、クロスミス編、ブラッシュインターロック編等を挙げることができる。これらの組織としては無地組織が好ましい。
尚、編物以外の基布層の参考例として、例えば、織物、不織布等の布帛や、発泡シート等から構成されるものが挙げられる。これらのなかでは、十分なクッション性が得られるとともに、強弱のある立体模様からなる立体感を容易に付与することができるという観点から、厚みのあるもの、例えば不織布等の布帛や、発泡シートが好ましい。
上記立体編み地としては、例えば、表裏二層の編み地[表側編み地(51)及び裏側編み地(52)]が結接糸(53)で連結された構造のものが挙げられる(図8参照)。
また、この立体編み地は、例えば、ダブルラッセル編み機、丸編み機等の編機により編成することができる。この表裏二層の編み地は、前記に示す各種の編み又は組織を採用することができ、特に、ダブルデンビ編、ハーフ編、コード編、ブラッシュインターロック編等が好ましい。
前記表裏二層の編み地としては、実質、下層の糸が視認されない程度に隙間なく組織されたものが好ましい。即ち、この編み地の下層に配置された糸が視認できるような、隙間の大きな網目状又はネット状の組織でないもの(非網目状又は非ネット状組織)が好ましい。この下層の糸が視認されない程度に隙間なく組織されたものの場合、この表面がより平滑であり表皮材の接合に好都合であり、更に、加熱プレスした凹部部分において、結接糸が前記表裏二層の編み地の表面上に表出することもない。
上記表側編み地(51)及び裏側編み地(52)の形成に用いる構成糸は、それぞれ、合成繊維、再成繊維、天然繊維等のいずれでもよい。また、構成糸は1種の繊維のみからなる糸でもよく、複数の繊維を混合して製糸した糸でもよい。更に、繊維のままの色調で着色されていない糸でもよく、所定の色調に着色された糸でもよい。また、表側編み地(51)と裏側編み地(52)は、同種の糸により形成されていてもよく、異種の糸により形成されていてもよい。
上記繊維としては、より具体的には、ポリエチレンテレフタレート繊維、ポリブチレンテレフタレート繊維、ポリトリメチレンテレフタレート繊維等のポリエステル系繊維、ナイロン6繊維、ナイロン66繊維等のポリアミド系繊維、ポリアクリル系繊維、ポリエチレン繊維、ポリプロピレン繊維等のポリオレフィン系繊維などの熱可塑性樹脂繊維、熱可塑性樹脂繊維以外の合成繊維、綿、麻、絹、ウール等の天然繊維、キュプラレーヨン、ビスコースレーヨン、リョセル等の再生繊維などが挙げられる。これらのなかでも、合成繊維が好ましく、熱可塑性樹脂繊維であることがより好ましく、強度が大きく、優れた耐久性等を有するポリエステル系繊維が特に好ましい。
構成糸の形態も特に限定されず、フィラメント糸でもよく、紡績糸でもよい。更に、撚糸、仮撚加工糸、流体噴射加工糸等の嵩高加工糸などであってもよい。また、フィラメント糸である場合、マルチフィラメントでもモノフィラメントでもよい。
表側編み地(51)及び裏側編み地(52)を構成する構成糸の繊度は特に限定されないが、いずれも、50〜1500デシテックス、70〜1200デシテックス、150〜1200デシテックス、70〜500デシテックス、150〜500デシテックスとすることができる。これらの繊度が上記範囲内であれば、十分なクッション性を有する立体編み地を編成することができる。尚、表側編み地(51)及び裏側編み地(52)を構成する構成糸の繊度は、同一であってもよいし、異なっていてもよい。
また、表側編み地(51)及び裏側編み地(52)の糸密度は特に限定されないが、いずれも、コース方向の糸密度が10〜100本/inch、特に15〜70本/inch、且つウェール方向の糸密度が5〜50本/inch、15〜50本/inch、8〜40本/inch、特に15〜40本/inchとすることができる。これらの糸密度が上記範囲内であれば、十分なクッション性を有する立体編み地を編成することができる。
更に、前記に示す繊度と前記に示す糸密度とにおいては比較的隙間の少ない小さい又はほとんどないものとすることが好ましい。この場合は、表側編み地(51)及び裏側編み地(52)が、比較的隙間の少ない小さい又はほとんどないものであるので、加熱プレスされた部分においても結接糸が表裏二層の編み地、特に表側編み地から突出することなく表裏二層の編み地の内側に配設されることとなる。
尚、表側編み地(51)及び裏側編み地(52)の糸密度は、同一であってもよいし、異なっていてもよい。
上記結接糸(53)としては、通常、フィラメント糸が用いられる。このフィラメント糸は、マルチフィラメントでもモノフィラメントでもよく、仮撚加工等の公知の加工がなされていてもよい。この結接糸は、表裏二層の編み地を連結するものであり、例えば図8及び図12並びに図7及び図11に示すように、加熱プレス前において、又は加熱プレス後の凹部周辺でない部分において、略垂直に配設されており、一定方向に傾斜しておらずしかもループ状になっていない形状とすることができる。
フィラメント糸を構成する繊維の種類は特に限定されず、合成繊維、再成繊維、天然繊維等のいずれでもよい。
上記繊維としては、より具体的には、ポリエチレンテレフタレート繊維、ポリブチレンテレフタレート繊維、ポリトリメチレンテレフタレート繊維等のポリエステル系繊維、ナイロン6繊維、ナイロン66繊維等のポリアミド系繊維、ポリアクリル系繊維、ポリプロピレン繊維等のポリオレフィン系繊維などの熱可塑性樹脂繊維、熱可塑性樹脂繊維以外の合成繊維、綿、麻、絹、ウール等の天然繊維、キュプラレーヨン、ビスコースレーヨン、リョセル等の再生繊維などが挙げられる。これらのなかでも、合成繊維が好ましく、熱可塑性樹脂繊維であることがより好ましく、強度が大きく、優れた耐久性等を有するポリエステル系繊維、特にポリエチレンテレフタレート、ポリトリメチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート繊維がより好ましい。
また、結接糸の一部に融着糸(表裏二層の編み地を構成する糸より融点が低い糸)を使用することもできる。この融着糸として、単独のものであってもよいし、融着糸と非融着糸(融着糸よりも融点が高い糸)とを撚り合わせたものあっても良いし、融着糸と非融着糸とを貼り合わせたモノフィラメント糸単独又はこれを撚り合わせたものであっても良いし、芯鞘モノフィラメント糸単独でも良いし、それらを撚り合わせたもの等であってもよい。この融着糸を用いた場合、前記形ぐせをさせると同時に、融着糸が溶けることで形ぐせを容易に保持することができるので、より好ましい。
更に、結接糸の全部又はその一部に、高捲縮糸を用いることができる。この糸を用いる場合、更に一層クッション性に優れる。
結接糸(53)の繊度は特に限定されないが、10〜1500デシテックス、特に20〜1000デシテックス、更に20〜350デシテックスであることが好ましい。この繊度が上記範囲内であれば、十分なクッション性を有する立体編み地を編成することができる。
また、結接糸(53)の糸密度は特に限定されないが、コース方向の糸密度が10〜100本/inch、特に15〜70本/inch、且つウェール方向の糸密度が5〜50本/inch、特に8〜30本/inchであることが好ましい。
この糸密度が上記範囲内であれば、十分なクッション性を有する立体編み地を編成することができる。
上記基布層(5)の厚さ[熱変形部(7)を形成する前の厚さ]は特に限定されないが、例えば、1〜20mm、特に2〜10mmとすることができる。この厚さが上記範囲内であれば、十分なクッション性が得られるとともに、立体賦形を十分に行うことができる。
上記表皮層(6)は、上記基布層(5)の一面側に配されている。具体的には、基布層(5)の一面側において、後段にて詳述する熱変形部(7)の形状に追従するように配されている。
表皮層(6)としては、例えば、意匠布(ファブリック)、樹脂層(PU、PVC、PP等)、合成皮革、人工皮革、天然皮革等の公知の表皮材料が用いられる。
また、表皮層(6)としては、単層でも良いし、複層が積層された層であっても良い。例えば、表皮層(6)は意匠層(61)とその表面に積層し接合・形成された表面処理層(62)とすることができる(図11、図12参照)。また、図11及び図12は編物の織状態の断面を示す説明図でもある。尚、図11及び図12における54は接着層を示す。図7における模式図においては接着層の図示は省略されている。
表皮層(6)の厚さ[基布層(5)における熱変形部(7)を形成する前の厚さ]は特に限定されないが、例えば、0.01〜10mm、特に0.1〜5mmとすることができる。この厚さが上記範囲内であれば、基布層(5)の表面形状に良好に追従させることができ、十分な立体感を有する立体意匠を表現することができる。
表皮層(6)は基布層(5)の一面側に接合されている。その接合方法は特に限定されず、表皮層の材質に応じて、接着剤等を介した貼着又は接着や、熱融着等の公知の方法が用いられる。また、基布層(5)と表皮層(6)を一体成形させて両者を接合してもよい。
上記凹状の熱変形部(「凹部」ともいう。)(7)は、上記基布層(5)の一面側(表皮層が配されて意匠面となる側)に形成されており、単独で又は複数が組み合わさることで、立体模様(24)からなる立体意匠を構成している。この凹部の数は、図7では1つ、図13では2つ形成されている例が示されており、3以上であっても良い。また、この凹部(7)の厚み(深さ)も、適宜、設定され、更に、その凹部の数とを適宜組み合わせることができる。例えば、図7に示すように表皮層が裏側編み地まで到達している態様でもよいし、図11に示すように表皮層が裏側編み地まで到達しておらず、中間までの厚みである態様であっても良いし、複数の凹部を備える場合、同じ深さであっても良いし、図13に示すように異なる厚みであっても良い。異なる厚みの凹部を備える場合にはより一層デザイン性に優れる。
また、結接糸は、凹状の熱変形部の中心に向かって各々徐々に前記基布層(5)の厚みが小さくなるように倒れ込んでいる(図7、図10及び図11等参照)。即ち、押圧点、即ち凹部の中心に対して略左右対称に結接糸が中央側に向かって傾斜しつつ倒れ込むような形状となっている。
熱変形部(7)の形状や寸法は特に限定されず、プレス型を用いた加熱プレス等により、デザインに応じて調整することができる。特に、表皮材における熱変形部(7)の厚みは、基布層(5)の厚みの範囲内において、自在に調整することができるため、厚みの強弱を利用した立体意匠を容易に表現することができる。
例えば、加熱プレスを行って所定の凹部を形成させる押圧部の先端部の縦断面形状が矩形とした場合、凹部の縦断面形状が略矩形となり、立ち上がり角度が大きくなり、厚みの強い凹部形状とすることができ、深みのあるデザインとすることができる(図7、図9、図13参照)。この場合、凹部の内面の傾斜角度は、目的により種々選択できるが、深みの強弱デザインを得るために、その傾斜角度(立ち上がり角度)を30°以上、35°以上、40°以上、更に45°以上と適宜選択できる。
熱変形部(7)は、例えば、加熱プレスを用いた立体賦形によって形成することができる。具体的には、例えば、所定デザイン(所定模様)が転写されたプレス型を用いて、表皮層(6)が配された基布層(5)を加熱プレスし、所定領域が所定厚みとなるように、基布層(5)に少なくとも含まれる熱可塑性樹脂繊維を熱変形させ、その後、冷却により熱変形時の形状を定着させることによって、所定形状に立体賦形することができる。
立体賦形時の加熱温度は、特に限定されず、各素材に応じて適宜選択される。例えば、この加熱温度は、100〜200℃(特に120〜180℃)とすることができる。尚、加熱温度は、表皮層の配設側と非配設側とが同一であってもよいし、異なっていてもよい。また、加熱時間は特に限定されない。具体的には、例えば、0.1〜600秒とすることができる。
立体賦形時の冷却方法は特に限定されず、公知の方法が挙げられる。尚、自然冷却(放冷)であってもよい。
以下に、車室内照明装置の具体的な構成例を挙げる。
本実施例は、図1に示す乗用車等の車両用ドアトリムに設けられる車室内照明装置1であり、基材21、及び基材21上に貼付されているオーナメント部分となる表皮22とを具備する車両内装材2と、表皮22の下端に設けられている下方側光源3と、表皮22の上端に設けられている上方側光源4と、を備える。
基材21は、合成樹脂製であり、表皮22の貼付面が上下方向に対して凹状に湾曲した面を備える。表皮22は、熱可塑性樹脂繊維を基布層5と、基布層5の一面側に配された表皮層6とを備える。
オーナメント部分の表面23は、表皮層6(厚み;0.2mm)が一面側に配された中央部が山状に盛り上がった菱形の立体模様を組み合わせた立体編み地からなる基布層5(厚み:4mm)である。
このような表皮22は、ダブルラッセル編み機を用いて、図8に示すように、表皮層6(厚み;0.2mm)が一面側に配された立体編み地からなる基布層5(厚み:4mm)に貼付されている。尚、立体編み地は、表側編み地51(構成糸;ポリエステル系樹脂繊維、厚み;0.4mm)及び裏側編み地52(構成糸;ポリエステル系樹脂繊維、厚み;0.4mm)が、結接糸53(ポリエステル系樹脂繊維)で連結された構造のものである。コース45、ウェール30、繊度において基布層5が84デシテックス、結接糸が33デシテックスである。また、表皮層6は基布層5に接着剤54で接着されている。
その後、加熱プレス機の受け台81上に、表皮層6が配設された基布層5を、基布層5側が受け台81側となるように載置し、所定デザインが転写されたプレス型82を用いて、表皮層6側から加熱プレスを行って得た。
下方側光源3は、表皮22の下端側に設けられており、下方側照光として線状且つ上方に向けて照射光を発するように配設されている複数のLEDを具備する光源である。
上方側光源4は、表皮22の上端側に設けられており、上方側照光として線状且つ下方に向けて照射光を発するように配設されている複数のLEDを具備する光源である。
このような車室内照明装置1における照射光によるオーナメント部分の演出効果の違いを説明する。
図14は、日中の自然光下におけるオーナメント部分の画像である。図14に示すように、立体模様の上方と下方で明るさの差が生じているが、その差は少ないためオーナメント部分全体の美観に大きな影響を与えていない。
図3、4は、暗所で上方側光源により照光されているオーナメント部分の図であり、図15はその撮影画像である。立体模様の上方は上方側光源の照光により明模様となっているが、立体模様の下方は影により暗模様(図3のハッチング部分を参照)となっている。更に、明模様及び暗模様との境界線は曖昧でありなだらかに明るさが変化している。このため、自然光時と比べてオーナメント部分全体の美観に大きな違いが生じていることが分かる。
図5、6は、暗所で下方側光源により照光されているオーナメント部分の図であり、図15はその撮影画像である。立体模様の下方のみが照らされて明模様となっている一方、立体模様の上方は影により暗模様(図5のハッチング部分を参照)となっている。また、上方側光源により照光されている場合と比べて、明模様及び暗模様との境界線がより明瞭となり、自然光時及び上方側光源時と比べてオーナメント部分全体の美観に大きな違いが生じていることが分かる。
尚、前述の例は単に説明を目的とするものでしかなく、本発明を限定するものと解釈されるものではない。本発明を典型的な実施態様の例を挙げて説明したが、本発明の記述及び図示において使用された文言は、限定的な文言ではなく、説明的および例示的なものであると理解される。ここで詳述したように、その態様において本発明の範囲又は精神から逸脱することなく、添付の特許請求の範囲内で変更が可能である。ここでは、本発明の詳述に特定の構造、材料及び実施態様を参照したが、本発明をここにおける開示事項に限定することを意図するものではなく、寧ろ、本発明は添付の特許請求の範囲内における、機能的に同等の構造、方法、使用の全てに及ぶものとする。
本発明は、面状の照明やイルミネーション等として利用することができる内装部品の技術分野において利用することができる。特に、ドアトリム等の車両内装部品の技術分野において有用である。
1;車室内照明装置、2;車両内装材、21;基材、22;表皮、23;オーナメント部分の表面、24;立体模様、25;明模様、26;暗模様、3;下方側光源、4;上方側光源、
5;基布層、51;表側編み地、52;裏側編み地、53;結接糸、54;接着層、6;表皮層、7;凹状の熱変形部、81;受け台、82;プレス型。

Claims (8)

  1. オーナメント部分の表面に立体模様を具備し車両の壁面に配設される車両内装材、及び、前記オーナメント部分の前記表面を下方側から照明する下方側光源を備え、前記オーナメント部分の前記表面を着座者が視認する方向は上方から斜め下方向であり、
    前記下方側光源を用いて前記オーナメント部分の前記表面を下方から照明した場合、前記立体模様の、照明された下方側面が明るい明模様が視認され、且つ、前記立体模様の、照明されない上方側面が暗い暗模様が視認され、
    窓から入る自然光、又は車両室内の上方側に取着された光源を用いて前記オーナメント部分の前記表面を照明した場合、前記立体模様の、照明された上方側面が明るい明模様が視認され、且つ、前記立体模様の、照明されない下方側面が暗い暗模様が視認され、
    前記オーナメント部分の前記表面の下方から照明した場合と、窓から入る自然光又は車両室内の上方側に取着された光源から前記オーナメント部分の前記表面を照明した場合とで、前記立体模様の明暗模様が大きく異なることを特徴とする車室内照明装置。
  2. 更に、前記オーナメント部分の前記表面を上方側から照明する上方側光源を備え、
    前記上方側光源を用いて前記オーナメント部分の前記表面を上方から照明した場合、前記立体模様の、照明された上方側面が明るい明模様が視認され、且つ、前記立体模様の、照明されない下方側面が暗い暗模様が視認され、
    前記オーナメント部分の前記表面を上方から照明した場合と、下方から照明した場合とで、前記立体模様の明暗模様が大きく異なる請求項1に記載の車室内照明装置。
  3. 前記オーナメント部分は前記立体模様を持つ表皮を備える請求項1又は2に記載の車室内照明装置。
  4. 前記立体模様は、前記立体模様の中心部から少なくとも上下方向に向かって傾斜面を持つ構造である請求項1乃至3のいずれかの1つに記載の車室内照明装置。
  5. 前記立体模様は、前記立体模様は山型形状である請求項1乃至3のいずれかの1つに記載の車室内照明装置。
  6. 前記上方側光源を用いて前記オーナメント部分の前記表面を上方から照明した場合の明暗模様と、前記下方側光源を用いて前記オーナメント部分の前記表面を下方から照明した場合の明暗模様とが、上下逆の関係になる請求項4又は5に記載の車室内照明装置。
  7. 前記立体模様を持つ前記表皮は、熱可塑性樹脂繊維を少なくとも含む基布層と、前記基布層の一面側に配された表皮層と、を備え、
    前記基布層は、編物からなり、
    前記基布層は、その一面の側に凹状の熱変形部を有しており、
    前記立体模様は、前記表皮層の表面に前記凹状の熱変形部から構成されている請求項1乃至6のいずれかの1つに記載の車室内照明装置。
  8. 前記編物は、立体編み地からなり、
    前記立体編み地は、表裏二層の編み地が結接糸で連結された構造であり、
    前記結接糸に前記熱可塑性樹脂繊維が少なくとも用いられており、
    前記結接糸が前記凹状の熱変形部の中心に向かって各々徐々に前記基布層の厚みが小さくなるように倒れ込んでいる請求項7に記載の車室内照明装置。
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