JP6799225B2 - 射出成形機の保護装置 - Google Patents

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Description

本発明は、複数の側方フレーム要素または側方カバー、ならびに固定工具クランプ板および可動工具クランプ板を有する射出成形機の保護装置に関する。固定工具クランプ板および可動工具クランプ板は、側方フレーム要素または側方カバーの間に配置される。可動工具クランプ板は、固定工具クランプ板に対して、側方フレーム要素または側方カバーと平行に延びる型締軸線に沿って移動できる。
請求項1の前提部分に従った保護装置は、長い間当技術分野で知られている。射出成形機の操作上の安全に対する要件が、世界各国でいくつかの標準および基準に規定されている。それに関して、欧州規格EN201:2009において、特に強調されている。
射出成形プロセスの間の、2つの半型を締付けるための、固定工具クランプ板に対する可動工具クランプ板の動きは、移動部品の大きい力によって危険領域を生じさせる。この理由のため、動作中に危険領域に介入できないように、射出成形機の周囲の人が介入し得る全ての側、すなわち操作者側および背面側、ならびに上側および下側を、保護装置によって遮蔽する必要がある。したがって、保護装置は動作中に取り外せないように構成され、または動作中に保護装置が開いた場合は安全機構によって検出されて、危険な動きを停止するよう構成されるべきである。
工具領域において、操作者側および背面側に、可動の保護ドアを取り付けることが標準的な慣行になっている。なぜなら、部品の取出しおよび/または保守のために工具領域へ容易に接近できるからである。機械の上面の保護装置は、動作中に外れないように、カバーを側方フレーム要素または側方カバーに固定して装着するよう構成され得る。しかしこれは、工具の交換および部品の自動取出しに関する柔軟性を大きく欠くという欠点をもたらす。なぜなら、このようなカバーは、完全に分解して組み立て直さなければならないからである。別の可能性として、上面のカバーを、操作者側および背面側と同じように可動の保護ドアで構成することがある。しかし、この高い柔軟性はまた、保護ドアの上面が開いているか閉じているかを判定するための追加の安全機構を要する、という欠点をもたらす。
JP2003025405Aでは、射出成形機の保護装置が記載され、それは単一部品から構築されて橋のように工具領域を跨ぐ。そのため、1つだけの単独保護装置が提供され、それは型締軸線に沿って移動し、機械の操作者側および背面側の両方、ならびに上面を覆う。この方法において、保護装置の状態を判定するために、1つの安全機構が要求されるだけである。しかし、橋のようなカバーは大きい死荷重を有し、作製するのに高価で、部品の自動取出しを含む操作に適さない、という欠点がある。
同様に、橋の形状の一体型保護装置が、DE09217420U1から知られており、これは、機械本体の長手方向に移動できるように、締付機構の後端部において支持される。開いた状態において、保護装置は型締軸線に対して直角で、締付機構を介して保護フードの形状で移動でき、それによって、機械の動作中に工具領域および可動部品は完全に覆われる。しかし、このような構成はまた、前段落ですでに開示した欠点をもたらす。
特開2003−025405号公報 独国実用新案登録第09217420号明細書
したがって本発明の基本的な課題は、全ての安全要件を満たし、その応用に柔軟性があり、ならびに製作が容易で経済性に優れた、射出成形機のための保護装置を提供することである。
課題を解決するため、本発明によれば、複数の第1のカバー要素が、射出成形機の上面の操作者側および操作者側とは反対側の背面側とに配置されるように、上記のタイプの保護装置のさらなる改善を提供する。第1のカバー要素は型締軸線に平行に延在し、第1のカバー要素は、第1のカバー要素の回動が可能であるように構成されている。射出成形機の上面には、複数の第2のカバー要素が配置され、型締軸線に対して垂直に延在する。第2のカバー要素の配置は、第2のカバー要素の回動が可能であるように構成される。
本発明の基本的な成果は、型締軸線に平行、したがって側方フレーム要素または側方カバーに平行な複数の第1のカバー要素を、射出成形機の上面の操作者側および背面側に取り付けることと、射出軸線に垂直に延在、したがって側方フレーム要素または側方カバーの間にあるいくつかの第2のカバー要素を、射出成形機の上面に取り付けることである。そのため、1つのカバー要素が各側それぞれに提供され得、それによって、合計2つの第1のカバー要素および2つの第2のカバー要素となる。しかし、さらなる手間をかけることなく、両側に2つ以上のカバー要素を取り付けることが可能で、それによって、第1のカバー要素と第2のカバー要素との合計は増加する。
本発明によれば、第1のカバー要素および第2のカバー要素は、それらが回動できるように配置される。第1のカバー要素の回転軸線は型締軸線と平行で、第2のカバー要素の回転軸線は型締軸線と垂直である。したがって、固定工具クランプ板と可動工具クランプ板との間に位置する工具領域を、第1のカバー要素および第2のカバー要素がともに、機械の上面から覆うように位置付けることが可能であり、それによって、機械の周囲にいる人が動作中に危険領域に介入できなくなる。保護装置が閉じた状態において、第1のカバー要素および第2のカバー要素は重複する。第1のカバー要素が、閉じた状態において、第2のカバー要素の下にある本発明の実施形態と、第1のカバー要素が、閉じた状態において、第2のカバー要素の上にある本発明の実施形態との、両方が可能である。
工具領域への接近は、第1のカバー要素および第2のカバー要素を、たとえば単純に広げる形態で、上向きに回動することよって実現され得る。それによって、固定工具クランプ板および可動工具クランプ板の半型工具の交換、および部品の自動取出しのために周辺装置を介在させることが、容易に可能となる。それによって、第1のカバー要素および第2のカバー要素は上向きに突出し、すなわち第1のカバー要素が、操作者側および背面側の側方フレーム要素または側方カバーの垂直延長部を形成し、第2のカバー要素が、第1のカバー要素によって形成された垂直延長部と接続して、工具領域を完全に囲む安全ガードを形成する。しかし、保護装置のこの開いた状態においてさえ、射出成形機の周囲の人が介入することはできない。なぜなら、側方フレーム要素または側方カバーに手を延ばすように介入しようとする場合、第1または第2のカバー要素のそれぞれは下向きに閉じ、それによって適切な位置で工具領域を覆うからである。
したがって、本発明による保護装置は、閉じた状態および開いた状態の両方において、射出成形機の周囲の人が外から介入することはできないという利点を含む。そのため、保護装置の状態を検出して、保護装置が開いている場合に危険な動きを停止させる安全機構を、省略することができる。このことは、従来技術で知られている保護装置に比べて、コストの大幅な低減につながる。さらに、本発明による保護装置は簡単で、可能な応用に対する柔軟性がある。なぜならこの保護装置は、第1のカバー要素および第2のカバー要素を、単に広げるまたは折り畳むことによって開閉ができるからである。本発明による保護装置の開いた状態は、工具領域への接近が確立されるが、同時に危険領域への介入を排除するという、特別な利点をもたらす。開いた保護装置がもたらす、工具領域に接近可能な領域は、半型の交換、ならびに部品の自動取出しのための周辺装置を伴う機械操作を容易にするほど十分に広い。
特に好ましい方法において、第1のカバー要素および第2のカバー要素は、保護装置が閉じた状態では、第2のカバー要素の回転軸と第1のカバー要素の近接する水平端との間の距離が1mmと15mmとの間の範囲内であるように、配置することができる。この領域において、保護装置が開いている場合、2つの隣接するカバー要素の間隔は小さすぎて、機械の周囲の人が外から介入することはできない。この距離が、規定した所望の上限を超えて増加する場合、隣接する2つのカバー要素の間の間隔もまた自動的に増加し、その結果、必要があれば介入が可能となり、効果的な保護はもはや保証できない。
本発明の好ましい実施形態において、第1のカバー要素および第2のカバー要素は、接続要素を介して側方フレーム要素または側方カバーに固定される。しかし、側方フレーム要素または側方カバーの間に、横梁、突っ張り材、またはパネルを提供する可能性もあり、これらは、第1のカバー要素および/または第2のカバー要素を、接続要素を介して固定する役割を担う。しかし、本発明の柔軟性のため、2つの変形物のうちの1つに限定する必要はない。実際、両方の固定変形物を随意に組み合わせることが可能である。したがって、たとえば第1のカバー要素は接続要素を介して側方フレーム要素または側方カバーに固定することができ、一方で第2のカバー要素は接続要素を介して、側方フレーム要素または側方カバー間の横梁または保護パネルに固定される。
好ましくは、第1または第2のカバー要素と側方フレーム要素または側方カバー、横梁、突っ張り材、またはパネルとの間の接続要素として、ヒンジが提供される。なぜならヒンジは、本発明により求められる回動を保証し、標準的な部品として簡単かつ経済的に入手できるからである。ヒンジを側方フレーム要素、横梁、またはパネルの工具領域に向けられた側に取り付ける場合、特に好ましいヒンジは、91°から100°の範囲の開口角度となるように設計される。第1のカバー要素および第2のカバー要素が、広げられた後の開いた状態において、重力を利用した力によって維持され、そのため別個の保持機構が必要ないので、この開口角度の範囲は有利である。さらに保護装置が開いているとき、この範囲の開口角度において、隣接する2つのカバー要素間の間隔は小さすぎて、機械の周囲の人が外から介入することはできない。この開口角度が、規定した所望の上限を超えて広がる場合、隣接する2つのカバー要素間の間隔もまた自動的に増加し、その結果、必要があれば介入が可能となり、十分な保護はもはや保証できない。しかし本発明は、ヒンジを、工具領域に隣接する側方フレーム要素、横梁、またはパネル側に取り付ける場合に限定されない。異なる取り付けが提供される場合、開口角度の好ましい範囲をそれに従って調整するべきである。接続要素の選択は、ヒンジに限定されない。実際、本発明の範囲内で、第1のカバー要素および第2のカバー要素の回動を保証する、全ての接続要素を使用できる。
保持装置が側方フレーム要素または側方カバー、横梁、突っ張り材、またはパネルに提供され得る。それらは第1および/または第2のカバー要素に対する接触面を形成し、それによって両回転方向における回動による移動経路を制限する。好ましい方法において、閉じた状態における第1のカバー要素および第2のカバー要素が、側方フレーム要素または側方カバーに対して直角になるように、保護装置において第1の複数の保持装置上で支持されるように、第1の複数の保持装置は配置される。特に好ましい方法において、保護装置が開いた状態において、第1のカバー要素および第2のカバー要素が、カバー要素の開口角度が91°と100°の間の好ましい範囲にあるように第2の複数の保持装置で止まるように、第2の複数の保持装置は配置される。
第1のカバー要素および第2のカバー要素は、好ましくは鋼板で作製されてよく、1.5mmから4mmの範囲の材料の強さが特に好適であると実証された。しかし本発明は、第1のカバー要素および第2のカバー要素に使用される材料として、鋼板に限定されない。実際、本目的に適切であると実証される任意の材料を使用することができる。本発明の特に好ましい実施形態において、第1のカバー要素および第2のカバー要素の上にハンドル装置が配置され、それらは操作者のため、簡単に保護装置を開閉する手助けをする。本発明の特に好ましい実施形態において、保護装置が開いている状態で、第1のカバー要素および第2のカバー要素によって形成される安全ガードが、射出成形機の周囲の人が手を延ばしても、第1のカバー要素および第2のカバー要素の上端部に届かないような長い垂直延長の機械高を有するように、第1のカバー要素および第2のカバー要素の寸法は決められる。
本発明の別の有利な実施形態において、第1のカバー要素および第2のカバー要素は係止装置を含む。射出成形機を操作中に、クランプ力ならびに可動部品によって、動的荷重が、一般に機械部品、特に保護装置にも自然に作用する。これは操作中に、第1のカバー要素および第2のカバー要素を振動させ、それによって好ましくない騒音レベルの増加および材料の摩耗をもたらし、最悪の場合、第1および第2のカバー要素を不必要に閉じる。この理由のため、たとえば第1のカバー要素上に突起物、および第2のカバー要素上にドリル孔を設けることができる。この方法で、保護装置が開いている状態において、2つの隣接する第1のカバー要素および第2のカバー要素はそれぞれ、たとえばナットおよびボルトの接続によって互いに係止することができ、それによって保護装置は剛体システムを形成して、言及された不利な状態を回避する。これは、保護装置が常時開いた状態で周辺装置が上から工具領域に達している場合の、部品の自動取出しに関わる機械動作において、特に有利である。なぜなら、第1および第2のカバー要素のうちの少なくとも1つが不必要に閉じられると、周辺装置に損傷をもたらし得るからである。しかし、本発明はこのような係止に限定されない。実際、第1のカバー要素および第2のカバー要素を係止するのに、全ての好適な方法が実施できる。
さらに、本発明はそのような保護装置を伴う射出成形機に関する。
本発明の別の有利な点および詳細は、図面を参照した例示的な実施形態を基に、説明される。図面は概略で表わしたものである。
閉じた状態にある、本発明の保護装置の概略図である。 開いた状態にある、図1の保護装置の概略図である。 閉じた状態にある、図1の保護装置の近接図である。 開いた状態にある、図1の保護装置の近接図である。 第1のカバー要素と第2のカバー要素との移行部の近接図である。 図5の移行部のさらなる近接図である。
図1は、射出成形機2のための保護装置1を、閉じた状態で、側方フレーム要素3、4を伴って示している。射出成形機2は、固定工具クランプ板5および可動工具クランプ板6を備え、可動工具クランプ板6は、側方フレーム要素3、4に平行である型締軸線A−Bに沿って、固定工具クランプ板5に対して移動できる。固定保護パネル13、14は、側方フレーム要素3、4の間に取り付けられており、詳細を示されていない駆動機構の可動部品を覆う。
第1のカバー要素9、10は、操作者側7および背面側8に、回動できるよう側方フレーム要素3、4に固定される。第1のカバー要素9、10は、側方フレーム要素3、4の内側に対して直角に、すなわち射出成形機2の上面と平坦になるように位置付けられる。第2のカバー要素11、12は、側方フレーム要素3、4の間に配置される。第2のカバー要素11、12は、回動できるように、また側方フレーム要素3、4の内側に対して直角をなすよう、保護パネル13、14に固定される。その結果、第1のカバー要素9、10と重複するよう、射出成形機2の表面上で平坦になる。第1のカバー要素9、10および第2のカバー要素11、12はともに、射出成形機2の上面で、固定工具クランプ板5と可動工具クランプ板6との間に位置する工具領域のためのカバーを形成する。そのため、射出成形機2の周囲にいる人が、側方フレーム要素3、4に手を延ばして外から工具領域に介入することができない。
図2は、開いた状態にある、図1の保護装置1の概略図である。第1のカバー要素9、10および第2のカバー要素11、12の上向きの回動、たとえば広げることによって、固定工具クランプ板5と可動工具クランプ板6との間の工具領域への接近が実現することが、確認できる。第1のカバー要素9、10は、操作側7および背面側8で、側方フレーム要素3、4の垂直延長部を形成する。第1のカバー要素9を介した側方フレーム要素3の延長部、および第1のカバー要素10を介した側方フレーム要素4の延長部は、第2のカバー要素11、12を介して互いに接続される。この方法で、完全に工具領域を囲む安全ガードがもたらされ、上面からの工具領域への接近を保証するが、同時に射出成形機の周辺にいる人の介入を防ぐ。なぜなら、介入を試みる際に、第1または第2のカバー要素のそれぞれが折り畳まれることによって、適切な位置で工具領域が覆われるからである。
図3は、閉じた状態にある、図1の保護装置1の近接図を示す。第2のカバー要素11、12が、ヒンジ15、16、17、18を介して、保護パネル13、14に固定されていることが確認できる。同様に、第1のカバー要素9、10が、ヒンジ接続を介して側方フレーム要素3、4に固定されているが、これらのヒンジ接続は、選択された斜視位置のために図3では視認できない。それでも、本発明は、この例示的な実施形態の枠組みの中で説明された、保護パネル13、14に第2のカバー要素11、12を固定することに限定されない。第2のカバー要素11、12はまた、さらなる手間をかけることなく、側方フレーム要素3、4または他の機械部品に固定され得る。ハンドル装置19、20、21、22が、第1のカバー要素および第2のカバー要素9、10、11、12に取り付けられる。それらは保護装置を開閉するために、第1のカバー要素および第2のカバー要素9、10、11、12を容易に動かせるよう手助けする。保護パネル13、14は、保持装置23、24、25、26を有し、それらは第2のカバー要素11、12の回動による移動経路を制限して、開いた状態において保護装置1を好ましい開口角度に留める働きを担う。
図4は、開いた状態にある、図1の保護装置1の近接図である。第1のカバー要素および第2のカバー要素9、10、11、12は、回動運動によって上向きに折られる。そのため、第1のカバー要素9、10は側方フレーム要素3、4の垂直延長部を形成し、第2のカバー要素11、12はその垂直延長部と接続して、固定工具クランプ板5と可動工具クランプ板6との間にある工具領域を囲む安全ガードを形成する。第2のカバー要素12は、保持装置25、26で止まり、それによって第2のカバー要素12の最大開口角度βが制限されることが確認できる。このような保持装置は、第1のカバー要素9、10、さらに第2のカバー要素11にも提供されるが、それらは選択された斜視位置のために図4では視認できない。第1のカバー要素9、10および第2のカバー要素11、12のための保持装置は、第1のカバー要素9、10の開口角度αおよび第2のカバー要素11、12の開口角度βが91°と100°の間の好ましい範囲にあるように、配置される。
図5は、第1のカバー要素10と第2のカバー要素11との移行部の近接図を示す。保持装置29が保護パネル14に取り付けられ、第1のカバー要素10の工具領域に向かう回動による移動経路を制限する。保持装置29は、保護装置1が閉じた状態で、第1のカバー要素10が保持装置29で止まるときに、第1のカバー要素10が工具領域に面する側方向フレーム要素4の内側に対して直角をなすように、位置付けされる。第1のカバー要素10は、突起物の形態で、第2のカバー要素11に隣接する水平方向端部に構成される係止装置30を有する。第1のカバー要素10および第2のカバー要素11は、係止装置30を介して、簡単なナットおよびボルトの接続によって互いに係止され得る。
図6は、図5の移行部の別の近接図である。第1のカバー要素10および第2のカバー要素11が、係止装置30および第2のカバー要素11のドリル孔を介して、ねじ31およびボルト32によって互いに係止されるのが確認できる。この方法により、保護装置1は剛体システムを形成し、射出成形プロセス中に、射出成形機2の可動機械部品によって発生される衝撃が保護装置1に悪影響を及ぼさないことを保証する。

Claims (11)

  1. 複数の側方フレーム要素または側方カバー(3、4)と、固定工具クランプ板(5)および可動工具クランプ板(6)とを有する射出成形機(2)であって、前記固定工具クランプ板(5)および前記可動工具クランプ板(6)が、前記側方フレーム要素または前記側方カバー(3、4)の間に配置され、前記可動工具クランプ板(6)が、前記固定工具クランプ板(5)に対して、前記側方フレーム要素または側方カバー(3、4)と平行に延びる型締軸線に沿って移動する射出成形機(2)の保護装置(1)において、
    いくつかの第1のカバー要素(9、10)が前記射出成形機(2)の上面の、操作者側(7)と前記操作者側(7)とは反対側の背面側(8)とに配置され、前記第1のカバー要素(9、10)は前記型締軸線に平行に延在し、前記第1のカバー要素(9、10)は、前記第1のカバー要素(9、10)が回動可能であるように構成されており、射出成形機(2)の上面にいくつかの第2のカバー要素(11、12)が前記型締軸線に垂直に延在して配置され、前記第2のカバー要素(11、12)は、前記第2のカバー要素(11、12)が回動可能であるように構成されていることを特徴とする保護装置。
  2. 請求項1に記載の保護装置であって、前記第1のカバー要素(9、10)および/または前記第2のカバー要素(11、12)が、接続要素によって、前記側方フレーム要素または側方カバー(3、4)に取り付けられていることを特徴とする保護装置。
  3. 請求項1または2に記載の保護装置であって、前記第1のカバー要素および/または前記第2のカバー要素(9、10、11、12)を取り付けるための、横梁、突っ張り材、および/またはパネルが、前記側方フレーム要素または側方カバー(3、4)の間に提供されることを特徴とする保護装置。
  4. 請求項3に記載の保護装置であって、接続要素によって、前記第1のカバー要素および/または前記第2のカバー要素(9、10、11、12)が、横梁、突っ張り材、またはパネルに取り付けられていることを特徴とする保護装置。
  5. 請求項2から4のいずれか1項に記載の保護装置であって、前記接続要素が、前記第1のカバー要素および前記第2のカバー要素(9、10、11、12)の回動を容易にするように構成されることを特徴とする保護装置。
  6. 請求項1から5のいずれか1項に記載の保護装置であって、前記側方フレーム要素または前記側方カバー(3、4)上に保持装置が提供され、前記保持装置が前記第1のカバー要素および/または前記第2のカバー要素(9、10、11、12)との接触面を形成するように構成されることを特徴とする保護装置。
  7. 請求項3から6のいずれか1項に記載の保護装置であって、前記横梁、突っ張り材、またはパネルに保持装置が提供され、前記保持装置が前記第1のカバー要素および/または前記第2のカバー要素(9、10、11、12)との接触面を形成するよう構成されることを特徴とする保護装置。
  8. 請求項1から7のいずれか1項に記載の保護装置であって、前記第1のカバー要素(9、10)および前記第2のカバー要素(11、12)が、鋼板で作製されることを特徴とする保護装置。
  9. 請求項1から8のいずれか1項に記載の保護装置であって、前記第1のカバー要素(9、10)および/または前記第2のカバー要素(11、12)が、ハンドル装置を含むことを特徴とする保護装置。
  10. 請求項1から9のいずれか1項に記載の保護装置であって、前記第1のカバー要素(9、10)および/または前記第2のカバー要素(11、12)が、係止装置を含むことを特徴とする保護装置。
  11. 請求項1から10のいずれか1項に記載された保護装置を備えることを特徴とする射出成形機。
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