JP2020109798A - 部品供給装置、部品実装装置およびキャリア積層体 - Google Patents

部品供給装置、部品実装装置およびキャリア積層体 Download PDF

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Abstract

【課題】部品切れの際の作業者の作業負担を軽減できる部品供給装置、部品実装装置およびキャリア積層体を提供することを目的とする。【解決手段】部品BHが封入されたテープ状のキャリア31をキャリア取入れ口22Kから取り入れて搬送することにより部品供給位置22aに部品BHを供給するテープフィーダ22と、キャリア取入れ口22Kと対向する位置に配置されてキャリア取入れ口22Kにキャリア31を送給するキャリア送給部23とを有する。キャリア送給部23は、筐体41と、筐体41内に設けられ、上下方向に積層された複数のキャリア31を支持するキャリア支持部43と、筐体41内に設けられ、キャリア支持部43に支持された複数のキャリア31のうち最上部に位置するキャリア31をキャリア31の長手方向にスライドさせて筐体41の外部に送出する送出部44とを備える。【選択図】図2

Description

本発明は、部品実装装置において部品を供給する部品供給装置、この部品供給装置を用いた部品実装装置およびキャリア積層体に関する。
従来、部品供給装置が供給する部品を実装ヘッドによってピックアップして基板に実装する部品実装装置が知られている。このような部品実装装置における部品供給装置のひとつとして、部品を封入したキャリアテープを搬送して所定の部品供給位置に部品を供給するテープフィーダが多用されている。テープフィーダに使用されるキャリアテープはリールに巻き付けられており、リールはテープフィーダの下方に設置されるリール保持装置によって回転自在に保持される(例えば、下記の特許文献1)。そして、部品切れが生じたリールを交換するときには、リール保持装置から使用済みのリールを取り外すとともに、新しいリールをリール保持装置に取り付ける。
特開2017−117970号公報
しかしながら、リールは通常、リール保持装置内で密集して並んでおり、隣接して位置する他のリールやそのリールから引き出されたキャリアテープが邪魔になってリール保持装置に対するリールの着脱を行いにくい場合があった。
そこで本発明は、部品切れの際の作業者の作業負担を軽減できる部品供給装置、部品実装装置およびキャリア積層体を提供することを目的とする。
本発明の部品供給装置は、部品が封入されたテープ状のキャリアをキャリア取入れ口から取り入れて搬送することにより部品供給位置に部品を供給するテープフィーダと、前記キャリア取入れ口と対向する位置に複数の前記キャリアを上下に積層した状態で保持可能であり、前記積層された複数のキャリアを前記キャリア取入れ口に順次送出するキャリア送給部とを備えた。
本発明の部品実装装置は、上記本発明の部品供給装置と、前記部品供給装置が供給する部品をピックアップして基板に実装する実装ヘッドとを備えた。
本発明のキャリア積層体は、部品が封入された複数のテープ状のキャリアが積層されて成り、結束手段によって結束された状態で取り扱われる。
本発明によれば、部品切れの際の作業者の作業負担を軽減できる。
本発明の一実施の形態における部品実装装置の要部側面図 本発明の一実施の形態における部品実装装置が備える部品供給装置の要部側面図 本発明の一実施の形態における部品供給装置が使用するキャリアの斜視図 本発明の一実施の形態における部品供給装置の一部の斜視図 本発明の一実施の形態における部品供給装置が備えるキャリア送給部の内部透視斜視図 本発明の一実施の形態における部品供給装置が備えるキャリア送給部の側断面図 本発明の一実施の形態における部品供給装置が備えるキャリア送給部の正面断面図 (a)(b)(c)本発明の一実施の形態における部品供給装置が備えるキャリア送給部のキャリア支持部にキャリア積層体を設置する手順を示す側面図 本発明の一実施の形態における部品供給装置が備えるキャリア送給部の側断面図 (a)(b)本発明の一実施の形態における部品供給装置の動作説明図 本発明の一実施の形態における部品供給装置に使用されるキャリア積層体の斜視図 本発明の一実施の形態における部品供給装置に使用されるキャリア積層体の(a)パッケージ部材によってパッケージングされた状態の斜視図(b)パッケージ部材から取り出される状態の斜視図
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。図1は本発明の一実施の形態における部品実装装置1を示している。部品実装装置1は基板KBに部品BHを実装する装置であり、基台11、基板搬送部12、部品供給装置13、ヘッド移動機構14、実装ヘッド15および部品カメラ16を備えている。
図1において、基板搬送部12は、作業者OPから見た左右方向(図1の紙面に垂直な方向。X軸方向とする)に延びた一対のベルトコンベア12aを有している。基板搬送部12は、これら一対のベルトコンベア12aを同時に作動させることで、基板KBをX軸方向に搬送する。
図1および図2において、部品供給装置13はフィーダ台車21にテープフィーダ22とキャリア送給部23を備えている。テープフィーダ22は、図3に示すテープ状のキャリア31を後端側から前端側に向けて搬送することで、前端側に設定された部品供給位置22a(図1および図2)に部品BHを供給する。キャリア送給部23は、キャリア31をテープフィーダ22に送給する。
フィーダ台車21は上部に平板状のフィーダベース21Bを備えており、床面上を移動されて基台11に連結される。テープフィーダ22はフィーダベース21Bに取り付けられる。フィーダベース21Bには複数のテープフィーダ22をX軸方向に並べて取り付けることができる。
図3において、キャリア31は、下方に窪んだ形状のポケット31Pが長手方向に一定間隔で並んだ構成を有している。各ポケット31Pには部品BHがひとつずつ収納されている。キャリア31の上面にはトップテープ32が貼り付けられており、このトップテープ32によって各部品BHがキャリア31に封入された状態となっている。キャリア31の幅方向の一方の端部側には長手方向に(すなわちポケット31Pの列に沿って)送り孔31Hが一定間隔で設けられている。
図2において、テープフィーダ22は後端部に設けられたキャリア取入れ口22Kからキャリア31を取り入れ、複数のスプロケット22Sによって前方に(部品供給位置22aに)向けてピッチ搬送する。各スプロケット22Sは、外周に設けられた係合ピン(図示せず)をキャリア31の送り孔31Hに係合させて回転することでキャリア31を搬送する。
図2において、テープフィーダ22の部品供給位置22aの後方位置にはキャリア31の上面からトップテープ32を剥離する剥離部材22Cが設けられており、部品供給位置22aに到達したポケット31Pは上方に開放されて部品BHの取出しが可能な状態になる。テープフィーダ22は、キャリア31を搬送して部品BHを部品供給位置22aに供給し終えたら、そのキャリア31を前端部から排出する。
図1および図2において、キャリア送給部23はフィーダ台車21に設けられている。キャリア送給部23はフィーダベース21Bに取り付けられた各テープフィーダ22に対応し、そのテープフィーダ22の後方に設置されている(図4も参照)。キャリア送給部23についての構成の詳細については後述する。
図1において、ヘッド移動機構14は例えば直交座標ロボットから構成されており、実装ヘッド15を水平面内で移動させる。実装ヘッド15には複数のノズル15aが下向きに取り付けられている。各ノズル15aは実装ヘッド15に対して上下方向(Z軸方向とする)への移動とZ軸回りの回転が可能である。実装ヘッド15は、テープフィーダ22が部品供給位置22aに供給した部品BHにノズル15aの下端部を上方から近接させて吸引することで部品BHを吸着し、その部品BHをピックアップする。部品カメラ16は撮像視野を上方に向けた姿勢で基台11に取り付けられており、実装ヘッド15がピックアップした部品BHを下方から撮像する。部品カメラ16は、部品カメラ16が撮像した部品BHの画像を認識してその位置を検出し、その検出結果に基づいてヘッド移動機構14を制御する制御装置CTRに接続されている。
部品実装装置1による基板KBへの部品BHの実装作業では、先ず、基板搬送部12が作動して上流工程側から送られてきた基板KBを搬入し、所定の作業位置に基板KBを位置決めする。基板搬送部12が基板KBを作業位置に位置決めしたら、各テープフィーダ22がキャリア31を搬送して部品供給位置22aに部品BHを供給するとともに、実装ヘッド15がテープフィーダ22によって供給された部品BHをノズル15aで保持する。実装ヘッド15は部品BHを保持すると部品カメラ16の上方へ移動し、部品カメラ16にノズル15aが保持した部品BHを撮像させる。制御装置CTRは部品カメラ16で撮像した画像より部品BHの位置を検出し、その検出結果を利用してヘッド移動機構14を制御する。これによりノズル15aに保持された部品BHは基板KBの目標位置に位置決めされる。そして、実装ヘッド15はノズル15aを目標位置で昇降させて、部品BHを基板KBに実装する。
基板KBへの部品BHの実装動作が繰り返し実行されてその基板KBへの部品BHの実装作業が終了したら、基板搬送部12が作動して、基板KBを下流工程側に搬出する。なお、このような部品実装装置1の一連の部品実装動作は、部品実装装置1が備える制御装置CTR(図1)が実行する。
次に、部品供給装置13が備えるキャリア送給部23の構成について説明する。図2および図5において、各キャリア送給部23は、筐体41、昇降部42、キャリア支持部43および送出部44を備えている。
図5、図6および図7において、筐体41は、左右の側板51、前板52、天板53および後板54を備えて全体として縦長の直方体形状を有している。筐体41の天板53の下面側の後部にはスペーサ55が設置されており、スペーサ55の下面には押当て部56が設けられている。押当て部56はY軸方向に延びており、押当て部56の下面56Mはほぼ水平面内に位置している。後板54の上方には、後方に向けて開口したキャリア挿入開口41Kが形成されている(図5も参照)。
図5、図6および図7において、昇降部42は軸方向に駆動自在な駆動ロッド42Rを備えた直動型モータであり、筐体41内に設置されている。2つの側板51のうちの一方にはブラケット57が設けられており、昇降部42はこのブラケット57に、駆動ロッド42Rを上下方向に向けた姿勢で取り付けられている。
図5、図6および図7において、キャリア支持部43は、水平に配置された下板61、上板62および下板61と上板62の間に設けられたばね部材63を有して構成されている。下板61は駆動ロッド42Rの上端に連結されている。このため昇降部42が駆動ロッド42RをZ軸方向に移動させると、キャリア支持部43の全体が昇降する。
図6および図7において、キャリア支持部43は、昇降部42の作動によって、予め定められた最低位置H1と最高位置H2との間で昇降される。キャリア支持部43を最高位置H2まで移動させた状態では、キャリア支持部43の上板62は押当て部56の下面56Mに当接し得る高さとなる(図6および図7中に一点鎖線で示す上板62参照)。
図5、図6および図7において、送出部44は筐体41内の、天板53の下面側の前部に設けられている。送出部44は、X軸まわりに延びた支持軸71Jの軸線まわりに回転自在に設けられたローラ71と、ローラ71を支持軸71Jの軸線まわりに回転させるローラ駆動部72を備えている。ローラ71の下端の高さは押当て部56の下面56Mの高さとほぼ一致している。
筐体41を構成する前板52の、ローラ71の下端の前方に位置する部分には、キャリア31を筐体41内から送出するためのキャリア送出口52Kが設けられている。キャリア送給部23は、図4に示すように、テープフィーダ22のキャリア取入れ口22Kと前後方向(Y軸方向)に対向した位置に位置している。
キャリア送給部23の各動作(具体的には、昇降部42によるキャリア支持部43の昇降動作、ローラ駆動部72によるローラ71の回転動作等)の各制御は、テープフィーダ22によるキャリア31の送り動作と連動させて部品実装装置1の制御装置CTRが行う。
キャリア31はキャリア支持部43に積層状態に設置される。キャリア31をキャリア支持部43に設置するときは、キャリア支持部43は最低位置H1に位置させておき、キャリア挿入開口41Kからキャリア31を挿入して、キャリア支持部43の上板62の上面に設置(載置)する。キャリア31はひとつずつ(或いは少数ずつ)キャリア支持部43に載置していっても構わないが、本実施の形態では、複数のキャリア31が上下方向に積層されて予めひとまとまりになったものを「キャリア積層体31B」としてキャリア支持部43に(詳細には上板62の上面に)設置するようになっている(図8(a)→図8(b))。
キャリア支持部43に複数のキャリア31が積層された(キャリア積層体31Bが設置された)ら、昇降部42はキャリア支持部43を上昇させて、キャリア支持部43に支持された複数のキャリア31(キャリア積層体31B)を押し上げる(図8(b)→図8(c))。昇降部42は、キャリア支持部43に支持された複数のキャリア31のうち最上部に位置するキャリア31が押当て部56とローラ71に下方から当接した後、ばね部材63が若干押し縮められるまでキャリア支持部43を上昇させる(図8(c))。これより最上部に位置するキャリア31は、ばね部材63の付勢力によって、押当て部56とローラ71に下方から押し付けられた状態となる。
最上部に位置するキャリア31が押当て部56とローラ71に押し当てられた状態で制御装置CTRがローラ71を回転させると、最上部に位置するキャリア31は前方(キャリア31の長手方向であり、Y軸方向)にスライドし、キャリア送出口52Kから筐体41の外部に送出される。このときローラ71が回転される方向は、ローラ71下端が前方に進む方向である(図9中に示す矢印R)。
このように本実施の形態における部品供給装置13において、キャリア送給部23は、キャリア支持部43を昇降させる昇降部42を備え、キャリア送給部23は、昇降部42によりキャリア支持部43を介して押し上げられた複数のキャリア31のうち最上部に位置するキャリア31をそのキャリア31の長手方向にスライドさせて筐体41の外部に送出するようになっている。
筐体41の前方へ送出されたキャリア31はそのままテープフィーダ22のキャリア取入れ口22Kに送られる(図10(a))。キャリア31が送られたテープフィーダ22は、スプロケット22Sを回転させ、キャリア31を更に内部に引き入れる(図10(b))。
前述したように、最上部に位置するキャリア31が押当て部56とローラ71に下方から当接するまで押し上げられた状態では、キャリア支持部43のばね部材63は若干押し縮められ、最上部に位置するキャリア31は押当て部56とローラ71にばね部材63の付勢力で押し付けられているので、最上部のキャリア31が筐体41の外部に搬出されると、次に新たに最上部に位置することとなったキャリア31が改めて押当て部56とローラ71に押し当てられる(図10(a)→図10(b))。このため、送出部44は、連続してキャリア31を筐体41の外部に送出することができる。
最上部に位置するキャリア31が筐体41の外部に送出されることによって、ばね部材63が押し縮められない状況(伸びきった状況)となる場合には、昇降部42はキャリア支持部43を少量押し上げ、ばね部材63が押し縮められるように動作する。このような昇降部42の動作の制御は、制御装置CTRが、予め定められているキャリア31の残数(キャリア支持部43によって支持されているキャリア31の残数)とキャリア支持部43の高さとの関係とから、昇降部42を作動させるタイミングを検知して実行する。
上記のようにして積層状態で支持された複数のキャリア31のうちの最上部に位置するキャリア31が次々と筐体41の外部に送出され、キャリア支持部43に支持されていた全てのキャリア31が送出されてしまった場合には、キャリア送給部23は部品切れの状態となる。キャリア送給部23が部品切れの状態となったら、作業者OPは、キャリア支持部43に改めてキャリア31(キャリア積層体31B)を設定してキャリア31の補充を行う。
キャリア31の補充は、キャリア送給部23の筐体41の後部に設けられたキャリア挿入開口41Kからキャリア31(キャリア積層体31B)を挿入して行うが、キャリア挿入開口41Kは送出部44によりキャリア31がスライドされる側(前方)とは反対側(後方)に開口しているので、作業者OPはキャリア31の補充作業を大変容易に行うことができる。なお、キャリア送給部23から全てのキャリア31が送出され終えたタイミングは、筐体41内に設置されるキャリア31の数(キャリア積層体31Bを構成するキャリア31の数)と、図示しない検出手段によって検出される送出済みのキャリア31の数との比較等から、制御装置CTRによって検知される。
また、制御装置CTRは、テープフィーダ22が搬送しているキャリア31がテープフィーダ22内の所定の箇所を通過したことをテープフィーダ22内に設けられたセンサ(図示せず)によって検知した場合には、後続のキャリア31をテープフィーダ22に送給するようにキャリア送給部23を制御する。これによりテープフィーダ22は、キャリア送給部23から連続的なキャリア31の送給を受けることができ、部品BHの供給動作を継続して行うことができる。
図11は、キャリア支持部43に設置される前の状態(例えば未使用のまま保管されている状態)にあるキャリア積層体31Bを示している。このキャリア積層体31Bは、積層状態の複数のキャリア31がばらばらにならないように、結束帯等の結束手段FBによって結束されたものであり、この状態で保管や受け渡し等の取り扱いが行われる。このように、複数のキャリア31が積層され、結束手段FBによって結束された状態のキャリア積層体31Bは、従来のキャリアテープと同等の感覚で取り扱うことができるので、保管や受け渡しをする場合はもとより、本実施の形態における部品供給装置13とは独立してキャリア積層体31Bを単体で流通させる場合にも都合がよい。
図12(a)は、上記のように結束手段FBで結束されたキャリア積層体31Bが、更にパッケージ部材PGによってパッケージングされたものである。ここでは、パッケージ部材PGは例えばビニル製の袋であり、キャリア積層体31Bはパッケージ部材PGによって包まれた状態で真空パックされている。キャリア積層体31Bを使用するときにはパッケージ部材PGを開封し(図12(b))、パッケージ部材PGからキャリア積層体31Bを取り出したうえで、キャリア積層体31Bをキャリア支持部43に設置する。結束手段FBは、パッケージ部材PGから取り出されたキャリア積層体31Bがキャリア支持部43に設置され終わるまでの間、キャリア31がばらばらならないようにする機能を有し、キャリア支持部43に設置され終わるまでの間には取り外される。パッケージ部材PGは、このような袋状のものではなく、箱状のものであってもよい。
以上説明したように、本実施の形態における部品供給装置13は、テープフィーダ22にキャリア31を送給するキャリア送給部23が、キャリア支持部43が積層状態で支持している複数のキャリア31のうち最上部に位置するキャリア31をキャリア31の長手方向(Y軸方向)にスライドさせてテープフィーダ22へ送給する構成となっている。キャリア支持部43に設置された全てのキャリア31が送出され、キャリア支持部43にキャリア31を改めて設置(補充)する必要が生じた場合には、筐体41に設けられたキャリア挿入開口41Kからキャリア31(キャリア積層体31B)を挿入して行う。このため部品切れに対して従来のキャリアテープの交換作業等のような複雑かつ面倒な作業は不要であり、部品切れの際の作業者OPの作業負担は大幅に軽減される。また、キャリア31は複数が上下方向に積層されて予めひとまとまりになったキャリア積層体31Bとしてキャリア支持部43に設置するようになっているので、作業者OPはキャリア支持部43へのキャリア31の設置作業を非常に行い易い。
これまで本発明の実施の形態について説明してきたが、本発明は上述したものに限定されず、種々の変形等が可能である。例えば、上述の実施の形態では、送出部44は、昇降部42によって押当て部56に押し当てられたキャリア31をスライドさせて筐体41の外部に送出する構成となっていたが、送出部44が下降して最上部のキャリア31に押し当てられ、その状態でキャリア31を送出する構成となっていてもよい。また、上述の実施の形態では、キャリア支持部43を昇降させる昇降部42として直動型モータを例示したが、これは一例であり、キャリア支持部43を筐体41内で昇降できるものであれば、必ずしも直動型モータでなくてもよい。
部品切れの際の作業者の作業負担を軽減できる部品供給装置、部品実装装置およびキャリア積層体を提供する。
1 部品実装装置
13 部品供給装置
15 実装ヘッド
22 テープフィーダ
22a 部品供給位置
22K キャリア取入れ口
23 キャリア送給部
31 キャリア
31B キャリア積層体
41 筐体
41K キャリア挿入開口
42 昇降部
43 キャリア支持部
44 送出部
BH 部品
FB 結束手段
PG パッケージ部材
KB 基板

Claims (8)

  1. 部品が封入されたテープ状のキャリアをキャリア取入れ口から取り入れて搬送することにより部品供給位置に部品を供給するテープフィーダと、
    前記キャリア取入れ口と対向する位置に複数の前記キャリアを上下に積層した状態で保持可能であり、前記積層された複数のキャリアを前記キャリア取入れ口に順次送出するキャリア送給部とを備えた部品供給装置。
  2. 前記キャリア送給部は、
    筐体と、
    前記筐体内に設けられ、上下方向に積層された複数の前記キャリアを支持するキャリア支持部と、
    前記筐体内に設けられ、前記キャリア支持部に支持された前記複数のキャリアのうち最上部に位置する前記キャリアを前記キャリアの長手方向にスライドさせて前記筐体の外部に送出する送出部とを有する請求項1に記載の部品供給装置。
  3. 前記キャリア支持部に支持される前記複数のキャリアは、複数の前記キャリアが予め上下方向に積層されてひとまとまりになったキャリア積層体として前記キャリア支持部に設置される請求項2に記載の部品供給装置。
  4. 前記筐体は前記送出部により前記キャリアがスライドされる側とは反対の側に開口したキャリア挿入開口を備え、前記キャリアは前記キャリア挿入開口から前記筐体内に挿入されて前記キャリア支持部に支持される請求項2に記載の部品供給装置。
  5. 前記キャリア送給部は、前記キャリア支持部を昇降させる昇降部を備え、前記送給部は、前記昇降部により前記キャリア支持部を介して押し上げられた前記複数のキャリアのうち最上部に位置する前記キャリアを前記キャリアの長手方向にスライドさせて前記筐体の外部に送出する請求項2に記載の部品供給装置。
  6. 請求項1〜5のいずれかに記載の部品供給装置と、前記部品供給装置が供給する部品をピックアップして基板に実装する実装ヘッドとを備えた部品実装装置。
  7. 部品が封入された複数のテープ状のキャリアが積層されて成り、結束手段によって結束された状態で取り扱われるキャリア積層体。
  8. 前記結束手段によって結束された前記複数のキャリアが更にパッケージ部材によってパッケージングされた請求項7に記載のキャリア積層体。
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