JP6804648B2 - 冷凍サイクル装置 - Google Patents

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Description

この発明は、冷凍サイクル装置に関し、特に除霜運転を行なうように構成された冷凍サイクル装置に関する。
冷凍サイクル装置は、除霜運転が必要になる場合があることが知られている。たとえば、空気調和機では、暖房運転時に室外熱交換器に霜が付きフィンの通風路をふさぐため、定期的に着霜状態を判定して、必要があれば除霜運転が行なわれる。
国際公開第2015/162696号(特許文献1)には、ホットガス除霜とリバース除霜の両方が可能な冷媒回路において、着霜量に応じて除霜方式を切り替える形態が示されている。
国際公開第2015/162696号
本願発明者の検討によれば、チラー(水熱交換器を含み、水を液媒体として室内を空調するもの)に適用する場合、除霜時の水温低下量は室内負荷やシステム使用水量に依存するので、着霜量だけでは最適な除霜方式を判断できないことがわかった。除霜方式を最適に判断できない場合、暖房時に室内熱交換器に循環する水の温度が、除霜方式が最適の場合に比べ低下し、ユーザに不快感を与えるおそれがある。
この発明の目的は、チラーの水温をなるべく低下させずに除霜を実行できる冷凍サイクル装置を提供することである。
本開示の冷凍サイクル装置は、水熱交換器と、冷凍サイクル回路と、液媒体循環回路とを備える。水熱交換器は、冷媒と、液媒体とを熱交換する。冷凍サイクル回路は、圧縮機、水熱交換器、膨張弁、室外熱交換器を順次接続し、膨張弁と室外熱交換器との間と圧縮機の吐出側とを接続する。液媒体循環回路は、水熱交換器、ポンプ、室内熱交換器を接続する。
冷凍サイクル回路は、圧縮機と水熱交換器又は圧縮機と室外熱交換器との接続を切り換える四方弁と、膨張弁と室外熱交換器との間と圧縮機の吐出側とを接続する配管と、配管を流れる冷媒の流れを止める弁とを有する。冷凍サイクル装置は、室内負荷に基づいて、弁を開き、圧縮機と水熱交換器を接続し、圧縮機から吐出された冷媒を室外熱交換器に流す第1の除霜運転と、弁を閉じ、圧縮機と室外熱交換器を接続し、圧縮機から吐出された冷媒を室外熱交換器に流す第2の除霜運転と、のいずれかの除霜運転を実行する。
本発明によれば、チラーの水温をなるべく低下させずに除霜を実行できる除霜モードが選択される。
実施の形態1に従う冷凍サイクル装置の全体構成図である。 ホットガス除霜とリバース除霜の切換について説明するための図である。 実施の形態1において制御装置が実行する制御を説明するためのフローチャートである。 冷却量および室内負荷について説明するための図である。 チラー設置状況を示す概略図である。 水配管における圧力分布を示すグラフである。 システム使用水量が使用時に変化する空調システムの例を示す図である。 システム使用水量と室内負荷によって、除霜時水温低下量がどのように変化するかを示した図である。 実施の形態2において制御装置が実行する制御を説明するためのフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。以下では、複数の実施の形態について説明するが、各実施の形態で説明された構成を適宜組合わせることは出願当初から予定されている。なお、図中同一又は相当部分には同一符号を付している。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1に従う冷凍サイクル装置の全体構成図である。図1を参照して、冷凍サイクル装置は、室外機1と室内機201とを含む。室外機1は、圧縮機10と、水熱交換器20と、膨張弁30と、室外熱交換器40と、配管62,90,92,94,96,97、98と、四方弁91と、開閉弁64と、制御装置100とを含む。室外機1は、さらに、圧縮機10、水熱交換器20、膨張弁30、室外熱交換器40、を配管90,92,94,96,97、98で順次接続し、圧縮機10の吐出側と、膨張弁30と室外熱交換器40との間とを配管62で接続する冷凍サイクル回路を含む。
配管90は、四方弁91と水熱交換器20とを接続する。配管92は、水熱交換器20と膨張弁30とを接続する。配管94は、膨張弁30と室外熱交換器40とを接続する。配管96は、室外熱交換器40と四方弁91とを接続する。圧縮機10の吐出口は、配管98によって四方弁に接続され、圧縮機10の吸込口は、配管97によって四方弁91に接続される。
水熱交換器20と室外熱交換器40とを結ぶ冷媒経路は、配管92と配管94とを含む。膨張弁30は、配管92と配管94との境界部に配置される。
室外熱交換器40は、冷媒と室外空気との間で熱交換を行なうように構成される。水熱交換器20は、水と冷媒との間で熱交換を行なうように構成される。
圧縮機10は、制御装置100から受ける制御信号によって運転周波数を変更可能に構成される。圧縮機10の運転周波数を変更することにより圧縮機10の出力が調整される。
四方弁91は、暖房運転のときは実線の矢印に示す向きに圧縮機10から水熱交換器20の順に冷媒を流すように圧縮機10の吐出口と配管90とを接続すると共に、圧縮機10の吸込口と配管96とを接続する。四方弁91は、冷房運転またはリバース除霜運転のときは破線の矢印に示す向きに圧縮機10から室外熱交換器40の順に冷媒を流すように圧縮機10の吐出口と配管96とを接続すると共に、圧縮機10の吸込口と配管90とを接続する。
すなわち、四方弁91は、第1の方向(暖房)と第2の方向(冷房、リバース除霜)との間で冷媒の流れる方向を切替えることが可能に構成される。第1の方向(暖房)は、圧縮機10から吐出される冷媒が水熱交換器20に供給されるとともに、室外熱交換器40から冷媒が圧縮機10に戻される流通方向である。また、第2の方向(冷房、リバース除霜)は、圧縮機10から吐出される冷媒が室外熱交換器40に供給されるとともに、水熱交換器20から冷媒が圧縮機10に戻される流通方向である。
配管62は、圧縮機10の吐出側配管である配管98に設けられる分岐部60と、配管94に設けられる合流部66とを接続する。配管62は、水熱交換器20および膨張弁30を迂回する流路である。開閉弁64は、配管62に設けられ、制御装置100から受ける制御信号によって開度を調整可能に構成され配管62に流れる冷媒の量を調整する。なお、開閉弁64は、開閉動作を行なうだけの簡易なものであってもよい。
図1の冷凍サイクル装置は、室内熱交換器220と、液ポンプWPと、水熱交換器20、液ポンプWP、室内熱交換器220の順に水を循環させる配管である水配管221〜223と、温度センサ231,232と、圧力センサ234と、流量センサ235とを含み、水熱交換器20、液ポンプWP、室内熱交換器220を接続した液媒体循環回路を含む室内機201を有する。
水配管221は液ポンプWPと室内熱交換器220を接続し、水配管222は室内熱交換器220と水熱交換器20を接続し、水配管223は水熱交換器20と室内熱交換器220を接続する。温度センサ231は室内熱交換器220の出口に配置され、室内熱交換器220から流出した水の温度を検出するセンサ、温度センサ232は室内熱交換器220の入口に配置され室内熱交換器220に流入する水の温度を検出するセンサである。
圧力センサ234は、室内熱交換器220の出口に配置され、室内熱交換器220から流出した水の圧力を検出するセンサであり、流量センサ235は室内熱交換器220の出口に設置され、水の流量を検出するセンサである。室内熱交換器220は、水配管221〜223を循環する水と室内空気との間で熱交換を行なうように構成される。
圧力センサ234は、室内熱交換器220出口の水の圧力P2を検出し、その検出値を制御装置100へ出力する。温度センサ231は、室内熱交換器220出口の水温T1を検出し、その検出値を制御装置100へ出力する。温度センサ232は、室内熱交換器220入口の水温T2を検出し、その検出値を制御装置100へ出力する。流量センサ235は、室内熱交換器220出口に設置され、水の流量Q1を検出し、その検出値を制御装置100へ出力する。
制御装置100は、CPU(Central Processing Unit)、記憶装置、入出力バッファ等を含み(いずれも図示せず)、冷凍サイクル装置における各機器の制御を行なう。なお、この制御については、ソフトウェアによる処理に限られず、専用のハードウェア(電子回路)で処理することも可能である。
まず、暖房運転の基本的な動作について説明する。暖房運転では、室外機1において、実線矢印および四方弁91中の実線流路で示すように冷媒が流れる。圧縮機10は、配管96から四方弁91を経由して吸入される冷媒を圧縮して四方弁91を経由して配管90へ冷媒を吐出する。
圧縮機10から吐出された冷媒は高温高圧の過熱蒸気となり、水熱交換器20で室内機201を流れる液媒体である水と熱交換し、凝縮されて液化する。このとき、室内機201を流れる水は冷媒からの放熱により温度が上昇する。
その後、水熱交換器20で液化された冷媒は、膨張弁30で減圧される。膨張弁30は、制御装置100から受ける制御信号によって開度を調整可能に構成される。膨張弁30の開度を閉方向に変化させると、膨張弁30出側の冷媒圧力は低下し、冷媒の乾き度は上昇する。一方、膨張弁30の開度を開方向に変化させると、膨張弁30出側の冷媒圧力は上昇し、冷媒の乾き度は低下する。
膨張弁30で減圧された冷媒は、室外熱交換器40に流入し、室外熱交換器40において外気と熱交換し、蒸発して過熱蒸気となって配管97を経由して圧縮機へ流入する。
また、室内機201において、水熱交換器20を通過して温度が上昇した水(温水)は、液ポンプWPによって室内熱交換器220に送られる。液ポンプWPによって送られた温水は、室内熱交換器220において室内空気との間で熱交換を行ない、温水から室内空気への放熱により室内を暖房する。
また、暖房運転時に室外熱交換器40に付着した霜を溶かすために、除霜運転としてホットガス除霜運転とリバース除霜運転が選択されることがある。ホットガス除霜運転とは、四方弁91の設定を暖房運転時と同様の状態で、圧縮機10から吐出された高温高圧の過熱蒸気を直接室外熱交換器40に供給することで、室外熱交換器40に付着した霜を溶かす運転である。リバース除霜運転については後述する。
このホットガス除霜運転時も四方弁91の設定は、暖房運転時と同様である。ホットガス除霜運転時は、冷媒の流通方向も基本的には暖房運転時と同様であるが、水熱交換器20および膨張弁30を経由する流路の流路抵抗の方が配管62の流路抵抗よりも大きいので、開閉弁64が開かれることによって、圧縮機10から吐出された冷媒のうちほとんどの冷媒は一点鎖線矢印で示すように配管62に流れ、配管90には流れない。
次に冷房運転について説明する。冷房運転では、室外機1において、四方弁91は破線で示すように経路を形成し、冷媒は破線矢印で示す向きに流れる。すなわち、圧縮機10から吐出された冷媒は、室外熱交換器40、膨張弁30、水熱交換器20の順番で流れ、その結果、水熱交換器20は、蒸発器として働き、室外熱交換器40は凝縮器として働くので、水熱交換器20で水から吸熱が行なわれ室外で外気に放熱が行なわれる。
また、暖房運転時に室外熱交換器40に付着した霜を溶かすために、除霜運転としてリバース除霜運転が選択されることがある。リバース除霜運転とは、四方弁91の設定を冷房運転時と同様の状態で、圧縮機10から吐出された高温高圧の過熱蒸気を室外熱交換器40に供給することで、室外熱交換器40に付着した霜を溶かす運転である。このリバース除霜運転時も四方弁91の設定と、冷媒の流通方向は、冷房運転時と同様であり、開閉弁64は閉じられている。
制御装置100は、冷暖房の設定に基づく四方弁91の切替制御と、圧縮機10の運転指示に応答した圧縮機10の運転制御と、圧縮機10の停止指示に応答した圧縮機10の停止制御とを行なう。また、制御装置100は、冷凍サイクル装置が所望の性能を発揮するように、圧縮機10の運転周波数、膨張弁30の開度、および図示しない室内機ファンと室外機ファンの回転速度を制御する。
また、制御装置100は、室内負荷の大小によって、リバース除霜モードとホットガス除霜モードのいずれの除霜モードで除霜運転を行なうかを選択する。リバース除霜モードでは、制御装置100は、冷房運転と同じ第2方向で冷媒が循環するように四方弁91を制御し、かつ開閉弁64を閉じる。一方、ホットガス除霜モードでは、制御装置100は、暖房運転と同じ第1方向で冷媒が循環するように四方弁91を制御し、かつ開閉弁64を開く。
図2は、ホットガス除霜とリバース除霜の切換について説明するための図である。図2に示すように、本実施の形態に係る冷凍サイクル装置は、室内負荷が大きい場合、着霜量がMf1の点を境に、除霜モードが異なるように制御される。
室内負荷が大きい場合に除霜運転を行なった時の水温低下量は、リバース除霜ではΔTwr1となり、ホットガス除霜ではΔTwh1となる。水温低下量はなるべく小さい方がユーザに不快感を与えない。したがって、着霜量<Mf1の場合にはΔTwr1>ΔTwh1であるから、制御装置100はホットガス除霜モードを選択する。また、着霜量>Mf1の場合にはΔTwr1<ΔTwh1であるから、制御装置100はリバース除霜を選択する。
この切替点を示す着霜量Mf1の位置が変化しないとして、一定時間ごとに除霜運転を実行する際に着霜量に基づいて除霜モードを選択するのが、国際公開第2015/162696号(特許文献1)に開示された技術に相当する。
ホットガス除霜モードでは、水熱交換器20にほとんど冷媒ガスを通さないため、除霜時に水熱交換器20の冷媒ガスによる冷却は発生しないというメリットがある。一方、リバース除霜モードの方が除霜効果は高いため、除霜は短時間で終了する。除霜に時間を要すると、室内負荷が高い場合、ホットガス除霜方式の方が水熱交換器20を循環している水の温度が低下してしまうというデメリットがある。これらのために、図2の縦軸に示す水温低下量が2つの除霜モードでちょうど等しくなる横軸上の位置が着霜量Mf1である。
しかし、室内負荷が変化すると、切替えポイントである着霜量Mf1の位置も変化し、室内負荷がある値よりも小さくなると、除霜運転を行なった時の水温低下量は、リバース除霜ではΔTwr2となり、ホットガス除霜ではΔTwh2となる。この場合、2つのグラフには交点は無くなり、常にΔTwr2>ΔTwh2であるから、除霜運転はホットガス除霜モードで行なわれる。室内負荷が小さい時に、上述した室内負荷が大きい時と同様の着霜量Mf1の位置でリバース除霜に切り替えた場合、水温低下量がホットガス除霜のΔTwh2よりも大きくなるから、ユーザに不快感を与えるおそれがある。
以上を考慮すると、チラー(水熱交換器を含み、水で室内を空調するもの)に適用時、除霜時の水温低下量は、室内負荷に依存するので、着霜量だけでは最適な除霜モードを判断できない。すなわち、発明者による検討結果(計算結果)によると、チラーの場合の水温低下量を小さく抑えるには、室内負荷が大きいときには、着霜量が増加するに応じてホットガス除霜からリバース除霜に切替えるほうが水温低下を抑制することができるが、室内負荷が小さい時には、着霜量が増加してもホットガス除霜の方がリバース除霜よりも水温低下が小さいことがわかった。
したがって、本実施の形態では、除霜運転を開始する場合に、着霜量と室内負荷とから2つの除霜モードで除霜運転を行なうと仮定した場合の水温低下量を算出し、低下量が小さい方の除霜モードを選択して除霜運転を実行する。
図3は、実施の形態1において制御装置が実行する制御を説明するためのフローチャートである。図3を参照して、このフローチャートの処理は、ユーザやタイマー装置からの暖房運転の開始指令によって開始され、まずステップS1において暖房運転が行なわれる。続いて、ステップS2において室外熱交換器40の着霜量Mfが検出される。
着霜量Mfは、どのように検出しても良いが、たとえば、着霜量センサによって検出することができる。着霜量センサは、室外熱交換器40のフィンの間に光を通しておいて、光が弱くなったら(遮られたら)着霜したと判定する。監視箇所を複数個所設けておくことによって、全体面積のうち着霜面積を推定することができる。また、室外熱交換器40に設けられたファンの回転速度と風量の関係を見ても良い。着霜すると通風抵抗が増加するので、同じ通風量を得るためには、ファンの回転速度が増加する。
続いて、制御装置100は、ステップS3において除霜運転を実行するか否かを判断する。たとえば、着霜量Mfが予め定めた判定値を超えた場合に除霜運転を実行すると判断しても良いし、また、前回の除霜運転が完了してから予め定めた時間が経過した場合に除霜運転を実行すると判断しても良い。ステップS3において除霜運転を行なわないと判断された場合(S3でNO)、ステップS1から再び処理が実行される。
一方、ステップS3において、除霜運転を行なうと判断された場合(S3でYES)、ステップS4において、除霜時冷却量qih,qirが決定され、ステップS5において、室内負荷qjが算出される。
図4は、冷却量および室内負荷について説明するための図である。図4に示す図は、図1の冷媒および水の循環経路を抽出して示したものである。除霜時冷却量qi[kW]は、除霜運転時に、水熱交換器20において水が冷却される熱量を示したものであり、qihは、ホットガス除霜時の冷却量を示し、qirは、リバース除霜時の冷却量を示す。
制御装置100は、室内負荷qjを下式(1)に従って算出する。
qj=Q1*(T1−T2)*Cpw …(1)
上式において室内負荷をqj[kW]とし、液媒体の流量をQ1[kg/s]とし、室内熱交換器220の出口温度をT1[℃]とし、室内熱交換器220の入口温度をT2[℃]とし、水の比熱をCpw[kJ/kg℃]として示す。
続いて、ステップS6において、制御装置100は、除霜必要熱量Qfd[kJ/kg]を下式(2)に従って算出する。
Qfd=Mf*C …(2)
上式においてMfは、ステップS2で検出した着霜量[kg]を示し、Cは、氷の融解潜熱(定数=334[kJ/kg])を示す。
続いて、ステップS7において、制御装置100は、除霜時間th,trを下式(3)に従って算出する。なお、thはホットガス除霜時の除霜時間を示し、trはリバース除霜時の除霜時間を示す。
t=Qfd/qf …(3)
式(3)において、Qfdは式(2)で求めた除霜必要熱量[kJ/kg]を示し、qfは設計値である除霜加熱量[kW]を示す。ここで、ホットガス除霜時の加熱量をqfh、リバース除霜時の加熱量をqfrとすると、qfh<qfrであり、qfh/qfrは1/3程度である。
続いて、ステップS8において、制御装置100は、除霜時水温低下量ΔTwh,ΔTwrを下式(4)に従って算出する。なお、ΔTwhはホットガス除霜時の水温低下量を示し、ΔTwrはリバース除霜時の水温低下量を示す。
ΔTw=k*(qj+qi)*t/M …(4)
式(4)において、qjは、ステップS5で算出した室内負荷[kW]を示し、qiは、ステップS4で求めた除霜時冷却量[kW]を示し、tは、ステップS7で算出した除霜時間[s]を示す。また、Mは液ポンプWPで循環している水の総量(システム使用水量)であり、kは係数である。なお、システム使用水量Mは、実施の形態1では固定値である。
そして、ステップS9において、制御装置100は、ホットガス除霜時水温低下量ΔTwhと、リバース除霜時水温低下量ΔTwrとを比較する。ステップS9において、ホットガス除霜時の水温低下量ΔTwhの方が小さい場合(S9でYES)、ステップS10に処理が進められ、制御装置100はホットガス除霜方式を選択し除霜を開始する。そして、ステップS11においてホットガス除霜時間thの運転後に、ホットガス除霜が終了される。
一方、ステップS9において、ホットガス除霜時の水温低下量ΔTwhの方が大きい場合(S9でNO)、ステップS12に処理が進められ、制御装置100はリバース除霜方式を選択して除霜を開始する。そして、ステップS13においてリバース除霜時間trの運転後に、リバース除霜が終了される。
ステップS11またはS13において、いずれかの方式の除霜運転が終了すると、再びステップS1からの処理が実行される。
以上説明したように、ホットガス除霜とリバース除霜において、除霜加熱量qfと除霜時冷却量qiが互いに異なる値となる(qfh<qfr、qih<qir)ため、除霜時の水温低下量が除霜方式によって異なる。実施の形態1では、除霜直前の運転状態から、2方式の除霜を行なったとした時の水温低下量ΔTを算出し、ΔTが小さくなる方の除霜方式を選択する。このため、水温低下量を小さく抑えることができる。
実施の形態2.
実施の形態1では、室内負荷に基づいて除霜運転モードを選択することについて説明した。実施の形態2では、室内負荷qjに加えてさらにシステム使用水量Mに基づいて除霜運転モードを選択する制御について説明する。
ここで、システム使用水量Mとは、本明細書では、チラーから液ポンプを通して建物中の水配管に循環させる水の総量を言うこととする。建物が建設され、空調装置が設置された後は、システム使用水量Mは、基本的には固定値であり変わらない。しかしながら、空調装置が設置される建物ごとに、システム使用水量Mは異なる値となり得る。したがって、実施の形態1のシステム使用水量M(固定値)は、運転開始前に制御装置100に入力しておく必要がある。
ここで、システム使用水量Mは、液ポンプWPの出入り口の圧力差で推定することができる。図5は、チラー設置状況を示す概略図である。図6は、水配管における圧力分布を示すグラフである。図5、図6に示すように液ポンプ出口の液圧をP1[Mpa]とし、室内機入口の圧力をP2とすると、制御装置100は、システム使用水量Mを下式(5)に従って算出する。
M=(P2−P1)/g*A …(5)
なお、式(5)において、液媒体の循環路の断面積をA[m]とし、水密度をρ[kg/m]とし、重力加速度をg[m/s]した。
したがって、制御装置100が圧力差を検出してシステム使用水量Mを算出するようにすれば、空調装置設置時にシステム使用水量Mを設定する手間が省けて工事が容易となる。
また、システム使用水量Mが使用時に変化する場合も考えられる。図7は、システム使用水量Mが使用時に変化する空調システムの例を示す図である。
図7において、冷媒が循環する部分(圧縮機10、水熱交換器20、膨張弁30、室外熱交換器40、配管90,92,94,96,97、98、四方弁91、配管62、開閉弁64)については、図1と同様な構成および動作を行なうので、ここでは説明は繰り返さない。
図7に示す冷凍サイクル装置は、図1の構成において、室内熱交換器220に代えて並列接続された室内熱交換器220A〜220Cを含む。室内熱交換器220A〜220Cには、それぞれ、温度センサ231A〜231C,232A〜232Cと、流量センサ235A〜235Cと,遮断弁264A〜264Cとが設けられる。
室内熱交換器220Aは、水配管221Aによって水配管221と接続される。室内熱交換器220Aは、水配管222Aによって水配管222と接続される。遮断弁264A、温度センサ231Aおよび流量センサ235Aは、水配管222Aに配置される。温度センサ232Aは、水配管221Aに配置される。
室内熱交換器220Bは、水配管221Bによって水配管221と接続される。室内熱交換器220Bは、水配管222Bによって水配管222と接続される。遮断弁264B、温度センサ231Bおよび流量センサ235Bは、水配管222Bに配置される。温度センサ232Bは、水配管221Bに配置される。
室内熱交換器220Cは、水配管221Cによって水配管221と接続される。室内熱交換器220Cは、水配管222Cによって水配管222と接続される。遮断弁264C、温度センサ231Cおよび流量センサ235Cは、水配管222Cに配置される。温度センサ232Cは、水配管221Cに配置される。
また、圧力センサ233は、水配管221A〜221Cの分岐前の水配管221に配置され、圧力センサ234は、水配管222A〜222Cの合流後の水配管222に配置される。
このような構成において、室内熱交換器220A〜220Cを使用するか否かによって、制御装置100Aは、対応する遮断弁264A〜264Cの開閉を行なう。制御装置100Aは、室内熱交換器を使用する場合には使用する室内熱交換器に対応する遮断弁を開き、室内熱交換器を使用しない場合には使用しない室内熱交換器に対応する遮断弁を閉じる。
遮断弁264Aを閉じると、水配管221A,222Aおよび室内熱交換器220A内の水は循環しなくなるので、水配管221,222を循環する水量、すなわちシステム使用水量はその分減少する。遮断弁264Bを閉じると、水配管221B,222Bおよび室内熱交換器220B内の水は循環しなくなるので、システム使用水量はその分減少する。遮断弁264Cを閉じると、水配管221C,222Cおよび室内熱交換器220C内の水は循環しなくなるので、システム使用水量はその分減少する。
したがって、遮断弁264A〜264Cがすべて開いている場合、システム使用水量は最大となる。遮断弁264Aが開で遮断弁264B,264Cが閉じている場合の様にいずれか1つの遮断弁だけが開いていると、システム使用水量は最小となる。
図7に示す冷凍サイクル装置は、図1に示す冷凍サイクル装置に2つの室内熱交換器を並列的に追加したものである。すなわち、室内熱交換器220Aを図1の室内熱交換器220に対応させると、図7に示す冷凍サイクル装置は、液媒体と室内空気との間で熱交換を行なうように構成され、室内熱交換器220Aと並列的に液ポンプWPから液媒体が循環される室内熱交換器220B,220Cと、第2室内熱交換器220B,220Cへの液媒体の流通を停止する遮断弁264B,264Cとをさらに備える。なお、図7は3台の室内熱交換器が並列接続された構成を示したが、これには限定されず、並列接続される室内熱交換器の数は2でも、3より多くても良い。
制御装置100Aは、室内負荷の大小とシステム使用水量に基づいて、リバース除霜モードとホットガス除霜モードのいずれの除霜モードで除霜運転を行なうかを選択する。リバース除霜モードでは、制御装置100Aは、冷房運転と同じ方向で冷媒が循環するように四方弁91を制御し、かつ開閉弁64を閉じる。一方、ホットガス除霜モードでは、制御装置100Aは、暖房運転と同じ方向で冷媒が循環するように四方弁91を制御し、かつ開閉弁64を開く。
図8は、システム使用水量と室内負荷によって、除霜時水温低下量がどのように変化するかを示した図である。
図2では、室内負荷が大きいと、除霜運転時の水温低下量が大きくなることが示された。図8では、これに加えて、システム使用水量が多いと、除霜運転をおこなっても水温が低下しにくい傾向にあることが示される。室内負荷によって一定の熱量が使用されると考えた時、暖房に使用される水量が多いほどそれまで水に吸収された熱量の総和が大きいので、水温に与える影響が小さくなる。
具体的には、図8において、システム使用水量が小、室内負荷が大の場合、ホットガス除霜時の水温低下量はΔTwhAで示され、リバース除霜時の水温低下量はΔTwrAで示される。ΔTwhAを示す線と、ΔTwrAを示す線とは交わる点がある。したがって、水温低下量を小さく抑えるためには、除霜モードを着霜量に基づいて切替える。検出した着霜量が交点に相当する着霜量より少ないと、ホットガス除霜が使用され、多いとリバース除霜が使用される。
また、システム使用水量が大、室内負荷が大の場合、ホットガス除霜時の水温低下量はΔTwhBで示され、リバース除霜時の水温低下量はΔTwrBで示される。ΔTwhBを示す線と、ΔTwrBを示す線とは交わる点がある。したがって、水温低下量を小さく抑えるためには、除霜モードを着霜量に基づいて切替える。ただし、ΔTwhBとΔTwrBの交点は、ΔTwhAとΔTwrAの交点よりも着霜量が大の方向に移動している。
一方、システム使用水量が小、室内負荷が小の場合、ホットガス除霜時の水温低下量はΔTwhCで示され、リバース除霜時の水温低下量はΔTwrCで示される。ΔTwhCを示す線と、ΔTwrCを示す線とは交わらないので、除霜モードの切替えは発生せず、ホットガス除霜モードが選択される。
同様に、システム使用水量が大、室内負荷が小の場合、ホットガス除霜時の水温低下量はΔTwhDで示され、リバース除霜時の水温低下量はΔTwrDで示される。ΔTwhDを示す線と、ΔTwrDを示す線とは交わらないので、除霜モードの切替えは発生せず、ホットガス除霜モードが選択される。
上記より、室内負荷が大きい場合は、リバース除霜が選択されやすくなり、システム使用水量が大きい場合、ホットガス除霜が選択されやすくなる傾向がある。
図9は、実施の形態2において制御装置が実行する制御を説明するためのフローチャートである。図9のフローチャートは、図3で説明したフローチャートにおいて、ステップS5とステップS6との間に、使用水量Mを算出するステップS20が追加される。他の処理は、図3と同様であるので、ここでは説明は繰り返さない。
ステップS20では、制御装置100Aは、システム使用水量Mを算出する。図3の処理では、システム使用水量Mは、設計値として予め与えられていた固定値であった。一方、図9の処理では、システム使用水量MはステップS20において算出され、ステップS8において水温低下量を算出するために用いられる。
その結果、制御装置100Aは、ステップS9において、室内負荷とシステム使用水量とに基づいて除霜モードを選択する。制御装置100Aは、システム使用水量を既出の式(5)によって算出する。なお、システム使用水量Mの算出は、設計情報および遮断弁の作動状態に基づいて算出しても良いが、式(5)を使用すれば水配管の長さ等の設計情報を入力する必要がないので、より好ましい。液ポンプの出入り口の圧力差でシステム使用水量Mを算出すれば、遮断弁の作動状態等を監視する必要もない。
今回開示された実施の形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施の形態の説明ではなくて請求の範囲によって示され、請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 室外機、10 圧縮機、20 水熱交換器、30 膨張弁、40 室外熱交換器、60 分岐部、64 開閉弁、66 合流部、62,90,92,94,96,97,98 配管、91 四方弁、100,100A 制御装置、201 室内機、231,231A〜231C,232,232A〜232C 温度センサ、220,220A,220B,220C 室内熱交換器、221,221A〜221C,222,222A〜222C,223 水配管、233,234 圧力センサ、235,235A〜235C 流量センサ、264A〜264C 遮断弁、WP 液ポンプ。

Claims (7)

  1. 冷媒と、液媒体とを熱交換する水熱交換器と、
    圧縮機、前記水熱交換器、膨張弁、室外熱交換器を順次接続し、前記膨張弁と前記室外熱交換器との間と前記圧縮機の吐出側とを接続する冷凍サイクル回路と、
    前記水熱交換器、ポンプ、室内熱交換器を接続した液媒体循環回路と、を備え、
    前記冷凍サイクル回路は、前記圧縮機と前記水熱交換器又は前記圧縮機と前記室外熱交換器との接続を切り換える四方弁と、前記膨張弁と前記室外熱交換器との間と前記圧縮機の吐出側とを接続する配管と、前記配管を流れる前記冷媒の流れを止める弁とを有し、
    室内負荷に基づいて、前記弁を開き、前記圧縮機と前記水熱交換器を接続し、前記圧縮機から吐出された冷媒を前記室外熱交換器に流す第1の除霜運転と、前記弁を閉じ、前記圧縮機と前記室外熱交換器を接続し、前記圧縮機から吐出された冷媒を前記室外熱交換器に流す第2の除霜運転と、のいずれかの除霜運転を実行する、
    冷凍サイクル装置。
  2. 前記室内熱交換器の前記液媒体の出口温度、入口温度をそれぞれ検出する第1、第2温度センサと、
    前記液媒体の流量を検出する第1流量センサとをさらに備え、
    前記第1、第2温度センサの出力と前記第1流量センサの出力とに基づいて前記除霜運転が選択される、請求項1に記載の冷凍サイクル装置。
  3. 前記室内負荷をqj[kW]とし、前記液媒体の流量をQ1[kg/s]とし、前記出口温度をT1[℃]とし、前記入口温度をT2[℃]とし、水の比熱をCpw[kJ/kg℃]とすると、
    前記室内負荷は、式qj=Q1*(T1−T2)*Cpw、によって算出される、請求項に記載の冷凍サイクル装置。
  4. 前記液媒体と室内空気との間で熱交換を行なうように構成され、前記室内熱交換器と並列的に前記ポンプから前記液媒体が循環される第2室内熱交換器と、
    前記第2室内熱交換器の前記液媒体の出口温度、入口温度をそれぞれ検出する第3、第4温度センサと、
    前記第2室内熱交換器に流れる前記液媒体の流量を検出する第2流量センサとをさらに備える、請求項2に記載の冷凍サイクル装置。
  5. 前記除霜運転は、前記室内負荷とシステム使用水量とに基づいて選択される、請求項1に記載の冷凍サイクル装置。
  6. 前記システム使用水量をMとし、前記ポンプの出口液圧をP1[Mpa]とし、前記ポンプの入口液圧をP2[Mpa]とし、前記液媒体の循環路の断面積をA[m]とし、重力加速度をg[m/s]とすると、前記システム使用水量は、式M=(P2−P1)/g*A、によって算出される、請求項5に記載の冷凍サイクル装置。
  7. 前記液媒体と室内空気との間で熱交換を行なうように構成され、前記室内熱交換器と並列的に前記ポンプから前記液媒体が循環される第2室内熱交換器と、
    前記第2室内熱交換器への液媒体の流通を停止する遮断弁とをさらに備える、請求項5に記載の冷凍サイクル装置。
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