JP3198644U - 包装用容器 - Google Patents
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Abstract
Description
より具体的には、包装用容器を開閉するための蓋体の着脱が容易で、かつ内容物を容易に取り出すことが可能な包装用容器に関するものである。
このような缶容器は、輸送時における内容物の漏れを防ぐために、容器本体の上部の開口部内周面に形成されたリング状の蓋受部に、蓋体を押し込むことによって開口部を閉止する構成の包装用容器が一般的である。
なお、前記容器本体の上部には、前記開口内に臨むべく内容物調量用のすり切り部材が設けられている。
一方、容器本体に蓋を装着する際には、蓋を金槌などで叩いて取り付けたりするなど、蓋の取り付け及び取り外しが容易でないという問題もあった。
有底筒状の容器本体と、この容器本体の開口部を開閉する蓋体から構成され、
前記容器本体は、
その開口部の外周に、前記蓋体と係合する係着部を有し、
前記係着部は、外側に傾斜させて形成した傾斜面と、その先端部を内側に弧状に折曲げて形成した円弧部と、当該円弧部の先端部を容器本体の外周部に接するよう水平に延出させて形成した折り返し部で構成され、
前記蓋体は、
その開口部の縁部が、前記円弧部および折り返し部と当接するよう形成されていること
を特徴とするものである。
請求項1に記載の包装用容器において、
前記容器本体に形成される傾斜面は、
傾斜角度が30°以下であること
を特徴とするものである。
請求項1又は2に記載の包装用容器において、
前記容器本体は、
金属素材で構成されていること
を特徴とするものである。
請求項1又は2に記載の包装装用容器において、
前記係着部は、
前記蓋体が、前記容器本体の開口部を閉止している状態においては、前記傾斜面の下部円弧部が、前記蓋体の開口縁部の内周面と当接し、前記折り返し部の先端部下面が開口縁部の先端部と当接するよう形成されていること
を特徴とするものである。
請求項1〜4のいずれかに記載の包装用容器において、
前記蓋体は、
弾性素材で構成され、頂面部の外周縁から下方に垂下した開口縁部に、縦方向に所要間隔でスリットを形成したものであること
を特徴とするものである。
請求項1〜5のいずれかに記載の包装用容器において、
前記蓋体と前記包装用容器本体の間には、
パッキンが介装されること
を特徴とするものである。
したがって、蓋体は包装用容器本体から外れにくく、かつ密閉性に優れた包装用容器とすることができる。
なお、この考案の包装用容器は、図示の実施例に限定されるものではなく、考案の要旨を変更しない範囲内で改良を加えることができるものである。
前記容器本体2は、有底筒状体からなるもので、円筒体であっても角筒体であっても、筒状であれば、その形状には特段の制限はない。
この係着部3は、前記容器本体2の開口部上縁を外側にかつ下方に向けて傾斜させて形成した傾斜面3aと、この傾斜面3aの先端部を内側(容器本体2方向)に弧状に屈曲させて形成した円弧部3bと、当該円弧部3bの先端部を前記容器本体2方向に水平に延出させて形成した折返し部3cで構成されている。
このスリットの形成によって、この蓋体4は、頂面部の外周部近傍を押圧した状態で前記容器本体2の開口部に嵌着させることで、容器本体2の開口部を容易に閉止することができる。
なお、このような蓋体は、JIS Z1607にB形として規定されている。
2 容器本体
3 係着部
3a 傾斜面
3b 円弧部
3c 折返し部
4 蓋体
4a 開口部
4b 開口縁部
5 パッキン
Claims (6)
- 有底筒状の容器本体と、この容器本体の開口部を開閉する蓋体から構成され、
前記容器本体は、
その開口部の外周に、前記蓋体と係合する係着部を有し、
前記係着部は、外側に傾斜させて形成した傾斜面と、その先端部を内側に弧状に折曲げて形成した円弧部と、当該円弧部の先端部を容器本体の外周部に接するよう水平に延出させて形成した折り返し部で構成され、
前記蓋体は、
その開口部の縁部が、前記円弧部および折り返し部と当接するよう形成されていること
を特徴とする包装用容器。 - 前記容器本体に形成される傾斜面は、
傾斜角度が30°以下であること
を特徴とする請求項1に記載の包装用容器。 - 前記容器本体は、
金属素材で構成されていること
を特徴とする請求項1又は2に記載の包装用容器。 - 前記係着部は、
前記蓋体が、前記容器本体の開口部を閉止している状態においては、前記傾斜面の下部円弧部が、前記蓋体の開口縁部の内周面と当接し、前記折り返し部の先端部下面が開口縁部の先端部と当接するよう形成されていること
を特徴とする請求項1又は2に記載の包装用容器。 - 前記蓋体は、
弾性素材で構成され、頂面部の外周縁から下方に垂下した開口縁部に、縦方向に所要間隔でスリットを形成したものであること
を特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の包装用容器。 - 前記蓋体と前記包装用容器本体の間には、
パッキンが介装されること
を特徴とするものである。
を特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の包装用容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015001254U JP3198644U (ja) | 2015-03-18 | 2015-03-18 | 包装用容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015001254U JP3198644U (ja) | 2015-03-18 | 2015-03-18 | 包装用容器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3198644U true JP3198644U (ja) | 2015-07-16 |
Family
ID=53673573
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015001254U Active JP3198644U (ja) | 2015-03-18 | 2015-03-18 | 包装用容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3198644U (ja) |
-
2015
- 2015-03-18 JP JP2015001254U patent/JP3198644U/ja active Active
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Legal Events
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