JP3198644U - 包装用容器 - Google Patents

包装用容器 Download PDF

Info

Publication number
JP3198644U
JP3198644U JP2015001254U JP2015001254U JP3198644U JP 3198644 U JP3198644 U JP 3198644U JP 2015001254 U JP2015001254 U JP 2015001254U JP 2015001254 U JP2015001254 U JP 2015001254U JP 3198644 U JP3198644 U JP 3198644U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lid
container body
opening
packaging container
arc
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015001254U
Other languages
English (en)
Inventor
太郎 中川
太郎 中川
Original Assignee
中川製罐株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 中川製罐株式会社 filed Critical 中川製罐株式会社
Priority to JP2015001254U priority Critical patent/JP3198644U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3198644U publication Critical patent/JP3198644U/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Closures For Containers (AREA)

Abstract

【課題】容器本体に対する蓋体の着脱がきわめて容易で、かつ内容物の取り出しも容易な包装用容器を提供する。【解決手段】有底筒状の容器本体2と、容器本体の開口部を開閉する蓋体4から構成され、容器本体は、開口部の外周に、蓋体と係合する係着部3を有し、係着部は、外側に傾斜させて形成した傾斜面3aと、その先端部を内側に弧状に折曲げて形成した円弧部3bと、円弧部の先端部を容器本体の外周部に接するよう水平に延出させて形成した折り返し部3cで構成され、蓋体は、開口部の縁部4bが、円弧部3bおよび折り返し部3cと当接するよう形成されている。【選択図】図1

Description

この考案は、塗料などを収容する包装用容器に関するものである。
より具体的には、包装用容器を開閉するための蓋体の着脱が容易で、かつ内容物を容易に取り出すことが可能な包装用容器に関するものである。
塗料などの内容物を収容するための包装用容器として、金属製缶やプラスチック製缶などの種々の缶容器が存在する。
このような缶容器は、輸送時における内容物の漏れを防ぐために、容器本体の上部の開口部内周面に形成されたリング状の蓋受部に、蓋体を押し込むことによって開口部を閉止する構成の包装用容器が一般的である。
例えば、特開2001−31050号公報(特許文献1)においては、開口縁等への塗料等の内容物の付着や、容器本体外への塗料等の内容物の漏洩を防止できて、刷毛への塗料等の内容物の適量な付着量(又は収容量)の調整がし易い、容器が提案されている。
この容器は、有底状の容器本体の上端内周にリング状の蓋受部を備え、同蓋受部に開閉可能とされた蓋体によって、前記蓋受部の内側の開口が、開閉されるように構成されたものである。
なお、前記容器本体の上部には、前記開口内に臨むべく内容物調量用のすり切り部材が設けられている。
特開2001−31050号公報(請求項1,図1)
前記従来の包装用容器では、容器本体の開口部の上部の内周面に蓋受部が形成されていることによって、内容物を取り出すことが容易でないという問題があった。
さらに、この包装用容器においては、容器本体の上部の開口部の内周面に形成されたリング状の蓋受部に蓋を押し込むという構成を採用しているため、容器本体から蓋を取り外す際には、前記蓋受部と蓋の間にドライバーなどを差し込んでこじ開ける必要がある。
一方、容器本体に蓋を装着する際には、蓋を金槌などで叩いて取り付けたりするなど、蓋の取り付け及び取り外しが容易でないという問題もあった。
この考案はかかる現状に鑑み、容器本体に対する蓋体の着脱がきわめて容易で、かつ内容物の取り出しも容易な包装用容器を提供せんとするものである。
前記目的を達成するため、この考案の包装用容器は、
有底筒状の容器本体と、この容器本体の開口部を開閉する蓋体から構成され、
前記容器本体は、
その開口部の外周に、前記蓋体と係合する係着部を有し、
前記係着部は、外側に傾斜させて形成した傾斜面と、その先端部を内側に弧状に折曲げて形成した円弧部と、当該円弧部の先端部を容器本体の外周部に接するよう水平に延出させて形成した折り返し部で構成され、
前記蓋体は、
その開口部の縁部が、前記円弧部および折り返し部と当接するよう形成されていること
を特徴とするものである。
この考案の請求項2に記載の考案は、
請求項1に記載の包装用容器において、
前記容器本体に形成される傾斜面は、
傾斜角度が30°以下であること
を特徴とするものである。
この考案の請求項3に記載の考案は、
請求項1又は2に記載の包装用容器において、
前記容器本体は、
金属素材で構成されていること
を特徴とするものである。
この考案の請求項4に記載の考案は、
請求項1又は2に記載の包装装用容器において、
前記係着部は、
前記蓋体が、前記容器本体の開口部を閉止している状態においては、前記傾斜面の下部円弧部が、前記蓋体の開口縁部の内周面と当接し、前記折り返し部の先端部下面が開口縁部の先端部と当接するよう形成されていること
を特徴とするものである。
請求項5に記載の考案は、
請求項1〜4のいずれかに記載の包装用容器において、
前記蓋体は、
弾性素材で構成され、頂面部の外周縁から下方に垂下した開口縁部に、縦方向に所要間隔でスリットを形成したものであること
を特徴とするものである。
請求項6に記載の考案は、
請求項1〜5のいずれかに記載の包装用容器において、
前記蓋体と前記包装用容器本体の間には、
パッキンが介装されること
を特徴とするものである。
この考案にかかる包装用容器は、前記容器本体の開口部上縁を外側に、その断面が逆D字形状となるよう屈曲させて係着部としているので、前記係着部の下部の折り返し部に沿って蓋体の開口縁部の先端部が滑り込み、前記蓋体と前記容器本体がしっかりと係合する。
したがって、蓋体は包装用容器本体から外れにくく、かつ密閉性に優れた包装用容器とすることができる。
さらに、前記包装用容器本体の内部の幅又は径は、開口部から底部まで一定であるので、内容物の取り出しは、極めて容易である。
さらにまた、前記蓋体を、弾性素材で構成するとともに、その頂面部の外周縁から垂下する開口縁部に、縦方向に等間隔で切り欠いてスリットを設けることができる。これにより複数の係止部材が形成されるので、前記蓋体は、その着脱が極めて容易であり、包装用容器本体から外れにくいものとなる。
この考案にかかる包装用容器の要部を示す断面図である。 前記包装用容器を構成する包装用容器本体の開口部の拡大断面図である。
以下、この考案にかかる包装用容器の実施の形態を、添付の図面に基づいて具体的に説明する。
なお、この考案の包装用容器は、図示の実施例に限定されるものではなく、考案の要旨を変更しない範囲内で改良を加えることができるものである。
この考案の包装用容器1は、図1に示すように、容器本体2と蓋体4とから構成されるものである。
前記容器本体2は、有底筒状体からなるもので、円筒体であっても角筒体であっても、筒状であれば、その形状には特段の制限はない。
前記容器本体2は、図1及び2に示すように、その開口部の外周に沿って、前記蓋体4と係合する係着部3を有する。
この係着部3は、前記容器本体2の開口部上縁を外側にかつ下方に向けて傾斜させて形成した傾斜面3aと、この傾斜面3aの先端部を内側(容器本体2方向)に弧状に屈曲させて形成した円弧部3bと、当該円弧部3bの先端部を前記容器本体2方向に水平に延出させて形成した折返し部3cで構成されている。
前記係着部3を構成する傾斜面3aは、外方に25〜30°の角度で延出させることが好ましく、30°を超える場合には取り扱いに問題が生じ、25°以下の場合には、蓋体4の開口縁部4aと当接する面積が狭くなって、蓋体4と容器本体2との係着性を阻害するおそれがある。
前記蓋体4は、図1で明らかなように、下方に垂下する開口部4aの先端縁部4bを、前記容器本体2の係着部3、具体的には、円弧部3bおよび折返し部3cと当接するよう形成したものである。
かかる蓋体4は、ステンレススチールやブリキなどの弾性素材、好ましくは、弾性金属素材で構成されるもので、その頂面の外周部から垂下する開口部4aには、図示しないが用途に応じて所要の間隔で縦方向にスリットを形成してもよい。
このスリットの形成によって、この蓋体4は、頂面部の外周部近傍を押圧した状態で前記容器本体2の開口部に嵌着させることで、容器本体2の開口部を容易に閉止することができる。
一方、前記蓋体4の頂面部の中央部を押圧して前記スリットを外方に拡げることで、前記容器本体2の係着部3との係合を解除し、前記容器本体2の開口部を開放することができるので、前記蓋体4の前記容器本体への着脱を極めて容易に行うことができる。
なお、このような蓋体は、JIS Z1607にB形として規定されている。
さらに、図1に示すように、前記蓋体4を前記容器本体2に嵌着させた際には、前記開口部4aの内周面に、前記係着部3の円弧部3bと当接するとともに、前記開口部4aの円弧をなす部分(開口縁部)4bが前記傾斜面3aに形成された折返し部3cに当接し、前記開口部4aと前記係着部3が係合するので、前記蓋体4と容器本体2との確実な嵌合が達成される。
しかも、前記係着部3は、図1及び2に示すように、外側にかつ下方に向けて傾斜させた傾斜面3aを有するので、前記蓋体4を前記容器本体2の開口部に装着する際には、前記係着部3の傾斜面3aに沿って前記蓋体4の開口縁部4bの先端部が下部の折り返し部3cに滑り込むので、前記蓋体4の容器本体2の開口部への装着は極めて容易である。
さらに、前記容器本体2は、その内部の幅又は径が、開口部から底部まで一定となるように形成することによって、内容物が底部に僅かに残った場合であっても、その内容物の取り出しは、極めて容易である。
この実施例では、前記容器本体2と蓋体4との間にパッキン5が介装されているので、密閉性がより優れ、内容物の漏出が格段に防止できる。
なお、この実施例においては、前記包装用容器1は、金属素材で構成されているが、本考案の効果を損なわない範囲で、樹脂や紙などの他の素材で構成してもよい。
この考案にかかる包装用容器は、蓋体と容器本体を確実に嵌合させることを可能とし、容器本体への蓋体の着脱が容易で、かつ内容物を容易に取り出すことを可能とするものであるので、包装用容器を製造ないし取扱う業界に利用される可能性の高いものである。
1 包装用容器
2 容器本体
3 係着部
3a 傾斜面
3b 円弧部
3c 折返し部
4 蓋体
4a 開口部
4b 開口縁部
5 パッキン

Claims (6)

  1. 有底筒状の容器本体と、この容器本体の開口部を開閉する蓋体から構成され、
    前記容器本体は、
    その開口部の外周に、前記蓋体と係合する係着部を有し、
    前記係着部は、外側に傾斜させて形成した傾斜面と、その先端部を内側に弧状に折曲げて形成した円弧部と、当該円弧部の先端部を容器本体の外周部に接するよう水平に延出させて形成した折り返し部で構成され、
    前記蓋体は、
    その開口部の縁部が、前記円弧部および折り返し部と当接するよう形成されていること
    を特徴とする包装用容器。
  2. 前記容器本体に形成される傾斜面は、
    傾斜角度が30°以下であること
    を特徴とする請求項1に記載の包装用容器。
  3. 前記容器本体は、
    金属素材で構成されていること
    を特徴とする請求項1又は2に記載の包装用容器。
  4. 前記係着部は、
    前記蓋体が、前記容器本体の開口部を閉止している状態においては、前記傾斜面の下部円弧部が、前記蓋体の開口縁部の内周面と当接し、前記折り返し部の先端部下面が開口縁部の先端部と当接するよう形成されていること
    を特徴とする請求項1又は2に記載の包装用容器。
  5. 前記蓋体は、
    弾性素材で構成され、頂面部の外周縁から下方に垂下した開口縁部に、縦方向に所要間隔でスリットを形成したものであること
    を特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の包装用容器。
  6. 前記蓋体と前記包装用容器本体の間には、
    パッキンが介装されること
    を特徴とするものである。
    を特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の包装用容器。
JP2015001254U 2015-03-18 2015-03-18 包装用容器 Active JP3198644U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015001254U JP3198644U (ja) 2015-03-18 2015-03-18 包装用容器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015001254U JP3198644U (ja) 2015-03-18 2015-03-18 包装用容器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3198644U true JP3198644U (ja) 2015-07-16

Family

ID=53673573

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015001254U Active JP3198644U (ja) 2015-03-18 2015-03-18 包装用容器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3198644U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10766670B2 (en) Snap cap in multi-component injection molding technology
US9371165B2 (en) Two-piece child-resistant dispensing closure
US10494161B2 (en) Tamper evident container
US20170121066A1 (en) Flexible container lid
JP5801596B2 (ja) キャップ及び蓋付容器
US11958666B2 (en) Child resistant double seam container lid
JP6642899B2 (ja) 二重容器
US9630752B2 (en) Pliable variable diameter sealing lid
US3333728A (en) Container with sealing cover
JP2010526742A (ja) 一体型締め回し式子供開封防止性栓および容器システム
JP2018140788A (ja) 詰め替え容器
JP3198644U (ja) 包装用容器
US20080060965A1 (en) Stackable Lid
US20150368013A1 (en) Container assembly
KR100736433B1 (ko) 밀봉 포장용기
US10106391B2 (en) Lidded Funnel Device
JP6497802B2 (ja) 容器
US235280A (en) Sheet-metal cover for cans
JP2019524589A (ja) 開封明示セキュリティを有するスナップフィット閉鎖部材
JP2017100756A (ja) 容器
JP4686331B2 (ja) ワンタッチキャップ
JP5216043B2 (ja) 容器における物品の取り出し口の開閉装置
US804504A (en) Crab-can.
KR100522417B1 (ko) 밀폐용기
US669964A (en) Sheet-metal vessel.

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150514

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3198644

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250