JP6797991B1 - 電子機器、及び稼働情報の出力方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】動作環境の依存を低減しつつ、稼働情報を適切に出力する。【解決手段】電子機器は、オペレーティングシステムに基づく処理を実行するメイン制御部と、外部と通信するインターフェースを制御するインターフェース制御部と、インターフェースの設定情報を記憶するとともに、オペレーティングシステムの稼働に関連する情報である稼働情報を記憶する書き換え可能な不揮発性記憶部とを備え、インターフェース制御部は、取得した稼働情報を不揮発性記憶部に記憶させ、外部からの出力要求に応じて、不揮発性記憶部が記憶する稼働情報を、インターフェースによって出力する。【選択図】図2

Description

本発明は、電子機器、及び稼働情報の出力方法に関する。
パーソナルコンピュータなどの電子機器において、例えば、稼働時間などの稼働情報を記録する技術が知られている(例えば、特許文献1〜特許文献3)。このような従来技術では、OS(オペレーティングシステム)上のプログラムの実行により電子機器が内蔵するHDD(Hard Disk Drive)やSSD(Solid State Drive)などに稼働情報を記憶させたり、ネットワークを経由して外部装置に稼働情報を記憶させていた。
特開2005−269019号公報 特開2007−173885号公報 特開2008−131458号公報
しかしながら、上述した従来技術では、例えば、OSが起動できない場合や、ネットワークに接続できない場合には、稼働情報を出力できない場合があった。このように、従来技術では、動作環境に依存して、稼働情報を出力できない場合があった。
本発明は、上記問題を解決すべくなされたもので、その目的は、動作環境の依存を低減しつつ、稼働情報を適切に出力することができる電子機器、及び稼働情報の出力方法を提供することにある。
上記問題を解決するために、本発明の一態様は、オペレーティングシステムに基づく処理を実行するメイン制御部と、外部と通信するインターフェースを制御するインターフェース制御部と、前記インターフェースの設定情報を記憶するとともに、前記オペレーティングシステムの稼働に関連する情報である稼働情報を記憶する書き換え可能な不揮発性記憶部とを備え、前記インターフェース制御部は、取得した前記稼働情報を前記不揮発性記憶部に記憶させ、前記外部からの出力要求に応じて、前記不揮発性記憶部が記憶する前記稼働情報を、前記インターフェースによって出力する電子機器である。
また、本発明の一態様は、上記の前記電子機器において、前記稼働情報には、前記オペレーティングシステムの稼働時間が含まれ、前記インターフェース制御部は、前記オペレーティングシステムのシステム状態の遷移情報及び遷移日時を取得し、取得した前記システム状態の遷移情報及び前記遷移日時に基づいて、前記稼働時間を生成し、生成した前記稼働時間を前記稼働情報として前記不揮発性記憶部に記憶させるようにしてもよい。
また、本発明の一態様は、上記の前記電子機器において、前記インターフェース制御部は、前記オペレーティングシステムのシステム状態の遷移情報及び遷移日時を取得し、取得した前記システム状態の遷移情報及び前記遷移日時に基づいて、前記オペレーティングシステムの稼働時間を生成し、生成した前記稼働時間を前記稼働情報として前記インターフェースによって出力するようにしてもよい。
また、本発明の一態様は、上記の前記電子機器において、前記稼働情報には、前記システム状態の遷移情報と前記遷移日時とを対応付けた稼働履歴情報が含まれ、前記インターフェース制御部は、前記稼働履歴情報を前記稼働情報として前記不揮発性記憶部に記憶させるようにしてもよい。
また、本発明の一態様は、上記の前記電子機器において、前記稼働情報には、前記オペレーティングシステムの起動回数が含まれ、前記インターフェース制御部は、前記システム状態の遷移情報及び前記遷移日時に基づいて、前記起動回数を生成し、生成した前記起動回数を前記稼働情報として前記不揮発性記憶部に記憶させるようにしてもよい。
また、本発明の一態様は、上記の前記電子機器において、前記稼働情報には、自機器内の温度情報、又は前記自機器内の電源の状態を示すパワーグッド情報が含まれ、前記インターフェース制御部は、前記温度情報、又は前記パワーグッド情報を取得し、取得した前記温度情報、又は前記パワーグッド情報を前記稼働情報として前記不揮発性記憶部に記憶させるようにしてもよい。
また、本発明の一態様は、上記の前記電子機器において、前記インターフェースが、USB(Universal Serial Bus) Type−Cであり、前記インターフェース制御部は、前記USB Type−CのCC信号によるVDM(Vendor Defined Messages)機能を利用して、前記稼働情報を前記外部に出力するようにしてもよい。
また、本発明の一態様は、上記の前記電子機器において、前記インターフェース制御部が、前記USB Type−CのPD(Power Delivery)コントローラであってもよい。
また、本発明の一態様は、上記の前記電子機器において、前記メイン制御部と独立して動作し、周辺機器を管理するサブ制御部を備え、前記サブ制御部は、前記稼働情報を取得し、取得した前記稼働情報を前記インターフェース制御部に送信して、前記稼働情報を前記不揮発性記憶部に記憶させるようにしてもよい。
また、本発明の一態様は、オペレーティングシステムに基づく処理を実行するメイン制御部と、外部と通信するインターフェースを制御するインターフェース制御部と、前記インターフェースの設定情報を記憶するとともに、前記オペレーティングシステムの稼働に関連する情報である稼働情報を記憶する書き換え可能な不揮発性記憶部とを備える電子機器における稼働情報の出力方法であって、前記インターフェース制御部が、取得した前記稼働情報を前記不揮発性記憶部に記憶させる記憶ステップと、前記インターフェース制御部が、前記外部からの出力要求に応じて、前記不揮発性記憶部が記憶する前記稼働情報を、前記インターフェースによって出力する出力ステップとを含む稼働情報の出力方法である。
本発明の上記態様によれば、動作環境の依存を低減しつつ、稼働情報を適切に出力することができる。
第1の実施形態によるノートPCの主要なハードウェア構成の一例を示す図である。 第1の実施形態によるノートPCの機能構成の一例を示すブロック図である。 第1の実施形態における稼働履歴記憶部のデータ一例を示す図である。 第1の実施形態におけるエンベデッドコントローラの動作の一例を示すフローチャートである。 第1の実施形態におけるPDコントローラの稼働情報の記録処理の一例を示すフローチャートである。 第1の実施形態におけるPDコントローラの稼働情報の出力処理の一例を示すフローチャートである。 第2の実施形態によるノートPCの機能構成の一例を示すブロック図である。 第2の実施形態におけるPDコントローラの稼働情報の記録処理の一例を示すフローチャートである。 第2の実施形態におけるPDコントローラの稼働情報の出力処理の一例を示すフローチャートである。
以下、本発明の一実施形態による電子機器、及び稼働情報の出力方法について、図面を参照して説明する。
[第1の実施形態]
図1は、第1の実施形態によるノートPC1の主要なハードウェア構成の一例を示す図である。なお、本実施形態において、電子機器の一例として、ノートPC1について説明する。
図1に示すように、ノートPC1は、CPU11と、メインメモリ12と、ビデオサブシステム13と、表示部14と、チップセット21と、BIOSメモリ22と、HDD23と、オーディオシステム24と、WLANカード25と、USBコネクタ26と、エンベデッドコントローラ31と、入力部32と、電源回路33と、バッテリ34と、PDコントローラ40と、設定メモリ41とを備える。
なお、本実施形態において、CPU11と、チップセット21とは、メイン制御部10に対応する。
CPU(Central Processing Unit)11は、プログラム制御により種々の演算処理を実行し、ノートPC1全体を制御している。
メインメモリ12は、CPU11の実行プログラムの読み込み領域として、又は、実行プログラムの処理データを書き込む作業領域として利用される書き込み可能メモリである。メインメモリ12は、例えば、複数個のDRAM(Dynamic Random Access Memory)チップで構成される。この実行プログラムには、OS(オペレーティングシステム)、周辺機器類をハードウェア操作するための各種ドライバ、各種サービス/ユーティリティ、アプリケーションプログラム等が含まれる。
ビデオサブシステム13は、画像表示に関連する機能を実現するためのサブシステムであり、ビデオコントローラを含んでいる。このビデオコントローラは、CPU11からの描画命令を処理し、処理した描画情報をビデオメモリに書き込むとともに、ビデオメモリからこの描画情報を読み出して、表示部14に描画データ(表示データ)として出力する。
表示部14は、例えば、液晶ディスプレイであり、ビデオサブシステム13から出力された描画データ(表示データ)に基づく表示画面を表示する。
チップセット21は、USB(Universal Serial Bus)、シリアルATA(AT Attachment)、SPI(Serial Peripheral Interface)バス、PCI(Peripheral Component Interconnect)バス、PCI−Expressバス、及びeSPI(Embedded Serial Peripheral Interface)バス(又はLPC(Low Pin Count)バス)などのコントローラを備えており複数のデバイスが接続される。図1では、デバイスの例示として、BIOSメモリ22と、HDD23と、オーディオシステム24と、WLANカード25と、USBコネクタ26とが、チップセット21に接続されている。
BIOS(Basic Input Output System)メモリ22は、例えば、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)やフラッシュROMなどの電気的に書き換え可能な不揮発性メモリで構成される。BIOSメモリ22は、BIOS、及びエンベデッドコントローラ31などを制御するためのシステムファームウェアなどを記憶する。
HDD(Hard Disk Drive)23は、OS、各種ドライバ、各種サービス/ユーティリティ、アプリケーションプログラム、及び各種データを記憶する。
オーディオシステム24は、音データの記録、再生、出力を行う。
WLAN(Wireless Local Area Network)カード25は、ワイヤレス(無線)LANにより、ネットワークに接続して、データ通信を行う。WLANカード25は、例えば、ネットワークからのデータを受信した際に、データを受信したことを示すイベントトリガを発生する。
USBコネクタ26は、USBを利用した周辺機器類を接続するためのコネクタである。USBコネクタ26は、例えば、USB Type−Cのコネクタであり、USB Type−Cを利用した各種データ通信及び電力供給に利用される。なお、USBコネクタ26の詳細については後述する。
エンベデッドコントローラ(EC)31(サブ制御部の一例)は、ノートPC1のシステム状態に関わらず、各種デバイス(周辺装置やセンサ等)を監視し制御するワンチップマイコン(One-Chip Microcomputer)である。また、エンベデッドコントローラ31は、電源回路33を制御する電源管理機能を有している。なお、エンベデッドコントローラ31は、不図示のCPU、ROM、RAMなどで構成されるとともに、複数チャネルのA/D入力端子、D/A出力端子、タイマ、及びデジタル入出力端子を備えている。エンベデッドコントローラ31には、それらの入出力端子を介して、例えば、入力部32、及び電源回路33などが接続されており、エンベデッドコントローラ31は、これらの動作を制御する。
エンベデッドコントローラ31は、ACPI(Advanced Configuration and Power Interface)仕様に規定されたシステム状態(例えば、S0状態〜S5状態)に応じて、電源回路33を制御する。ここで、S0状態は、最もアクティブな状態であり、通常の稼働状態(通常動作状態)である。また、S5状態は、ソフトウェアにより電源をオフしたシャットダウン状態(電源断状態)である。
なお、本実施形態のCPU11は、迅速にS0状態に復帰可能な低消費電力状態であるS0ix状態に対応しており、エンベデッドコントローラ31は、このS0ix状態を利用した待機モード(例えば、モダンスタンバイモード)に対応した電源回路33の制御を実行する。ここで、S0ix状態は、ACPI仕様に規定されているS0状態の拡張状態であって、S0状態よりも消費電力を低減したS0ix状態である。
入力部32は、例えば、キーボードなどの、ポインティング・デバイス、タッチパッドなどの入力デバイスである。
電源回路33は、例えば、DC/DCコンバータ、充放電ユニットなどを含んでおり、AC/DCアダプタ、又はバッテリ34から供給される直流電圧を、ノートPC1を動作させるために必要な複数の電圧に変換する。また、電源回路33は、エンベデッドコントローラ31からの制御に基づいて、ノートPC1の各部に電力を供給する。また、電源回路33は、各電源電圧の電力供給の出力状態を示すパワーグッド情報をエンベデッドコントローラ31に出力する。
バッテリ34は、例えば、リチウムイオンバッテリであり、電源回路33を介して、ノートPC1の各部に直流電力を供給する。バッテリ34は、例えば、USBコネクタ26を介してノートPC1に接続されたAC/DCアダプタ(充電器)から供給された直流電力を基ついて、電源回路33から供給された直流電力によって充電される。
PD(Power Delivery)コントローラ40(インターフェース制御部の一例)は、外部(例えば、外部装置2)と通信するUSB Type−Cのインターフェースを制御する。PDコントローラ40は、外部装置2としてAC/DCアダプタが接続された場合に、後述する設定メモリ41が記憶する設定情報に基づいて、AC/DCアダプタとの間で、AC/DCアダプタから供給される電力についてネゴシエーションする。なお、PDコントローラ40の詳細については後述する。
設定メモリ41(不揮発性記憶部の一例)は、USB Type−Cにおいて、外部装置2との間でネゴシエーションする各種設定情報を記憶するとともに、ノートPC1の稼働情報(例えば、稼働履歴情報や稼働時間など)を記憶する。設定メモリ41は、例えば、EEPROMなどの電気的に書き換え可能な不揮発性メモリであり、SPIインターフェースにより、PDコントローラ40に接続されている。設定メモリ41の詳細については後述する。
外部装置2は、USBコネクタ26に接続されるUSB Type−Cに対応した装置であり、例えば、AC/DCアダプタ、外部記憶装置、外部表示装置、等である。なお、後述する稼働情報を外部に出力させる際には、外部装置2は、保守装置であるものとする。
次に、図2を参照して、本実施形態によるノートPC1の機能構成について説明する。
図2は、本実施形態によるノートPC1の機能構成の一例を示すブロック図である。
図2に示すように、ノートPC1は、メイン制御部10と、エンベデッドコントローラ31と、PDコントローラ40と、設定メモリ41とを備える。また、ノートPC1は、PDコントローラ40と外部装置2(ここでは、保守装置)とが接続可能である。なお、図2において、本実施形態の発明に関する主要な機能構成のみを記載している。
メイン制御部10は、主にCPU11及びチップセット21により実現される機能部であり、BIOS及びOSに基づく処理を実行する。メイン制御部10は、OS(例えば、Windows(登録商標))に基づく各種処理、アプリケーション、等を実行する。なお、メイン制御部10は、ACPI仕様に規定されたシステム状態であるS0状態(通常稼働状態)、S0ix状態(モダンスタンバイモード)、S3状態(スリープモード)、S4状態(ハイバネーションモード)、及びS5状態(シャットダウン)、等の遷移を制御する。
設定メモリ41は、USB Type−Cの各種設定情報を記憶するとともに、ノートPC1の稼働情報を記憶する。ここで、ノートPC1の稼働情報とは、OSの稼働に関連する情報であり、稼働情報には、例えば、OSの稼働時間、OSの起動回数、ノートPC1内(自機器内)の温度情報、ノートPC1内の電源の状態、OSのシステム状態の遷移情報及び遷移日時などが含まれる。
また、設定メモリ41は、設定情報記憶部411と、稼働履歴記憶部412と、稼働時間記憶部413と、起動回数記憶部414とを備える。
設定情報記憶部411は、上述したUSB Type−Cの各種設定情報を記憶する。
稼働履歴記憶部412は、稼働履歴情報を記憶する。稼働履歴記憶部412は、例えば、図3に示すように、日時情報と、システム状態と、温度と、パワーグッド情報とを対応付けて稼働履歴情報として記憶する。
ここで、日時情報は、例えば、OSのシステム状態の遷移(変更)が発生した日にち及び時刻を示す情報であり、遷移日時に対応する。また、システム状態は、例えば、上述したS0状態、S0ix状態、S3状態、S4状態、及びS5状態などのOSのシステム状態であり、遷移したシステム状態を示している。また、温度は、ノートPC1内の温度情報を示し、パワーグッド情報は、ノートPC1内の各電源電圧の電力供給の出力状態を示している。パワーグッド情報は、例えば、各電源電圧が所定の電圧以上を出力しているか否かを示すフラグ情報であり、各フラグ情報は、“1”である場合に当該電源電圧が供給されている(出力されている)ことを示し、“0”である場合に当該電源電圧が供給されていない(出力されていない)ことを示している。
例えば、図3に示す例では、日時情報が“2019/09/12 10:00:00”に、OSがS0状態に遷移したことを示し、その際の温度が“XX℃”、パワーグッド情報が“11111”であることを示している。また、日時情報が“2019/09/12 10:30:00”に、OSがS0状態からS3状態に遷移したことを示し、その際の温度が“XX℃”、パワーグッド情報が“11111”であることを示している。
なお、稼働履歴記憶部412は、所定の回数分(例えば、10回分)の稼働履歴情報を記憶する。
稼働時間記憶部413は、OSの稼働時間を記憶する。ここで、稼働時間は、例えば、S0状態の累積稼働時間である。
起動回数記憶部414は、OSの起動回数を記憶する。ここで、起動回数は、例えば、OSの累積起動回数であり、S0状態に遷移した回数をカウントした値であってもよい。
エンベデッドコントローラ31は、メイン制御部10と、例えば、LPCインターフェース、又はSPIインターフェースにより接続されている。エンベデッドコントローラ31は、メイン制御部10と独立して動作し、電源回路33などの周辺機器を管理する。エンベデッドコントローラ31は、稼働情報を取得し、取得した稼働情報をPDコントローラ40に送信して、稼働情報を設定メモリ41に記憶させる。
エンベデッドコントローラ31は、例えば、メイン制御部10からシステム状態の遷移情報(例えば、S0状態へのエントリ要求、S0状態から他の状態(S0ix状態、S3状態など)への変更要求、等)に応じて、例えば、メイン制御部10からシステム状態を取得し、電源回路33等の周辺機器から温度情報、及びパワーグッド情報を取得する。また、エンベデッドコントローラ31は、BIOS(メイン制御部10)から日時情報を取得する。エンベデッドコントローラ31は、取得した日時情報、システム状態、温度情報、及びパワーグッド情報を稼働履歴情報として、PDコントローラ40に送信して、当該稼働履歴情報を設定メモリ41の稼働履歴記憶部412に記憶させる。
PDコントローラ40は、例えば、I2C(I-squared-C)インターフェースにより、エンベデッドコントローラ31と接続されている。PDコントローラ40は、エンベデッドコントローラ31から稼働情報を取得し、取得した稼働情報を設定メモリ41に記憶させる。PDコントローラ40は、例えば、エンベデッドコントローラ31から上述した稼働履歴情報を取得し、取得した稼働履歴情報を稼働情報として、例えば、図3に示すように、稼働履歴記憶部412に記憶させる。
また、PDコントローラ40は、取得したシステム状態の遷移情報及び遷移日時に基づいて、稼働時間を生成する。すなわち、PDコントローラ40は、取得したシステム状態の遷移情報及び遷移日時と、稼働履歴記憶部412が記憶するシステム状態の遷移情報及び遷移日時と、稼働時間記憶部413が記憶する前回までの累積稼働時間とに基づいて、システム状態がS0状態である累積稼働時間を算出する。PDコントローラ40は、生成した累積稼働時間を稼働時間として、稼働時間記憶部413に記憶させる。
また、PDコントローラ40は、取得したシステム状態の遷移情報及び遷移日時に基づいて、起動回数を生成する。すなわち、PDコントローラ40は、取得したシステム状態の遷移情報及び遷移日時と、起動回数記憶部414が記憶する前回までの累積起動回数とに基づいて、OSが起動した(システム状態がS0状態になった)累積起動回数を算出する。PDコントローラ40は、生成した累積起動回数を起動回数として、起動回数記憶部414させる。
また、PDコントローラ40は、外部(外部装置2)からの出力要求に応じて、設定メモリ41が記憶する稼働情報を、USB Type−Cのインターフェースによって出力する。なお、PDコントローラ40は、USBコネクタ26のUSB Type−CのCC端子とCC信号の信号線により接続されており、CC信号を介して、稼働情報を外部装置2に出力する。ここで、PDコントローラ40は、USB Type−CのCC信号によるVDM(Vendor Defined Messages)機能を利用して、稼働情報(例えば、稼働時間、起動回数、及び稼働履歴情報など)を外部に出力する。
次に、図面を参照して、本実施形態によるノートPC1の動作について説明する。
まず、図4を参照して、本実施形態におけるエンベデッドコントローラ31の動作について説明する。
図4は、本実施形態におけるエンベデッドコントローラ31の動作の一例を示すフローチャートである。
図4に示すように、エンベデッドコントローラ31は、まず、システム状態の変更があるか否かを判定する(ステップS101)。エンベデッドコントローラ31は、メイン制御部10からシステム状態の変更要求(遷移要求)があるか否かを判定する。エンベデッドコントローラ31は、システム状態の変更がある場合(ステップS101:YES)に、処理をステップS102に進める。また、エンベデッドコントローラ31は、システム状態の変更がない場合(ステップS101:NO)に、処理をステップS101に戻す。
ステップS102において、エンベデッドコントローラ31は、システム状態、パワーグッド情報、温度情報、及び日時情報を取得する。すなわち、エンベデッドコントローラ31は、例えば、メイン制御部10からシステム状態を取得し、電源回路33等の周辺機器から温度情報、及びパワーグッド情報を取得する。
次に、エンベデッドコントローラ31は、システム状態、パワーグッド情報、温度情報、及び日時情報をPDコントローラ40に送信して記録させる(ステップS103)。エンベデッドコントローラ31は、システム状態、パワーグッド情報、温度情報、及び日時情報を含む記録要求を、I2CインターフェースによりPDコントローラ40に送信し、PDコントローラ40により、送信したシステム状態、パワーグッド情報、温度情報、及び日時情報を設定メモリ41に記憶させる。ステップS103の処理後に、エンベデッドコントローラ31は、処理をステップS101に戻す。
次に、図5を参照して、本実施形態におけるPDコントローラ40の稼働情報の記録処理について説明する。
図5は、本実施形態におけるPDコントローラ40の稼働情報の記録処理の一例を示すフローチャートである。
図5に示すように、PDコントローラ40は、まず、記録要求を受信したか否かを判定する(ステップS201)。PDコントローラ40は、エンベデッドコントローラ31から上述した記録要求を受信したか否かを判定する。PDコントローラ40は、記録要求を受信した場合(ステップS201:YES)に、処理をステップS202に進める。また、PDコントローラ40は、記録要求を受信していない場合(ステップS201:NO)に、処理をステップS201に戻す。
ステップS202において、PDコントローラ40は、システム状態、パワーグッド情報、温度情報、及び日時情報を取得する。PDコントローラ40は、例えば、記録要求に含まれるシステム状態、パワーグッド情報、温度情報、及び日時情報を取得する。
次に、PDコントローラ40は、システム状態、パワーグッド情報、温度情報、及び日時情報を設定メモリ41に記憶させる(ステップS203)。すなわち、PDコントローラ40は、エンベデッドコントローラ31から受信したシステム状態、パワーグッド情報、温度情報、及び日時情報を対応付けて、設定メモリ41の稼働履歴記憶部412に、上述した図3に示すように記憶させる。
次に、PDコントローラ40は、設定メモリ41の稼働時間及び起動回数を更新する(ステップS203)。PDコントローラ40は、エンベデッドコントローラ31から受信したシステム状態及び日時情報と、稼働履歴記憶部412が記憶するシステム状態及び日時情報と、稼働時間記憶部413が記憶する前回までの累積稼働時間とに基づいて、システム状態がS0状態である累積稼働時間を算出する。PDコントローラ40は、生成した累積稼働時間を稼働時間として、稼働時間記憶部413に記憶させる。なお、PDコントローラ40は、受信したシステム状態が、稼働時間に関係ない場合には、当該稼働時間を更新する処理を実行しない。
また、PDコントローラ40は、エンベデッドコントローラ31から受信したシステム状態の遷移情報及び遷移日時と、起動回数記憶部414が記憶する前回までの累積起動回数とに基づいて、OSが起動した(システム状態がS0状態になった)累積起動回数を算出する。PDコントローラ40は、生成した累積起動回数を起動回数として、起動回数記憶部414させる。なお、PDコントローラ40は、受信したシステム状態が、起動回数に関係ない場合には、当該起動回数を更新する処理を実行しない。
ステップS203の処理後に、PDコントローラ40は、処理をステップS201に戻す。
次に、図6を参照して、本実施形態におけるPDコントローラ40の稼働情報の出力処理について説明する。
図6は、本実施形態におけるPDコントローラ40の稼働情報の出力処理の一例を示すフローチャートである。
図6に示すように、PDコントローラ40は、外部装置2が接続され、稼働情報の出力要求を受信したか否かを判定する(ステップS301)。PDコントローラ40は、上述したUSBコネクタ26に外部装置2が接続され、CC信号によるVDM機能を利用して、稼働情報の出力要求を受信したか否かを判定する。PDコントローラ40は、外部装置2が接続され、稼働情報の出力要求を受信した場合(ステップS301:YES)に、処理をステップS302に進める。また、PDコントローラ40は、外部装置2が接続されていない、又は、稼働情報の出力要求を受信していない場合(ステップS301:NO)に、処理をステップS301に戻す。
ステップS302において、PDコントローラ40は、設定メモリ41から稼働情報を取得する。すなわち、PDコントローラ40は、設定メモリ41の稼働時間記憶部413から稼働時間を取得し、設定メモリ41の起動回数記憶部414から起動回数を取得する。また、PDコントローラ40は、設定メモリ41の稼働履歴記憶部412から最新の所定の回数分の稼働履歴情報を取得する。
次に、PDコントローラ40は、稼働情報をCC端子から出力する(ステップS303)。PDコントローラ40は、設定メモリ41から取得した稼働時間、起動回数、及び最新の所定の回数分の稼働履歴情報を、CC信号によるVDM機能を利用して、外部装置2に出力する。ステップS303の処理後に、PDコントローラ40は、処理をステップS301に戻す。
以上説明したように、本実施形態によるノートPC1(電子機器)は、メイン制御部10と、PDコントローラ40(インターフェース制御部)と、設定メモリ41(不揮発性記憶部)とを備える。メイン制御部10は、OSに基づく処理を実行する。PDコントローラ40は、外部と通信するインターフェース(例えば、USB Type−C)を制御する。設定メモリ41は、インターフェースの設定情報を記憶するとともに、OSの稼働に関連する情報である稼働情報を記憶する書き換え可能な記憶部である。また、PDコントローラ40は、取得した稼働情報を設定メモリ41に記憶させ、外部からの出力要求に応じて、設定メモリ41が記憶する稼働情報を、インターフェースによって出力する。
これにより、本実施形態によるノートPC1は、メイン制御部10と独立して動作するPDコントローラ40が、稼働情報を設定メモリ41から取得して、外部に出力するため、例えば、メイン制御部10が停止している状態、又は、メイン制御部10が起動できない状態であっても、稼働情報の記録及び稼働情報を外部に出力することができる。また、本実施形態によるノートPC1は、設定メモリ41が稼働情報を記憶するため、稼働情報を記憶する際に、例えば、ノートPC1がネットワークに接続されている必要がない。よって、本実施形態によるノートPC1は、動作環境の依存を低減しつつ、稼働情報を適切に出力することができる。
また、本実施形態によるノートPC1は、PDコントローラ40が、稼働情報の記録(稼働情報の設定メモリ41への記憶)を行うため、例えば、メイン制御部10がHDD23に稼働情報の記録を行う場合に比べて、稼働情報の改変リスクを低減することができる。また、本実施形態によるノートPC1は、例えば、HDD23が交換された場合であっても、稼働情報を適切に記録することができる。
また、本実施形態では、稼働情報には、OSの稼働時間が含まれる。PDコントローラ40は、OSのシステム状態の遷移情報及び遷移日時(例えば、上述したシステム状態及び日時情報)を取得し、取得したシステム状態の遷移情報及び遷移日時に基づいて、稼働時間を生成し、生成した稼働時間を稼働情報として設定メモリ41に記憶させる。
これにより、本実施形態によるノートPC1は、例えば、ノートPC1の稼働時間を管理することが可能になり、例えば、稼働時間と故障の関係調査や、稼働時間に応じて利用料金を変更するリース契約、稼働時間に応じたノートPC1の設備増減、等に利用することができる。
また、本実施形態では、稼働情報には、システム状態の遷移情報と遷移日時とを対応付けた稼働履歴情報が含まれる。PDコントローラ40は、稼働履歴情報を稼働情報として設定メモリ41に記憶させる。
これにより、本実施形態によるノートPC1は、稼働履歴情報を記録し、外部に出力できるため、例えば、ノートPC1の故障原因の解析や詳細な稼働内容の解析などを行うことができる。
また、本実施形態では、稼働情報には、OSの起動回数が含まれる。PDコントローラ40は、システム状態の遷移情報及び遷移日時(例えば、上述したシステム状態及び日時情報)に基づいて、OSの起動回数を生成し、生成したOSの起動回数を稼働情報として設定メモリ41に記憶させる。
これにより、本実施形態によるノートPC1は、稼働情報として、OSの起動回数を記録し、外部に出力することができるため、さらに詳細な稼働状態の管理及び故障原因の解析を行うことができる。
また、本実施形態では、稼働情報には、自機器内(ノートPC1内)の温度情報、又は自機器内の電源の状態を示すパワーグッド情報が含まれる。PDコントローラ40は、温度情報、又はパワーグッド情報を取得し、取得した温度情報、又はパワーグッド情報を稼働情報として設定メモリ41に記憶させる。
これにより、本実施形態によるノートPC1は、稼働情報として、温度情報、又はパワーグッド情報を記録し、外部に出力することができるため、さらに詳細な稼働状態の管理及び故障原因の解析を行うことができる。
また、本実施形態では、上述したPDコントローラ40が外部と通信するインターフェースが、USB Type−Cである。PDコントローラ40は、USB Type−CのCC信号によるVDM機能を利用して、稼働情報を外部に出力する。
これにより、本実施形態によるノートPC1は、ノートPC1のベンダーが独自に決定できるVDM機能を利用して稼働情報を外部に出力するため、稼働情報の機密性を高めることができる。すなわち、本実施形態によるノートPC1では、ノートPC1のベンダーが、第3者に知られることなく安全に、ノートPC1の稼働情報を収集することができる。
また、本実施形態では、外部と通信するインターフェースを制御するインターフェース制御部が、USB Type−CのPDコントローラ40である。
これにより、本実施形態によるノートPC1は、USB Type−Cが動作する状態(PDコントローラ40が動作する状態)であれば、メイン制御部10及びエンベデッドコントローラ31が動作していない状態であっても、外部に稼働情報を出力することができる。また、本実施形態によるノートPC1では、すでにノートPC1に搭載されているPDコントローラ40を利用するため、追加の部品等を必要とせずに、稼働情報を適切に出力することができる。
また、本実施形態では、ノートPC1は、メイン制御部10と独立して動作し、周辺機器を管理するエンベデッドコントローラ31(サブ制御部)を備える。エンベデッドコントローラ31は、稼働情報を取得し、取得した稼働情報をPDコントローラ40に送信して、稼働情報を設定メモリ41に記憶させる。
これにより、本実施形態によるノートPC1は、OSの処理とは関係なく独立して、稼働情報を収集及び記録することができる。
また、本実施形態による出力方法は、OSに基づく処理を実行するメイン制御部10と、外部と通信するインターフェースを制御するPDコントローラ40(インターフェース制御部)と、インターフェースの設定情報を記憶するとともに、OSの稼働に関連する情報である稼働情報を記憶する書き換え可能な設定メモリ41(不揮発性記憶部)とを備えるノートPC1(電子機器)における稼働情報の出力方法であって、記憶ステップと、出力ステップとを含む。記憶ステップにおいて、PDコントローラ40が、取得した稼働情報を設定メモリ41に記憶させる。出力ステップにおいて、PDコントローラ40が、外部からの出力要求に応じて、設定メモリ41が記憶する稼働情報を、インターフェースによって出力する。
これにより、本実施形態による出力方法は、上述したノートPC1と同様の効果を奏し、動作環境の依存を低減しつつ、稼働情報を適切に出力することができる。
[第2の実施形態]
次に、図面を参照して、第2の実施形態によるノートPC1aについて説明する。
本実施形態では、稼働時間及び起動回数を外部に出力する際に生成する変形例について説明する。
図7は、本実施形態によるノートPC1aの機能構成の一例を示すブロック図である。
なお、本実施形態によるノートPC1aの主要なハードウェア構成は、上述した図1に示す第1の実施形態のノートPC1と同様であるため、ここではその説明を省略する。
図7に示すように、ノートPC1aは、メイン制御部10と、エンベデッドコントローラ31と、PDコントローラ40aと、設定メモリ41aとを備える。また、ノートPC1aは、PDコントローラ40aと外部装置2(ここでは、保守装置)とが接続可能である。なお、図7において、本実施形態の発明に関する主要な機能構成のみを記載している。また、図7において、図2に示す構成と同一の構成については同一の符号を付し、その説明を省略する。
設定メモリ41aは、USB Type−Cの各種設定情報を記憶するとともに、ノートPC1aの稼働情報を記憶する。設定メモリ41aは、設定情報記憶部411と、稼働履歴記憶部412とを備える。本実施形態では、設定メモリ41aが、稼働時間記憶部413と、起動回数記憶部414とを備えない点が第1の実施形態と異なる。
なお、本実施形態の稼働履歴記憶部412は、上述した図3に示す例と同様に、稼働履歴情報を記憶する。ここで、稼働履歴情報は、稼働情報の記録開始からの全情報を記憶するものとする。
PDコントローラ40aは、例えば、エンベデッドコントローラ31から上述した稼働履歴情報を取得し、取得した稼働履歴情報を稼働情報として、例えば、図3に示すように、稼働履歴記憶部412に記憶させる。
また、PDコントローラ40aは、外部(外部装置2)からの出力要求に応じて、稼働履歴情報に基づいて、稼働時間及び起動回数を生成し、生成した稼働時間及び起動回数を稼働情報として外部に出力する。
PDコントローラ40aは、出力要求に応じて、稼働履歴記憶部412が記憶する稼働履歴情報(システム状態の遷移情報及び遷移日時)を取得し、当該稼働履歴情報(システム状態の遷移情報及び遷移日時)に基づいて、システム状態がS0状態である累積稼働時間を算出する。PDコントローラ40aは、稼働履歴情報(システム状態の遷移情報及び遷移日時)に基づいて、OSが起動した(システム状態がS0状態になった)累積起動回数を算出する。
PDコントローラ40aは、例えば、累積稼働時間を稼働時間とし、累積起動回数を起動回数として含む稼働情報を、USB Type−CのCC信号によるVDM(Vendor Defined Messages)機能を利用して、外部に出力する。なお、PDコントローラ40aは、稼働時間及び起動回数の他に、稼働履歴情報を稼働情報として外部に出力してもよい。
このように、PDコントローラ40aは、ノートPC1aのシステム状態の遷移情報及び遷移日時を取得し、取得したシステム状態の遷移情報及び遷移日時に基づいて、ノートPC1aの稼働時間及び起動回数を生成し、生成した稼働時間及び起動回数を稼働情報としてUSB Type−Cのインターフェースによって出力する。
次に、図面を参照して本実施形態のよるノートPC1aの動作について説明する。
なお、本実施形態によるエンベデッドコントローラ31の動作は、上述した図4と同様であるためここではその説明を省略する。
図8は、本実施形態におけるPDコントローラ40aの稼働情報の記録処理の一例を示すフローチャートである。
図8に示すように、PDコントローラ40aは、まず、記録要求を受信したか否かを判定する(ステップS401)。PDコントローラ40aは、記録要求を受信した場合(ステップS401:YES)に、処理をステップS402に進める。また、PDコントローラ40aは、記録要求を受信していない場合(ステップS401:NO)に、処理をステップS401に戻す。
ステップS402において、PDコントローラ40aは、システム状態、パワーグッド情報、温度情報、及び日時情報を取得する。PDコントローラ40aは、例えば、記録要求に含まれるシステム状態、パワーグッド情報、温度情報、及び日時情報を取得する。
次に、PDコントローラ40aは、システム状態、パワーグッド情報、温度情報、及び日時情報を設定メモリ41aに記憶させる(ステップS403)。すなわち、PDコントローラ40aは、エンベデッドコントローラ31から受信したシステム状態、パワーグッド情報、温度情報、及び日時情報を対応付けて、設定メモリ41aの稼働履歴記憶部412に、上述した図3に示すように記憶させる。ステップS403の処理後に、PDコントローラ40aは、処理をステップS401に戻す。
次に、図9を参照して、本実施形態におけるPDコントローラ40aの稼働情報の出力処理について説明する。
図9は、本実施形態におけるPDコントローラ40aの稼働情報の出力処理の一例を示すフローチャートである。
図9に示すように、PDコントローラ40aは、外部装置2が接続され、稼働情報の出力要求を受信したか否かを判定する(ステップS501)。PDコントローラ40aは、外部装置2が接続され、稼働情報の出力要求を受信した場合(ステップS501:YES)に、処理をステップS502に進める。また、PDコントローラ40aは、外部装置2が接続されていない、又は、稼働情報の出力要求を受信していない場合(ステップS501:NO)に、処理をステップS501に戻す。
ステップS502において、PDコントローラ40aは、設定メモリ41aから稼働履歴情報を取得する。すなわち、PDコントローラ40aは、設定メモリ41aの稼働履歴記憶部412から全ての回数分の稼働履歴情報を取得する。
次に、PDコントローラ40aは、稼働履歴情報から稼働時間と起動回数とを算出する(ステップS503)。PDコントローラ40aは、稼働履歴記憶部412が記憶する稼働履歴情報を取得し、当該稼働履歴情報に基づいて、システム状態がS0状態である累積稼働時間を、稼働時間として算出する。また、PDコントローラ40aは、稼働履歴情報に基づいて、OSが起動した(システム状態がS0状態になった)累積起動回数を、起動回数として算出する。
次に、PDコントローラ40aは、稼働履歴情報、稼働時間、及び起動回数を稼働情報としてCC端子から出力する(ステップS504)。PDコントローラ40aは、稼働履歴情報、稼働時間、及び起動回数を稼働情報として、CC信号によるVDM機能を利用して、外部装置2に出力する。ステップS504の処理後に、PDコントローラ40aは、処理をステップS501に戻す。
以上説明したように、本実施形態では、PDコントローラ40aは、ノートPC1aのシステム状態の遷移情報及び遷移日時を取得し、取得したシステム状態の遷移情報及び遷移日時に基づいて、ノートPC1aの稼働時間及び起動回数を生成し、生成した稼働時間を稼働情報としてインターフェースによって出力する。
これにより、本実施形態によるノートPC1aは、上述した第1の実施形態と同様に、ノートPC1aの稼働時間を管理することが可能になり、例えば、稼働時間と故障の関係調査や、稼働時間に応じて利用料金を変更するリース契約、稼働時間に応じたノートPC1aの設備増減、等に利用することができる。
また、本実施形態によるノートPC1aは、稼働情報として、OSの起動回数を外部に出力することができるため、さらに詳細な稼働状態の管理及び故障原因の解析を行うことができる。
なお、本発明は、上記の各実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で変更可能である。
例えば、上記の各実施形態において、電子機器が、ノートPC1(1a)である場合について説明したが、これに限定されるものではない。電子機器は、例えば、タブレット端末装置、デスクトップPC、スマートフォンなどであってもよい。
また、上記の各実施形態において、ノートPC1(1a)は、エンベデッドコントローラ31を備える例を説明したが、これに限定されるものではなく、例えば、スマートフォンのように、エンベデッドコントローラ31を備えない形態であってもよい。
また、エンベデッドコントローラ31の機能の一部又は全部を、PDコントローラ40(40a)が備えるようにしてもよいし、PDコントローラ40(40a)の機能の一部又は全部を、エンベデッドコントローラ31が備えるようにしてもよい。
また、上記の各実施形態において、PDコントローラ40(40a)が、システム状態がS0状態である累積時間を稼働時間とする例を説明したが、これに限定されるものではなく、各システム状態(例えば、S0状態、S0ix状態、S3状態など)に対応した累積時間を稼働情報として生成するようにしてもよい。
また、上記の各実施形態において、PDコントローラ40(40a)が、システム状態がS0状態になった遷移回数を起動回数として生成する例を説明したが、これに限定されるものではなく、各システム状態(例えば、S0状態、S0ix状態、S3状態など)に対応した遷移回数を稼働情報として生成するようにしてもよい。
なお、上述したノートPC1(1a)が備える各構成は、内部に、コンピュータシステムを有している。そして、上述したノートPC1(1a)が備える各構成の機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより上述したノートPC1(1a)が備える各構成における処理を行ってもよい。ここで、「記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行する」とは、コンピュータシステムにプログラムをインストールすることを含む。ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。
また、「コンピュータシステム」は、インターネットやWAN、LAN、専用回線等の通信回線を含むネットワークを介して接続された複数のコンピュータ装置を含んでもよい。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。このように、プログラムを記憶した記録媒体は、CD−ROM等の非一過性の記録媒体であってもよい。
また、記録媒体には、当該プログラムを配信するために配信サーバからアクセス可能な内部又は外部に設けられた記録媒体も含まれる。なお、プログラムを複数に分割し、それぞれ異なるタイミングでダウンロードした後にノートPC1(1a)が備える各構成で合体される構成や、分割されたプログラムのそれぞれを配信する配信サーバが異なっていてもよい。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、ネットワークを介してプログラムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(RAM)のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。また、上記プログラムは、上述した機能の一部を実現するためのものであってもよい。さらに、上述した機能をコンピュータシステムに既に記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であってもよい。
また、上述した機能の一部又は全部を、LSI(Large Scale Integration)等の集積回路として実現してもよい。上述した各機能は個別にプロセッサ化してもよいし、一部、又は全部を集積してプロセッサ化してもよい。また、集積回路化の手法はLSIに限らず専用回路、又は汎用プロセッサで実現してもよい。また、半導体技術の進歩によりLSIに代替する集積回路化の技術が出現した場合、当該技術による集積回路を用いてもよい。
1、1a ノートPC
2 外部装置
10 メイン制御部
11 CPU
12 メインメモリ
13 ビデオサブシステム
14 表示部
21 チップセット
22 BIOSメモリ
23 HDD
24 オーディオシステム
25 WLANカード
26 USBコネクタ
31 エンベデッドコントローラ(EC)
32 入力部
33 電源回路
34 バッテリ
40、40a PDコントローラ
41、41a 設定メモリ
411 設定情報記憶部
412 稼働履歴記憶部
413 稼働時間記憶部
414 起動回数記憶部

Claims (10)

  1. オペレーティングシステムに基づく処理を実行するメイン制御部と、
    外部と通信するインターフェースを制御するインターフェース制御部と、
    前記インターフェースの設定情報を記憶するとともに、前記オペレーティングシステムの稼働に関連する情報である稼働情報を記憶する書き換え可能な不揮発性記憶部と
    を備え、
    前記インターフェース制御部は、取得した前記稼働情報を前記不揮発性記憶部に記憶させ、前記外部からの出力要求に応じて、前記不揮発性記憶部が記憶する前記稼働情報を、前記インターフェースによって出力する
    電子機器。
  2. 前記稼働情報には、前記オペレーティングシステムの稼働時間が含まれ、
    前記インターフェース制御部は、前記オペレーティングシステムのシステム状態の遷移情報及び遷移日時を取得し、取得した前記システム状態の遷移情報及び前記遷移日時に基づいて、前記稼働時間を生成し、生成した前記稼働時間を前記稼働情報として前記不揮発性記憶部に記憶させる
    請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記インターフェース制御部は、前記オペレーティングシステムのシステム状態の遷移情報及び遷移日時を取得し、取得した前記システム状態の遷移情報及び前記遷移日時に基づいて、前記オペレーティングシステムの稼働時間を生成し、生成した前記稼働時間を前記稼働情報として前記インターフェースによって出力する
    請求項1に記載の電子機器。
  4. 前記稼働情報には、前記システム状態の遷移情報と前記遷移日時とを対応付けた稼働履歴情報が含まれ、
    前記インターフェース制御部は、前記稼働履歴情報を前記稼働情報として前記不揮発性記憶部に記憶させる
    請求項2又は請求項3に記載の電子機器。
  5. 前記稼働情報には、前記オペレーティングシステムの起動回数が含まれ、
    前記インターフェース制御部は、前記システム状態の遷移情報及び前記遷移日時に基づいて、前記起動回数を生成し、生成した前記起動回数を前記稼働情報として前記不揮発性記憶部に記憶させる
    請求項2から請求項4のいずれか一項に記載の電子機器。
  6. 前記稼働情報には、自機器内の温度情報、又は前記自機器内の電源の状態を示すパワーグッド情報が含まれ、
    前記インターフェース制御部は、前記温度情報、又は前記パワーグッド情報を取得し、取得した前記温度情報、又は前記パワーグッド情報を前記稼働情報として前記不揮発性記憶部に記憶させる
    請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の電子機器。
  7. 前記インターフェースが、USB(Universal Serial Bus) Type−Cであり、
    前記インターフェース制御部は、前記USB Type−CのCC信号によるVDM(Vendor Defined Messages)機能を利用して、前記稼働情報を前記外部に出力する
    請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の電子機器。
  8. 前記インターフェース制御部が、前記USB Type−CのPD(Power Delivery)コントローラである
    請求項7に記載の電子機器。
  9. 前記メイン制御部と独立して動作し、周辺機器を管理するサブ制御部を備え、
    前記サブ制御部は、前記稼働情報を取得し、取得した前記稼働情報を前記インターフェース制御部に送信して、前記稼働情報を前記不揮発性記憶部に記憶させる
    請求項1から請求項8のいずれか一項に記載の電子機器。
  10. オペレーティングシステムに基づく処理を実行するメイン制御部と、外部と通信するインターフェースを制御するインターフェース制御部と、前記インターフェースの設定情報を記憶するとともに、前記オペレーティングシステムの稼働に関連する情報である稼働情報を記憶する書き換え可能な不揮発性記憶部とを備える電子機器における稼働情報の出力方法であって、
    前記インターフェース制御部が、取得した前記稼働情報を前記不揮発性記憶部に記憶させる記憶ステップと、
    前記インターフェース制御部が、前記外部からの出力要求に応じて、前記不揮発性記憶部が記憶する前記稼働情報を、前記インターフェースによって出力する出力ステップと
    を含む稼働情報の出力方法。
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