JP6802106B2 - 火災受信機 - Google Patents
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Description
図1は、本発明の火災受信機の実施形態を示すシステム構成図である。火災受信機FAは、火災感知器等の複数の端末機器が信号線SGを介して接続されるものであって、火災受信機FAと各端末機器とは通信を行う。火災受信機FAから複数の信号線SGを延設することができ、信号線SGのそれぞれに固有の系統LNが割り当てられている。また各端末機器にはそれぞれ固有のアドレスADが割り当てられており、このアドレスADと系統LNによって火災受信機FAは各端末機器を識別することができる。
(1−1)ポイントポーリング
火災受信機FAは、複数接続されている端末機器の状態を収集するために、何台かを1つのグループとして端末機器に状態情報要求命令を送信する。一方、それぞれの端末機器は、状態情報要求命令に対して、自己のアドレスADに応じてタイミングをはかり、状態情報を火災受信機FAに通報する。火災受信機FAは、このようなグループへの通信を繰り返し行い、全端末機器の状態情報を収集する。
火災受信機FAは、所望の端末機器に対応するアドレスADを指定して所定の制御命令を送信し、当該端末機器を制御する、あるいは、所望の端末機器に状態情報等の要求命令を送信し、個々の端末機器から状態情報を収集する。アドレスADを指定された端末機器は、制御命令に対して火災受信機FAへ制御結果を通報し、あるいは要求された状態情報を通報する。
火災受信機FAは、全ての端末機器に対して共通の制御命令を送信し、各端末機器を制御する。システムポーリングによる制御命令としては、たとえば火災復旧命令(火災信号を出力した感知器や中継器等を正常な監視状態に復旧させる命令)、地区音響停止命令(鳴動中の地区ベル用中継器B11を停止させる命令)等がある。
火災受信機FAは、光電式アナログ感知器SE11などの端末機器からポイントポーリングにより収集した状態情報に火災情報が含まれている場合には、記憶部3に格納されたデータベースに従い、火災情報を送信した端末機器に対応する防排煙制御用中継器D11に対して、セレクティングにて制御信号を送信して被制御機器を作動させる。また、火災受信機FAの記憶部3に格納されたデータベースに登録された端末機器に対してポイントポーリングで状態情報要求命令を送信したときに、その状態情報要求命令に対して応答しない端末機器が存在する場合、表示操作部2に無応答である旨の表示を行う。また、その他にもガス漏れの発生、端末機器の故障など様々な異常を検出して表示を行う。
図2は図1の火災受信機FAの一例を示す機能ブロック図である。火災受信機FAは、制御部1、操作部を兼ねる表示部2(以下、表示操作部2と呼ぶ)、記憶部3、端末特定部4、送受信部5を備えている。制御部1は火災受信機FAの動作を制御するものであって、送受信部5を介して上述した各種ポーリングを各端末機器に対して行い、各端末機器の状態を収集するとともに、試験等の各種動作を行わせるものである。制御部1は各種ポーリングにより収集した各端末機器の状態を記憶部3に記憶する機能を有している。なお、火災受信機FAには複数(たとえば1〜12系統)の送受信部5が設けられており、各送受信部5にはそれぞれ信号線SGを介して複数の端末機器が接続されている。
端末特定部4は、表示操作部2に端末機器を選択するためのスイッチを表示させ、ユーザの入力に応じて選択された端末機器を特定する。
図3は記憶部3に記憶された端末データベースDB1のデータ構造の一例を示す図である。図3の端末データベースDB1には火災受信機FAに接続された各端末機器のアドレスADと端末機器種別KI(以下、種別KIと呼ぶことがある)とが関連づけて記憶されている。さらに詳しくは端末データベースDB1には「系統LN」、「アドレス番号AD」、「端末機器の種別KI」、「通番」、「被制御装置種別」、設置場所を表す「棟」、「階」、「区」、「番」、「設置場所名」からなる「設置場所SP」が格納されている。
図4は記憶部3に記憶されたガイダンスデータベースDB2のデータ構造の一例を示す図である。図4のガイダンスデータベースDB2には、画像データGDと表示要因とが関連付けて記憶されている。さらに詳しくはガイダンスデータベースDB2には「画像番号GN」、「画像データGD」、「ガイダンス名称GM」、「表示要因」、「スイッチ座標」、「スイッチ番号」、および「スイッチ名称SM」が格納される。
ここで、ガイダンス画面およびガイダンス階層構造画面について火災が発生したときに表示操作部2に表示される異常表示画面である火災画面50に基づき説明する。図5は火災画面50の一例を示す図である。火災画面50は、イベント画面表示エリア51、ガイダンス画面表示エリア52およびガイダンス階層構造画面表示エリア53を有する。イベント画面表示エリア51は、発生した異常の内容を表示する。
ガイダンス画面表示エリア52は、ガイダンスデータベースDB2に基づき、発生した異常やスイッチ操作に関連付けられたガイダンス画面を表示する。図5では、ガイダンス画面として「画像データGD」のうち「表示要因」の火災発生に関連付けられたユーザに火災発生を知らせるため、火災感知器が発報したことと火災現場を確認するように促す内容の火災確認画像データを表示する。また、火災確認画像データに重ねて、「スイッチ座標」の位置に「スイッチ名称SM」が“はい”であり「スイッチ番号」がSW1であるスイッチと、「スイッチ名称SM」が“いいえ”であり「スイッチ番号」がSW2であるスイッチを表示する。なお、図5においては、SW1およびSW2は同一サイズとなっているが、ガイダンスデータベースDB2に「スイッチサイズ」のデータを含むようにして、スイッチ毎にスイッチのサイズを異ならせてもよい。
ガイダンス階層構造画面表示エリア53は、ガイダンスデータベースDB2に基づきガイダンス画面の「ガイダンス名称GM」が付されたシンボルを階層構造がわかるように並べたガイダンス構造画面を表示する。ガイダンス階層構造画面表示エリア53は、図6(a)に示すように更に「ルート」および「階層」のマトリックス状に分割されたエリアを有しており、各エリアには「ルート」番号と「画像番号GN」の十位の数字、「階層」番号と「画像番号GN」の一位の数字が一致するガイダンス画面のシンボルを並べて表示する。なお、「画像番号GN」の百位の数字は異常に関連していて、”0”は火災発生に関連するものであることを示している。図6(a)では、シンボルに代えて表示されるシンボルの「画像番号GN」を表しており、図6(b)が火災発生時にガイダンス階層構造画面表示エリア53に表示される「ガイダンス名称GM」が付されたシンボルを重ねて表したものである。なお、「ルート」、「階層」の数は、本実施例に限定されるものではなく、他の数とすることができ、固定の決まった数としてもよいし、ガイダンスデータベースDB2に登録される「画像番号GN」によって自動的に分割数を決定するようにしてもよい。自動的に分割数を決定する場合には、併せて各エリアのサイズを自動的に調整してもよいし、ガイダンス階層構造画面表示エリア53のサイズを変えるようにしてもよい。
異常として「系統LN」が“1”、「アドレスAD」が“AD1”の光電式アナログ感知器が火災を検知したときを例に、火災受信機FAの表示動作を説明する。火災受信機FAは、前述のように制御部1が送受信部5を介して端末機器から状態情報を収集している。制御部1は、「系統LN」1、「アドレスAD」AD1の光電式アナログ感知器の状態情報に火災情報が含まれていると判断すると、表示操作部2に図5に示される火災画面50を表示する。その際、制御部1は、記憶部3に記憶されている端末データベースDB1から「系統LN」が“1”、「アドレスAD」が“AD1”に関連付けられた端末機器の「端末機器種別KI」である“光電式アナログ感知器”と「設置場所SP」である“1棟1階1区1番 1F 第1会議室”を抽出し、イベント画面表示エリア51に表示する。
また、ガイダンス階層構造画面は、異常に関連する全てのシンボルを表示せず、たとえば火災確認のガイダンス画面でSW2の”いいえ”を操作してベル・他設備移報停止のガイダンス画面を表示するときに、図6(c)のようにベル・他設備移報停止のルートのシンボルのみ表示したり、図6(d)のようにベル・他設備移報停止のルートのシンボルの名称のみ表示するようにしたりしてもよい。また、対処が終わった上位のガイダンス画面のシンボルやシンボルの名称を表示しないようにしてもよい。また、ガイダンス階層構造画面の表示方法を上記のいずれかに切り替える設定ができるようにしてもよい。また、ガイダンス階層構造画面のシンボルをスイッチとし、シンボルを選択するとシンボルが示すガイダンス画面を表示するようにしてもよい。
ユーザが火災受信機FAの機能を選択する際の動作について説明する。特には図示しないが、ユーザが表示操作部2に表示されるメニュースイッチを選択(操作)すると、制御部1は表示操作部2に第1階層メニュー画面100を表示する。図8は、第1階層メニュー画面100の一例を示す模式図である。なお、図8においては、表示操作部2に表示される様々な画面のうち、第1階層メニュー画面100のみを表している。火災受信機FAの多数の機能は、項目分けして階層化してあり、第1階層メニュー画面100には、第1階層の項目を選択する項目選択スイッチ100a〜100eが一覧表示され、ユーザは項目選択スイッチ100a〜100eにより、いずれか1つの項目を選択することができる。
また、本実施の形態では、上位階層の選択された項目選択スイッチを他の項目選択スイッチと異なる様態で表示させるようにしたが、上位階層の項目選択スイッチと下位階層の画面を線で結んだり、吹き出し形状にしたり関係がわかる様々な方法とすることができる。また、階層の数および各階層の項目数は、上記に限定されるものではなく、機能数やシステムの規模に応じた数とすることができる。また、複数階層のメニュー画面を表示しているときに、2段以上の上位階層のメニュー画面の項目を直接操作することもできる。
火災受信機FAの機能の中には、端末機器を選択する必要があるものがある。たとえば上記の光電式の火災試験では、試験を行う光電式アナログ感知器を選択して機能を実行する。ユーザが端末機器を選択する際の動作について、試験する光電式アナログ感知器を選択する場合を例に説明する。端末特定部4は、図9(b)の第3階層メニュー画面で光電式項目スイッチ120aが選択されると、表示操作部2に第1階層〜第3階層メニュー画面に並べて、試験端末機器選択画面200を表示する。図10(a)は、試験端末機器選択画面200の一例を示す模式図である。
なお、本実施の形態では、端末機器の特定情報として「系統LN」と「アドレスAD」の2階層の場合について説明したが、それに限定されない。たとえば、防排煙機器を指定する作動試験では、さらに「通番」を加えた3階層となる。また、端末機器の特定情報は「設置場所SP」の「棟」、「階」、「区」、「番」のように端末機器が特定できればどのような情報としてもよいし、複数の特定情報を切り替え、切り替えた特定情報で端末機器を選択できるようにしてもよい。また、系統やアドレスの選択スイッチとして該当する特定情報の番号のみ並べるようにしてもよいし、全ての番号を並べ抽出した選択可能なスイッチのみ異なる様態で表示するようにしてもよい。
Claims (3)
- 異常が発生した場合にユーザに対処方法を示し、対処後にユーザに対処結果を操作部により入力させる階層化された複数のガイダンス画面が記憶された記憶部と、異常が発生した場合に、前記複数のガイダンス画面のうち最上位階層のガイダンス画面を表示部に表示させ、操作部への入力に対応して下位階層のガイダンス画面に切り替えて前記表示部に表示させる制御部を備えた火災受信機において、
前記制御部は、前記表示部に前記複数のガイダンス画面に対応するシンボルを前記複数のガイダンス画面の階層構造を示すように並べ、前記表示部に表示させているガイダンス画面に対応するシンボルを他のシンボルとは異なる表示形態で表示するガイダンス階層構造画面を表示させることを特徴とする火災受信機。 - 制御部、操作部、表示部およびガイダンスデータベースが記憶された記憶部を備えた火災受信機であって、
異常が発生したときに表示された前記表示部の画面は、
発生した異常の内容を表示するイベント画面表示エリアと、
前記ガイダンスデータベースに基づき、発生した異常やスイッチ操作に関連付けられたガイダンス画面を表示するガイダンス画面表示エリアと、
前記ガイダンスデータベースに基づき前記ガイダンス画面に関連したシンボルを階層構造がわかるように並べたガイダンス構造画面を表示するガイダンス階層構造画面表示エリアと、
を有しており、
異常発生時には、
前記制御部は、前記記憶部に記憶された前記ガイダンスデータベースからユーザに対処方法を示す前記ガイダンス画面とともに、前記ガイダンス画面の階層構造を示すガイダンス階層構造画面を表示し、
前記ユーザの操作部の操作に伴って、前記表示部に表示させている前記ガイダンス画面に対応するシンボルを他のシンボルとは異なる表示形態で表示するガイダンス階層構造画面を表示させる
ことを特徴とする火災受信機。 - 前記ガイダンス階層構造画面表示エリアは、ルートおよび階層のマトリックス状に分割されたエリアを有していることを特徴とする請求項2記載の火災受信機。
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