JP6807000B2 - 構造体 - Google Patents

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本発明は、車両構成部材、例えばドア、ドアトリムあるいはボディーサイドパネル、ルーフパネル、ピラー、バンパー(特に、バンパーフェイシアとバンパービームとの間に介在させてバンパーフェイシアが受ける衝撃を吸収させるもの)などに内設することによって搭乗員が車両構成部材の内壁への衝突するような内部または他の車両との衝突のような外部からの衝撃を吸収するための構造体に関するものである。
特許文献1の衝撃吸収体は、衝撃が加わったときに変形して衝撃を吸収する中空の衝撃吸収体を備えている。衝撃吸収体は、互いに対向する第1壁及び第2壁と、これらを連結する周壁面を備える。そして、第1壁及び第2壁には、種々のリブが設けられている。
特開2006−96307号公報
ところで、車両の軽量化とのトレードオフにより、車両の強度が低下した場合でも、搭乗者を適切に保護することが求められる。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、車両の軽量化と搭乗者の適切な保護を両立可能な構造体を提供するものである。
本発明によれば、中空の衝撃吸収体と、補強部材と、前記衝撃吸収体及び前記補強部材を保持する筐体を備える構造体であって、前記衝撃吸収体は、互いに離間されて対向する前面壁及び背面壁と、前記前面壁と前記背面壁を連結する周壁を備え、前記前面壁又は背面壁に溝リブが設けられ、前記衝撃吸収体及び前記補強部材は、平面視において、前記補強部材と前記溝リブが交差するように前記筐体に保持される、構造体が提供される。
本発明に係る構造体10は、中空の衝撃吸収体1と、補強部材RFと、衝撃吸収体1及び補強部材RFを保持する筐体10を備える。また、衝撃吸収体1の前面壁1f又は背面壁1rに溝リブ1fb(1rb)が設けられる。そして、平面視において、補強部材RFと溝リブ1fb(1rb)が互いに交差するように配置される。かかる構成により、補強部材RFによる軽量化と、補強部材RFと衝撃吸収体1の組み合わせによる衝撃吸収が両立される。
以下、本発明の種々の実施形態を例示する。以下に示す実施形態は互いに組み合わせ可能である。
好ましくは、前記前面壁及び背面壁に互いに対向する前記溝リブが設けられ、前記対向する溝リブの底壁の少なくとも一部が溶着されるように構成される。
好ましくは、前記対向する溝リブの一部は、互いに溶着される溶着部及び互いに非溶着となるように構成される非溶着部を備える。
好ましくは、前記非溶着部は、前記溶着部の底壁に設けられた段差又はテーパーにより形成される。
好ましくは、平面視において、前記補強部材と前記段差又はテーパーが交差するように配置される。
好ましくは、前記補強部材と前記溝リブの交差角度が20度以上となるように前記衝撃吸収体が配置される。
好ましくは、前記衝撃吸収体と前記補強部材は、1mm以上離間して配置される。
図1は本発明の第1実施形態に係る構造体10の前面壁1f側からの斜視図である。 構造体10及び補強部材RFを保持する筐体100の側面図である。構造体10は、図1の矢印X方向から見たものである。 衝撃吸収体1の第2溝リブ1fb2を通る切断断面図である。 構造体10の平面図である。 構造体10の右側面図である。 図3におけるX方向から見た断面図である。 本発明の第2実施形態に係る構造体10の前面壁1f側からの斜視図である。 衝撃吸収体1の第2溝リブ1fb2を通る切断断面図である。 段差5周辺における部分拡大図である。 図8におけるX方向から見た断面図である。 本発明の第3実施形態に係る構造体10の前面壁1f側からの斜視図である。 衝撃吸収体1の第2溝リブ1fb2を通る切断断面図である。 テーパー7周辺における部分拡大図である。 図12におけるX方向から見た断面図である。 図15Aは、第1実施形態〜第3実施形態及び比較例の衝撃吸収体1に対し、背面壁1r側からパイプを衝突させたときの圧縮歪み−圧縮荷重の関係を示すグラフである。図15Bは、第1実施形態〜第3実施形態及び比較例の衝撃吸収体1に対し、前面壁1f側から補強部材RFを衝突させたときの圧縮歪み−圧縮荷重の関係を示すグラフである。
以下、本発明の実施形態について説明する。以下に示す実施形態中で示した各種特徴事項は、互いに組み合わせ可能である。また、各特徴について独立して発明が成立する。
<第1実施形態>
以下、図1〜図6を用いて、本発明の第1実施形態に係る構造体10について説明する。本実施形態では、衝撃吸収体1は、車両構成部材に内設することによって車両の内部または外部からの衝撃を吸収するための車両用衝撃吸収体である。また、補強部材RFは、車両のドアに組み込まれる補強部材である。ここで、本実施形態では、構造体10は、衝撃吸収体1及び補強部材RFを含む車両用のドアである。
図1及び図2に示されるように、構造体10は、中空の衝撃吸収体1と、補強部材RFと、衝撃吸収体1及び補強部材RFを保持する筐体100を備える。衝撃吸収体1及び補強部材RFは、それぞれが別々に筐体100に固定されていてもよく、衝撃吸収体1及び補強部材RFの一方が筐体100に固定され、他方が前記一方に固定されていてもよい。何れの場合であっても、衝撃吸収体1及び補強部材RFは筐体100内において位置決めされて保持される。
本実施形態では、図2に示すように、衝撃吸収体1及び補強部材RFは、車両の窓ガラス11近傍に組み込まれる。そして、車両に組み込まれた状態において、ドアトリム12、外側板金13、内側板金14により筐体100が形成される。
補強部材RFは、車両の軽量化に寄与するものであり、例えば、ドアパネルの削減に伴い、強度を担保するために車両に配置するものである。補強部材RFは、細長い部材であることが好ましく、一方向の延びる直線状の部材であることが好ましい。補強部材RFのアスペクト比率(横断面の外接円の直径に対する長さの比率)は、2以上が好ましく、5以上がさらに好ましく、10以上がさらに好ましい。補強部材RFの断面形状は、特に限定されず、円形、筒形、C形、H形などで形成可能である。
衝撃吸収体1は、互いに離間されて対向する前面壁1f及び背面壁1rと、前面壁1fと背面壁1rを連結する周壁1sを備える。衝撃吸収体1は、樹脂成形体であることが好ましく、ブロー成形体であることがさらに好ましい。
前面壁1fには、前面壁1fが凹まされて形成された丸リブ1faと、第1溝リブ1fb1〜第3溝リブ1fb3が設けられている。また、背面壁1rには、背面壁1rが凹まされて形成された丸リブ1raと、第1溝リブ〜第3溝リブが設けられている。このうち、第2溝リブ1fb2に対応するものを第2溝リブ1rb2とする。本実施形態では、前面壁1f及び背面壁1rにそれぞれ丸リブ1faが9個ずつ形成されている。
図3に示すように、溝リブの幅W1に対する溝リブの深さDpの比は、0.5〜5が好ましく、1〜4がさらに好ましい。この比は、具体的には例えば、0.5、1、1.5、2、2.5、3、3.5、4、4.5、5であり、ここで例示した数値の何れか2つの間の範囲内であってもよい。
図3及び図6に示すように、丸リブ1fa,1raと、溝リブ1fb,1rbは、溶着部1bにおいて互いに溶着されている。つまり、本実施形態では、丸リブと溝リブの深さが略同一となるように形成される。本実施形態では、溝リブ1fb,1rbの全体が溶着されているが、第2〜3実施形態に示すように溝リブ1fb,1rbの一部が非溶着部であってもよく、溝リブ1fb,1rbの全体が非溶着部であってもよい。丸リブの深さに対する溝リブの深さの比は、0.3〜1が好ましく、具体的には例えば、0.3、0.4、0.5、0.6、0.7、0.8、0.9、1であり、ここで例示した数値の何れか2つの間の範囲内であってもよい。
本実施形態では、平面視において(つまり、図4に示す平面図において)、補強部材RFと溝リブ(第2溝リブ1fb2)が交差するように配置される。ここで、「平面視」とは、補強部材RFが配置される側の前面壁1fを、前面壁1fの垂直方向から観察したものであり、「交差」するとは、平面視における溝リブの両端で規定される領域Rに、補強部材RFの少なくとも一部が位置することをいう。このとき、第2溝リブ1fb2と補強部材RFのなす角(交差角度)θは、20度以上であることが好ましい。具体的には例えば、20、30、40、50、60、70、80、90度であり、ここで例示した数値の何れか2つの間の範囲内であってもよい。さらに、本実施形態では、平面視において、補強部材RFと第1溝リブ1fb1〜第3溝リブ1fb3が交差している。
平面視において、補強部材RFの幅W2に対する溝リブの幅W1の比は、0.2〜5が好ましく、0.5〜2がさらに好ましい、この比は、具体的には例えば、0.2、0.5、1、1.5、2、2.5、3、3.5、4、4.5、5であり、ここで例示した数値の何れか2つの間の範囲内であってもよい。
また、衝撃吸収体1と補強部材RFは、互いに接触していてもよく、離れていてもよい。図5に示すように、衝撃吸収体1と補強部材RFの間の距離Dは、1mm以上であることが好ましい。距離Dは、例えば1〜50mmであり、具体的には例えば、1、5、10、15、20、25、30、35、40、45、50mmであり、ここで例示した数値の何れか2つの間の範囲内であってもよい。
かかる配置とすることにより、衝撃吸収体1と補強部材RFが衝突した際に、少なくとも第2溝リブ1fb2と補強部材RFが平面視において交差しているため、衝突時には互いに摩擦力が生じる。これにより、衝突時における補強部材RFの位置ずれを防止することが可能となり、圧縮荷重の上昇特性を好ましくすることが可能になる。一方、第1溝リブ1fb1〜第3溝リブ1fb3と補強部材RFが平面視において交差していない場合には、補強部材RFが衝撃吸収体1の前面壁1fにめり込みやすくなり、圧縮荷重が過度に小さくなくなってしまう場合がある。このように、補強部材RFを導入することによる車両の軽量化と、補強部材RFとの相対位置を考慮して配置された衝撃吸収体1により構成される構造体10により、車両の軽量化と搭乗者の保護を両立することが可能になった。
<第2実施形態>
次に、図7〜図10を用いて、本発明の第2実施形態について説明する。第1実施形態との相違点は、衝撃吸収体1の対向する溝リブの底壁の少なくとも一部が溶着されるように構成される点である。
図8〜図10に示すように、第2実施形態では、溶着部3の底壁11に設けられた段差5により、非溶着部4が形成される。換言すると、溶着部3の底壁11と非溶着部4の底壁12が、段差により連結される。また、非溶着部4に、丸リブ1fa,1raの深さの略半分の深さの浅丸リブ1fa1,1ra1が設けられる。
本実施形態では、溶着部3の底壁11と段差5の間の角度は、80〜90度が好ましい。
本実施形態では、図10に示すように、溶着部3の深さが、非溶着部4の深さの約2倍となっている。溶着部3の深さ/非溶着部4の深さの値は特に限定されず、1.1〜100であり、1.2〜10が好ましく、1.5〜3がさらに好ましい。この値は、具体的には例えば、1.5、2、3、4、5、6、7、8、9、10、20、30、40、50、60、70、80、90、100であり、ここで例示した数値の何れか2つの間の範囲内であってもよい。
つまり、本実施形態では、溶着部3と非溶着部4は深さが異なるように構成される。
また、非溶着部4の開始点から段差5までの距離D1と、溶着部3の端部から段差5までの距離D2は、特に限定されない。D1/D2の値は、具体的には例えば、0.1〜10であり、0.1、1、2、3、4、5、6、7、8、9、10であり、ここで例示した数値の何れか2つの間の範囲内であってもよい。さらに、本実施形態では、非溶着部4の開始点から段差5までの距離D1と、段差5から中心の丸リブ1faまでの距離が略等しくなっている。
ここで、図7に示すように、本実施形態では第1実施形態と同様に、平面視において、補強部材RFと溝リブ(第2溝リブ1fb2)が交差するように配置される。さらに、本実施形態では、平面視において、補強部材RFと段差5が交差するように配置される。これにより、第1実施形態と比べ、補強部材RFの位置ずれをさらに抑制することが可能になる。
さらに、非溶着部4を設けたことにより、衝撃吸収体1と補強部材RFが衝突した際に、衝撃吸収体1の厚み方向に屈曲しやすくなる。このため、衝撃吸収体1の圧縮歪みが大きいときの圧縮荷重の過度の上昇を抑制することが可能になる。
<第3実施形態>
次に、図11〜図14を用いて、本発明の第3実施形態について説明する。第2実施形態との相違点は、テーパー7により非溶着部4が形成される点である。ここで、本実施形態では、溶着部3の底壁11とテーパー7の間の角度は、10〜80である。好ましくは、20〜70度、さらに好ましくは、30〜60度である。なお、段差5はテーパー7の一種であり、溶着部3の底壁11との間の角度により、第2実施形態と第3実施形態を区別している。
図11〜図14に示すように、第3実施形態では、溶着部3の底壁11に設けられたテーパー7により、非溶着部4が形成される。換言すると、溶着部3の底壁11と非溶着部4の底壁12が、テーパー7により連結される。
本実施形態では、図14に示すように、丸リブ1fa,1raの深さの略半分の深さの浅丸リブ1fa1,1ra1が設けられ、非溶着部4において非溶着となっている。浅丸リブ1fa1と丸リブ1faの深さの比は特に限定されず、第2実施形態と同様の構成を採用することができる。
また、非溶着部4の開始点からテーパー7の開始点までの距離D1と、丸リブ1faからテーパー7の開始点までの距離D2は略等しくなっている。また、非溶着部4の開始点からテーパー7の開始点までの距離D1と、溶着部3の端部からテーパー7の開始点までの距離D3については、特に限定されない。D1/D3又は「D1/D2+D3」の値は、第2実施形態と同様の構成とすることができる。
ここで、図11に示すように、本実施形態では第1実施形態と同様に、平面視において、補強部材RFと溝リブ(第2溝リブ1fb2)が交差するように配置される。さらに、本実施形態では、平面視において、補強部材RFとテーパー7が交差するように配置される。これにより、第1実施形態と比べ、補強部材RFの位置ずれをさらに抑制することが可能になる。
さらに、非溶着部4を設けたことにより、衝撃吸収体1と補強部材RFが衝突した際に、衝撃吸収体1の厚み方向に屈曲しやすくなる。このため、衝撃吸収体1の圧縮歪みが大きいときの圧縮荷重の過度の上昇を抑制することが可能になる。
<圧縮歪み−圧縮荷重の関係>
次に、図15A及び14Bを用いて、第1実施形態〜第3実施形態及び比較例の衝撃吸収体1に対し、背面壁1r及び前面壁1fからそれぞれパイプと補強部材RFを衝突させたときの圧縮歪み−圧縮荷重の関係について説明する。ここで、比較例は、第1実施形態の構造体10に代えて、補強部材RFと溝リブが平面視において交差しないものを採用した。また、補強部材RFの直径は1.2mmものを採用した。また、第1実施形態〜第3実施形態の衝撃吸収体1のグラフは、それぞれの数字を付している。
図15Aに示すように、衝撃吸収体1の背面壁1r側からパイプを衝突させた場合には、補強部材RFではなくパイプを衝突させている。ここで、第1実施形態では、非溶着部4が存在しないので、圧縮歪みの増大に伴い、圧縮荷重が急上昇してしまう場合があった。
しかし、第2実施形態及び第3実施形態では、非溶着部4を設けたことにより、衝撃吸収体1の強度を意図的に低下させ、かかる圧縮荷重の急上昇を効果的に抑制することができた。
一方、図15Bに示すように、衝撃吸収体1の前面壁1f側から補強部材RFを衝突させた場合には、比較例と第1実施形態〜第3実施形態の間に有意差が見られた。すなわち、第1実施形態〜第3実施形態では、衝撃吸収体1と補強部材RFの相対位置を考慮していることに加え、第2実施形態〜第3実施形態では、段差5又はテーパー7と補強部材RFの相対位置を考慮している。これにより、溝リブによって強度が向上した箇所に補強部材RFが衝突することで、圧縮歪みが小さいときにおける圧縮荷重を意図的に高めることができた。
かかる調整により、所望の「圧縮歪み−圧縮荷重」特性を実現することが可能になった。
1:衝撃吸収体
1f:前面壁
1fb1:第1溝リブ
1fb2:第2溝リブ
1fb3:第3溝リブ
1r:背面壁
1rb1:第1溝リブ
1rb2:第2溝リブ
1rb3:第3溝リブ
1fa:丸リブ
1ra1:浅丸リブ
1s:周壁
11:溶着部3の底壁
12:非溶着部4の底壁
3:溶着部
4:非溶着部
RF:補強部材
5:段差
7:テーパー
10:構造体
11:窓ガラス
12:ドアトリム
13:外側板金
14:内側板金
100:筐体

Claims (3)

  1. 中空の衝撃吸収体と、補強部材と、前記衝撃吸収体及び前記補強部材を保持する筐体を備える構造体であって、
    前記衝撃吸収体は、互いに離間されて対向する前面壁及び背面壁と、前記前面壁と前記背面壁を連結する周壁を備え、
    前記前面壁及び前記背面壁のそれぞれは、溝リブと、前記溝リブに接続された丸リブとが設けられ、
    前記前面壁の前記溝リブ及び前記丸リブは、前記背面壁の前記溝リブ及び前記丸リブに対向し、
    前記前面壁の前記溝リブ及び前記丸リブは、前記前面壁が前記背面壁側へ凹むことで形成され、
    前記背面壁の前記溝リブ及び前記丸リブは、前記背面壁が前記前面壁側へ凹むことで形成され、
    前記前面壁及び前記背面壁の対向する前記溝リブは、溶着部と、非溶着部とを有し、
    前記溶着部では、前記前面壁の前記溝リブの底壁と前記背面壁の前記溝リブの底壁とが溶着されており、
    前記非溶着部では、前記前面壁の前記溝リブの底壁と前記背面壁の前記溝リブの底壁とが離間しており、前記非溶着部には、テーパーが形成されており、
    前記衝撃吸収体及び前記補強部材は、平面視において、前記補強部材と前記溝リブが交差し且つ前記補強部材と前記テーパーが交差するように前記筐体に保持される、
    構造体。
  2. 前記補強部材と前記溝リブの交差角度が20度以上となるように前記衝撃吸収体が配置される、
    請求項に記載の構造体。
  3. 前記衝撃吸収体と前記補強部材は、1mm以上離間して配置される、
    請求項1又は請求項2に記載の構造体。
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