JP6797102B2 - 加速度センサの取付方向判定装置、及び、取付方向判定方法 - Google Patents

加速度センサの取付方向判定装置、及び、取付方向判定方法 Download PDF

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Description

本発明は、車両に搭載される加速度センサの取付方法を判定するための加速度センサの取付方向判定装置、及び、取付方向判定方法に関する。
車両制御の入力要素の一つとして、車両の加速度がある。このような加速度は、車両に搭載されたGセンサのような加速度センサによって検知される。加速度センサの検知値は、ECUのようなコントロールユニットに入力されることにより、走行路面の勾配や車両重量の推定など、様々な車両制御に用いられる。
例えば特許文献1では、車両の車軸上にGセンサが配置されており、Gセンサの検知値は、Gセンサとは別体として車両に搭載されたECUが送ることで、各種制御が実施される車両が開示されている。
特開2005−300556号公報
上記特許文献1では、加速度センサであるGセンサとコントロールユニットであるECUとが別体として車両に搭載されているが、近年、GセンサがECUに内蔵された、一体型ECUが主流になりつつある。一方で、車両におけるECUの搭載姿勢は、車両の仕様によって様々である。特に車両レイアウトに余裕が少ない場合、ECUの搭載姿勢は周囲のレイアウトによって決められてしまうこともある。そのため、Gセンサを内蔵する一体型ECUを用いた場合、ECUの搭載姿勢によってGセンサの向きも変更してしまう。そこで、一体型ECUでは、互いに交差する方向の加速度をそれぞれ検知可能な加速度センサ(いわゆる2軸センサ)を内蔵し、ECUの搭載姿勢に応じてGセンサの検知信号を認識することにより、Gセンサの向きを特定するための初期設定が行われる。
このような初期設定は、車両製造時や一体型ECUの交換作業時に作業員によって行われる。そのため、例えば、Gセンサの向きを誤った向きに設定してしまうような作業ミスが生じる可能性がある。また量産工程では、このような初期設定作業は製造効率向上の妨げ要因となるおそれがある。
本発明の少なくとも一実施形態は上述の事情に鑑みなされたものであり、車両に搭載される加速度センサの向きを自動的に判定可能な加速度センサの取付方向判定装置、及び、取付方向判定方法を提供することを目的とする。
(1)本発明の少なくとも一実施形態に係る加速度センサの取付方向判定装置は上記課題を解決するために、
第1方向における第1加速度及び前記第1方向に交差する第2方向における第2加速度をそれぞれ検知可能な加速度センサの車両に対する取付方向を判定するための加速度センサの取付方向判定装置であって、
前記車両の加速または減速状態における前記第1加速度及び前記第2加速度の検知結果と前記加速度センサの前記車両への取付方向との組み合わせを規定する判定基準データを記憶する記憶部と、
前記加速度センサで検知された前記第1加速度及び前記第2加速度の実測値と前記記憶部に記憶された前記判定基準データとを比較することにより、前記加速度センサの前記車両に対する取付方向を判定する取付方向判定部と、
を備える。
上記(1)の構成によれば、記憶部には、加速度センサの取付方向毎に得られるであろう第1加速度及び第2加速度が判定基準データとして記憶される。取付方向判定部は、加速度センサの実測値(第1方向における第1加速度及び第2方向における第2加速度)を、このような判定基準データと比較することで、車両に搭載された加速度センサの取付方向を的確に判定できる。
(2)幾つかの実施形態では上記(1)の構成において、
前記加速度センサは前記第1方向又は前記第2方向の一方が車両前後方向であり、且つ、他方が車幅方向になるように取り付けられており、
前記取付方向判定部は、前記加速度センサにおいて前記第1加速度又は前記第2加速度のいずれか一方のみが反応する場合に、前記加速度センサの前記車両に対する取付方向を判定する。
上記(2)の構成によれば、第1加速度又は第2加速度の一方が車両前後方向における加速度に対応し、他方が車幅方向における加速度に対応する状況下で、加速度センサの取付方向の判定が行われる。この場合、第1加速度及び第2加速度の反応の有無を明確に判断できるため、精度のよい取付方向の判定ができる。
(3)幾つかの実施形態では上記(1)又は(2)の構成において、
前記取付方向判定部は、前記車両の加速時に、前記加速度センサの前記車両に対する取付方向を判定する。
上記(3)の構成によれば、車両が加速した際に加速度センサに作用する加速度に基づいて、加速度センサの取付方向判定ができる。
(4)幾つかの実施形態では上記(1)又は(2)の構成において、
前記取付方向判定部は、前記車両の減速時に、前記加速度センサの前記車両に対する取付方向を判定する。
上記(4)の構成によれば、車両が減速した際に加速度センサに作用する加速度に基づいて、加速度センサの取付方向判定ができる。
(5)幾つかの実施形態では上記(1)から(4)のいずれか1構成において、
前記取付方向判定部は、前記車両の加速時に判定した前記取付方向と、前記車両の減速時に判定した前記取付方向とが整合するか否かを判定する。
上記(5)の構成によれば、車両の加速時と減速時のそれぞれの判定結果が整合するか否かに基づいて取付方向の判定が行われる。このように異なる走行状況下における判定結果の整合性を考慮することで、より精度のよい取付方向の判定ができる。
(6)幾つかの実施形態では上記(5)の構成において、
前記取付方向判定部で判定された前記取付方向に基づいて前記加速度センサの初期設定を行う初期設定部を更に備え、
前記初期設定部は、前記取付方向判定部で、前記車両の加速時に判定した前記取付方向と、前記車両の減速時に判定した前記取付方向とが整合すると判定された場合に、前記取付方向に基づいて前記初期設定を行う。
上記(6)の構成によれば、車両の加速時と減速時のそれぞれの判定結果が整合する場合に、当該判定結果が真であると精度よく判断できる。初期設定部は、このように精度よく判断された判定結果に基づいて初期設定を行うことで、制御対象となる車両の良好な信頼性が得られる。
(7)幾つかの実施形態では上記(6)の構成において、
前記初期設定部は、前記取付方向判定部で、前記車両の加速時に判定した前記取付方向と、前記車両の減速時に判定した前記取付方向とが整合すると判定された回数が所定値を超えた場合に、前記取付方向に基づいて前記初期設定を行う。
上記(7)の構成によれば、車両の加速時と減速時のそれぞれの判定結果が整合した回数が所定値を超えた場合に、当該判定結果が真であることを、より精度よく判断できる。初期設定部は、このように精度よく判断された判定結果に基づいて初期設定を行うことで、制御対象となる車両の良好な信頼性が得られる。
(8)幾つかの実施形態では上記(1)から(7)のいずれか1構成において、
前記加速度センサは前記車両に搭載されたコントロールユニットに内蔵される。
上記(8)の構成によれば、上述の加速度センサはECUなどの車両のコントロールユニットに内蔵される。これにより、加速度センサを内蔵する一体型ECUの取付姿勢が変わったとしても、上記構成によって、好適に取付方向を判定し、精度のよい車両制御が可能となる。
(9)本発明の少なくとも一実施形態に係る加速度センサの取付方向判定方法は上記課題を解決するために、
第1方向における第1加速度及び前記第1方向に交差する第2方向における第2加速度をそれぞれ検知可能な加速度センサの車両に対する取付方向を判定するための加速度センサの取付方向判定方法であって、
前記車両の加速または減速状態における前記第1加速度及び前記第2加速度の検知結果と前記加速度センサの前記車両への取付方向との組み合わせを規定する判定基準データを予め用意するステップと、
前記加速度センサで検知された前記第1加速度及び前記第2加速度の実測値を取得するステップと、
前記第1加速度及び前記第2加速度の実測値を前記判定基準データと比較することにより、前記加速度センサの前記車両に対する取付方向を判定するステップと、
を備える。
上記(9)の方法によれば、加速度センサの取付方向毎に得られるであろう第1加速度及び第2加速度が判定基準データとして予め用意される。加速度センサの取付方向は、加速度センサの実測値(第1方向における第1加速度及び第2方向における第2加速度)を、このような判定基準データと比較することで、的確に判定される。
(10)幾つかの実施形態では上記(9)の方法において、
前記取付方向を判定するステップは、
前記車両の加速時に前記取付方向を判定するステップと、
前記車両の減速時に前記取付方を判定するステップと、
前記加速時に判定された前記取付方向と前記減速時に判定された前記取付方向とが整合
するか否かを判定するステップと、
を含む。
上記(10)の方法によれば、車両の加速時と減速時のそれぞれの判定結果が整合するか否かに基づいて取付方向の判定が行われる。このように異なる走行状況下における判定結果の整合性を考慮することで、より精度のよい取付方向の判定ができる。
(11)幾つかの実施形態では上記(10)の方法において、
前記加速時に判定された前記取付方向と前記減速時に判定された前記取付方向とが整合した回数が所定値を超えた場合に、前記取付方向に基づいて前記加速度センサの初期設定を行うステップを更に備える。
上記(11)の方法によれば、車両の加速時と減速時のそれぞれの判定結果が整合した回数が所定値を超えた場合に、当該判定結果が真であることを、より精度よく判断できる。このように精度よく判断された判定結果に基づいて加速度センサの初期設定を行うことで、制御対象となる車両の良好な信頼性が得られる。
本発明の少なくとも一実施形態によれば、車両に搭載される加速度センサの向きを自動的に判定可能な加速度センサの取付方向判定装置、及び、取付方向判定方法を提供できる。
本発明の一実施形態に係る加速度センサの取付方向判定装置を搭載する車両を示す模式図である。 図1のECUの配置例を車両上方から示す平面図である。 図1のECUの内部構成を機能的に示すブロック図である。 図3の記憶部に記憶される判定基準データの一例である。 本発明の一実施形態に係る加速度センサの取付方向判定方法を工程毎に示すフローチャートである。
以下、添付図面を参照して本発明の幾つかの実施形態について説明する。ただし、実施形態として記載されている又は図面に示されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対的配置等は、本発明の範囲をこれに限定する趣旨ではなく、単なる説明例にすぎない。
例えば、「ある方向に」、「ある方向に沿って」、「平行」、「直交」、「中心」、「同心」或いは「同軸」等の相対的或いは絶対的な配置を表す表現は、厳密にそのような配置を表すのみならず、公差、若しくは、同じ機能が得られる程度の角度や距離をもって相対的に変位している状態も表すものとする。
また例えば、四角形状や円筒形状等の形状を表す表現は、幾何学的に厳密な意味での四角形状や円筒形状等の形状を表すのみならず、同じ効果が得られる範囲で、凹凸部や面取り部等を含む形状も表すものとする。
一方、一の構成要素を「備える」、「具える」、「具備する」、「含む」、又は、「有する」という表現は、他の構成要素の存在を除外する排他的な表現ではない。
図1は本発明の一実施形態に係る加速度センサの取付方向判定装置を搭載する車両を示す模式図である。車両1は、走行用動力源として、エンジン又は電動モータの少なくとも一方を搭載する車両である。本実施形態では、車両1として前方に配置されたキャブ2と、キャブ2の後方に配置された荷台4と、を有するトラック車両である。
尚、本実施形態では車両1としてトラック車両を例示するが、その他の任意の車両であってもよい。
車両1は、車両1の各種制御を実施するためのECU6を備える。ECU6は電子演算装置からなり、予め所定プログラムがインストールされることにより、車両1の各種制御を実施するためのコントロールユニットとして機能する。
ECU6は、車両制御の入力要素の一つである車両1の加速度を検知するための加速度センサ(Gセンサ)8を内蔵する一体型ECUである。加速度センサ8の検知結果は、電気的信号としてECU6に入力され、走行路面の勾配や車両重量の推定など、様々な車両制御に利用される。
ECU6に内蔵される加速度センサ8は、第1方向Xにおける第1加速度ax、及び、第2方向Yにおける第2加速度ayをそれぞれ検知可能なセンサである。第1方向X及び第2方向Yは互いに所定角度で交差しており、好ましくは直角で交差する。
本実施形態では、加速度センサ8として、単体で第1方向Xにおける第1加速度ax、及び、第1方向Xに交差する第2方向Yにおける第2加速度ayを検知可能な2軸センサを示すが、第1方向Xにおける第1加速度axを検知可能なセンサと第2方向Yにおける第2加速度ayを検知可能なセンサとが、互いの相対的位置関係が固定された状態で組み合わせることによって構成されてもよい。
このような加速度センサ8が内蔵されたECU6は、車両1の所定位置に搭載される。ここでECU6の車両1における取付姿勢は、第1方向X又は第2方向Yの一方が車両前後方向であり、且つ、他方が車幅方向になるように設定される。
図2は図1のECU6の配置例を車両上方から示す平面図である。図2(a)は第1方向Xが車両前後方向であり、第2方向Yが車幅方向になるように設定された場合を示しており、図2(b)は第2方向Yが車両前後方向であり、第1方向Xが車幅方向になるように設定された場合を示している。
車両1において、図2(a)又は図2(b)のいずれの取付姿勢が選択されるかは、車両1の仕様によって決定される。このような車両1の仕様の違いの一例として、キャブ2がフルキャブ型(運転席及び助手席の後方側に、停車時に乗員が休息可能なスペースが設けられることで、キャブ2が比較的大きく設計される)であるか、又は、ショートキャブ型(フルキャブ型のような休息スペースがなく、キャブ2がコンパクトに設計される)であるかに応じて、取付姿勢が選択されてもよい。
図2(b)では図2(a)に比べてキャブ2のサイズが小さいため、設計レイアウトの余裕が少ない。そのため、このような車両1の仕様の違いによって、図2(a)又は図2(b)に示されるように、ECU6の取付方向が異なることがある。そのため、加速度センサ8を内蔵するECU6の搭載姿勢によって加速度センサ8の向きも変更してしまう。このような加速度センサ8を内蔵するECU6の取付方向は、以下のように判定可能である。
図3はECU6の内部構成を機能的に示すブロック図である。尚、図3では、ECU6の機能ブロックのうち、本発明の一実施形態に係る取付方向判定方法に関する機能ブロックのみが示されている。
ECU6は、判定基準データ10を記憶する記憶部12と、加速度センサ8の車両1に対する取付方向を判定する取付方向判定部14と、学習カウントをカウント可能な学習カウント部16と、判定結果をECU6に内蔵されたメモリ(記憶部12と同じでもよい)に記録することによって初期設定を行う初期設定部18と、を備える。
記憶部12には、判定基準データ10が記憶されている。判定基準データ10は、加速度センサ8の検知結果と、加速度センサ8の車両への取付方向との組み合わせを規定する。図4は図3の記憶部12に記憶される判定基準データ10の一例である。この例では、判定基準データ10は、タイプ1〜4の組み合わせを含む。タイプ1は、第1加速度axが加速時に「正」の符号を示すとともに減速時に「負」の符号を示し、且つ、第2加速度ayは加速時及び減速時に無反応である組み合わせであり、第1方向Xが車両後方を向くようなECU6の取付方向に対応している。タイプ2は、第1加速度axが加速時に「負」の符号を示すとともに減速時に「正」の符号を示し、且つ、第2加速度ayは加速時及び減速時に無反応である組み合わせであり、第1方向Xが車両前方を向くようなECU6の取付方向に対応している。タイプ3は、第2加速度ayが加速時に「正」の符号を示すとともに減速時に「負」の符号を示し、且つ、第1加速度axは加速時及び減速時に無反応である組み合わせであり、第2方向Yが車両後方を向くようなECU6の取付方向に対応している。タイプ4は、第2加速度ayが加速時に「負」の符号を示すとともに減速時に「正」の符号を示し、且つ、第1加速度axは加速時及び減速時に無反応である組み合わせであり、第2方向Yが車両前方を向くようなECU6の取付方向に対応している。
また車両1には、アクセルペダル(不図示)の開度を検知可能なアクセル開度センサ20、ブレーキペダル(不図示)の開度を検知可能なブレーキ開度センサ22、車両1のキーのオン/オフを検知可能なキーセンサ24、及び、車両1の速度を検知可能な車速センサ26が搭載されている。これら各センサの検知信号は、所定の信号線を介してECU6に送られ、各種制御に使用可能になっている。
図5は本発明の一実施形態に係る加速度センサ8の取付方向判定方法を工程毎に示すフローチャートである。図5に示される取付方向判定方法は、上記構成を有するECU6によって好適に実施される。
まずECU6は、規定アクセル開度以上で発進したか否かを判定する(ステップS1)。当該判定は、例えば、アクセル開度センサ20の検知値が所定閾値を超えたか否かに基づいて行われる。
ステップS1が成立した場合、ECU6は更に車両1が停車状態又はキーオフ状態でないことを判定する(ステップS2)。具体的には、例えば、車速センサ26の検知値がゼロであるか否かに基づいて停車状態が判定され、又は、キーセンサ24の検知値がオフであるか否かに基づいてキーオフ状態が判定される。
ステップS2が成立した場合、ECU6は更に加速度が基準値より大きいか否かを判定する(ステップS3)。当該判定は、例えば、車速センサ26の検知値(速度)を時間微分することにより算出された加速度を用いて行われ、車両1が加速状態にあるか否かが判断される。
ステップS3が成立した場合、ECU6は判定開始条件が成立したか否かを判断する(ステップS4)。判定開始条件は、加速度センサ8の取付方向判定を開始するための条件である。判定開始条件は、例えば、加速度センサ8の検知値である第1加速度ax、第2加速度ayのそれぞれについて反応の有無に基づいて判断される。本実施形態では、第1加速度ax又は第2加速度ayのいずれか一方のみが反応する場合に判定開始条件が成立したと判定し、第1加速度ax及び第2加速度ayの両方が反応した場合、及び、両方が無反応である場合に判定開始条件が不成立であると判定する。
ステップS4が成立した場合、取付方向判定部14は、加速度センサ8の第1加速度ax及び第2加速度ayの実測値と記憶部12に記憶された判定基準データ10とを比較することにより、加速度センサ8の車両1に対する取付方向を判定する(ステップS5)。上述したように判定基準データ10には加速時におけるタイプ1〜4に対応する判定基準が規定されているので、ステップS5では、加速度センサ8の第1加速度ax及び第2加速度ayの実測値がいずれのタイプに一致するかが判定される。
具体的に説明すると、加速度センサ8の第1加速度axが「正」である場合(第2加速度ayは無反応)、判定基準データ10のタイプ1に対応するため、第1方向Xが車両後方を向くようなECU6の取付方向であると判定される。加速度センサ8の第1加速度axが「負」である場合(第2加速度ayは無反応)、判定基準データ10のタイプ2に対応するため、第1方向Xが車両前方を向くようなECU6の取付方向であると判定される。加速度センサ8の第2加速度ayが「正」である場合(第1加速度axは無反応)、判定基準データ10のタイプ3に対応するため、第2方向Yが車両後方を向くようなECU6の取付方向であると判定される。加速度センサ8の第2加速度ayが「負」である場合(第1加速度axは無反応)、判定基準データ10のタイプ4に対応するため、第2方向Yが車両前方を向くようなECU6の取付方向であると判定される。
続いてECU6は、車両1が停車状態又はキーオフ状態でないことを判定する(ステップS6)。ステップS6は、上述のステップS2と同様である。
ステップ6が成立した場合、ECU6は加速度が基準値より小さいか否かを判定する(ステップS7)。当該判定は、例えば、車速センサ26の検知値(速度)を時間微分することにより算出された加速度を用いて行われ、車両1が減速状態にあるか否かが判断される。
ステップS7が成立した場合、取付方向判定部14は、上述のステップS5と同様に、加速度センサ8の第1加速度ax及び第2加速度ayの実測値と記憶部12に記憶された判定基準データ10とを比較することにより、加速度センサ8の車両1に対する取付方向を判定する(ステップS8)。上述したように判定基準データ10には減速時におけるタイプ1〜4に対応する判定基準が規定されているので、ステップS8では、加速度センサ8の第1加速度ax及び第2加速度ayの実測値がいずれのタイプに一致するかが判定される。
具体的に説明すると、加速度センサ8の第1加速度axが「負」である場合(第2加速度ayは無反応)、判定基準データ10のタイプ1に対応するため、第1方向Xが車両後方を向くようなECU6の取付方向であると判定される。加速度センサ8の第1加速度axが「正」である場合(第2加速度ayは無反応)、判定基準データ10のタイプ2に対応するため、第1方向Xが車両前方を向くようなECU6の取付方向であると判定される。加速度センサ8の第2加速度ayが「負」である場合(第1加速度axは無反応)、判定基準データ10のタイプ3に対応するため、第2方向Yが車両後方を向くようなECU6の取付方向であると判定される。加速度センサ8の第2加速度ayが「正」である場合(第1加速度axは無反応)、判定基準データ10のタイプ4に対応するため、第2方向Yが車両前方を向くようなECU6の取付方向であると判定される。
続いてECU6は、ステップS8で判定された取付方向が、ステップ5で判定された取付方向と整合するか否かを判定する(ステップS9)。このように車両1の加速時と減速時という異なる走行状況下における判定結果が互いに整合するか否かに基づいて取付方向の判定を行うことで、精度のよい取付方向の判定ができる。
ステップS9が成立する場合、学習カウント部16は学習カウント値をカウントアップし(ステップS10)、当該学習カウント値が基準値を超えたか否かが判定される(ステップS11)。そして学習カウント値が基準値を超えると、初期設定部18は、当該判定結果をECU6に内蔵されたメモリ(記憶部12と同じでもよい)に記録することによって初期設定を行う(ステップS12)。このように繰り返し判定を行った結果、十分に信頼性が得られる判定結果が得られた場合には、当該判定結果が真であると判断され、初期設定が実施される。このようにして、精度よく判断された判定結果に基づいて初期設定を行うことで、制御対象となる車両の良好な信頼性が得られる。
尚、上述の実施形態では、加速時における取付方向判定と減速時における取付方向判定の両方を実施する場合について述べたが、いずれか一方の取付方向判定のみが実施されてもよい。
尚、加速時における取付方向判定と減速時における取付方向判定の両方を実施する場合に、いずれか一方の判定結果しか得られなかった場合や、学習カウント値が基準値に満たない場合であっても、それまでに得られた判定結果に基づいて暫定的に初期設定を行ってもよい。この場合、学習カウントを繰り返すに従って、初期設定をやり直すことで、次第に精度のよい取付方向に修正することができる。
また上述の実施形態では図5のステップS4の判定開始条件において、第1加速度ax又は第2加速度ayのいずれか一方のみが反応する場合に判定開始条件が成立したと判定することで、第1加速度ax及び第2加速度ayの正負判定に基づいて、シンプル且つ精度のよい取付方向判定が可能となっている。尚、第1加速度ax及び第2加速度ayの両方が反応する場合であっても、判定基準データに規定されるタイプが複雑になるものの、同様の技術思想に基づいて取付判定を行うこともできる。
以上説明したように上記実施形態によれば、車両1に搭載される加速度センサ8の向きを自動的に判定可能な加速度センサ8の取付方向判定装置、及び、取付方向判定方法を提供できる。これにより、加速度センサ8の取付方向に関する設定を作業員が直接行う必要がなくなるため人為的ミスの発生可能性を確実に回避し、製品の信頼性を向上できる。また量産ラインに適用することにより生産効率アップが期待される。
本発明の少なくとも一実施形態は、車両に搭載される加速度センサの取付方法を判定するための加速度センサの取付方向判定装置、及び、取付方向判定方法に利用可能である。
1 車両
2 キャブ
4 荷台
8 加速度センサ
10 判定基準データ
12 記憶部
14 取付方向判定部
16 学習カウント部
18 初期設定部
20 アクセル開度センサ
22 ブレーキ開度センサ
24 キーセンサ
26 車速センサ

Claims (11)

  1. 第1方向における第1加速度及び前記第1方向に交差する第2方向における第2加速度をそれぞれ検知可能な加速度センサの車両に対する取付方向を判定するための加速度センサの取付方向判定装置であって、
    前記車両の加速または減速状態における前記第1加速度及び前記第2加速度の検知結果と前記加速度センサの前記車両への取付方向との組み合わせを規定する判定基準データを記憶する記憶部と、
    前記加速度センサで検知された前記第1加速度及び前記第2加速度の実測値と前記記憶部に記憶された前記判定基準データとを比較することにより、前記加速度センサの前記車両に対する取付方向を判定する取付方向判定部と、
    を備える、加速度センサの取付方向判定装置。
  2. 前記加速度センサは前記第1方向又は前記第2方向の一方が車両前後方向であり、且つ、他方が車幅方向になるように取り付けられており、
    前記取付方向判定部は、前記加速度センサにおいて前記第1加速度又は前記第2加速度のいずれか一方のみが反応する場合に、前記加速度センサの前記車両に対する取付方向を判定する、請求項1に記載の加速度センサの取付方向判定装置。
  3. 前記取付方向判定部は、前記車両の加速時に、前記加速度センサの前記車両に対する取付方向を判定する、請求項1又は2に記載の加速度センサの取付方向判定装置。
  4. 前記取付方向判定部は、前記車両の減速時に、前記加速度センサの前記車両に対する取付方向を判定する、請求項1又は2に記載の加速度センサの取付方向判定装置。
  5. 前記取付方向判定部は、前記車両の加速時に判定した前記取付方向と、前記車両の減速時に判定した前記取付方向とが整合するか否かを判定する、請求項1から4のいずれか一項に記載の加速度センサの取付方向判定装置。
  6. 前記取付方向判定部で判定された前記取付方向に基づいて前記加速度センサの初期設定を行う初期設定部を更に備え、
    前記初期設定部は、前記取付方向判定部で、前記車両の加速時に判定した前記取付方向と、前記車両の減速時に判定した前記取付方向とが整合すると判定された場合に、前記取付方向に基づいて前記初期設定を行う、請求項5に記載の加速度センサの取付方向判定装置。
  7. 前記初期設定部は、前記取付方向判定部で、前記車両の加速時に判定した前記取付方向と、前記車両の減速時に判定した前記取付方向とが整合すると判定された回数が所定値を超えた場合に、前記取付方向に基づいて前記初期設定を行う、請求項6に記載の加速度センサの取付方向判定装置。
  8. 前記加速度センサは前記車両に搭載されたコントロールユニットに内蔵される、請求項1から7のいずれか一項に記載の加速度センサの取付方向判定装置。
  9. 第1方向における第1加速度及び前記第1方向に交差する第2方向における第2加速度をそれぞれ検知可能な加速度センサの車両に対する取付方向を判定するための加速度センサの取付方向判定方法であって、
    前記車両の加速または減速状態における前記第1加速度及び前記第2加速度の検知結果と前記加速度センサの前記車両への取付方向との組み合わせを規定する判定基準データを予め用意するステップと、
    前記加速度センサで検知された前記第1加速度及び前記第2加速度の実測値を取得するステップと、
    前記第1加速度及び前記第2加速度の実測値を前記判定基準データと比較することにより、前記加速度センサの前記車両に対する取付方向を判定するステップと、
    を備える、加速度センサの取付方向判定方法。
  10. 前記取付方向を判定するステップは、
    前記車両の加速時に前記取付方向を判定するステップと、
    前記車両の減速時に前記取付方を判定するステップと、
    前記加速時に判定された前記取付方向と前記減速時に判定された前記取付方向とが整合するか否かを判定するステップと、
    を含む、請求項9に記載の加速度センサの取付方向判定方法。
  11. 前記加速時に判定された前記取付方向と前記減速時に判定された前記取付方向とが整合した回数が所定値を超えた場合に、前記取付方向に基づいて前記加速度センサの初期設定を行うステップを更に備える、請求項10に記載の加速度センサの取付方向判定方法。
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