JP6804731B2 - スティックフィーダ - Google Patents

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本発明は、内部に複数の部品が1列に並んだ状態で収容される部品収容スティックから部品を供給するスティックフィーダに関するものである。
スティックフィーダは、内部に複数の部品が1列に並んだ状態で収容される部品収容スティックを有しており、その部品収容スティックの内部から部品が押し出されることで、部品を供給する装置である。下記特許文献には、そのような構造のスティックフィーダの一例が記載されている。
特開平7−251929号公報
上記特許文献に記載のスティックフィーダによれば、部品を順次供給することが可能である。しかしながら、部品の供給により、部品収容スティックの内部に収容されている部品が無くなった場合に、その部品の無くなった部品収容スティックを、部品が収容されている部品収容スティックに交換する必要があるが、部品収容スティックの交換時には、部品の供給が停止する虞がある。本発明は、そのような実情に鑑みてなされたものであり、本発明の課題は、部品収容スティックの交換時であっても、部品を供給可能なスティックフィーダを提供することである。
上記課題を解決するために、本願に記載のスティックフィーダは、内部に複数の部品が1列に並んだ状態で収容される部品収容スティックを備え、前記部品収容スティックから送り出された部品を、接続部を介して、部品供給位置まで送り出すスティックフィーダであって、前記スティックフィーダが、前記部品収容スティックから前記接続部に部品を送り出す第1送出機構と、前記接続部から前記部品供給位置に部品を送り出す第2送出機構とを備え、前記接続部が、複数のキャビティが中心から放射状に形成された回転体を有し、前記回転体の回転に伴って、前記部品収容スティックから部品が前記複数のキャビティに順次収容され、部品が収容された複数のキャビティから前記部品供給位置に部品が順次送り出され、前記回転体が交換可能となっており、前記部品収容スティックに収容されている部品の形状に応じて、回転体が選択され、その選択された回転体がフィーダ本体に装着されることを特徴とする。また、本願に記載のスティックフィーダは、内部に複数の部品が1列に並んだ状態で収容される部品収容スティックから送り出された部品を、部品供給位置まで送り出すスティックフィーダであって、前記部品収容スティックから複数のキャビティが中心から放射状に形成された回転体に部品を送り出す第1送出機構と、前記回転体の回転に伴って、前記部品収容スティックから部品が前記複数のキャビティに順次収容され、前記複数のキャビティから前記部品供給位置に部品を順次送り出す第2送出機構と、を備え、前記回転体が、前記部品収容スティック側から前記部品供給位置に向かって傾斜して配設されることを特徴とする。また、本願に記載のスティックフィーダは、内部に複数の部品が1列に並んだ状態で収容される部品収容スティックから送り出された部品を、部品供給位置まで送り出すスティックフィーダであって、前記部品収容スティック側から前記部品供給位置に向かって傾斜して配設される回転体と、ワイヤが前記部品収容スティックの内部に向かって進入することにより、前記部品収容スティックから複数のキャビティが中心から放射状に形成された回転体に部品を送り出す第1送出機構と、前記回転体の回転に伴って、前記部品収容スティックから部品が前記複数のキャビティに順次収容され、前記複数のキャビティから前記部品供給位置に部品を順次送り出す第2送出機構と、を備え、前記部品はキャビティから前記部品供給位置に自重により滑ることを特徴とする。
本願に記載のスティックフィーダでは、部品収容スティックから送り出された部品が、接続部を介して、部品供給位置まで送り出される。そして、第1送出機構によって、部品収容スティックから接続部に部品が送り出され、第2送出機構によって、接続部から部品供給位置に部品が送り出される。このため、部品収容スティックが交換されている際に、第1送出機構は停止されるが、第2送出機構は継続して作動させることが可能である。これにより、部品収容スティックが交換されている間であっても、第2送出機構によって、接続部から部品供給位置に部品を送り出し、部品供給位置において部品を供給することが可能となる。
部品実装機を示す斜視図である 部品装着装置を示す斜視図である。 部品収容スティックを示す斜視図である。 本発明のスティックフィーダを示す斜視図である。 図4のスティックフィーダを側方からの視点において示す断面図である。 図4のスティックフィーダを上方からの視点において示す断面図である。 図4のスティックフィーダを側方からの視点において示す断面図である。 図4のスティックフィーダを上方からの視点において示す断面図である。 従来のスティックフィーダを示す斜視図である。 図9のスティックフィーダを側方からの視点において示す断面図である。 図9のスティックフィーダを側方からの視点において示す断面図である。 変形例のスティックフィーダを側方からの視点において示す断面図である。
以下、本発明を実施するための形態として、本発明の実施例を、図を参照しつつ詳しく説明する。
<部品実装機の構成>
図1に、部品実装機10を示す。部品実装機10は、回路基材12に対する部品の実装作業を実行するための装置である。部品実装機10は、装置本体20、基材搬送保持装置22、部品装着装置24、撮像装置26,28、ばら部品供給装置30、部品供給装置32を備えている。なお、回路基材12として、回路基板、三次元構造の基材等が挙げられ、回路基板として、プリント配線板、プリント回路板等が挙げられる。
装置本体20は、フレーム部40と、そのフレーム部40に上架されたビーム部42とによって構成されている。基材搬送保持装置22は、フレーム部40の前後方向の中央に配設されており、搬送装置50とクランプ装置52とを有している。搬送装置50は、回路基材12を搬送する装置であり、クランプ装置52は、回路基材12を保持する装置である。これにより、基材搬送保持装置22は、回路基材12を搬送するとともに、所定の位置において、回路基材12を固定的に保持する。なお、以下の説明において、回路基材12の搬送方向をX方向と称し、その方向に直角な水平の方向をY方向と称し、鉛直方向をZ方向と称する。つまり、部品実装機10の幅方向は、X方向であり、前後方向は、Y方向である。
部品装着装置24は、ビーム部42に配設されており、2台の作業ヘッド60,62と作業ヘッド移動装置64とを有している。各作業ヘッド60,62は、チャック,吸着ノズル等の部品保持具(図2参照)66を有しており、部品保持具66によって部品を保持する。また、作業ヘッド移動装置64は、X方向移動装置68とY方向移動装置70とZ方向移動装置72とを有している。そして、X方向移動装置68とY方向移動装置70とによって、2台の作業ヘッド60,62は、一体的にフレーム部40上の任意の位置に移動させられる。また、各作業ヘッド60,62は、図2に示すように、スライダ74,76に着脱可能に装着されており、Z方向移動装置72は、スライダ74,76を個別に上下方向に移動させる。つまり、作業ヘッド60,62は、Z方向移動装置72によって、個別に上下方向に移動させられる。
撮像装置26は、下方を向いた状態でスライダ74に取り付けられており、作業ヘッド60とともに、X方向,Y方向およびZ方向に移動させられる。これにより、撮像装置26は、フレーム部40上の任意の位置を撮像する。撮像装置28は、図1に示すように、フレーム部40上の基材搬送保持装置22と部品供給装置32との間に、上を向いた状態で配設されている。これにより、撮像装置28は、作業ヘッド60,62の部品保持具66に保持された部品を撮像する。
ばら部品供給装置30は、フレーム部40の前後方向での一方側の端部に配設されている。ばら部品供給装置32は、ばらばらに散在された状態の複数の部品を整列させて、整列させた状態で部品を供給する装置である。つまり、任意の姿勢の複数の部品を、所定の姿勢に整列させて、所定の姿勢の部品を供給する装置である。
部品供給装置32は、フレーム部40の前後方向での他方側の端部に配設されている。部品供給装置32は、トレイ型部品供給装置78とフィーダ型部品供給装置80とを有している。トレイ型部品供給装置78は、トレイ上に載置された状態の部品を供給する装置である。フィーダ型部品供給装置80は、スティックフィーダ82によって部品を供給する装置である。以下に、スティックフィーダ82について詳しく説明する。なお、ばら部品供給装置30および、部品供給装置32によって供給される部品として、電子回路部品,太陽電池の構成部品,パワーモジュールの構成部品等が挙げられる。また、電子回路部品には、リードを有する部品,リードを有さない部品等が有る。
スティックフィーダ82は、フレーム部40の他方側の端部に固定的に設けられたフィーダ保持台86に着脱可能に装着されている。スティックフィーダ82は、部品収容スティック(図3参照)88から電子回路部品を押し出し、押し出した電子回路部品を部品供給位置において供給する装置である。
部品収容スティック88は、図3に示すように、スティックケース90と複数の電子回路部品92とによって構成されている。スティックケース90は、樹脂により形成されており、内部が空洞のスティック状とされている。つまり、スティックケース90は、両端部が開口するチューブ状とされている。スティックケース90の内部の形状は、電子回路部品92の形状と略同形状をなし、スティックケース90の内寸は、電子回路部品92の外寸より僅かに大きくされている。そして、スティックケース90の内部に、複数の電子回路部品92が一列に並んだ状態で収容されている。これにより、電子回路部品92は、スティックケース90の内部において、殆どガタツクことなく、スティックケース90の軸方向に沿って移動する。なお、部品収容スティック88は、一般的に、スティックケース90内に複数の電子回路部品92が収容された状態で、市場で流通しているが、ユーザが、市場で流通しているスティックケース90を購入し、そのスティックケース90の内部に電子回路部品92を収容した部品収容スティック88もある。また、スティックケース90内に収容される電子回路部品92には、コネクタ,DIP(Dual Inline Package
の略)等が有る。
また、スティックフィーダ82は、図4に示すように、フィーダ本体部100と、スティック保持部102と、部品バッファ部104と、部品供給部106と、部品送り装置108とによって構成されており、スティック保持部102により保持された部品収容スティック88から電子回路部品92を送り出し、送り出された電子回路部品92を部品供給部106において供給する装置である。
詳しくは、フィーダ本体部100は、部品実装機10のフレーム部40の端部に設けられたフィーダ保持台86に装着されるものである。フィーダ本体部100がフィーダ保持台86に装着された状態において、フィーダ本体部100の部品供給部106が設けられている前方側の部分は、部品実装機10の内部に位置し、フィーダ本体部100のスティック保持部102が設けられている後方側の部分は、部品実装機10の外部に位置する。
スティック保持部102は、1対の挟持部材110,112と保持装置114とによって構成されている。1対の挟持部材110,112の一方の挟持部材110は、フィーダ本体部100の後方側端部の上面に立設されており、他方の挟持部材112は、フィーダ本体部100の概して中央部の上面に立設されている。それら1対の挟持部材110,112は、互いに向かい合っており、それら1対の挟持部材110,112の間に、複数の部品収容スティック88が略水平に積層された状態で、フィーダ本体部100の上面に配設されている。
保持装置114は、1対の挟持部材110,112の間に配設された複数の部品収容スティック88を保持する装置であり、第1保持機構(図示省略)と第2保持機構(図示省略)とを含む。第1保持機構は、1対の挟持部材110,112の間で積層された複数の部品収容スティック88のうちの一番下の部品収容スティック88を保持するものであり、第1保持機構による部品収容スティック88の保持が解除されると、その部品収容スティック88は、フィーダ本体部100の上面に形成された穴(図示省略)を介して、フィーダ本体部100の下方に離脱する。
また、第2保持機構は、1対の挟持部材110,112の間で積層された複数の部品収容スティック88のうちの下から2番目の部品収容スティック88を、1番下の部品収容スティック88と離間した状態で保持するとともに、その2番目の部品収容スティック88の上に積層された部品収容スティック88も保持する機構である。そして、第1保持機構による部品収容スティック88の保持が解除され、その部品収容スティック88がフィーダ本体部100の下方に離脱した後に、第2保持機構による部品収容スティック88の保持が解除されると、下から2番目の部品収容スティック88が下方に移動し、第1保持機構により保持される。また、下から3番目以降の部品収容スティック88は、1段ずつ下方に移動した状態で、第2保持機構により保持される。
部品バッファ部104は、概して円盤状の回転体120を有している。回転体120には、複数のキャビティ(図5および図6参照)122が形成されており、それら複数のキャビティ122に、スティック保持部102に保持された部品収容スティック88から電子回路部品92が一時的に収容され、各キャビティ122から部品供給部106に電子回路部品92が送り出される。
詳しくは、回転体120は、フィーダ本体部100の上面において、スティック保持部102と部品供給部106との間で、回転軸124を中心に回転可能に保持されている。回転軸124は、図5に示すように、先端部を前方側、つまり、部品供給部106に向けた状態で傾斜している。このため、回転体120は、スティック保持部102の側の端部から部品供給部106の側の端部に向かって下降するように、傾斜している。なお、回転体120の傾斜角度は、20度前後とされている。
また、スティック保持部102において第1保持機構により保持された部品収容スティック88、つまり、スティック保持部102によって積層された状態で保持された複数の部品収容スティック88のうちの一番下の部品収容スティック(以下、「最下端スティック」と記載する場合がある)88より下方に、部品供給部106が配設されている。なお、図5では、スティック保持部102によって積層された状態で保持された複数の部品収容スティック88のうちの最下端スティック88のみが図示されている。そして、回転体120のスティック保持部102側の端部の外周面と、最下端スティック88の前方側の開口とが対向し、回転体120の部品供給部106側の端部の外周面と、部品供給部106とが対向している。
また、図6に示すように、回転体120には、回転体120の中心から放射状に延び出すように、12個のキャビティ122が形成されている。それら12個のキャビティ122は、12等配の位置、つまり、回転体120の径方向に延びるように、30度の間隔で形成されており、各キャビティ122は、回転体120の外周面に開口している。なお、各キャビティ122の内寸は、電子回路部品92の外寸より僅かに大きくされており、内部に電子回路部品92を収容することが可能とされている。
また、回転体120は、ステッピングモータ(図示省略)により制御可能に回転する。ステッピングモータは、回転体120を反時計回り(図6参照)に30度毎に回転させるモータであり、回転体120がステッピングモータにより回転する毎に、12個のキャビティ122のうちの最も後方に位置するキャビティ(以下、「収納キャビティ」と記載する場合がある)122aの外周面への開口と、最下端スティック88の前方側の開口とが対向し、12個のキャビティ122のうちの最も前方に位置するキャビティ(以下、「排出キャビティ」と記載する場合がある)122bの外周面への開口と、部品供給部106とが対向する。
また、部品バッファ部104は、図6に示すように、部品飛出防止部材126を有している。部品飛出防止部材126は、板状の部材が回転体120の外周面に沿って円弧形状に湾曲されものであり、回転体120の外周面と、収納キャビティ122aの回転体120の回転方向における下流側から排出キャビティ122bに至るまでの間で、対向している。
また、部品供給部106は、概して、ブロック状をなし、フィーダ本体部100の上面において、回転体120の排出キャビティ122bと対向する位置に配設されている。部品供給部106の上面には、収納凹部128が形成されており、その収納凹部128の内寸は、電子回路部品92の外寸より僅かに大きくされている。また、収納凹部128の後方側の壁面は開口しており、その収納凹部128の開口と排出キャビティ122bの外周面への開口とが対向している。
また、部品送り装置108は、図4に示すように、ワイヤ130と、ワイヤ送り機構132とによって構成されている。ワイヤ130は、可撓性を有しており、それの先端部が、フィーダ本体部100の後方から、1対の挟持部材110,112の間で積層された複数の部品収容スティック88のうちの最下端スティック88のスティックケース90の内部に挿入されている。そして、そのワイヤ130は、フィーダ本体部100の後方において、フィーダ本体部100の下方に向かって湾曲されており、フィーダ本体部100の下方において、フィーダ本体部100の前方に向かって延在している。さらに、ワイヤ130の前方に向かう側の端部は、フィーダ本体部100の内部に挿入されている。
ワイヤ送り機構132は、ワイヤ130の端部が挿入されたフィーダ本体部100の内部に配設されており、2個のローラ(図示省略)を有している。そして、フィーダ本体部100の内部に挿入されたワイヤ130が、それら2個のローラによって挟持されており、それら2個のローラは、電磁モータ(図示省略)の作動により回転する。これにより、2個のローラが回転することで、それら2個のローラに挟持されたワイヤ130が送り出される。この際、最下端スティック88のスティックケース90の内部に挿入されているワイヤ130の先端部は、スティックケース90の内部に向かって進入する。つまり、スティックケース90の内部に挿入されているワイヤ130の先端部は、スティックフィーダ82の前方に向かって移動する。一方、電磁モータの作動により2個のローラが逆回転することで、それら2個のローラに挟持されたワイヤ130が、フィーダ本体部100の内部に引き戻される。この際、最下端スティック88のスティックケース90の内部に挿入されているワイヤ130の先端部は、最下端スティック88の内部から後退する方向に移動する。つまり、スティックケース90の内部に挿入されているワイヤ130の先端部は、スティックフィーダ82の後方に向かって移動する。
<部品実装機の作動>
部品実装機10では、上述した構成によって、基材搬送保持装置22に保持された回路基材12に対して部品の装着作業が行われる。具体的には、回路基材12が、作業位置まで搬送され、その位置において、クランプ装置52によって固定的に保持される。また、ばら部品供給装置30若しくは、部品供給装置32は、所定の供給位置において、部品を供給する。そして、ばら部品供給装置30若しくは、部品供給装置32により供給された部品が、作業ヘッド60,62の部品保持具66により保持され、その部品が回路基板に装着される。以下に、部品供給装置32のフィーダ型部品供給装置80による部品の供給について、詳しく説明する。
フィーダ型部品供給装置80では、スティックフィーダ82において、部品送り装置108の2個のローラが、電磁モータの作動により回転することで、ワイヤ130がフィーダ本体部100の内部から送り出される。この際、1対の挟持部材110,112の間で積層された複数の部品収容スティック88のうちの最下端スティック88のスティックケース90の内部において、ワイヤ130の先端部が、そのスティックケース90の内部に向かって進入する。これにより、スティックケース90内に収容されている複数の電子回路部品92が前方に向かって押し出される。
スティックケース90の内部において前方に向かって押し出された複数の電子回路部品92のうちの最も前方側に位置する電子回路部品92は、スティックケース90の前方側の開口から押し出される。この際、スティックケース90の前方側の開口と、回転体120の収納キャビティ122aの開口とが対向しているため、スティックケース90の前方側の開口から押し出された電子回路部品92は、図5及び図6に示すように、収納キャビティ122aの内部に収納される。
次に、回転体120がステッピングモータの駆動により30度回転すると、電子回路部品92が収納されたキャビティ122が、収納キャビティ122aの隣に移動し、電子回路部品92の収納されていない収納キャビティ122aがスティックケース90の前方側の開口と対向する。なお、ワイヤ130は前方側に向かって継続して付勢されている。このため、ステッピングモータの駆動により、スティックケース90の前方に、電子回路部品92の収納されていない収納キャビティ122aが移動してくると、スティックケース90の前方側の開口から電子回路部品92が、その収納キャビティ122aの内部に収納される。このように、回転体120がステッピングモータの駆動により順次、回転することで、スティックケース90から収納キャビティ122aに順次、電子回路部品92が収納される。なお、キャビティ122に収納された電子回路部品92は、部品飛出防止部材126によって、キャビティ122からの飛び出しが防止される。
そして、回転体120の回転に伴って、電子回路部品92が収容されたキャビティ122が部品供給部106と対向する位置まで至ると、そのキャビティ122、つまり、排出キャビティ122bの開口は、部品供給部106の収納凹部128の開口と対向する。なお、回転体120は、上述したように、傾斜しており、最下端スティック88の側の端部から部品供給部106の側の端部に向かって下降している。このため、排出キャビティ122bの内部に収納された電子回路部品92は、自重により、排出キャビティ122bから収納凹部128に向かって滑り、収納凹部128の内部に収納される。これにより、スティックフィーダ82は、収納凹部128において電子回路部品92を供給する。そして、収納凹部128に収納された電子回路部品92が、部品保持具66によって保持され、回路基材12に装着される。
なお、排出キャビティ122bと収納凹部128とが対向している際には、収納キャビティ122aと最下端スティック88の前方側の開口とが対向している。このため、排出キャビティ122bから収納凹部128に電子回路部品92が自重によって排出される際に、最下端スティック88から収納キャビティ122aに電子回路部品92がワイヤ130によって押し出される。このように、スティックフィーダ82では、回転体120の回転に伴って、最下端スティック88から収納キャビティ122aへの電子回路部品92の収納と、排出キャビティ122bから収納凹部128への電子回路部品92の排出とが同時に行われる。また、最下端スティック88から収納キャビティ122aへの電子回路部品92の収納は、ワイヤ130の押し出しによって行われ、排出キャビティ122bから収納凹部128への電子回路部品92の排出は、回転体120の傾斜を利用して行われる。つまり、最下端スティック88から収納キャビティ122aへの電子回路部品92の収納と、排出キャビティ122bから収納凹部128への電子回路部品92の排出とは、異なる機構によって行われる。
また、最下端スティック88から収納キャビティ122aへの電子回路部品92の収納が繰り返し行われると、図7及び図8に示すように、最下端スティック88のスティックケース90に収容されている電子回路部品92が無くなり、最下端スティック88が空となる。なお、保持装置114は、検出センサを有しており、検出センサによって、最下端スティック88に収容されている電子回路部品92の有無が検出される。そして、検出センサによって、最下端スティック88に収容されている電子回路部品92が無くなったこと、つまり、最下端スティック88が空になったことが検出された場合に、空の最下端スティック88が、新たな部品収容スティック88に交換される。
詳しくは、最下端スティック88が空になったことが検出されると、部品送り装置108の2個のローラが逆回転され、ワイヤ130が最下端スティック88のスティックケース90の内部から引き出される。そして、保持装置114の第1保持機構による最下端スティック88の保持が解除される。これにより、空の最下端スティック88がスティック保持部102から落下し、廃棄される。この際、保持装置114の第2保持機構は、廃棄された最下端スティック88の上に位置していた未使用の部品収容スティック88、つまり、電子回路部品92が収容されている部品収容スティック88を保持している。そして、最下端スティック88が廃棄されると、第2保持機構による部品収容スティック88の保持が解除される。これにより、その部品収容スティック88が下方に移動し、第1保持機構により保持される。つまり、未使用の部品収容スティック88が第1保持機構により保持され、その部品収容スティック88が最下端スティック88となる。そして、最下端スティック88として、未使用の部品収容スティック88がセットされると、部品送り装置108の作動により、ワイヤ130が最下端スティック88のスティックケース90の内部に向かって進入する。これにより、電子回路部品92が前方、つまり、回転体120の収納キャビティ122aに向かって送り出され、収納キャビティ122aへの電子回路部品92の収納が再開される。
このように、最下端スティック88が交換されている間は、ワイヤ130が最下端スティック88のスティックケース90の内部から引き出されているため、収納キャビティ122aへの電子回路部品92の収納が停止している。ただし、スティックフィーダ82では、回転体120の内部に電子回路部品92がストックされており、ワイヤ130とは異なる機構により、回転体120から部品供給部106に部品が送り出される。
詳しくは、図7及び図8に示すように、収納キャビティ122aへの電子回路部品92の送出しによって、最下端スティック88が空になっている場合においても、回転体120の内部には、複数の電子回路部品92がストックされている。そして、最下端スティック88を交換するべく、最下端スティック88の内部からワイヤ130が引き出されている際においても、ステッピングモータにより回転体120を回転させることで、電子回路部品92が収納されている排出キャビティ122bが部品供給部106と対向する位置に移動する。そして、回転体120の傾斜によって、排出キャビティ122bに収納されている電子回路部品92が、自重で収納凹部128に収納される。このように、最下端スティック88の交換時においても、回転体120の回転に伴って、回転体120に収納されている電子回路部品92を、順次、収納凹部128に収納することが可能となっている。これにより、スティックフィーダ82では、最下端スティック88の交換時においても、スティックフィーダ82による電子回路部品92の供給を継続して行うことが可能となっている。
また、スティックフィーダ82において、回転体120はフィーダ本体部100に着脱可能とされており、キャビティ122の形状の異なる複数種類の回転体120が用意されている。そして、スティックフィーダ82により供給される電子回路部品92の種類に応じて回転体120が交換される。詳しくは、スティックフィーダ82により供給される電子回路部品92の種類が変更される際には、スティック保持部102に保持される部品収容スティック88が変更される。そして、変更後の部品収容スティック88に収容されている電子回路部品92の形状に応じて、回転体120が選択され、その選択された回転体120が回転体120に装着される。これにより、複数種類の電子回路部品92をスティックフィーダ82によって供給することが可能となる。
<従来のスティックフィーダとの比較>
従来のスティックフィーダ150を図9に示す。従来のスティックフィーダ150は、部品バッファ部152及び部品供給部154を除いて、スティックフィーダ82と同じ構成である。このため、部品バッファ部152及び部品供給部154について説明し、スティックフィーダ82と同じ構成物については、スティックフィーダ82と同じ符号を用いて、説明を省略する。
部品バッファ部152は、本体部160と蓋部162とによって構成されている。本体部160は、概して四角棒形状の部材であり、その本体部160の上面には、それの軸方向に延びるように凹部(図10参照)164が形成されている。なお、凹部164は、本体部160の両端面に開口しており、その凹部164の幅寸法及び深さ寸法は、部品収容スティック88に収容されている電子回路部品92の幅寸法及び高さ寸法より僅かに大きくされている。また、蓋部162は、平板状の部材であり、本体部160の凹部164を覆うように、本体部160に固定されている。そして、部品バッファ部152は、フィーダ本体部100の上面に、前後方向に延びる姿勢で固定されている。なお、部品バッファ部152は、凹部164の後方側の開口と、スティック保持部102により保持された最下端スティック88の前方側の開口とが対向するように、フィーダ本体部100の上面に固定され、その最下端スティック88と平行とされている。
また、部品供給部154は、概してブロック状とされ、部品供給部154の上面に、スティックフィーダ82の部品供給部106の収納凹部128と同形状の収納凹部166が形成されている。そして、部品供給部154が、部品バッファ部152の前方側の端面と隣接した状態で、フィーダ本体部100の上面に固定されており、収納凹部166の後方側の開口と、部品バッファ部152の凹部の前方側の開口とが対向している。
このような構造の従来のスティックフィーダ150では、ワイヤ130が最下端スティック88の内部に進入することで、最下端スティック88に収容されている電子回路部品92が、部品バッファ部152の凹部164に向かって押し出される。これにより、最下端スティック88の前方側の開口から、部品バッファ部152の凹部164の内部に、電子回路部品92が押し出される。そして、さらに、ワイヤ130が最下端スティック88の内部に進入すると、最下端スティック88から順次、電子回路部品92が部品バッファ部152の凹部164に押し出され、図10に示すように、先頭の電子回路部品92が、凹部164を経由して、部品供給部154の収納凹部166に押し出される。
このように、従来のスティックフィーダ150では、最下端スティック88から部品バッファ部152への電子回路部品92の押出しと、部品バッファ部152から部品供給部154への電子回路部品92の押出しとは、両方とも、ワイヤ130によって行われる。そして、部品バッファ部152から押し出された電子回路部品92が、部品供給部154の収納凹部166に収容される。これにより、スティックフィーダ150は、収納凹部166において電子回路部品92を供給し、収納凹部166において供給された電子回路部品92が、部品保持具66によって保持され、回路基材12に装着される。
そして、収納凹部166において電子回路部品92が部品保持具66によって保持される毎に、ワイヤ130の押し出しによって、電子回路部品92が、順次、収納凹部166に収納される。このように、収納凹部166への電子回路部品92の収納が繰り返し行われると、図11に示すように、最下端スティック88に収容されている電子回路部品92が無くなり、最下端スティック88が空となる。このような場合に、スティックフィーダ150においても、スティックフィーダ82と同様に、最下端スティック88の内部からワイヤ130が引き出され、最下端スティック88の交換が行われる。
この際、スティックフィーダ150では、部品バッファ部152に電子回路部品92がストックされているが、部品バッファ部152から部品供給部154への電子回路部品92の送出しは、ワイヤ130によって行われているため、部品バッファ部152から部品供給部154に送り出せない。つまり、スティックフィーダ150では、最下端スティック88の交換時において、電子回路部品92を供給することが出ない。このため、スティックフィーダ150を用いた部品実装機10では、最下端スティック88の交換時において、装着作業が中断し、生産性が低下する。
一方、スティックフィーダ82では、上述したように、部品バッファ部104から部品供給部106への部品の押出しは、傾斜した状態で配設された回転体120を回転させる機構、つまり、ワイヤ130を用いた機構と異なる機構によって行われている。このため、最下端スティック88の交換時においても、スティックフィーダ82による電子回路部品92の供給を継続して行うことが可能となっている。これにより、スティックフィーダ82を用いた部品実装機10において、最下端スティック88の交換時においても、装着作業を継続して実行することが可能となり、生産性の低下を防止することが可能となる。
なお、スティックフィーダ82は、スティックフィーダの一例である。部品収容スティック88は、部品収容スティックの一例である。部品バッファ部104は、接続部の一例である。部品送り装置108は、第1送出機構の一例である。回転体120は、回転体の一例である。キャビティ122は、キャビティの一例である。部品飛出防止部材126は、部品飛出防止部材の一例である。収納凹部128は、部品供給位置の一例である。また、傾斜した状態で配設された回転体120を回転させる機構は、第2送出機構の一例である。
なお、本発明は、上記実施例に限定されるものではなく、当業者の知識に基づいて種々の変更、改良を施した種々の態様で実施することが可能である。具体的には、例えば、上記実施例では、部品バッファ部104から部品供給部106に電子回路部品92を送り出す機構として、傾斜した状態で配設された回転体120を回転させる機構が採用されているが、種々の機構を採用することが可能である。具体的には、例えば、従来のスティックフィーダ150では、図10に示すように、最下端スティック88と部品バッファ部152と部品供給部154とが1直線上に位置するように平行に配設されているが、図12に示すように、部品供給部154を最下端スティック88の下方に配設し、部品バッファ部152を、最下端スティック88側の端部から部品供給部154側の端部に向かって下降するように、傾斜させてもよい。このように、部品バッファ部152を傾斜した状態で配設することで、部品バッファ部152内部の電子回路部品92を、自重によって、部品供給部154の収納凹部166に収容することが可能となる。これにより、最下端スティック88の交換時において、ワイヤ130を用いることなく、部品バッファ部152から部品供給部154に電子回路部品92を押し出すことが可能となり、スティックフィーダ82と同様の効果を奏することが可能となる。また、例えば、部品バッファ部104,152に収容されている電子回路部品92を、駆動源の作動により、部品供給部106,154に移動させる機構を採用してもよい。このような機構を採用することでも、最下端スティック88の交換時において、ワイヤ130を用いることなく、部品バッファ部104,152から部品供給部106,154に電子回路部品92を押し出すことが可能となり、スティックフィーダ82と同様の効果を奏することが可能となる。
また、上記実施例では、最下端スティック88から部品バッファ部104に電子回路部品92を押し出す機構として、ワイヤ130を用いた機構が採用されているが、種々の機構を採用することが可能である。例えば、最下端スティック88を、部品バッファ部104と反対側の端部から部品バッファ部104の側の端部に向かって下降するように、傾斜して配設してもよい。このように、最下端スティック88を傾斜した状態で配設することで、最下端スティック88内部の電子回路部品92を、自重によって、部品バッファ部104に収容することが可能となる。
82:スティックフィーダ 88:部品収容スティック 104:部品バッファ部(接続部) 108:部品送り装置(第1送出機構) 120:回転体(第2送出機構) 122:キャビティ 126:部品飛出防止部材

Claims (1)

  1. 内部に複数の部品が1列に並んだ状態で収容される部品収容スティックから送り出された部品を、部品供給位置まで送り出すスティックフィーダであって、
    前記部品収容スティックから複数のキャビティが中心から放射状に形成された回転体に部品を送り出す第1送出機構と、
    前記回転体の回転に伴って、前記部品収容スティックから部品が前記複数のキャビティに順次収容され、前記複数のキャビティから前記部品供給位置に部品を順次送り出す第2送出機構と、を備え、
    前記回転体が、前記部品収容スティック側から前記部品供給位置に向かって傾斜して配設されることを特徴とするスティックフィーダ。
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