JP6808513B2 - エアゾール容器用吐出具 - Google Patents

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Description

本発明は、エアゾール容器に装着されるエアゾール容器用吐出具に関する。
従来、内容物とともに加圧ガスを収容しておき、ステムを押し下げることで内容物を当該ステムから外部に吐出させるようにしたエアゾール容器が知られている。このようなエアゾール容器としては、1つの容器内に一の内容物を収容するとともに1本のステムを有するシングルタイプのもの、シングルタイプの容器を左右に並べて1組とした二連式タイプのものの他、1つの容器内に2種類の内容物を別個に収容するとともに2本のステムを有するタイプのものがある。
何れのタイプのエアゾール容器においても、内容物を吐出させる操作を容易にするために、吐出具を装着して使用されるのが一般的である。エアゾール容器用吐出具としては、例えば特許文献1に記載されるように、ステムに着脱自在に取り付けられるノズルと、エアゾール容器のマウンティングカップに固定される固定盤と、固定盤に着脱自在に取り付けられてノズルを覆うカバー部材とを有し、カバー部材に設けられた操作部を押下げ操作することにより、ノズルとともにステムを押し下げて内容物をノズルから外部に向けて吐出させることができるようにしたものが知られている。
上記従来のエアゾール容器用吐出具では、使用後の洗浄時などにノズルをステムから取り外すことができるようにするために、カバー部材は固定盤に対して着脱自在となっている。すなわち、カバー部材のノズルを挟んだ左右両側には、それぞれカバー部材の側壁を下端から切り欠く一対の縦スリットによって形成された弾性板片と、この弾性板片の下端側における外側面に設けられた外側突起とを有する保持用爪部が設けられており、外側突起を固定盤に設けられた係止孔に係脱自在に係止させることによりカバー部材を固定盤に保持させることができるとともに、弾性板片を内側に押し込んで外側突起と係止孔との係合を解除させることでカバー部材を固定盤から取り外すことができるようにされている。
特開2015−209268号公報
上記従来のエアゾール容器用吐出具では、カバー部材の上部に操作部が一体に設けられた構成となっているので、内容物を吐出させるために操作部を押下げ操作すると、その反作用によってカバー部材にこれを上方に引っ張り上げる力が加わることになるが、それと同時に、カバー部材のノズルを挟んだ左右両側における下端縁部分が幅を狭めるように内側に変形する場合がある。また、エアゾール容器を片手で持って操作部を人差し指で押下げ操作する際には、カバー部材のノズルを挟んだ左右両側が他の指で支持されることになるので、カバー部材のノズルを挟んだ左右両側における下端縁部分は、より大きく変形することになる。
そのため、操作部を押下げ操作して内容物を吐出させる際に、カバー部材の左右両側に設けられた保持用爪部の係止孔への係合量(掛かり量)が減少し、場合によってはカバー部材が固定盤から外れて吐出操作を行うことができなくなるという問題を生じる虞があった。
上記の問題に対して、保持用爪部(外側突起)の係止孔への係合量を予め多くした設定とし、カバー部材が変形しても保持用爪部の係止孔への係合が容易に解除されない構成とすることが考えられるが、この場合、カバー部材を固定盤から取り外す際に必要な弾性板片の押込み量が大きくなり、カバー部材の取外し作業が煩雑になるという問題が生じることになる。
本発明は、このような問題点を解決することを課題とするものであり、その目的は、カバー部材の取外し作業を容易にしつつカバー部材の固定盤からの不意の離脱を防止可能なエアゾール容器用吐出具を提供することにある。
本発明のエアゾール容器用吐出具は、エアゾール容器のステムに着脱自在に取り付けられるノズルと、前記エアゾール容器のマウンティングカップに固定される固定盤と、前記ノズルを押し下げ操作可能な操作部を備え、前記固定盤に着脱自在に取り付けられて前記ノズルを覆うカバー部材と、を有するエアゾール容器用吐出具であって、前記カバー部材は、該カバー部材の側壁を下端から切り欠く一対の縦スリットによって形成された弾性板片と、前記弾性板片の下端側における外側面に設けられて前記固定盤に設けられた係止孔に係脱自在に係止される外側突起と、を備え、前記側壁の前記ノズルを挟んだ左右両側に設けられた一対の保持用爪部と、前記側壁の下端縁部の少なくとも左右両側部分に前記保持用爪部を挟んで設けられ、該下端縁部から下方に延びて前記固定盤の外周面に当接する変形防止部と、を有することを特徴とする。
本発明のエアゾール容器用吐出具は、上記構成において、前記カバー部材が、一対の前記縦スリットに沿った前記側壁の両縁部に設けられた一対の縦リブと、前記側壁の下端縁部に設けられ、それぞれ前記縦リブの下端に連なる一対のフランジ部と、を有し、前記変形防止部が、矩形板状に形成されて前記フランジ部の下面に連なっているのが好ましい。
本発明のエアゾール容器用吐出具は、上記構成において、前記カバー部材が、一対の前記縦スリットに沿った前記側壁の両縁部に設けられた一対の縦リブを有し、前記変形防止部が、それぞれ前記縦リブの下方に連なる一対の縦枠と、一対の前記縦枠の下端を連ねる横枠とを有するのが好ましい。
本発明のエアゾール容器用吐出具は、上記構成において、前記横枠が、前記弾性板片よりも下方に配置されているのが好ましい。
本発明のエアゾール容器用吐出具は、上記構成において、前記エアゾール容器が一対の前記ステムを有するものであるのが好ましい。
本発明によれば、カバー部材の取外し作業を容易にしつつカバー部材の固定盤からの不意の離脱を防止可能なエアゾール容器用吐出具を提供することができる。
本発明の一実施の形態であるエアゾール容器用吐出具をエアゾール容器に装着した状態で示す断面図(エアゾール容器は側面図)である。 図1に示すエアゾール容器用吐出具の平面図である。 図1に示すエアゾール容器用吐出具のエアゾール容器に装着された状態における正面図である。 図1に示すエアゾール容器用吐出具のエアゾール容器に装着された状態における正面視での断面図(エアゾール容器は正面図)である。 図1に示すエアゾール容器用吐出具のエアゾール容器に装着された状態における側面図である。 変形防止部の形態が異なる変形例のエアゾール容器用吐出具をエアゾール容器に装着した状態で示す側面図である。 図6に示す変形例のエアゾール容器用吐出具のエアゾール容器に装着された状態における正面図である。
以下、図面を参照して、本発明をより具体的に例示説明する。
なお、本明細書、特許請求の範囲、要約書及び図面においては、「正面側」とは、図1においてノズルの吐出口が位置する側を意味し、「背面側」とは、その反対側を意味し、「左側」、「右側」とは、それぞれ正面側から見た場合(正面視)の左右方向を意味し、「上側」とは、図1において、エアゾール容器に対してノズルが位置する側(図1における上側)を意味し、「下側」とは、「上側」の反対側を意味する。
図1〜図5において、符号1は、本発明の一実施の形態であるエアゾール容器用吐出具(以下、単に「吐出具」と称す場合もある)を示し、符号2は、吐出具1が取り付けられるエアゾール容器(以下、単に「容器」と称す場合もある)を示す。吐出具1は、固定盤10、カバー部材20及びノズル30を有している。
エアゾール容器2は、例えば金属製や合成樹脂製となる有底筒状の容器本体2aに、金属製となるマウンティングカップ2bを、その外縁を巻き締め等して固着したものであり、その内部には2種類の内容物が別個に収容されている。また容器2は、それぞれの内容物の収容空間につながる総計2本のステム2cを有している。
マウンティングカップ2bの中央部には、その上面から一対のステム2cを上側に向けて突出させるとともに平面視にてトラック状となる上段突起部2dと、上段突起部2dの長辺と略同一長さの直径を有し、上段突起部2dに連結する平面視にて円形状となる中段突起部2eと、中段突起部2eよりも大径の円形状となって中段突起部2eに連結する下段突起部2fとが設けられている。また、中段突起部2eの根元には環状となる中段凹部2gが設けられ、下段突起部2fの根元には環状となる下段凹部2hが設けられている。なお、上段突起部2dの平面視での形状は、矩形状でも楕円状でもよい。
図1に示すように、固定盤10は、中央部に2本のステム2cを露出させる開口11を有する天壁12を備えている。開口11は、上段突起部2dに対応する形状をなし平面視でトラック状となっており、天壁12の内縁には、上段突起部2dを取り囲むように垂下する内側環状壁13が一体に設けられている。また、内側環状壁13の下端における正面側及び背面側には、それぞれ薄肉舌片13aが一体に設けられている。薄肉舌片13aは、固定盤10をマウンティングカップ2bに装着する前は、内側環状壁13に沿って下向きに延在するものであるが、固定盤10をマウンティングカップ2bに装着することによって、図1に示すように径方向外側に向かって折り曲げられるものである。
天壁12の外縁には、天壁12から垂下する中間環状壁(垂直周壁)14が一体に設けられている。中間環状壁14は、ステム2cの軸方向と平行に上下方向に延在しており、マウンティングカップ2bの上段突起部2d及び中段突起部2eを取り囲んでいる。また、中間環状壁14は、容器2の右側及び左側において内側環状壁13に連続し、且つ、図4に示すように、中段突起部2eに接するように形成されている。
中間環状壁14の下端には、下段突起部2fの上面に接するとともに径方向外側に向けて延在する上部フランジ15が一体に設けられ、上部フランジ15の下面には、下段突起部2fと全周に亘って接する内部環状壁15aが一体に設けられている。図1に示すように、内部環状壁15aの内面には、凸部15bが周方向に向けて間欠状に設けられている。凸部15bはマウンティングカップ2bの下段凹部2hに係合しており、これにより固定盤10は容器2のマウンティングカップ2bに固定されている。なお、凸部15bは、内部環状壁15aの全周に亘って延びる環状の形態としてもよい。
上部フランジ15の外縁には、下方に向けて延在する外側環状壁16aと、外側環状壁16aの下端から径方向外側に延在する下部フランジ16bとからなる段部16が一体に設けられ、下部フランジ16bの外縁には、マウンティングカップ2bの外縁に向けて垂下する環状の外壁17が一体に設けられている。図4に示すように、段部16には、上部フランジ15の一部、外側環状壁16a、及び下部フランジ16bの一部を切り欠く係止孔18が設けられている。なお、係止孔18は、固定盤10の左側にも同様にして設けられている。
カバー部材20は、容器2のマウンティングカップ2bに固定された固定盤10に着脱自在に取り付けられ、ノズル30を覆っている。
このカバー部材20は、ノズル30の上方で水平方向に延在する頂壁21を備えている。図2に示すように、頂壁21には、その中央部から背面側に向かって頂壁21の一部を取り除く切欠き部21aが設けられており、切欠き部21aの内縁には、図1に示すように、下方に向けて延在する内側周壁22が設けられている。また、切欠き部21aには、ノズル30を押下げ操作可能な操作部23が設けられている。操作部23は、薄肉のヒンジ24を介して内側周壁22の正面側に一体に連結され、当該ヒンジ24を中心として上下に揺動可能なレバー状に構成されている。操作部23の上面は下方に向けて湾曲しており、また、左右方向に向けて延在する滑り止め用のリブ23a(本実施形態では3つ)が設けられている。
カバー部材20には、頂壁21の外縁から下方に向けて延在する側壁としての外側周壁25が設けられている。外側周壁25は、その下端縁部が円形となる略円筒形状を有し、その正面側には正面壁25aが設けられ、正面壁25aには、ノズル30を突出させる窓孔25bが設けられている。
図5に示すように、側壁としての外側周壁25の右側には、外側周壁25を下端から欠く一対の縦スリット26が設けられている。これらの縦スリット26は、それぞれ所定の溝幅で外側周壁25の下端から上方に向けて容器2の軸方向(上下方向)に平行に真っ直ぐに延びており、周方向に所定の間隔を空けて配置されて互いの間に弾性板片27を形成している。
弾性板片27は矩形の板状となっており、その上端において外側周壁25に一体に連結され、当該上端を支点として左右方向(カバー部材20の内外方向)に弾性変形することができるようになっている。また、図4に示すように、弾性板片27の下端は外側周壁25の下端よりも下方に突出しており、その下端側における外側面には外側突起28が一体に設けられている。なお、本実施の形態においては、外側突起28を弾性板片27の下端よりも僅かに上方に設けるようにしているが、外側突起28を弾性板片27の下端に設けるようにしてもよい。さらに、外側突起28の上方側には所定の間隔(下部フランジ16bの板厚よりも僅かに大きい間隔)を空けてストッパ突起29aが一体に設けられるとともに、ストッパ突起29aのさらに上方側には所定の間隔を空けてサブ突起29bが一体に設けられている。
外側突起28は固定盤10に設けられた係止孔18に挿通され、下部フランジ16bの下側面に係合することにより、当該係止孔18に着脱自在に係止されている。
上記の弾性板片27及び外側突起28により、カバー部材20の外側周壁25の右側には保持用爪部Tが構成されている。保持用爪部Tは、外側周壁25の左側にも同様に設けられており、固定盤10には左側の保持用爪部Tに対応した係止孔18が設けられている。すなわち、カバー部材20には、ノズル30を挟んだ左右両側に一対の保持用爪部Tが対向配置で設けられている。
各保持用爪部Tの外側突起28が、対応する係止孔18に係止されることにより、カバー部材20は固定盤10に取り付けた状態に保持されている。一方、弾性板片27をカバー部材20の内側に向けて押し込むことにより、外側突起28と係止孔18との係合を解除させ、カバー部材20を固定盤10から取り外すことができる。
図1に示すように、ノズル30は、薄肉状のヒンジ31を介して下部部材32と上部部材33とを一体連結したものであり、ヒンジ31に沿って折り曲げて下部部材32と上部部材33とを組み合わせることで、図1、図4に示す所定の形態をなすものである。このノズル30は容器2のステム2cに着脱自在に取り付けられており、使用後に洗浄等を行う際にステム2cから取り外すことができる。
図1に示すように、下部部材32は、板状となる基部32aの下面に、ステム2cの外径に対応する内径となる円筒部32bを備えていて、円筒部32bの内側には、貫通孔32cを有する内部壁32dを備えている。なお、円筒部32b、貫通孔32c、及び内部壁32dからなる組みは、2つのステム2cを有する容器2に対応させて総計2組設けられている。基部32aの上面には環状部32eが設けられており、環状部32eは、正面側から背面側に向かう距離よりも左右間の距離が長くなっている。また、図4に示すように環状部32eの中央部には、間隔を空けて一対の中間壁32fが設けられている。さらに、基部32aの上面正面側には、図1に示すように爪状の下部係合部32gが設けられている。
さらに、ノズル30の基部32aの下面には、固定盤10の中間環状壁14の外周面によって上下方向に案内される案内筒部32hが一体に設けられている。案内筒部32hは、ノズル30がステム2cとともに上下に作動する際に、中間環状壁14の外周面によって上下方向以外への移動が規制される。これにより、内容物の吐出時にノズル30が上下に作動すると、ノズル30の案内筒部32hが中間環状壁14の外周面によって上下方向に案内され、ノズル30の作動安定性が高められる。なお、案内筒部32hは、中間環状壁14の外周面に摺動自在に構成することも可能である。また、ノズル30に案内筒部32hを設けたことにより、ノズル30のステム2cへの装着が容易になる。すなわち、ノズル30の装着に際しては、案内筒部32hを中間環状壁14に被せるように配置することができ、ノズル30の水平方向の位置決めが容易になる。
図4に示すように、案内筒部32hの下端には、その左右両側において係止脚部32iが連設されている。係止脚部32iには、弾性板片27の内側に配置されるとともに該弾性板片27に向う方向から下方へと曲がる屈曲部32jが形成されている。案内筒部32hにこのような係止脚部32iを設けたことにより、これらの係止脚部32iと固定盤10の係止孔18との位置関係に基づいて、固定盤10に対するノズル30の回転方向の取り付け角度を目視で確認することができる。したがって、係止脚部32iが設けられることにより、ノズル30をステム2cに装着する際のノズル30の位置決めが容易になる。また、これらの係止脚部32iには、固定盤10の係止孔18に挿入されて、該係止孔18の内側縁部に係止される内側突起32kが設けられている。したがって、これらの係止脚部32iを係止孔18に挿入し、内側突起32kによって固定盤10の上部フランジ15にアンダーカット係合させることで、ノズル30のステム2cからの脱落を防止することができる。
図1に示すように、上部部材33は、ヒンジ31に沿って折り曲げることで、環状部32eを内側に収めるとともにこれに覆い被さる箱状部33aを備えている。箱状部33aの中央部には、箱状部33aの内側を2つに区画する仕切壁33bが設けられている。また、箱状部33aの上面側には、側面視で半円状となる半円リブ33cが設けられていて(本実施形態では、左右方向に間隔をあけて総計2つ)、箱状部33aの正面側には、その先端開口を内容物の外界への吐出口33dとする筒状部33eが設けられている。本実施形態では仕切壁33bを、箱状部33aと筒状部33eとの境界よりも吐出口33d側へ延長している。さらに、筒状部33eの下側には、下部係合部32gに対応する爪状となる上部係合部33fを設けている。
そして、ノズル30は、上述したようにヒンジ31に沿って折り曲げることで、下部係合部32gと上部係合部33fとが係合して、2つ折り状態を維持している。また、環状部32eと箱状部33aとが嵌め合わさることで、基部32aと箱状部33aとの内側には内部空間が形成される一方、仕切壁33bは、対をなす中間壁32f間に挟まれて、この内部空間は、それぞれに貫通孔32cがつながる2つの空間に区画される。さらに、この2つの空間は、仕切壁33bを越えた吐出口33d側の筒状部33eの内側において合流している。すなわち、2つ折り状態となったノズル30の内側には、一対の円筒部32b側(ステム2c側)では2つに分かれ、吐出口33d側では合流して1つになる通路Rが形成され、この通路Rにより一対の円筒部32bの内側と吐出口33dとが連ねられている。
上記構成のエアゾール容器用吐出具1では、カバー部材20の上部に操作部23が一体に設けられた構成であることから、内容物を吐出させるために操作部23を押下げ操作すると、その反作用によってカバー部材20にこれを上方に引っ張り上げる力が加わることになる。また、同時に、カバー部材20には、その外側周壁25のノズル30を挟んだ左右両側における下端縁部分を、その幅を狭めるように内側に変形させる(下端縁部を、円形から左右方向が短径となる楕円形に変形させる)力が加わることになる。さらに、容器2を片手で持って操作部23を人差し指で押下げ操作する場合には、カバー部材20のノズル30を挟んだ左右両側には、外側周壁25を支持ないし把持する指から、カバー部材20のノズル30を挟んだ左右両側における下端縁部分の幅を狭める力がさらに加わることになる。これらの力に対して何ら対策をしない場合には、操作部23を押下げ操作して内容物を吐出させる際に、カバー部材20の左右両側に設けられた保持用爪部T(外側突起28)の係止孔18への係合量(掛かり量)が減少し、カバー部材20が固定盤10から外れ易くなり、場合によってはカバー部材20が固定盤10から外れて吐出操作を行うことができなくなるという問題を生じる虞がある。
このような問題に対し、本実施の形態に係る吐出具1では、カバー部材20の左右両側にそれぞれ変形防止部40を設けて、当該問題を解消している。本実施の形態では、変形防止部40は、縦リブ41及びフランジ部42とともにカバー部材20の外側周壁25の左右両側部分に設けられている。
図3〜図5に示すように、一方の縦リブ41は一方の縦スリット26に沿った外側周壁25の縁部に該外側周壁25と一体に設けられており、容器2の軸方向(上下方向)に平行に真っ直ぐに延びている。同様に、他方の縦リブ41は他方の縦スリット26に沿った外側周壁25の縁部に該外側周壁25と一体に設けられており、容器2の軸方向(上下方向)に平行に真っ直ぐに延びている。また、一対の縦リブ41は、それぞれ外側周壁25の外面から外方に向けて所定の高さで突出している。それぞれの縦リブ41は、その下端が外側周壁25の下端縁部にまで達するとともに、上端は、それぞれ縦スリット26の上端よりも僅かに上方の位置にまで達している。
一対のフランジ部42は、それぞれ縦リブ41の下端に連なり、そこから縦スリット26とは反対側に向けて周方向に延びている。フランジ部42の外側周壁25の外面から外方に向けた突出高さは縦リブ41と同一である。
縦リブ41とフランジ部42は、容器2から内容物を吐出させる際、カバー部材20の外側周壁25の左右両側を支持ないし把持する指を掛ける(載せる)ことができる指掛け部として使用することができるとともに、当該指が弾性板片27に不意に触れることを阻止することができる形状ないし大きさに形成されている。
変形防止部40は、縦リブ41やフランジ部42の外側周壁25から外方に向けた突出高さよりも厚みが薄い矩形板状に形成され、それぞれ対応するフランジ部42の下面に一体に連ねて設けられている。すなわち、外側周壁25の下端縁部の保持用爪部Tを挟んだ両側に矩形板状に形成された一対の変形防止部40が設けられている。これらの変形防止部40は、その内面が外側周壁25の外周面に連なるように外側周壁25の下端縁部に段差状に連なって当該下端端部から下方に延びている。また、これらの変形防止部40は、固定盤10の外壁17の外周面に沿って湾曲しており、その内面の全体において固定盤10の外壁17の外周面に当接している。
このように、カバー部材20は、その左右両側に、固定盤10の外壁17の外周面に当接する一対の変形防止部40を備えた構成となっている。これにより、操作部23を押下げ操作して内容物を吐出させる際に、カバー部材20に、外側周壁25のノズル30を挟んだ左右両側における下端縁部分の幅を狭める力が加えられても、固定盤10の外壁17の外周面に当接する変形防止部40によって当該下端縁部のカバー部材20の内側に向けた変形が阻止される。したがって、操作部23を押下げ操作して内容物を吐出させる際に、カバー部材20の下端縁部が変形してカバー部材20が固定盤10から不意に外れることを確実に防止することができる。
また、上記の通り、変形防止部40によって操作部23を押下げ操作して内容物を吐出させる際のカバー部材20の下端縁部の変形を阻止することができるので、保持用爪部Tの外側突起28の突出高さ、すなわち保持用爪部Tの係止孔18への係合量(掛かり量)を低減させることで、カバー部材20の固定盤10からの不意の離脱を防止しつつカバー部材20の取外し作業を容易にすることができる。
特に、弾性板片27を形成する一対の縦スリット26の長さを長く設定して、カバー部材20を取り外すのに必要な弾性板片27の操作力をさらに小さくすることで、上記の通り、カバー部材20の固定盤10からの不意の離脱を防止しつつカバー部材20の取外し作業をさらに容易にすることができる。
なお、図示する場合では、変形防止部40の周方向幅は、フランジ部42の周方向幅と同一とされているが、その幅は種々変更可能である。また、図示する場合では、変形防止部40は矩形板状とされているが、固定盤10の外壁17の外周面に当接して外側周壁25の下端縁部のカバー部材20の内側に向けた移動を規制できるものであれば、その形状は種々変更可能である。
上記のように構成されるエアゾール容器用吐出具1を容器2に取り付けるにあたっては、まず、固定盤10をマウンティングカップ2bに装着し、次いで、2つ折り状態に組み立てたノズル30を上方から、円筒部32bをステム2cに位置合わせしつつ取り付ける。次いで、カバー部材20を上方から、ノズル30の筒状部33eを窓孔25bより突出させつつ、保持用爪部Tを係止孔18に位置合わせした状態で挿入して、固定盤10に取り付ける。ここで、保持用爪部Tの外側突起28には傾斜面28aを設けているので、カバー部材20を固定盤10に対して押し込むと、外側突起28の傾斜面28aが下部フランジ16bの内周面に当接し、弾性板片27が径方向内側に誘導されて撓みながら係止孔18に挿入される。そして、外側突起28が下部フランジ16bの下面に係合することにより、カバー部材20は固定盤10に着脱自在に装着される。
カバー部材20の取付けが完了した後においては、カバー部材20の下端及び弾性板片27のストッパ突起29aの下面が固定盤10の下部フランジ16bの上面に当接し、カバー部材20は固定盤10に安定して保持され、使用時におけるぐらつき等が抑えられる。カバー部材20が固定盤10に装着されると、エアゾール容器2のステム2cに取り付けられたノズル30はカバー部材20により覆われる。
このようにして各部材を取り付けたエアゾール容器2から内容物を吐出させるには、操作部23の上面に指を当てて下方に向けて押し下げればよい。これにより、操作部23がヒンジ24を起点として揺動し、操作部23の下面が半円リブ33cに押し当たり、ノズル30とともに2本のステム2cが押し下げられ、容器2内の2種類の内容物が、それぞれのステム2cから同時に噴出され、ノズル30の内側に形成された通路Rを通して吐出口33dから外部に吐出される。
一方、使用後の洗浄等のためにノズル30を容器2から取り外す際には、保持用爪部Tの弾性板片27をカバー部材20の内側(径方向内側)に向けて押し込み、外側突起28の係止孔18との係合を解除する。カバー部材20が固定盤10から取り外されると、ノズル30は外部に露出するので、当該ノズル30の容器2からの着脱作業を容易に行うことができる。ノズル30の洗浄後は、前述した要領に従って、ノズル30及びカバー部材20を再装着すればよい。
図6は変形防止部の形態が異なる変形例のエアゾール容器用吐出具をエアゾール容器に装着した状態で示す側面図であり、図7は図6に示す変形例のエアゾール容器用吐出具のエアゾール容器に装着された状態における正面図である。なお、図6、図7においては、前述した部材に対応する部材に同一の符号を付してある。
図6、図7に示す変形例のエアゾール容器用吐出具1では、変形防止部40を、一対の縦枠40aと1本の横枠40bとを有する構成としている。
一対の縦枠40aは、それぞれ対応する縦リブ41と同一の周方向幅及び高さを有するリブ状に形成され、縦リブ41の下端から真っ直ぐに下方に延び、弾性板片27の下端よりも下方にまで達している。横枠40bは、カバー部材20の外側周壁25の周方向(縦スリット26に直交する方向)に平行に延びており、一端において一方の縦枠40aの下端に連なるとともに他端において他方の縦枠40aの下端に連なって弾性板片27の下端よりも僅かに下方に配置されている。また、横枠40bは、一対の縦枠40aと同一の高さで外側周壁25の外面から外方に向けて突出している。このように、変形防止部40は、一対の縦枠40aと1本の横枠40bとを有するU字形状となっている。
このような変形例の変形防止部40を有する吐出具1においても、上記と同様に、操作部23を押下げ操作して内容物を吐出させる際に、カバー部材20に、外側周壁25のノズル30を挟んだ左右両側における下端縁部分の幅を狭める力が加えられても、固定盤10の外壁17の外周面に当接する変形防止部40によって当該下端縁部のカバー部材20の内側に向けた変形を阻止することができ、これにより、操作部23を押下げ操作して内容物を吐出させる際に、カバー部材20の下端縁部が変形してカバー部材20が固定盤10から不意に外れることを確実に防止することができる。
また、変形例の変形防止部40を有する吐出具1では、縦リブ41に加えて変形防止部40も、容器2から内容物を吐出させる際、カバー部材20の外側周壁25の左右両側を支持ないし把持する指を掛ける(載せる)ことができる指掛け部として使用することができる。そして、容器2から内容物を吐出する際にカバー部材20を支持ないし把持する指は一対の縦リブ41及び縦枠40aに載せられ、また、当該指の腹部分は横枠40bに当たることで不意に弾性板片27に触れることが防止される。したがって、内容物の吐出時に誤って指が弾性板片27に触れて保持用爪部Tの固定盤10への係合が不意に解除されてしまうことを防止することができ、これにより、容器2から内容物を吐出する際に、カバー部材20が固定盤10から不意に外れて内容物を吐出することができなくなることが防止される。
特に、弾性板片27を形成する一対の縦スリット26の長さを長く設定して、カバー部材20を取り外すのに必要な弾性板片27の操作力を小さくした場合であっても、横枠40bにより、カバー部材20を支持ないし把持する指が不意に弾性板片27に触れることを防止することによって、カバー部材20が固定盤10から不意に外れることを確実に防止しつつ、一対の縦スリット26の長さを長く設定してカバー部材20の取外し作業を容易にすることができる。
また、変形例の変形防止部40を有する吐出具1では、横枠40bを弾性板片27の下端よりも下方に配置するようにしたので、このカバー部材20を樹脂材料の射出成形により容易に形成することができるようにして、この吐出具1のコストを低減させることができる。
本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
例えば前記実施の形態では、本願発明を、2本のステム2cを有する容器2に装着される吐出具1に適用した場合を示したが、例えばシングルタイプの容器や二連式タイプの容器に装着される吐出具に本願発明を適用してもよい。
また、前記実施の形態では、変形防止部40の横枠40bを、外側周壁25の周方向に平行に延びる形状としているが、これに限らず、容器2から内容物を吐出させる際にカバー部材20の外側周壁25の左右両側を支持ないし把持する指を掛けることができる形状であれば、例えば一対の縦枠40aの間で上側ないし下側に湾曲しつつ周方向に延びる形状とするなど、その形状は種々変更可能である。
さらに、前記実施の形態では、横枠40bを、一対の縦枠40aの下端に連ねるようにしているが、一対の縦枠40aの上下方向中間部分や上端に連ねる構成とすることもできる。また、横枠40bの外側周壁25の外面からの突出高さを、一対の縦枠40aの当該突出高さと相違させた構成とすることもできる。さらに、横枠40bと同様の機能を有する枠体を、ガード部として、一対の縦リブ41の上端ないし上下方向中間位置に連ねて設ける構成とすることもできる。この場合、当該ガード部は、弾性板片27の操作を妨げることがないように、弾性板片27の上端よりも上方に設けるのが好ましい。
1 エアゾール容器用吐出具
2 エアゾール容器
2a 容器本体
2b マウンティングカップ
2c ステム
2d 上段突起部
2e 中段突起部
2f 下段突起部
2g 中段凹部
2h 下段凹部
10 固定盤
11 開口
12 天壁
13 内側環状壁
13a 薄肉舌片
14 中間環状壁
15 上部フランジ
15a 内部環状壁
15b 凸部
16 段部
16a 外側環状壁
16b 下部フランジ
17 外壁
18 係止孔
20 カバー部材
21 頂壁
21a 切欠き部
22 内側周壁
23 操作部
23a リブ
24 ヒンジ
25 外側周壁(側壁)
25a 正面壁
25b 窓孔
26 縦スリット
27 弾性板片
28 外側突起
28a 傾斜面
29a ストッパ突起
29b サブ突起
30 ノズル
31 ヒンジ
32 下部部材
32a 基部
32b 円筒部
32c 貫通孔
32d 内部壁
32e 環状部
32f 中間壁
32g 下部係合部
32h 案内筒部
32i 係止脚部
32j 屈曲部
32k 内側突起
33 上部部材
33a 箱状部
33b 仕切壁
33c 半円リブ
33d 吐出口
33e 筒状部
33f 上部係合部
40 変形防止部
40a 縦枠
40b 横枠
41 縦リブ
42 フランジ部
T 保持用爪部
R 通路

Claims (5)

  1. エアゾール容器のステムに着脱自在に取り付けられるノズルと、
    前記エアゾール容器のマウンティングカップに固定される固定盤と、
    前記ノズルを押し下げ操作可能な操作部を備え、前記固定盤に着脱自在に取り付けられて前記ノズルを覆うカバー部材と、を有するエアゾール容器用吐出具であって、
    前記カバー部材は、
    該カバー部材の側壁を下端から切り欠く一対の縦スリットによって形成された弾性板片と、前記弾性板片の下端側における外側面に設けられて前記固定盤に設けられた係止孔に係脱自在に係止される外側突起と、を備え、前記側壁の前記ノズルを挟んだ左右両側に設けられた一対の保持用爪部と、
    前記側壁の下端縁部の少なくとも左右両側部分に前記保持用爪部を挟んで設けられ、該下端縁部から下方に延びて前記固定盤の外周面に当接する変形防止部と、を有することを特徴とするエアゾール容器用吐出具。
  2. 前記カバー部材が、一対の前記縦スリットに沿った前記側壁の両縁部に設けられた一対の縦リブと、前記側壁の下端縁部に設けられ、それぞれ前記縦リブの下端に連なる一対のフランジ部と、を有し、
    前記変形防止部が、矩形板状に形成されて前記フランジ部の下面に連なっている、請求項1に記載のエアゾール容器用吐出具。
  3. 前記カバー部材が、一対の前記縦スリットに沿った前記側壁の両縁部に設けられた一対の縦リブを有し、
    前記変形防止部が、それぞれ前記縦リブの下方に連なる一対の縦枠と、一対の前記縦枠の下端を連ねる横枠とを有する、請求項1に記載のエアゾール容器用吐出具。
  4. 前記横枠が、前記弾性板片よりも下方に配置されている、請求項3に記載のエアゾール容器用吐出具。
  5. 前記エアゾール容器が一対の前記ステムを有するものである、請求項1〜4の何れか1項に記載のエアゾール容器用吐出具。
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