JP3236909B2 - 表示制御装置 - Google Patents

表示制御装置

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JP3236909B2
JP3236909B2 JP23868495A JP23868495A JP3236909B2 JP 3236909 B2 JP3236909 B2 JP 3236909B2 JP 23868495 A JP23868495 A JP 23868495A JP 23868495 A JP23868495 A JP 23868495A JP 3236909 B2 JP3236909 B2 JP 3236909B2
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雄一郎 佐藤
秀典 吉岡
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、表示制御装置に係
り、更に詳しくは、複数の機器を管理する中央監視装置
に使用され、上記機器に関する情報を表示する表示制御
装置に関する。
【従来の技術】高層ビル、集合住宅、病院、学校、工場
等の大規模な施設には、空調設備、電力設備、防犯設
備、熱源設備等の各種の機器が設置されており、通常、
これらの機器は、中央監視装置により集中管理されてい
る。
【0002】この様な中央監視装置は、管理している各
機器に関する情報を表示するための表示制御装置を備え
て構成され、集中管理室内の管理者等がこの表示制御装
置に表示された情報を監視することにより、これらの機
器の管理を行っている。
【0003】この様な従来の表示制御装置は、複数の表
示ユニット部を備えて構成され、各表示ユニット部は、
中央監視装置の管理下にあるいずれかの機器又は機器群
にそれぞれ対応しており、対応する機器の情報を表示し
ている。
【0004】即ち、この表示ユニット部には、赤色のL
EDと、緑色のLEDとが設けられ、対応する機器の情
報、例えば、故障発生の有無、運転又は停止の状態、セ
ンサの検出結果等を、赤色又は緑色のLEDの点灯によ
り表示する。これらの表示は、中央監視装置が各機器か
ら出力される発報信号等を検出した場合に、中央監視装
置から表示制御装置へ出力される制御信号に基づいて行
われる。
【0005】また、この表示制御装置には、表示された
機器情報に基づいて、各機器についての設定や遠隔制御
を行うための操作手段が必要に応じて設けられ、これら
の操作手段が操作されると、表示制御装置からの出力に
基づいて、中央監視装置が、制御信号を操作対象となる
機器に対し制御信号を出力する。
【0006】この様な表示制御装置を使用することによ
り、中央監視装置の管理下にある複数の機器に関する情
報を一つの場所で監視することができ、これらの機器を
集中管理することができる。
【発明が解決しようとする課題】この様な従来の表示制
御装置は、各表示ユニット部とそこに表示される機器と
の対応関係が、システム設計者によってシステムプログ
ラム作成時に設定されており、この対応関係に基づい
て、表示レイアウトが決定されている。ここで、表示レ
イアウトとは、表示制御装置に表示される機器情報の配
置又は配列を意味する。
【0007】従って、この表示レイアウトを変更するに
は、システムプログラムの変更が必要であり、表示制御
装置を実際に使用する管理者等のシステム運用者が、そ
の表示レイアウトを変更することはできなかった。
【0008】ところが、表示制御装置に情報が表示され
ている各機器には、その操作頻度や重要度等に差があ
る。例えば、頻繁に操作する必要がある機器と、操作の
頻度が極めて低い機器とがあり、また、常に監視する必
要がある機器と、定期的に監視すれば足りる機器とがあ
る。
【0009】このため、頻繁に操作され、頻繁に監視さ
れる機器ほど表示制御装置の操作し易い位置、見やすい
位置に配置できるように、表示レイアウトを変更できれ
ば便利である。
【0010】また、各機器の表示の配置を、その機器の
カテゴリごとに集散させて表示すれば、表示情報が理解
し易くなり、操作も容易となる。例えば、管理されてい
る機器を、その種類ごとに、或は、その設置場所ごとに
グループに分類し、各グループに含まれる機器の表示
を、隣接したひとまとまりの表示ユニット部に集めるこ
とができれば便利である。
【0011】本発明は、上記の事情に鑑みてなされたも
ので、表示制御装置を実際に使用するシステム運用者
が、容易に表示レイアウトを変更可能な表示制御装置を
提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】請求項1に記載した本発
明による表示制御装置では、複数の機器を管理する中央
監視装置に使用され、上記機器に関する情報を表示する
装置であって、それぞれがいずれかの機器に対応し、対
応する機器に関する情報を表示する情報表示手段と、表
示ユニット部を選択するためのユニット選択手段とを備
える複数の表示ユニット部と、変更モードを設定するた
めのモード設定手段と、設定された変更モードを解除す
るためのモード解除手段とを備えて構成されており、変
更モードの設定中において、上記ユニット選択手段によ
り2つの表示ユニット部が選択されるごとに、これらの
表示ユニット部の対応する機器を互いに入れ換えて、上
記機器に関する情報の表示レイアウトを変更する。
【0012】請求項2に記載の表示制御装置では、複数
の機器を管理する中央監視装置に使用され、上記機器に
関する情報を表示する装置であって、それぞれがいずれ
かの機器に対応し、対応する機器に関する情報を表示す
る情報表示手段と、表示ユニット部を選択するためのユ
ニット選択手段とを備える複数の表示ユニット部と、変
更モードを設定するためのモード設定手段と、設定され
た変更モードを解除するためのモード解除手段とを備え
て構成されており、変更モードの設定中において、ユニ
ット選択手段が操作されるごとに、最後に選択された2
つの表示ユニット部に関し、対応する機器の表示レイア
ウトを変更する。
【0013】請求項3に記載の表示制御装置では、上記
の各表示ユニット部に、表示レイアウトを確認するため
の確認表示部が設けられ、各機器に割り当てられた番号
に基づいて、順に対応している表示ユニット部の確認表
示部が確認表示を行って、変更後の表示レイアウトを確
認する
【発明の実施の態様】請求項1に記載した本発明による
表示制御装置の操作部の一構成例を図1に示す。この表
示制御装置1は、その前面に操作部が設けられ、表示/
選択ブロックDBと、操作ブロックOBと、モード表示
ブロックMBとを備えて構成される。
【0014】表示/選択ブロックDBは、複数の表示ユ
ニット部DU1〜DUnにより構成され、各表示ユニッ
ト部DU1〜DUnは、中央監視装置の管理下にあるい
ずれかの機器又は機器群にそれぞれ対応しており、対応
する機器の情報を表示している。操作ブロックOBは、
少なくともレイアウト変更ボタンBLを備え、その他、
機器制御の際等に使用される各種の制御ボタンや表示部
により構成される。モード表示ブロックMBは、レイア
ウトの変更モードであるか否かを表示するための変更モ
ードLED(Lm)を含む表示制御装置1の各動作モー
ド等を表示する表示手段により構成される。
【0015】レイアウト変更ボタンBLは、レイアウト
の変更モードを設定するためのモード設定手段であると
ともに、レイアウトの変更モードを解除するためのモー
ド解除手段でもある。即ち、変更モードでない状態にお
いて、このボタンBLを押下すれば、レイアウトの変更
モードが設定され、その後、再びボタンBLが押下され
るとレイアウトの変更モードは解除される。また、変更
モードLED(Lm)は、レイアウトの変更モードが設
定されると点灯され、この変更モードが解除されると消
灯されて、変更モード中か否かを表示する表示手段であ
る。
【0016】次に、上記表示ユニット部DU1〜DUn
の一構成例を図2に示す。この表示ユニット部DUは、
識別表示部10と、選択ボタン11と、赤色のLED1
2と、緑色のLED13とにより構成される。
【0017】識別表示部10は、液晶表示パネル等によ
り構成され、表示ユニット部DUに対応する機器の名称
や登録番号などを表示するための表示手段である。
【0018】選択ボタン11は、表示ユニット部DUを
選択するためのスイッチング手段であり、レイアウトの
変更モードにおいて、ユニット選択手段として使用され
る。なお、図2に示した様な選択ボタン11に代えて、
表示ユニット部DU全体を押しボタン型のスイッチとし
て構成し、これをユニット選択手段として使用すること
もできる。
【0019】LED12、13は、通常時においては、
対応する機器に関する情報を表示するための情報表示手
段として使用される一方、レイアウトの変更モードにお
いては、選択された表示ユニットを表示する選択表示手
段として使用される。例えば、正常時には緑色のLED
が点灯し、故障発生時には赤色のLED12が点灯し
て、対応する機器の状態を表示し、レイアウトの変更モ
ードに入ると、一旦、全てのLEDが消灯され、選択ボ
タン11により選択された表示ユニット部DUのLED
12、13のみが、ともに点灯される。
【0020】次に、この表示制御装置の一構成例を示す
ブロック図を図3に示す。この表示制御装置1は、中央
処理回路20と、記憶回路21と、入出力回路22とを
備え、入出力回路22は、更に、操作ブロックOBの各
スイッチング手段、モード表示ブロックMBの各表示手
段、各表示ユニット部DU1〜DUnの選択スイッチ1
1及びLED12、13等に接続されている。
【0021】レイアウト変更ボタンBL、選択ボタン1
1等のボタン操作により検出される検出信号は、入出力
回路22を介して中央処理回路20に入力される一方、
中央処理回路20から出力されるLEDの点灯、消灯信
号は、入出力回路22を介してLED12、13、変更
モードLED(Lm)等に出力される。
【0022】また、記憶回路21は、中央処理回路20
に必要なプログラム及びデータが格納され、各表示ユニ
ットとそこに情報が表示される機器との対応関係も格納
されている。この対応関係のデータは、各ボタンからの
出力信号に基づいて、中央処理回路20が変更を行う。
【0023】この表示制御装置の動作について図4を用
いて以下に説明する。図4の400〜411は、図3に
おける中央処理回路20の基本動作の一例を示したフロ
ーチャートである。
【0024】まず、レイアウト変更ボタンBLが押下さ
れたか否かを、入出力回路22からの入力信号に基づい
て、検査し(400)、ボタンBLが押下されているな
らば、記憶手段21内のフラグの内容を読みだして、レ
イアウトの変更モードが設定されているか否かを検査す
る(401)。
【0025】この検査(401)の結果、変更モードが
設定されていなかった場合には、ボタンBLの押下は、
変更モードの設定操作であると判断して、記憶回路21
内のフラグをセットして、変更モードを設定し(40
2)、モード表示ブロックMBの変更モードLED(L
m)を点灯させて、変更モードが設定されたことを表示
して(403)、選択ボタン11の検査(407)を行
う。
【0026】一方、既に変更モードが設定されていた場
合には、ボタンBLの押下は、変更モードの解除操作で
あると判断して、モード表示ブロックMBの変更モード
LED(Lm)を消灯させ(404)、記憶回路21の
フラグをリセットして、変更モードを解除して(40
5)、このプログラムルーチンを終了する。
【0027】また、上記の検査(400)の結果、レイ
アウト変更ボタンBLが押下されていない場合にも、記
憶手段21内のフラグの内容を読みだして、レイアウト
の変更モードが設定されているか否かを検査し(40
6)、変更モードが設定されていなかった場合には、ボ
タンBLの検査(400)に戻り、変更モードが設定さ
れていた場合には、各表示ユニット部DU1〜DUnの
選択ボタン11が押下されたか否かを検査する(40
7)。
【0028】この検査(407)の結果、いずれの表示
ユニット部の選択ボタン11も押下されていないなら
ば、ボタンBLの検査(400)に戻り、選択ボタン1
1が押下されているならば、その表示ユニット部のLE
D12、13をともに点灯して、選択された表示ユニッ
ト部を示す(408)。
【0029】そして、この時に、他のいずれかの表示ユ
ニット部も選択されてLED12、13が点灯している
か否かを検査し(409)、他に選択されていなけれ
ば、ボタンBLの検査(400)に戻る。
【0030】一方、他に選択されている表示ユニット部
があれば、両表示ユニット部に対応する機器を互いに入
れ換える(410)。表示ユニット部とそれに対応する
機器との対応関係を定めるデータは、記憶回路21に保
持されているので、記憶回路21内の両表示ユニット部
に関するデータ領域の内容をスワップさせることによっ
て、表示ユニット部と機器との対応関係が入れ替わり、
表示制御装置1の表示/選択ブロックDBに表示される
機器の情報の配列が変わる。
【0031】この様にしてレイアウト変更が行われる
と、選択された表示ユニット部のLED12、13が消
灯されて(411)、ボタンBLの検査(400)に戻
る。この時、レイアウトの変更モードは、まだ設定中で
あり、更に選択ボタン11を押下して、先に選択された
表示ユニット部の組合せとは異なる2つ表示ユニット部
を選択すれば、続けてレイアウトの変更を行うことがで
きる。
【0032】次に、レイアウト変更中における表示ユニ
ット部の表示及びシステム運用者の操作について以下に
説明する。図5〜図9は、レイアウト変更中の表示及び
操作の一例を操作順に示した図である。
【0033】図5は、システム運用者が、レイアウト変
更ボタンBLを押下した際の様子を示している。このボ
タン押下により、レイアウトの変更モードが設定され、
変更モードLED(Lm)が点灯する。なお、この時、
表示ユニットDUaには、機器aの情報が表示されてお
り、表示ユニットDUbには、機器bの情報が表示され
ている。
【0034】図6は、システム運用者が、表示ユニット
DUaの選択ボタン11を押下した際の様子を示してい
る。このボタン押下により、表示ユニットDUaが選択
され、そのLED12、13が点灯して、選択された表
示ユニット部であることを表示する。
【0035】図7は、更に、システム運用者が、表示ユ
ニットDUbの選択ボタン11を押下した際の様子を示
している。図6の場合と同様、表示ユニットDUbが選
択され、そのLED12、13が点灯して、選択された
表示ユニット部であることを表示する。
【0036】図8は、レイアウトの変更が行われた後の
様子を示している。表示ユニットDUaの識別表示部1
0には「機器b」が表示され、表示ユニットDUbの識
別表示部10には「機器a」が表示される。
【0037】図9は、システム運用者が、再度レイアウ
ト変更ボタンBLを押下した際の様子を示している。こ
のボタン押下により、レイアウトの変更モードが解除さ
れ、変更モードLED(Lm)が消灯する。これ以降、
表示ユニットDUaのLED12、13には、機器aの
情報が表示され、表示ユニットDUbのLED12、1
3には、機器aの情報が表示される。
【0038】次に、レイアウト変更の際における中央処
理回路20の動作について図10を用いて詳しく説明す
る。図10は、図3に示した記憶回路21内データがレ
イアウト変更の際に変化する様子の一例を(a)から
(e)の順に示した図表である。
【0039】この図表には、表示ユニットDU1〜DU
n(ユニット番号1〜n)のそれぞれに対応する機器の
データを格納するエリアと、選択された表示ユニット部
のユニット番号を格納するエリアと、機器の情報を一時
退避するためのエリアについて、それぞれの内容が示さ
れている。
【0040】図の(a)は、レイアウト変更モードが設
定された際の記憶回路21の内容を示している。レイア
ウト変更ボタンBLが押下され、その押下信号が、入出
力回路22から中央処理回路20へ入力されると、中央
処理回路20は、入出力回路22を介して変更モードL
ED(Lm)に対して点灯信号を出力するとともに、選
択ユニットのエリア及び退避エリアの内容をクリアす
る。
【0041】図の(b)は、表示ユニットDU1が選択
された際の記憶回路21の内容を示している。表示ユニ
ット部DU1の選択ボタン11が押下され、その押下信
号が、入出力回路22から中央処理回路20へ入力され
ると、中央処理回路20は、入出力回路22を介して表
示ユニット部DU1のLED12、13に対して点灯信
号を出力するとともに、選択ユニットのエリアに選択さ
れた表示ユニットDU1のユニット番号「1」を書き込
む。また、表示ユニット部DU1に対応する機器のデー
タ「機器a」を退避エリアへコピーして退避させる。
【0042】図の(c)、(d)は、表示ユニットDU
2が選択された際の記憶回路21の内容を示している。
【0043】表示ユニット部DU2の選択ボタン11が
押下され、その押下信号が、入出力回路22から中央処
理回路20へ入力されると、中央処理回路20は、入出
力回路22を介して表示ユニット部DU1のLED1
2、13に対して点灯信号を出力するとともに、選択ユ
ニットのエリアにユニット番号「2」を書き込む。
【0044】また、選択ユニットのエリアに保持されて
いるユニット番号「1」を参照して、表示ユニット部D
U2に対応する機器のデータ「機器b」を表示ユニット
部DU1へコピーする。図の(c)は、この時の様子を
示したものである。その後、さらに、退避エリアに退避
してあった情報「機器a」を参照して、表示ユニット部
DU2へコピーする。図の(d)は、この時の様子を示
したものである。
【0045】図の(e)は、レイアウト変更モードが解
除された際の記憶回路21の内容を示している。レイア
ウト変更ボタンBLが押下され、その押下信号が、入出
力回路22から中央処理回路20へ入力されると、中央
処理回路20は、入出力回路22を介して変更モードL
ED(Lm)に対して消灯信号を出力するとともに、選
択ユニットのエリア及び退避エリアの内容をクリアす
る。
【0046】この様にして、表示ユニット部DU1に対
応していた機器aと、表示ユニット部DU1に対応して
いた機器bとが互いに入れ換えられて、表示ユニット部
DU2に対応する機器が「機器b」となり、表示ユニッ
ト部DU1に対応する機器が「機器a」となって、レイ
アウトの変更が行われる。
【0047】請求項2に記載した本発明による表示制御
装置について以下に説明する。この表示制御装置の中央
制御回路20は、図4に示したフローチャートにおい
て、レイアウト変更後の表示ユニット部のLED12、
13の消灯(411)の際、現在選択されている2つの
表示ユニット部DUx、DUyのうち、先に選択された
表示ユニット部DUxについてのみ消灯を行い、より後
に選択された表示ユニット部DUyを消灯しないで、選
択されたままの状態としておいて、ボタンBLの検査
(400)に戻る。
【0048】従って、次に選択ボタンの押下を検査した
際(407)、新たなボタンの押下が検出されると、直
ちにレイアウトの変更を行うことができる。即ち、新た
に選択された表示ユニット部DUzと消灯されなかった
表示ユニット部DUyとの間で、対応する機器を相互に
入れ替えてレイアウト変更することができる。
【0049】この様にすれば、表示ユニット部DUxと
DUyとの入れ替えの後、引き続いて、表示ユニット部
DUyとDUzと入れ替えを行うことができ、連続して
レイアウトの変更を行うことができる。
【0050】請求項3に記載した本発明による表示制御
装置について以下に説明する。上述の各実施例における
表示制御装置は、いずれも各表示ユニットDU1〜DU
nの識別表示部10が、液晶表示パネル等により構成さ
れ、対応する機器の名称や登録番号等を自動的に表示す
るものであった。
【0051】しかしながら、請求項1又は2に記載した
本発明は、各表示ユニット部DU1〜DUnの識別表示
部10が、識別用紙を取り付け可能な用紙取付部として
構成され、機器の名称等を記載した識別用紙をこの取付
部に取り付けて使用する表示制御装置にも適用すること
ができる。
【0052】この様な表示制御装置は、レイアウトの変
更が行われた場合に、変更を行ったシステム運用者等
が、その変更に応じて、上記識別用紙を所定の用紙取付
部に入れ換える作業を行う必要があるため、レイアウト
変更後に、各表示ユニット部の取付部に取り付けられた
識別用紙と、各表示ユニットに対応している機器とが一
致しているが否かを確認することが望ましい。
【0053】このため、請求項3に記載した本発明によ
る表示制御装置には、図1に示した様に、レイアウト確
認ボタンBAが操作ブロックOBに設けられ、レイアウ
ト変更後に、このボタンを操作することよって、確認作
業を行う。このとき、表示ユニットのLED12、13
が確認表示部として使用される。
【0054】このレイアウトの確認は、レイアウト確認
ボタンBAの押下を検出し、その検出信号が、入出力回
路22を介して中央制御回路20へ入力されると、中央
制御回路20が、記憶回路21内に保持された各表示ユ
ニット部DU1〜DUnに対応した機器の登録番号を参
照して、その登録番号の順に従って、各表示ユニット部
DU1〜DUnのLED12、13を順に点灯してい
く。
【0055】従って、レイアウト変更を行ったシステム
運用者が、順にLED12、13が点灯する表示ユニッ
ト部に取り付けられた識別用紙を見て、記載されている
登録番号の順にLEDの点灯が行われるかどうかを確認
すれば、用紙の取り付けられた位置が正しいかを確認す
ることができ、また、用紙の位置が正しければ、レイア
ウト変更が正しく行われたかを確認することができる。
【0056】この表示制御装置の基本動作の一例のフロ
ーチャートを図11の1100〜1113に示す。この
フローチャートのうち1100〜1111は、図4の4
00〜411に示したフローチャートと同じものであ
る。選択ユニットのLED12、13が消灯された(1
111)後、レイアウト確認ボタンBAが押下されたか
否かを検査し(1112)、ボタンBAが押下されてい
なければ、ボタンBLの検査(1100)に戻る一方、
ボタンBAが押下されていれば、登録番号順にLEDを
点灯してレイアウトの確認をした後に、ボタンBLの検
査(1100)に戻る。
【発明の効果】請求項1〜3に記載した本発明による表
示制御装置は、システムプログラムの変更等の複雑な操
作を行うことなく、システム運用者が容易に表示レイア
ウトの変更を行うことができる。
【0057】従って、頻繁に操作される機器を扱い易い
位置の表示制御ユニット部に対応させる様に変更するこ
とができる。また、頻繁に監視する必要のある機器や頻
繁に発報する機器ほど、表示制御装置の操作し易い位
置、見やすい位置に配置できるように、表示レイアウト
を変更することができる。
【0058】さらに、2つの表示ユニット部を選択し
て、対応する機器を入れ換えるため、レイアウト変更を
容易な操作により行うことができる。
【0059】特に、請求項1では、レイアウトの変更モ
ードの設定中は、ユニット選択手段により2つの表示ユ
ニット部を選択するごとに対応する機器を入れ換える。
このため、連続してレイアウト変更を行うことができ、
レイアウト変更の操作が容易となる。
【0060】また、請求項2では、レイアウトの変更モ
ードの設定中は、ユニット選択手段により表示ユニット
部を選択するごとに、最後に選択された2つの表示ユニ
ットに関し、対応する機器を入れ換える。このため、レ
イアウト変更の操作がさらに容易となる。
【0061】更に、請求項3では、各表示ユニット部に
表示レイアウトを確認するための確認表示部が設けら
れ、各機器に割り当てられた番号に基づいて、順に確認
表示部が確認表示を行うため、レイアウト変更の結果を
容易に確認することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1に記載した本発明による表示制御装置
の一構成例を示した図である。
【図2】図1に示した表示ユニットの一構成例を示した
図である。
【図3】図1に示した表示制御装置の一構成例を示した
図である。
【図4】図1に示した表示制御装置の基本動作の一例を
示したフローチャートである。
【図5】レイアウト変更中の表示及び操作の一例を操作
順に示した図である。
【図6】レイアウト変更中の表示及び操作の一例を操作
順に示した図である。
【図7】レイアウト変更中の表示及び操作の一例を操作
順に示した図である。
【図8】レイアウト変更中の表示及び操作の一例を操作
順に示した図である。
【図9】レイアウト変更中の表示及び操作の一例を操作
順に示した図である。
【図10】図3に示した記憶回路内のデータ変化の一例
を示した図である。
【図11】請求項3に記載した本発明による表示制御装
置の基本動作の一例を示したフローチャートである。
【符号の説明】
1 ・・・表示制御装置 3 ・・・中央監視装置 DU1〜DUn・・・表示ユニット部 10 ・・・情報表示手段 12、13 ・・・情報表示手段、確認表示部 11 ・・・選択手段 Lm ・・・モード設定手段、モード解除手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G05B 23/02 301 G09G 5/00 510

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の機器を管理する中央監視装置に使用
    され、上記機器に関する情報を表示する装置であって、 それぞれがいずれかの機器に対応し、対応する機器に関
    する情報を表示する情報表示手段と、表示ユニット部を
    選択するためのユニット選択手段とを備える複数の表示
    ユニット部と、 変更モードを設定するためのモード設定手段と、設定さ
    れた変更モードを解除するためのモード解除手段とを備
    えて構成されており、 変更モードの設定中において、上記ユニット選択手段に
    より2つの表示ユニット部が選択されるごとに、これら
    の表示ユニット部の対応する機器を互いに入れ換えて、
    上記機器に関する情報の表示レイアウトを変更すること
    を特徴とする表示制御装置。
  2. 【請求項2】複数の機器を管理する中央監視装置に使用
    され、上記機器に関する情報を表示する装置であって、 それぞれがいずれかの機器に対応し、対応する機器に関
    する情報を表示する情報表示手段と、表示ユニット部を
    選択するためのユニット選択手段とを備える複数の表示
    ユニット部と、 変更モードを設定するためのモード設定手段と、設定さ
    れた変更モードを解除するためのモード解除手段とを備
    えて構成されており、 変更モードの設定中において、ユニット選択手段が操作
    されるごとに、最後に選択された2つの表示ユニット部
    に関し、対応する機器の表示レイアウトを変更すること
    を特徴とする表示制御装置。
  3. 【請求項3】上記の各表示ユニット部に、表示レイアウ
    トを確認するための確認表示部が設けられ、 各機器に割り当てられた番号に基づいて、順に対応して
    いる表示ユニット部の確認表示部が確認表示を行って、 変更後の表示レイアウトを確認することを特徴とする請
    求項1又は2に記載した表示制御装置。
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