JP6799412B2 - コネクタ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、一又は複数の相手側コネクタと、相手側コネクタに属する複数の電線同士をバスバーを介して接続するジョイントコネクタと、を備えたコネクタ装置、に関する。
従来から、自動車等に設けられた複数の電気・電子機器から延びる複数の電線を互いに接続する等の目的のため、バスバーを備えたジョイントコネクタが提案されている。
例えば、従来のジョイントコネクタの一つ(以下「従来コネクタ」という。)は、相手側コネクタに属する複数の電線の端末に設けられた端子に嵌合接続するための複数の端子部を備えたバスバーと、バスバーを収容するハウジングと、を備えている。複数の端子部は、相手側コネクタの嵌合方向の前方から後方へ向けて延びると共に、嵌合方向の前方において連結部を介して互いに繋がっている。即ち、複数の端子部は、連結部を介して互いに導通可能となっている。更に、複数の端子部は、相手側コネクタが嵌合される嵌合室内に延びるようになっている(例えば、特許文献1を参照。)。
特開2010−123296号公報
ところで、実際にジョイントコネクタを使用する際、相手側コネクタは、目標とする導通パターン(相手側コネクタから延びる電線をどのように導通接続させるか)に対応したジョイントコネクタの嵌合室に嵌合されることになる。この導通パターンは、一般に、相手側コネクタから延びる電線の数、電線の組み合わせ、及び、相手側コネクタ中の電線の位置などに応じて異なる。以下、便宜上、相手側コネクタでの導通パターンを「相手側コネクタの種別」とも称呼する。
相手側コネクタの種別(導通パターン)に対応した嵌合室に相手側コネクタを嵌合させる際、誤って本来嵌合させるべき嵌合室とは異なる嵌合室に相手側コネクタを挿入させた場合(いわゆる誤挿入が生じた場合)、設計通りの導通パターンを実現できないことになる。よって、このような誤挿入は、出来る限り避けることが望ましい。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、ジョイントコネクタの嵌合室に本来嵌合すべき相手側コネクタが実際に嵌合されているか否かを検知可能なコネクタ装置、を提供することにある。
前述した目的を達成するために、本発明に係る「コネクタ装置」は、下記(1)〜()を特徴としている。
(1)
一又は複数の相手側コネクタと、前記相手側コネクタに属する複数の電線同士をバスバーを介して接続するジョイントコネクタと、を備えたコネクタ装置であって、
前記ジョイントコネクタは、
前記相手側コネクタが嵌合される一又は複数の嵌合室を有するハウジングと、前記ハウジングに保持されると共に前記相手側コネクタの嵌合方向に沿って前記嵌合室内に延びる端子部を有する前記バスバーと、を備え、
前記ハウジングは、
前記嵌合室の各々を区分けする区画壁と、前記区画壁の壁面上に前記嵌合方向に沿って延びるように形成された凸条部であって前記相手側コネクタの種別ごとに異なる形態を有する凸条部と、前記嵌合室の内壁面における前記凸条部とは異なる箇所に前記嵌合方向に沿って延びるように形成された溝部であって前記相手側コネクタの種別ごとに異なる形態を有する溝部と、を有し、
前記相手側コネクタは、
該相手側コネクタの種別ごとに異なり且つ前記凸条部及び前記溝部に対応した形状の外壁面を有すると共に、前記凸条部及び前記溝部の双方と前記外壁面とが合致した場合には前記ハウジングへ嵌合可能であり、前記凸条部及び前記溝部の少なくとも一方と前記外壁面とが合致しない場合には前記ハウジングへ嵌合不能であり、
前記ハウジングが、
前記凸条部の前記嵌合方向の後方側の端部に、前記嵌合方向に対して傾いた第1傾斜面を有し、
前記相手側コネクタが、
前記凸条部に対応する前記外壁面の凹部の前記嵌合方向の後方側の端部に、前記第1傾斜面に対面接触する第2傾斜面を有する、
コネクタ装置であること。
(2)
上記(1)に記載のコネクタ装置において、
前記バスバーが、
前記嵌合方向の前方から後方に向けて前記端子部が延び、且つ、前記端子部の前記嵌合方向の後方側の端部が前記凸条部の前記嵌合方向の後方側の端部よりも前記嵌合方向の前方側に位置するように前記ハウジングに保持される、
コネクタ装置であること。

上記(1)又は上記(2)に記載のコネクタ装置において、
前記ハウジングが、
前記第1傾斜面として、前記嵌合室の中心軸線から離れるにつれて前記嵌合方向の前方側に位置するように傾いた傾斜面を有し、
前記相手側コネクタが、
前記外壁面の前記嵌合方向の前方側の縁部のうちの前記凹部以外の箇所に、前記第1傾斜面に対面接触する第3傾斜面を有し、
前記凸条部と前記外壁面とが合致した場合には前記凸条部が前記凹部に挿入されて前記第1傾斜面と前記第2傾斜面とが対面接触し、前記凸条部と前記外壁面とが合致しない場合には前記凸条部と前記縁部とが当接し且つ前記第1傾斜面と前記第3傾斜面とが対面接触する、
コネクタ装置であること。
上記(1)の構成のコネクタ装置によれば、嵌合室が有する凸条部および溝部の形状(相手側コネクタの種別ごとに固有の形状)と、相手側コネクタの外壁面の形状(相手側コネクタの種別ごとに固有の形状)と、が合致した場合に限り、相手側コネクタが嵌合室に嵌合されることになる。逆に、これらが合致しない場合(即ち、相手側コネクタを本来嵌合させるべき嵌合室とは異なる嵌合室に嵌合しようとした場合)、嵌合室に相手側コネクタを嵌合させることができない。換言すると、後者(誤挿入)の場合、相手側コネクタの外壁面と、嵌合室の内壁面(凸条部および溝部以外の壁面)と、が干渉することにより、相手側コネクタを嵌合室に挿入できない。よって、この嵌合(挿入)の可否により、相手側コネクタの種別に対応した(正しい)嵌合室に相手側コネクタが選択されているか否かを検知できることになる。
更に、上記(1)の構成のコネクタ装置によれば、相手側コネクタの嵌合時、ハウジング(凸条部)が有する第1傾斜面と相手側コネクタ(外壁面の凹部)が有する第2傾斜面とが対面接触する(噛み合う)。このとき、相手側コネクタ(第2傾斜面)は、第1傾斜面の傾きに沿って相対的に摺動することになる。その結果、嵌合室の中心位置と相手側コネクタの中心位置との位置合わせが(嵌合中心の位置合わせ。センタリング)がなされる。そのため、相手側コネクタと端子部との位置関係が不適切な状態(相手側コネクタの傾き等が生じている状態)にて両者が接触することが防がれる。よって、本構成のコネクタ装置は、相手側コネクタとジョイントコネクタとの確実な電気的接続に貢献し得る。
更に、上記(1)の構成のコネクタ装置は、他の効果(嵌合後のガタツキ低減)も有する。具体的には、嵌合後のコネクタ装置に外力(振動など)が及んだ場合であっても、第1傾斜面と第2傾斜面との噛み合いにより、幅方向(嵌合方向に直交する方向)における相手側コネクタとジョイントコネクタとの相対移動(ガタツキ)を低減できる。
したがって、本構成のコネクタ装置は、ジョイントコネクタの嵌合室に本来嵌合すべき相手側コネクタが実際に嵌合されているか否かを検知可能である。
更に、本構成のコネクタ装置は、他の効果(ジョイントコネクタの小型化)も有する。具体的には、ジョイントコネクタを小型化する方法として、例えば、区画壁の厚さを小さく(薄く)することが考えられる。一方、区画壁を不要に薄くすると、区画壁の強度が相手側コネクタの挿入力に対して不十分となり、区画壁の変形等が生じる可能性がある。これに対し、本構成のコネクタ装置では、区画壁に設けられた凸条部が区画壁を補強するリブとしても機能し得るため、区画壁を薄くしてもその強度を維持できる。よって、本構成のコネクタ装置は、ジョイントコネクタの小型化に貢献し得る。
なお、上述した凸条部の「形態」とは、相手側コネクタの外壁面の形状(例えば、凹部)に対応する位置、長さ及び幅などを表す。一方、上述した溝部の「形態」とは、相手側コネクタの外壁面の形状(例えば、凸部)に対応する位置、長さ及び幅などを表す。
上記(2)の構成のコネクタ装置によれば、バスバーの端子部の先端(嵌合方向の後方側の端部)が、凸条部の先端(嵌合方向の後方側の端部)よりも嵌合方向の前方側(嵌合室の奥側の位置)に存在する。そのため、相手側コネクタの嵌合時、相手側コネクタは、先ず凸条部に接触し、その後に端子部に接触することになる。換言すると、相手側コネクタの傾き及び位置ずれ等が凸条部によって正された後、端子部が相手側コネクタに挿入されることになる。そのため、相手側コネクタと端子部との位置関係が不適切な状態(相手側コネクタの傾き等が生じている状態)にて両者が接触することが防がれる。よって、本構成のコネクタ装置は、相手側コネクタとジョイントコネクタとの確実な電気的接続に貢献し得る。
上記()の構成のコネクタ装置によれば、相手側コネクタを本来嵌合すべき嵌合室とは異なる嵌合室に嵌合しようとしたとき(誤挿入のとき)、相手側コネクタの縁部が嵌合室の凸条部に干渉(当接)し、挿入が妨げられる。更に、このとき、相手側コネクタ(第3傾斜面)と凸条部(第1傾斜面)との噛み合いにより、相手側コネクタが区画壁を押し広げながら嵌合室に無理に侵入することが防止される。よって、本構成のコネクタ装置は、ジョイントコネクタの嵌合室に本来嵌合すべき相手側コネクタが実際に嵌合されているか否かをより確実に検知できると共に、誤挿入をより確実に防止できる。
本発明によれば、ジョイントコネクタの嵌合室に本来嵌合すべき相手側コネクタが実際に嵌合されているか否かを検知可能なコネクタ装置を提供できる。
以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に説明される発明を実施するための形態(以下「実施形態」という。)を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
図1は、本発明の実施形態に係るコネクタ装置におけるジョイントコネクタの分解斜視図である。 図2(a)は、組付完了状態にあるジョイントコネクタを斜め後方から視た図であり、図2(b)は、組付完了状態にあるジョイントコネクタを側方から視た図である。 図3(a)は、組付完了状態にあるジョイントコネクタを後方から視た図であり、図3(b)は、図3(a)の領域Pの部分拡大図である。 図4(a)は、相手側コネクタ40Aを斜め前方から視た図であり、図4(b)は、相手側コネクタ40Aを前方から視た図であり、図4(c)は、相手側コネクタ40Aを側方から視た図である。 図5(a)は、相手側コネクタ40Bを斜め前方から視た図であり、図5(b)は、相手側コネクタ40Bを前方から視た図であり、図5(c)は、相手側コネクタ40Bを側方から視た図である。 ジョイントコネクタに相手側コネクタを正規に挿入しようとする状態を示す図である。 図7(a)は、ジョイントコネクタに相手側コネクタを正規に挿入した状態を後方から視た図であり、図7(b)は、図7(a)の領域Qの部分拡大図である。図7(a)及び図7(b)には、相手側コネクタの図4(c)におけるP−P断面が表されている。 図8(a)は、図7(a)のA−A断面図であり、図8(b)は、図8(a)の領域Rの部分拡大図である。 図9(a)は、ジョイントコネクタに相手側コネクタを誤挿入しようとする状態を示す図であり、図9(b)は、図9(a)の領域Sの部分拡大図である。 図10(a)は、ジョイントコネクタに相手側コネクタを誤挿入しようとする状態を後方から視た図であり、図10(b)は、図10(a)の領域Tの部分拡大図である。図10(a)及び図10(b)には、相手側コネクタの図5(c)におけるQ−Q断面が表されている。 図11(a)は、図10(a)のB−B断面図であり、図11(b)は、図11(a)の領域Uの部分拡大図である。
<実施形態>
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態に係るコネクタ装置について説明する。
本発明の実施形態に係るコネクタ装置は、図1〜図3に示すジョイントコネクタ100と、図4及び図5に示す相手側コネクタ40A,40Bと、から構成される。ジョイントコネクタ100は、図1に示すように、バスバー10と、バスバー10を収容するハウジング20と、ハウジング20に収容されたバスバー10を覆うカバー30と、から構成される。
以下、図1、図4及び図5、並びに、図6及び図9に示すように、「相手側コネクタの嵌合方向」、「幅方向」、「上下方向」、「前」、「後」、「上」及び「下」を定義する。「嵌合方向」、「幅方向」及び「上下方向」は、互いに直交している。
図1に示すように、ハウジング20は、相手側コネクタの嵌合方向の前方側からバスバー10が収容されると共に、その後方側から前方側に向けて相手側コネクタ40A,40B(図4及び図5を参照)が嵌合されるようになっている。ここで、ジョイントコネクタ100は、相手側コネクタに属する複数の電線(図8を参照)同士を、バスバー10を介して、相手側コネクタの種別に対応する電線の導通パターン(電線の数、電線の組み合わせ、相手側コネクタ中の電線の位置など)を実現するように導通接続する機能を果たす。
図1に示すように、金属製のバスバー10は、複数の端子部11と、幅方向に延びると共に複数の端子部11の前端部同士を繋ぐ連結部12と、を備える。複数の端子部11は、連結部12から、幅方向に等間隔を空けて並ぶように収容方向の前方から後方に向けて互いに平行に延びている。
本例では、複数(具体的には、8つ)のバスバー10が使用される。具体的には、後述する3つの嵌合室24A(図1を参照)に対して、3つの端子部11を備える4つのバスバー10が、上下方向において4段に分けて使用される。また、後述する4つの嵌合室24B(図1を参照)に対して、4つの端子部11を備える4つのバスバー10が、上下方向において4段に分けて使用される。
図1に示すように、樹脂製のハウジング20は、幅方向に長い角筒状の本体周壁部21を備える。本体周壁部21には、カバー30を係止するための幅方向に長い矩形状の係止突部22が、その前端部から嵌合方向の前方に突出するように一体に設けられている。
係止突部22の内部には、上述のように4段に分けて使用される複数(具体的には、8つ)のバスバー10に対応して、嵌合方向に貫通する複数のバスバー収容孔(図示省略)が所定位置に設けられている。各バスバー収容孔には、対応するバスバー10(端子部11)が、所定位置までそれぞれ圧入され固定される。
各バスバー10が固定された状態では、バスバー10の複数の端子部11が、本体周壁部21の内部空間(より具体的には、後述する嵌合室24A,24Bの内部)にて嵌合方向の前方から後方に向けて延びている。この状態にて、相手側コネクタ40A,40Bを嵌合室24A,24Bにそれぞれ嵌合することで、各端子部11が、相手側コネクタ40A,40Bの端子収容孔41に収容された対応するメス端子42(図4及び図5を参照)とそれぞれ嵌合・接続される。
このように、各バスバー10が固定された状態にて、ハウジング20の係止突部22に、カバー30が組み付けられる。図1に示すように、樹脂製のカバー30は、幅方向に長い角筒状の枠体部31を備える。枠体部31の前方側端部には、蓋板部32が一体に設けられている。
カバー30は、カバー30の枠体部31をハウジング20の係止突部22に嵌合・係止することによって、ハウジング20に組み付けられる。図2に示すように、カバー30をハウジング20に組み付けることによって、複数のバスバー10の連結部12がカバー30の蓋板部32で覆われることになり、バスバー10のハウジング20からの脱落が防止され得る。加えて、ハウジング20の前方側から内部へのダスト等の侵入も防止され得る。以上のように、ハウジング20に複数のバスバー10とカバー30とを組み付けることで、ジョイントコネクタ100が完成する。
図1〜図3に示すように、ハウジング20の本体周壁部21の内部空間は、上下方向且つ嵌合方向に延びる複数(具体的には、6つ)の区画壁23によって、幅方向に隣接する複数(具体的には、7つ)の嵌合室に区分けされている。ここで、図1〜図3に示すように、後方側から視て左側領域にて隣接する3つの嵌合室をそれぞれ「嵌合室24A」と呼び、後方側から視て右側領域にて隣接する4つの嵌合室をそれぞれ「嵌合室24B」と呼ぶ。
3つの嵌合室24Aは同形であり、各嵌合室24Aは、相手側コネクタ40A(図4を参照)を嵌合するための嵌合室である。一方、4つの嵌合室24Bは同形であり、各嵌合室24Bは、相手側コネクタ40B(図5を参照)を嵌合するための嵌合室である。
図3に示すように、各嵌合室24A(24B)の側方内壁面(具体的には、本体周壁部21の内壁面、及び、区画壁23の壁面)には、嵌合方向に沿って延びる複数(具体的には、3つ)の凸条部25A(25B)が形成されている。各凸条部25A(25B)の後方側の端部は、本体周壁部21の後端面より前方側、且つ、ハウジング20に固定されたバスバー10の端子部11の後方側の端部より後方側に位置している(図8及び図11を参照)。換言すると、バスバー10の端子部11の後方側の端部は、各凸条部25A(25B)の後方側の端部(第1傾斜面26A(26B))よりも嵌合方向の前方側(嵌合室の奥側の位置)に位置するようになっている(図8及び図11を参照)。なお、凸条部25A(25B)は、各嵌合室24A(24B)の幅方向両側の側方内壁面のそれぞれに1つ以上形成されればよい。
各凸条部25A(25B)の後方側の端部には、図1及び図2、並びに、後述する図8及び図11に示すように、嵌合方向に対して傾いた第1傾斜面26A(26B)が形成されている。具体的には、各第1傾斜面26A(26B)は、対応する嵌合室24A(24B)の中央位置(中心軸線)から離れるにつれて嵌合方向の前方側に位置するように傾いている(図8及び図11を参照)。
更に、図3に示すように、各嵌合室24A(24B)の下方内壁面(具体的には、本体周壁部21の内壁面)には、嵌合方向に沿って延びる1つの溝部27A(27B)が形成されている。各溝部27A(27B)は、本体周壁部21の後端面(即ち、嵌合室24A(24B)の開口面)から前方へ向けて延びている。
後方側から視たとき、各嵌合室24Aについて、複数の凸条部25Aの「形態」は、相手側コネクタ40Aの外壁面に形成された後述する複数の凹部43A(図4を参照)の「形態」と合致し、溝部27Aの「形態」は、相手側コネクタ40Aの外壁面に形成された後述する突起部46A(図4を参照)の「形態」と合致している。ここで、「形態」とは、後方側から視たときの位置、及び、形状(幅方向及び上下方向の寸法等)を指す(以下も同様である)。
一方、複数の凸条部25Bの「形態」は複数の凸条部25Aの「形態」と異なり、且つ、溝部27Bの「形態」も溝部27Aの「形態」と異なる。そして、各嵌合室24Bについて、複数の凸条部25Bの「形態」は、相手側コネクタ40Bの外壁面に形成された後述する複数の凹部43B(図5を参照)の「形態」と合致し、溝部27Bの「形態」は、相手側コネクタ40Bの外壁面に形成された後述する突起部46B(図5を参照)の「形態」と合致している。
以上のように、嵌合室に形成された複数の凸条部及び溝部の「形態」、並びに、相手側コネクタに形成された複数の凹部及び突起部の「形態」は、相手側コネクタの種別(導通パターン)ごとに異なっている。
図4(図5)に示すように、相手側コネクタ40A(40B)は、嵌合室24A(24B)に対応する外形状を有している。相手側コネクタ40A(40B)は、上述のように4段に分けて使用されるバスバー10に対応して、上下方向に一列に並ぶように複数(本例では、4つ)の端子収容孔41が形成されている。各端子収容孔41は嵌合方向に延びており、各端子収容孔41には、電線W(図8を参照)の端部に接続されたメス端子42が収容されることになる。
相手側コネクタ40A(40B)の側方外壁面には、嵌合方向に沿って延びる複数(具体的には、3つ)の凹部43A(43B)が形成されている。各凹部43A(43B)は、相手側コネクタ40A(40B)の前端面から後方へ向けて所定位置まで延びている。
相手側コネクタ40A(40B)の下方外壁面には、嵌合方向に沿って延びる1つの突起部46A(46B)が形成されている。各突起部46A(46B)は、相手側コネクタ40A(40B)の前端面より後方側の所定位置から後方へ向けて延びている。
複数の凹部43Bの「形態」は複数の凹部43Aの「形態」と異なり、且つ、突起部46Bの「形態」も突起部46Aの「形態」と異なる。上述のように、相手側コネクタ40A(40B)における複数の凹部43A(43B)の「形態」は、嵌合室24A(24B)における複数の凸条部25A(25B)の「形態」と合致し、相手側コネクタ40A(40B)における突起部46A(46B)の「形態」は、嵌合室24A(24B)における溝部27A(27B)の「形態」と合致している。
図4(図5)、並びに、後述する図8に示すように、各凹部43A(43B)の後方側の端部には、嵌合方向に対して傾いた第2傾斜面44A(44B)が形成されている。具体的には、各第2傾斜面44A(44B)は、幅方向において相手側コネクタ40A(40B)の中央位置(中心軸線)から離れるにつれてより嵌合方向の前方側に位置するように傾いている(図8を参照)。後述するように、嵌合完了状態において、各第2傾斜面44A(44B)は、対応する第1傾斜面26A(26B)と対面接触するようになっている(図8を参照)。
図4(図5)、並びに、後述する図11に示すように、相手側コネクタ40A(40B)の外壁面の前方側縁部のうちの凹部43A(43B)以外の箇所には、嵌合方向に対して傾いた第3傾斜面45A(45B)が形成されている。具体的には、各第3傾斜面45A(45B)は、幅方向において相手側コネクタ40A(40B)の中央位置(中心軸線)から離れるにつれてより嵌合方向の前方側に位置するように傾いている(図11を参照)。
第3傾斜面45Aは、相手側コネクタ40Aが誤って嵌合室24Bに挿入された場合(誤挿入の場合)において相手側コネクタ40Aの外壁面の前方側縁部のうち嵌合室24Bの凸条部25Bと干渉する部位(後述する図10における破線で囲まれる領域)に形成される。同様に、第3傾斜面45Bは、相手側コネクタ40Bが誤って嵌合室24Aに挿入された場合(誤挿入の場合)において相手側コネクタ40Bの外壁面の前方側縁部のうち嵌合室24Aの凸条部25Aと干渉する部位に形成される。従って、後述するように、誤挿入の場合、各第3傾斜面45A(45B)は、対応する第1傾斜面26B(26A)と対面接触する(図11を参照)。
次に、図6〜図8を参照しながら、ジョイントコネクタ100に相手側コネクタを正規に挿入する場合について説明する。図6〜図8は、ハウジング20の嵌合室24Aに相手側コネクタ40Aを挿入する場合を示しているが、嵌合室24Bに相手側コネクタ40Bを挿入する場合も同様であるので、以下、嵌合室24Aに相手側コネクタ40Aを挿入する場合についてのみ説明する。
上述のように、相手側コネクタ40Aは、嵌合室24Aに対応する外形状を有しており、且つ、相手側コネクタ40Aにおける複数の凹部43Aの「形態」は、嵌合室24Aにおける複数の凸条部25Aの「形態」と合致し、相手側コネクタ40Aにおける突起部46Aの「形態」は、嵌合室24Aにおける溝部27Aの「形態」と合致している。
従って、ハウジング20の嵌合室24Aに相手側コネクタ40Aを挿入する場合、相手側コネクタ40Aの外壁面が嵌合室24Aの凸条部25A及び溝部27Aに対応する形状を有している。このため、相手側コネクタ40Aの外壁面と嵌合室24Aの内壁面(凸条部25A及び溝部27A以外の壁面)とが干渉することなく、相手側コネクタ40Aが嵌合室24Aに嵌合可能となる。
図8(a)に示すように、嵌合完了状態では、嵌合室24Aの内部に露出している各端子部11が、相手側コネクタ40Aに収容された対応するメス端子42とそれぞれ嵌合・接続される。この結果、対応するバスバー10を介して、相手側コネクタ40Aに属する複数の電線に関して、相手側コネクタ40の種別に対応する電線の導通パターンが得られる。
更に、図8(b)に示すように、嵌合完了状態では、各凹部43Aの第2傾斜面44Aが、対応する凸条部25Aの第1傾斜面26Aと対面接触する(噛み合う)。これにより、対面接触している第1傾斜面26A及び第2傾斜面44Aの傾斜方向に起因して、幅方向に関して嵌合中心の位置合わせ(センタリング)がなされる。更に、嵌合後のコネクタ装置に外力(振動等)が及んでも、第1傾斜面26Aと第2傾斜面44Aとの噛み合いにより、幅方向におけるガタツキ等を防止できる。
次に、図9〜図11を参照しながら、ジョイントコネクタ100に相手側コネクタを誤挿入しようとする場合について説明する。図9〜図11は、ハウジング20の嵌合室24Bに相手側コネクタ40Aを挿入する場合を示しているが、嵌合室24Aに相手側コネクタ40Bを挿入する場合も同様であるので、以下、嵌合室24Bに相手側コネクタ40Aを挿入する場合についてのみ説明する。
上述のように、相手側コネクタ40Aにおける複数の凹部43Aの「形態」は、嵌合室24Bにおける複数の凸条部25Bの「形態」と合致しておらず、且つ、相手側コネクタ40Aにおける突起部46Aの「形態」は、嵌合室24Bにおける溝部27Bの「形態」と合致していない。
従って、ハウジング20の嵌合室24Bに相手側コネクタ40Aを挿入しようとすると、図9(b)に示すように、相手側コネクタ40Aにおける突起部46Aが、嵌合室24Bの溝部27Bに隣接する本体周壁部21の後方側の縁部と干渉する。加えて、図10(b)に示すように、相手側コネクタ40Aの外壁面の前方側縁部の一部(破線で囲まれる領域を参照)が、嵌合室24Bの凸条部25Bと干渉する。その結果、相手側コネクタ40Aが嵌合室24Bに嵌合不能となることにより、誤挿入を検知できることになる。
加えて、上述したように、相手側コネクタ40Aの外壁面の前方側縁部のうち図10(b)に破線で示す「嵌合室24Bの凸条部25Bと干渉する領域」には、第3傾斜面45Aがそれぞれ形成されている。従って、このような誤挿入がなされた場合、図11(b)に示すように、相手側コネクタ40Aの各第3傾斜面45Aが、対応する凸条部25Bの第1傾斜面26Bと対面接触する(噛み合う)。これにより、対面接触している第1傾斜面26B及び第3傾斜面45Aの傾斜方向に起因して、相手側コネクタ40Aが嵌合室24Bの側方内壁を幅方向外側に押し広げて嵌合室24Bに無理に挿入されることを防止できる。よって、誤挿入をより確実に防止できる。
以上、本発明の実施形態に係るコネクタ装置によれば、相手側コネクタ40A(40B)を誤った嵌合室24B(24A)に嵌合しようとした場合、相手側コネクタ40A(40B)の外壁面が嵌合室24B(24A)の凸条部25B(25A)及び溝部27B(27A)と合致しない。このため、相手側コネクタ40A(40B)を嵌合室24B(24A)に挿入できない。換言すると、相手側コネクタ40A(40B)の外壁面と、嵌合室24B(24A)の内壁面(凸条部25B(25A)及び溝部27B(27A)以外の壁面)と、が干渉することにより、誤挿入を検知できることになる。
したがって、ジョイントコネクタ100に嵌合すべき相手側コネクタが実際に嵌合されているか否かを検知可能である。
更に、ハウジング20の区画壁23に設けられた凸条部25A,25Bが区画壁23の補強リブとしても機能する。このため、区画壁23を薄くしても強度を維持できる。よって、ジョイントコネクタ100を小型化し得る。
更に、バスバー10の端子部11の先端(嵌合方向の後方側の端部)が、凸条部25A,25Bの先端(嵌合方向の後方側の端部)よりも嵌合方向の前方側に位置する。そのため、相手側コネクタ40A,40Bの嵌合時、相手側コネクタ40A,40Bが先ず凸条部25A,25Bに触れた後、端子部11に触れることになる。換言すると、相手側コネクタ40A,40Bの傾き等が凸条部25A,25Bによって正された後、相手側コネクタ40A,40Bに端子部11が挿入されることになる。
また、相手側コネクタ40A,40Bが凸条部25A,25Bに対して傾いた状態にて嵌合室24A,24Bに挿入されようとした場合、凸条部25A,25Bにより、相手側コネクタ40A,40Bを挿入できなくなる。よって、相手側コネクタ40A,40Bが傾いた状態にて端子部11と接触することがなく、端子部11の変形を防止できる。
更に、相手側コネクタ40A(40B)の嵌合時、ハウジング20の第1傾斜面26A(26B)と相手側コネクタ40A(40B)の第2傾斜面44A(44B)とが対面接触する(噛み合う)ことにより、嵌合中心の位置合わせ(センタリング)がなされる。よって、相手側コネクタ40A(40B)と端子部11とが斜めに接触すること等が防がれるため、メス端子42の確実な電気的接続を図り得る。
更に、嵌合後のコネクタ装置に外力(振動等)が及んでも、第1傾斜面26A(26B)と第2傾斜面44A(44B)との噛み合いにより、幅方向(嵌合方向に直交する方向)におけるガタツキ等を防止できる。
加えて、相手側コネクタ40A(40B)を本来嵌合すべき嵌合室24A(24B)とは異なる嵌合室24B(24A)に嵌合しようとしたとき(誤挿入のとき)、第1傾斜面26B(26A)と第3傾斜面45A(45B)との噛み合いにより、相手側コネクタ40A(40B)が嵌合室24B(24A)の側方内壁を幅方向外側に押し広げて嵌合室24B(24A)に無理に挿入されることを防止できる。よって、誤挿入をより確実に防止できる。
なお、図4及び図5に示すように、相手側コネクタ40A(40B)には係止部47A(47B)が設けられおり、図7に示すように、ハウジング20には係合突起28A(28B)が設けられている。係合突起28A(28B)は、片持ち梁状のロックアーム(図示省略)の端部に設けられている。そして、相手側コネクタ40A(40B)をハウジング20の嵌合室24A,24Bに挿入(嵌合)させた際、係止部47A(47B)が係合突起28A(28B)と係合することにより、相手側コネクタ40A(40B)がハウジング20に対して嵌合した状態にて保持されることになる。
<他の態様>
なお、本発明は上記各実施形態に限定されることはなく、本発明の範囲内において種々の変形例を採用できる。例えば、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良、等が可能である。その他、上述した実施形態における各構成要素の材質、形状、寸法、数、配置箇所、等は本発明を達成できるものであれば任意であり、限定されない。
例えば、上記実施形態では、コネクタ装置は、複数の相手側コネクタ40A,40Bを有しているが、相手側コネクタ40A,40Bのうち一方のみを有していてもよい。更に、ハウジング20が複数の嵌合室24A,24Bを備えているが、ハウジング20が単一の嵌合室を備えていても良い。
更に、上記実施形態では、バスバー10の端子部11の嵌合方向の後方側の端部がハウジング20の凸条部25A,25Bの嵌合方向の後方側の端部よりも嵌合方向の前方側に位置しているが、バスバー10の端子部11の嵌合方向の後方側の端部が、ハウジング20の凸条部25A,25Bの嵌合方向の後方側の端部よりも嵌合方向の後方側に位置していてもよく、更に、同端部と嵌合方向の同じ位置にあってもよい。
更に、上記実施形態では、ハウジング20の凸条部25A,25Bの嵌合方向の後方側の端部に第1傾斜面26A,26Bが形成されているが、第1傾斜面26A,26Bが形成されていなくてもよい。この場合、相手側コネクタ40A,40Bにも第2傾斜面44A,44B、及び、第3傾斜面45A,45Bが形成される必要がない。
ここで、上述した本発明に係るコネクタ装置の実施形態の特徴をそれぞれ以下(1)〜(4)に簡潔に纏めて列記する。
(1)
一又は複数の相手側コネクタ(40A,40B)と、前記相手側コネクタに属する複数の電線同士をバスバー(10)を介して接続するジョイントコネクタ(100)と、を備えたコネクタ装置であって、
前記ジョイントコネクタ(100)は、
前記相手側コネクタが嵌合される一又は複数の嵌合室(24A,24B)を有するハウジング(20)と、前記ハウジングに保持されると共に前記相手側コネクタ(40A,40B)の嵌合方向に沿って前記嵌合室内に延びる端子部(11)を有する前記バスバー(10)と、を備え、
前記ハウジング(20)は、
前記嵌合室の各々を区分けする区画壁(23)と、前記区画壁の壁面上に前記嵌合方向に沿って延びるように形成された凸条部(25A,25B)であって前記相手側コネクタの種別ごとに異なる形態を有する凸条部と、前記嵌合室の内壁面における前記凸条部とは異なる箇所に前記嵌合方向に沿って延びるように形成された溝部(27A,27B)であって前記相手側コネクタの種別ごとに異なる形態を有する溝部と、を有し、
前記相手側コネクタ(40A,40B)は、
該相手側コネクタの種別ごとに異なり且つ前記凸条部(25A,25B)及び前記溝部(27A,27B)に対応した形状の外壁面を有すると共に、前記凸条部及び前記溝部の双方と前記外壁面とが合致した場合には前記ハウジング(20)へ嵌合可能であり、前記凸条部及び前記溝部の少なくとも一方と前記外壁面とが合致しない場合には前記ハウジングへ嵌合不能である、
コネクタ装置。
(2)
上記(1)に記載のコネクタ装置において、
前記バスバー(10)が、
前記嵌合方向の前方から後方に向けて前記端子部(11)が延び、且つ、前記端子部の前記嵌合方向の後方側の端部が前記凸条部(25A,25B)の前記嵌合方向の後方側の端部よりも前記嵌合方向の前方側に位置するように前記ハウジング(20)に保持される、
コネクタ装置。
(3)
上記(1)又は上記(2)に記載のコネクタ装置において、
前記ハウジング(20)が、
前記凸条部(25A,25B)の前記嵌合方向の後方側の端部に、前記嵌合方向に対して傾いた第1傾斜面(26A,26B)を有し、
前記相手側コネクタ(40A,40B)が、
前記凸条部に対応する前記外壁面の凹部の前記嵌合方向の後方側の端部に、前記第1傾斜面に対面接触する第2傾斜面(44A,44B)を有する、
コネクタ装置。
(4)
上記(3)に記載のコネクタ装置において、
前記ハウジング(20)が、
前記第1傾斜面(26A,26B)として、前記嵌合室(24A,24B)の中心軸線から離れるにつれて前記嵌合方向の前方側に位置するように傾いた傾斜面を有し、
前記相手側コネクタ(40A,40B)が、
前記外壁面の前記嵌合方向の前方側の縁部のうちの前記凹部以外の箇所に、前記第1傾斜面に対面接触する第3傾斜面(45A,45B)を有し、
前記凸条部と前記外壁面とが合致した場合には前記凸条部(25A,25B)が前記凹部に挿入されて前記第1傾斜面(26A,26B)と前記第2傾斜面(44A,44B)とが対面接触し、前記凸条部と前記外壁面とが合致しない場合には前記凸条部と前記縁部とが当接し且つ前記第1傾斜面(26A,26B)と前記第3傾斜面(45A,45B)とが対面接触する、
コネクタ装置。
10 バスバー
11 端子部
20 ハウジング
23 区画壁
24A,24B 嵌合室
25A,25B 凸条部
26A,26B 第1傾斜面
27A,27B 溝部
40A,40B 相手側コネクタ
43A,43B 凹部
44A,44B 第2傾斜面
45A,45B 第3傾斜面
100 ジョイントコネクタ
W 電線

Claims (3)

  1. 一又は複数の相手側コネクタと、前記相手側コネクタに属する複数の電線同士をバスバーを介して接続するジョイントコネクタと、を備えたコネクタ装置であって、
    前記ジョイントコネクタは、
    前記相手側コネクタが嵌合される一又は複数の嵌合室を有するハウジングと、前記ハウジングに保持されると共に前記相手側コネクタの嵌合方向に沿って前記嵌合室内に延びる端子部を有する前記バスバーと、を備え、
    前記ハウジングは、
    前記嵌合室の各々を区分けする区画壁と、前記区画壁の壁面上に前記嵌合方向に沿って延びるように形成された凸条部であって前記相手側コネクタの種別ごとに異なる形態を有する凸条部と、前記嵌合室の内壁面における前記凸条部とは異なる箇所に前記嵌合方向に沿って延びるように形成された溝部であって前記相手側コネクタの種別ごとに異なる形態を有する溝部と、を有し、
    前記相手側コネクタは、
    該相手側コネクタの種別ごとに異なり且つ前記凸条部及び前記溝部に対応した形状の外壁面を有すると共に、前記凸条部及び前記溝部の双方と前記外壁面とが合致した場合には前記ハウジングへ嵌合可能であり、前記凸条部及び前記溝部の少なくとも一方と前記外壁面とが合致しない場合には前記ハウジングへ嵌合不能であり、
    前記ハウジングが、
    前記凸条部の前記嵌合方向の後方側の端部に、前記嵌合方向に対して傾いた第1傾斜面を有し、
    前記相手側コネクタが、
    前記凸条部に対応する前記外壁面の凹部の前記嵌合方向の後方側の端部に、前記第1傾斜面に対面接触する第2傾斜面を有する、
    コネクタ装置。
  2. 請求項1に記載のコネクタ装置において、
    前記バスバーが、
    前記嵌合方向の前方から後方に向けて前記端子部が延び、且つ、前記端子部の前記嵌合方向の後方側の端部が前記凸条部の前記嵌合方向の後方側の端部よりも前記嵌合方向の前方側に位置するように前記ハウジングに保持される、
    コネクタ装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載のコネクタ装置において、
    前記ハウジングが、
    前記第1傾斜面として、前記嵌合室の中心軸線から離れるにつれて前記嵌合方向の前方側に位置するように傾いた傾斜面を有し、
    前記相手側コネクタが、
    前記外壁面の前記嵌合方向の前方側の縁部のうちの前記凹部以外の箇所に、前記第1傾斜面に対面接触する第3傾斜面を有し、
    前記凸条部と前記外壁面とが合致した場合には前記凸条部が前記凹部に挿入されて前記第1傾斜面と前記第2傾斜面とが対面接触し、前記凸条部と前記外壁面とが合致しない場合には前記凸条部と前記縁部とが当接し且つ前記第1傾斜面と前記第3傾斜面とが対面接触する、
    コネクタ装置。
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