JP6798804B2 - 床材敷設体 - Google Patents

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Description

本発明は、バルコニー、ベランダ、テラス等に敷設される床材に関する。特に、床材本体の底部に脚部が設けられた床材に関する。
この種の床材は、パネル状の床材本体を備えている。床材本体の底部には脚部が設けられている(特許文献1等参照)。一般に、脚部は、下端開口の筒状になっている。かかる床材を防水シートの上に敷設すると、歩行等の動荷重が局所的に作用するため、防水シートが傷みやすい。
そこで、特許文献1の脚部は、下端部が底板によって塞がれている。これによって、防水シートなどの敷設面との接触面積を増やして荷重を分散することで敷設面の傷みを緩和している。
特開2012−172304号公報
特許文献1において、底板ひいては脚部の直径を大きくすれば、防水シート等の敷設面との接触面積を一層増大でき、敷設面の損傷を一層緩和できる。一方、防水シートの継ぎ目の重なり部等の不陸部があると、脚部が斜めになることで、床材がガタつき、歩きにくくなる。また、隣接する床材どうし間の目地幅も広くなりやすい。
本発明は、かかる事情に鑑み、防水シー等の敷設面に対する損傷低減機能及び不陸追随機能を高めることができる床材を提供することにある。
前記課題を解決するため、本発明に係る床材は、床材本体と、前記床材本体の底部から下方へ突出された脚部を備え、
前記脚部が、下方へ向かうにしたがって縮径された円形断面の周壁と、前記周壁の下端部を塞ぐ底板を含むことを特徴とする。
脚部に底板を設けることによって、敷設面との接触面積を大きくでき、敷設面の損傷を防止又は抑制できる。脚部を断面円形にすることによって、どちらの方向からの力に対しても一様な変形をするようにできる。更に、脚部の周壁を下方へ向かって縮径させることによって、ストレートの場合よりも敷設面の損傷低減機能を確保しながら、敷設面の不陸追随性を高めて床材の傾きを抑えることができる。したがって、歩行時のがたつきを小さくでき、歩きやすくできる。また、目地幅の拡大を抑えることができる。逆に言うと、周壁が床材本体へ向かって拡径されているため、斜め方向からの座屈変形に対する強度が高まり、脚部を折れにくい形状にすることができる。
前記周壁における前記底板とのコーナー部が、前記周壁の上端部の直径の0.1倍以上0.5倍未満の曲率半径のアールになっていることが好ましい。
前記曲率半径が、前記周壁の上端部の直径の0.16倍以上0.2倍以下であることがより好ましい。
これによって、敷設面の損傷を一層確実に防止できるとともに、歩行時のがたつきや目地幅の拡大を一層抑制できる。
本発明の床材によれば、敷設面に対する損傷低減機能及び不陸追随機能を高めることができる。
図1は、本発明の一実施形態に係る床材からなる床材敷設体の平面図である。 図2(a)は、前記床材を表側から見た斜視図である。図2(b)は、前記床材を裏側から見た斜視図である。 図3は、図1のIII−III線に沿う、前記床材敷設体の断面図である。 図4は、図3の円部IVの拡大断面図である。 図5は、図3において敷設面に不陸部がある状態を示す断面図である。 図6は、図5の円部VIの拡大断面図である。
以下、本発明の実施形態を図面にしたがって説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る床材敷設体1を示したものである。床材敷設体1は複数(図では2つだけ図示)の床材2を含む。図3に示すように、バルコニー等の床面には防水シート3が敷設されている。防水シート3上に床材2が整列して敷設されている。防水シート3によって床材2のための敷設面が構成されている。
図1及び図2に示すように、各床材2は、パネル状の床材本体10を備えている。床材本体10は、表側(図1において紙面手前側)のパネル体11と、裏側(図1において紙面奥側)のベース枠20を含む。パネル体11は、例えば4つ(複数)の単体パネル12に分割されている。各単体パネル12はほぼ正方形になっている。単体パネル12の材質は、例えばタイルであるが、これに限られず樹脂等にて構成されていてもよい。
図2(b)に示すように、ベース枠20は、4つの単体パネル12を合わせた面積の四角形になっている。ベース枠20の材質は樹脂である。ベース枠20と床材本体10とは接着剤にて接着されている。ベース枠20と床材本体10との接合手段は、接着に限られず、ビス止めや溶着等であってもよい。ベース枠20と床材本体10とが樹脂等にて一体成形されていてもよい。
図2(b)に示すように、ベース枠20には雄嵌合部23及び雌嵌合部24が設けられている。雄嵌合部23は、ベース枠20の直交する2つの縁部に設けられている。雌嵌合部24は、ベース枠20の他の直交する2つの縁部に設けられている。
図1及び図3に示すように、隣接する2つの床材2における一方の雄嵌合部23が他方の雌嵌合部24に嵌合されている。これによって、前記2つの床材2どうしが連結されている。
なお、図3においては、各床材2の中間部の図示が省略されている。
図2(b)に示すように、ベース枠20ひいては床材本体10の底部には、複数の脚部30が設けられている。これら脚部30は、床材2の面内方向に分散して配置されている。詳しくは、ベース枠20は、縦横の格子枠部21と斜めの両筋交い部22を有し、これら格子枠部及び両筋交い部22どうしの交点にそれぞれ脚部30が配置されている。
図4に示すように、各脚部30は、周壁31と、底板32を含む。周壁31は、断面円形に形成され、かつ床材本体10から下方へ突出されるにしたがって縮径されたテーパ状(円錐台形状)になっている。言い換えると、周壁31は、床材本体10へ向かって拡径されたテーパ状になっている。
周壁31の下端部に底板32が設けられている。底板32によって周壁31の下端部が塞がれている。図2(b)に示すように、底板32は、周壁31の上端部の直径より小径の円形になっている。
なお、本明細書において、底板32は、後記コーナー部33を含まず、コーナー部33よりも内側の部分を言う。
図4に示すように、周壁31の下端部における底板32とのコーナー部33は、アールになっている。すなわち、周壁31の下端部の外周面は、底板32の下面へ向かってアール状に縮径されている。脚部30の軸線と直交する方向から見た、コーナー部33の曲率半径R33は、好ましくは、周壁31の上端部の直径φ31の0.1倍以上0.5倍未満であり(φ31×0.1≦R33<φ31×0.5)、より好ましくは、周壁31の上端部の直径の0.16倍以上0.2倍以下である(φ31×0.16≦R33≦φ31×0.2)。
コーナー部33の曲率半径R33は、底板32の直径φ32の0.12倍〜2.5倍程度であることが好ましい(φ32×0.12≦R33≦φ32×2.5)。
脚部30の高さH30は、周壁31の上端部の直径φ31の0.2倍以上2.7倍以下程度であることが好ましい(φ31×0.2≦H30≦φ31×2.7)。
前記構成の床材2によれば、脚部30に底板32を設けることで、防水シート3との接触面積を大きくできる。したがって、防水シート3に局所的に荷重がかかるのを防止でき、防水シート3の損傷を防止又は抑制できる。しかも、コーナー部33をアールにすることで、防水シート3の損傷を一層確実に防止できる。また、脚部30を円形にすることで、どちらの方向からの力に対しても脚部30が一様な変形をするようにできる。
図5及び図6に示すように、防水シート3の継ぎ目等では不陸部3dが形成される。不陸部3d上に脚部33が配置されると、床材2が斜めになる。一方、脚部30のコーナー部33を比較的大きなアールにすることによって、コーナー部33が角張っていたり周壁31がストレートであったりした場合(図6において二点鎖線)よりも、床材2の傾きを抑えることができる。すなわち、床材2の不陸追随性を高めることができる。したがって、床材2のガタツキを低減できる。また、図5に示すように、隣接する床材2どうし間の目地2eが広がるのを抑えることができる。つまりは、目地幅W2eを、コーナー部33が角張っていたり周壁31がストレートであったりした場合における目地幅W2e’よりも小さくできる(W2e<W2e’)。
さらに、周壁31を床材本体10へ向けて拡径させることによって、斜め方向からの座屈変形に対する強度を高くでき、脚部30を折れにくい形状にすることができる。
なお、コーナー部33を角張らせたり周壁31をストレートにしたりする場合(図6において二点鎖線)であっても、周壁31の直径を小さくすれば、不陸部3dがあっても傾きを小さくでき、目地幅W2e’を小さくできるが、そうすると、防水シート3との接触面積が小さくなり、防水シート3の損傷を招きやすくなってしまう。
本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において種々の改変をなすことができる。
例えば、コーナー部33の曲率半径R33が、周壁31の上端部の直径φ31の0.1倍未満であってもよく(R33<φ31×0.1)、底板32の直径φ32の0.12倍未満(R33<φ32×0.12)であってもよく、或いは底板32の直径φ32の2.5倍超(R33>φ32×2.5)であってもよい。
本発明は、例えばバルコニー、ベランダ、テラス等の床面に敷設される床材として適用できる。
1 床材敷設体
2 床材
3 防水シート(敷設面)
3d 不陸部
10 床材本体
11 パネル体
12 単体パネル
20 ベース枠
21 格子枠部
22 両筋交い部
23 雄嵌合部
24 雌嵌合部
30 脚部
31 周壁
33 コーナー部
32 底板

Claims (1)

  1. 床面に敷設された防水シート上に設けられた床材敷設体であって、
    複数の床材を含み、各床材が、床材本体と、前記床材本体の底部から下方へ突出された脚部を備え、
    前記床材本体の縁部には、隣接する床材に対して上下に傾斜可能に連結される雄嵌合部及び雌嵌合部が設けられており、
    前記脚部が、下方へ向かうにしたがって縮径された円形断面の周壁と、前記周壁の下端部を塞ぐ底板を含み、前記周壁における前記底板とのコーナー部が、前記周壁の上端部の直径の0.16倍以上0.2倍以下の曲率半径のアールになっており、前記底板が、前記雄嵌合部の前記縁部と直交する幅より大径であり、
    これら床材が、前記防水シート上に整列されて敷設され、隣接する2つの床材における一方の雄嵌合部が他方の雌嵌合部に嵌合されることによって前記2つの床材どうしが連結されており、
    前記防水シートの継ぎ目からなる不陸部上に前記2つの床材のうち1の床材の前記脚部が配置されて、前記1の床材が斜めになることによって前記脚部が前記防水シートに接するとともに、前記雄嵌合部が前記雌嵌合部に嵌合された状態で前記防水シートから上へ離れていることを特徴とする床材敷設体。
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